
運営・編集:慶英会|塾長:慶應義塾大学卒・英検1級。本記事は学校公開情報と慶英会の創作教材を分けて掲載しています。最大1か月完全無料体験・学習相談のご案内。学校の公式・提携記事ではありません。
尚絅学院中学校の公式「授業紹介」では、中学3年生の海外研修でPBL活動を英語のプレゼンテーションにまとめる取り組みを紹介しています。中学1・2年生の段階では、長い英文を暗記することより、資料から分かる事実、自分の意見、その理由、まだ確認できていないことを短い英語で分けて説明する練習が役立ちます。たとえば人数や割合を正しく読めても、「なぜそう考えたのですか」と聞かれたときに答えられなければ、説明の根拠を整理し直す必要があります。この記事では学校公式の海外研修情報を年度ごとに整理したうえで、慶英会が創作した図書館に関する調査を使った独自36問、全解答と解説、14日間の復習方法を掲載します。学校の実際のPBL発表課題、過去問、内部教材や生徒の研究成果を再現するものではありません。
尚絅学院中学校のPBL英語発表|学校公式に書かれていること
学校公式の「授業紹介・英語科」には、週1回のネイティブ教員による授業、中2の2泊3日のイングリッシュキャンプ、中3の2週間の海外研修、探究したPBL活動をPowerPointへまとめた英語発表が紹介されています。また中2からのレベル別単語テスト、英検準2級・2級への挑戦も記されています。これは学校が掲げる教育活動であり、個々の学年における評価配点、発表テーマ、英検の合格義務、研修費用などの詳細を示しているわけではありません。学校の教材・学習範囲は、最新の学年資料で確認してください。
PBLとは、課題を定め、調べ、考え、表現する過程を重視する学習の一つです。本記事では「調査の根拠を明示し、自分の意見と区別して英語で説明する練習」をPBL型の英語発表と呼びます。学校が正式に使っているルーブリックや授業名を独自に定義するものではありません。中1・中2でまだ本格的な調査をしていなければ、創作資料で練習し、慣れてから学校で実際に与えられた課題に応用できます。
モンタナとハワイ|研修先を年度ごとに区別する
学校の「国際教育」概要には、中学3年生のアメリカ・モンタナ研修が記載されています。一方で、2026年9月10日のオープンキャンパス報告には同年7月のハワイ研修に関する3年生5名の発表が掲載されています。この5名は発表した生徒の人数であって、渡航した全生徒の人数とは限りません。さらに2025年9月11日のオープンキャンパス報告には、その年度の中3生全員が参加したハワイ研修とPBL英語発表の説明があります。概要と年度別実施報告を区別し、2027年以降の渡航先・条件を決めつけないことが大切です。
現在の中1・中2生が準備するなら、特定の地域の地名や観光情報を先取りして覚えるよりも、どこでも使える説明・質問・根拠の提示から始める方法が合理的です。研修先が異なっても「何を調べたか」「何が分かったか」「なぜそう考えるか」を英語で説明する力は使えます。現地での発表方法や服装・費用・安全管理といった事項は、参加が決まった年度の学校案内を優先してください。
プレゼンテーションは5つの情報で構成する
| 情報 | 使える短い英語 | 確認事項 |
|---|---|---|
| テーマ | Our topic is … | 何を調べるか |
| 方法 | We asked forty people. | 誰にどう尋ねたか |
| 結果 | Eighteen people chose … | 数字と単位 |
| 意見と理由 | I think … because … | 事実と判断の区別 |
| 限界・次の課題 | We need more information. | 何が分かっていないか |
まず日本語でこの5つの枠を作り、それぞれを短い英文へ変換します。英文を難しく書くより、何が事実で何が提案か分かることを優先してください。40人の結果から町の全住民の意見を決めることはできません。「In our group of forty volunteers, …」のように結果の範囲を示し、相手に誤った一般化をさせないようにします。分かっていない費用について質問された場合も、金額を作らず「We need to check the cost.」と説明します。
中1は短い三文から、中2は理由・反対意見へ
中1は「Our topic is the library. We want to learn what people need. I think we should ask more people.」のような三文で十分に練習できます。学校で習ったbe動詞、一般動詞、疑問文を正確に使うことが第一歩です。書いたら一文ずつ主語と動詞を確かめ、翌日に例文を見ずに再現してください。教科書でまだ学んでいない文法を無理に使う必要はありません。
