結論(2026年10月19日現在):山口県立の岩国高等学校附属中学校・下関西高等学校附属中学校・下関中等教育学校へ、山口県外に保護者の住所がある状態で2027年度入学を希望する家庭は、2026年10月30日(金)必着の事前申請が必要になる場合があります。制度は2つに分かれます。①山口県内への転居が確実・県内の身元引受人がいる場合などの「県外からの入学志願承認」、②下関中等教育学校だけで県外の保護者住所から通学可能な場合の「県外からの通学申請」です。どちらも12月1日からの正式な中学入試出願とは別工程です。書類を準備する前に山口県教育庁高校教育課普通教育班(083-933-4627)へ連絡してください。
監修:慶英会塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。出典は山口県教育委員会の2027年度『県外からの入学志願/通学申請』公式説明、2027年度山口県立中学校・中等教育学校募集要項です。県外志願の公的手続は山口県教育委員会と志願校が正式な判断をするもので、慶英会は行政手続きの代行窓口ではありません。
2027年度・県外志願の2種類を判定する早見表
| 家庭の状況 | どちらの手続か | 対象校・連絡先 |
|---|---|---|
| 保護者の県内転居が入学までに確実 | 県外からの入学志願承認 | 岩国附属・下関西附属・下関中等のいずれか。県教委へ事前連絡 |
| 県内に確実な親族等の身元引受人がいる | 県外からの入学志願承認 | 学校が認める条件・承認書類を正式に確認 |
| 保護者の住所が県外のまま、下関中等へ通学可能 | 県外からの通学申請 | 下関中等教育学校限定の例外 |
| 県外住所のまま岩国附属・下関西附属へ通学したい | 下関中等の通学特例は利用できない | 県教委の特別許可の可否を確認 |
| 保護者がすでに県内に居住し、通常の応募資格に該当 | 通常の県内志願が基本 | 学校の正式な募集要項を確認 |
県教委の公式説明では、保護者の住所が県内であることが原則です。下関中等教育学校は保護者の住所が県外で通学可能な場合も対象とする例外があり、この県外住所の生徒の受入れ人数は、原則として学校定員90名の30%相当以内とされています。ただし申請すれば必ず入学できるわけではなく、選考を受けて合否が判断されます。学校の施設、交通手段、家庭の事情を考慮した個別条件は県教育委員会へ正式に問い合わせてください。
【最大の落とし穴】10月30日必着と12月4日消印有効は違う
| 工程 | 締切 | 意味 |
|---|---|---|
| 県外からの志願承認の必要書類 | 2026年10月30日必着 | 小学校長が志願校長へ送付。10月30日消印だけでは足りない |
| 下関中等の県外からの通学申請 | 2026年10月30日必着 | 県教育庁高校教育課へ指定書類を送る |
| 通常の中学選抜の正式出願 | 2026年12月1日~12月4日17:00 | 学校へ提出。郵送は原則として12月4日消印有効 |
| 12月3日以降の正式出願郵送 | 12月4日の消印有効が条件 | 簡易書留に加え速達で発送が必要 |
| 記述式の課題・個人面接 | 2026年12月19日(岩国面接のみ翌20日) | 2027年度選抜として各校で実施 |
同じ『山口県立中学校』の手続きでも、10月の事前許可と12月の通常出願では、受付先・添付書類・期日の扱いが違います。とくに事前の10月30日必着は、書類が県や学校の正式な受付先へ到達している必要がある意味です。12月4日消印有効の正式出願と混同しないでください。また、10月19日現在で残り日数が短いため、申請の可否が分からない場合は郵送を先行して推測せず、先に県教委へ電話で確認することが重要です。
県内へ転居する家庭|「入学志願承認」の6段階
- ① 県教委に連絡:2026年7月23日以降、できるだけ早い時期に山口県教育庁高校教育課普通教育班へ電話。受付は平日9~12時・13~17時。
- ② 関係書類の申込:在籍小学校の正式名称・住所・電話・担任、本人と保護者の住所・氏名、県内転居先住所、詳しい転居理由、志願校名を記入する。
- ③ 返信用封筒:角形2号の封筒に320円分の切手、在籍小学校長宛て住所・宛名などを記載して同封する。
- ④ 学校長と保護者で作成:県教委が小学校長へ送った正式書類を使い、小学校と家庭で承認申請の必要事項を整える。
- ⑤ 正式提出:2026年9月24日~10月30日必着で小学校長が志願校長へ必要書類を送付する。
