
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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オキナワインターナショナルスクール(OIS)中等部のCommunity Projectは、地域や学校の課題に向き合い、奉仕活動を計画・実行し、その成果を他者に伝える学びです。OIS公式ページは、保育園・幼稚園・小学校でのボランティア、小学校低学年を対象とした活動の企画、老人ホームやデイケアセンターへの定期訪問などをコミュニティサービスの例として紹介しています。Community Projectを社会貢献・奉仕活動の成果発表、Personal Projectを自主的な探究学習の成果発表として区別しています。
本記事では、学校が公表した教育内容と、慶英会が提案する一般的な英語学習法を分けて解説します。活動の目的、対象者への聞き取り、許可と安全、役割分担、結果の記録、成果発表を英語表現・短いレポート・質疑応答に結び付けます。中学1〜3年生相当の学習者向けに、架空の活動例、独自40問、全解答・解説、14日間の復習計画を掲載します。
重要:OIS公式ページはCommunity Projectの学年別実施時期、年度ごとの課題、提出形式、評価基準、発表言語を細かく公表していません。以下の活動例・英文・設問・数値は慶英会が作成した家庭学習用の独自教材であり、OISの実際の課題、過去問、学校の採点基準を再現するものではありません。学校から個別の指示がある場合は、その内容を優先してください。
1.OIS公式情報で確認できるCommunity Project
OIS公式「中等部」案内は、国際バカロレア(IB)のMiddle Years Programme(MYP)をGrade 6から始めると説明しています。中等部はGrade 7〜9に当たり、教科学習と学際的な学びを通じて探究する姿勢やコミュニケーション能力を伸ばす期間として紹介されています。中等部の授業は大半が英語で行われ、公式FAQでは「言語と文学(国語)」と「言語習得(日本語)」以外は英語で学習すると案内されています。
OIS公式ページは、保育園・幼稚園・小学校などでのボランティア、小学校低学年の児童を対象とした活動の企画、老人ホームやデイケアセンターへの定期訪問などをコミュニティサービスの例として挙げています。Community Projectは生徒が主体となって社会貢献・奉仕活動の成果を発表するものと説明されています。これは教育活動の概要であり、すべての生徒が同じ施設で同じ活動を行うという意味ではありません。
IB公式のMYPプロジェクト説明では、MYP Year 3またはYear 4でプログラムを修了する生徒はCommunity Project、Year 5で修了する生徒はPersonal Projectに取り組みます。前者は協働とサービスラーニング、後者は個人の関心に基づく長期探究を中心とします。OISはGrade 6からMYPが始まり、Grade 10がMYP5に当たると案内していますが、個別のCommunity Projectを何年生で、どの期間に、どの評価方法で行うかは在籍年度の学校案内で確認してください。
2.奉仕活動を英語で計画する
活動を説明するときは、①どのような課題に気付いたか、②誰のための活動か、③何を目的にするか、④どの方法で実行するか、⑤何を根拠に成果を判断するか、の順に整理します。「公園をきれいにしたい」という希望だけでは、何を調べ、何を実行するのかが決まりません。「公園の入口でごみの分別方法が分かりにくい人がいるのではないか」と問いを絞ると、利用者への質問、案内表示の確認、分別方法の調査など、必要な行動を具体化できます。
We noticed a problem.(私たちは問題に気付きました)、We wanted to understand the needs of local residents.(地域の住民のニーズを理解したいと考えました)、Our target group was …(私たちの対象者は〜でした)のように、観察・目的・対象者を分けて書きます。対象者の希望を確認せずに「助けてあげる」と決めつけず、本人の声や確認できる情報を根拠にすることが重要です。
許可・安全・個人情報を先に確認する
地域施設や学校外で活動する場合、活動場所の管理者、保護者、担当教員などに事前確認が必要になることがあります。写真撮影、録音、アンケート、個人情報の収集も、本人や施設の許可なく行ってはいけません。移動経路、活動時間、道具の扱い、緊急時の連絡先、雨天時の対応なども事前に整理します。We need permission from the facility.(施設から許可を得る必要があります)、We will not share personal information.(個人情報は共有しません)のように表現できます。
役割分担と成果の確認
準備、実施、記録、振り返りの担当を分けます。We divided the tasks among the members.(メンバーで仕事を分担しました)、She was responsible for recording the results.(彼女は結果の記録を担当しました)などで役割を説明します。参加人数、訪問回数、配布枚数は活動量(output)です。一方、利用者が必要な情報を得られたか、活動後に困りごとが減ったかは成果(outcome)です。配布枚数が多いからといって、必ず課題が解決したとは限りません。
