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2027年度埼玉県公立高校入試は何が変わる?全員面接・My Voice・自己評価資料・共通選抜と特色選抜を完全解説|慶應卒・英検1級塾長が解説

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

2027年度、つまり令和9年度の埼玉県公立高校入試は、これまでの制度から大きく変わります。

特に重要なのは、すべての受検生に面接が実施されること、全員が自己評価資料を提出すること、従来の選抜方式が「共通選抜」と「特色選抜」を軸とする仕組みに再編されることです。

さらに、面接では冒頭に「My Voice(マイボイス)」と呼ばれる自己表現の時間が設けられます。調査書の記載内容も整理され、学校内外での活動や自己PRなどは自己評価資料を通じて受検生自身が表現する形になります。

この記事では、2027年度埼玉県公立高校入試について、

  • 何が変わるのか
  • 全員面接はどのように行われるのか
  • My Voiceとは何か
  • 自己評価資料は採点されるのか
  • 共通選抜と特色選抜の違い
  • 内申点はどう計算されるのか
  • 学校選択問題はどうなるのか
  • いつ何を準備すればよいのか

を、埼玉県教育委員会が公表している2027年度の公式情報をもとに整理します。

※2026年10月6日時点の公式情報を基準としています。今後追加情報が公表される可能性があるため、出願前には必ず埼玉県教育委員会および志望校の最新情報をご確認ください。

2027年度の埼玉県公立高校入試は全員面接です。中学の調査書が9教科の評定を中心とする形式に変わり、全受検生が「自己評価資料」を出願時に提出します。面接は2027年2月26日で、最初の「My Voice」は1分30秒~2分程度、続く質問応答は3分30秒~6分程度です。自己評価資料の文章の上手さそのものには得点が付かない一方、面接は受検者の表現内容を含めて各校の基準で評価されます。県教育委員会の2027年度公式Q&Aおよび各高校の選抜実施内容(確定版)をご確認ください。

私立中高一貫校から埼玉県公立高校へ外部受験する場合:県の2027年度入試実施要項には「私立中学校並びに県外及び海外の中学校等から出願する場合に必要な手続等」が別項目として設けられています。私立中学生は、在籍校の内部進学の扱い、調査書の作成、自己評価資料の提出経路、志願資格を確認し、公立中学校と全く同じ手続きと思い込まないようにしましょう。埼玉県教育委員会・2027年度入試実施要項 第6

慶英会 塾長のプロフィール写真

解説:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。埼玉県の公式入試情報と学習上の助言を区別して解説します。塾長プロフィール

