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中高一貫校の英語の成績が急に下がった中1・中2へ|答案比較・独自20問・14日間の対策

35〜52分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

中高一貫校の中1・中2で英語の定期テストが突然下がったら、最初の一手は教材を増やすことでも転塾を決めることでもなく、前回と今回の①出題内容、②学校平均・配点、③本人の誤答、④自力で書ける英文、⑤授業・生活の変化を比べることです。 例えば前回は教科書本文の暗記が中心、今回は初見読解と条件付き英作文が増えたなら、得点の低下は学力の急落と同義ではありません。一方、今回もDoes she studies … と誤答したなら、中1の基本的な疑問文を再確認する必要があります。中高一貫校では学年ごとに教材・単元配列・試験の形式が異なるため、学校の返却答案と実際の試験範囲を先に確認してください。本記事では答案比較表、失点別の優先順位、独自20問と全問解説、14日間の改善表、学校へ相談する際の質問を紹介します。

同じ点数差でも原因は異なる|前回と今回の答案を比べる5項目

比べる項目前回→今回の例(架空)判断するときの注意
①出題範囲Lesson 3まで→Lesson 6まで中2でも単元の難度は学校ごとに違う
②問題形式本文の穴埋め中心→初見読解・英作文が増加見たことのない英文に慣れているか
③平均点や得点分布平均点が公表されていれば両回を比較平均点だけでは本人の弱点は確定しない
④繰り返し誤った規則三単現の疑問文で再度誤答以前の基本文を自力で書けるかを再検証
⑤学習・生活の変化宿題・英検・部活・体調の負担が変化本人を責めず実際に使える時間を調整

表のLesson番号や出題形式は診断のための架空例です。慶英会の生徒・特定学校の点数や実績ではありません。学校が平均点・設問別の配点を公開していない場合は「不明」と記入し、存在しない成績データを補いません。学校ごとの評定・進級制度は学校の正式な規程を確認してください。

答案の誤答を6種類へ分ける|次に何を勉強するかが決まる

分類答案の例1週間で最初に取り組むこと
単語・綴り意味は選べるが英語を書けない学校指定語を日本語から英語で再現
語順・文法Does she studies? と書いたDoes + 主語 + 動詞原形を新しい文で書く
時制・活用Did he went? と書いた過去の疑問文と肯定文を2つずつ作る
読解と根拠選択肢の印象で選んだ本文の何行に根拠があるか印を付ける
英作文意見はあるが主語・動詞の形が崩れる学校で習った短い構文へ分割
リスニング答えの根拠となる語を聞き取れない学校指定音源と文字を照合

学習評価の公式資料は、今回の学校試験の内訳を決めない

文部科学省の学習評価に関する2019年通知は、評価観点として「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」を整理しています。国立教育政策研究所の学習評価参考資料は指導と評価を関連付けるための学校向け資料です。これらは中高一貫校すべてで定期考査が同じ配点になる、英語の試験点だけで評定が確定する、赤点1回で内部進学できないと示す資料ではありません。

答案を分析する家庭の表は慶英会独自の学習支援策です。正式な評定・補習・進級条件、各観点への評価の反映については、本人の学校の通知表・学年案内・担当教員の説明を確認してください。

成績が急に下がる7つの原因

1.前回より試験問題が難しくなった

問題文が長くなった、初めて読む英文が増えた、英作文で根拠や理由まで求められるようになった、といった変化があります。テストの難化が疑われる場合も、単に平均点と比較するだけでなく、どの設問形式で失点したかを分類します。

2.学校の授業内容が新しい文法へ進んだ

新しい単元では、それまでの知識を組み合わせる必要がある場合があります。中1なら一般動詞や疑問文、中2なら学校によって受動態や現在完了などが対象となり得ますが、実際の単元配列は学校ごとに違います。現在扱っているLessonと、そこで必要な前提文法を確認しましょう。

3.単語の『意味を知る』だけでは足りなくなった

日本語訳を選ぶ問題では得点できても、日本語から英単語を書く、英文中で適切な形に変えるなどの問題では失点することがあります。定期テストの指示を確認し、学校が求める書き取りや語形変化まで練習できていたかを見ます。

