山梨英和中学校のReading Marathon|42.195kmの英語多読とPROGRESS・定期テスト対策20問

35〜53分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

山梨英和中学校のReading Marathon|42.195km読んでも長文が苦手なら?

山梨英和中学校の中学1・2年生で、学校のReading Marathon(リーディングマラソン)で英語の本を読み進めているのに、PROGRESS IN ENGLISH 21の定期テストの長文問題では失点する場合、読書冊数を増やす前に「物語の要点を説明できるか」「設問が尋ねる情報を本文から探せるか」「意味が取れない英文の主語・動詞を特定できるか」を確認してください。読書の経験と、設問に正確に答える力はつながりますが、全く同じ技能ではありません。

山梨英和中学校の公式「英語教育」ページでは、英語の読書語数を距離へ換算して42.195kmの読破を目指すReading Marathonを紹介し、中1は絵本から始めて少しずつ文字数の多い本に進むと説明しています。同校は教科書PROGRESS IN ENGLISH 21を使用し、4技能と英語の運用力を育てる教育を掲げています。この記事では、学校公式に確認できる制度と家庭での提案を区別し、読後の確認・独自20問と全問解説・PROGRESSの文法との接続・14日間の学習計画を示します。

Reading Marathonの42.195kmは何の数字?

学校公式の説明によると、Reading Marathonは英語の本を読んだ語数を距離数へ換算するプログラムで、フルマラソンに相当する42.195kmという目標を掲げています。42.195kmは42,195語や42,195冊という意味ではありません。語数を距離へ換算する詳しい計算式、今年度の指定教材、読書記録の提出方法と期限は、学校が配布する資料で確認してください。

現在の中1・中2のすべての生徒が、既に42.195kmを達成しているという意味でもありません。また、達成が進級の条件、定期試験の点数に一律換算されると学校公式に確認できたわけではありません。距離の数値だけで学力や個人の成績を断定しないことが大切です。

PROGRESS IN ENGLISH 21の授業と多読をどう使い分ける?

学校公式の「英語教育」は、中学校の教科書としてPROGRESS IN ENGLISH 21を使用し、公立中学校の標準時間の約1.5倍の英語授業を設け、外国人教員による少人数授業や「Logic & Expression」も紹介しています。教材の特定のBook・Lessonが中1・中2のすべてのクラスで同じ進度という情報までは示していません。

多読では、読める難易度の英文に継続的に触れ、話の流れをつかむ経験を積めます。PROGRESSを使った授業では、指定の英文・語彙・文法・音声教材を正確に理解することが必要です。両方の目的が違うからこそ、読む本の内容を楽しむ時間と、学校の定期テストに向けて構文や根拠を調べる時間を区別しましょう。

中1の本選び|絵本から始めてよい理由

学校公式は中1が絵本から読み始めると説明しています。絵と短い英文の助けで内容を理解し、英語で読む経験を重ねる考え方です。『中高一貫校だから最初から英検2級の長文を読まないといけない』と考える必要はありません。

同じページを読んでも、誰が何をしたかを説明できない場合、文字の読み方・語彙・主語と動詞の理解から戻りましょう。学校に指定本の一覧や難易度基準がある場合はそれを優先し、家庭が独断で変更しないようにしてください。

中2の本選び|長文量より因果関係と代名詞に注目

中2で文章が長くなると、接続詞、代名詞、時制の変化によって登場人物の行動が読み取りにくくなることがあります。文ごとの和訳を全部暗記するより、段落ごとに誰の行動か、なぜそうなったか、次に何が起きたかを短く説明できるか試しましょう。

例えば Mika forgot her umbrella, so she got wet. で she がMikaを指すこと、so が原因から結果へつながることを確かめます。難しい長文の問題を増やす前に、短い文の意味関係を整理するだけで理解が改善する場合があります。

読後に3問だけ確認する|多読を定期テストの読解に変える

  • ① Who / What:中心人物と、何をしたかを日本語または短い英語で説明する。
  • ② Why / How:大事な行動が起きた理由や方法を本文に戻って見つける。
  • ③ What happened next:出来事の順番を説明し、前の段落とのつながりを確認する。