結論|2027年度埼玉県公立高校入試の重要変更は5つ

最初に、受験生・保護者様が押さえておきたい変更点を整理します。

1.すべての受検生に面接

2027年度から、埼玉県公立高校ではすべての学校・すべての受検生に面接が実施されます。

これまで一部の学校・学科で行われていた面接が、全受検生共通の選抜資料になります。

2.全員が自己評価資料を提出

学校内外での活動や、自分が力を入れてきたこと、高校入学後や将来取り組みたいことなどを記載する「自己評価資料」を全受検生が提出します。

3.面接に「My Voice」が導入

面接の最初に、

1分30秒〜2分程度

の「My Voice」が行われます。

受検生が自分の経験や考えを、自分の言葉で表現する時間です。

4.共通選抜と特色選抜へ再編

2027年度から選抜方法が、

  • 共通選抜
  • 特色選抜

を基本とする仕組みに変わります。

5.調査書の扱いも変更

調査書は、各教科の評定を中心とする形へ整理されます。

部活動・委員会活動・資格などについては、受検生自身が自己評価資料で表現する仕組みに変わります。

つまり、2027年度入試は単なる「面接追加」ではありません。

埼玉県公立高校入試全体の評価方法そのものが再設計される年度と考える必要があります。

2027年度埼玉県公立高校入試の日程

埼玉県教育委員会が公表している2027年度入試の主な日程は次の通りです。

出願期間

2027年1月26日〜2月9日

インターネットを活用した出願が行われます。

志願先変更

2027年2月17日・18日

学力検査

2027年2月25日

面接

2027年2月26日

すべての学校で実施されます。

特色検査

2027年3月1日

一部の学校で実施されます。

学校によっては2月26日に実施する場合もあります。

追検査

2027年3月2日

入学許可候補者発表

2027年3月5日

2027年度からは、

学力検査
↓
面接
↓
必要な学校では特色検査

という複数日の受検になる点にも注意が必要です。

最大の変更|2027年度から全員面接

2027年度入試の中で、最も分かりやすい変更が面接です。

埼玉県教育委員会は、

すべての学校で、すべての受検生に面接を行う

ことを明確にしています。

つまり普通科でも専門学科でも、原則として面接対策が必要になります。

これまで、

「公立高校は5教科の勉強だけしておけばよい」

と考えていた受験生も、2027年度からは面接を選抜の一部として準備する必要があります。

埼玉県高校入試の面接は何をする?

面接は大きく、

  1. My Voice
  2. 質問・応答

の2段階で進みます。

My Voice

最初に、

1分30秒〜2分程度

受検生自身が話します。

その後、

質問・応答

3分30秒〜6分程度

面接委員から質問を受け、受検生が回答します。

個人面接か集団面接かは高校によって異なります。

志望校がどちらを採用するかは、埼玉県教育委員会が公表する「各高等学校の選抜実施内容」で確認できます。

My Voice(マイボイス)とは?

My Voiceは、2027年度入試から導入される面接冒頭の自己表現です。

埼玉県教育委員会は、受検生が、

  • 中学校生活
  • 学校外での活動
  • 力を注いだこと
  • 努力したこと
  • 高校入学後に取り組みたいこと
  • 将来取り組みたいこと

などについて、自分の言葉で表現する場と説明しています。

重要なのは、

模範解答を暗記して発表する試験ではない

ということです。

県教育委員会も、「正解」はないと明示しています。

1分30秒〜2分で何を話せばいい?

たとえば、

  • 部活動を3年間続けた経験
  • 苦手だった英語を改善した経験
  • 生徒会・委員会活動
  • 学校行事で取り組んだこと
  • 習い事
  • スポーツ
  • 英検などの資格取得
  • 家庭で継続してきたこと
  • 高校で挑戦したいこと

などが考えられます。

ただし、

「部活動で県大会に行った」
「英検2級を取った」

と実績だけ並べる必要はありません。

むしろ、

何をしたか
↓
そこで何を考えたか
↓
どのように行動したか
↓
何を学んだか

という形で話せることが重要です。

My Voiceは自己評価資料をそのまま読むの?

その必要はありません。

埼玉県教育委員会は、

My Voiceと自己評価資料を必ずしも関連付ける必要はない

と説明しています。

自己評価資料に部活動について書いていても、My Voiceでは別の経験を話して構いません。

また、自己評価資料と同じ内容を話しても問題ありません。

大切なのは、資料を暗記して読み上げることではなく、自分自身の経験について自分の言葉で説明できることです。

自己評価資料とは?

自己評価資料は、2027年度からすべての受検生が出願時に提出する資料です。

学校内外での活動や意欲などについて、受検生本人が記載します。

たとえば、

  • 委員会
  • 生徒会
  • 部活動
  • スポーツ
  • 資格取得
  • ボランティア
  • 学習
  • 校外活動

などについて、自分の経験を整理することができます。

これまで調査書に多く記載されていた活動情報の一部を、受検生自身が自己評価資料で表現する方向へ制度が変わっています。

自己評価資料そのものに点数は付く?

ここは非常に重要です。

埼玉県教育委員会の2027年度入試Q&Aでは、

自己評価資料そのものは得点算出には用いない

と明記されています。

さらに、

  • 文章の上手さ
  • 文章量の多さ
  • 字の上手さ

も評価対象ではありません。

したがって、

「きれいな文章を書いた生徒が有利」
「長く書けば加点される」

という制度ではありません。

自己評価資料は、主に面接を行う際の補助資料として利用されます。

では自己評価資料は適当に書いてよい?

