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英語のテスト範囲が「授業で扱った内容すべて」と言われたら?中高一貫校の中1・中2向け優先順位・14日間復習表|慶應卒・英検1級塾長が解説

40〜60分

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級

一般選抜で慶應義塾大学に合格し、2023年卒業。高校在学中に英検1級を取得。英検対策・中高一貫校の英語・NEW TREASURE(ニュートレジャー)などを指導しています。

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慶英会 塾長
慶英グループ CEO

一般選抜にて慶應義塾大学合格(英語入試正答率97%)
成績優秀者(慶應義塾維持会奨学生)として
慶應義塾大学を卒業(2023年)

一般財団法人 慶應連合三田会
慶應義塾横浜三田会 会員

高校在学中に英検1級取得
公益財団法人 日本英語検定協会「成績優秀者」に選出
中高主要科目で「オール5」(最高評価・高校偏差値70)

国内最高峰の英語スピーチコンテスト
「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」
横浜市大会入賞・神奈川県大会進出

米国高校留学中、唯一の日本人として
全米最大級の高校生リーダーシップ団体主催の
英語スピーチコンテストに出場
ニューヨーク州大会準優勝・全米大会進出

米国の在籍高校代表として
「シカゴ国際模擬国連会議」に出場

慶應義塾大学在学中より英語指導を行い
「英語個別指導オンライン塾|慶英会」を設立

慶英会塾長の学歴・英語資格・指導経歴



小学生から、現役英語講師・英検面接官を含む
社会人まで数百名以上を指導

【英検・英語指導実績例】
小学生:英検2級・英検準1級合格

中学生:英検準1級合格/内申2から5へ大幅向上/
学年順位1桁/海外留学前の英語特訓

高校生:英検1級合格/
国立医学部・旧帝大・早慶上智GMARCHへの現役合格をサポート

社会人:現役英語講師・英検面接官の
英検1級合格をサポート

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中高一貫校の英語定期テストで、「授業で扱った内容すべて」「教科書とプリントの既習範囲」「これまで学習した事項」という広い指定を受けると、どこから勉強すべきか分からなくなることがあります。結論は、学校が正式に指定した出題範囲は家庭で勝手に狭めず、復習する順序だけを「期限のある課題→現在も解けない既習事項→理解が不安定な単元→確認済みの内容」で調整することです。「優先度が低い」と「出題されない」は違います。

この記事では、中学1・2年生と保護者に向けて、広い試験範囲の読み方、学校資料の確認方法、単語・文法・本文・初見読解・英作文の切り分け、15分の弱点診断、14日間の計画、直前3日の修正方法を具体例付きで解説します。学校固有の配点や出題を推測するものではありません。範囲表そのものが見当たらない場合は、先に英語の試験範囲表を探す手順を確認してください。

結論|出題範囲と学習の優先順位は別のもの

「全部」と案内されたとき、保護者が「ここはおそらく出ないだろう」と判断して教材のページを消してしまうと、正式な指示と家庭用の学習表が食い違います。学校の範囲表は原本として残し、家庭用の表には出題の対象かどうかとは別に、今の本人がどのくらい解けるかを記録しましょう。過去の定期テスト問題、塾のブログ、AIの予想は、学校の正式な範囲を決める根拠にはなりません。

また、いわゆる「範囲が広い」の意味にも幅があります。特定の単元が十数個あるのか、前学期の内容も含むのか、技能別に指定されているのかでは、確認することが異なります。先に学校の最新資料を読み、対象期間・教材・授業内の指示を確認してから復習順を決めます。

まず確認する「全部」の五つの意味

範囲表の表現例家庭で確定できることまだ確定できないこと次の確認
「授業で扱ったところ」授業を終えた内容は復習候補授業で扱った全内容の細かな境界ノート・学校の指示
「Lesson 1〜5すべて」指定されたLesson本文・語彙・補助教材の扱い指示に書かれた教材区分
「これまでの復習を含む」新しい単元以外も確認対象過年度の全単元が出るか学校が示す対象期間
「配布プリントを含む」指定プリントがある未配布分や補助資料まで含むか番号・対象資料
「初見問題もあり」暗記した本文だけでは不十分どんな文章・配点か指定された技能・形式

表中の表現は説明用の想定例で、実在校の出題予告を引用したものではありません。学校が「どこからどこまでか」を明示している場合、この記事の分類よりその学校の指示が優先します。曖昧な箇所を家庭が補って断定しないことが重要です。

