
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
北陸学院中学校の2026年度中学3年修学旅行は、長崎県・福岡県を訪れる5日間の日程で実施されました。学校公式ページには、五島列島での2泊3日のアイランドホームステイ、自然・漁師体験、潜伏キリシタン関連遺産のフィールドワーク、浮体式洋上風力発電の見学、長崎市内の自主研修、長崎原爆資料館・平和公園での学習などが記録されています。本記事では、この公式記録を出発点に、体験を英語で説明するための読解・語彙・文法・要約・英作文を独自に練習します。
教材の位置づけ:以下の英文・設問・会話は慶英会が作成した独自教材です。学校の実際の英語課題、定期テスト、提出物、配布プリント、旅行中の生徒の発言を再現したものではありません。学校公式情報として扱うのは、公開ページに掲載された2026年度の旅行目的と日程です。学校の授業進度や英語の試験範囲は、各自の授業資料で確認してください。
結論|修学旅行の経験は「事実・背景・自分の考え」の順に英語で整理する
旅行の感想を英語で書くとき、It was fun.(楽しかった)だけでは、何を学んだのかが伝わりません。訪れた場所や体験を事実として述べ、その背景を一つ説明し、最後に自分の考えを加えると、内容に具体性が生まれます。例えば、We visited a historical site.(私たちは史跡を訪れました)に続けて、I learned how people protected their community.(人々がどのように共同体を守ったかを学びました)、I want to learn more about local history.(地域の歴史をもっと学びたいです)と書けば、出来事・学び・今後の関心がつながります。
中学3年生は、過去形で出来事を正確に述べる力に加え、現在形で歴史的背景を説明する力、because / although / while などで理由や対比を表す力、資料の数字を読み取って説明する力を組み合わせましょう。旅行後の英語学習は、思い出を長く書くことよりも、事実を誤らずに選び、短い英文で筋道立てて伝える練習が有効です。
学校公式ページで確認できる2026年度の修学旅行
北陸学院中学校の公式ページ「〖中学〗修学旅行(3年)」では、2026年度の行き先を長崎県・福岡県とし、旅行の目的を五つ示しています。多様な文化や価値観への理解、潜伏キリシタン関連遺産を通じた歴史と信仰の学び、明治日本の産業革命遺産を通じた科学技術と社会の変化、再生可能エネルギーへの理解、原爆投下と平和についての多面的な学びです。以下は同ページに記載された日程の要約です。
| 日程 | 学校公式ページに掲載された主な活動 |
|---|---|
| 1日目 | 小松空港から福岡空港を経由して福江空港へ。堂崎天主堂、五島市歴史資料館、浮体式洋上風力発電見学、民家生活体験。 |
| 2日目 | 自然体験・漁師体験などの交流活動。江上天主堂・旧五輪教会堂を訪れる世界遺産フィールドワーク。民家生活体験。 |
| 3日目 | 福江港から長崎港へ移動。大浦天主堂、出島、長崎新地中華街、軍艦島ミュージアムなどの自主研修。 |
| 4日目 | 長崎原爆資料館、平和公園、長崎平和祈念像。佐世保の施設やハウステンボスなど。 |
| 5日目 | みずほPayPayドーム福岡のドームツアー、チームラボ鑑賞、福岡空港から小松空港へ。 |
この日程は2026年度の学校公式掲載内容です。次年度以降も同じ行程・見学先になるとは限りません。公式ページ:北陸学院中学校・高等学校「〖中学〗修学旅行(3年)」
四つのテーマを英語で説明する
1.ホームステイと地域の人との交流
ホームステイの経験を説明するときは、家の様子や食事の感想だけで終わらせず、「何を質問したか」「相手の答えから何を知ったか」「自分の考えがどう変わったか」を整理します。At first, I was nervous, but my host family spoke slowly.(最初は緊張しましたが、ホストファミリーはゆっくり話してくれました)のように、最初の状態とその後の変化を対比すると、経験が伝わりやすくなります。実際に聞いた話を記録するときは、記憶だけで相手の発言を作らず、確かに覚えている内容と自分の感想を分けてください。
2.潜伏キリシタン関連遺産と歴史的背景
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、17世紀から19世紀にかけての禁教政策の下で信仰を続けた人々の歴史を伝える、12の構成資産からなる世界文化遺産です。学校公式の2026年度行程には、江上天主堂と旧五輪教会堂を訪れるフィールドワークが記載されています。people continued their faith(人々は信仰を続けた)、protect their community(共同体を守る)、historical heritage(歴史遺産)などを使い、歴史的背景を確かめてから説明しましょう。世界遺産インフォメーションセンター「遺産の概要」
3.浮体式洋上風力発電と再生可能エネルギー
学校公式日程には、五島列島での浮体式洋上風力発電見学が記載されています。経済産業省によると、五島市沖の設備は2026年1月5日に運転を開始し、設備概要は16.8MW、2.1MWの設備が8基です。2.1×8=16.8となります。発電所の運転開始という公的事実と、学校が現地でどの設備をどの位置から見学したかは別です。確認できない見学方法や説明内容を学校の実施事実として書かないようにしましょう。経済産業省「五島市沖の浮体式洋上風力発電設備が運転を開始」
4.長崎の平和学習と産業の歴史
学校公式行程には、長崎原爆資料館、平和公園、長崎平和祈念像が含まれています。資料館の常設展示は、1945年8月9日の長崎、原爆による被害、核兵器のない世界などを扱っています。展示を見た感想を英語にするときは、被害の事実と自分がそこから考えたことを分けます。また、長崎エリアには「明治日本の産業革命遺産」の構成資産もあります。産業化の歴史、潜伏キリシタン関連遺産、原爆被害は異なる歴史的背景を持つため、混同しないことが大切です。長崎原爆資料館「常設展示室」/長崎県「明治日本の産業革命遺産」
重要語句と使い方
| 英語 | 意味 | 用例 |
|---|---|---|
| homestay | ホームステイ | stay with a local family |
| local community | 地域社会・共同体 | learn about the local community |
| historical heritage | 歴史遺産 | protect historical heritage |
| continue one’s faith | 信仰を続ける | continued their faith |
| renewable energy | 再生可能エネルギー | use renewable energy |
| floating offshore wind power | 浮体式洋上風力発電 | a floating offshore wind farm |
| generate electricity | 発電する | wind turbines generate electricity |
| peace education | 平和学習 | learn through peace education |
| reflect on | 振り返って考える | reflect on the experience |
| in contrast | 対照的に | In contrast, the second place… |
| as a result | その結果 | As a result, I understood… |
旅行後の復習で確認する三つの力
- 時系列:first / next / after that / finally を使い、行程や体験の順序を説明できる。
- 理由:because / so / although を使い、感想だけでなく理由や対比を一文加えられる。