そういう意味ではありません。

資料自体に直接点数が付かなくても、面接委員は、

  • 自己評価資料
  • My Voice

の内容を参考に質問する場合があります。

つまり、自己評価資料に書いた内容について、

「具体的には何をしましたか?」
「そこで大変だったことは何ですか?」
「なぜその活動を続けたのですか?」

などと聞かれる可能性があります。

そのため、

書いた内容について、自分の言葉で説明できること

が重要です。

実績を大きく見せるために、本人が説明できない内容を書くのは避けましょう。

面接は「話が上手い人」が有利?

埼玉県教育委員会は、この点についても明確に説明しています。

面接では、

話し方の上手さ自体を評価するものではない

としています。

緊張して言葉につまっても、それだけで評価が下がるわけではありません。

重要なのは、

  • 何を考えているか
  • どのような経験をしてきたか
  • どう考えて行動したか
  • どんな思いで伝えているか

です。

したがって面接練習でも、

「丸暗記して一字一句間違えず言う」

より、

「質問が少し変わっても自分の言葉で答えられる」

状態を目指す方がよいでしょう。

2027年度から「共通選抜」と「特色選抜」

もう一つの大きな変更が選抜制度です。

2027年度から埼玉県公立高校入試では、

共通選抜

と

特色選抜

という2種類の選抜が行われます。

高校・学科・コースによって、

  • 共通選抜のみ
  • 特色選抜のみ
  • 特色選抜+共通選抜

など実施方法が異なります。

共通選抜とは?

共通選抜では、

  • 学力検査
  • 調査書
  • 面接

を資料として選抜します。

県教育委員会が定める方法を基本として得点化します。

つまり、一般的な受験生については、

5教科+内申+面接

の3要素が中心になると考えると分かりやすいでしょう。

特色選抜とは?

特色選抜では、

  • 学力検査
  • 調査書
  • 面接
  • 必要に応じて特色検査

を使用します。

さらに、学校・学科の特色に応じて、

学力検査の傾斜配点

を行うこともできます。

特色検査には、

  • 実技検査
  • 作文
  • 小論文

などがあります。

たとえば芸術系・体育系の学科などでは、実技検査が利用されることがあります。

特色選抜は推薦入試なの?

従来の一般的な「推薦入試」と同じものとして考えない方がよいでしょう。

埼玉県の2027年度制度では、原則として学力検査も行われます。

つまり、

「内申や活動実績だけで受験する方式」

ではありません。

特色選抜でも、5教科の学力を基本として準備する必要があります。

特色選抜と共通選抜の両方がある高校ではどうなる?

両方を実施する高校・学科では、

まず特色選抜で入学許可候補者を決定し、その後に共通選抜を行います。

一方、

  • 共通選抜だけ
  • 特色選抜だけ

を行う学校・学科では、

第1次選抜
↓
第2次選抜

という段階で選抜が行われます。

第1次選抜と第2次選抜では、資料の得点の扱いに違いが設けられます。

したがって、

「志望校の偏差値」
だけでなく、

志望校がどの選抜方式を使うか

を確認する必要があります。

内申点は2027年度からどう計算する?

共通選抜では、中1・中2・中3の9教科評定を使います。

1学年につき、

9教科×5段階=45点満点

です。

各高校は学年比率として、

1:1:1

中1:45
中2:45
中3:45

基本点135点。

1:1:2

中1:45
中2:45
中3:90

基本点180点。

1:1:3

中1:45
中2:45
中3:135

基本点225点。

の3種類から選択します。

さらに各高校は、この基本点を、

  • 200点
  • 300点
  • 400点

のいずれかに換算します。

つまり、同じ内申でも高校によって影響度が変わります。

中1・中2の成績も高校入試に使われる

2027年度の埼玉県公立高校入試では、中1・中2の評定も使用されます。

したがって、

「中3になってから内申を上げればよい」

という考え方は安全ではありません。

ただし、中3の比重を高くする高校もあります。

たとえば1:1:3なら、中3評定は中1・中2の3倍の重みになります。

そのため中1・中2の内申が低かった場合でも、

  • 中3の内申改善
  • 学力検査
  • 面接

などによって挽回する余地があります。

調査書から何が変わる?

