
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
NEW TREASURE Stage3の英文を和訳するとき、模範解答と一字一句同じである必要はありません。ただし、過去完了を現在形にする、not allを「全員が〜ない」にする、mayを『必ず』と訳すなど、意味の中心が変わる訳は減点につながります。慶英会では、2つの訳例を比べてAのみ正しい・Bのみ正しい・両方許容できるを判定するオリジナル40問を用意しました。判断の根拠を全問に掲載しています。
本教材は慶英会の独自英文と訳例です。Z会『NEW TREASURE』の教科書本文・Workbook・学校テスト・出版社解答を転載したものではありません。Stage3の使用学年・Lessonの進度は学校により異なるため、未習文法は除外してご利用ください。学校の採点基準がある場合はそちらを優先します。
結論|和訳の正誤は『語彙・時制・否定の範囲・論理』で判断する
- 構文を確認:主語・動詞・関係詞節・分詞構文がどこまでかを先に確定する。
- 意味の強さを保持:may/mightは可能性、must haveは過去の推量、not allは部分否定。
- 数値を変えない:20%増、20人増、20ポイント増は異なる。
- 別解を認める:情報を加減せず、自然な日本語にできていれば直訳と意訳の両方が成立する。
| 取り組み方 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 8分野×5問=全40問 |
| 選択肢 | Aのみ正しい/Bのみ正しい/両方正しい |
| 推奨 | 20分で初回回答→解説と照合→翌日に誤答のみ |
| 自己採点 | 1問1点。学校の定期テスト配点とは無関係 |
例:Not all the students agreed. は『全員が賛成したわけではない』です。『全員が反対した』とは限りません。こうした否定の範囲を読み違えると、英文の主語と動詞を正しく訳していても全体の意味が変わります。
オリジナル40問|A・B・両方のどれが適切?
時制・完了形・助動詞の時間関係
Q01 By the time the train arrived, the shop had closed.
訳A:電車が到着したとき、その店はすでに閉まっていた。
訳B:電車が到着した後、その店は閉まり始めた。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q02 She has worked at the library since April.
訳A:彼女は4月から図書館で働き続けている。
訳B:彼女は4月以降、図書館で働いている。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q03 He had been waiting for an hour when I called.
訳A:電話したとき、彼は1時間待ち続けていた。
訳B:電話してから1時間後、彼は待ち始めた。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q04 They may have forgotten the deadline.
訳A:彼らは締切を忘れるかもしれない。
訳B:彼らは締切を忘れたのかもしれない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q05 I should have asked the teacher earlier.
訳A:先生にもっと早く質問すればよかった。
訳B:先生にもっと早く尋ねるべきだった。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
仮定法・事実と反事実
Q06 If I were you, I would check the source.
訳A:もしあなたの立場なら、出典を確認するだろう。
訳B:以前あなたの立場だったので、出典を確認した。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q07 If Ken had studied harder, he might have passed.
訳A:ケンがもっと勉強すれば、今後合格する可能性がある。
訳B:ケンがもっと勉強していたら、合格したかもしれない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q08 I wish I knew the answer.
訳A:答えを知っていればいいのに。
訳B:答えを知っていたらなあ。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q09 She speaks as if she had seen the event.
訳A:彼女はその出来事を見たかのように話す。
訳B:彼女は実際にその出来事を見たので話す。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q10 Without your advice, we could not have solved it.
訳A:助言がなくても私たちは解決できた。
訳B:助言がなければ私たちは解決できなかっただろう。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
部分否定・全体否定・数量
Q11 Not all the members agreed with the plan.
訳A:メンバー全員がその計画に反対した。
訳B:メンバー全員がその計画に賛成したわけではない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q12 None of the answers was correct.
訳A:正解だった解答は一つもなかった。
訳B:すべての解答が正しかったわけではない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q13 Only a few students attended the workshop.
訳A:参加した生徒はわずか数人だった。
訳B:参加した生徒はほんの数名だった。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q14 You do not have to finish the report today.
訳A:今日その報告書を終えてはいけない。
訳B:今日その報告書を仕上げる必要はない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q15 Neither of the two proposals was accepted.
訳A:二つの提案のどちらも採用されなかった。
訳B:二つの提案のうち少なくとも一方は採用された。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
関係詞・名詞節・文の中心
Q16 The girl whose brother lives abroad speaks French.
訳A:兄が海外に住んでいるその少女はフランス語を話す。
訳B:その少女は兄を海外へ移住させたのでフランス語を話す。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q17 What she discovered changed our plan.
訳A:彼女の発見が私たちの計画を変えた。
訳B:彼女が発見したことが私たちの計画を変更させた。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q18 This is the park where we first met.
訳A:ここは私たちが初めて会った公園です。
訳B:ここは私たちが初めて会った理由です。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q19 The book, which I borrowed yesterday, was useful.
訳A:私が昨日借りたその本は役に立った。
訳B:昨日借りた本だけが、ほかの本より役立った。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q20 I don’t know whether the event has been canceled.
訳A:その行事が中止になった理由を知らない。
訳B:その行事が中止になったかどうか分からない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
分詞構文・受動態・SVOC
Q21 Having finished her homework, Mika went out.
