慶英会 トップへ

聖心学園中等教育学校の英語・定期テスト対策|週7時間・早朝テストと独自24題|慶應卒・英検1級塾長が解説

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

慶英会 塾長のプロフィール写真

監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。聖心学園中等教育学校の公式公開情報と家庭学習の提案を区別して解説します。塾長プロフィール。

週7時間の英語授業と学校の課題についていけない場合は、最大1か月の完全無料体験・学習相談を確認できます。

聖心学園中等教育学校で中等1年・2年として学ぶ場合、最も重要なのは、学校独自の6年一貫カリキュラムに合わせて「その日の理解不足をその日のうちに残さない」学習習慣を作ることです。

学校公式サイトでは、公立中学校3年分の学習内容を2年間で履修できるよう授業日数・時間数を確保していることが明記されています。前期課程の英語は中等1~3年すべて週7時間。さらに、英単語などを確認する早朝基礎テスト、中等1~3年を対象とした火・木・金の放課後学習、基礎学力充実講座・補充講座まで用意されています。

英語では独自の「聖心英語ラウンドシステム」を採用し、前期課程で英検準2級レベル、後期課程では準1級レベルの英語力を目標としています。

したがって、中1・中2で重要なのはテスト直前だけ勉強することではありません。英単語・英文法・学校教材を毎週確実に定着させ、中3以降の発展学習へ進める土台をつくることが大切です。

この記事では、聖心学園中等教育学校の公式情報をもとに、中1・中2の英語、定期考査、早朝テスト、放課後学習、英検、英数Ⅰ類・Ⅱ類、2027年度入試まで詳しく解説します。

