暁中学校・高等学校(6年制)の中1・中2で、Uncoverの映像は見られるのに英文が分からない、Online Workbookは完了するのに定期テストでは書けない場合は、①映像と音声の理解、②英文の主語・動詞、③オンラインの誤答、④自力英作文を分けて確認してください。 学校公式は2023年度入学の中1からケンブリッジ大学出版の洋書教材「Uncover」を英語の主教材に導入したと説明します。映像・ナレーション・Online Workbookを備えた教材ですが、進捗管理が可能という教材機能と、実際の学校の出題・採点方式は別です。最新の学校指定Unitと試験範囲を優先し、学校英語の苦手を確かめる独自20問と14日間復習法を紹介します。
学校公式で確認|Uncoverの特徴・現在の課題との区別
暁中学校「学びの特色」は、2023年度の中1から全英語授業の主教材にUncoverを導入し、Discovery Educationの映像、レベル別ナレーション、Online Workbookによる学習の進捗・成績の管理機能を案内しています。2025年5月の暁学園公式報告では、中2・中3がUncoverを使う英語授業の様子を紹介しています。
| 学校公式の説明 | 断定できないこと | 家庭で確認するもの |
|---|---|---|
| 2023年度中1からUncoverを採用 | 2026年度の各学年の版・レベル・Unit番号 | 本人の現物教材と学校の範囲表 |
| 映像・音声ナレーションを教材に収録 | 動画を見れば筆記試験で正解できること | 学校が指定した動画と音声 |
| Online Workbookで進捗管理が可能 | 全員が同じ提出期限・採点方法になること | 本人の課題指示と誤答記録 |
| Cambridge英語検定Key・Preliminaryの学習にも適する | 国内英検の受験義務や必要級 | 学校の英検通知と試験公式情報 |
Online Workbookは正答・完了の表示より、翌日書けるかを確認
| 学習で起きること | 原因を判定する質問 | 次に行うこと |
|---|---|---|
| 選択式で正解した | 答えを隠して主語を変えた英文を書けるか | 翌日、新しい類題を自分で作る |
| 動画は理解した | 映像なしで英文の内容を説明できるか | 主語・動詞・理由を英語で書く |
| ナレーションを聞き逃す | 文字なら同じ英文を理解できるか | 指定音声を再生し文字と照合 |
| 作文の記述で減点 | 内容・文法・綴りのどこを誤ったか | 学校の採点と返却答案を確認 |
既に公開した「暁中学校のTMノートとUncoverの復習」とは検索意図を分け、本記事は映像・英文法・初見読解・自力英作文とOnline Workbookの誤答修正に重点を置きます。
中1はUncoverの題材より先に語順を整える
中1での大きな課題は、映像や興味深い話題が理解できても、英語の文そのものを正確に読む・書く力が追いつかないことです。まず授業で習った範囲から、be動詞と一般動詞、主語と動詞の関係、肯定文・否定文・疑問文を確認します。
例えばI like animals.という短文を理解したら、主語や目的語を変えた文を自分で作りましょう。習った範囲で相手に質問する文も作ります。正解を見た直後だけではなく、翌日に教材を閉じても書けるか確認してください。
教材に出てくる未知語を一度に大量に覚えると、基本の綴りや文法に使う時間が不足することがあります。学校が指定した重要語と、本文の理解に必要な語を優先しましょう。
中2は単文から段落全体の理解へ
中2では、単語一つひとつの意味が分かるだけでなく、段落の主張や具体例の関係を読み取る力が重要になります。Uncoverの文章を読む際は、まず段落ごとの話題を確認し、次に重要な情報を支える文を見つけます。
単語の意味が分かっても読めない文では、主語と動詞を見つけ、修飾語のまとまりを区切りましょう。いきなり全文和訳する必要はありません。意味を取り違えた一文について、構造を説明できることが重要です。
中1の基本文法が曖昧なら、現在の授業をすべて止めるのではなく、今の文を読むのに必要な事項だけ復習します。たとえば疑問文の構造が分からないなら、その単元の短文へ戻り、理解してからUncoverの文章を読み直してください。
映像を見た後は「内容確認」と「英語確認」を分ける
Uncoverの特色の一つは世界の文化や生活を伝える動画です。映像を見て内容が分かったとしても、ナレーションの英文を聞き取ったか、使われた単語や文法を理解したかは別に確認しましょう。
一度見た後には何についての映像だったかを日本語でもよいので一文で説明します。次に学校から指定された範囲で英語の重要表現を確認し、文字を見ながら意味を確かめます。最後に短い英文で内容をまとめられるか試してください。
学校の教材や映像の視聴方法が指定されている場合は、必ずその方法を優先します。教材の音声・映像を無断で転載したり、公開したりすることは避けましょう。
ナレーションが聞き取れないときの対策
学校公式はUncoverのナレーションが学習者のレベルに合わせて用意されることを説明しています。ただし、音声の難易度が調整されていても、初めて聞く英文を一度で理解することは簡単ではありません。