訳A:宿題を終えてから、美香は外出した。
訳B:宿題を終えた美香は、その後外出した。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q22 Seen from the bridge, the town looked beautiful.
訳A:橋から見ると、その町は美しく見えた。
訳B:その町が橋を眺めたので、美しく見えた。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q23 I saw a student running across the yard.
訳A:私は生徒が校庭を走っているのを見た。
訳B:私は生徒が校庭を走るのを見た。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q24 The window remained closed all morning.
訳A:窓は午前中ずっと閉まったままだった。
訳B:窓は午前中ずっと誰かを閉め続けた。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q25 The report must be submitted by Friday.
訳A:報告書は金曜日までに提出されなければならない。
訳B:金曜日より前には提出してはいけない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
比較・倍数・程度
Q26 The second bridge is twice as long as the first.
訳A:2番目の橋の長さは1番目の橋の2倍だ。
訳B:2番目の橋は1番目より2メートル長い。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q27 This method is less expensive than the old one.
訳A:この方法は以前の方法より費用がかからない。
訳B:この方法は従来の方法より安価だ。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q28 The more carefully you check, the fewer mistakes you make.
訳A:注意深く確認するほど、間違いが減る。
訳B:確認を丁寧に行うほど、ミスは少なくなる。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q29 The box weighs at least ten kilograms.
訳A:箱の重さは多くても10キロだ。
訳B:箱の重さは少なくとも10キロだ。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q30 The new hall is not as large as the old one.
訳A:新しいホールは古いホールほど大きくない。
訳B:新しいホールは古いホールより必ず大きい。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
助動詞・確実性・義務
Q31 He must be tired after the long journey.
訳A:長旅の後なので、彼は疲れているに違いない。
訳B:長旅の後、彼は疲れなければならない。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q32 They must have misunderstood the instruction.
訳A:彼らは指示を誤解したに違いない。
訳B:彼らは指示を誤解する義務があった。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q33 You are supposed to arrive by nine.
訳A:9時までに到着することになっている。
訳B:9時までに到着する予定・決まりになっている。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q34 It is possible that the meeting will be postponed.
訳A:会議は延期になる可能性がある。
訳B:会議は必ず延期になる。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q35 She cannot have forgotten your name.
訳A:彼女はあなたの名前を忘れたはずがない。
訳B:彼女はあなたの名前を忘れてはいけなかった。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
論理・数字・研究結果を正確に訳す
Q36 Although the sample was small, the team continued the study.
訳A:調査対象は少なかったが、チームは研究を続けた。
訳B:調査対象が少なかったにもかかわらず、チームは調査を続行した。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q37 The number of participants increased by twenty percent.
訳A:参加者は20人増えた。
訳B:参加者数は20パーセント増加した。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q38 The rate rose from thirty to forty percent.
訳A:割合は10パーセントポイント上がった。
訳B:割合は10パーセント増えた。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q39 Some students submitted their work, but not all.
訳A:提出した生徒もいたが、全員ではなかった。
訳B:生徒は一人も提出しなかった。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
Q40 The results suggest that the new approach may help.
訳A:結果は新しい方法が役立つ可能性を示唆している。
訳B:結果は新しい方法が必ず役立つことを証明している。
判定:Aのみ/Bのみ/両方のいずれかを選んでください。
全40問の解答・詳しい根拠
問題をすべて解いてから、ここを開いて確認してください。以下は模範判定であり、同じ意味を保つほかの日本語表現まで排除するものではありません。
時制・完了形・助動詞の時間関係|解答
