
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
捜真小学校の英語の家庭学習は、英語での指示を聞き取る力と、短い英文を自分で組み立てる力を分けて育てることが重要です。学校公式サイトは、1年生からのSoshin English Time(英語だけで進める授業)と、5・6年生で中学校の英語教師が加わる読む・書く・話す学習を紹介しています。この2段階をつなぐ40問・全解答と、系列の捜真女学校中学部の英語を見据えた家庭学習法を整理しました。
対象:捜真小学校在校生の保護者、小1〜小6の児童、進学先の英語学習に不安があるご家庭。以下の教材は慶英会オリジナルで、捜真小学校の配布教材や学校公式のテスト問題ではありません。学校の進度・採点基準を推定することも目的としていません。
学校公式情報から確認できる英語教育の特徴
- 小1から:Soshin English Timeとして、英語専門の先生との歌やゲームなどを通じて英語に触れます。授業は英語だけで進み、担任も同席することが紹介されています。
- 小5・小6:中学校の英語教師による、読む・書く・話すことに重点を置いた英語の時間が加わると説明されています。
- 系列中学部:捜真女学校中学部はラウンドメソッド、Listening・Speaking・Retellingなどの活動、少人数授業を公式紹介しています。
- 進学について:女子の系列中学部進学には推薦制度がありますが、具体的な要件は最新の学校案内で確認してください。男子・女子の進路選択を一律には扱いません。
参照:捜真小学校公式サイト(Soshin English Time)、捜真女学校中学部・高等学部公式(英語教育・ラウンドメソッド)。2026年11月3日確認。
小1〜小4は「聞けない」の原因を3つに分ける
英語だけの授業で黙ってしまう子に、単語帳を100語追加することが常に最善とは限りません。聞き取れない原因は①音の区切りがつかめない、②知っている音でも意味に結びつかない、③意味は分かるが返事を作れない、の3つに分かれます。最初に教師の指示(open・listen・work in pairsなど)に身体動作で反応できるかを見ると、どこで止まっているかが分かります。
家庭では毎回3往復程度のミニ会話を設定します。例えば保護者が『What do you like?』と尋ね、子どもが『I like music.』と答え、次に『Why?』に『Because it is fun.』と続けます。これなら単語だけの丸暗記から、意味を考えた応答へ移れます。発音の模倣には学校が指定する音源を優先し、保護者の発音が不安な場合は正確な音源と照合します。
小5・小6は「聞く→話す→読む→書く」の橋をつくる
小学校高学年になると、口では言えるのに文字で読む・書くと止まる生徒がいます。質問に答えられても文頭大文字、主語と動詞、時制、三人称単数、複数形で失点することがあるためです。慶英会では同じ内容を①聞いて選ぶ→②口頭で答える→③文字で読む→④自分で書くの4段階で確認する学習を提案します。学校の授業がこの順番で実施されるという意味ではありません。
将来的に中学部で取り組むRetelling(内容を自分の言葉で言い直す活動)を見据えるなら、低学年から長文暗唱をさせるのではなく、5・6年生で短い出来事の『人物→出来事→理由・結果』を保って2文で言い直す練習が有効です。以下の31〜40問はその入り口を想定した練習です。
保護者向け:学年別の10〜15分練習表
- 小1・小2:週4回、5〜8分。指示の聞き取りと2〜3往復の会話。正答率を競わせず、聞き返す表現も認めます。
- 小3・小4:週4回、10分。学校で聞いた表現を別の単語に入れ替えて応答。単語を見て読む練習を少し加えます。
- 小5:週4回、12分。短文の語順、疑問文、過去形、短い日記を少しずつ確認。
- 小6:週4回、15分。初見の短文を読んで質問に答え、内容を2文で再話。中学の具体的な教材・評価基準は進学先に確認します。
慶英会オリジナル40問:聞いて、答えて、書いて、再話する
1〜10は英語授業で使う汎用表現、11〜20は短い会話、21〜30は小学校高学年〜中1接続の文法・英作文、31〜40は再話を想定した文章理解です。学校の実際の英語授業や試験の出題内容を示すものではありません。小1〜小4は1〜10を中心に使い、高学年は上の問題まで挑戦してください。
A:教室の指示・困ったときの返答(1〜10)
- 問1:先生の指示:Please open your books. 何をする?
解答・解説
解答:本を開く。
openは「開く」。booksは複数形ですが、動作は本を開くことです。
- 問2:先生の指示:Please work in pairs. 何人で活動する?
解答・解説
解答:2人。
in pairsは「ペアになって」。
- 問3:先生の指示:Listen carefully. 何を意識する?