聖心学園は「中学校+高校」ではなく6年間の中等教育学校

聖心学園中等教育学校は、奈良県橿原市にある男女共学の中等教育学校です。

中等教育学校では、一般的な中学校・高等学校の区切りとは異なり、6年間を一つの学校として学びます。

学校では、

  • 中等1年
  • 中等2年
  • 中等3年

を前期課程、

  • 中等4年
  • 中等5年
  • 中等6年

を後期課程として位置づけています。

一般的な呼び方に置き換えれば、中等1年は中1、中等2年は中2、中等3年は中3に相当します。

聖心学園では高校受験がない利点を生かして、中学校範囲と高校範囲を単純に3年ずつ区切るのではなく、大学受験まで見据えた6年間の学習を設計しています。

そのため、入学後の勉強も「公立中学校の中1と同じペース」と考えないことが重要です。

中学校3年分の内容を2年間で履修するカリキュラム

聖心学園の公式「6年一貫学力向上システム」では、非常に重要な説明があります。

学校は豊富な授業日数・時間数を確保し、公立中学校の3年分の授業を2年間で履修できるようにしているとしています。

つまり、中等1・2年の2年間が中学校学習の基礎完成期です。

これは「ただ急いで教科書を終わらせる」という意味ではありません。

学校側は、

  • 補習
  • 講座
  • 復習
  • 早朝基礎テスト
  • 放課後学習

などを組み合わせながら、内容を定着させる仕組みを用意しています。

それでも、生徒本人が家庭学習を後回しにすると、進度に対して理解が追いつかなくなる可能性があります。

特に英語と数学は積み上げ型です。

中1の内容を曖昧にしたまま中2へ進むと、中2の新しい単元だけを勉強しても改善しにくくなります。

前期課程は週40時間|英語・数学は週7時間

現在公開されている学校公式の教育課程表では、中等1~3年は週40時間です。

英語は、

  • 中等1年:週7時間
  • 中等2年:週7時間
  • 中等3年:週7時間

数学も、

  • 中等1年:週7時間
  • 中等2年:週7時間
  • 中等3年:週7時間

です。

国語は中等1・2年が週7時間、中等3年が週5時間です。

英語・数学だけで週14時間あります。

これだけ学校で学ぶ時間があるため、家庭学習では市販教材を何冊も増やすより、

学校で学んだ14時間分の英語・数学をきちんと消化すること

が先です。

授業を理解できていない状態で別教材を大量に追加すると、「学校の宿題も終わらない、市販教材も終わらない」という状態になりやすくなります。

聖心学園の英語は「ラウンドシステム」が特徴

聖心学園の英語教育には、学校独自の「聖心英語ラウンドシステム」があります。

公式サイトでは、次のようなステップで英語を学ぶと説明されています。

  1. 徹底的に聴く
  2. 文字と音を結びつける
  3. 徹底的に読む
  4. 徹底的に書く
  5. 自分の言葉でストーリーを語りなおす

一般的な、

英文を見る ↓ 日本語へ訳す ↓ 文法問題を解く

という流れだけではありません。

音から英語へ入り、読む・書くへつなげ、最後は自分の言葉で表現するところまで進みます。

そのため、家庭学習でも「文法問題だけ」に偏らないことが重要です。

前期課程の英語目標は英検準2級レベル

聖心学園の公式「主要5教科の学び」では、前期課程について、

英検準2級レベルの英語力を目標にする

と明記されています。

さらに洋書を用い、異文化やさまざまな価値観について学びます。

後期課程では目標がさらに上がり、

英検準1級レベルの英語力

を目標とします。

海外のテキストを使いながら世界の問題へ目を向け、自分の意見を英語で発信する力まで伸ばしていきます。

この流れを見ると、中1・中2で英単語や基本英文法を曖昧にしないことが重要だと分かります。

準1級レベルまで伸ばす6年間の土台が、前期課程の基礎学習だからです。

中1英語で最優先するのは「基本文を自力で作る力」

中1で英語が得意な生徒でも、先取りだけを重視する必要はありません。

特に確認したいのは、

  • be動詞
  • 一般動詞
  • 三単現
  • 疑問文
  • 否定文
  • 疑問詞
  • 代名詞
  • 助動詞
  • 現在進行形
  • 過去形
  • 基本語順

です。

大切なのは「習ったことがあるか」ではなく、使えるかどうかです。

たとえば、

「彼は毎日学校へ歩いて行きます。」

を、

He walks to school every day.

と書けるか。

さらに、

「彼は毎日学校へ歩いて行きますか。」

を、

Does he walk to school every day?

へ変えられるか。

否定文なら、

He does not walk to school every day.