- ⑥ 承認結果・正式出願:承認後は県教委から小学校長宛てに通知書が送られる。承認通知書を募集要項の指示どおり願書へ貼付し、12月に正式出願する。
公式の県外志願手続説明では、関係書類送付申込書と返信用封筒を山口県教育庁高校教育課 入学者選抜担当(〒753-8501 山口市滝町1-1)へ送るよう指定しています。一方、承認手続で小学校長が必要書類を送付する先は志願先学校長です。どちらも県内に送る書類ですが、段階ごとに郵送先が異なります。転居理由や親族による身元引受けなど個別事情は、学校の正式な承認手続に従ってください。
下関中等だけの「県外からの通学申請」|送付先と封筒
下関中等教育学校へ、保護者の住所が福岡県などの県外にあるまま通学できると考えている家庭は、学校の特例が該当するかをまず県教育委員会へ確認します。通学可能性は距離だけで自動判定できるわけではなく、通学経路や保護者の住所、本人の実際の生活条件を県の正式な判断で確認してください。
- 連絡:山口県教育庁高校教育課普通教育班(083-933-4627)へ早期相談。
- 提出:①県外からの通学申請書(別紙様式4)、②誓約書(別紙様式5)、③県指定の返信用封筒。
- 締切:2026年10月30日(金)必着。締切当日に発送するだけでは足りません。
- 返信用封筒:角形2号、320円分の切手、在籍小学校長宛ての郵便番号・住所・宛名など。
- 送付先:山口県教育庁高校教育課 入学者選抜担当(〒753-8501 山口市滝町1-1)。
- 正式出願:県外通学申請とは別に、12月の入学者選抜出願で必要書類・受検票・試験料をそろえる。
県教育委員会の2027年度公式ページから様式4・5がダウンロードできます。PDFを保護者が作り直したり、以前の学年向け資料を流用したりする必要はありません。申請書類を提出しても、3校すべての県外通学が認められるという意味ではありません。該当するのは県立下関中等教育学校だけである点が重要です。
返信用封筒・試験料の違い|『320円』『460円』『140円』を混同しない
| 何に使う書類か | 学校・県の公式指定 | 手続の段階 |
|---|---|---|
| 県外志願承認/県外通学申請の返信用封筒 | 角形2号封筒、320円切手、小学校長宛て | 10月30日必着の事前手続 |
| 県立3校の受検票送付用封筒 | 長形3号、460円切手 | 12月1~4日の正式出願 |
| 募集要項を学校に郵便請求する場合 | 角形2号の返信用封筒、140円切手、表に募集要項請求と朱書 | 募集要項を事前に取り寄せる場合 |
| 入学者選抜の試験料 | 2,200円 | 12月の正式出願時 |
郵便料金や収納方法について、県の公表資料に記載された額は2026年7月23日更新時点の指定です。郵便局の実際の取扱い・県からの追加案内がある場合はそれを優先してください。特に複数の封筒が必要だからといって全て一律に460円の切手を貼るのは適切ではありません。
3校の定員と試験日|2027年度に集団面接はない
| 学校 | 募集定員 | 課題検査と面接 |
|---|---|---|
| 岩国高等学校附属中学校 | 60人 | 12月19日記述課題2つ+20日個人面接 |
| 下関西高等学校附属中学校 | 60人 | 12月19日記述課題2つ+19日個人面接 |
| 下関中等教育学校 | 90人 | 12月19日記述課題2つ+19日個人面接 |
県教育委員会は令和9年度に集団面接を実施する学校はないと明記しています。記述式の課題1が12月19日10:00~10:45、課題2は11:05~11:50です。学習面では資料を読んで根拠を示す表現や自分の考えを短くまとめる力が大切ですが、慶英会独自の練習問題を学校公認の本番問題・採点基準と取り違えないでください。
3校の制度の全体像と入学後英語については山口県立中高一貫3校・2027年度選抜と新中1英語30問で説明しています。このページはそのうち県外居住者が10月30日までに行う必要がある事前申請を重点的に扱うもので、重複する一般入試の説明を無意味に量産する目的ではありません。
慶英会独自24問|行政手続12ケースと入学前英語12問
前半は学校・県公式制度を正確に読み分けるためのケース演習、後半は令和9年春の第7学年へ入学する児童の英文法・初見読解・英作文の練習です。県教委の公認テスト、適性検査の出題予想、英検の過去問ではありません。正式な選考は記述式の課題と個人面接であり、独自の英語問題を2027年度中学入試の英語試験として提示していません。
A|県外志願のケース判定(問1~12)
- 問1:保護者が広島県在住で、岩国高校附属中へ2027年4月までに県内転居予定。必要な事前手続は?