制度変更前の調査書には、

  • 評定
  • 特別活動
  • 出欠
  • その他の活動

など複数の情報が記載されていました。

2027年度からは、調査書の記載内容を整理し、

  • 各教科の学習の記録
  • 総合的な学習の時間の記録

などを中心とします。

部活動や学校外活動などについては、自己評価資料で受検生自身が表現する方向に変わります。

これはかなり大きな変更です。

単に「学校が作った書類で評価される」のではなく、

受検生自身が、自分の経験を言語化すること

が以前より重要になります。

全員面接への準備と英語の定期テスト・高校入試対策は並行できます。自己評価資料は暗記した作文ではなく、具体的経験、そこで工夫したこと、今後取り組みたいことを自分の言葉で整理しましょう。英語が苦手な場合は通知表の評定と当日点の双方が改善するよう、語彙・文法・読解を基礎から組み直すことが重要です。慶英会の学習相談・最大1か月完全無料体験で学習の順番をご相談いただけます。

学力検査は5教科

2027年度も学力検査は、

  • 国語
  • 数学
  • 社会
  • 理科
  • 英語

の5教科です。

原則として各100点満点です。

つまり面接が導入されたからといって、

「5教科の勉強が重要ではなくなる」

わけではありません。

むしろ学力検査・調査書・面接のすべてを準備する必要があります。

2027年度の学校選択問題は23校

埼玉県では、一部高校で数学・英語に「学校選択問題」が使われます。

2027年度の実施校は23校です。

  • 県立浦和高等学校
  • 浦和第一女子高等学校
  • 浦和西高等学校
  • 大宮高等学校
  • 春日部高等学校
  • 川口北高等学校
  • 川越高等学校
  • 川越女子高等学校
  • 川越南高等学校
  • 熊谷高等学校
  • 熊谷女子高等学校
  • 熊谷西高等学校
  • 越ケ谷高等学校
  • 越谷北高等学校
  • 所沢高等学校
  • 所沢北高等学校
  • 不動岡高等学校
  • 和光国際高等学校
  • 蕨高等学校
  • さいたま市立浦和高等学校
  • さいたま市立浦和南高等学校
  • さいたま市立大宮北高等学校
  • 川口市立高等学校

いずれも、

数学・英語

で学校選択問題を実施します。

上位校を目指す受験生は、通常問題ではなく学校選択問題への対応が必要です。

学校選択問題もマークシート方式

2027年度入試では、学校選択問題についてもマークシート方式が導入されます。

ただし、埼玉県教育委員会は、出題の基本方針や難易度等について変更はないとしています。

したがって、

「マーク式になるから簡単になる」

とは考えない方がよいでしょう。

特に学校選択問題実施校を受験する場合は、これまで通り高い思考力・読解力が必要です。

2027年度入試で中3が最優先すべきこと

制度変更が多いため、

「面接を早く練習しなければ」

と思う受験生もいるでしょう。

しかし優先順位を間違えないことが重要です。

第1優先|5教科の学力

学力検査は引き続き主要な選抜資料です。

特に数学・英語で学校選択問題を受ける生徒は、高い学力が必要です。

第2優先|内申

中3の評定は、高校によって1:1:2または1:1:3など大きく評価されます。

定期テスト・提出物・日々の授業を軽視できません。

第3優先|自己評価資料

中学校生活や校外活動について、自分の経験を整理します。

第4優先|面接・My Voice

出願が近づく時期に、

  • 1分30秒〜2分で話す
  • 質問に自分の言葉で答える

練習を行います。

つまり、

面接だけに時間を使いすぎない

ことが重要です。

中1・中2は今から何を準備する?

