「塾に半年通っているのに定期テストが上がらない」「個別指導へ行っているのに平均点を超えない」「月謝を払っているのに、このまま続けてよいのか分からない」と悩む保護者様は少なくありません。
結論から言えば、塾に通っているのに成績が上がらないとき、すぐ授業回数を増やしたり、本人の努力不足と決めつけたりするのはおすすめできません。まず「どこで学習が止まっているか」を確認します。
原因は大きく、①授業レベルが合わない、②過去単元に穴がある、③塾以外で復習していない、④学校テストと塾の内容がずれている、⑤受け身になっている、⑥講師・指導形式が合わない、⑦成果の測り方が曖昧、の7つに分けられます。
そのうえで、現在の塾で修正できるなら続ける。相談しても改善しないなら、クラス変更・担当変更・個別指導・オンライン・転塾を検討します。
この記事では、「何か月待つべきか」「塾を変えるべきサイン」「塾との面談で何を聞けばよいか」まで具体的に解説します。
結論|成績が上がらないときは「塾に行っているか」ではなく学習の流れを見る
成績が上がるまでの流れを簡単にすると、
理解する ↓ 自分で解く ↓ 間違える ↓ 直す ↓ 数日後にもう一度解く ↓ テストで使う
となります。
塾はこのうち主に、
「理解する」 「問題を解く」 「質問する」
部分を助ける場所です。
しかし、週1〜2回塾へ通っていても、
授業を受ける ↓ 家では何もしない ↓ 次回また忘れている
となれば、知識は定着しにくくなります。
反対に、塾の授業自体が現在の本人に合っていなければ、家庭で努力しても伸びにくい場合があります。
したがって、
成績が上がらない原因を「本人」か「塾」かの二択にしない
ことが重要です。
まず確認|「成績が上がらない」とは何が上がっていない?
最初に、何を成果として見ているか整理してください。
「成績」という言葉には、
- 定期テストの点数
- 学校平均との差
- 通知表
- 小テスト
- 模試
- 英検
- 学校授業の理解度
など複数の意味があります。
例えば、
前回70点 今回70点
だけを見ると変化はありません。
しかし、
前回平均65点 今回平均50点
なら、相対的には改善している可能性があります。
逆に、
前回70点 今回75点
でも、
平均50点から平均70点へ上がったテスト
なら、単純に「5点上がったから成果が出た」とは言い切れません。
テスト答案を見ずに塾の効果を判断しない
国立教育政策研究所は、全国学力・学習状況調査について、単なる得点比較だけでなく、一人一人の結果から理解状況やつまずきを把握し、学習指導の改善に生かすための資料を公開しています。
家庭でも考え方は同じです。
定期テストが60点なら、
「60点だった」
で終わらず、
- 単語で何点落としたか
- 文法で何点落としたか
- 長文で何点落としたか
- 時間切れだったか
- 習っていない内容だったか
- ケアレスミスだったか
まで見ます。
この分析をしないと、
「もっと塾へ行こう」
という曖昧な対策になります。
原因1|塾の授業レベルが本人に合っていない
非常に多い原因です。
例えば集団塾で、
学校数学45点 ↓ 塾では難関高校向け問題
を扱っている場合です。
本人に必要なのは、
中1の方程式復習
かもしれないのに、
中2・中3の発展問題
を解いていても土台は埋まりません。
反対に、学校内容を十分理解できている生徒が、塾で基礎問題ばかり繰り返している場合もあります。
この場合は、
「塾が悪い」
というより、
現在の本人と授業レベルが合っていない
ということです。
確認する質問
塾へ、
「現在、この子はどの単元でつまずいていますか」
と聞いてみてください。
具体的な回答があるか確認します。
原因2|現在の単元より前に原因がある
中学生の英語・数学では特に重要です。
例えば中2数学で一次関数ができない生徒に、
一次関数の問題だけ毎週解かせても改善しないことがあります。
原因が、
- 正負の数
- 方程式
- 比例・反比例
- 座標
にあるかもしれないからです。
英語も同じです。
中2で不定詞が分からなくても、本当の原因が、