公的な学習評価資料は学校の試験範囲表ではない

国立教育政策研究所は、「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料の中学校編で、外国語を含む各教科の資料を公開しています。これは教科における指導と評価を理解する参考になりますが、特定の中高一貫校で「今回、教科書の何ページが出るか」を指定する文書ではありません。国の資料、出版社の製品情報、学校の最新考査案内はそれぞれ役割が異なります。学校の正式な範囲が不明なら、公的資料の説明を使って穴埋めせず、学校へ対象期間や教材名を確認してください。

学校の連絡・出版社の製品情報・英検の公式案内が食い違って見える場合は、中高一貫校の英語情報を確認する順番と一次情報の探し方で、発信元と適用対象を整理してください。学校からの考査範囲案内を見つける段階と、範囲が確定した後の学習計画は、分けて考える必要があります。

30分以内に集めたい資料は四種類だけ

1.学校の正式な範囲案内

範囲表、教科連絡、訂正のお知らせなど、今回の定期テストに適用される資料を一つにまとめます。発行日・対象学年・考査名が分かる形で記録してください。紙と学校アプリが両方ある場合は、どちらが正式な最新案内か確認します。勝手に「アプリの方が新しい」とは判断できません。

2.本人が実際に使用する教材

教科書の正式名称、Stage・版、Workbook、学校プリントの種類を記録します。NEW TREASUREの場合はZ会の公式教材一覧で一般的な製品構成を確認できますが、本人の学校の指定教材を保証するページではありません。本人の実物と学校の配布・購入案内の確認が必要です。

3.直近の小テストと返却答案

点数だけでなく、誤答内容を見ます。単語の日本語訳は正答でもスペルを書けない、文法の並べ替えはできても自由英作文では間違える、といった差があれば、何を優先して練習するか変わります。学校の既習事項を使って、できないことを特定します。

4.提出期限のある課題

出題範囲を絞る作業と、提出期限を守る作業は別管理です。学校から正式に指定された課題があるなら、試験対策だけに集中して提出を遅らせないようにします。提出済みのワークでも誤答が残っている場合、提出の完了と理解の完了を混同しないでください。

学校から範囲表や課題がオンラインで配信される場合は、学校の正式な連絡手段から確認します。Google Classroomを使う場合は、Googleの授業確認ヘルプで授業や課題を確認する一般的な操作を調べられます。ただし、どの学校でもClassroomに考査範囲表が掲載されるわけではありません。Classi・ロイロノート・学校独自のアプリを使用している場合は、学校の説明に従ってください。

優先度は「出題予測」ではなく、誤答と期限で決める

次の優先度表は、すべて慶英会が作成した学習管理の例です。学校の出題配点を推定したランキングではありません。範囲が広い場合でも、本人の答案から行動を決めるために使います。

優先度学習項目の状態まずすること確認方法
A:最優先期限のある未完了課題、既習の基本で繰り返す誤答提出準備と基礎の解き直し指示・答案・再テスト
B:次に着手学校の授業で扱い、理解が不安定な文法・本文解説後に問題を再度解く答えを隠して解けるか
C:維持ほぼ理解している単元・単語短い混合テストで再確認数日後に再現できるか
D:確認中学校の指示があいまい、教材が未入手学校の確認先を特定最新の正式連絡

Aから始めるのは「Aだけがテストに出る」という意味ではありません。優先順位は本人の誤答状況や残日数で変わります。出題範囲のすべてを一度で完璧にするのではなく、今日改善できる項目を選び、次回の再確認を予定する仕組みです。

英語を五つの技能・活動に分けて診断する

英単語|「意味が分かる」と「書ける」を分ける

単語帳を見ながら正答した語と、何も見ずに書けた語は区別します。例えば「excited」の意味を答えられても、英文で「I was excited.」と使うときに語順や綴りで止まるなら、意味の確認だけでは不十分かもしれません。学校の範囲表に指定された語彙を優先し、既習の語で10〜15問程度の確認をします。出題形式が不明な場合には、学校の指示がないのに「綴りは絶対に出ない」と判断しないことです。

語彙の診断は、①英語を見て意味を言う、②日本語を見て英語を書く、③短い英文で使う、の三段階に分けると弱点が分かります。すべての語に三つの練習を課す必要はありません。間違えたものに絞り、次の日に答えを見ずに確認してください。

文法|単元名を見ないでも解けるか

単元ごとのワークでは正解できても、複数の文法が混ざると迷うことがあります。例えば現在形と過去形、be動詞と一般動詞、比較級と最上級の区別は、問題見出しにヒントがあると正答しやすくなります。範囲内で習った文法を使い、単元名を隠した混合問題で確認します。

