昭和学院秀英中学校に帰国生として入学した中1・中2や、海外での英語学習経験がある生徒が、「英語で話すことには慣れているのに定期テストの文法・英作文で減点される」「日本語の文法用語が分からない」「学校の学習を進めながら海外で身につけた英語力も維持したい」と感じたら、「話せる・聞ける」と「学校の指示に沿って正しく読める・書ける」を別々に診断することが出発点です。昭和学院秀英中学校の2026年度公式募集要項には帰国生入学試験として国語・算数・英語の筆記試験と面接が示されていますが、入試方法から入学後の帰国生専用クラス、採用教材、定期考査配点を推測することはできません。この記事では学校の公式資料と家庭向けの学習提案を区別し、英文法・日本語の指示語や文法用語・短い英文記述・初見読解の独自20問と解答、強みを維持しながら定期考査に対応する14日間の学習計画を紹介します。
まず結論|帰国生の英語の課題は「話せない」ではなく「学校の答案で何を問われるか」
帰国生と一口にいっても、海外で過ごした期間・使用した言語・授業内容・現在の英語力は一人ひとり異なります。「帰国生だから全員英語が得意」「会話が得意だから学校の筆記もできる」とは限りません。実際の返却答案を使って、語彙・文法・読解・英作文のどこで失点しているかを確認することが重要です。
| 学習場面 | 本人に起こり得る状態 | 確認する練習 |
|---|---|---|
| 日常会話 | 自然に話せるが綴り・動詞の語形が不正確 | 短い英作文を書いて文法を確認 |
| 日本語による設問 | 英文は読めても「主語」「時制」の用語が曖昧 | 学校プリントの日本語の文法用語を整理 |
| 教科書本文の和訳 | 大意は理解できるが訳すべき範囲・語順がずれる | 主語と動詞、指示語の対象を確認 |
| 初見長文 | 内容は読めるが問いに直接答えられない | 本文の根拠文に線を引いて答える |
| 英作文・意見文 | 伝わる英文でも指定された語数・構成を満たさない | 設問条件を先に確認し解答を点検 |
学校公式|2026年度帰国生入学試験と入学後の制度を混同しない
昭和学院秀英中学校の2026年度募集要項は、帰国生入学試験について、国語・算数・英語が各50分・100点、受験者面接があることや、在外期間1年以上またはそれに準じる者等の出願資格を示しています。これは2026年度入学者の選抜に関する情報で、2027年度以降の入学者には新しい募集要項を確認する必要があります。
一方、入学後にどの学級へ配属されるか、帰国生だけの英語の授業が用意されるか、NEW TREASUREなど特定教材を採用しているかは、この募集要項からは確認できません。学校の2026年度公式学校案内に示された教育理念・学習内容も参考にしながら、現在在籍する生徒の学校配布シラバス、時間割、範囲表を最優先してください。
帰国後に学校英語が難しくなる4つの原因
| 答案に出る問題 | 原因の候補 | 練習の方向 |
|---|---|---|
| Does he studies … と書く | 会話の流暢さと助動詞後の語形は別 | 主語と時制を変えて疑問文を作る |
| 日本語の「過去分詞」が分からない | 日本語の文法用語と英語の知識が結び付かない | 日本語・英語の用語対照表を作る |
| 読める文章でも「指示語」を誤る | 大意理解と本文の根拠説明を混同 | it・theyの参照先を示す |
| 自分の意見を長く書くが設問とずれる | 問われた条件への対応不足 | 先に条件・理由数・語数をチェック |
これは一般的な学習診断の例です。昭和学院秀英中学校の公式採点基準を示したものではありません。帰国生でも英文法が強く、英語の書き取りが得意な生徒はいます。本人の実際の答案をもとに優先順位を変えてください。
中1は学校の基本文法を日本語でも説明できるようにする
学校の授業でbe動詞、一般動詞、疑問文・否定文、三単現などを学んでいるなら、日本語で「主語」「動詞」「疑問文」「原形」と説明された時にも、例文で規則を示せるか確認します。文法用語を暗記するだけでは足りず、Does she like music?のような英文を自分で書けることが重要です。
中2は帰国前の学習範囲と学校の現在範囲のずれを解消
帰国前の海外の学習課程と日本の学校の単元順序が異なることはあり得ます。ただし、特定の海外カリキュラムで何を学んだかは本人の履修歴を確認する必要があります。返却答案で誤った文法がすでに既習なのか未習なのかを分け、学校の今の範囲を置き去りにせず、必要な前提事項へ戻って復習します。
英語の文法用語|日本語と英語をセットで覚える
| 日本語 | 英語の呼び方 | 例 |
|---|---|---|
| 主語 | subject | She plays tennis. のShe |
| 動詞 | verb | She plays tennis. のplays |
| 目的語 | object | She plays tennis. のtennis |
| 現在形 | present tense | I study every day. |
| 過去形 | past tense | I studied yesterday. |
| 過去分詞 | past participle | go-gone / write-written |
| 形容詞 | adjective | an interesting book |
| 接続詞 | conjunction | because / if など |
学校の教科書や先生が使う表現は少し違う場合があります。指示語の下線部や記号の指定も、実際の学校のテスト問題に従ってください。これらは文法解説の例であって、現在の学年がすべての項目を学んでいるという意味ではありません。