聞き取れなかった文について、まず文字で見れば意味が分かるかを確認します。文字でも分からなければ、単語と文法を調べます。文字なら分かる場合は、音が連続する箇所や語の強勢を確認し、意味を理解した状態で音読してから聞き直しましょう。
同じ音声を何度も再生して内容を暗記しただけでは、初めて聞く別の英文に対応できるとは限りません。可能な範囲で学校の別の音声課題を利用し、理解できるか確認することが重要です。
スピーキング課題に向けて「意見・理由」を準備する
Uncoverは世界の文化や暮らしを題材にし、自分の考えを伝える力を育てる教材です。英語で意見を求められる際は、最初から複雑な文章を作る必要はありません。I think … と意見を述べ、Because … と理由を付けるなど、学習済みの文法を使って二文から始める方法があります。
相手に自分の考えを伝えられなかった場合は、その日のうちに言いたかったことを日本語で記録し、短い英語へ直して翌日に発話してみましょう。英語で言えることが増えれば、初見の話題でも説明しやすくなります。
授業で扱ったテーマや発表形式は担当教員の指示を優先してください。スピーキングに自信があっても、定期テストの文法・記述を確認することは必要です。
独自20問|Uncoverの難しさを文法・初見読解・意見英作文に分けて診断
以下は慶英会の独自制作です。学校のUncover本文・動画・Online Workbook設問を転載したものではありません。 問1〜8は文法、9〜12は初見読解、13〜16は誤文訂正と英作文、17〜19は意見・質問、20は勉強法の確認です。未習の単元は学校の範囲に合わせて飛ばしてください。
問9〜12の創作英文: This is a fictional passage created by Keieikai. It is not taken from the Uncover textbook. Maya’s group wanted to learn how students use the school garden. First, they counted the number of visitors for three days. Then they asked students which plants they liked. After the survey, the group made small signs with information about the plants. The next week, more students visited the garden. Their teacher asked them to keep checking because the number of visitors could change for several reasons.
| 番号 | 慶英会独自の設問 |
|---|---|
| 1 | She (study / studies) English every day. |
| 2 | Does your brother (like / likes) science? |
| 3 | They (was / were) happy yesterday. |
| 4 | Did you (see / saw) the video yesterday? |
| 5 | We can (make / makes) a poster. |
| 6 | I enjoy (learn / learning) about animals. |
| 7 | This place is (more beautiful / most beautiful) than that one. |
| 8 | I went to the library (find / to find) information. |
| 9 | What did Maya’s group want to learn? |
| 10 | What did they count for three days? |
| 11 | What did they make after talking to students? |
| 12 | Why did the teacher ask them to keep checking? |
| 13 | Does he studies English? を正しい疑問文に直す。 |
| 14 | We was busy last night. を訂正する。 |
| 15 | 『私は昨日、英語で短い発表をしました』を英語にする。 |
| 16 | 『私は動物について学びたいです』を英語にする。 |
| 17 | 『私は図書館が好きです。なぜなら静かだからです』をbecauseで英語にする。 |
| 18 | What do you think about using videos to learn English? に英語2文で答える。 |
| 19 | 話し相手の言う単語の意味が分からないとき、英語で質問する。 |
| 20 | Online Workbookで間違えた後、答えを見ずに再確認する方法を説明する。 |