Q01:Aのみ適切。根拠:had closedは到着時点より前に閉店済みであることを表す。
Q02:A・Bの両方が適切。根拠:継続の現在完了。「働き続けている」「働いている」はここでは両方自然。
Q03:Aのみ適切。根拠:had been -ingは過去の基準時点まで続いた動作。
Q04:Bのみ適切。根拠:may have+過去分詞は過去の出来事への推量。
Q05:A・Bの両方が適切。根拠:should have+過去分詞の後悔は自然な日本語で複数表現できる。
仮定法・事実と反事実|解答
Q06:Aのみ適切。根拠:if+過去形・wouldは現在の仮定。過去の事実を述べていない。
Q07:Bのみ適切。根拠:過去の反事実を仮定法過去完了で表す。
Q08:A・Bの両方が適切。根拠:I wish+過去形は現在の事実に反する願望。後者も文脈上自然。
Q09:Aのみ適切。根拠:as if+過去完了は事実として見たことの断定ではない。
Q10:Bのみ適切。根拠:withoutは反事実条件を表せる。could not have+過去分詞。
部分否定・全体否定・数量|解答
Q11:Bのみ適切。根拠:not allは部分否定で、全員反対したとは限らない。
Q12:Aのみ適切。根拠:noneはゼロを表す。not allとは異なる。
Q13:A・Bの両方が適切。根拠:only a fewは少数を強調。双方とも意味を保つ。
Q14:Bのみ適切。根拠:don’t have toは不要・義務なし。禁止のmust notとは違う。
Q15:Aのみ適切。根拠:neither of the twoは二者とも否定。
関係詞・名詞節・文の中心|解答
Q16:Aのみ適切。根拠:whose brotherはgirlの兄を表す所有関係。
Q17:A・Bの両方が適切。根拠:what she discoveredは『彼女が発見したこと』という名詞節。意訳も自然。
Q18:Aのみ適切。根拠:whereは場所を説明する関係副詞。
Q19:Aのみ適切。根拠:非制限用法のwhichは補足説明。限定や比較は追加しない。
Q20:Bのみ適切。根拠:whetherは『〜かどうか』。理由のwhyとは別。
分詞構文・受動態・SVOC|解答
Q21:A・Bの両方が適切。根拠:主節の動作より先に完了したことを表し、時間関係が同じなら両方可。
Q22:Aのみ適切。根拠:Seen from … の意味上の主語はtown。
Q23:A・Bの両方が適切。根拠:現在分詞runningは動作の進行場面を捉える。後者も進行中の様子として解釈可能。
Q24:Aのみ適切。根拠:remain+形容詞・過去分詞由来の補語は状態の維持。
Q25:Aのみ適切。根拠:must be submittedは義務、by Fridayは期限。禁止ではない。
比較・倍数・程度|解答
Q26:Aのみ適切。根拠:twice as longは長さの比率であり、差の長さではない。
Q27:A・Bの両方が適切。根拠:less expensiveの意味を保った自然な日本語の別解。
Q28:A・Bの両方が適切。根拠:the+比較級, the+比較級。両者は同じ相関関係を表す。
Q29:Bのみ適切。根拠:at leastは下限を示し、at mostは上限。
Q30:Aのみ適切。根拠:not as … asは比較する程度に達しないことを表す。
助動詞・確実性・義務|解答
Q31:Aのみ適切。根拠:must be+形容詞はここでは強い推量。
Q32:Aのみ適切。根拠:must have+過去分詞は過去についての強い推量。
Q33:A・Bの両方が適切。根拠:be supposed toは予定・期待・規則を文脈によって表す。
Q34:Aのみ適切。根拠:possibleは可能性の表現であり確実とは限らない。
Q35:Aのみ適切。根拠:cannot have+過去分詞は過去に関する否定の推量。
論理・数字・研究結果を正確に訳す|解答
Q36:A・Bの両方が適切。根拠:althoughは譲歩。両方とも反対関係を正しく表す。
Q37:Bのみ適切。根拠:by twenty percentは増加率。増加人数20人ではない。
Q38:Aのみ適切。根拠:30%→40%は10ポイント増。相対増加率は約33.3%。
Q39:Aのみ適切。根拠:someとnot allを一緒に表現し、全体否定にしない。
Q40:Aのみ適切。根拠:suggest+mayは控えめな示唆。prove・mustと同じ強さではない。
和訳で失点する4種類の原因と直し方
| 失点の型 | 具体例 | 再発防止 |
|---|---|---|
| 時点の逆転 | had doneを『これからする』にする | when/by the timeの基準時点と行動の前後を線で結ぶ |
| 部分否定の全体否定化 | not allをnoneと同じ意味にする | notの影響範囲を丸で囲む |
| 事実と推測の混同 | may/suggestをmust/proveとして訳す | 文中の確実性を示す語を訳出 |
| 数値の単位ミス | 20%と20ポイントを混同 | 人数・割合・割合の差を別々に書く |
復習の手順:各英文の主節を特定し、誤答した日本語のどの語が誤りかを書き出す→英文を見直す→翌日、選択肢を隠して自分の訳を書く→別解が許容される理由を説明する。翻訳の丸暗記ではなく、英文から意味を構成する力を鍛えます。
無料の関連教材と学年末テストへの学習順
- Stage3 Read下線部和訳40問:訳例を選べるようになった後、英文を自力で日本語にする。
- Stage3学年末テスト対策48問:文法・英作文・初見長文を一度に診断する。
- Stage3 Lesson1〜12無料教材一覧:苦手文法の該当Lessonに戻る。
よくある質問
模範解答と違う日本語でも正解になりますか?
英文と同じ事実・時制・主語・否定の範囲・条件・確実性を保っていれば、別解として成立することがあります。ただし学校の記述式採点は学校の基準に従ってください。
『両方正しい』問題には差がないのですか?
訳語や言い回しの違いはあります。しかし設問が求める主要な意味をどちらも保持しているため、ここでは両方許容します。
教科書の和訳を全部暗記すべきですか?
訳の暗記だけでは初見の英文に対応しにくくなります。まず構文と根拠を説明できるようにし、次に自力で訳して既存の解答と照合することを推奨します。
何点取れたら次に進めますか?
学校の成績基準ではありませんが、誤答理由を説明できたら次の英語長文へ進めます。単純な得点よりも、同じ誤りが翌日に再発しないことを確認してください。
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参考にした主な公式情報
参考情報確認日:2026年10月28日。40英文・80訳例・解説は慶英会が独自制作した教材です。出版社の本文・公式問題・模範解答を転載していません。

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