慶應義塾普通部の英語プレゼンテーション対策|中1・中2の原稿例・質問応答10例・文法12問

37〜56分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

慶應義塾普通部の中1・中2で英語プレゼンテーションが苦手な場合、まず『原稿を短く正確に作る→意味を理解して話す→想定外の質問にも答える』の3段階に分けて準備しましょう。 学校公式の教育方針には、短い英文の口頭発表から、自分でテーマを決めてスピーチ原稿・スライドを作成する活動まで取り組むことが示されています。また英語授業では、4技能統合、タブレットを活用した発表、多読、暗唱などを重視しています。原稿をただ丸暗記しても、定期試験で英文を正しく書く力や、その場での応答力に直結するとは限りません。そこでこの記事では、学校公式情報と家庭向けの独自指導案を区別し、中1・中2向けの英語原稿、質問応答例、誤文訂正12問、14日間の準備計画を解答・解説付きで紹介します。実際の発表テーマ、語数、採点観点、使用教材は学校配布の最新指示を優先してください。

慶應義塾普通部の英語プレゼンテーションは何をする?

慶應義塾普通部の公式「教育方針―労作教育―」は、英語によるプレゼンテーションを発展的な「話す」活動と位置づけています。初歩的な短文の口頭発表から、各生徒がテーマを決め、英語のスピーチ原稿と発表用スライドを作る取り組みへ進むと説明しています。従って「難しい単語を大量に使う」ことだけではなく、聞き手に内容を伝えられる英文を自力で構成することが大切です。

公式「普通部の授業」では、中学1年の英語は週5時間、中学2年・3年は週6時間。中1は24人学級、中2・3は40人学級を二分割して授業を行うと説明しています。外国語の4技能をつなぐ授業の中で、タブレットによるプレゼンテーション・スピーキング、多読、暗唱などの言語活動を実施すると記されています。

ここでいう学校公式の説明は教育の方向性です。学校が各学年でいつ、何分間、どの題材のプレゼンテーションを実施するか、発表が成績に何%反映されるかは、これらの公開ページから一律には確認できません。この記事の学習計画と評価チェックは、慶英会が提案する家庭学習の例であり、普通部の公式ルーブリックではありません。

まず学校からの課題指示で確認すべき7項目

  • 対象学年・科目と、テーマを本人が選べるか。
  • 発表時間・英文の分量・原稿の持ち込み可否。
  • スライドの枚数、写真・引用素材の出典表記の指定。
  • 個人発表かグループ発表か、質疑応答の有無。
  • 発音・内容・構成・英文法などの評価観点と提出期限。
  • 使用してよい辞書、翻訳ツール、生成AIの範囲。
  • 録音・撮影・資料提出の形式、学校の著作権・肖像権に関する注意。

とくに保護者様が原稿をすべて英訳・修正してしまうと、本人が質問に答えられないことがあります。提出ルールを確認したうえで、内容を決めるのは生徒本人、言い換えや英文法の修正は学習支援として行い、最後に本人の言葉で再現できるか確かめましょう。

中1は『主張・理由・例』の3要素を短い英文で伝える

発表原稿を書き始める前に、日本語で①何について話すか、②なぜそう考えるか、③具体例は何かの3点を整理します。高度な単語を集めるより、現在の授業で扱った基本文型を確実に使う方が、自分で内容を理解しながら話せます。例えば「好きな学校の活動」を題材にするなら、次のような英文を土台にできます。

独自例文A|中1向け短いスピーチ(学校の指定原稿ではありません)

Title: My Favorite School Activity

Hello, everyone. Today, I want to talk about my favorite school activity. I like reading books in the library. I can find new ideas and learn many things. Last week, I read a book about the ocean. It taught me something new about sea animals. I want to read more books and share interesting stories with my friends. Thank you for listening.