練習例は「She usually (go / goes / went) to school by bus.」から通常の習慣を表す表現を選ぶ、「He didn’t (played / play) soccer yesterday.」で否定文の形を確認するなどです。答えは順にgoes、playです。ただしこれらは独自の一般練習例であり、特定の学校の出題予想ではありません。学校で未習の場合は対象から外してください。

教科書本文|訳を覚えるだけで終わらない

既習の教科書本文は、英文の意味、主語・動詞の関係、代名詞が指すもの、話の流れを説明できるか見ます。和訳を暗記しているだけだと、語順を入れ替えた初めての英文に応用できない場合があります。音読が学校の課題なら、その指示も守ったうえで、意味が説明できない文を選んで復習しましょう。

本文の写真を大量にAIへ送らなくても、本人の教材を手元で開き、分からない箇所を自分の言葉で説明することから始められます。特定教材の全文転載・無断公開は避け、必要な確認は学校の正式なルールに従います。

初見読解|本文暗記とは別の練習として扱う

学校が初見問題を扱うと案内している場合、暗記した本文だけを繰り返すのではなく、短い初見英文を読んで「誰が」「何をしたか」「理由は何か」を答えられるか確認します。学校が公式に指定した長さや難度が分からなければ、一般的な短文を使って基礎確認し、試験本番の長さや配点を断定しないようにします。

読み違えたときは、知らない語だったのか、指示語・接続語を追えなかったのか、時間不足だったのかを分けます。全てを「長文が苦手」とまとめると対策が広がりすぎます。現状に近い一つの原因から練習する方が計画を立てやすくなります。

英作文・リスニング|学校の指定がなければ推測で決めない

英作文では、単語や文法を知っていても、自分で一文を組み立てると語順・時制・主語の一致を誤ることがあります。本人が既習の語彙を使って「昨日の出来事」「好きな教科」など短い文を作り、学校で習った形で説明できるか確かめます。題材そのものは学校の試験を予告するものではありません。

リスニングが範囲として指定されている場合には、学校教材の公式音声や授業で使った音声の確認から始めます。NEW TREASUREには製品ごとに音声の提供形態があるため、出版社の教材一覧と本人の持っている教材を照合してください。音源の有無や利用条件は学校の購入・配布形態にもよります。

家庭で実施する15分診断|既習事項だけで試す

次は本人の範囲に含まれる内容を選んで使う、小さな確認テストの作り方です。15分は目安であり、学校の試験時間や配点を表すものではありません。プリントの枚数が多くても、最初から全問解き直すのではなく、ミスの傾向をつかむために使います。

配分例出題するもの見つけたい弱点
3分既習単語を5語、意味とスペルで確認理解と表記の差
4分既習文法を3問、単元名なしで確認語順・時制・活用
3分既習本文の2文を説明文構造・内容理解
3分短い初見文を読んで質問2つ情報の取り違え
2分既習表現で英作文1文自力で文を作れるか

表の時間や問題数は学校で定められた基準ではありません。本人の年齢、学習進度、疲労、直近の課題に合わせて調整してください。未習単元を混ぜると「まだ習っていない」と「習ったが使えない」を取り違えるので、必ず既習事項から選びます。

実際に解けるオリジナル9問と全解答

以下は既習事項を確かめるために慶英会が作成した一般的なミニ問題です。学校の正式な出題予測ではありません。未習の表現は飛ばし、授業で習った部分を選んで使ってください。まず答えを隠して解いてから、解説を確認します。

  1. 「昨日」を英語1語で書きなさい。
  2. 「毎日」を英語2語で書きなさい。
  3. He (go / goes / going) to school by bus every day. 正しい形を選びなさい。
  4. They (is / are / am) playing soccer now. 正しい語を選びなさい。
  5. She did not (studied / study / studies) last night. 正しい形を選びなさい。
  6. 英文 Mika reads a book after dinner. に答えなさい。When does Mika read a book?
  7. 英文 On Sundays, Mika plays tennis with her brother. に答えなさい。Who does Mika play tennis with?
  8. 「私は昨日、図書館に行きました」を英語で書きなさい。
  9. 「彼は毎朝英語を勉強します」を英語で書きなさい。

解答:① yesterday、② every day、③ goes、④ are、⑤ study、⑥ After dinner.、⑦ With her brother.、⑧ I went to the library yesterday.、⑨ He studies English every morning. ⑥⑦は意味が同じ完全な英文でも正答とできます。

誤答の見方:①②でつまずけば語彙・スペリング、③④⑤でつまずけば主語に応じた動詞の形や時制、⑥⑦でつまずけば疑問詞と文中の情報の対応、⑧⑨でつまずけば自力で語順を組み立てる力を優先して確認します。誤答した問題を翌日に答えを隠して解き直し、同じタイプの別の短文にも取り組んでください。これは診断の入口であり、この9問で定期テストの得点や英語力全体を判定することはできません。