2027年度制度は、今後の埼玉県高校入試の基本となる可能性があります。

中1・中2の段階でも準備できることがあります。

1.定期テスト

中1の評定から入試資料になります。

「中3から本気を出す」では遅れる可能性があります。

2.英語・数学の基礎

特に英語・数学は積み上げ型です。

中1・中2の内容を理解していないと、中3の受験勉強だけで解決するのは難しくなります。

3.活動を「実績」ではなく経験として振り返る

面接・自己評価資料では、派手な実績だけが必要なわけではありません。

たとえば、

  • 毎日英単語を続けた
  • 苦手科目を克服した
  • 家庭で役割を続けた
  • クラスで係を担当した

といった経験も、自分が何を考えてどう取り組んだか説明できれば材料になります。

4.志望校のアドミッション・ポリシーを見る

2027年度制度では、学校ごとの特色を踏まえた選抜がより重要になります。

高校名や偏差値だけではなく、

「どんな生徒を求めている学校なのか」

まで確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

面接対策でやってはいけないこと

丸暗記

志望動機やMy Voiceを一字一句丸暗記すると、予定外の質問に対応しにくくなります。

実績を盛る

自己評価資料に書いた内容は質問される可能性があります。

本人が説明できない内容を書くべきではありません。

「正解」を探しすぎる

県教育委員会はMy Voiceに正解はないと説明しています。

模範回答をコピーするより、自分自身の経験を整理することが重要です。

話し方ばかり練習する

姿勢や声量も大切ですが、内容を理解していなければ深掘り質問に答えられません。

面接対策で5教科を削りすぎる

面接は重要ですが、学力検査も大きな選抜資料です。

特に受験直前期はバランスが重要です。

My Voiceの基本的な作り方

My Voiceに唯一の正解はありませんが、整理しやすい形として、

経験→行動→学び→未来

の4段階があります。

たとえば、

経験

英語が苦手で、中2の定期テストでは思うように点数が取れなかった。

行動

毎日単語を20語覚え、間違えた文法問題をノートで解き直した。

学び

短期間で一気に勉強するより、毎日継続する方が自分には合っていると分かった。

未来

高校でも日々の学習を続け、英検にも挑戦したい。

このように、自分自身の経験を軸にすると自然に話せます。

大きな大会実績や生徒会長経験がなくても問題ありません。

面接で聞かれる可能性が高いテーマ

実際の質問は学校・受検生によって異なりますが、自己評価資料やMy Voiceの仕組みから考えると、少なくとも次のテーマについて自分の考えを整理しておくとよいでしょう。

  • 中学校生活で力を入れたこと
  • 努力した経験
  • 失敗した経験
  • そこから学んだこと
  • 自分の長所
  • 自分の課題
  • 高校で挑戦したいこと
  • 志望校で学びたいこと
  • 将来やってみたいこと
  • 自己評価資料に書いた活動

ただし、想定問答を100問丸暗記する必要はありません。

大切なのは、自分自身について説明できることです。

選抜実施内容は高校ごとに必ず確認する

2027年度埼玉県公立高校入試では、学校ごとの差がこれまで以上に重要になります。

高校ごとに、

  • 共通選抜
  • 特色選抜
  • 調査書の学年比率
  • 調査書の配点
  • 面接形式
  • 面接の評価
  • 特色検査
  • 学力検査の傾斜配点
  • 学校選択問題

などが異なる可能性があります。

埼玉県教育委員会は、各高校の「選抜実施内容」を公表しています。

志望校を決める際は、偏差値だけではなくこの資料も確認してください。

2027年度制度変更で有利になりやすい生徒は?

単純に「このタイプが有利」と断定はできませんが、新制度との相性を考えることはできます。

学力が高い生徒

学力検査は引き続き重要です。

特に学校選択問題実施校では高い学力が求められます。

中3で内申が伸びた生徒

1:1:2や1:1:3を採用する学校では、中3の評定が大きく反映されます。

自分の経験を言葉で説明できる生徒

面接が全員対象になるため、自分自身について考え、説明できることが重要になります。

特定の教科・活動に強みがある生徒

特色選抜では、学校・学科によって傾斜配点や特色検査が利用されます。

学校との相性がより重要になります。

よくある質問

2027年度から埼玉県公立高校は全員面接ですか?

