模擬授業の練習では、難しい内容を多く話すより、一つの内容を相手が自力で使えるようにする流れを考えます。ここでは現在形の三単現を使った、独自の5分練習例を紹介します。慶英会の実際の選考課題や採点基準ではありません。
最初に到達目標を一つ決める
目標は「三単現を理解する」より、「主語がIかsheかを見て、playとplaysを選べる」のように具体化します。一度に疑問文・否定文まで広げず、短時間で確認できる範囲を選びましょう。
0〜1分|今の理解を聞く
I play tennis. と She plays tennis. を見せ、違うところを尋ねます。答えを先に言わず、どこに注目したかを聞いてください。自分一人で練習する場合も、生徒が黙る場合と誤答する場合の二通りを想定します。
1〜3分|説明と例を示す
ふだんの行動を表す現在形で、主語がhe・sheなど三人称単数の場合に動詞の形が変わることを説明します。最初の例ではplayにsを付けます。用語が伝わらなければ具体的な主語に戻り、例外や細かな綴りの規則を一度に詰め込みません。
3〜4分|自分で選んでもらう
独自問題:① I(play / plays)tennis. ② He(play / plays)tennis. ③ They(play / plays)tennis. 正解は①play、②plays、③playです。②だけを覚えたのではないか確かめるため、③の理由も尋ねます。
4〜5分|一問で到達を確かめる
「彼女は毎日ピアノを弾きます」を She plays the piano every day. と表す練習をします。sが抜けたら主語へ戻って確認し、自力で直せるかを見ます。時間が足りないときは説明を追加するより、何ができて何が残ったかを整理します。
練習後の振り返り
目標と最後の問題が一致していたか、自分だけが話していなかったか、誤答に対応する質問を用意したかを確認します。採用先から時間・教材・対象学年が指定された場合は、その条件を優先してください。
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