- 問2:福岡県に住み続け、下関中等教育学校へ通学可能。どの制度を確認する?
- 問3:福岡県在住のまま岩国高校附属中へ通いたい。下関中等の特例をそのまま使える?
- 問4:県外志願の事前書類、10月30日付の消印で郵送した。期限を満たすと断言できる?
- 問5:正式出願は12月1~4日なのに、県外申請は後でよい?
- 問6:県内に住む親族が確実な身元引受人となる場合、無条件で志願できる?
- 問7:下関中等の保護者県外在住の受入人数に上限は?
- 問8:申請時に最初に連絡する窓口は学校の塾ですか?
- 問9:事前申込書の返送用封筒は何を用意する?
- 問10:県外からの転居見込み承認は誰が正式な必要書類を送る?
- 問11:正式な選抜の面接日が岩国と下関西で同じ?
- 問12:公立中高一貫の入試で英検3級取得が合格の必要条件ですか?
B|英文法(問13~16)
- 問13:They (is / are) studying about their local river.
- 問14:My brother (read / reads) news every morning.
- 問15:Did you (visit / visited) Shimonoseki last year?
- 問16:We want (learn / to learn) about the history of our town.
C|地域の図書館を題材にした独自読解(問17~20)
慶英会独自英文:A family moved to a new town near a river. Their daughter, Hana, wanted to learn about her new community. On Saturday, she visited a local library with her father. They found a short book about the river and another about the history of schools. Hana wrote three questions in a notebook. Later, she asked a volunteer why many people visited the river in spring. The volunteer showed her a map and explained how the river helped local people travel in the past.
- 問17:Where did Hana go on Saturday?
- 問18:Who went with Hana?
- 問19:How many questions did Hana write?
- 問20:What did the volunteer show Hana?
D|短い英作文(問21~24)
- 問21:「私は地域の歴史を勉強したい」を英文にする。
- 問22:「昨日、図書館へ行きました」を英文にする。
- 問23:「なぜこの川は大切ですか」と尋ねる。
- 問24:新しい学校で英語について挑戦したいことを2文で説明。
独自24問の全解答・解説
解答1~12:承認と通学申請を分類する
- 解答1:山口県外からの入学志願承認手続を早急に高校教育課へ相談。 転居することが確実である場合の申請で、県外からの通学申請と異なります。
- 解答2:県外からの通学申請手続。 下関中等への県外自宅通学は特例があり、申請が必要です。
- 解答3:そのまま使えません。県外在住からの岩国校志願は県教委へ特別許可などの条件を相談。 学校別の例外を他校へ転用してはいけません。
- 解答4:いいえ。事前承認・県外通学申請の資料は10月30日必着です。 12月の正式出願の消印有効ルールと混同しないでください。
- 解答5:いいえ。特別な県外志願・通学に必要な手続は10月30日必着が先です。 公式の手続順序は事前連絡・承認→正式出願です。
- 解答6:無条件ではありません。入学志願承認手続が必要です。 申請条件・親族関係・身元引受けの確実性を県教委へ相談します。
- 解答7:原則として入学定員の30%相当以内です。 選考結果や個別の合格可能性を示すものではありません。
- 解答8:山口県教育庁高校教育課普通教育班(083-933-4627)。 出願資格・承認の行政判断は県教育委員会が窓口です。
- 解答9:角形2号封筒、320円分の切手、在籍小学校長宛ての住所・氏名等。 受検票返送用の460円封筒とは別の段階です。
- 解答10:小学校長が2026年9月24日~10月30日必着で志願校の校長へ送付します。 保護者が自分だけで承認したことにはなりません。
- 解答11:違います。岩国は12月20日、下関西附属・下関中等は12月19日。 記述式課題1・2は3校とも12月19日です。
- 解答12:県教育委員会が公表する2027年度選抜は記述式2課題と個人面接です。英検3級を必須とは説明していません。 入学後の英語準備と、正式な選抜科目を分けましょう。
解答13~16:動詞の形
- 解答13:are 主語Theyにはareを使います。
- 解答14:reads My brotherは三人称単数なのでreads。
- 解答15:visit Didの後の一般動詞は原形。
- 解答16:to learn want to+動詞原形を使います。
解答17~20:英文の根拠