- be動詞
- 一般動詞
- 語順
- 三単現
- 過去形
かもしれません。
この状態では、
「現在の学校範囲を塾で教えてもらう」
だけでは追いつきません。
「どこまで戻るか」を塾が説明できるか
個別指導や家庭教師の大きな価値の一つは、必要なら過去単元へ戻れることです。
例えば、
「中2ですが、中1の一般動詞から3週間復習して、その後現在の範囲へ戻ります」
という計画なら分かりやすいでしょう。
一方、
「とりあえず学校範囲をやっています」
だけで数か月経過しているなら、指導計画を確認する必要があります。
原因3|塾以外の日に復習していない
週2回、各90分塾へ通っても、
1週間の塾授業は合計3時間です。
残りの日に何もしなければ、学習量は限られます。
特に、
「塾へ行っているから家では勉強しなくてよい」
という状態には注意が必要です。
塾で理解した内容を、
翌日 3日後 テスト前
に自分で解き直すことで定着しやすくなります。
宿題が出ているかではなく「できているか」を確認する
塾から毎週宿題が出ていても、
- 白紙
- 答えを写す
- 丸付けをしない
- 間違い直しをしない
なら、学習サイクルは完成していません。
保護者様が毎日細かく監視する必要はありませんが、
「次回までに何をすることになっている?」
と確認する価値はあります。
原因4|塾の内容と学校の定期テストがずれている
成績を上げたい目的が、
「学校の定期テスト」
なのに、塾では別カリキュラムを進めている場合があります。
例えば、
学校 Lesson 4
塾 高校受験用の文法総復習
という状態です。
受験対策としては意味があっても、直近の定期テストにはつながりにくい場合があります。
逆に高校受験を目標にしているのに、学校ワークの補習だけでは入試対策が不足する可能性があります。
塾の目的を一つに決める
塾へ求める役割を整理してください。
例えば、
定期テスト対策
学校教材・学校範囲を優先。
学校補習
分からないところまで戻る。
高校受験
中1・中2復習、模試、入試問題を進める。
中高一貫校対策
学校独自の進度・教材へ合わせる。
英検
英検の級に合わせる。
全部を週1回の授業で実現することは難しい場合があります。
原因5|塾で受け身になっている
「個別指導に週2回通っているのに上がらない」
という場合、授業中の本人の状態も確認します。
講師が説明する ↓ 本人が「分かりました」と答える ↓ 次の問題へ進む
だけになっていないでしょうか。
「説明を聞くと分かる」
と、
「一人で解ける」
は別です。
成績へつなげるには、
本人が何も見ずに再現できる状態
まで必要です。
良い確認方法|授業の最後に何も見ず解かせる
例えば数学なら、
先生の説明後 ↓ 似た問題を一人で解く
英語なら、
説明後 ↓ 日本語から英文を自分で作る
という確認が必要です。
個別指導でも、講師が説明しすぎると本人が考える時間が減ることがあります。
原因6|講師や指導形式が本人に合っていない
同じ塾でも、担当講師によって相性があります。
例えば、
- 質問しにくい
- 説明が速い
- 宿題管理が弱い
- 会話が合わない
- 毎回担当が変わる
といった問題です。
また、
「個別指導」
といっても、
- 1対1
- 1対2
- 1対3
など形式が違います。
一人で質問できない生徒が、講師1人に生徒3人の形式へ入ると、十分に質問できない場合があります。
まず転塾ではなく担当変更で解決できる場合もある
講師との相性だけが問題なら、塾そのものを辞める必要はありません。
まず、
「担当変更できますか」
と相談します。
同じ教室でも講師が変わるだけで理解度や本人の意欲が変わることがあります。
原因7|塾の成果目標が曖昧
塾へ入って半年経っても、
「何を目指しているのか」
が分からないケースがあります。
例えば、
「成績を上げる」
では曖昧です。
より具体的に、
英語 55点→70点
数学 平均点以上
次回まで 方程式完成
などにします。
目標が具体的なら、
「この塾が機能しているか」
を判断できます。
塾に何か月通えば効果が出る?