4.教科書本文の暗記に偏っていた

学校の英文を何度も読んで覚えることには意味がありますが、初見の文章や条件付き英作文には別の練習が必要になる場合があります。前回は本文に沿った問題が多く、今回は文法の応用や新しい読解が増えたなら、勉強方法と出題形式のずれを修正します。

5.ワークを完成させたが自力で解いていない

宿題を期限までに提出していても、解答を見ながら記入していただけでは定着を確認できません。間違えた問題の解説を理解した後、答えを隠して解けるか、数日後に類題を解けるかを確かめます。学校の提出ルールは守りつつ、家庭での練習方法を見直します。

6.英検・部活動・ほかの教科で学習時間の配分が変わった

英検の受験準備が増えたり、部活動の予定が変わったりすると、学校英語の小テストや提出課題を復習する時間が減ることがあります。ただし時間が減ったから即座に点数が下がったとは言えません。最近2週間の予定と実際の学習内容を照らし合わせて考えましょう。

7.体調・ストレス・学校生活の負担が大きくなった

睡眠不足、疲労、友人関係などの変化が、テスト中の集中や学習への取り組みに影響することがあります。本人の様子が以前と明らかに変わっている場合には、英語の課題だけを増やさず、学校の担任や相談担当者と状況を共有してください。学習成績だけを根拠に心身の状態を推測することはできません。

中1:得点急落の後に確認すべき基本事項

中1では中学英語の基本的な語順や動詞の形がその後の学習へつながります。学校で実際に扱っている範囲を確認し、be動詞・一般動詞・疑問文・否定文・基本語彙などのうち必要な項目へ戻ります。

中学受験時の成績がよかったとしても、英語の経験には個人差があります。以前の偏差値や学校の入試難易度から現在の英語力を推測せず、実際に書ける英文で判断することが重要です。

中2:新単元と中1文法の理解不足を分ける

中2で点数が下がった際は、今の単元だけが難しいのか、前提知識が抜けているのかを見分けます。例えば受動態の書き換えができない場合、be動詞の活用、過去分詞、語順のどこで誤っているか調べます。

中1の全範囲を一斉にやり直すより、現在の誤答に関連する部分から戻る方が学習を整理しやすくなります。学校の課題と並行する必要があるため、復習項目は少数に絞ります。

中3:進級や内部進学の不安は学校の規程で確認

中3では、成績が内部進学や高校課程への接続に関係するのではないかと心配される場合があります。しかし、評定や進級条件は学校によって異なります。今回の点数だけで進級の可否を断定せず、学校の最新規程と担当教員からの説明を確認してください。

独自20問|英語の点数急落の原因を文法・読解・英作文に分けて診断

以下の20問は慶英会が独自制作した診断用問題です。学校の定期考査・NEW TREASURE等の教科書・英検の過去問ではありません。 未習の単元は飛ばし、学校の考査で実際に誤った種類を中心に解いてください。初回は答案を見ず、翌日には語句や主語を変えた類題を解きます。

問13〜16のための創作英文: This is an original fictional school project, not a report from any real integrated school. Haru and his classmates wanted to help younger students enjoy reading. They asked students which books they liked. Some students liked animal stories, but they could not find them in the school library. Haru’s group made small signs and put them near the shelves. More students visited the library the next week. Their teacher said that the group needed more information before claiming that the signs were the reason for the increase.

番号独自の問題
1My sister (study / studies) English after school.
2Does your brother (like / likes) English?
3They (was / were) tired yesterday.
4Did you (go / went) to the library last Saturday?
5She can (speak / speaks) English.
6I enjoy (read / reading) books.
7I went to the library (study / to study) English.
8This task is (more difficult / most difficult) than the previous one.
9誤文を直す:She don’t like English.
10疑問文に:Your friend studies science.
11『私は昨日、英単語を勉強しました』を英語に。
12『私は英語が好きです。なぜなら外国の友達と話したいからです』をbecauseで英語に。
13Why did Haru’s group start the project?
14What kind of stories did some students like?
15Where did the group put the signs?
16Why did the teacher want more information?
17次のどちらが『過去形の疑問文』の誤り? A. Did he go? / B. Did he went?
18学校ワークが全問正解だったのに新しい作文で誤答した。確認するべきことを1文で書く。
19英作文で『理由』が不足している。I like science. に続く英文を英語1文で書く。
20前回・今回のテストの点数だけで『学力が落ちた』と断定できない理由を1つ書く。