内容:学校で好きな活動は図書室での読書であること、好きな理由、新しく知ったこと、これからしたいことを順番に述べています。文法の確認:I like … で好み、I can … で可能、Last week, I read … で過去の経験、I want to … で今後の希望を表しています。readの過去形は綴りが同じでも発音が現在形と異なるため、実際の読み方を辞書や学校指定の音声で確認しましょう。

発表用の内容は実際の本人の経験に変更してください。学校でまだ習っていない表現は、授業で扱った文法へ言い換えれば構いません。例文を丸ごと学校へ提出するのではなく、本人自身の題材で文章を作り直すための手本として使用してください。

中2は『意見・理由・具体例・提案』へ一段階発展させる

中2で説明する量が増えてきた場合は、一文を無理に長くするのではなく、文と文を分かりやすくつないで構成を整えます。接続詞becauseやso、比較表現などを必要に応じて使い、説明の根拠を示す練習が役立ちます。文章のレベルは実際の既習範囲に合わせて調整してください。

独自例文B|中2向け:Why Reading Is Important

Title: Why Reading Is Important

I think reading is important for students. First, books help us understand different people and places. For example, I recently read a story about a family living in another country. I learned that people can have different traditions but similar feelings. Second, reading gives us new words and ideas. It is not always easy to understand a new book, but I feel happy when I finish one. I want to keep reading and talk about books with my friends. Thank you.

構成:最初に結論(reading is important)→第一の理由→具体例→第二の理由→今後の目標という順番です。文法・意味:I think (that) … は意見、For exampleは具体例、butは対比、when節は時を表します。読書体験は本人が本当に読んだ内容に置き換え、学校が求める発表時間や語数に合わせて削減・追加します。

スライドは『読むための原稿』ではなく『伝えるための補助』

要素避けたい例改善例
1枚の情報量英文をそのまま10行並べる見出しと重要語、必要なら図を1点だけ置く
本文とスライド画面の長文を読み上げる画面は要点、説明は自分の言葉で行う
資料の根拠出典不明の写真や数値を使用利用できる素材を選び出典を記載
練習方法内容を理解せず丸暗記するスライドのキーワードから自分で再説明する

スライド枚数や画像の使用条件は学校の指示を最優先してください。手の込んだ演出より、英語を聞きながら内容を追えるかを確認します。発表原稿・スライド・口頭説明が同じ内容を伝えているかが重要です。

原稿を暗記しても話せないときの5段階

  1. 意味を説明する:1文ずつ日本語で説明し、分からない表現をなくす。
  2. 息の区切りを付ける:文を意味のまとまりに分け、無理のない位置で短く区切る。
  3. 音を確かめる:学校指定の音声や信頼できる発音辞書を参照し、自分で録音する。
  4. キーワードだけで再現する:原稿全体ではなく各段落のキーワードを見て話す。
  5. 順番を変えて質問する:原稿と同じ順番でない質問を受けても、2文程度で答える練習をする。

ただし、学校が完全暗唱や原稿持ち込み不可を指定しているなら、その条件で仕上げる必要があります。家庭では『覚えた英文を読み上げる力』と『自分の考えを説明する力』の両方を確認してください。

質問に答えられない中1・中2へ|独自想定質問10例と模範回答

次は家庭練習用の独自例です。普通部で実際に出題された質問ではありません。生徒様自身の発表テーマに合わせて内容を変更し、質問をすべて暗記するより、意味を理解して答えることを目標にします。

  1. Why did you choose this topic? — Because I am interested in books and learning new things.
  2. What is your main point? — My main point is that reading helps us learn.
  3. Can you give us an example? — For example, I learned about sea animals from a book.
  4. What was the most interesting part? — The most interesting part was learning about different animals.
  5. What did you find difficult? — Some words were difficult, so I used a dictionary.
  6. How often do you read? — I usually read a little before going to bed.
  7. What would you like to do next? — I would like to read more books about other countries.
  8. Do you agree that reading is important? — Yes, because books give us new ideas.
  9. Can you explain that in another way? — I mean that books help us see different points of view.
  10. Could you repeat your main message? — Yes. I believe that reading can make learning more enjoyable.

