
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
金蘭会で取り組んだ活動を振り返るとき、「私たちは発表しました」で終わると、自分が何を担当し、どこで考え直したかが見えにくくなります。逆に、班全体の成果をすべてIで書くと、自分一人で行ったように伝わることがあります。班の成果・自分の役割・確かめられた結果を分けることから、短い英語の活動報告を作りましょう。
本記事は、中高生と保護者様が家庭で使える架空の活動メモ3組、英語の完成例と全訳、12課題と全解説です。活動の規模や受賞歴を増やす練習ではありません。実際に行った範囲を、相手に誤解なく伝えることを目標とします。
公式のポートフォリオ支援と、この家庭用英作文の範囲
金蘭会公式「学びの特徴」は、中学・高校の学びについて、ポートフォリオ(活動実績報告書)の段階的な作成から試験対策・出願までの支援を紹介しています。留学・研修での学びを可視化する説明もあります。確認日:2026年11月3日。
ただし、以下の英文が学校指定の書式・現在の提出課題・入試の採点基準だという意味ではありません。全員が活動報告を英語で提出するとも断定しません。学校が求める記入言語、字数、対象活動、提出方法を優先し、本記事は英語で説明する任意の基礎練習として使ってください。学校公認・提携教材ではありません。
IとWeの使い分けだけでなく、動詞の範囲を確認する
全体:班やクラスとして何を行ったか。
担当:その中で自分が具体的に何をしたか。
結果:記録や相手の反応から何が分かったか。
次:まだ分からない点、次に試すことは何か。
例えばWe made a display.(私たちは展示を作りました。)は班の活動を示します。I wrote the labels.(私は説明札を書きました。)は自分の担当を示します。I made the whole display alone.(私は展示全体を一人で作りました。)へ変えるには、それを裏付ける事実が必要です。大きな動詞を選ぶより、実際の担当が分かる動詞を選びます。
架空メモA:展示全体と説明札の担当を分ける
以下の人物・学校・活動・数値はすべて学習用の創作です。金蘭会の実際の活動記録、在校生の経験、学校の提出例ではありません。実際の記録に使うときは自分の事実へ置き換え、架空の経験を自分の実績として提出しないでください。
メモA:四人の班で、紙の模型を並べた展示を作った。アヤは六枚の説明札を書いた。ミオは模型の配置を考え、ほかの二人は模型を作った。友達一人が「順番が分からない」と言ったので、アヤは札に1〜6の番号を加えた。来場者数や全員の理解度は記録していない。
完成例A:Our group of four made a display of paper models. I wrote six labels, and Mio planned the layout. After a friend said the order was unclear, I added numbers to the labels. We did not count the visitors, so I cannot say how many people used the display.
全文訳:四人の班で紙の模型の展示を作りました。私は六枚の説明札を書き、ミオは配置を考えました。友達が順番が分かりにくいと言った後、私は札に番号を加えました。来場者を数えていないので、何人が展示を利用したかは言えません。
番号を加えたことは書けます。しかし「全員が理解した」「百人の役に立った」は、このメモから確定しません。番号を加えた後の分かりやすさも、別途確認していない範囲を残します。
架空メモB:質問を考えた人、尋ねた人、記録した人
メモB:クラスの架空の校内聞き取り練習で、リナは質問案を三つ書いた。班は相談してそのうち二つを使った。当日は二人の班員が質問し、リナは返答をメモした。リナは一つの答えを聞き逃し、回答者に確認してからメモへ追記した。実際の職業体験や外部への取材ではない。
完成例B:I drafted three questions, and our group chose two of them. Two classmates asked the questions while I took notes. I missed one answer, so I checked it with the speaker before adding it to my notes.
全文訳:私は質問案を三つ書き、班はそのうち二つを選びました。二人のクラスメートが質問し、その間私はメモを取りました。一つの答えを聞き逃したので、メモに追記する前に話し手へ確認しました。
質問を作る役割も、記録する役割も具体的な貢献です。自分が口頭で質問していない場合、I asked all the questions.(私はすべての質問をしました。)とは書きません。確認して補った事実を、最初からすべて聞き取れた実績に変えないことも大切です。
架空メモC:一つの応答ができたことと、英語全体の力
メモC:架空の英語交流練習で、ユイは相手の好きな本を尋ねた。最初の返答が分からず、もう一度ゆっくり話してもらうよう頼んだ。相手が言い直すと本の題名が分かり、題名を復唱して確認できた。それ以外の会話すべてを理解できたかは記録していない。次は、本を好きな理由を尋ねる練習をしたい。
完成例C:I asked my partner about a favorite book. I did not understand the first answer, so I asked my partner to speak more slowly. After the answer was repeated, I checked the title by saying it back. Next, I want to practice asking why someone likes a book.