独自20問の全解答・原因別解説

番号模範解答なぜそうなるか
1studiesMy sisterは三人称単数。現在の習慣はstudies。
2likeDoesの後は動詞原形。
3wereTheyの過去のbe動詞はwere。
4goDidが過去を表すので動詞は原形。
5speak助動詞canの後は原形。
6readingenjoyの後は動名詞。
7to study目的を示す不定詞。
8more difficultthanは比較級。
9She doesn’t like English.三単現の否定形はdoesn’t+原形。
10Does your friend study science?Doesを置くとstudiesがstudyに。
11I studied English words yesterday.過去の出来事なのでstudied。自然な別解可。
12I like English because I want to talk with friends from other countries.becauseの後で理由を示す。自然な別解可。
13To help younger students enjoy reading.本文第1文に目的。
14Animal stories.some students liked animal storiesが根拠。
15Near the shelves.put them near the shelvesが根拠。
16Because the group could not yet be sure that the signs caused the increase.人数が増えたことだけでは原因を確定できない。
17BDidの後にwentではなくgoを用いる。
18解答を見ずに別の主語・語彙の類題を解けるか。丸暗記と文法理解を区別。
19I like science because I enjoy learning how things work.理由として意味が通る別解可。
20出題範囲や問題形式・難度が異なる場合があるから。点数差の要因を比較する必要。

問1〜8に誤答がある場合は、教科書を先に進めるより既習文法の定着を優先します。問9〜12は記述技能、13〜16は初見読解の根拠、17〜20は試験形式や学習方法を判断する力を確認します。自由英作文・説明問題には適切な別解があります。この20問だけで学校の評定、学力の急落の有無、補習の要否、内部進学条件を判断することはできません。

英語の成績急落から立て直す14日間の改善計画

日程具体的に取り組むこと確認する成果
1〜2日目前回・今回の問題用紙、答案、平均点(あれば)を並べる出題範囲・形式と誤答の変化を分ける
3〜4日目単語・文法・時制・読解・英作文・聞き取りに誤答を分類最も多い原因を2つだけ選ぶ
5〜6日目学校の既習文型へ戻り短い類題を解く正解を暗記せず、主語や時制を変える
7日目学校指定のワーク・小テストを再点検答えなしで正答できたか確認
8〜9日目初見英文の本文根拠と英作文の理由を確認1文ずつ根拠を示し直す
10〜11日目以前の誤答を混ぜた新しい類題を解く繰り返しの失点が減ったか記録
12日目学校の提出物と次回の試験範囲を照合英検の任意学習より必須課題を優先
13日目自分で説明できない規則を学校の先生へ相談分からない英文と具体的な質問を持参
14日目新しい問題で再確認、次の学校テストの学習を決める点数回復を保証せず、自力解答の改善を記録

14日間は慶英会の家庭学習モデルであり、学校指定の学習計画や成績の回復を保証するものではありません。試験まで数日なら期間を無理に守らず、学校の正式な試験範囲・提出期限と本人の体調を優先してください。

一般的な『成績が下がった』記事との差別化

英語以外も含む定期テスト全体の成績低下については、既存公開記事「中学生の成績が急に下がった原因」をご覧ください。本記事は中高一貫校の英語に限定し、設問形式・単元進度・英文法・初見読解・英作文を2回の返却答案で比較する方法を扱います。

保護者様が学校へ相談する5つの質問

  • 前回と今回のテストで、出題する知識や技能に大きな違いはありましたか
  • 今回の失点の中で、今後の授業に影響しやすい単元はどれですか
  • 学校の授業で本人が理解できていないように見える内容はありますか
  • 利用できる補習や質問対応、再テストの機会はありますか
  • 学校の教科書・ワーク・プリントの中で、復習を優先する教材は何ですか

文部科学省の学習評価に関する通知や、国立教育政策研究所が刊行する中学校外国語の学習評価参考資料は、学習の状況を把握して指導改善へつなげる考え方を示しています。ただし、各学校の定期考査や進級基準は個別に確認する必要があります。