と書けるか。

このように肯定文・疑問文・否定文を自分で作れる状態まで練習しましょう。

英語は「読むだけ」でなく音読まで行う

ラウンドシステムの特徴を考えると、家庭学習でも音声を使うことが重要です。

学校で扱った英文について、

  1. 英文の意味を理解する
  2. 文法構造を確認する
  3. 音声を聞く
  4. 音声をまねて読む
  5. 英文を見ずに内容を説明してみる

という順番で練習するとよいでしょう。

特に音読は、

  • リスニング
  • 発音
  • 英語の語順
  • 英文の処理速度

を同時に鍛えられます。

英単語や文法を覚える勉強と、英語を実際に処理する勉強を両立させることが重要です。

中2では「中学英語を自力で使える状態」へ

聖心学園では公立中学校3年分の学習を2年間で履修できるカリキュラムを組んでいます。

そのため、中2終了時は重要な節目です。

一般的な中学英語では、

  • 不定詞
  • 動名詞
  • 比較
  • 接続詞
  • 助動詞
  • 受動態
  • 現在完了
  • 関係代名詞につながる文構造

など、徐々に複雑な内容が増えていきます。

実際にどの単元をいつ扱うかは、その年度の学校授業を基準にしてください。

重要なのは、中2終了時に、

「文法問題を見れば何となく解ける」

ではなく、

中学校英文法を組み合わせて、自分で英文を作れる状態

に近づけることです。

毎日3文の英作文で理解度を確認する

英語の定着確認におすすめなのが短い英作文です。

その日に習った文法を使って3文程度書きます。

たとえば不定詞なら、

  • 私は医者になりたいです。
  • 私は本を読むために図書館へ行きました。
  • 私には今日するべき宿題があります。

などを英語へ変えます。

英作文では、

  • 単語
  • 語順
  • 時制
  • 主語
  • 動詞
  • 冠詞
  • スペル

をすべて自分で判断しなければなりません。

選択問題では隠れていた弱点を発見できます。

早朝基礎テストを軽視しない

聖心学園では、早朝の時間を使って基礎テストを実施しています。

学校公式サイトでは、

  • 漢字テスト
  • 英単語テスト

などを例として挙げています。

目的は、授業内容の定着確認と弱点発見です。

中高一貫校で成績を安定させるには、このような小さなテストを軽視しないことが重要です。

定期考査は数か月に一度ですが、英単語は毎日の積み重ねだからです。

英単語は「翌朝だけ覚えている」状態を避ける

早朝テストがあると、

前日の夜に一気に暗記 ↓ 翌朝テスト ↓ 合格 ↓ すぐ忘れる

という学習になることがあります。

これでは大学受験まで使える語彙にはなりません。

おすすめは、

  • 授業当日
  • テスト前日
  • テスト当日
  • 3日後
  • 1週間後

と時間を空けて繰り返すことです。

また、

英語を見る →日本語の意味が分かる

だけではなく、

日本語を見る →英語を書ける

状態まで確認してください。

将来の英作文や英検ライティングにもつながります。

前期課程は週3日の放課後学習

聖心学園の学習システムで大きな特徴となるのが放課後学習です。

中等1~3年の前期課程では、

  • 火曜日
  • 木曜日
  • 金曜日

の週3日間、17時10分から19時までの時間を使って、

  • 授業の復習
  • 英検・数検などの検定対策
  • 面談

などを行うと学校公式サイトで説明しています。

学校のFAQでは、学習習慣をつけるための「居残り学習」を必須とし、宿題や予習・復習に取り組むとしています。

ただし、通塾や習い事等がある場合は例外とされています。

つまり、聖心学園では「家庭へ帰ってから本人任せ」にするのではなく、学校内で日々の学習を終わらせる時間を確保する考え方が強い学校です。

放課後学習を「宿題を終わらせる時間」だけにしない

放課後学習の時間を最大限に生かすには、単純に提出物を終わらせるだけでは不十分です。

優先順位は、

  1. 今日分からなかった授業
  2. 翌日の早朝テスト
  3. 学校宿題
  4. 英単語・漢字
  5. 数学の間違い直し
  6. 英検などの資格対策

とすると整理しやすくなります。

特に「今日分からなかった内容」をその日のうちに解決することが重要です。

学校公式FAQでも、各教科担当者が必要に応じて放課後に補習を行うことがあると説明しています。

質問できる環境を積極的に使いましょう。

英数国には基礎学力充実講座・補充講座がある

前期課程では、

  • 英語
  • 数学
  • 国語

の3教科で「基礎学力充実講座」が実施されています。

さらに、学習に悩みを持つ生徒を対象とする「補充講座」もあります。

学校は「分からないところは残さない」を学習サポートのモットーとして掲げています。

中高一貫校で最も避けたいのは、

「とりあえず次の単元へ進み、分からないところはあとで復習する」

という状態です。

進度が進むほど「あとで」の範囲は増えます。

補講や補充講座の対象になった場合も、それ自体を過度に心配する必要はありません。

理解不足を早期に発見できたと考え、確実に修正することが大切です。

8月1日~10日は復習期間

聖心学園の6年一貫学力向上システムでは、8月1日から10日までを4月から7月までの復習期間として位置づけています。

弱点克服などへ取り組む期間です。

年間行事にも8月の「復習・探究学習重点期間」が掲載されています。

夏休みを完全な学習空白期間にしない点は、学校の大きな特徴です。

特に中1の夏は重要です。

1学期に、

  • be動詞
  • 一般動詞
  • 三単現
  • 疑問文
  • 英単語

などで不安がある場合は、この段階で戻っておきましょう。

中2までに中学校範囲を進めるカリキュラムだからこそ、夏の弱点修正には大きな意味があります。

数学も中1・中2での積み残しを避ける

聖心学園では英語だけでなく数学も中等1~3年で週7時間です。

さらに中等1・2年の数学では、数学検定級等を踏まえて3~4クラスに分けた習熟度別授業を実施しています。

成績上位の生徒には発展的な問題、改善の余地がある生徒には単元の基本から指導します。

つまり、

「Ⅰ類だからずっと最上位クラス」 「Ⅱ類だから発展問題はできない」