独自20問の全解答と設問別解説
| 番号 | 模範解答 | 理由・間違えやすい点 |
|---|---|---|
| 1 | studies | 現在の習慣でSheは三人称単数。 |
| 2 | like | Doesを使う疑問文では動詞は原形。 |
| 3 | were | Theyの過去のbe動詞はwere。 |
| 4 | see | Didの後は動詞原形。 |
| 5 | make | canの後は原形。 |
| 6 | learning | enjoyの後には-ing形。 |
| 7 | more beautiful | thanで比較級を使う。 |
| 8 | to find | 行った目的を表す不定詞。 |
| 9 | How students use the school garden. | 最初の文が目的。 |
| 10 | The number of visitors. | counted the number of visitorsの部分。 |
| 11 | Small signs. | made small signsが根拠。 |
| 12 | Because the number of visitors could change for several reasons. | 結果の変化とその原因は同じではない。 |
| 13 | Does he study English? | Doesの後はstudy。 |
| 14 | We were busy last night. | Weの過去のbe動詞はwere。 |
| 15 | I gave a short presentation in English yesterday. | 過去の出来事なのでgave。自然な別解可。 |
| 16 | I want to learn about animals. | want to+動詞原形。別解可。 |
| 17 | I like the library because it is quiet. | 意見と理由を一文で結ぶ。自然な別解可。 |
| 18 | I think videos are useful. They can help me understand new topics. | 意見と理由・例が一致すれば別解可。 |
| 19 | What does that word mean? | 分からない語を具体的に尋ねる。 |
| 20 | 主語や単語を変えた新しい英文を作り、翌日自力で書く。 | 同じ選択肢を覚えるだけでは定着を判定できない。 |
1〜8を間違える場合は学校の既習文法へ戻り、9〜12では読解の本文根拠を確認しましょう。13〜19の書く問題は、答えを見ず自分の言葉を作り直せるかが重要です。20問の正答数を学校の成績やCambridge英語検定・英検の合格可能性に換算することはできません。
Uncoverと定期テストを両立する14日間の家庭学習表
| 期間 | 優先する勉強 | 確認する成果 |
|---|---|---|
| 14〜12日前 | 学校指定Unit・動画・オンライン課題・返却答案を並べる | 範囲外の教材を増やさない |
| 11〜10日前 | 指定語彙を意味・綴り・一文の使用例で確認 | 初見で語を使えるか |
| 9〜8日前 | 学校の英文の主語・動詞・修飾を示す | 読んで意味を説明できるか |
| 7日前 | 学校の映像・ナレーションと原稿を照合 | 文字理解と音声理解を区別 |
| 6日前 | Online Workbookの誤答を別の英文で解き直す | 翌日も自力で正答できるか |
| 5日前 | 初見の短い段落の主張・理由を見つける | 本文に根拠があるか |
| 4日前 | 英作文の主語・時制・単数複数を修正 | 学校の採点条件を守る |
| 3日前 | 意見+becauseの理由を2文で書く | 内容が一貫しているか |
| 2日前 | 提出課題と教員が指定した範囲を完了 | 任意の英検学習より学校課題を優先 |
| 前日 | 小テストの繰り返す誤答だけ確認 | 睡眠を確保し新規問題を増やさない |
| 考査後 | 返却答案を語彙・文法・読解・記述・音声へ分類 | 次の2週間に残す課題を決める |
この14日間は慶英会独自の家庭学習例であり、学校の正式な課題・授業計画・試験日程ではありません。学校指定のUnit・動画・音声・Online Workbookの指示を優先し、本人が苦手な技能に応じて配分を変えてください。
学校の英語担当に確認する5つの質問
| 確認事項 | 質問の例 |
|---|---|
| 学校の範囲 | Uncoverの版・Unit、授業で指定された動画・音声・オンライン課題は? |
| Online Workbook | 提出締切・再実施・理解度の確認はどのように扱われますか? |
| 定期考査 | 英語の語彙・読解・英作文・聞き取りはどの割合で扱われますか? |
| 発信活動 | スピーキングや英作文で内容と文法の評価はどう分かれますか? |
| 学習の相談 | 同じ英語の誤答が続くとき質問・補習・再テストの機会はありますか? |
英検とケンブリッジ英語検定を混同しない
