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青山学院中等部の英作文|本人の経験から理由・具体例をつなぐ段落作り8課題|慶應卒・英検1級塾長の慶英会

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青山学院中等部の英作文で「理由をもっと詳しく」と言われたとき、長い模範文を足した結果、本人が経験していない話になってしまうことはありませんか。大切なのは、立派な効果を並べることより、何が好きか、なぜ好きか、その理由を説明する出来事は何かをつなぐことです。

このページは、架空の本人メモから「主張→理由→具体例」の段落を組み立てる独自8課題です。メモ、三つの下書き、二通りの完成例、全文和訳、全解説を用意しました。理由と経験の対応を確かめ、書いていない体験を増やさずに、本人の言葉で説明する練習として使えます。

学校公式のWriting方針と、本記事の対象

青山学院中等部公式「英語」は、基本的な語句で伝えたい内容を正確に書き、文同士をつないでまとまった文章にする方針を紹介しています。学校の公開情報を2026年11月3日に確認しました。

本記事の8課題や「主張→理由→具体例」は慶英会の家庭用の提案です。学校の現在の課題、全員に求める段落数・語数・採点基準を示すものではありません。中1・中2で使う場合も、学校の指示と既習表現を優先してください。学校の生徒答案や講師の添削を再現した教材ではありません。

接続詞で文をつなぐこと自体が難しい場合は、接続詞・段落推敲12課題へ戻れます。本記事では、その一歩先として「理由の内容を、どの経験で説明するか」を選びます。

三つの役割|好き・なぜ・例えば

主張:何について、どんな気持ちや考えなのか。
理由:その気持ちや考えを持つのはなぜか。
具体例:理由の中身を読み手が想像できる出来事。

「工作が好きです。なぜなら工作が好きだからです」では、二つ目の文もほぼ同じ気持ちを言い直しています。「色を選ぶのが楽しいから」まで言えば、何を楽しんでいるかが分かります。その後に色を選んだ具体的な一回の経験を置けば、理由との対応が見えます。

具体例が実話か創作かは課題の条件によります。自由な物語を作る課題では創作できますが、本人の経験を紹介する課題では体験を作り足しません。以下は練習用の架空人物なので、この設定を本人の体験として学校へ提出しないでください。

架空の本人メモ|Minaの紙の箱作り

人物・家庭・出来事はすべて学習用の創作です。実在する青山学院の生徒や保護者の記録ではありません。下書きを直すときは、このメモの範囲で考えます。

メモ1:紙の工作が好き。特に、使う色を自分で選ぶことが楽しい。

メモ2:先週の日曜日、青と黄色の紙を選び、小さな箱を作った。

メモ3:最初のふたは小さすぎた。祖父に一か所の折り方を教えてもらい、別の紙でふたを作り直した。

メモ4:出来上がった箱には六つのボタンを入れた。自分で作ったものを使えて、うれしかった。

メモ5:今度は友達のためにも箱を作ってみたい。まだ作って渡してはいない。

メモには、工作の大会で賞を取った、誰にも手伝ってもらわなかった、毎回一度で成功する、といった情報はありません。書かれていないことを補う前に、まず上の五つだけで、十分に伝わる段落が作れるか考えます。

三つの下書きを比べる|文法だけでは決まらない

下書きA:I like paper crafts because I enjoy paper crafts. Paper crafts are good. Last Sunday, I made a small box.

Aの全文和訳:紙の工作を楽しむので、紙の工作が好きです。紙の工作はよいです。先週の日曜日、小さな箱を作りました。

Aは好きという気持ちを繰り返し、goodの中身を説明していません。「箱を作った」という出来事はありますが、どの点を楽しんだのかが読み手には見えにくい状態です。

下書きB:I like paper crafts because I always make perfect boxes without help. Last Sunday, I won a prize for my blue and yellow box. Everyone should try paper crafts because they make everyone happy.

Bの全文和訳:助けを借りずにいつも完璧な箱を作れるので、紙の工作が好きです。先週の日曜日、青と黄色の箱で賞を取りました。紙の工作は全員を幸せにするので、全員が試すべきです。

Bは詳しく見えますが、メモにない受賞と全員への効果を加えています。ふたの作り直しや祖父の助けとも合いません。文章を長くしたことは、理由がよくなった証拠にはなりません。

下書きC:I like paper crafts because I enjoy choosing colors. Last Sunday, I chose blue and yellow paper for a small box. I needed my grandfather’s help with one fold, but I enjoyed making the box.