という単純な仕組みではありません。

現在の理解度に合わせて学ぶことを重視しています。

英語と同様、数学も前の単元が次の単元へつながるため、定期考査後に間違いを放置しないことが重要です。

英数Ⅰ類と英数Ⅱ類の違い

聖心学園には、

  • 英数Ⅰ類コース
  • 英数Ⅱ類コース

があります。

2027年度入試の募集定員は、

  • 英数Ⅰ類:40名
  • 英数Ⅱ類:40名

の合計80名です。

男女共学です。

英数Ⅰ類

学校公式サイトでは、難関国公立大学合格を目指すコースと位置づけています。

基礎・基本に加え、応用力や探究する力を伸ばし、模擬試験や資格試験にも積極的に取り組みます。

英検についても準1級取得を目標として掲げています。

英数Ⅱ類

英数Ⅱ類は、難関私立大学合格を目指すコースです。

学校は、

「分からないところは残さない。分かるまで粘り強く取り組む」

姿勢を重視しています。

宿題や早朝テストについても、できるまで生徒に寄り添う方針を示しています。

Ⅰ類・Ⅱ類ともに基礎学力を重視しますが、目標とする進路の方向性が異なります。

Ⅰ類・Ⅱ類は「学校内の順位」だけで考えない

Ⅰ類が上位、Ⅱ類が下位という見方だけでは、学校のコース設計を十分に理解できません。

2027年度募集要項では、英数Ⅰ類を成績上位のコースとしています。

一方で、学校公式のコース紹介では、

  • Ⅰ類:難関国公立大学
  • Ⅱ類:難関私立大学

という進路目標の違いも明確です。

さらに後期課程では、国公立文系・私立文系・国公立理系・私立理系など、希望進路に応じた選択授業へ進みます。

そのため、

「最初にどちらへ合格したか」

だけで6年後の進路を決めつけないことが重要です。

2027年度入試ではⅡ類からⅠ類へのチャレンジ受験も可能

2027年度中学入試では、英数Ⅱ類コースに合格した受験生が、後の日程にも出願している場合、英数Ⅰ類へチャレンジ受験できる仕組みがあります。

たとえば早い日程でⅡ類に合格したあと、後の日程でⅠ類を目指すという受験戦略を取ることができます。

これは複数日程を設定している聖心学園ならではの制度です。

ただし、入試制度は年度ごとに変更される可能性があります。

実際の出願時は必ず最新年度の募集要項を確認してください。

定期考査は普段の学習の延長と考える

聖心学園の年間行事には定期考査が設定されています。

6月には第1学期中間考査があり、その後も学期に応じて考査が行われます。

しかし、聖心学園の場合、

  • 早朝基礎テスト
  • 放課後学習
  • 基礎学力充実講座
  • 補充講座
  • 復習期間

があるため、定期テスト対策をテスト直前だけのイベントにしないことが重要です。

普段の小テストや授業復習で大部分を完成させ、考査前に総復習する形が理想です。

定期テスト3週間前|理解不足を洗い出す

考査3週間前程度になったら、現在までに学んだ範囲を確認します。

英語なら、

  • 英単語
  • 英文法
  • 学校教材
  • 教科書
  • 授業プリント
  • 早朝基礎テスト
  • 英作文

です。

この時期に最優先するのは、点数を予測することではありません。

「何が分からないか」を見つけることです。

学校の補習・放課後学習も利用し、理解不足を早めに解消してください。

定期テスト2週間前|「分かった」を「自力で解ける」へ

2週間前からは、学校教材を自力で解き直します。

特に復習すべきなのは、

  • 間違えた問題
  • 迷って正解した問題
  • 解説を見て理解した問題
  • 解くのに時間がかかった問題

です。

解説を読んで「なるほど」と思っただけでは、まだ定着していません。

翌日や数日後に何も見ずに解き直し、自力で正解できるか確認します。

定期テスト1週間前|学校教材を完成させる

最後の1週間では、新しい参考書へ広げすぎない方がよいでしょう。

優先するのは、

  1. 学校教材
  2. 授業プリント
  3. 早朝基礎テスト
  4. 英単語
  5. 文法
  6. 英作文
  7. 一度間違えた問題

です。

学校内容が完成したあとに余力があれば、発展問題へ進みます。

Ⅰ類の生徒でも、基本問題を曖昧にしたまま難問だけに取り組むのは効率的ではありません。

テスト返却後は4種類に分類する

定期考査が返却されたら、失点を分析しましょう。

1.知識不足

英単語・文法などを覚えていなかった。

2.理解不足

ルールは覚えていたが、本当に理解できていなかった。

3.演習不足

基本問題は解けるが、初見問題では使えなかった。

4.ケアレスミス

スペル、符号、転記、計算などで失点した。

原因が違えば対策も変わります。

「次はもっと勉強する」という曖昧な反省ではなく、

「単語を毎日15分復習する」 「英作文を1日3題行う」 「数学の間違いだけ翌日に解き直す」

と具体化することが重要です。

英語についていけなくなったら「現在の単元」だけを見ない

中高一貫校の英語でよくあるのが、現在の難しい単元だけを何度も解いても成績が上がらないケースです。

原因がもっと前にあることがあります。

次の順番で確認してください。

1.英単語

学校範囲の単語を読み書きできるか。

2.英語の基本語順

主語・動詞を判断できるか。

3.中1基本文法

be動詞、一般動詞、三単現、疑問文、否定文、過去形などを自力で使えるか。

4.その後の文法

不定詞、動名詞、比較、接続詞、受動態など、現在までの範囲を確認します。

5.英作文

日本語から英文を作れるか。

この順序で診断すると、

「長文が苦手だと思っていたが、実際は単語不足だった」

「中2内容が分からないと思っていたが、中1の一般動詞から曖昧だった」

という根本原因を発見できます。

中1・中2で注意したいサイン

次の状態が複数続く場合は、早めに学習方法を見直しましょう。

  • 早朝基礎テストで点数が安定しない
  • 英単語が翌週には抜けている
  • 学校の宿題に非常に時間がかかる
  • 答えを見ながら宿題を進めている
  • 英作文になると書けない
  • 放課後学習で何をすべきか分からない
  • 補充講座を受けても同じ単元で間違える
  • 定期考査前しか勉強していない
  • 前学期の文法を忘れている
  • 数学の途中式を書けない
  • 授業の進度が速いと感じる