結果を示すときは対象人数、調査時期、質問内容、単位を明記します。対象者が少ない場合や回答者が偏っている場合は、地域全体の傾向だと断定できません。The results suggest …(結果は〜を示唆しています)、We need more data.(さらにデータが必要です)のように、根拠の範囲に合った表現を使います。
3.発表・質疑応答で使える英語
発表は、①課題、②目的、③方法、④結果、⑤次の改善案の順に組み立てます。Our aim was to …(私たちの目的は〜でした)、We interviewed 20 visitors.(20人の訪問者に聞き取りをしました)、The results showed that …(結果は〜を示しました)、Next time, we will …(次回は〜します)のように各段階を短い英文で表します。
質問が聞き取れなければ Could you repeat the question, please? と聞き返し、意味が分からない場合は Do you mean …? と確認します。意見が異なるときも、I understand your point, but …(お考えは分かりますが、〜)のように、理解を示してから自分の考えを説明します。原稿を丸暗記するだけでなく、課題・目的・方法・結果・限界をそれぞれ一文で説明できるように練習してください。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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4.慶英会オリジナル40問|Community Projectの計画・実施・振り返り
以下は慶英会が作成した家庭学習用の独自演習です。英文・数値・活動はすべて架空で、OISの実際の活動、授業課題、配布資料、過去問ではありません。読解では本文の根拠を探し、資料問題では人数・割合・調査対象を確認し、英作文では事実・意見・提案を区別してください。
読解用英文:Clear Signs for a Community Park(地域の公園の分かりやすい案内)
A group of students wanted to make a community park easier to use. They noticed that some visitors were not sure where to put plastic bottles and cans. First, they asked 20 visitors about the signs near the recycling boxes. Twelve people said that the signs were difficult to understand. The students then prepared a simple draft with clear words and pictures. Before putting up the new signs, they asked the park manager for permission. They tested the draft with 10 visitors. Eight visitors chose the correct box, while two still made a mistake. The students changed the pictures and made the words larger. They planned to ask more visitors after the signs were installed. They understood that a small survey could show a problem, but it could not represent every park user.
全文和訳:ある生徒グループは、地域の公園をより利用しやすくしたいと考えました。ペットボトルと缶をどこに入れればよいか分からない訪問者がいることに気付きました。まず、20人の訪問者にリサイクル箱の近くにある案内表示について尋ねました。12人は表示が分かりにくいと答えました。そこで、生徒たちは分かりやすい言葉と絵を使った簡単な案を作りました。新しい表示を設置する前に、公園の管理者に許可を求めました。10人の訪問者に案を試してもらったところ、8人は正しい箱を選び、2人はまだ間違えました。生徒たちは絵を変更し、文字を大きくしました。表示を設置した後、さらに多くの訪問者に尋ねる予定です。小規模な調査で問題を見つけることはできますが、公園利用者全員を代表するものではないと理解しました。
資料:20人の訪問者が選んだ改善要望(架空データ)
| 最も必要だと感じた改善 | 人数 |
|---|---|
| 日本語と英語の二言語表示 | 12人 |
| 文字を大きくする | 5人 |
| 絵や記号を増やす | 3人 |
この表は演習用に作成した架空データです。20人全員が一つずつ最も必要な改善を選んだ設定で、OISや実在の公園で行われた調査結果ではありません。
問1〜40
- 1. Community service はどのような活動ですか。
- 2. Stakeholder はどのような人や組織ですか。
- 3. Target group は何ですか。
- 4. Permission の意味は何ですか。
- 5. Project outcome は何を表しますか。
- 6. Reflect on the activity の意味は何ですか。
- 7. Our aim is (make / to make) the park safer. 正しい語を選びなさい。
- 8. We interviewed (20 / 20th) residents. 正しい語を選びなさい。