解答・解説
解答:注意して聞く。
listenは「聞く」、carefullyは「注意深く」。
- 問4:聞き取れないときの一言:『もう一度言っていただけますか』
解答・解説
解答:Could you say that again, please?
againは「もう一度」。礼儀正しく聞き返す表現です。
- 問5:意味を確かめたいとき:『これはどういう意味ですか』
解答・解説
解答:What does this mean?
thisは今見ている単語や表現を指します。
- 問6:答えがわからないとき:『少し考える時間をください』
解答・解説
解答:May I have a moment to think?
a momentは「少しの時間」。学校の授業でも使える丁寧な表現。
- 問7:『あなたの番です』を英語に
解答・解説
解答:It’s your turn.
your turnは「あなたの順番」。
- 問8:『自信がありません』を英語に
解答・解説
解答:I’m not sure.
確信がないことを落ち着いて表す表現。
- 問9:『手伝ってもらえますか』を英語に
解答・解説
解答:Could you help me?
Could you …?は丁寧に依頼できます。
- 問10:『発音はどう言いますか』を英語に
解答・解説
解答:How do you pronounce this word?
pronounceは「発音する」。文字が読めないときの質問です。
B:短い会話から情報を取り出す(11〜20)
- 問11:会話A:A: What club do you like? B: I like the art club. Bは何のクラブが好き?
解答・解説
解答:The art club.
I like the art club. に答えが明示されています。
- 問12:会話A:A: Why? B: Because I enjoy drawing. 好きな理由は?
解答・解説
解答:Because B enjoys drawing.
Becauseで理由を述べています。動名詞drawingは「絵を描くこと」。
- 問13:会話A:A: Do you draw every day? B: No, only on Saturdays. Bは毎日描く?
解答・解説
解答:No.
Noが答えで、only on Saturdaysが頻度を示します。
- 問14:会話A:Bはいつ絵を描く?
解答・解説
解答:On Saturdays.
曜日の前の前置詞onを含めて答えます。
- 問15:会話A:Bの返答から『絵を描くのが好き』を英文で
解答・解説
解答:B enjoys drawing.
enjoyの後には通常-ing形を置きます。
- 問16:会話B:A: Where is our class map? B: It’s on the wall near the door. 地図はどこ?
解答・解説
解答:On the wall near the door.
on the wallが場所、near the doorが補足情報。
- 問17:会話B:A: Is the library next to the gym? B: No, it’s behind the science room. 図書館は体育館の隣?
解答・解説
解答:No.
Noで否定されています。
- 問18:会話B:図書館はどこにある?
解答・解説
解答:Behind the science room.
behindは「〜の後ろ」。
- 問19:会話B:地図の場所を尋ねる英文を1つ作って
解答・解説
解答:Where is our class map?
Where is …?は単数の物の所在地を尋ねます。
- 問20:会話B:地図が複数なら『地図はどこ?』を英語で
解答・解説
解答:Where are the maps?
mapsが複数なのでareを使います。
C:小5・小6から中学英語へつなぐ(21〜30)
- 問21:穴埋め:She ( ) English every Monday.
解答・解説
解答:studies
主語Sheの現在形はstudies。studyのyがiesに変化します。
- 問22:穴埋め:My friends ( ) soccer after school.
解答・解説
解答:play
My friendsは複数なのでplayのままです。
- 問23:穴埋め:( ) your sister read books?
解答・解説
解答:Does
主語your sisterは3人称単数。後ろのreadは原形。
- 問24:穴埋め:I ( ) a story yesterday.
解答・解説
解答:wrote
yesterdayは過去なのでwriteの過去形wrote。
- 問25:間違いを1つ直す:We is ready.
解答・解説
解答:We are ready.
Weはare。
- 問26:間違いを1つ直す:He don’t have a pencil.
解答・解説
解答:He doesn’t have a pencil.
heの現在形否定はdoesn’t + 原形。
- 問27:並べ替え:like / do / what / you / reading / ?
解答・解説
解答:What do you like reading?
Whatで目的語を尋ね、Do+主語+動詞の順。
- 問28:英作文:『私はその話を2回読みました』
解答・解説
解答:I read the story twice.
readの過去形はつづりが同じで発音が異なります。twiceは2回。
- 問29:英作文:『彼女は図書館へ行きました』
解答・解説
解答:She went to the library.
goの過去形はwent。
- 問30:英作文:『私はその物語を説明できます』
解答・解説
解答:I can explain the story.
canの後ろは原形explainです。
D:人物・理由・順序を保って再話する(31〜40)
- 問31:英文:On Monday, Rina found a small box in the classroom. When did she find it?
解答・解説
解答:On Monday.
On Mondayが時を示します。
- 問32:同文:Where did she find the box?