聖心学園では中学3年分を2年間で進められるよう学習時間を確保しています。

そのため、中1・中2の理解不足は「中3になってからまとめて直す」のではなく、できる限りその学年のうちに解消することが重要です。

英検は学校英語と一体で考える

聖心学園では英検・GTECなどの外部試験を、英語力を測る指標として積極的に活用しています。

英検対策も、

  • 授業
  • 放課後学習
  • 面接練習
  • 作文練習
  • スピーチ

などの中で行うと公式サイトで説明しています。

つまり、英検だけを学校英語と切り離して勉強する必要はありません。

学校で身につける、

  • 語彙
  • 文法
  • 長文読解
  • リスニング
  • ライティング
  • スピーキング

を土台として英検へつなげることができます。

前期課程では準2級、後期課程では準1級を目標にする

学校公式情報では、

前期課程 →英検準2級レベル

後期課程 →英検準1級レベル

という目標が示されています。

もちろん、全員が同じ時期に同じ級へ合格するという意味ではありません。

学校公式サイトでは、多い時には卒業時に約15%の生徒が英検準1級を取得するとしています。

大切なのは、「級を取るためだけ」に英語を勉強するのではなく、6年間かけて実際に英語を使える力を育てることです。

CHATTY・すららも英語学習に活用

聖心学園のグローバル教育では、ICT教材も利用しています。

学校公式サイトでは、

  • CHATTY
  • すらら

の活用が紹介されています。

CHATTYでは海外とオンラインでつなぎ、1対1の英会話を行います。

「すらら」では文法など基本的な学習を自分で進めることができます。

スピーキングと英文法を別々に考えず、

学校文法 ↓ 英作文 ↓ 実際に話す

までつなげると、学習した英語が実践力へ変わりやすくなります。

後期課程では英語で自分の意見を発信する

中1・中2の学習は、その先の英語教育へつながっています。

後期課程では和文英訳の添削から始め、

  • エッセイライティング
  • スピーチ

へ発展します。

教員が生徒の原稿を確認し、生徒全員が英語で自分の意見を表明する練習を行うと学校公式サイトで紹介されています。

つまり、中1の単語1個、中2の英文法1単元も、最終的には自分の考えを英語で表現するための材料です。

基礎を軽視しないことが重要です。

2027年度中学入試は英数Ⅰ類40名・Ⅱ類40名

2027年度、令和9年度の募集定員は第1学年合計80名です。

  • 英数Ⅰ類:40名
  • 英数Ⅱ類:40名

で、男女共学です。

入試はA・B・C・Dの4日程があります。

A日程|2027年1月16日午前

次のいずれかを選択します。

  • 4教科アラカルト型
  • 3教科型
  • 作文型

4教科アラカルト型は国語・算数・理科・社会を受験し、理科と社会は得点の高い方を判定に使用します。

3教科型は国語・算数・理科です。

作文型は、

  • 作文
  • 算数
  • 面接

で、専願のみです。

作文型を受験する場合は、聖心入試チャレンジへの参加と事前エントリーも必要です。

B日程|2027年1月16日午後

国語・算数の2教科型です。

本校会場のほか、奈良会場も設定されています。

C日程|2027年1月17日

国語・算数・理科による基礎学力型です。

C日程は英数Ⅱ類のみの募集です。

D日程|2027年1月19日

国語・算数の2教科型です。

複数日程を受験しても入学検定料は2万円です。

2027年度入試では英検4級から加点

聖心学園中等教育学校の2027年度入試では、英検等の資格による加点制度があります。

英検の場合、A日程の通常入試では、

  • 4級:20点
  • 3級:25点
  • 準2級以上:37点

です。

B・D日程では、

  • 4級:16点
  • 3級:20点
  • 準2級以上:30点

です。

ただし、A日程の作文型とC日程は加点対象外です。

英検を持っている受験生にとっては重要な制度ですが、日程によって扱いが違うため注意してください。

英検加点だけで受験戦略を決めない

英検準2級以上なら大きな加点がありますが、だからといって直前期に英検だけへ集中することが最善とは限りません。

聖心学園入試では国語・算数の配点も大きくなります。

特に複数日程を受ける場合は、

  • 国語
  • 算数
  • 理科
  • 作文
  • 面接
  • 英検

のどこへ時間を使うかを整理する必要があります。

すでに英検資格を持っている場合は加点を生かしつつ、国算の完成度を上げる方が合理的なケースもあります。

2026年度入試結果を見るときの注意

学校公式サイトでは2026年度、令和8年度入試の結果を公開しています。

A~D日程ごとに、

  • 志願者数
  • 受験者数
  • Ⅰ類合格者
  • Ⅱ類合格者
  • 合格者最高点
  • 合格者最低点

が確認できます。