聞き取れないときは、Could you say that again, please? と聞き返して構いません。答えが分からないときは、分かったふりで長く話すより、I am not sure, but I think … のように正直に伝える練習もできます。これらの表現の許容範囲は実際の学校の指示に合わせてください。

独自英文法チェック12問|発表原稿と定期試験に共通するミスを診断

以下は慶英会独自の英作文・誤文訂正問題です。普通部の過去問・考査範囲ではありません。 中1・中2の現在の既習事項から出題する問題だけを選び、英文を自力で書いてから解答を確認してください。

  1. 誤文訂正:She like reading books.
  2. 誤文訂正:Does he likes science?
  3. 語順整序:do / usually / you / when / read / books / ?
  4. 誤文訂正:I visited the library yesterday and readed a book.
  5. 英作文:「その本は面白いので、私は読書が好きです。」
  6. 適語選択:I want (read / to read) the book.
  7. 誤文訂正:I can to speak English.
  8. 英作文:「私は先週、海についての本を読みました。」
  9. 適語選択:This book is (interesting / more interesting) than that book.
  10. 誤文訂正:There is many interesting stories in this book.
  11. 接続詞を用いて二文を結合:I was nervous. I enjoyed my presentation.(butを使う)
  12. 短い回答を英語で作る:Why do you think reading is useful?(理由を一つ含める)

12問の解答・解説

  1. She likes reading books.:Sheに続く現在形の一般動詞には原則-sを付けます。
  2. Does he like science?:Doesを使う疑問文は一般動詞の原形like。
  3. When do you usually read books?:疑問詞+do+主語+頻度副詞+一般動詞。
  4. I visited the library yesterday and read a book.:readの過去形はreadのまま(発音は異なる)。
  5. I like reading because the book is interesting. など:理由と主張を自然につなぐ英文であれば別解も可。例文のthe bookは特定の本を指します。
  6. to read:want to do の形。
  7. I can speak English.:助動詞canの後は動詞の原形。
  8. I read a book about the ocean last week.:過去の行動でもreadの綴りは同じ。
  9. more interesting:thanと一緒に比較級を使います。
  10. There are many interesting stories in this book.:主語に相当するmany interesting storiesは複数なのでare。
  11. I was nervous, but I enjoyed my presentation.:butで逆接の二文をつなぎます。
  12. 例:Because I can learn new words and ideas.:理由が質問に合っていれば自然な別解も可。

間違えた項目は同じ英文をただ書き写すのではなく、主語・時・目的語を変えて3文作ります。⑨の比較級など未習単元が含まれる場合は、その時点で正答できなくても学力不足と判断しないでください。学校の現在の進度に合う設問から確認します。

Oxford Reading Treeの多読は発表にどう役立つ?

学校公式の教育方針には、Oxford Reading Treeの多読用テキスト約200冊を活用し、学校の図書室でも読む機会を提供することが説明されています。多読の目的は多くの英文に触れながら意味を理解する経験を重ねることです。発表原稿の表現を増やすために難しい本を無理に読む必要はありません。

家庭での応用例は、読んだ本の登場人物・出来事・感想を英語で各1文ずつ話すことです。例えば「The main character is …」「The story is about …」「I liked the story because …」といった形を使います。読んだ本の文章を長く転載するのではなく、自分の言葉で内容を説明できるか確かめます。

多読と定期試験向けの精読・文法演習は目的が異なります。多読で内容を把握する力を育てながら、学校の考査では実際の試験範囲の語彙・時制・英文法・記述条件を別に確認してください。多読の冊数や読書量だけを、そのまま得点改善や学校の評定の根拠と考えるべきではありません。

中1と中2では勉強の重点が違う

中1で重視すること中2で重視すること
原稿現在形・過去形を使い分け、短い文で説明理由・具体例・対比を使い筋道を作る
音声意味を理解して明瞭に音読原稿を見ずに要点を再説明
質疑応答What・Why・Whenなど基本質問に答える言い換え・追加質問に対応
筆記試験動詞・疑問文・語順・綴り複数単元を組み合わせた初見の英作文

これらは家庭学習の段階づけであり、普通部の学年別公式採点規準を示したものではありません。英語に慣れている中1生は発展的なスピーチにも取り組めますし、中2生でも基礎の文型に戻って再確認する必要がある場合があります。

発表と定期試験を両立する14日間の準備計画

時期発表準備定期試験・学校学習
14〜11日前日本語で内容構成、既習文法で草稿作成学校の指定範囲・宿題を整理し優先度決定
10〜8日前全文の意味と発音、区切りを確認動詞・語順などの誤答を短時間で再テスト
7〜5日前スライドを簡素に整え、録音して改善試験範囲の初見問題・英作文に取り組む
4〜2日前キーワードから話す練習と質問応答苦手単元の類題と学校の課題を再確認
前日・当日学校指定の条件で通し練習、休息確保新しい教材を増やさず、指定課題を優先