診断後に作る「三行の復習メモ」

最初の一行に「正式な範囲と未確認事項」、二行目に「今日の誤答トップ3」、三行目に「明日もう一度解く問題」を書きます。複雑な管理表は必要ありません。例えば「範囲:Lesson 1〜4+学校プリント、音声は確認中」「誤答:三単現、疑問文、本文の指示語」「明日:疑問文3問と指示語2文」という形です。この例は架空の学習メモで、実在する学校の試験内容ではありません。

学校へ確認したいことは学習予定とは別に保管しましょう。確認中の項目を「今回は試験に出ない」と勝手に書き換えないようにします。保護者がメモを作る場合にも、本人が自分の言葉で何を理解できていないか説明できる形にすると、翌日の学習へ移りやすくなります。

定期テストまで14日ある場合の復習モデル

この14日間は、広い範囲を機械的に14等分する計画ではありません。学校の正式な考査範囲と提出物を優先し、毎日短い確認を加えるモデルです。習熟状況や授業の進行に合わせて順番を変えてください。学習時間の長短よりも、誤答を再現できるようになったかが判断基準です。

1〜2日目|全体を棚卸しする

初日は範囲表を教材単位に分け、提出期限を確認します。二日目は直近の答案と小テストから、間違える単語・文法・本文を洗い出します。「A:繰り返す誤答」「B:理解が不安定」「C:確認済み」の三段階に分類し、範囲が確定していない項目はDとして学校に確認します。

3〜4日目|最重要の文法・語彙を一つずつ直す

Aに分類した文法から一つか二つを選び、ルールの説明、同じ問題の解き直し、別の短い問題での再確認を行います。語彙は既習の範囲から、書けなかった単語を優先します。答えを見て丸付けするだけでなく、翌日にも白紙で答えられるかを確認してください。

5〜6日目|学校ワークと本文の未解決を減らす

範囲に含まれるWorkbookや学校指定プリントを確認し、未着手部分と誤答を分けます。学校の提出期限が近いものは優先度を上げます。教科書本文では意味の分からない文を選び、主語と動詞を説明できるか確かめます。分かっている文をただ長時間音読することだけに時間を使わないようにします。

7日目|最初の診断をやり直して計画を調整

1〜2日目に間違えた問題を、解答を隠して再び解きます。改善していれば次に進み、同じ誤りが残っていれば原因を細かく分けます。「読めない」ではなく「単語が分からない」「代名詞の指す人を取り違える」など、できるだけ具体的にします。学校から範囲の訂正が届いていれば原本に合わせて予定を更新します。

8〜10日目|単元を混ぜて応用できるか調べる

暗記した例文だけでは正解できない問題を少しずつ入れます。例えば過去形と現在形、疑問文と否定文を混ぜて自分で選ぶ練習をします。学校が初見読解・英作文を扱うと案内している場合には、既習語彙を用いた短い新しい問題を取り入れます。新しい教材を何冊も購入する必要があるとは限りません。

11〜12日目|未達の項目と提出物を確認する

家庭用メモでAが残っている部分を優先し、提出期限・未提出課題も点検します。Bの項目についても、理解できたと思っているだけではないか、答えを隠して確認します。学校から配点や問題形式の正式な案内がある場合はそれに従いますが、過去問だけから今回の配点を決めつけないでください。

13〜14日目|解ける問題を増やすより、間違いを減らす

残りの時間で全教材を最初から読み返すのではなく、既習で繰り返す誤答に戻ります。語彙の書き間違い、文法の活用、英文の読み違いを短く確認し、翌日までに必要な学校の指示も再確認します。試験前日なら無理に新しい問題を増やしすぎず、十分な睡眠や準備時間を確保してください。

直前3日で範囲が広すぎるときの応急対応

3日前になっても復習すべき項目が多い場合は、「全部を完全に終える」という目標から、限られた時間で重要な未習得事項を減らす目標に切り替えます。学校の正式な提出物を優先したうえで、最も頻繁に間違える基礎項目を確認します。特に、学習済みなのに短い基本文が自力で書けない、必要な単語を再現できない、教科書の意味を説明できない、といった症状を先に改善候補とします。

残り3日の例として、1日目は誤答を洗い出して基本文法を解き直し、2日目は既習の語彙と本文の弱点を確認し、3日目は同じ問題を答えを隠して再確認します。これは学校の出題割合を予測するものではありません。試験の正式な指示で優先すべき技能が分かっている場合には、その指定を優先してください。