中2では「because」で根拠、「but」で譲歩や制約、「so」で結論をつなぐことを意識します。「Longer hours are helpful because …」と書いたら、理由が本当に意見を支えるか確かめます。「The survey is small, so we need more information.」のように、判断を留保する英文も重要です。難しい単語を多く使うより、短く正確な接続を積み重ねるほうが、後から質問されたときに答えやすくなります。
アンケートで数字を扱うときは分母を確認する
本記事の創作アンケートは40人の回答です。18人が開館時間延長、12人が机の増設、10人が週末イベントを希望したため、18+12+10=40人で合計が一致します。割合は18÷40=45%、12÷40=30%、10÷40=25%。合わせて100%です。これは回答者が一つだけ選んだという前提で成り立ちます。複数回答だった場合は合計の考え方が変わります。学校の実際の資料を使う場合も、何人中の何人か、いつ誰に聞いたのかを確かめましょう。
たとえば「18人が希望した」ことと「最も効果的な方法である」ことは異なります。多数意見に従うだけでは、費用、安全、アクセスなど別の制約を見落とすことがあります。意見を英語で述べる場合は、観察したデータと自分が付け加えた判断の境界を明確にしてください。調査をしていないのにしたように装うことは避け、学校の発表でも事実関係を正確に説明する習慣を付けましょう。
質疑応答は『質問の種類』を理解してから答える
暗記した原稿を流暢に話せても、「How did you collect the data?」と聞かれると止まる場合があります。これは英単語を知らない問題だけでなく、相手が方法を尋ねていると見抜けていない可能性があります。「How」は方法、「Why」は理由、「What」は内容、「How many」は人数を求めることが多いため、答えに必要な情報を先に特定してください。初めから長い英文を用意せず、一文で正しく返す練習が基本です。
まだ費用を調べていなければ「We do not know the cost yet.」と伝えてかまいません。分からないことを正直に述べる姿勢は研究発表において重要です。「That’s a good question. We need to investigate it.」と答え、次に調べる内容を明示します。相手の質問が聞き取れない場合には、丁寧に聞き返し、確認してから回答してください。
14日間の家庭学習モデル
| 日程 | 学習課題 | 確認すること |
|---|---|---|
| 1〜3日 | 事実・意見・調査方法の区別 | 三つの欄に分けられるか |
| 4〜6日 | 人数と割合の計算 | 検算し分母を説明できるか |
| 7〜8日 | 創作英文の読解 | 回答の根拠を指せるか |
| 9〜10日 | 誤文訂正 | 主語・時制・接続の修正 |
| 11〜12日 | 30秒発表と質問 | 主張と理由を伝えられるか |
| 13〜14日 | 36問の間違いだけ再テスト | 翌日も再現できるか |
この14日間は慶英会が考えた家庭学習例で、学校の課題・成績基準ではありません。定期考査の範囲が指定されている場合は学校教材を優先し、この演習は既習内容に重なる部分を選んでください。長文を書き続けるより、間違えた一文を翌日に訂正できるか確認することで復習の優先順位を判断できます。保護者は難しい英文をすべて添削する必要はありません。話した事実が本当に調べたことか、数字の根拠があるかを尋ねるだけでも十分に支援できます。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。英語発表の原稿は作れても質問に答えられない、学校の英作文が難しい場合には、無料体験・学習相談で学年・教材・苦手な単元を整理できます。学校の正式課題や評価条件は学校の案内を優先します。
慶英会独自36問|創作資料で練習するPBL型英語
以下は慶英会が独自作成した教材であり、学校の実際の研究・授業・試験問題ではありません。架空の町の図書館に関する文章で、数字の理解と英文法、事実と意見の区別、質問応答を練習します。正しい答えを選ぶだけでなく、その根拠を英語または日本語で説明してください。
問題1〜8|基本文法
1.The class ( discuss / discussed ) the issue yesterday.
2.We should ( ask / to ask ) the library staff.
3.There ( is / are ) forty students in this example.
4.I agree ( with / to ) your idea.