学校補習・家庭学習・個別指導をどう選ぶか

家庭での復習を続けやすい場合

誤答の種類が限定されており、本人が解説を理解して類題を自力で解ける場合は、まず学校教材の復習を続ける選択があります。次回の小テストなどで同じミスが減っているかを確認します。

学校の先生や補習を優先する場合

学校独自の出題形式や学習活動が中心で、先生へ質問する機会や補習が整っている場合は、その機会を利用します。学校の評価と直結する課題や提出方法は学校の指示に従いましょう。

個別指導を検討する場合

前の学年の文法へ戻る必要がある、学校の解説を聞いても理解できない、英作文を自分で作れない、家庭での教え合いが負担になっている場合は、個別指導による診断が役立つことがあります。学校で使う教材と試験形式に対応でき、次の授業までに何を復習するかを具体的に示す指導先を選びます。

NEW TREASUREなど学校教材への対応の確かめ方

学校によってNEW TREASURE(ニュートレジャー)、PROGRESS、検定教科書、独自プリントなど、使用教材は異なります。特定の学校が何を使用しているかは、公式の説明や学校配布資料、教材の現物で確認してください。

塾へ相談する際は教材名だけでなく、Stageや版、現在のLesson、学校配布の範囲表、間違えた問題の形式を伝えると、必要な支援を判断しやすくなります。教材対応をうたっていても学校独自の小テストや評価方式すべてに対応できるとは限りません。

急な成績低下で避けたい保護者様の対応

  • 勉強しなかったと決めつける:出題形式と学習方法の変化を先に確認する
  • 宿題や塾を一気に増やす:睡眠や学校課題への負担を確認し、必要な対策に絞る
  • 点数だけで進級の不安をあおる:学校の正式な規程を確認する
  • 前回できた内容をすべて忘れたと判断する:誤答の種類から定着の状況を調べる

本人が答案を見せたがらないときは、無理に取り上げず、困っている単元から話し合います。親子間の緊張が強い場合、学校の先生や外部の講師など第三者に学習面の説明を任せる方法もあります。

よくある質問

Q. 英語の点数が一度大きく下がっただけでも塾を変えるべきですか?

A. 一度の点数だけで決める必要はありません。学校テストの難易度と形式、本人の理解、現在の塾が改善できる内容を確認します。対応できない課題が明確になった場合に変更を検討しましょう。

Q. 英語だけ急に下がった場合、単語から全部やり直すべきですか?

A. 必ずしも全範囲の復習は必要ありません。誤答が集中している単元を特定し、現在の学校範囲に必要な基礎へ戻ります。

Q. 中高一貫校では一度の赤点が内部進学に響きますか?

A. 学校によって規程が異なります。一律に判断できないため、担当教員へ正式な条件や補習・再テストの扱いを確認してください。

Q. 英検対策を続けながら学校の点数を立て直せますか?

A. 両立できる場合もありますが、学校課題や定期考査の準備が不足している場合は、受験日程と学習時間を見直しましょう。英検の学習だけで学校独自の考査対策を代替できるとは限りません。

Q. 点数が下がった直後、保護者が子どもに何と言えばよいですか?

A. 点数を責める前に「今回、前と違って難しかったところはどこ?」と聞き、本人が説明できる範囲から始める方法があります。本人に必要な支援を具体化することを目指します。

慶英会のオンライン個別指導

慶英会では中高一貫校の英語・定期テスト・英検対策に対応したオンライン個別指導を提供しています。学校の使用教材、配布プリント、返却答案などを共有可能な範囲で確認し、単語・文法・英作文・読解などの誤答を整理します。中1・中2で学校英語の成績が急に下がった場合も、学校範囲と必要な基礎復習を分けて学習計画を検討します。

学校の英語が急に難しくなった、家庭学習を続けても得点が戻らない、前の学年の文法に戻る必要がある場合は、慶英会公式サイトの最大1か月の無料体験・学習相談をご確認ください。

参考にした主な公式情報

情報確認日:2026年10月12日。学校ごとの採用教材、評価方法、補習・進級・内部進学条件は学校公式資料と担当教員の説明を確認してください。

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