過去の最低点は、過去問を解いたときの一つの参考にはなります。

しかし、

2026年度の最低点=2027年度の合格ライン

ではありません。

試験問題の難度や受験者層によって毎年変わります。

前年最低点だけを目標点として固定しないようにしましょう。

2026年度は卒業生47名|少人数校という特徴も見る

聖心学園は少人数制を大きな特徴としています。

2026年度の大学合格実績では、卒業生47名に対し、学校は国公立大学合格者について「約40%」と公表しています。

主な国公立大学として、

  • 大阪大学
  • 神戸大学
  • 筑波大学
  • 三重大学
  • 富山大学

などの合格者が掲載されています。

関関同立の合格者数は41名、医学部医学科は2名で、うち1名は既卒です。

大学合格実績は年度によって変動するため、それだけで学校を判断するべきではありません。

むしろ、卒業生47名という学校規模の中で、添削指導や面談など少人数を生かしたサポートを行っている点も確認するとよいでしょう。

探究学習も6年間の重要な柱

聖心学園は教科学習だけの学校ではありません。

前期課程では毎年6回の「体験の日」があり、学校外も含めたさまざまな体験を行います。

また「聖心探究グランプリ」では、中等1年から5年までの生徒が1年間の探究活動成果を発表します。

午前はポスター発表、午後は学年の代表による口頭発表が行われます。

中1・中2の段階から、

  • 調べる
  • 考える
  • まとめる
  • 発表する

という力を育てることになります。

大学入試でも探究経験や表現力が重要になる場面は増えているため、教科学習との両立が大切です。

塾・個別指導を選ぶなら「学校学習を重複させない」

聖心学園には、

  • 週40時間の授業
  • 早朝基礎テスト
  • 週3日の放課後学習
  • 基礎学力充実講座
  • 補充講座
  • 8月の復習期間
  • 英検・数検対策

があります。

学校内での学習時間が多い学校です。

そのため、外部塾を利用する場合に、学校と同じ内容を最初からすべて別教材でやり直すと負担が増えすぎることがあります。

外部指導を選ぶなら、

  • 学校の現在の進度へ合わせられるか
  • 学校教材を利用できるか
  • 定期考査範囲を優先できるか
  • 早朝テストの弱点を分析できるか
  • 中1まで戻って復習できるか
  • 英検対策も学校英語と統合できるか

を確認するとよいでしょう。

学校教育を置き換えるのではなく、学校学習で残った弱点を補完する考え方が重要です。

中等1・2年の英語力を確かめる独自24題

以下は慶英会が独自に作成した英文法・英作文の確認問題です。聖心学園中等教育学校の学校過去問ではありません。学校でまだ習っていない文法を含む場合は、該当する問題を飛ばして学習してください。

確認問題(文法12題・英作文12題)

  1. She (practice / practices) English every morning.
  2. These books (is / are) interesting.
  3. I (study / studied) English yesterday.
  4. He doesn’t (speak / speaks) French.
  5. I want (to improve / improving) my writing.
  6. There (is / are) two chairs in the room.
  7. Have you ever (visit / visited) Kyoto?
  8. Mary is as (tall / taller) as Jane.
  9. I was (read / reading) when she called.
  10. The letter was (write / written) in English.
  11. If I (finish / will finish) my homework, I will watch TV.
  12. It is important (for / to) us to practice.
  13. 「私は毎朝英語を音読します。」を英語にする。
  14. 「彼は昨日図書館へ行きました。」を英語にする。
  15. 「彼女は今英語を勉強しています。」を英語にする。
  16. 「私たちは来週テストがあります。」を英語にする。
  17. 「英語を話すことは楽しいです。」を英語にする。
  18. 「あなたはいつ宿題を終えましたか。」を英語にする。
  19. 「明日雨が降ったら家にいます。」を英語にする。
  20. 「これは昨日買った本です。」を英語にする。
  21. 「私は3年間英語を勉強しています。」を英語にする。
  22. 「その窓は毎日掃除されます。」を英語にする。
  23. 「もっと流暢に英語を話したいです。」を英語にする。
  24. 「彼女が話していることが理解できません。」を英語にする。