「3か月通えば必ず上がる」といった全国共通の基準はありません。
スタート地点によって異なります。
例えば、
単語不足だけ
数週間でも改善が見える場合があります。
中1内容から大幅に遅れている中2
数か月以上かかることがあります。
テスト直前に入塾
1回のテストだけでは判断しにくい場合があります。
したがって、
「何か月通ったか」
だけでなく、
その期間に具体的に何が改善したか
を見ます。
点数がまだ上がらなくても塾を続けてよいケース
次のような変化があるなら、少し様子を見る価値があります。
- 学校授業が分かるようになった
- 宿題を一人で解けるようになった
- 小テストが改善した
- テストの基礎問題正答率が上がった
- 勉強時間が増えた
- 間違い直しをするようになった
点数は結果指標です。
その前に学習行動が変わっているなら、改善途中かもしれません。
逆に塾を見直した方がよい7つのサイン
1.数か月通っても塾側が弱点を説明できない
「もう少し頑張りましょう」
だけでは不十分です。
2.毎回何を習ったか本人が説明できない
授業が受け身になっている可能性があります。
3.学校教材・テストをほとんど見てもらえない
定期テスト対策が目的なら不一致です。
4.成績が下がっても計画変更がない
結果を見て修正する仕組みが必要です。
5.宿題量が現実と合っていない
毎回できない量を出し続けても機能しません。
6.本人が質問できない状態が続いている
個別指導のメリットを使えていません。
7.相談しても改善策が具体的に出てこない
転塾を考える理由になります。
塾との面談で必ず聞きたい8つの質問
「成績が上がらないのですが、どうでしょうか」
だけでは抽象的です。
次の質問を使ってください。
- 今、一番大きな弱点はどこですか
- 何年生のどの単元まで戻る必要がありますか
- 次のテストまでに何を終える予定ですか
- 授業中は一人で問題を解けていますか
- 宿題は毎週できていますか
- 学校教材・テスト答案を見てもらえますか
- 現在の授業回数で十分ですか
- 次回テストで何点を目標にしますか
明確な説明があれば、現状を判断しやすくなります。
「回数を増やしましょう」と言われたら確認すること
成績が上がらないと、
週1回 ↓ 週2回
週2回 ↓ 週3回
を提案されることがあります。
必要な場合もあります。
ただし、
「なぜ回数を増やす必要があるのか」
を確認してください。
例えば、
数学1回では現在範囲だけで終わり、戻り学習ができない
のであれば理由があります。
一方、
「成績が上がっていないから、とりあえず1回増やす」
では原因と対策がつながっていません。
塾を変える前に1か月だけ改善期間を作る
緊急性が高くないなら、いきなり退塾する前に改善期間を作る方法があります。
Step1
最新テスト答案を塾へ見せる。
Step2
弱点を3つ以内に絞る。
Step3
次の4週間で行う内容を決める。
Step4
宿題量を具体化する。
Step5
4週間後に再テストする。
改善すれば継続できます。
何も変わらなければ転塾判断の材料になります。
14日間の学習記録テンプレート(慶英会オリジナル)
上の4週間プランを実行するときは、最初の2週間だけでも「どの問題が自力で解けたか」を塾と家庭で同じ形式で記録すると、次回面談での相談が具体的になります。以下の項目をノートやスマートフォンのメモにコピーして、学習した日に記入してください。
- 日付・学習単元:例「10月○日/英語・過去形の疑問文」
- 教材・問題番号:学校ワークや学校配布プリントのどこを扱ったか
- 見ないで解けたこと:例「Did+主語+動詞の原形で3問自力正解」
- つまずき:例「didを使ったあとも動詞を過去形にしてしまう」
- 翌日に再挑戦した結果:解説を閉じ、同じ技能の別問題で確認
- 次回の優先課題:まだ残る誤りを1つだけ明記