- 解答17:To a local library. visited a local libraryが根拠です。
- 解答18:Her father. with her father が根拠。
- 解答19:Three questions. wrote three questionsが根拠。
- 解答20:A map. showed her a mapが根拠です。
解答21~24:短い意見と目標
- 解答21:I want to learn about local history. want to learnを使った短い希望文です。
- 解答22:I went to the library yesterday. 過去形wentを使います。
- 解答23:Why is this river important? Whyで理由を問う表現です。
- 解答24:I want to speak English with new friends. I will practice a little every day. 本人の希望に合わせた自然な別解も可。
新中1英語は出願書類とは別に準備する|7日間の学習例
| 日 | 学習内容 | 本人に確認すること |
|---|---|---|
| 1日目 | 今まで習った英語の主語・動詞・時制 | 答えを見ずに短文を書けるか |
| 2日目 | 返却答案・練習問題の誤答の種類を分類 | 動詞・読解・英作文のどこが苦手か |
| 3日目 | 学校や地域を題材にした初見英文を読む | 答えの根拠となる英文を示せるか |
| 4日目 | 相手の質問に短い英語で答える | 聞かれた内容に対応できるか |
| 5日目 | 自分の考えと理由を2文で書く | 主語・動詞と理由が対応しているか |
| 6日目 | 以前間違えた3問を別の文にして解く | 答えの暗記だけになっていないか |
| 7日目 | 習得状況を確認し、必要な範囲だけ復習 | 本人の学年・教材に合う学習量か |
県外志願の手続き中の家庭に、大量の英語教材を新たに購入することを勧めるものではありません。まず入学を希望する学校の正式な受検資格・10月30日必着の申請・12月の出願書類を優先してください。入学後に学校指定の英語教材が配布されたら、学校の指導内容と家庭学習を合わせます。
県外志願の相談は県教委、学校英語の相談は別窓口へ
県外からの志願承認・下関中等の県外通学申請・学校の合格判定は山口県教育委員会の正式な業務です。県外志願の正式な申請様式と担当窓口に必ず確認してください。慶英会では、入学後に学校の英語へついていくための基礎力、読解と英作文の弱点、オンラインで受けられる個別指導について学習相談を受け付けています。行政申請の提出を代行・保証するものではありません。
無料体験の相談時は学年、現在の英語経験、志望校、困っている英文の種類だけで十分です。県外通学の承認に必要な住所や家族の詳細などの個人情報を慶英会へ初回から送る必要はありません。最大1か月の無料体験には授業回数・コース・担当講師の空き状況等の条件があります。入試合格・行政申請の承認・成績上昇を保証するものではありません。
よくある質問|山口県外からの2027年度中高一貫校受検
県外に住んでいれば3校ともそのまま受検できますか?
いいえ。通常は保護者が山口県内に居住することが原則です。下関中等は県外の保護者住所から通学可能な場合の例外があり、事前申請が必要です。
入学までに山口県へ転居する予定ならどうなりますか?
転居が確実である場合は県外からの入学志願承認手続きを行うことがあります。まず山口県教育庁高校教育課へ相談してください。
10月30日付の消印で発送すれば大丈夫ですか?
事前の県外志願承認・県外通学申請は10月30日必着です。正式出願の12月4日消印有効とは異なります。
申請書の宛先は下関中等へ直接でよいですか?
県外通学申請は県教育庁高校教育課へ送付します。転居等による志願承認は県教委への書類申込と、小学校長から志願校への承認書類送付が別工程です。
県外の通学申請で必要な封筒はいくらですか?
公式は角形2号・320円分の切手を指定しています。受検票送付用の460円封筒と混同しないでください。
下関中等の県外枠は必ず30%を募集しますか?
原則として入学定員の30%相当以内という上限です。県外居住者の合格人数が必ず30%になるという意味ではありません。
岩国附属の面接は12月19日ですか?
違います。2027年度の岩国高校附属中学校の個人面接は12月20日で、下関西附属・下関中等は12月19日です。
英検がないと山口県立の3校を受けられませんか?
県が公表する2027年度の選考は記述式課題2つと個人面接です。英検を必須資格としているという説明ではありません。
英語24問は2027年度の選抜過去問ですか?
いいえ。慶英会が入学前の学校英語に備えて作成した独自演習で、県教育委員会の出題予想ではありません。
参考にした主な公式情報
- 山口県教育委員会|2027年度・県外からの入学志願承認・通学申請の手続と様式
- 山口県教育委員会|2027年度県立岩国附属・下関西附属・下関中等の募集・選考・郵送
- 慶英会|山口県立3校の入試全体・入学前の英語30問
確認日:2026年10月19日。出願資格・郵送先・申請書類の様式・切手料金・締切・選考については山口県教育委員会の令和9年度公式資料と担当窓口の最新指示を最優先してください。独自問題・回答・学習計画は慶英会の教育資料で、行政・学校公認の入試問題ではありません。
