
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
麗澤中学校の「自分(ゆめ)プロジェクト」は、自然、日本文化、異文化へと学びを広げ、自分の関心や考えを深める探究の機会です。保護者の方が準備を考えるときは、研修先だけでなく、何を調べ、どんな根拠を集め、誰にどう伝えるかを学年ごとに整理すると、家庭で支えることが見えてきます。
このページでは、学校公式の説明と日付付き報告を照合し、中1の南房総フィールドワーク、中2の日本文化研究、中3のイギリス研修を一つの入口にまとめます。後半の記録用メモ、英文例、練習手順は慶英会の独自学習提案であり、学校の実際の課題・採点基準・指定英文ではありません。学校の公認・提携記事ではありません。
確認日:2026年11月5日。常設ページの概要と年度別のお知らせで、研修先や実施月の記載が異なります。下記の「実施済み」「当時の予定」「常設説明」を区別し、実際の準備・申込み・持ち物は学校から届く当該学年の最新案内を優先してください。
目的別に読む:全体像と年度別情報|中1・南房総の観察記録|中2・日本文化研究|中3・イギリス研修の英語|再利用できる探究メモ|英語教材・相談への入口
自分(ゆめ)プロジェクトとは?学年別の全体像
学校の常設説明は、中学期の体験を自己理解につなげる位置づけです。自然や文化を調べる活動を通して「自分は何に疑問を持ったか」「どう調べると理解できたか」を残すと、その後の学びに使えます。出典:学校公式・体験型探究学習プログラム。
中1:自然と人間社会。常設ページには奥利根の水源の森と南房総への変更可能性が併記されています。一方、2026年10月27日の学校報告では、2026年10月20〜22日に南房総でフィールドワークを実施したことが確認できます。2026年度の実施を説明する際は、こちらの日付付き報告と区別して読みます。出典:中学1年生・南房総フィールドワーク実施報告。
中2:日本文化研究。常設ページでは関西研修と日本文化研究が紹介されています。2026年9月12日の麗鳳祭報告には、関西研修に向けた日本文化の発表が記載されています。この報告だけで、その後の旅行の実施完了や次年度の訪問先まで確定することはできません。出典:2026年9月12日・麗鳳祭展示会の報告。
中3:イギリス(異)文化研究。常設ページの見出しは「3年生3月」ですが、2026年9月12日の報告では「来年2月」のイギリス研修を予定していると案内されています。これは2027年2月予定という当時の案内です。確定した出発日、全行程、2027年度以降の予定を示すものではありません。
また、2026年2月16日の準備記事は、2025年度の中3を対象にした別の年度の記録です。英語による文化紹介や交流準備の例として参考になりますが、そこで紹介された発表・演目を現在の中3の指定課題と読み替えないでください。出典:2026年2月16日・中学3年生イギリス研修の準備。
中1・南房総フィールドワーク:感想を観察と根拠に変える
2026年の公式実施報告には、海岸の漂着物を観察する活動や森づくりに関する体験が紹介されています。家庭での復習では、現地で見たものを「きれいだった」「ごみが多かった」で終わらせず、観察した範囲と、まだ分からないことを分けてみましょう。以下は活動内容を再現する課題ではなく、探究記録の練習です。
準備:調べたい問いを一つに絞ります。例えば「同じ海岸でも場所によって見つかるものは違うか」。次に、場所・時刻・天候・観察した範囲・見つけたものを書く欄をノートに用意します。安全や採集の可否は現地の指示に従い、拾えない物を無理に集める必要はありません。
記録:「多い」だけでなく、実際に数えた場合は何をどの範囲で数えたかも書きます。数えていない場合は数字を作らず、「歩いた範囲では複数見かけた」と記します。写真があっても、場所や撮影時刻が分からないと比較の根拠が弱くなります。
考察:「人工物を見つけた」は観察、「近くの観光客が捨てた」は原因の推測です。発見場所だけでは発生源を特定できません。「どこから来たかは確認できない。漂着の経路を調べたい」と書けば、分かったことと次の問いがつながります。
独自の英語練習例:I found a plastic bottle on the beach. I do not know where it came from. I want to learn more about ocean currents.
和訳:海岸でプラスチックのボトルを見つけました。どこから来たのかは分かりません。海流についてもっと学びたいです。
解説:found は find の過去形。where it came from は「それがどこから来たか」で、疑問文の語順にしません。実際に体験していないことを自分の経験として提出せず、自分の記録に合う内容へ置き換えます。
中2・日本文化研究:テーマが広すぎるときの絞り方
日本文化研究は、名称や歴史を集めるだけだと、資料を並べた発表になりやすいものです。家庭では「食文化」なら「家庭によって料理の形が違うのはなぜか」のように、比べる対象と観点を狭くすると調べやすくなります。学校が指定した範囲や資料形式がある場合は、そちらを優先します。
調査の順番:①問いを一文にする。②博物館・自治体・文化施設などの説明から基本事項を確認する。③資料名、公開元、URL、確認日、必要ならページ番号を記す。④資料の説明を自分の言葉で短くまとめる。⑤資料同士で違う部分や、説明できない点を残す。画像や文章を発表に使う場合は、出典表示だけでなく利用条件も確かめます。
事実と感想を分ける練習:「私の家では正月にこの料理を食べる」は自分の経験です。「日本人は全員食べる」は、経験だけから広げすぎた断定です。「自分の家の例を紹介し、他の地域にも同じ習慣があるか調べる」とすれば、文化の多様さを扱えます。
発表の骨組み:最初に問い、次に確認した事実と出典、その後に具体例、最後に自分の考えと残った疑問を置きます。例えば「なぜ地域で違うのか」という問いなら、地域ごとの説明を根拠にしてから考えを述べます。見栄えのよいスライドを増やす前に、一枚ごとに何を説明するのかを一文で言える状態にします。
保護者の聞き方:「これ、どこに書いてあった?」「その資料は、いつ・どの地域の話?」「あなた自身はどこが面白いと思った?」の順に聞きます。大人が結論を作るより、本人が根拠を探して言い直せるように支えることが大切です。
中3・イギリス研修:文化紹介と聞き返しを準備する
2026年2月の公式準備記事には、日本の文化を英語で紹介する練習や、遊びの説明を伴う交流準備が記されています。ここから家庭学習に取り入れやすいのは、長い原稿の暗唱だけでなく「相手に伝わったかを確かめる」練習です。以下の英文は慶英会のオリジナルで、学校指定の原稿や実施予定のプログラムではありません。
文化紹介の独自例:Today, I would like to show you how to fold a paper dog. First, fold the paper in half to make a triangle. Then, fold the two top corners down to make the ears. Finally, draw a face. Would you like to try?