「範囲が広いから、学校の英語は諦めて英検だけやる」といった極端な切り替えも、本人の目標と現在の課題を確認せずに決めるべきではありません。必要なら学校の試験と英検で分けて学習予定を立て、締切や試験日を整理します。

学校の先生へ確認するなら、質問を二つに絞る

範囲が「全部」でも、学校の正式な指示が既に明確なら、不要な質問を増やす必要はありません。一方、どの教材や期間の「全部」か分からない場合は、「『授業で扱った内容すべて』とは、今回の学期に使用した教科書・Workbook・配布プリントを指しますか」「対象になる授業プリントの番号を確認できる資料はありますか」のように、原文を引用したうえで具体的に尋ねます。

質問文の例は「次回の英語定期考査について、範囲表の『授業で扱った内容すべて』の対象を確認したくご連絡しました。特に配布プリントの番号と対象期間について、確認できる学校資料がございましたらご案内いただけますでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。」です。これは一般的な文例で、学校の指定する連絡方法に従って使用してください。

質問に本人の成績や他生徒の情報を大量に添付する必要はありません。学校の正式な返答があれば、その内容を範囲表の原文と並べて保管し、家庭用の復習表を更新します。

よくある質問

Q.「授業で扱った内容すべて」なら、教科書を最初から全部覚え直す必要がありますか?

その言葉だけで、入学以来のすべてが出題されると断定することはできません。まず学校が対象とする期間・教材・学年の指示を確認してください。範囲が広くても、学習の優先順位は本人の誤答と提出期限で整理できます。ただし、優先度の低い部分を正式な範囲から削除してはいけません。

Q.学校プリントが何十枚もあり、全部を解き直せません。

提出期限のあるものを確認したうえで、範囲内で間違えた問題と理解が不安定な問題を優先します。プリントの仕分けについては学校の英語プリントが多すぎる場合の優先順位と管理表で詳しく扱います。この記事では、プリント以外の語彙・文法・読解も含めて学習順を整理しています。

Q.NEW TREASUREのStageが同じなら、ネットの予想範囲を使えますか?

同じStageでも学校ごとの授業進度、教材の版、Workbookや学校プリントの扱いが違う場合があります。出版社の製品情報は教材の種類を確認する入口ですが、学校の正式な考査範囲にはなりません。本人の現物と学校の連絡を照合してください。

Q.前回のテストの出題割合を参考にしてよいですか?

前回の答案は自分の誤答を調べる重要な資料です。ただし、前回に文法問題が多かったからといって、今回も同じ配点で出ると保証されるわけではありません。学校が今回の形式や配点を正式に案内しているか別に確認しましょう。

Q.中1・中2で英語の先取りが速い場合、どこから復習しますか?

学校の現在の範囲を確かめたうえで、つまずいている基本文法に戻ります。先取りのすべてを中1の最初からやり直す必要があるとは限りません。今日の課題を解くのに必要な前提知識を絞って復習し、学校の進度と両立させてください。

Q.塾に相談するときには、何を渡せばよいですか?

学校の正式な範囲表、本人の使用教材の名称と版、直近の小テスト・返却答案、提出期限のある課題があれば、学習の優先順位を相談しやすくなります。成績や資料の共有方法は塾の案内と学校のルールを確認してください。塾が学校の未公開の出題範囲を確定できるわけではありません。

まとめ|「範囲が広い」ときこそ、今日の復習を狭くする

「授業で扱った内容すべて」と案内されても、出題範囲の正式な解釈は学校へ戻って確認します。そのうえで本人の教材、課題、返却答案から、期限のあるものと繰り返す誤答を優先してください。家庭用の表は「出題範囲を予測する表」ではなく「復習する順序を決める表」として使います。

まず15分で既習の語彙・文法・本文・読解・英作文を確かめ、毎日の短い再確認で理解を修正します。範囲が広いことを理由に検索記事や予想問題を増やし続けるより、学校の正式資料と本人の実際の誤答に戻ることが重要です。

慶英会では、中高一貫校の学校英語、NEW TREASURE、定期テスト、英検について、学校教材と本人の理解状況を起点とする個別指導を案内しています。学校の範囲が広すぎて家庭だけで学習順を決めにくい場合は、慶英会公式サイトの無料体験・学習相談案内をご確認ください。試験の正式な出題内容については、引き続き学校の指示を優先してください。

参考にした主な公式情報

情報確認日:2026年10月13日。本記事の優先度表、診断表、14日間計画、例題、学校への質問文例は慶英会公式ブログによる独自の学習管理例であり、文部科学省や特定校が定めた出題割合・考査方式・改善効果の保証ではありません。


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