英語力を維持しながら学校テストに対応する2つの学習枠
| 学習枠 | 目的 | 具体的な学習 |
|---|---|---|
| 学校の課題・答案の復習 | 指定された英文法・和訳・提出物への対応 | 学校教材から誤答2〜3問を解き直す |
| 海外経験で育てた英語力の維持 | 聞く・読む・話す力を継続して使う | 本人が理解できる英文を読み内容を短く話す |
「海外で使っていた英語を維持したい」からといって、学校の提出物を後回しにする必要はありません。また、本人が希望しないのに難しい洋書や会話練習を長時間強制する必要もありません。得意な技能を活かしながら、学校の答案から確認できる不足だけを補う方法が合理的です。
オリジナル20問|中1・中2の帰国生が学校の英語答案を自己診断
以下は慶英会の独自作成問題です。昭和学院秀英中学校の実際の定期考査、帰国生入試、採用教材、英検過去問を転載したものではありません。本人が学校で学んでいる範囲から選んでください。
問題1〜6|英文法を正しく書く
- She enjoy science classes every day.の文法上の誤りを直す。
- Does he studies English after school?を訂正する。
- They didn’t went to school yesterday.を訂正する。
- The children was excited about the trip.を訂正する。
- He can speaks English very well.を訂正する。
- My mother is cook dinner now.を訂正する。
問題7〜12|日本語の文法用語と基本英作文
- 『主語』の英語の文法用語を書く。
- 『動詞』の英語の文法用語を書く。
- 『過去形』の英語の文法用語を答える。
- 『形容詞』の英語の文法用語を答える。
- 『私たちは毎日図書館で本を読みます』を英語で書く。
- 『私は昨日、英語を勉強するために図書館へ行きました』を英語で書く。
問題13〜17|初見英文の内容と根拠
共通英文: In Ms. Brown’s science class, the students first read a short article about sea animals. Then they discussed why clean water is important for marine life. Ms. Brown asked the students to take notes because she wanted them to remember the important points. After this lesson, Rina wrote three sentences about what she learned.
- 文章中でMs. Brownはなぜ生徒にメモを取るように言いましたか。英語で答える。
- Ms. Brownの授業で、生徒は最初に何を読みましたか。英語で答える。
- 生徒は読んだあと何を話し合いましたか。英語で答える。
- Rinaは授業のあと何をしましたか。英語で答える。
- this lessonのthisが指す授業は何についての授業でしたか。日本語で答える。
問題18〜20|表現・応答
- 『私は理科が好きです。なぜなら実験をするのが好きだからです』をbecauseで英作文する。
- What did you learn at school today? に本人の事実に合わせ英語で答える。
- 相手に『どの部分が分からなかったですか』と英語で丁寧に尋ねる。
20問の全解答と採点上のポイント
- 1. She enjoys science classes every day. 三人称単数現在の-sが必要。
- 2. Does he study English after school? Doesの後は動詞の原形。
- 3. They didn’t go to school yesterday. didn’tの後は原形。
- 4. The children were excited about the trip. 複数主語にはwere。
- 5. He can speak English very well. canの後は原形。
- 6. My mother is cooking dinner now. 現在進行形はbe+-ing。
- 7. subject。
- 8. verb。
- 9. past tense。
- 10. adjective。
- 11. We read books in the library every day. 正しい別表現も可。
- 12. I went to the library to study English yesterday. 目的のto不定詞。既習者向け。
- 13. Because she wanted them to remember the important points. 最後から2文目のbecause以下を確認。
- 14. A short article about sea animals. 第1文が根拠。
- 15. Why clean water is important for marine life. 第2文が根拠。
- 16. She wrote three sentences about what she learned. 最後の文が根拠。
- 17. 海の生き物や、きれいな水が海洋生物に重要な理由についての授業。文章全体が根拠。
- 18. I like science because I enjoy doing experiments. 正しい別解可。