Cの全文和訳:色を選ぶのが楽しいので、紙の工作が好きです。先週の日曜日、小さな箱のために青と黄色の紙を選びました。一か所の折り方で祖父の助けが必要でしたが、箱作りを楽しみました。

Cでは、主張と理由が一文目にあり、二文目の色選びがその理由を具体的に説明しています。三文目は「助けが必要だったこと」と「楽しんだこと」を両立させています。助けを借りた経験があるからといって、好きという気持ちまで否定する必要はありません。

メモから段落へ|一つの理由を先に選ぶ

色を選ぶ楽しさを中心にする場合:理由はメモ1、具体例はメモ2です。青と黄色を選んだことが、色選びを楽しむという理由と対応します。メモ3は、必要なら補足できます。

作ったものを使う喜びを中心にする場合:理由はメモ4の「自分で作ったものを使えてうれしかった」、具体例は箱へ六つのボタンを入れたことです。「色を選ぶのが好き」という理由に、ボタンの個数だけを例として付けるより、理由とのつながりがはっきりします。

どちらの理由もこのメモから選べます。全部の情報を一つの段落へ入れる必要はありません。特定の理由を選ぶことと、それ以外の経験をなかったことにすることは別です。

完成例1|色選びを軸にする

I like paper crafts because I enjoy choosing colors. Last Sunday, I chose blue and yellow paper for a small box. I needed help with one fold, but I enjoyed making the box.

全文和訳:色を選ぶのが楽しいので、紙の工作が好きです。先週の日曜日、小さな箱のために青と黄色の紙を選びました。一か所の折り方では助けが必要でしたが、箱作りを楽しみました。

対応:主張=紙の工作が好き。理由=色選びが楽しい。具体例=日曜に青・黄色を選んだ。補足=助けを借りながらも楽しんだ。祖父という語を省いても、助けが不要だったという意味にはしていません。

完成例2|使えるものを作る喜びを軸にする

I like making things that I can use. Last Sunday, I made a small paper box with some help from my grandfather. I put six buttons in it and felt happy to use something I made.

全文和訳:使えるものを作ることが好きです。先週の日曜日、祖父に少し手伝ってもらいながら、小さな紙の箱を作りました。その中にボタンを六つ入れ、自分で作ったものを使えてうれしく感じました。

対応:主張と理由を「使えるものを作ることが好き」とまとめ、箱を作ってボタンを入れた経験で具体化しています。becauseがない形でも、理由の内容が読み手に分かる場合があります。学校の課題でbecauseの使用が指定されていれば、その条件に合わせてください。

完成例は二通りの書き方を示したもので、二つの実体験を新たに作ったわけではありません。模範文と一致させるより、選んだ理由と経験がつながり、メモの内容を変えていないかを確認します。

独自8課題|主張・理由・具体例を対応させる

問1

下書きAの一文目で、理由が具体的になっていないのはなぜですか。likeとenjoyの意味を踏まえて説明してください。

問2

「色を選ぶことが楽しい」という理由を具体的に説明するのは、①青と黄色の紙を選んだこと、②友達のための箱はまだ作っていないこと、のどちらですか。

問3

下書きBから、メモにない受賞の一文を取り除いても、そのまま正確な段落になりますか。残る問題を二つ挙げてください。

問4

次の一文を、メモ3を使って正確に直してください。I made the box without any help.(私は誰の助けも借りずに箱を作りました)。

問5

「紙の工作が好き。色を選ぶのが楽しい。日曜には青と黄色を選んだ」という短い紹介で、祖父の助けを詳しく書いていないだけなら、必ず「一人で全部できた」と主張したことになりますか。理由を説明してください。

問6

メモを使い、「好きなことと理由→具体的な経験→補足」の三文を書いてください。一文目にbecauseを使い、作っていない体験や全員への効果を加えないでください。

問7

保護者が「友達が喜んでくれた、と書くとよい理由になる」と助言しました。このメモではそのまま書けますか。代わりに、メモ5から今後の希望を英語一文にしてください。

問8

別の架空メモです。「Rikuは、いろいろな鳥の形を描くのが楽しい。昨日、丸い体と長いくちばしの鳥を一羽描いた。絵を人に見せたかは記録していない」。『絵を描くのが好きな理由と具体例』を英語二文で書いてください。拍手や賞などを追加する必要はありません。

8課題の全解答・解説

問1の解答

「好き」を「楽しむ」と言い換えただけで、どんな点を楽しむかが分からないためです。likeとenjoyはこの文脈では近い気持ちを表します。必ず文法違反になるわけではありませんが、理由の情報が増えていません。メモ1の「色を選ぶ」を加えると、理由の中身が具体的になります。

問2の解答

①です。青と黄色を選んだ経験は「色を選ぶ」という理由に直接対応します。②は今後の希望の状況であり、色選びが楽しかった具体例ではありません。事実に合う文でも、選んだ理由とつながらなければ、その理由の例にはなりません。