5.We want ( make / to make ) the library better.
6.The new room is ( quiet / quieter ) than the old one.
7.I think this plan is useful ( because / so ) it saves time.
8.「わたしたちはまだ費用を確認していません」を英語にしなさい。
問題9〜24|創作英文の読解
In a fictional town, a group of students wanted to improve a small public library. They asked forty volunteers to choose one idea. Eighteen wanted longer opening hours, twelve wanted more desks, and ten suggested weekend reading events. At first, the students thought the most popular idea should win. However, their teacher explained that a small survey does not represent everyone in the town. Before making a decision, the students planned to interview library staff about the cost and accessibility of each idea.
この英文は慶英会の創作です。尚絅学院中学校の実際のアンケートや資料ではありません。
9.架空の読解でアンケートに答えたのは何人ですか。
10.開館時間の延長を希望したのは何人ですか。
11.机の増設を希望したのは何人ですか。
12.週末イベントを希望したのは何人ですか。
13.延長を希望した割合を計算しなさい。
14.机を希望した割合を計算しなさい。
15.イベントを希望した割合を計算しなさい。
16.最も多い希望だけで案を決めなかったのはなぜですか。
17.図書館の職員に次に確認する事項を2つ答えなさい。
18.「調査人数が少ないため結論は限定的だ」という説明は事実・意見・限界のどれに当たりますか。
19.本文に登場する地域調査は、尚絅学院中学校の授業の実際の記録ですか。
20.“I think longer hours are useful.” は主張ですか、資料の数字ですか。
21.“Eighteen people wanted longer hours.” は資料の数字ですか、話し手の主張ですか。
22.“We need to investigate the cost.”は次にすること・調査結果のどちらですか。
23.調査の回答を無作為に選んでいない場合、町全体へ一般化できるでしょうか。
24.本記事の40人調査の割合の合計は何%ですか。
問題25〜30|誤り訂正
25.She doesn’t knows the answer. の誤りを直しなさい。
26.We discussed about the problem. の誤りを直しなさい。
27.The numbers shows a difference. の誤りを直しなさい。
28.I am agree with this idea. の誤りを直しなさい。
29.We will asks the staff tomorrow. の誤りを直しなさい。
30.This survey was interesting, but it doesn’t tell us about everybody. のbutは何をつなげていますか。
問題31〜36|発表と質疑応答
31.発表のテーマを英語で2文紹介しなさい。
32.架空の調査結果と自分の意見を英語で別々に2文書きなさい。
33.調査の限界を英語で一文書きなさい。
34.“How much will the change cost?”と質問され、費用が未確認だったら何と答えますか。
35.反対意見に配慮しつつ試したいことを英語で一文書きなさい。
36.50〜70語の英語で、課題・方法・結果・意見・限界・次の行動を含む短い発表原稿を作りなさい。
36問の全解答と詳しい解説
解答1〜6
1.discussed 過去を示すyesterdayがあるため過去形にします。
2.ask 助動詞shouldの後は動詞の原形を置きます。
3.are 主語に相当するforty studentsが複数です。
4.with agree with an ideaが自然な前置詞の組み合わせです。
5.to make want to+動詞の原形で希望を表します。
6.quieter thanを伴う比較なのでquieterを使います。
解答7〜12
7.because 主張の理由を後ろから示すためbecauseが適切です。
8.We have not checked the cost yet. have not+過去分詞で現在までの未確認を示します。We do not know the cost yet.も自然な別解です。
9.40人。 forty volunteersと書かれています。実在する学校の調査結果ではありません。
10.18人。 Eighteen wanted longer opening hours.が根拠です。
11.12人。 Twelve wanted more desks.が根拠です。
12.10人。 Ten suggested weekend reading events.とあります。
解答13〜18
13.45%。 18÷40×100=45%です。
14.30%。 12÷40×100=30%です。
15.25%。 10÷40×100=25%です。
16.小さな調査だけでは町全体の意見を代表するとは限らないため。 small survey does not represent everyoneが根拠です。