和訳:今日は、紙の犬の折り方を紹介したいと思います。まず、紙を半分に折って三角形にします。次に、上の二つの角を下に折って耳を作ります。最後に顔を描きます。やってみませんか?
説明:正方形の紙で犬の顔を作る短い練習例です。First / Then / Finally で作業の順番を伝え、to make で「何を作るために」を示します。実演では紙の向きも見せ、角の位置を指し示します。相手が迷ったら原稿を速く読み続けず、一つ前の動作を見せ直してください。文化全体を代表すると断定せず、自分が紹介できる一例として扱います。
質問を受けたときの独自会話:
A: Which corners should I fold?
B: These two corners. Let me show you.
A: Like this?
B: Yes. That is right.
和訳:A「どの角を折ればよいですか?」B「この二つの角です。やって見せますね。」A「このようにですか?」B「はい、そのとおりです。」
解説:Which で対象を確認し、Let me show you. で実演へつなぎます。難しい単語へ置き換えるより、指示する対象と動作を明確にする練習です。
聞き取れない・答えが分からないとき:Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか)/Could you speak more slowly, please?(もう少しゆっくり話していただけますか)/I am not sure. Let me check.(確かではありません。確認させてください)。分からない事実をその場で作らず、聞き返す、言い換える、確認する方法を用意します。
家庭での練習手順:一回目は原稿を見ながら実演。二回目は見出しだけで説明。三回目は聞き手が途中で質問します。録音や録画を使う場合は本人の了解を取り、公開する必要はありません。「速さ」より、意味が伝わる区切り、動作と説明の一致、質問に応じて止まれるかを確認します。
繰り返し使える探究メモ:観察→根拠→発表→振り返り
下の項目を自分のノートへ写すと、調べ始め・発表前・研修後に同じ記録を使い直せます。学校の提出用紙がある場合は別に保管し、独自メモをそのまま指定様式の代わりにしないでください。
①問い:私は何を知りたいのか。比較する対象・場所・時期はどこまでか。
②観察:自分で見たこと、聞いたこと、数えたこと。日時・場所・範囲も記す。
③資料:資料名/公開元/URLまたは書名とページ/公開・更新日/確認日。
④根拠:どの記録・資料が、どの説明を支えているか。
⑤考え:根拠から自分はどう考えたか。断定できない点は何か。
⑥発表:聞き手に最初に伝える一文、見せる具体例、想定される質問。
⑦振り返り:伝わらなかった箇所、修正した説明、次に調べたい問い。
書き直し例:「調べて楽しかった」だけなら、何を学んだのかが残りません。「最初は一つの原因だと思っていたが、二つの資料で説明が違った。対象の地域と時期をそろえて調べ直したい」と書くと、考えの変化と次の行動が分かります。資料を多く集めることと、根拠が強くなることは同じではありません。問いに関係する資料かを確かめましょう。
保護者の方から考えられる疑問
イギリス研修は毎年3月ですか?
常設ページには3月の表記がありますが、2026年9月のお知らせでは2027年2月予定とされています。年度によって案内が異なるため、最新の学校配布資料で確認します。本記事から次年度の日程を確定することはできません。
英語が苦手だと、文化紹介を準備できませんか?
まず日本語で「何を、どの順に、どの動作と一緒に伝えるか」を整理し、既習の短い英文へ分ける方法があります。単語を難しくするより、本人が意味を説明でき、質問されたら確認できることを目指します。学校から指定された表現や課題条件は優先してください。
保護者がスライドや英文を完成させた方がよいですか?
本人の学びを残すため、問いを聞く、資料の所在を一緒に確かめる、発表の聞き手になる支援をおすすめします。英文を直す場合も、なぜ直したかを本人が説明できるようにします。課題の外部支援に関する学校のルールがあれば従います。
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探究の全体像をつかんだら、実際に困っている部分へ進んでください。これらは慶英会の学校英語学習記事で、研修の指定教材ではありません。
・AE+や普段の英語学習から整理する:麗澤中学校の英語対策総合ガイド
・英文の順番・理由・具体例を練習する:麗澤中学校のパラグラフ英作文・独自問題と解説
・英語のセリフを意味と場面から練習する:麗澤中学校の英語劇・台本理解と発音の学習記事
本ページの探究メモは、テーマが変わったときにも使えます。お気に入りに保存し、「調べ始め」「発表前」「発表後」に戻って、記録と英文を更新してください。学校英語や発表の英文作成でつまずく場合は、学年・課題条件・自分で書いた英文のどこに困っているかを整理して学習相談へお進みください。未公開の学校資料や個人情報を無理に送る必要はありません。

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