1〜3日目:学校の答案や課題から繰り返す誤りを2種類以内に絞る。4〜7日目:新しい例文で練習し、翌日も自力で答えられるか確かめる。8〜10日目:以前の弱点と新しい単元を混ぜた初見問題で確認する。11〜14日目:テスト形式に近い問題に取り組み、間違い方の変化と学校課題の進捗を面談で共有する。
学習時間や正答数だけで判断せず、既習内容・問題難度・自力回答・翌日の保持を一緒に確認してください。14日間の記録は経過を整理するためのもので、成績向上や塾の効果を保証・証明するものではありません。
テスト結果を見るときは「点数」だけでなく同じミスが減ったかを見る
例えば前回も今回も60点でも、
前回
単語20点失点 文法10点失点 長文10点失点
今回
単語5点失点 文法5点失点 長文30点失点
なら、単語・文法は改善しています。
次は長文対策へ重点を移せます。
このように分析すれば、
「塾へ行っても60点のまま」
という見方だけでは分からない変化が見えます。
英語の成績が上がらない場合
英語は原因を細かく分けます。
単語
意味・スペルが定着しているか。
文法
ルールを説明できるか。
英作文
日本語から英文を作れるか。
長文
単語不足なのか、文法なのか、速度なのか。
リスニング
聞き取れない原因が音なのか語彙なのか。
「英語が苦手」という一言では対策できません。
塾で英語を勉強しているのに成績が伸びない場合:学習量だけを増やす前に、学校の小テスト、ワークの解き方、英作文や読解の失点形式を確認してください。中高一貫校の保護者向け・英語の5つの原因別ガイドでは、答案の状態から優先すべき対処法と専門記事を選べます。学校での補習・追試の期限があればそれを優先してください。
数学の成績が上がらない場合
数学では、
計算
符号・分数・移項等。
公式理解
意味を理解しているか。
文章題
条件を式に変えられるか。
関数
式・グラフ・座標。
図形
定理を使えるか。
を分けます。
特に計算や方程式の基礎に穴がある場合、現在の応用問題だけを続けても伸びにくくなります。
「ケアレスミスが多い」で終わらせない
よくあるのが、
「今回はケアレスミスが多かったです」
という説明です。
しかし毎回ケアレスミスが多いなら、それ自体が対策すべき課題です。
例えば、
- 途中式を書かない
- 見直し時間がない
- 問題条件へ線を引かない
- スペル確認をしない
など、再現性のある原因があります。
「注意する」
ではなく行動へ落としてください。
集団塾で成績が上がらない場合
集団塾には、
- 決められたペース
- 周囲との競争
- 受験情報
などのメリットがあります。
一方、
現在の学力とクラスレベルが合わない
場合は改善しにくくなります。
まず、
- クラス変更
- 補習
- 質問対応
- 個別フォロー
があるか確認します。
それでも難しければ個別指導への変更を検討します。
個別指導で成績が上がらない場合
個別指導なら必ず上がるわけではありません。
確認したいのは、
- 本当に本人に合わせた内容か
- 講師1人に何人の生徒がいるか
- 担当講師が固定か
- 宿題管理があるか
- テスト答案を分析しているか
- 戻り学習ができているか
です。
「個別」という名称だけでは、実際の指導密度は分かりません。
中1で塾へ通っているのに成績が上がらない場合
中1では、学習方法そのものがまだ確立していない場合があります。
塾で内容を教えてもらうだけでなく、
- ワークの進め方
- 英単語の覚え方
- テスト2週間前の計画
- 提出物管理
まで確認します。
中1で大きくつまずいているなら、
「中2になれば自然に上がる」
とは考えず早めに修正してください。
中2で成績が上がらない場合
中2では、中1内容の穴が表面化しやすくなります。
現在の授業を追加する前に、
「中1のどこができていないか」
を確認します。
英語・数学で連続して平均点を下回っているなら、戻り学習を組み込む価値があります。