- 9. Each member (has / have) a role. 正しい語を選びなさい。
- 10. We asked residents (about / for) the signs. 正しい語を選びなさい。
- 11. 生徒たちは何を改善しようとしましたか。
- 12. 最初の調査では何人に質問しましたか。
- 13. 表示が分かりにくいと答えたのは何人ですか。
- 14. 新しい表示を設置する前に誰に許可を求めましたか。
- 15. 試作表示を見た10人のうち正しい箱を選んだのは何人ですか。
- 16. 試作表示を見てまだ間違えたのは何人ですか。
- 17. 生徒たちは試作表示のどこを変更しましたか。
- 18. 小規模調査が公園利用者全員を代表しないのはなぜですか。
- 19. 資料で最も多かった要望は何ですか。
- 20. 20人中12人の割合は何%ですか。
- 21. 20人中5人の割合は何%ですか。
- 22. 3種類の要望の人数を合計すると何人ですか。
- 23. この資料だけでは証明できないことを一つ答えなさい。
- 24. 追加調査で確認したい質問を一つ考えなさい。
- 25. The students (make / made) a draft yesterday. 正しい語を選びなさい。
- 26. They tested the signs. を受動態にしなさい。
- 27. We changed the design (because / because of) the feedback. 正しい語を選びなさい。
- 28. If it rains, we (will move / moved) indoors. 正しい語を選びなさい。
- 29. The number of visitors (was / were) 20. 正しい語を選びなさい。
- 30. We decided (to ask / asking) more people. 正しい語を選びなさい。
- 31. The activity helped us (understand / understanding) the problem. 正しい語を選びなさい。
- 32. They are interested (in / on) community service. 正しい語を選びなさい。
- 33. 公園を使いやすくする活動の目的を英語1文で書きなさい。
- 34. 施設管理者に表示設置の許可を丁寧に求める英文を書きなさい。
- 35. 公園利用者にリサイクル表示について尋ねる英文を一つ書きなさい。
- 36. 活動量(output)と成果(outcome)の違いを日本語で説明しなさい。
- 37. 個人情報や写真の扱いで注意すべきことを一つ書きなさい。
- 38. 調査対象が少ない場合の限界を示す英文を一文書きなさい。
- 39. 架空の活動について、目的・方法・結果を含む英語3文を書きなさい。
- 40. 活動後の振り返りとして、学んだことと次の改善点を英語2文で書きなさい。
全解答・解説
- 1. 地域や他者のために行う奉仕・社会貢献活動です。相手のニーズを確かめ、責任を持って行動します。
- 2. 活動に関係する人や組織です。対象者、施設管理者、協力者、教員などが含まれます。
- 3. 活動によって支援したり、意見を聞いたりする対象の人々です。
- 4. 許可・承認です。
- 5. 活動によって生じた変化や成果です。参加人数や配布枚数などの活動量とは区別します。
- 6. その活動を振り返る、活動について考察する、という意味です。
- 7. to make。aim is to do の形です。
- 8. 20。人数を表す基数です。
- 9. has。主語each memberは単数扱いです。
- 10. about。ask someone about … で「人に〜について尋ねる」です。
- 11. 地域の公園のリサイクル案内表示を分かりやすくすることです。
- 12. 20人です。
- 13. 12人です。
- 14. 公園の管理者です。
- 15. 8人です。
- 16. 2人です。
- 17. 絵を変更し、文字を大きくしました。
- 18. 調査対象が限られ、ほかの場所・曜日・利用者の意見が含まれていないからです。
- 19. 二言語表示を希望することです。架空資料では12人が選びました。
- 20. 60%。12÷20×100です。
- 21. 25%。5÷20×100です。
- 22. 20人。12+5+3=20です。
- 23. すべての公園利用者が同じ要望を持つことや、表示変更だけで分別が改善することは証明できません。
- 24. 例:新しい表示を設置した後、正しい分別箱を選べた人は何人でしたか。
- 25. made。yesterdayがあるため過去形です。
- 26. The signs were tested. 目的語the signsを主語にした過去の受動態です。
- 27. because of。後ろに名詞the feedbackが続きます。
- 28. will move。if節が現在形のとき、主節はwill+動詞の原形です。
- 29. was。主語the numberは単数です。
- 30. to ask。decide to do の形です。
- 31. understand。help+人+動詞の原形です。
- 32. in。be interested in で「〜に関心がある」です。
- 33. 例:Our project aims to make the park easier and safer for local visitors to use.
