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中高一貫校の英語は予習と復習どちらが先?中1・中2の答案診断4タイプと14日間の勉強法

31〜46分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

中高一貫校の英語は予習と復習どちらが先?結論は「答案の誤答」で決める

中高一貫校の中学1・2年生で、英語の授業についていけない、NEW TREASUREやPROGRESS 21の宿題が難しい、塾でも先取りしているのに定期テストで点が取れない――このような場合、「予習を増やすか、前の単元を復習するか」は、今の学力と学校の課題を分けて判断します。基本文法の類題が解けないなら、まず復習を優先します。基本問題は解けるのに授業の最初の新出語や話題が障壁なら、短い予習を追加します。どちらも難しい場合は、学校の必須課題を守りつつ基礎の復習と最小限の予習を組み合わせます。

判断材料は、直近の学校ワーク・小テスト・定期考査答案と、次回の学校のLessonです。授業前に本文の全訳を完成させることも、過去の英語教材を全部やり直すことも、一律には必要ありません。本記事では4つの判定パターン、独自12問と全問解説、1日20分の振り分け例、14日間の改善方法を紹介します。学校から予習・暗唱・提出を指示されている課題は最優先です。この記事の判断方法は慶英会の教育的提案であり、全国の学校に共通する公式の時間配分や成績保証ではありません。

最初に確認|予習と復習は役割が異なる

予習は、次の授業で扱う題材・新出語・疑問点を事前に把握し、授業中の理解を支える準備です。教員が説明する前にすべてを完璧に覚えることではありません。復習は、授業で学んだ内容を解答なしで再現し、時間を空けて初見の問題にも適用できるかを確かめることです。

米国教育科学研究所の学習指導ガイドは、間隔を空けた学習、クイズによる想起、解説例と問題演習の組合せ、理解を深める質問を推奨しています。一方、英国Education Endowment Foundationのエビデンスレビューは、こうした認知科学の方策に可能性があるとしつつ、学校現場や学年・教科への適用について研究上の限界も明記しています。したがって「全員が復習70%・予習30%にすれば必ず成績が上がる」などの固定比率は設定しません。

3分の確認で決める4つの判定パターン

A|前に習った文法を自力で使えない → 復習を優先

たとえば She studies English. を疑問文にできず、Does she studies English? と書くなら、doesの後に動詞原形を置く仕組みが不十分です。中1の基本が抜けている場合、中2の複雑な英文をどんどん先取りする前に、現在の学校範囲の理解を妨げている規則へ戻りましょう。前学年の全Lessonを一度にやり直す必要はありません。

B|基本問題は正解するが新語が多くて授業を追えない → 短い予習を追加

学校ワークの基礎文法や直近の小テストは解ける一方、次の授業では知らない単語が多く、説明の途中で本文を読むことに集中してしまう場合です。学校が示した次回のLessonの見出しを読み、意味の分からない重要語を3~5語だけ確認し、質問したい文に印を付けます。全文和訳や難しい文法の独学は、学校の指定がなければ必ずしも必要ありません。

C|基本文法も新語も難しい → 最小限の予習と基礎復習を併用

今の学校の本文が難しく、前に習った動詞変化でも失点するなら、復習する単元を1つに絞りつつ、明日の授業に必要な語句だけ予習します。例えば授業前に重要語の意味を5分確認し、授業後にはdoesの疑問文を短い英文2つで再テストします。どちらも大量にこなそうとして学校課題が提出できなくなることは避けてください。

D|基本問題も授業理解も良好 → 学校の指示と発展課題に合わせる

学校の答案で誤答が少なく、次回授業の語彙も十分に理解できているなら、今のペースを維持します。定期考査や英検、スピーチの課題など、本人の目標に必要な活動へ時間を配分することを検討しましょう。予習・復習は常に量を増やすほどよいわけではありません。