- 根拠:公式ページで確認した事実と、自分の感想・推測を分けて書ける。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
中高一貫校の英語・定期テスト・英検の学習状況を整理し、必要な復習の優先順位を考えたい方は、無料体験・学習相談のご案内をご確認ください。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当講師は、お申し込み時にご案内します。
友だち追加後、学年・教材・困っていることと「学習相談希望(ブログ・記事中盤)」をお送りください。LINEを開くだけでは受付は完了しません。LINEを利用できない方はメールでの学習相談も可能です。料金・無料体験の期間と条件はコース・料金・無料体験のご案内でご確認ください。
独自演習40問|英文A・B
注意:以下は慶英会が作成した架空の練習英文です。学校の旅行中に実際に起きた出来事や、学校の英語テストを示すものではありません。まず英文を読み、設問に答えてから、後半の解答・解説で確認してください。
英文A|ホームステイで質問する(問題1〜10)
Original passage A
In a fictional homestay story, a student named Ken stayed with a family on a small island. On the first evening, he was nervous because he could not understand every word. His host father showed him a fishing net and explained how people used it. Ken asked two questions and wrote down new words in his notebook. The next morning, he helped prepare breakfast. He learned that asking simple questions was a good way to start a conversation. He later wrote, “I did not understand everything, but I learned a lot by listening carefully.”
全文和訳:架空のホームステイの話で、ケンという生徒が小さな島の家族のもとに滞在しました。最初の夜、すべての言葉を理解できなかったため、彼は緊張していました。ホストファーザーは漁網を見せ、人々がそれをどのように使うか説明しました。ケンは二つ質問し、ノートに新しい単語を書き留めました。翌朝、彼は朝食の準備を手伝いました。簡単な質問をすることが会話を始めるよい方法だと学びました。後に彼は「すべてを理解したわけではなかったが、注意深く聞くことで多くを学んだ」と書きました。
- Where did Ken stay?
- Why was he nervous on the first evening?
- What did his host father show him?
- How many questions did Ken ask?
- What did he write in his notebook?
- Choose the correct form: He (help / helped / helping) prepare breakfast.
- Translate into Japanese: “asking simple questions was a good way to start a conversation.”
- Rewrite using because: Ken was nervous. He could not understand every word.
- What did Ken learn about starting a conversation? Answer in one English sentence.
- Write two English sentences about one thing a student could learn during a homestay. Use a reason with because.
英文B|歴史遺産を説明する(問題11〜20)
Original passage B
The Hidden Christian Sites in the Nagasaki Region tell the story of people who continued their faith under a ban on Christianity. The heritage includes twelve component sites in Nagasaki and Kumamoto. Two sites connected with Goto are the Egami village on Naru Island and the village on Hisaka Island. The official school itinerary for 2026 lists a fieldwork visit to Egami Church and the Former Gorin Church. When students explain this history, they should distinguish confirmed facts from their own impressions. They should also remember that the heritage tells a long and complex story, not only the story of church buildings.
全文和訳:長崎地方の潜伏キリシタン関連遺産は、キリスト教が禁じられていた時代に信仰を続けた人々の歴史を伝えています。この遺産は長崎県と熊本県にある12の構成資産から成ります。五島に関係する二つの資産は、奈留島の江上集落と久賀島の集落です。学校の2026年度公式行程には、江上天主堂と旧五輪教会堂を訪れるフィールドワークが記載されています。この歴史を説明するとき、生徒は確認できた事実と自分の感想を区別する必要があります。また、この遺産が教会建築だけでなく、長く複雑な歴史を伝えていることも覚えておくべきです。
- What does the heritage tell us about?
- How many component sites does the heritage include?
- In which two prefectures are the component sites located?
- Name the two places in Goto mentioned in the passage.
- Which two churches are listed in the school’s 2026 itinerary?
- Choose the correct form: The heritage (tell / tells / telling) a long history.
- Translate: “students should distinguish confirmed facts from their own impressions.”
- True or false: All twelve component sites are on the Goto Islands.
- Write one question in English that you could ask a guide about the history.
- Write two or three English sentences explaining why historical heritage should be protected.