発表日と考査日が離れている場合は、これらを同時に無理やり進める必要はありません。例えば毎日15分程度の自主復習を追加できるなら、学校の授業・宿題に使う時間を先に確保し、5分は前日の誤文再テスト、残りを発表練習に充てるなど調整しましょう。学校の指示や体調・睡眠を犠牲にしてまで追加練習を増やすことは避けます。

保護者向け|スピーチ練習を5項目で確認

  • 内容:何を伝えたいかを本人が日本語でも英語でも説明できる。
  • 構成:主張・理由・具体例・結論の流れが追える。
  • 英語:現在の既習文法の範囲で語順・動詞・単複に大きな誤りがない。
  • 伝達:聞き手が聞き取れる速度・声量・区切りで話せる。
  • 応答:本文を暗唱するだけでなく、理由や具体例を短く言い換えられる。

この5項目は学校の採点表ではなく、家庭での進捗確認用です。できていない項目を一度に全部修正せず、まず原稿の意味理解と文法の正確さを整え、その後に話す速さ・視線・質問応答を練習します。

よくある質問

Q.普通部のプレゼンテーションは全員同じテーマですか?

学校公式ページにはプレゼンテーションの教育方針は記載されていますが、各学年・各クラスの発表テーマと採点条件は公開情報から確定できません。学校配布の課題指示を確認してください。

Q.英語が苦手な中1でもスライドを作る必要がありますか?

発表にスライドを活用する活動は学校公式に紹介されていますが、個々の課題でスライド必須かどうかは別です。まず課題指示に従い、必要なら単語や画像など最小限の情報から構成しましょう。

Q.長い原稿を暗記すれば英語の成績が上がりますか?

保証できません。原稿の内容を理解して文法を再現できるか、試験で初めて見る英文でも正しく使えるかは別に確認する必要があります。

Q.Oxford Reading Treeは全部読まないといけませんか?

公式は多読用のテキストを約200冊用意すると説明していますが、全冊読了を全員の義務にしているとは確認できません。実際の読書課題は担当教員の案内を優先してください。

Q.教科書はNEW CROWNとHere We Go!のどちらですか?

学校公式の授業紹介にはNew Crownとの記載がありますが、学校案内には教材変更に関する別の記述があり、年度・学年で事情が異なる可能性があります。学校配布の現物とシラバスで教材・版・試験範囲を確認してください。学校の教科書情報を中心にした記事は別にご案内しています。

Q.発表で質問されたら何も答えられません。塾に相談する目安は?

原稿自体を理解できていない、どの質問でも英文が組み立てられない、文法のミスが授業の課題や考査にも共通している場合、学校の先生への質問と個別の学習支援を検討できます。発表だけでなく普段の答案をもとに原因を分けることが重要です。

慶英会のオンライン個別指導・学習相談

慶英会では、中高一貫校の英語と定期試験対策、英作文、英検、スピーキング・プレゼンテーションの個別指導に対応しています。学校の指定した課題・採点観点、使用教科書、返却された答案や生徒本人の原稿を確認し、英文法の理解・表現構成・発表の練習を目的に合わせて組み合わせます。授業に加え、毎日のLINE学習サポートを用意しています。慶英会は慶應義塾普通部の公式提携機関ではありません。

普通部の発表が苦手、英語の定期試験と両立したい、原稿を丸暗記しても質問に答えられないなどの課題がある場合は、慶英会公式サイトで最大1か月完全無料体験の内容と申込条件をご確認いただけます。公式LINEで学習相談をすることも可能です。

学校の教科書・定期考査対策全般については、慶應義塾普通部の英語・定期テスト対策も併せてご参照ください。

公式出典・情報確認日

情報確認日:2026年10月11日。学校公式で確認できる教育方針と、慶英会が独自作成した英文・演習・家庭学習の方法を区別しています。教科書、テーマ、評価基準、提出形態は現在の学校配布資料を優先してください。

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