家庭での10分診断|見る資料・解く順番・解釈

  • 資料①:前回の英語の小テスト2~3回分と返却済み定期考査を準備する。
  • 資料②:現在の学校ワークや配布プリントから、既習の基本文法の誤答を2問選ぶ。
  • 資料③:次回の学校Lessonの新出語を3~5語だけ確認する。学校が次回範囲を示していない場合は無理に推測しない。
  • 自力確認:基本問題を答えなしで解き、主語や動詞を替えた類題でも答えられるかを見る。
  • 判定:既習規則で誤るならA、規則は使えるが授業の新出語に困るならB、両方ならC、どちらも問題がなければD。

A~Dの分類は医療的・心理的な診断や標準化試験ではなく、家庭で学習方法を選ぶための手掛かりです。本人が「全然分からない」と話したときには、勉強への不安や睡眠・課題量などの負担も一緒に確認し、問題の正誤だけで結論を急がないようにします。

独自12問|予習と復習、どちらが必要かを具体的に判定

以下は慶英会が独自に作成した確認問題です。NEW TREASURE・PROGRESS 21、学校の小テスト、英検の公式過去問題などから転載したものではありません。本人が学習済みの問題だけ取り組み、未習の問題は採点対象にしないでください。

問題1・be動詞 They ( is / are ) happy.

問題2・一般動詞 My sister ( study / studies ) English every day.

問題3・現在の疑問文 She plays tennis. を疑問文にする。

問題4・be動詞の否定 He is busy. を否定文にする。

問題5・過去形 We ( go / went ) to the park yesterday.

問題6・過去の否定 He didn’t watched TV. の誤りを直す。

問題7・助動詞 She can to speak English. の誤りを直す。

問題8・時制の英文 『私は昨日、図書館で勉強しました』を英文にする。

問題9・本文の新語 Our class will visit a museum next week. のmuseumの意味を書く。

問題10・新しい題材 The students will recycle paper. のrecycleの意味を書く。

問題11・説明の基礎 I was tired, so I went to bed early. のsoは何を表すか。

問題12・英作文へ応用 She reads books. の主語SheをTheyに変える。

全12問の答え・なぜそうなるかの解説

問題1・be動詞|正答:are 理由:主語Theyは複数、be動詞はare。 分類:基本文法

問題2・一般動詞|正答:studies 理由:三人称単数My sisterの現在の習慣、studyはstudies。 分類:基本文法

問題3・現在の疑問文|正答:Does she play tennis? 理由:Doesの後ろは動詞原形play。 分類:基本文法

問題4・be動詞の否定|正答:He is not busy. 理由:be動詞isの後にnot。 分類:基本文法

問題5・過去形|正答:went 理由:yesterdayは過去を示す。goの過去形went。 分類:基本文法

問題6・過去の否定|正答:He didn’t watch TV. 理由:didn’tの後は原形watch。 分類:基本文法

問題7・助動詞|正答:She can speak English. 理由:canの後ろは原形。toは不要。 分類:基本文法

問題8・時制の英文|正答:I studied at the library yesterday. 理由:過去形studied、場所at the library、時yesterdayを使う。 分類:基本文法と作文

問題9・本文の新語|正答:博物館 理由:museumの意味とvisitの意味を確認すると文が理解しやすい。 分類:語彙の予習候補

問題10・新しい題材|正答:リサイクルする/再利用する 理由:文の主語はThe students、助動詞willの後は動詞原形recycle。 分類:語彙の予習候補

問題11・説明の基礎|正答:だから/その結果 理由:前半の原因と後半の結果をつなぐ語。 分類:文脈の理解

問題12・英作文へ応用|正答:They read books. 理由:複数主語Theyなら現在形の一般動詞はread。 分類:基本文法の応用

1~8・12など既習の基本問題に誤答が多い場合、復習の不足または規則の未理解が考えられます。9~11は予習用の語彙・文脈の例ですが、本人の次の学校Lessonと異なれば、正答できなかったからといって予習不足とは判断できません。語彙の予習が必要かは必ず本人の次回授業で実際に扱う学校教材を確認してください。問題の正答数から、学校の成績や個別の進級条件、英検の合格可能性を推定することはできません。