- 34. 例:Could we have your permission to put up this sign near the entrance?
- 35. 例:Are the recycling signs easy for you to understand?
- 36. Outputは参加人数・訪問回数・配布枚数など実施した活動の量、outcomeは理解度や行動の変化など活動によって生じた結果です。
- 37. 本人や施設の許可を得ずに写真・氏名・連絡先などを公開しないことです。
- 38. 例:Our survey included only 20 people, so the results may not represent all park visitors.
- 39. 例:We wanted to make recycling easier in the park. We asked 20 visitors about the signs. Twelve people said the signs were difficult to understand.
- 40. 例:I learned that clear information can help visitors. Next time, I will ask more people and check whether the new signs work.
5.14日間の復習計画
1〜2日目はCommunity ProjectとPersonal Projectの違い、活動の目的、対象者を日本語で説明します。3〜4日目は課題・目的・方法・結果を表す英語表現を声に出して練習します。5〜6日目は許可、安全、個人情報、役割分担の語句を確認し、短い計画文を書きます。7〜8日目は読解英文を解き、根拠となる一文に線を引きます。9〜10日目は表の人数と割合を計算し、結果と解釈を分けて英文にします。11〜12日目は1分程度の発表を録音し、質問への回答を練習します。13日目は間違えた問題だけを解き直し、14日目は原稿を見ずに活動の目的・方法・成果・限界を説明します。
保護者が確認するときは、英語の長さだけでなく、①対象者の希望を考えているか、②許可と安全を確認しているか、③事実と意見を分けているか、④数字の母数と単位を示せるか、⑤活動の限界と次の改善を説明できるかを見てください。実際の学校課題や提出期限は、担当教員の指示を優先してください。
よくある質問
Community Projectは英語で行うのですか。
OIS公式ページは中等部の授業の大半を英語で行うと説明していますが、Community Projectのすべての工程や発表が英語で行われるか、年度ごとの言語指定までは公開ページで確認できません。実際の指示を学校へ確認してください。
Community ProjectとPersonal Projectは同じですか。
同じではありません。OIS公式ページでは、Community Projectは社会貢献・奉仕活動の成果発表、Personal Projectは自主的な探究学習の成果発表として区別されています。
この40問はOISの過去問ですか。
いいえ。慶英会が独自に作成した家庭学習用の演習です。OISの実際の課題、試験、評価基準を再現していません。
参考にした主な公式情報
- オキナワインターナショナルスクール「中等部」(コミュニティサービスの例、Community Project/Personal Project、中等部の英語授業)
- オキナワインターナショナルスクール「高等部」(Grade 10=MYP5、DPへの移行)
- International Baccalaureate「MYP projects」(Community ProjectとPersonal Projectの一般的な枠組み)
- International Baccalaureate「MYP curriculum」(教科群、学際的学習、Service as action)
公式情報確認日:2026年10月31日。OISが公表していない学年別の実施時期・課題形式・評価基準は推測していません。IBの一般的なMYPの説明と、OISが公表する学校固有の情報を区別しています。
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