これは慶英会による読後の点検方法であり、山梨英和が正式に指定した3問の確認テストではありません。学校指定の読書記録や要約課題がある場合はそちらを優先します。自主的な家庭学習では1冊の全文を翻訳する代わりに、読み終えた直後の数分だけこの3問を使いましょう。

英語の本を読んでも初見長文で失点する4つの理由

  • ① 物語の大意だけで答えている:設問が問う場所・時・理由を本文で確認せず、想像で選ぶ。
  • ② 代名詞の指す相手を間違える:he / she / they / itの対象が前の文と一致していない。
  • ③ 理由と結果を逆にする:because、so、butなどの働きを読み違える。
  • ④ 文構造が曖昧:語彙は分かっても主語・動詞と修飾のつながりが読めず、初見の設問に正確に答えられない。

これらは慶英会による誤答の分析視点です。学校で発表された成績低下原因の統計ではありません。実際には学校の返却答案で、どの種類の問題を間違えたのか分類して判断してください。

多読と精読の時間配分を固定しない

本を楽しむ読書をすべて細かな和訳作業に変えてしまうと、多読を続ける負担が増える場合があります。読書の中心は内容をつかむこととし、特に分からない一文や学校の設問につながりそうな一文を短く精読する方法があります。

『毎日30分の多読・10分の精読が全員の正解』のような一律の時間は設けません。学校の指定時間、課題、宿題量、本人の集中力、睡眠・部活動に合わせて取り組みましょう。

多読で出会った単語を学校英語へどうつなぐ?

読書中に知らない単語が出たとき、すべて辞書に引く必要はありません。話の筋をつかめるなら一度読み進め、繰り返し出て重要な意味を持つ語を少数メモします。学校のPROGRESSでも使う単語や定期考査の指定語彙なら、意味・発音・綴りを確認し、翌日に短い例文で使えるか確かめましょう。

例えば borrow は『借りる』、lend は『貸す』なので、I borrowed a book from my friend. と My friend lent me a book. のように主語を変えて区別すると、語彙だけでなく英作文の学習にもなります。

オリジナル英文|ミナと学校図書館の小さな物語

Mina liked animals, but she did not have many books about them. One day, she visited the school library and found a short book about birds. At first, some words were difficult, so she asked her teacher for help. She read the book slowly and learned that many birds travel to warmer places in winter. The next week, Mina told her friends about the book. One friend decided to borrow it, too.

この英文は慶英会が独自に作成した教材です。山梨英和のReading Marathon指定図書、PROGRESS IN ENGLISH 21の本文、英検公式過去問題の転載ではありません。既習の基本表現を中心にしていますが、未習の単語や文法は学校の授業範囲と照らして扱ってください。

オリジナル20問|読解12問+文法・英作文8問

問題読解1|人物 Who is the main character of the story?

問題読解2|好きなもの What did Mina like?

問題読解3|訪問場所 Where did Mina find a book?

問題読解4|本の題材 What was the book about?

問題読解5|困難 Why did Mina ask her teacher for help?

問題読解6|季節 When do many birds travel to warmer places, according to the book?

問題読解7|移動先 Where do many birds travel in winter?

問題読解8|時間順 Did Mina tell her friends about the book before or after reading it?

問題読解9|次の行動 What did one of Mina’s friends decide to do?

問題読解10|代名詞 最後の文のitは何を指すか。

問題読解11|接続語 At first, some words were difficult, so she asked … のsoの役割は?

問題読解12|全体要約 Mina did three things with the book. 英語で3つ挙げる。

問題文法13|過去形 She ( find / found ) a book yesterday.

問題文法14|過去否定 She didn’t readed the book. を正す。

問題文法15|三単現 Mina ( like / likes ) birds.

問題文法16|理由の接続 She was tired, ( so / because ) she went home.

問題文法17|疑問文 He borrows books. を疑問文にする。

問題文法18|不定詞 She wants ( read / to read ) a new story.