全文訳:私は相手に好きな本について尋ねました。最初の答えが分からなかったので、もっとゆっくり話してくれるよう頼みました。答えを繰り返してもらった後、題名を言い返して確認しました。次は、本を好きな理由を尋ねる練習をしたいです。
聞き返して確認できた点を成果として残せます。「もう英語は全部分かる」「どんな相手とも流暢に話せる」と言い換える必要はありません。紙上の読解・作文練習であり、実際の聞き取りや発話能力を測定する教材でもありません。
独自12課題:担当・根拠・次の一歩を区別する
問1 Aで班全体として行ったことと、アヤの担当をそれぞれ答えてください。
問2 Aの事実に合わせ、「私は六枚の説明札を書いた」を英語にしてください。
問3 Aから「展示を百人が利用した」と書けますか。理由も答えてください。
問4 Aで番号を加えた後、何を確かめると改善の結果を説明しやすくなりますか。
問5 Bでリナが作った質問案は何個で、班が使ったのは何個ですか。
問6 BをI asked all the questions.と報告してよいですか。
問7 Bのリナがメモへ追記する前にしたことを、短い英語で答えてください。
問8 Bについて「最初からすべて聞き取れた」と書く代わりに、どの行動を成果として説明できますか。
問9 Cで最初の答えが分からなかったとき、ユイは何をしましたか。
問10 Cから「どんな英会話でも全部理解できる」と結論できますか。
問11 Cで次に練習したいことを、I want toで始めて英語にしてください。
問12 活動報告を読む保護者様が、「もっと立派な成果を書こう」以外に尋ねられる具体的な質問を二つ挙げてください。
12課題の全解答・解説
解答1 班全体は紙の模型の展示を作ったこと、アヤの担当は六枚の説明札を書き、後で番号を加えたことです。模型や配置を作った他の人の仕事まで自分の担当に含めません。
解答2 I wrote six labels.(私は六枚の説明札を書きました。)です。班の作業を一人で行ったという意味にはしません。
解答3 書けません。来場者数を記録していないためです。展示を作った事実と、利用者の人数は別の情報です。
解答4 例:番号を加えた札を見た人が、模型を見る順番を理解できるか確認します。まだ確認していない場合は「今後確かめたいこと」として書き、改善が成功した結果にしません。
解答5 三つ作り、二つ使いました。案の数と採用された数を分けます。三つすべてが使われたとは書きません。
解答6 いいえ。口頭で質問したのは二人のクラスメートです。I drafted three questions.(私は質問案を三つ書きました。)やI took notes.(私はメモを取りました。)なら自分の担当を表します。
解答7 例:She checked the answer with the speaker.(彼女は話し手に答えを確認しました。)です。She checked it with the speaker.も、itがその答えと分かる文脈なら可です。
解答8 聞き逃したことに気づき、話し手へ確認して記録を補った行動です。失敗がなかったふりをせず、その後の対応を説明します。
解答9 もっとゆっくり話してくれるよう頼みました。その後、聞いた題名を復唱して確認しています。最初から分かったという報告にはしません。
解答10 できません。この場面で題名を確認できたことは分かりますが、英会話全般の理解度は測定していません。成果の範囲をその場面に限定します。
解答11 I want to practice asking why someone likes a book.(私は、その人がなぜある本を好きなのかを尋ねる練習をしたいです。)など。すでにできたことではなく、次の目標として表します。
解答12 例:「班で行ったことのうち、自分が担当したのはどこ?」「その結果は、どの記録や反応から分かる?」です。「まだ分からないことは?」「次は何を試したい?」も有効です。答えや実績を保護者が作るのではなく、本人が事実を説明できるようにします。
家庭での学習順:出来事を飾る前に分けて書く
1回目:メモA〜Cを読み、「全体」「担当」「確かめた結果」「次」を日本語で分けます。2回目:完成例を隠し、自分の担当をIで一文、全体をWeで一文にします。翌日:問題だけで再回答し、担当していない行動や確認していない成果を加えていないか確かめます。実際の振り返り:学校の指示に合う活動を一つ選び、残っている自分の記録をもとに短く書きます。
覚えていない人数・日付・相手の言葉を、例文に合わせて埋める必要はありません。分からない点は未確認として残します。仲間の氏名や個人情報を公開したり、外部の人へ新たに取材したりする課題ではありません。学校への提出では、学校が求める形式と情報の扱いを優先します。
英語で実際に説明する練習へ
金蘭会アウコンに向けたスピーチ・スキットの12課題では、同じ要点を違う形式で伝える練習ができます。高校ヨハクの英語3課題・12問は、学習後に自力で何ができるかを確かめる教材です。本記事の活動報告とは目的が違うため、必要な工程を選んでください。
無料英語教材一覧も使えます。本記事の完成例・全訳・12課題・全解説は無料で完結し、専用PDF・音声は未制作です。
短い英文で自分の担当や考えを説明することに困る場合は、下の公式LINEまたはお問い合わせフォームへ、学年と英語で困る工程をお知らせください。本記事は出願書類の代筆・入試評価・ポートフォリオ個別指導の提供を約束するものではありません。合格や得点、無制限添削も保証しません。氏名入りの活動記録や第三者の個人情報を最初から送る必要はありません。

最大1か月完全無料体験・学習相談受付中
最大1か月の完全無料体験をご案内
学校教材・学力・目標に合わせた個別指導
入塾前に授業の進め方や講師との相性をお確かめください。
学校英語・定期テスト・英検の学習相談にも対応します。
保護者様の教育相談も無料で承ります。
1.学年 2. 学習目標 3.体験ご希望をお送りください。
体験の期間・回数・担当講師・日程は、ご希望と受付状況を確認してご案内します。
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する
