奈良女子大学附属中等教育学校のSSH探究と英語の両立|前期1・2年の探究入門・英作文独自20問

36〜54分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

奈良女子大学附属中等教育学校の前期課程1・2年で、SSHの探究活動は頑張っていても英語の定期考査・英作文で失点する場合は、学校の既習英文法を優先し、探究で扱ったテーマを短い英語に書き直す練習を加えましょう。 学校公式の2025〜2027年度SSHカリキュラムでは、1年「探究入門」は文章表現・データ整理・プレゼン等の基礎、2年「探究基礎Ⅰ」は奈良の地域素材を使うグループ探究です。全員が英語で科学研究を発表する必修課題だとは書かれていません。2026年度英語シラバスと学校の考査範囲・返却答案を優先し、「動詞・語順・指定語彙・初見読解・英作文」を診断します。本記事では公式情報と家庭学習例を明確に区分し、独自20問と全解説、14日間の学習モデルを掲載します。

公式の探究活動|1年「探究入門」と2年「探究基礎Ⅰ」を区別

学校公式「6年一貫共創型探究カリキュラム」では、1年の探究入門は文章表現・データ整理・プレゼンテーション・データサイエンスの基礎を学びます。2年の探究基礎Ⅰは奈良の歴史・文化・地理・自然などを素材に、グループで情報共有・意見交換・役割分担を行う学びです。3年以降の発展的な内容を、前期1・2年に必須と決めつけてはいけません。

2025〜2027年度SSHの公式概要は、総合知を重視したカリキュラムの深化・普及を説明しています。2025年度公開研究会は2026年2月13・14日に開催されました。「2025年度」と「開催年2026年」を混同せず、後期課程の研究発表が前期1・2年全員の英語課題であると推測しません。

学校で学ぶ探究学校公式の学年別内容家庭で英語学習へ応用する例(慶英会独自)
1年:探究入門文章・データ整理、プレゼンなどの基礎What did you learn?へ既習英文2文で答える
2年:探究基礎Ⅰ奈良の地域に関するグループ探究地域の事実と自分の意見を分けて英語3文を書く
3年:探究基礎Ⅱ地域を超えた課題設定・探究手法前期1・2年への必須先取りとはしない
4〜6年:基盤探究発展的な研究・発表など上級生の実績を中1・中2の義務と混同しない

2026年度英語シラバスは「年間予定」であり、SSHの研究表彰とは別

2026年度シラバスの公式案内は内容を「予定(展開例)」と明記しています。現在の英語教科書・ワーク・定期考査の範囲・提出課題は本人の学年資料を優先します。英語シラバスの確認手順については、別の公開済み記事2026年英語シラバス・定期考査対策を参照してください。本記事は探究活動の具体的な学年差と英作文への応用に絞ります。

英語の失点を5分類してから探究英語に取り組む

つまずき確認方法最初の復習
文法・時制Does she likes / Did she went などの誤文助動詞の後の原形を別の主語で再テスト
学校の指定語彙意味は分かるが綴りを自力で書けない日本語から英語で5語を書く
初見読解本文の根拠を示せず推測で答える誰が・何を・なぜに下線
意見発表意見と事実が混ざる観察文1つ、意見文1つに分ける
英作文内容は伝わるが動詞・語順で失点声に出した文を手本なしで書き直す

この診断表は慶英会の独自教材です。SSH指定校であることが英語テストの出題分野や英検級を決めるわけではなく、個々の学校試験の採点規準は返却答案・授業資料で確認します。

探究活動を英語学習へどう生かすか

探究活動を英語の学びへつなげる最も簡単な方法は、身近な問いについて英語で一文説明することです。例えば学校で植物の成長を調べたならPlants need water and light.といった平易な英文から始められます。これは学校指定の英語課題ではなく、既習文法を使う家庭学習の例です。専門用語を大量に覚えるより、主語と動詞が正確な英文を作る練習を優先しましょう。

前期課程1年は英文の骨格を習得する

中1相当の段階では、be動詞・一般動詞、疑問文・否定文、基本時制、語順などを授業で習った範囲で確認します。例えばShe studies science.とDoes she study science?の違いを説明し、studiesがstudyになる理由まで理解しましょう。単語を入れ替えて別の英文を書けるか試すと、形式的な暗記と実際の理解を区別できます。