解答・解説
解答:In the classroom.
in the classroomが場所。
- 問33:続き:She opened it, but it was empty. Was the box full?
解答・解説
解答:No, it wasn’t.
emptyは「空の」。fullの反対です。
- 問34:続き:She asked her teacher about the box. Who did she ask?
解答・解説
解答:Her teacher.
about the boxは何について尋ねたか。
- 問35:ここまでを2文で言い直して
解答・解説
解答:Rina found a small box in the classroom on Monday. It was empty, and she asked her teacher about it.
時・場所・出来事を残します。原文は尋ねた理由を明示していないため、soで原因を補わず、andで出来事をつなぎます。
- 問36:英文:Ken wanted to help his friend prepare a speech. What did Ken want to do?
解答・解説
解答:Help his friend prepare a speech.
want to + 動詞の原形で希望を表します。
- 問37:続き:They practiced for ten minutes every day. How long did they practice each day?
解答・解説
解答:For ten minutes.
forは時間の長さを示します。
- 問38:続き:On Friday, his friend spoke clearly in front of the class. When did the friend speak?
解答・解説
解答:On Friday.
曜日の情報を保持して答えます。
- 問39:続き:Was the friend speaking to one person?
解答・解説
解答:No. The friend spoke in front of the class.
in front of the classはクラスの前で発表したこと。
- 問40:4文の出来事を「準備→練習→結果」の順に2文で再話して
解答・解説
解答:Ken helped his friend prepare a speech, and they practiced for ten minutes every day. On Friday, his friend spoke clearly in front of the class.
人物・時間・最終結果を落とさないように要点を選びます。
解き直しは「学んだ回数」ではなく「言い換えられたか」で判定
問題21『She studies English every Monday.』を正解できても、主語をTheyに変えたときstudiesをplayのような原形に戻せないなら定着は不十分です。31〜40の再話問題でも、原文を丸ごと暗唱する必要はありません。誰が、いつ、何をし、なぜそうしたかを崩さずに話せるかを観察します。
家庭で使える14日間の実行手順
- 1〜3日目:教室英語の問1〜10から各日3問。子ども自身が英語で聞き返す練習をする。
- 4〜5日目:会話Aの問11〜15。保護者は英文を一度読み、子どもが聞き取った情報を口頭で答える。
- 6〜7日目:会話Bの問16〜20。Where・behind・nearなど場所の情報を確認。
- 8〜10日目:問21〜30の文法・英作文。答えを見た後は主語を変えて自力で再現。
- 11〜12日目:問31〜35を読み、人物・場所・時・出来事の4点をメモして再話。
- 13日目:問36〜40を使い、準備・練習・結果を2文で要約。
- 14日目:△と×の問題だけ再試験。自分で質問できるか、短文を文字にできるかを最終チェック。
家庭で確認できる成果と相談の目安
次の3点ができると家庭の学習成果が見えます。①先生の典型的な指示に5秒以内で動作できる、②質問に1文で答えられ、分からなければ英語で聞き返せる、③小5・小6では短い英文を読み、2文程度で要点を書ける。これらは慶英会が提案する確認目安で、捜真小学校の公式評価規準ではありません。
本人が英語の授業を避ける、授業内容を聞いても全く説明できない、学校での課題が提出できないなどが続く場合は、家庭学習の時間だけを増やす前に、担任・英語担当教員に具体的な課題を確認します。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
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よくある質問
Q. Soshin English Timeで英語が聞き取れなければ、文法から始めた方がよいですか?
まず指示が聞こえるか、意味を分かるか、答える言葉が出ないかを分けて確認してください。低学年なら短い音声と動作の対応を優先し、高学年なら語順や短文の書き方も併せて扱います。
Q. 捜真小学校の5・6年生は中学校の教材を使うのですか?
学校公式サイトでは中学校の英語教師による授業が加わると説明されていますが、すべてのクラスでどの教材や教科書を使うかまでは確認できません。学校配布資料をもとに判断してください。
Q. 捜真女学校中学部のラウンドメソッドには何を準備しますか?
短い英語を聞き、話の順序を理解し、主要情報を自分の言葉で説明する練習が土台になります。高度な英文を丸暗記するより、問31〜40のように意味を捉えて話す練習から始めるとよいでしょう。
Q. 英検の先取りは必要ですか?
学校公式情報から、捜真小学校で英検の特定級が全児童に必須とは判断できません。授業で学ぶ表現の定着を優先し、本人の準備が整ったときに必要な級を選んでください。
関連記事・一次情報
公式情報確認日:2026年11月3日。掲載した40問・全解答・14日計画は慶英会独自制作です。学校の公認・提携を示す記事ではありません。

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