問題英作文19|基本文 『私は昨日、学校の図書館で本を借りました』を英文にする。

問題英作文20|読後の意見 Why do you like reading English books? に英文2文で答える。

独自20問の解答・根拠・文法解説

問題読解1|人物|正答:Mina. 根拠・理由:物語の主人公はMina。

問題読解2|好きなもの|正答:Animals. 根拠・理由:冒頭のMina liked animalsが根拠。

問題読解3|訪問場所|正答:At the school library. 根拠・理由:visited the school library and found a … book。

問題読解4|本の題材|正答:Birds. 根拠・理由:a short book about birdsが根拠。

問題読解5|困難|正答:Because some words were difficult. 根拠・理由:直前のsome words were difficultが理由。

問題読解6|季節|正答:In winter. 根拠・理由:本文のin winterが根拠。

問題読解7|移動先|正答:To warmer places. 根拠・理由:travel to warmer placesと書かれている。

問題読解8|時間順|正答:After reading it. 根拠・理由:The next weekに友人へ伝えた。

問題読解9|次の行動|正答:Borrow the book. 根拠・理由:decided to borrow itと書かれる。

問題読解10|代名詞|正答:The book. 根拠・理由:borrow itのitはMinaが読んだ本。

問題読解11|接続語|正答:だから/その結果。 根拠・理由:語句が難しいことが原因で、先生に質問した。

問題読解12|全体要約|正答:例:She found it, read it, and told her friends about it. 根拠・理由:見つける→読む→友人に話す、という出来事を整理。

問題文法13|過去形|正答:found 根拠・理由:findの過去形はfound。

問題文法14|過去否定|正答:She didn’t read the book. 根拠・理由:didn’tの後は動詞の原形。readのつづりは現在・過去同じ。

問題文法15|三単現|正答:likes 根拠・理由:Minaは三人称単数、現在の習慣なのでlikes。

問題文法16|理由の接続|正答:so 根拠・理由:疲れたことが原因、帰宅が結果。

問題文法17|疑問文|正答:Does he borrow books? 根拠・理由:Doesを使い動詞は原形borrow。

問題文法18|不定詞|正答:to read 根拠・理由:want to+動詞原形。

問題英作文19|基本文|正答:I borrowed a book from the school library yesterday. 根拠・理由:過去形borrowed、借りる元はfrom。

問題英作文20|読後の意見|正答:例:I can learn new words. I also enjoy interesting stories. 根拠・理由:学習面と楽しさの二つの理由。自然な別解可。

読解1~12は物語に書かれた情報・代名詞・順番・理由を確認する練習です。文法13~18は本人の既習範囲で扱い、英作文19~20では語彙・語順を自力で表現します。この小さな問題セットで学校の読書記録の評価・英検合否・定期試験の成績・進級条件を測ることはできません。

PROGRESS IN ENGLISH 21の本文と多読の文章を橋渡しする

多読で見つけた英語の表現のうち、学校のPROGRESSで既に習った文法を一つだけ選び、主語と動詞・時制を説明してください。例えば物語の She visited the school library. の過去形visitedが分かったら、学校の重要例文の動詞を替えた初見の英文でも過去形を使えるか確認します。

学校のテスト範囲に入るのは必ずしも読書した本そのものではありません。多読の経験は読解力を広げる補助になり、定期試験の点数を得るためには学校の本文・補助教材・問題集の範囲を別に確認する必要があります。

英検の長文読解にも応用する場合

山梨英和は公式サイトで、英検前に取り組むEnglish Weekと、学校が英検準会場であることを紹介しています。英検を受ける場合は日本英語検定協会の公式問題で、級別の長文形式・ライティング・聞き取り・面接の状況を確認してください。学校の読書だけで英検の全技能に対応できるわけではありません。

英検3級なら掲示・案内、Eメール、説明文などの長文を読むため、ジャンルが異なる英文の情報を正確に探す練習が必要です。受験級と学校の実際の進度に合わせて、読書のあらすじ理解と公式形式の練習を分けることを勧めます。

中1・中2の14日間のReading Marathon活用プラン

1~3日目:学校の指定と今の読書力を確認

学校の最新のReading Marathon課題・指定図書・記録欄を確認し、短い英文を読む。1日目は内容を話せたか、2日目は誰が何をしたか、3日目はwhyとwhenの根拠を答えられるか確認します。