タイプA・B・C別|1日20分の使い分け例

  • A(復習を優先):学校の必須課題に加え、直近の誤答の原因を10分で確認し、基本例文を隠して再現5分、初見の類題で確認5分。次の授業に指定予習があれば必ずその時間を別に確保。
  • B(短い予習を追加):次回Lessonの見出しと新出語の確認5分、重要例文の意味と音読5分、当日の復習と再テスト10分。
  • C(両方必要):授業に必要な語句の確認5分、既習文法の一つを10分、誤答再テスト5分。学校の課題が多い日は追加の学習量を調整。
  • D(現状が安定):学校の課題・定期試験・英検等の予定に合わせる。必ず20分の追加学習をする必要はない。

20分という値も配分も慶英会による例であり、研究機関や学校が全員に推奨する厳密な基準ではありません。すでに学校の宿題に長時間を要している場合は、追加の20分を義務とせず、今行っている学校ワークの一部を答えなしの再演習へ変えるなど、生活全体で調整してください。

中1で授業についていけない場合|最初に見るもの

中1の段階では、学校で学んだbe動詞・一般動詞、三単現の形、疑問文・否定文、語彙の意味と綴りを確認します。特に英文を読むときは分かるが書き取りで失点する場合、予習不足より「見ずに英文を再現する経験の不足」が関係しているかもしれません。音読後に短文を隠して書き、主語を変えてみましょう。

学校の小テストに提出期限や再テストがある場合はその課題を最優先にします。家庭の学習計画が学校の求める学習習慣と衝突する場合は、教科担当へ確認してください。

中2で英作文・長文が難しい場合|中1に必要な箇所だけ戻る

中2で現在完了・不定詞・関係代名詞等を学んでいるとしても、学習時期は学校によって異なります。学校で既習の範囲を確認し、例えば She didn’t went to school. と間違えたなら、現在の単元の先取りではなく、didn’tの後の動詞原形を確認します。長文読解なら本文の主語・動詞、設問の根拠、知らない語彙を分けて判断してください。

英検に合格していても学校の指定語句や英作文で失点することがあります。学校考査の出題形式を確認したうえで、英検対策と学校の復習を分けて計画しましょう。

NEW TREASURE・PROGRESS 21の予習量は学校の指定が基準

中高一貫校によってはNEW TREASUREやPROGRESS 21を使用し、学校独自のワーク・小テスト・音声課題を組み合わせて授業を進めます。しかし全校・全学年が同じ教材、Edition、Stage、予習方法を採用しているわけではありません。まず学校の指定するLesson、単語表、音読課題、提出物、次回の授業範囲を確認しましょう。

予習に毎日1時間以上かかり、学校ワークや睡眠を圧迫している場合は、具体的な削減方法を扱った「中高一貫校の英語の予習に毎日1時間以上かかる場合」も参考にしてください。本記事は予習時間の長さではなく、復習と予習のどちらに学習時間を振るべきかを判断することに重点を置いています。

14日間の実行プラン|学校の課題を守りながら改善を測る

1~3日目|学校答案の診断

1日目に学校の返却答案・ワーク・課題の期限を集め、2日目に誤答を語彙・文法・読解・英作文・聞き取りへ分類、3日目に既習の基本問題2問と次回Lessonの新出語を確認します。A~Dのどのパターンに近いかを決め、最も改善したい項目を一つ選びます。

4~7日目|予習と復習を分けて実行

Aなら既習文法を基本例文で説明→翌日答えなし再テスト。Bなら次回Lessonの新出語と話題を短く確認し、授業後に意味・本文を振り返る。Cなら前提文法を一つだけ確認し、次回に必要な語句を予習します。7日目に初めて見る同型問題を解き、答えを丸暗記していないか確認します。