解答・解説

  1. practices。主語がSheの現在形なので動詞に-esが付きます。
  2. are。booksは複数形のためbe動詞はareです。
  3. studied。yesterdayは過去の時間を表す語です。
  4. speak。doesn’tの後は動詞の原形を使います。
  5. to improve。want to+動詞の原形で希望を表します。
  6. are。後ろに続くtwo chairsは複数です。
  7. visited。経験を表す現在完了では過去分詞を使います。
  8. tall。同等比較のasとasの間は形容詞の原級です。
  9. reading。過去進行形はwas/were+-ingです。
  10. written。受け身はbe動詞+過去分詞です。
  11. finish。条件を表すif節では未来のことも現在形です。
  12. for。It is+形容詞+for+人+to不定詞の形です。
  13. I read English aloud every morning.。習慣は現在形、音読するはread aloudを使います。
  14. He went to the library yesterday.。goの過去形はwentです。
  15. She is studying English now.。現在進行形はbe動詞+-ingです。
  16. We have a test next week.。確定している予定は現在形でも表せます。
  17. Speaking English is fun.。動名詞句が主語になるときbe動詞はisです。
  18. When did you finish your homework?。didを使った疑問文ではfinishを原形にします。
  19. If it rains tomorrow, I will stay home.。if節は現在形、主節はwillを使います。
  20. This is the book I bought yesterday.。目的格の関係代名詞を省略した表現です。
  21. I have studied English for three years.。過去から今までの継続を現在完了で表せます。
  22. The window is cleaned every day.。現在形の受け身はis+過去分詞です。
  23. I want to speak English more fluently.。want to+原形と副詞fluentlyを使います。
  24. I cannot understand what she is saying.。what以下がunderstandの目的語になります。

早朝基礎テストでよく間違える単語・語順・時制に印を付け、放課後学習で確認した翌日にも解答を隠して再テストしてください。正答率だけでなく、同じ誤答を繰り返したかどうかを記録することが重要です。

聖心学園の英語学習を深める関連記事

学校の公式聖心グローバル教育では、聴く・読む・書く・語り直す「聖心英語ラウンドシステム」や英検・GTEC対策が紹介されています。会話練習を中心に知りたい場合は、聖心学園の英語集中プログラムと会話練習も参照してください。学校のテスト範囲や補習の対象は学年ごとの正式な配布資料を確認しましょう。

慶英会は聖心学園中等教育学校との公式な提携先ではありません。現在の学校教材、定期考査、英検の成績から弱点を整理したい方は、最大1か月完全無料体験・学習相談をご利用いただけます。

よくある質問

聖心学園中等教育学校は中2までに中学範囲を終えますか?

学校公式サイトでは、公立中学校3年分の授業を2年間で履修できるよう、豊富な授業日数・時間数を確保すると説明しています。

そのため、中等1・2年の学習が非常に重要です。

中1・中2の英語は週何時間ですか?

現在公開されている教育課程表では、中等1年・2年・3年とも英語は週7時間です。

数学も週7時間です。

早朝テストはありますか?

あります。

英数国を中心に学習内容を確認するための早朝基礎テストが行われ、英単語テストや漢字テストなどが例として紹介されています。

放課後も勉強しますか?

前期課程の中等1~3年では、火・木・金の週3日、17時10分から19時まで放課後学習を実施しています。

学校FAQでは居残り学習を基本的に必須と説明していますが、通塾や習い事等がある場合は例外とされています。

英検は何級を目標にしていますか?

学校公式サイトでは、前期課程で英検準2級レベル、後期課程で準1級レベルの英語力を目標としています。

2027年度入試で英検は利用できますか?

はい。

A日程の通常型、B日程、D日程で加点制度があります。

英検4級から対象です。

A日程作文型とC日程では加点されません。

英数Ⅰ類とⅡ類の違いは何ですか?

英数Ⅰ類は難関国公立大学、英数Ⅱ類は難関私立大学を主な目標として学校公式サイトで位置づけています。

いずれも6年間の中高一貫教育を受けます。

Ⅱ類からⅠ類を目指すことはできますか?

2027年度入試では、Ⅱ類に合格し、後の日程へ出願している受験生はⅠ類へのチャレンジ受験が可能です。

入学後のコース運用については学校の最新案内を確認してください。

NEW TREASUREを使用していますか?

今回確認した現在公開中の学校公式ページでは、中等1・2年の全英語教材についてNEW TREASUREを使用していると断定できる教材一覧は確認できませんでした。

在校生は実際に学校から配布されている教材を基準にしてください。

まとめ|聖心学園では中1・中2の「毎日の定着」が6年間を左右する

聖心学園中等教育学校の学習環境には、明確な特徴があります。

公式情報から確認できる主なポイントは、

  • 6年間一貫の中等教育学校
  • 公立中学校3年分の授業を2年間で履修できるよう授業時間を確保
  • 中等1~3年は週40時間
  • 英語は中等1~3年すべて週7時間
  • 数学も中等1~3年すべて週7時間
  • 英単語等の早朝基礎テスト
  • 火・木・金の週3日の放課後学習
  • 英数国の基礎学力充実講座・補充講座
  • 8月1~10日の復習期間
  • 前期課程は英検準2級レベルが目標
  • 後期課程は英検準1級レベルが目標
  • 聖心英語ラウンドシステムを実施
  • 2027年度入試では英検4級以上の加点制度あり