学校公式はUncoverがケンブリッジ英語検定のKey(旧KET)やPreliminary(旧PET)の準備にも適すると説明しています。一方、日本英語検定協会が実施する英検は別の試験です。対象となる技能に共通点はあっても、問題形式、評価方法、試験の名称が同一ではありません。
英検3級や準2級などを受験する場合は、学校のUncoverとOnline Workbookで基礎力を育てたうえで、日本英語検定協会の公式過去問から読解・リスニング・ライティングなどの不足を確認しましょう。
英検の級を選ぶ際は学年だけで決めず、学校の課題が無理なく進んでいるか、受験候補級の初見問題に対応できるかを基準に考えることが大切です。
NEW TREASUREは主教材と断定できない理由
中高一貫校向け英語教材としてNEW TREASUREが知られていますが、暁中学校の公式「学びの特色」は、2023年度の中1からUncoverを英語授業の主教材として導入したと明記しています。したがって、学校名だけでNEW TREASUREを主教材と推測して学習計画を立てることは適切ではありません。
もっとも、Uncoverが主教材であることから、2026年度のすべての副教材や補助教材の一覧まで確定できるわけではありません。教材の版、Unit、Online Workbookの利用範囲については学校の最新の指定を確認してください。
他校向けの問題集を使う場合も、学校の定期テスト範囲と一致するかを先に確認しましょう。
保護者様が週に一度確認したい3項目
第一に、学校のUncoverや小テストで間違えた重要語・文法を、翌週に自力で再現できるか確認します。第二に、動画や音声の内容を「何となく分かった」で終えず、重要な情報を英文で説明できるか確かめます。第三に、Online Workbookなどの課題と学校の宿題が無理なく終わり、睡眠時間が確保できているかを見ましょう。
学習時間を増やすことよりも、以前つまずいた問題をどのように修正したかを重視してください。学校のTMノートを本人が主体的に活用しているなら、その計画と実際の成果のずれを一緒に確認するとよいでしょう。
よくある質問
Q.暁中学校の主教材はUncoverですか?
A.学校公式「学びの特色」は2023年度の中1から英語の全授業の主教材として導入したと説明しています。現在の学年で使う版・Unitは学校指定の教材を確認してください。
Q.Online Workbookとは何ですか?
A.学校公式は進捗や成績を管理できるオンラインワークとして紹介しています。実際の課題や利用機能は学校の指示によります。
Q.Uncoverは英検の専用教材ですか?
A.英検だけに特化した教材ではなく、英語4技能や発信力を育てる洋書教材です。公式にはケンブリッジ英語検定Key・Preliminaryの準備にも適すると紹介されています。
Q.映像の内容が分かるのにテストで失点します。どうすればよいですか?
A.英語の文そのものを読めるか、単語を綴れるか、文法を使って短文を書けるかを別々に確認しましょう。
Q.中1・中2の学習管理にTMノートを使いますか?
A.学校公式の教育内容ページで、独自のTMノートを用いた生活・学習習慣の定着を紹介しています。
Q.NEW TREASUREを使用していますか?
A.公式はUncoverを主教材と紹介しています。その他の副教材は学校指定の最新一覧をご確認ください。
学校のUncoverと定期テスト対策をご検討中の保護者様へ
慶英会では、中高一貫校に通う中学1・2年生を中心に、学校で実際に使う英語教材と授業進度、定期テスト答案を確認したうえでオンライン個別指導を行っています。英文の主語・動詞の捉え方、単語・文法の復習、初見読解、英作文、リスニングなどを、失点の原因に応じて組み合わせます。
毎日のLINE学習サポートを通じて授業のない日にも短い復習を継続できるよう支援しています。Uncoverでの授業が難しくなった、Online Workbookは終えているのに点数が伸びない、英語で自分の意見を書くことが苦手といったお悩みのある保護者様は、最大1か月の無料体験・学習相談をご検討ください。詳細は慶英会公式サイトをご覧ください。慶英会は暁中学校・高等学校(6年制)の公式提携塾ではありません。
公式参考情報
暁中学校・高等学校(6年制)「学びの特色」(Uncover・Online Workbook):https://www.akatsuki.ed.jp/akatsuki-jh/feature/
暁中学校・高等学校(6年制)「教育内容」(中1・中2TMノート):https://www.akatsuki.ed.jp/akatsuki-jh/education-jh/
暁中学校・高等学校(6年制)「年間行事」(海外語学研修):https://www.akatsuki.ed.jp/akatsuki-jh/event/
日本英語検定協会「試験内容・過去問」:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/
慶英会公式サイト:https://keio-edu.com/
情報確認日:2026年10月12日。使用教材の版、Unit、オンライン課題、考査範囲、評価基準は最新の学校指定資料を優先してください。