はい。

埼玉県教育委員会は、すべての学校ですべての受検生に面接を行うとしています。

面接は何分ですか?

My Voiceが1分30秒〜2分程度、その後の質問・応答が3分30秒〜6分程度です。

My Voiceは暗記してもよいですか?

一字一句暗記する必要はありません。

県教育委員会も、自分の言葉で表現することを重視しています。

自己評価資料は採点されますか?

自己評価資料そのものは得点算出には用いられません。

ただし、面接時の参考資料になります。

自己評価資料は長く書いた方が有利ですか?

文章量・文章の上手さ・文字の上手さは評価対象ではありません。

部活動をしていないと不利ですか?

部活動だけが評価対象ではありません。

学校内外でのさまざまな活動や経験を自己評価資料・面接で表現できます。

英検を持っていると面接で有利ですか?

英検取得自体が全校共通で自動加点される制度ではありません。

ただし、資格取得に向けて努力した経験を自己評価資料や面接で説明することはできます。

内申は中1から使われますか?

はい。

共通選抜では中1・中2・中3の評定を使います。

高校ごとに1:1:1、1:1:2、1:1:3のいずれかを選択します。

特色選抜とは推薦ですか?

一般的な推薦入試とは異なります。

学力検査、調査書、面接などを使い、学校・学科によって特色検査や傾斜配点も利用します。

学校選択問題はなくなりますか?

なくなりません。

2027年度は23校が数学・英語で学校選択問題を実施します。

2027年度の出願・面接をさらに確認する:私立中高一貫校から県公立高校へ外部受験する場合の出願資格、住民票、校内手続は私立中学から埼玉県公立高校への2027年度出願ガイド、面接冒頭の自己表現と自己評価資料の違い・独自質問18問はMy Voice面接の準備・質問集に整理しました。公式の2027年度制度と各家庭の在籍校の内部進学条件は分けてご確認ください。

2027年度の入試制度全体を確認したら、具体的な手続と面接準備を分けて確認してください。私立中学校から埼玉県公立高校を受ける場合の出願資格・住民票・電子出願と、My Voiceの独自想定質問18問・自己評価資料の整理法を関連記事として掲載します。共通選抜・特色選抜、学校別配点、内部進学の可否は混同しないでください。

まとめ|2027年度埼玉県高校入試は「5教科+内申+自分の言葉」の準備が必要

2027年度の埼玉県公立高校入試は、大幅な制度変更が行われる重要な年度です。

主な変更点は、

  • 全受検生に面接
  • 自己評価資料の提出
  • My Voiceの導入
  • 共通選抜と特色選抜への再編
  • 調査書様式の変更

です。

さらに、

  • 学力検査
  • 中1〜中3の評定
  • 面接
  • 必要に応じた特色検査
  • 学校選択問題

を総合的に考える必要があります。

したがって2027年度入試では、

「偏差値だけを見る」
「内申だけを見る」
「面接だけ練習する」

という対策では不十分です。

まず5教科の学力を上げ、学校の定期テストと評定を確保し、そのうえで自己評価資料と面接の準備を進めることが基本になります。

特に英語は、中1・中2の内容が中3の入試問題まで積み重なる科目です。

中学英語につまずきがある場合は、受験直前まで放置せず、単語・文法・長文のどこに原因があるのかを早めに特定することが重要です。

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参考にした主な公式情報

情報確認日:2026年10月6日

※2027年度入試は制度変更初年度です。面接形式、調査書配点、特色選抜、特色検査、学校選択問題、傾斜配点等は高校・学科・コースによって異なります。実際の出願・志望校決定時には、埼玉県教育委員会および各高校が公表する最新の「選抜実施内容」「募集要項」を必ずご確認ください。

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