中3で成績が上がらない場合
中3では時間制約があります。
定期テストだけでなく、
- 模試
- 内申
- 高校受験
- 過去問
も考える必要があります。
この時期は、
「そのうち上がる」
と数か月待つより、現状と志望校との差から優先順位を決める必要があります。
必要なら科目を絞って指導密度を上げます。
中高一貫校生は「学校と塾の進度ずれ」を確認
中高一貫校では、地域の一般的な中学生向け塾と学校進度が合わない場合があります。
例えば学校でNEW TREASURE(ニュートレジャー)を使っているのに、塾では別教材の標準カリキュラムを進めている場合です。
その指導が無意味ということではありません。
ただし、
「学校の定期テストを上げたい」
なら学校教材との接続が必要です。
学校名、教材、テスト範囲を伝え、実際に対応できるか確認してください。
塾を辞めるべき?判断は「改善可能性」で決める
現在の塾で、
- クラス変更
- 担当変更
- 宿題調整
- カリキュラム変更
- 科目変更
ができるなら、まず改善してもよいでしょう。
一方、
問題点を伝えても、
「もう少し様子を見ましょう」
だけで内容が変わらない場合は、他の塾を比較する理由になります。
大切なのは、
今の塾に何か月通ったかではなく、改善策を実行できるか
です。
転塾するときに同じ失敗を繰り返さない
現在の塾を辞める理由を明確にします。
例えば、
原因
集団授業についていけない
次の塾の条件
個別指導・戻り学習可能
原因
個別だが宿題管理がない
次の塾の条件
毎週課題設定・進捗確認あり
原因
学校教材を扱ってくれない
次の塾の条件
学校教材持込可能
という形です。
「今の塾がダメだから別の塾」
だけで選ぶと、同じ問題が再発する可能性があります。
転塾前に体験授業で確認すること
体験後に本人へ、
- 質問しやすかった?
- 自分で問題を解く時間があった?
- 分からないところまで戻ってくれた?
- 学校教材を見てもらえた?
- 続けられそう?
と聞きます。
保護者様は、
「この子の現在の最大の課題は何だと思いますか」
と担当者へ聞いてください。
診断内容そのものが比較材料になります。
長期・高額契約を解約するときは特定商取引法も確認
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、一定条件を満たす学習塾は「特定継続的役務提供」の対象になります。
学習塾の場合は原則として、
- 契約期間が2か月を超える
- 契約金額が5万円を超える
契約が対象です。
対象契約では、法定書面を受け取った日から8日以内のクーリング・オフや、契約期間中の中途解約制度があります。
サービス開始後の中途解約では、学習塾が請求できる損害賠償等について、提供済みサービスの対価に加え、
2万円 または 1か月分の授業料相当額
のいずれか低い額という法定上限があります。
実際の適用は契約内容によって異なるため、契約書を確認してください。
解約・返金でもめた場合は188
国民生活センターの消費者トラブルFAQでも、一定条件を満たす学習塾の中途解約について案内されています。
返金額や契約内容で解決しない場合は、消費者ホットライン「188」から最寄りの消費生活センター等へ相談できます。
よくある質問
Q1.塾に半年通っても成績が上がりません。辞めた方がよいですか?
半年という期間だけで決めず、その間に何が改善したか確認してください。弱点が特定され、学習行動が改善しているなら継続する価値があります。原因も計画も曖昧なら見直しを検討してください。
Q2.個別指導なのに成績が上がらないのはなぜですか?
個別指導でも、授業内容・講師との相性・家庭学習・学校テストとのずれによって結果が出ないことがあります。「個別だから上がる」のではなく、実際の指導内容を確認してください。
Q3.授業回数を増やせば成績は上がりますか?