という点です。

この環境で最も重要なのは、

「分からないところを残さない」という学校の仕組みを本人も利用すること

です。

早朝テストでできなかった単語は、その日に覚え直す。

授業で分からなかった内容は、放課後に質問する。

定期考査で間違えた文法は、次の単元へ進む前に復習する。

中1で生じた英語の穴を中2まで放置しない。

この積み重ねが、中3以降の発展学習、英検2級・準1級、大学受験へつながります。

聖心学園中等教育学校の学校進度に合わせた英語・定期テスト対策

慶英会では、中高一貫校に通う中学生・高校生を対象に、実際の学校進度に合わせたオンライン個別指導を行っています。

聖心学園中等教育学校のように、中1・中2から授業時間が多く、早朝テスト・放課後学習・英検対策まで組み込まれている学校では、一般的な公立中学校向けの学習計画ではなく、

  • 現在の学校授業
  • 実際の学校教材
  • 早朝基礎テスト
  • 定期考査範囲
  • どの単元から理解が崩れたか
  • 英検との両立

まで確認して学習を組み立てることが重要です。

特に英語は、現在の難しい単元だけを何度も解くより、中1の基本英文法まで戻って原因を特定した方が早く立て直せる場合があります。

慶英会では、慶應義塾大学卒・英検1級の塾長を中心に、中高一貫校英語、定期テスト、英検を個別に支援しています。

最大1か月の完全無料体験も実施しています。

慶英会公式サイト https://keio-edu.com/

参考にした主な公式情報

情報確認日:2026年10月15日

聖心学園中等教育学校 公式サイト

学校概要、最新情報、教育内容、入試情報等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/

聖心学園中等教育学校「6年一貫学力向上システム」

公立中学校3年分の授業を2年間で履修できるカリキュラム、早朝基礎テスト、前期課程の週3日放課後学習、習熟度別数学、教育課程表等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/education/system/

聖心学園中等教育学校「聖心グローバル教育」

聖心英語ラウンドシステム、英検・GTEC対策、CHATTY、すらら、スピーチ授業、英検準1級取得状況等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/education/global/

聖心学園中等教育学校「主要5教科の学び」

英語4技能5領域、前期課程の英検準2級レベル、後期課程の英検準1級レベルという目標等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/education/subject/

聖心学園中等教育学校「コース紹介」

英数Ⅰ類・英数Ⅱ類の進路目標、宿題・早朝テスト、前期課程の習熟度別数学、後期課程の希望進路別選択授業等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/education/course/

聖心学園中等教育学校「きめ細やかなサポート体制」

前期課程の基礎学力充実講座・補充講座、後期課程の大学入試講座・個別添削指導等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/education/support/

聖心学園中等教育学校「よくある質問」

前期課程での学習習慣、英数国の講座、居残り学習、宿題・予習・復習、放課後補習等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/admission/faq/

聖心学園中等教育学校「年間行事」

中間考査、GTEC、英語集中プログラム、学習合宿、復習・探究学習重点期間等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/school_life/schedule/

聖心学園中等教育学校「2027年度 入学試験概要」

英数Ⅰ類40名・英数Ⅱ類40名、A・B・C・D日程、4教科アラカルト型・3教科型・作文型・基礎学力型、英検加点等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/admission/summary/

聖心学園中等教育学校「入学試験結果」

2026年度入試の志願者数、受験者数、Ⅰ類・Ⅱ類の合格者数、合格者最高点・最低点等を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/admission/result/

聖心学園中等教育学校「大学合格実績」

2026年度を含む国公立大学・私立大学等の学校公表合格実績を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/proceed/university/

聖心学園中等教育学校「探究学習プログラム」

聖心探究グランプリ、ポスター発表、口頭発表等の探究活動を確認。

https://www.seishingakuenchuto.ed.jp/education/program/

英語の勉強方法をご相談ください

学校の授業や英検対策でお困りの方は、中高一貫校の英語指導・英検の個別対策をご覧ください。教材や答案をもとに、学習相談で取り組む順番を一緒に整理します。

次に読む記事を探す

関連するカテゴリー:

, ,

同じカテゴリーの記事

慶英会のトップページへ戻る →

記事の先頭に戻る ↑

個別指導のコース・料金、無料体験・学習相談の窓口をご確認ください。

慶英会|英検・NEW TREASURE専門 オンライン個別指導をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む