前期課程2年は理由や比較を説明する

中2相当の段階では、学校で習った接続表現や比較などを使い、主張と理由を結び付ける練習ができます。例えばI think recycling is important because it reduces waste.のように、意見と理由を短く述べます。ただし具体的な文法の履修順序は学校の授業に従ってください。探究活動の話題を利用する場合も、英文法の正確さを確保してから内容を広げることが大切です。

英語で問いを立てる練習

探究テーマが決まったら、まず日本語で問いを一文にまとめ、その後本人の語彙力で英語に直してみましょう。例えばHow does sunlight affect plants?のように、調べたい関係を明確にすると英語で何を説明すべきか分かりやすくなります。学校の研究活動の公式言語や課題形式を定めるものではないため、授業で日本語の発表が求められる場合はその指示を優先してください。

事実・観察・意見を区別して英文を書く

理科系の話題を英語で説明するときは、自分が観察したこと、資料から確認した事実、自分の考えを分ける必要があります。例えばWe observed three plants.は観察した内容、I think light is important.は意見を表します。根拠のない結論を断定しないことも大切です。英作文の際には、主語と時制が内容に合っているかも確認しましょう。

実験手順を英語で並べる練習

英語の順序表現を練習するなら、First、Next、Finallyなどを使い、三つの手順を説明できます。長文を書くより、何をどの順番で行ったかが読み手に伝わることを重視しましょう。学校の実験手順が英語提出の対象であると断定するものではありません。家庭での英作文練習として安全な身近な活動を題材にするとよいでしょう。

科学記事の読解では主張と証拠を見る

興味に応じて平易な科学記事を読む場合、知らない単語をすべて調べる前に、文章の主題・主張・証拠がどこにあるか確認します。その後、主語と動詞、接続詞、修飾語句の構造を整理し、一段落ずつ内容をまとめます。学校の定期考査で使う教科書の英文が読めない場合は、外部の難しい科学記事より学校教材の読解を先に完成させましょう。

単語は学校の語彙と探究用語を分ける

定期考査へ向けた単語と、自分の探究テーマで使いたい専門語彙は別のリストで管理しましょう。学校の語彙は意味・発音・つづりを確認し、日本語から英文へ再現できるか試します。専門語彙は最初から大量に覚えず、説明に必要な言葉だけを調べます。試験範囲の単語を後回しにしないことが大切です。

英文の意味が取れないときは構造を調べる

文の意味が曖昧なときは、まず主語と述語動詞に印をつけ、残りの語句が何を説明しているか確認します。because、when、ifなどの接続表現があれば前後の論理関係を考えましょう。複数の英文がつながった段落では、中心となる一文を探します。訳を丸暗記しても初見の文章が読めない場合は、英文構造の理解を優先してください。

ライティングの誤りを内容と文法に分ける

英作文を添削するときは、書きたいことが明確かという内容面と、語順・時制・語形が正しいかという文法面を分けて見ます。例えば科学的な話題で結論が曖昧なら日本語で内容を整理し、英文の形が不正確なら学校の基本例文に戻りましょう。難しい表現を使った文章よりも、意味が正確に伝わる短い英文を優先します。

発表練習は原稿理解から始める

探究の内容を発表するときは、まず日本語で何を伝えたいか整理し、英文を作る場合は本人が意味を説明できる内容にします。原稿を読みながら発音を整えることと、質問を聞いて返答することは別の技能です。相手からWhy?やHow do you know?と聞かれた場合を想定して、一文で根拠を説明する練習ができます。

聞き取りは音声と文字を照合する

リスニングが苦手な場合、未知語が原因なのか、知っている語でも速い音声で聞き取れないのかを区別しましょう。学校指定の音声を短く聞いて理解した内容を記録し、スクリプトを見て確認した後、意味を意識して音読します。長時間の聞き流しだけでは、具体的にどこが弱点なのか分からない場合があります。