必ずではありません。時間不足が原因なら有効ですが、復習不足やレベル不一致が原因なら、回数より指導方法を変える方が重要です。
Q4.塾を変えるタイミングはいつですか?
現在の塾へ問題点を相談し、具体的な改善を一定期間試しても変化がない場合が一つの目安です。
Q5.成績が下がったのは本人の努力不足ですか?
それだけでは判断できません。学習内容、勉強方法、塾との相性、学校授業の理解度などを分けて確認してください。
Q6.中2で塾へ行っているのに平均点以下です。
中1内容の穴が残っていないか確認してください。現在のテスト範囲だけを勉強しても、基礎が不足していると改善しにくい場合があります。
Q7.中高一貫校ですが一般の個別指導で成績が上がりません。
学校進度・教材と塾カリキュラムが合っているか確認してください。学校の教材や定期テスト範囲へ対応できる指導が必要な場合があります。
Q8.塾を辞める場合、途中解約できますか?
契約内容によります。一定の長期・高額な学習塾契約は特定商取引法の特定継続的役務提供に該当し、中途解約制度が適用される場合があります。
まとめ|成績が上がらないなら「もっと通う」前に原因を特定する
塾へ通っているのに成績が上がらない場合、
「本人が頑張っていない」 「この塾はダメ」
とすぐ結論を出す必要はありません。
まず、
- テスト答案を分析する
- 本当の弱点単元を確認する
- 塾の授業レベルが合っているか見る
- 授業外で復習できているか確認する
- 学校テストと塾の内容がつながっているか確認する
- 講師・指導形式との相性を見る
- 次回テストまでの具体的な計画を作る
という順番で整理してください。
そのうえで、今の塾で改善できるなら継続。
担当変更やクラス変更でも改善しないなら転塾。
大切なのは、
塾へ通い続けることではなく、本人の学習上のボトルネックが実際に解消されているか
です。
月謝を払い続けながら何となく様子を見るのではなく、最新の答案を基準に、次の4週間で何を改善するのかまで明確にすると判断しやすくなります。
追加受講や転塾を判断する前に、成績が急に下がったときの原因整理、塾の授業についていけないときの判断基準、転塾前の体験授業チェックリストを比較すると、改善すべき点を絞りやすくなります。
参考にした主な公式情報
- 国立教育政策研究所「令和8年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料」
https://www.nier.go.jp/26chousakekkahoukoku/
- 国立教育政策研究所「令和8年度 全国学力・学習状況調査 報告書[質問調査]」
https://www.nier.go.jp/26chousakekkahoukoku/report/question.html
- 文部科学省「令和8年度 全国学力・学習状況調査」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/zenkoku/1417152_00016.htm
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供」
https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/continuousservices/
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供Q&A」
https://www.no-trouble.caa.go.jp/qa/continuousservices.html
- 国民生活センター 消費者トラブルFAQ「学習塾・教室、家庭教師」
https://www.faq.kokusen.go.jp/category/show/101
情報確認日:2026年10月6日
今の塾で成績が上がらず、原因を整理したい保護者様へ
成績が上がらないとき、授業回数を増やす前に、
「どこから分からなくなったのか」
を特定することが重要です。
慶英会では、中学生・中高一貫校生を対象にオンライン個別指導を行っています。
最新の定期テストや学校教材を確認し、
- どの問題で失点しているか
- 前学年まで戻る必要があるか
- 学校の進度へどう追いつくか
- 家庭学習で何を行うか
まで整理して指導します。
特に、中高一貫校で学校独自の進度についていけない場合や、NEW TREASURE(ニュートレジャー)など学校教材に合わせた対策が必要な場合は、一般的な学年カリキュラムではなく、実際の学校内容から学習計画を作ることが重要です。
最大1か月の完全無料体験を実施しています。
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