問3の解答

なりません。①always make perfect boxes without helpは、ふたを作り直して祖父に助けてもらったメモと合いません。②make everyone happyは、全員の気持ちを調べた記録がないのに範囲を広げています。受賞だけを削ってもこの二つは残ります。本人が楽しんだ経験と、誰もが必ず楽しむ効果を分けます。

問4の解答

例:I made the box with help from my grandfather.(祖父に手伝ってもらいながら箱を作りました)。My grandfather helped me with one fold.(祖父は一か所の折り方を手伝ってくれました)も、訂正内容を伝える文として可です。祖父が箱を全部作ったという別の話にせず、手伝いのあった範囲を守ります。

問5の解答

いいえ。理由に必要な情報を選んだ紹介であり、助けの説明を省いたことだけで「助けはなかった」と主張したとは限りません。ただしwithout help、aloneなどを付ければ意味が変わります。学校の課題が制作手順や協力者まで求める場合は、その条件に従って記載してください。

問6の解答

例:I like paper crafts because I enjoy choosing colors. Last Sunday, I chose blue and yellow paper for a small box. My grandfather helped me with one fold.
訳:色を選ぶのが楽しいので紙の工作が好きです。先週の日曜日、小さな箱のために青と黄色の紙を選びました。祖父は一か所の折り方を手伝ってくれました。
別解:I like paper crafts because I enjoy using things I make. Last Sunday, I made a small box with help from my grandfather. I put six buttons in it and felt happy.
訳:自分で作ったものを使うのが楽しいので、紙の工作が好きです。先週の日曜日、祖父に手伝ってもらいながら小さな箱を作りました。そこに六つのボタンを入れ、うれしく感じました。
どちらもメモの範囲です。三文・becauseという今回の練習条件を守り、理由に合う例があれば、他の自然な書き方も認めます。

問7の解答

そのまま書けません。友達のための箱はまだ作って渡していません。希望の例:I want to make a box for my friend.(友達のために箱を作りたいです)。これは将来の希望で、実施済みの経験ではありません。実際の本人の文章なら、分からない出来事は本人へ確認し、答えがないまま足しません。

問8の解答

例:I like drawing because I enjoy drawing birds with different shapes. Yesterday, I drew a bird with a round body and a long beak.
訳:いろいろな形の鳥を描くのが楽しいので、絵を描くのが好きです。昨日、丸い体と長いくちばしの鳥を描きました。
I enjoy drawing birds with different shapes. Yesterday, I drew a bird with a round body and a long beak.でも理由の内容と具体例が対応し、今回の問8にはbecause指定がないため可です。友達が褒めたことは未記載で、見せなかったと確定することもできません。

保護者様の問い返し|理由を代作する前に

最初に「何が好き?」「どの部分をしているときが楽しかった?」と本人の言葉を聞きます。次に「その感じが分かる、実際の一回はある?」と経験へ戻ります。色を選ぶ楽しさが本人の理由なら、大人が勝手に「集中力が伸びるから」に置き換える必要はありません。

本人が経験を思い出せないときは、写真や個人情報を外部へ送らせるのではなく、手元の記録や記憶で確かめられる範囲から選びます。課題が実体験を求めている場合、覚えていないことは空欄や確認事項として残し、提出前に本人や学校の指示を確認してください。創作可の課題なら、その条件を確かめたうえで創作します。

完成したら、主張・理由・具体例にそれぞれ印を付け、線で結びます。「具体的な出来事はあるが、その理由の説明になっていない」場合は、出来事を無理に変えるより、本人の考えに合う理由を選び直します。考えや気持ちを変えるよう強制する練習ではありません。

家庭での学習順と、次の無料教材

初回は下書きA〜Cを比較し、問1〜3で内容の違いを説明します。次に問6を解答を見ずに書き、選んだ理由と経験の対応を確認します。翌日は問8の別設定で、自分で二文を作れるか試してください。未習語が多い場合は、日本語で内容の対応を説明してから、既習の短い英語へ進めて構いません。

英文同士のつながりは接続詞・段落推敲12課題、読む・話す活動と筆記の違いは読書・会話から英作文へ進む32問、学校全体の学習順は青山学院中等部の英語学習ガイドへ進めます。本文の8課題・全解答は無料で完結し、専用PDFや音声は用意していません。

慶英会は青山学院中等部・慶應義塾大学と公認・提携関係にある教材だと主張しません。学校の正式な採点ではなく、独自の内容確認です。点数・合格・本人の実績を保証せず、学校課題の代筆や無制限添削も約束しません。

自分の考えはあるのに短い英文へ組み立てられない場合は、慶應義塾大学卒・英検1級塾長の慶英会へ公式LINEで学習相談ができます。学年と、内容を考える・文を作る・段落をつなぐのどこで困るかをお知らせください。料金・無料体験の条件もご確認ください。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する