8~11日目|今の授業の理解につながったかを確認

学校の今週のLessonと小テストを確認し、前週の誤答が減ったかを見る。授業中に知らない語に妨げられる回数、説明後の英文を自力で書けるかを記録します。予習は増やすほどよいわけではなく、必要なら減らします。

12~14日目|初見問題と自分の説明で再評価

12日目に基本文法、13日目に学校の今週の英文、14日目に初見問題と本人の説明を確認します。正答できた問題数、理由を説明できた問題数、同じ誤答が再発した回数を初日と比較しましょう。改善が乏しければ、学校の教員に質問したり、学習方法を調整する根拠にします。この期間は学校や研究機関が定める公式の改善期間ではありません。

保護者様が確認したい5つの質問

  • 「昨日習った例文を、答えを隠して一つ書ける?」 — 見れば理解できることと自力で再現できることを区別。
  • 「次の授業で分からない単語は何語?」 — 学校の次回Lessonに沿った予習が必要か判断。
  • 「今の文法を理解するために、前のどの単元へ戻ればいい?」 — 全範囲やり直しを避ける。
  • 「学校の先生から予習・暗唱・提出の指定はある?」 — 家庭独自の方法より学校の正式指示を優先。
  • 「今週、答えを見ずに正解できるようになったのはどの問題?」 — 勉強時間だけでなく具体的な学習成果を確認。

学校の質問機会と塾をどう使うか

学校には教科担当への質問、補習、再テストなどを用意している場合がありますが、具体的な制度は学校ごとに異なります。学校の指導で誤答が減り、学校課題を本人の力で進められているなら、外部の塾を必ず追加する必要はありません。

一方、学校の英文を何度教わっても理解できない、予習や学校宿題が過大で学習計画が回らない、授業では分かったつもりでも初見の類題で間違える場合は、今の学校の教材・答案から「復習する文法」と「次の授業の最低限の予習」を分けられる個別指導が役立つことがあります。

よくある質問

英語が苦手なら予習より復習だけにすべきですか?

必ずしもそうではありません。既習文法を自力で使えないなら復習を優先しますが、学校が指定する予習は守り、次回の語彙や話題が障壁なら短い予習を追加します。

毎日どれくらい予習したらいいですか?

全員に当てはまる時間はありません。まず学校の指定と本人の理解を優先し、次のLessonで未知の語句を確認する短い時間から始めます。学校の宿題が多い場合は追加学習の量を調整します。

塾で先取りしているのに定期テストが上がらないのはなぜ?

先取り自体が悪いとは限りませんが、学校の出題範囲や誤答の原因へ授業時間を配分できていない可能性があります。直近の答案と塾で取り上げる文法を照合し、何を改善すべきか具体的に相談しましょう。

中2でも中1のbe動詞や一般動詞へ戻るべきですか?

現在の誤答の原因がそれらの基本事項にあるなら、必要な箇所だけ戻りましょう。全単元を一度にやり直す必要はありません。

予習をしないと学校の評価が下がりますか?

学校の課題や予習指示、評価方法は各校の正式資料によって異なります。学校が指定した予習・提出物は必ず守り、困難な場合は教科担当へ量や優先順位を相談してください。

慶英会での学校教材に沿った個別指導・無料体験

慶英会では、中高一貫校の中学1・2年生を中心に、学校の教科書・副教材・返却答案・小テストを共有できる範囲で確認し、授業の先取りではなく、本人の学習課題に応じた予習・復習の優先順位を整理してオンライン個別指導を行っています。授業外には毎日のLINE学習サポートを提供し、次の授業までの短い復習を具体化します。慶英会の指導内容・最大1か月の無料体験をご確認ください。学校の教師による指導の代替や特定の得点の保証ではありません。

一次資料・研究レビューと記事の位置づけ

情報確認日:2026年10月12日。研究レビューは学習方法に関する一般的な根拠であり、慶英会のA~D判定、独自12問、20分の配分例、14日間の計画は独自の教育的提案です。特定学校の採用教材、授業進度、予習・復習の指定、評価・進級の条件をこれらの研究から推測することはできません。

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