協働的な学習で分かったつもりにならない

グループで説明を聞いた直後は理解できても、一人で同じ英語の問題を解けるとは限りません。授業後に重要英文を教材なしで再現し、翌日にも同じルールを使った類題を解くことが効果的です。グループの発表が成功したことと、本人の定期考査で正解できることを区別して確認しましょう。

慶英会独自20問|SSHの「問い・根拠・説明」を英語力に変える

以下は慶英会の独自作成教材です。奈良女子大学附属中等教育学校の英語定期考査・SSHの指定課題・探究発表・英検公式問題ではありません。 1〜8は動詞と語順、9〜12は英文の自力再現、13〜16は初見読解、17〜20は意見と理由です。まだ習っていない英文法は採点対象にせず、学校の現在の範囲を優先します。

問13〜16の創作英文: This is a fictional project, not a report from Nara Women’s University Secondary School. Last month, Ken and his classmates studied a small park in their town. They wanted to understand how people used the park. First, they counted visitors on three different days. Then they asked people why they came to the park. Some visitors wanted a quiet place to read. Others enjoyed walking under the trees. The students made a chart and prepared a short presentation. Their teacher reminded them that three days of observations were not enough to explain why all people used the park. She suggested collecting more information before making a strong claim.

番号独自の問題
1She (study / studies) English every day.
2Does he (like / likes) science?
3They (was / were) interested in the park.
4Did you (visit / visited) the museum yesterday?
5She can (explain / explains) the chart.
6We enjoy (talk / talking) about our town.
7I went to the park (take / to take) pictures.
8This plan is (better / best) than the last one.
9否定文に:He likes the park.
10疑問文に:Your friend studies history.
11「私たちは昨日、その公園を訪れました。」を英語に。
12「私はこの町が好きです。なぜなら自然が美しいからです。」(because)
13What did the students want to understand?
14On how many different days did they count visitors?
15What did the students prepare for sharing their findings?
16Why did their teacher recommend more information?
17What subject do you enjoy, and why?(英語2文)
18What did you learn from a group activity?(英語2文)
19Give one fact and one opinion about a park.(2文)
20How can students make a presentation clearer?(提案+理由)

独自20問の全解答・解説|文法と内容を分けて確認

番号模範解答解説・根拠
1studiesSheは三人称単数で現在の習慣。
2likeDoesの後は動詞原形。
3were複数主語Theyの過去のbe動詞。
4visitDidの後は動詞原形。
5explaincanの後は原形。
6talkingenjoyの後は動名詞。
7to take目的を示す不定詞。
8betterthanと比較する形。
9He doesn’t like the park.doesn’tの後はlike。
10Does your friend study history?Doesの後はstudiesをstudyへ戻す。
11We visited the park yesterday.過去の行動はvisited。
12I like this town because its nature is beautiful.意見と理由をつなぐ。自然な別解可。
13How people used the park.最初の目的を確認。
14On three different days.Firstで始まる文に記載。
15A chart and a short presentation.made a chart and prepared … の文が根拠。
16Because three days of observations were not enough to explain why all people used the park.限られた観察から原因を決めつけないため。
17I enjoy science. I like learning about animals.科目と理由。別解可。
18I learned to listen to other ideas. Working together helped me think carefully.学びと理由。自然な別解可。
19There are many trees in this park. I think this park is beautiful.1文目は仮想の公園の観察、2文目は意見。
20We should use simple words. They help listeners understand our ideas.提案と理由が一貫。

①〜⑧で失点が続く場合は、SSHの専門英語を先取りするより、学校で習ったbe動詞・一般動詞・助動詞・時制に戻ります。⑨〜⑫は作文の正確さ、⑬〜⑯は本文の根拠、⑰〜⑳は事実と意見を分けて表現できるかを確認してください。自由英作文には複数の適切な答えがあります。この20問の正答数で学校の英語評定・SSHの評価・英検の合否を予測できません。