- 19. 例:I learned about the environment in science class. 事実・文法が合う別解可。
- 20. 例:Which part didn’t you understand? 相手や場面に合う別解可。
1〜6は語形、7〜12は日本語による文法指示への対応、13〜17は本文の根拠、18〜20は自分の英文を作る力を確認します。英作文の正答例は唯一の正解とは限りません。学校の課題の指定に合う別解は学校教員の指示を優先してください。20問の得点を学校の定期テストの得点や英検合格可能性に直接換算することはできません。
英語の読解と和訳|意味だけでなく答えの根拠を示す
長文を読んで全体の内容が理解できても、「なぜそう言えるのか」を英文から示せない場合があります。例えば上の文章では、先生がノートを取らせた理由はbecause以下です。登場人物が何をしたかだけでなく、いつ、なぜ、どの英文に書かれているかを一つずつ確認します。
日本語への和訳を求められたら、itやtheyの指す内容を具体的に補い、主語・動詞・時制を確認しましょう。ただし自然な訳し方には複数の可能性があり、必ず逐語訳だけが正しいわけではありません。学校が示す採点上の条件に従います。
返却答案から見える「書き言葉」の弱点を直す手順
- 学校の問題番号と自分の書いた解答を消さずに残す。
- 採点された誤りを「綴り」「時制」「語順」「設問条件」に分類する。
- 正解を写す前に、なぜその形が必要かを説明する。
- 同じ規則を使って、主語・時制・語彙を変えた短文を作る。
- 翌日・3日後に答えを見ずに再テストし、残る疑問を先生に質問する。
学校の定期テスト14日前からの学習計画
| 時期 | 学校の英語 | 得意な英語力の維持 |
|---|---|---|
| 14〜12日前 | 範囲表・提出物・返却答案を確認 | 本人が読み慣れた英文を少量読む |
| 11〜9日前 | 学校指定語彙と文法・和訳を復習 | 短い音声・英文内容を説明 |
| 8〜7日前 | 日本語の文法用語と英文の対応を確認 | 好きな話題を英語で1分説明 |
| 6〜5日前 | 学校ワークの読解・英作文を再演習 | 学校課題を優先し負荷を調整 |
| 4〜3日前 | 同じ誤答の類題を解き直す | 余力があれば短い英語読書 |
| 2日前 | 試験範囲と提出物・誤答の再確認 | 新しい教材を増やさない |
| 前日 | 基本文・文法の確認と睡眠 | 翌日の試験へ集中 |
この計画は慶英会の家庭用モデルであり、昭和学院秀英中学校の正式な指導計画ではありません。海外経験、現在の英語力、他教科の学習状況に合わせ、学校の試験の範囲と提出物を優先してください。
英検級が高くても学校英語は別に確認する
日本英語検定協会の公式3級ページには、読解・英作文・面接などの技能を問う形式がありますが、英検の合格歴だけで学校の和訳・学校独自教材・語順整序への対応を保証するものではありません。英検級で本人のすべての技能を推測せず、返却答案と学校が課した課題を確認してください。
保護者様が学校・本人に確認したい項目
- 学校の実際の教材・Lesson・考査範囲、提出物は何か。
- 得意な英会話と、苦手な筆記問題の差はどこで生じているか。
- 日本語の文法用語や設問の説明を理解できているか。
- 海外で学んだ英語力を維持するため、本人が続けたい活動は何か。
- 補習・質問の機会・指導方法は、本人の授業や学年でどうなっているか。
よくある質問
Q. 昭和学院秀英には帰国生入試がありますか?
2026年度公式募集要項には帰国生入学試験があり、国語・算数・英語の試験と面接が記載されています。翌年度の受験についてはその年度の最新要項をご確認ください。
Q. 帰国生は入学後に英語の特別クラスへ入りますか?
今回確認した募集要項は入試制度についての資料で、入学後の英語の編成までは確定しません。学年の時間割や学校公式の説明をご確認ください。
Q. 英語を話せるのに定期テストで失点するのはなぜ?
会話中に意味が伝わることと、日本語の文法説明、指定された書き取り・和訳・語順で正確に答えることは別の技能だからです。実際の答案で原因を特定してください。
Q. NEW TREASUREなどの英語教科書を使っていますか?
2026年度帰国生募集要項だけでは、現年度の中1・中2の教材の採用名・版・Lessonを確定できません。配布された教材を確認してください。
Q. 英検準1級や2級を持っていても学校の英語対策は必要?
級だけでは学校独自の出題・日本語の文法説明・考査範囲への対応を判断できません。学校での実際の得点と誤答を確認して必要な部分を勉強しましょう。
昭和学院秀英中学校の英語・帰国生の学習でお悩みの保護者様へ
慶英会では中高一貫校の中1・中2を中心に、学校の教科書・定期考査答案・英作文をもとに、話す力・読む力・文法・書く力を分けて確認するオンライン個別英語指導を行っています。帰国生として身につけた英語力を大切にしながら、学校の和訳や英作文で繰り返すミスを減らしたい場合、学校の範囲に合わせた練習を検討できます。詳細・無料体験は慶英会公式サイトをご覧ください。慶英会は昭和学院秀英中学校・高等学校と提携する機関ではありません。
定期テストで平均点を下回った際の基本対策や補習については、関連記事昭和学院秀英中学校の英語定期テスト対策も参照できます。本記事では帰国生・海外経験のある生徒の強みと学校英語への接続に焦点を当てています。
学校・試験団体の公式資料と確認日
情報確認日:2026年10月12日。入試の記載内容は2026年度入学者向けです。現在の学年・年度の教材、テスト形式、授業編成は学校の最新資料を優先してください。この記事の独自20問と14日間の計画は慶英会が作成したもので、学校の入試・定期テスト問題ではありません。