4~7日目:無理なく読める文章で継続

学校指定の難易度で読書し、一日の終わりに要点を一文でまとめます。分からない語は重要なものだけ選び、PROGRESSで学んだ語彙・文法へつなげます。7日目には一つ前の話の内容を再説明して、時間を空けても覚えているか確かめます。

8~11日目:初見の設問と文法を追加

別の短い文章でWhat、Why、Where、Whenを問う問題に答え、根拠を本文へ戻って説明します。主語・動詞・接続語を確認し、語彙が不足する場合は学校の重要語へ戻ります。

12~14日目:学校の考査範囲・英検と調整

今まで読んだ内容の理解を確認し、学校の試験範囲の文法問題・長文を別途解きます。読んだ文章の要点を説明できたか、初見の設問に根拠を示して答えられたか、学校の文法を使って短文を書けたかを初日と比較します。14日間は慶英会の家庭学習モデルで、学校の正式なReading Marathonカリキュラムではありません。

保護者様の確認事項

  • 読む本は学校の指定レベル・提出規則に合っているか。
  • 42.195kmへの換算規則を学校が配布している場合、その内容に沿って記録できているか。
  • 短い英文で誰が何をしたかを説明できるか。
  • 長文問題で、答えの根拠を本文から指摘できるか。
  • PROGRESSの定期考査範囲や学校課題に優先して取り組めているか。
  • 読む量を増やすことが負担になりすぎず、睡眠や学校生活と両立できているか。

よくある質問

Reading Marathonの42.195kmは42,195語のことですか?

いいえ。学校公式は読んだ語数を距離へ換算して42.195kmを目指すと説明しています。具体的な語数・距離換算の比率は、現年度の学校配布資料で確認してください。

中1から難しい洋書を読むべきですか?

学校公式は中1では絵本から始めると説明しています。無理に難しい本へ進むより、意味を理解できる本から継続し、少しずつ文字数の多い本へ進む考え方です。

PROGRESS IN ENGLISH 21も使っていますか?

学校公式は中学でPROGRESS IN ENGLISH 21を使用すると説明しています。ただし年度・クラス別のBookやLesson番号は本人の配布資料で確認してください。

たくさん読めば英検や定期テストにも必ず合格できますか?

そうした保証はできません。読書は英文へ触れる重要な機会ですが、学校の出題範囲の語彙・文法、初見長文の設問根拠、英検の級別形式はそれぞれ確認が必要です。

読書内容が分からない場合、全訳を書くべきですか?

必ずしも全文和訳する必要はありません。誰が何をしたかをつかみ、特に困った一文の主語・動詞・語彙を調べる方法から始めましょう。学校が和訳課題を指定した場合はその指示を優先してください。

英語の多読と定期テストでお困りのご家庭へ

学校の英語授業やReading Marathon、教科担当への質問で十分に成果が出ている場合、外部塾を必ず追加する必要はありません。一方、読書語数は増えてもPROGRESSの初見長文で根拠が探せない、英作文で主語・動詞の誤りが続く、読書と学校課題と英検の両立が難しい場合は、学校教材と実際の答案を分析する個別指導が選択肢です。

慶英会では中高一貫校の中1・中2を中心に、学校のPROGRESS IN ENGLISH 21など指定教材・定期試験の返却答案・英検の目標に合わせてオンライン個別指導を行っています。毎日のLINE学習サポートで、読んだ内容を短い英文で説明し、学校の語彙・文法へ戻す復習も支援します。慶英会の指導内容と最大1か月の無料体験をご確認ください。慶英会は山梨英和中学校・高等学校の公式提携機関ではありません。

学校・英検の公式一次情報と確認日

情報確認日:2026年10月12日。学校公式のReading Marathon・教科書と、慶英会独自の教材、読後3問・14日間の家庭学習計画を分けて説明しました。学校の読書距離換算方法、指定本・提出方法、英語教科書の授業進度、定期考査範囲は在籍年度の学校案内を優先してください。

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