前期課程1・2年の英語と探究を両立する14日間プラン

タイミング学校英語・定期考査SSHの興味を英語に転用する家庭学習
14〜12日前学校の考査範囲と提出物、直近の誤答を確認探究テーマを日本語で1文整理
11〜9日前現在の学年で習った文法・指定語句を練習既習文法で事実1文・理由1文を英語に
8〜7日前学校ワークを解答を見ずに再テスト表・観察の内容を英語2文で説明
6〜5日前初見読解の本文根拠に印を付ける事実・推測・意見を区別する
4〜3日前誤文を別の主語や時制で書き直す原稿なしで短く説明し録音する
2日前指定教材と提出課題を最優先発表練習を短く絞り、難しい新教材を追加しない
前日学校の最頻出誤答のみ確認し休息睡眠を削って長い原稿を覚えない
考査後返却答案の誤りを分類し再テスト次の探究発表へ使える表現を1つ選ぶ

この14日間は慶英会独自の家庭学習モデルです。学校の正式なSSH課題・英語の試験日程ではありません。期限が迫る提出課題と現年度の英語シラバスを優先し、探究の英語表現は負担を増やさない範囲で加えます。

既存公開記事との差別化|英語シラバスとSSH探究を分けて読む

学校の2026年度英語シラバスで確認できる学年別の英語授業・教材については、「2026年英語シラバス・定期考査対策」の公開済み関連記事を参照してください。本記事では、1年「探究入門」と2年「探究基礎Ⅰ」の違い、SSHの活動を学校の英語の文法・文章の説明力へ応用する方法を重点的に扱います。

英検とSSH研究の英語は目的が異なる

英検は受験級に応じて読解・リスニング・ライティング・面接などの能力を測る試験です。SSH研究の場では研究テーマの理解や説明、議論も重要になり得ますが、学校のすべてのSSH活動が英語で実施されるわけではありません。英検合格でSSHの研究発表が保証されることもありません。学校の英語学習と英検対策を分け、現時点の弱点に応じて時間を配分してください。

NEW TREASUREの使用は学校教材の確認が必要

奈良女子大学附属中等教育学校のSSH公開情報だけで、前期課程の全学年がNEW TREASURE(ニュートレジャー)を使っているとは断定できません。教材や進度を推測する代わりに、本人の教科書、学校配布プリント、学年シラバスを確認し、指定されたLessonや単元に沿って学習しましょう。

保護者が週1回確認する三つのポイント

一つ目は学校の英語課題が期限内に終わっているか、二つ目は基本例文を教材なしで書けるか、三つ目は前回の返却答案と同じ誤答が減っているかです。探究活動の充実と英語の得点を同じ尺度で判断せず、本人が分からない単元を絞り込みましょう。必要な場合は学校の教科担当に学年の到達目標を確認するとよいでしょう。

よくある質問

Q.学校は2026年もSSHの指定校ですか? 学校公式ページによると、2025~2027年度のSSH研究開発課題に取り組んでいます。

Q.2026年に生徒の探究成果発表会はありましたか? 2025年度公開研究会・SSH研究成果発表会が2026年2月13・14日に開催されました。

Q.前期課程1・2年の全員が英語で研究発表しますか? 確認した公式情報だけからはそのような全員必修とは判断できません。

Q.探究活動が得意なら英語の定期考査も得意になりますか? 別の技能が必要なので、語彙・文法・読解・英作文を学校教材で確認してください。

Q.NEW TREASUREを使っていますか? 今回のSSH関連資料だけでは全学年の使用を確認できません。本人の教材を優先してください。

Q.英検はどの級から始めるとよいですか? 学年だけで決めず、公式過去問で読解・聞き取り・英作文の到達度を確認してください。

英語の成績と探究活動を両立したいご家庭へ

慶英会では中高一貫校の学校英語、定期考査、英検、英作文、スピーチに対応したオンライン個別指導を行っています。奈良女子大学附属中等教育学校との公式な提携関係はありませんが、本人の教科書、授業プリント、返却答案、発表原稿を基に、語彙・文法・読解・ライティング・発話の弱点を整理できます。前期課程1・2年のうちに学校英語の土台を固めたいご家庭は、慶英会公式サイトから最大1か月の無料体験・学習相談をご確認ください。

参考にした主な公式情報

情報確認日:2026年10月12日。SSHの研究開発課題と後期課程を含む研究成果は、前期課程1・2年の英語授業・評価・必修課題の直接的な証明ではありません。学年ごとの最新シラバスと学校配布資料を優先してください。

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