17.費用と利用しやすさ。 cost and accessibilityと明記されています。
18.限界。 データの一般化に制約があるという範囲の説明です。
解答19〜24
19.いいえ。 慶英会が作成した架空の町とアンケートです。
20.主張。 I thinkで書き手の判断を示します。
21.資料の数字。 架空の40人調査の回答人数を述べています。
22.次にすること。 need toで未実施の作業を述べています。
23.できない。 サンプルの選び方を確かめないまま町民全体へ広げることはできません。
24.100%。 45+30+25=100%で、設定では回答者は一つだけ選んでいます。
解答25〜30
25.She doesn’t know the answer. doesn’tの後は原形knowです。
26.We discussed the problem. discussは直接目的語を取るためaboutは不要です。
27.The numbers show a difference. 主語numbersは複数なのでshowです。
28.I agree with this idea. agreeは動詞で、am agreeとはしません。
29.We will ask the staff tomorrow. willの後は動詞の原形です。
30.肯定的な評価と調査の限界。 butの後で前半に制約を加えています。
解答31〜36
31.Our topic is a small public library. We want to make it easier to use. テーマと目的が明確な自然な別解も正解です。
32.Eighteen of forty volunteers wanted longer hours. I think the library should consider this idea. 数値と意見を混ぜずに二文へ分けます。
33.Our survey is too small to represent everyone in the town. 標本の制約を正直に示しています。
34.We do not know the cost yet. We need to ask the library staff. 金額を捏造せず確認予定を伝えれば適切です。
35.I understand the concerns, but I would like to try a small project first. butで配慮と提案をつなげます。
36.Our project is about a public library in a fictional town. We asked forty volunteers how to improve it. Eighteen wanted longer opening hours. I think the library should consider this idea, but forty people cannot represent everyone. Before deciding, we need to interview library staff and check the costs and access for different groups of people. 題材・方法・数値・自分の主張・限界と次の調査がそろった例です。別の自然な英文でも条件を満たせば正解です。
解答後にするべき『別の質問への応用』
問36の例文を読んだら、答えを暗記するだけで終わらせないでください。「Why did you ask only forty people?」「What do you need to check next?」のように質問を変え、何が分かっていて何が未確認なのかを答える練習へ進めます。質問の答えが分からなければ調べていないと述べ、予想の数字を加えないことが重要です。
問1〜8で間違えた場合は一般動詞や助動詞など学校で学んだ文法に戻ります。問9〜24の誤りが目立つ場合は文章から答えの根拠を見つける練習、問25〜30では英文を正確に直す練習が必要です。自由英作文は別の自然な表現でも条件を満たせば正解にできます。正答数だけでなく、なぜそう書いたか説明できる状態を目標にします。
学校別の関連記事との使い分け
中2の2泊3日イングリッシュキャンプに向けた会話や発表の準備は中2イングリッシュキャンプ対策、学校の4技能・定期テスト全体の学習は尚絅学院中学校の英語4技能、週7時間の英語と校内の学習支援の使い方は週7時間の英語に対応する復習法をご覧ください。本記事は数値を含む資料を読み、意見と区別し、英語で説明する課題に焦点を当てています。
よくある質問
Q.海外研修は毎年モンタナですか。
学校の国際教育概要にはモンタナの説明がありますが、2025年と2026年の学校報告にはハワイ研修が登場します。年度ごとの正式な学校通知で確認してください。
Q.2026年は中3全員がハワイに行ったのですか。
2026年9月の公式記事から確認できるのは、同年7月のハワイ研修について中3生5名が発表したという事実です。これは全参加者数とは限りません。
Q.中1・中2の定期テストにPBL問題は出ますか。
学校の公表方針だけでは、学年別の定期テストへの出題を断定できません。本記事は学校の問題を予測・再現するものではなく、基礎的な英語表現の練習教材です。
Q.自由英作文は模範解答と完全一致が必要ですか。
意見と理由を正しい英文で説明できれば、自然な別解も認められます。指定された語数や事実の正しさを含め、何が必要か確認してください。
Q.学校の英検目標は全員の合格義務ですか。
公式の英語科紹介は準2級・2級への挑戦を目標としていますが、全生徒がその級に合格する進級条件だとは記載していません。正式な学校資料をご確認ください。
参考にした主な公式情報
尚絅学院中学校「授業紹介・英語科」(PBL英語発表・キャンプ・単語テスト)。
尚絅学院中学校「国際教育」(モンタナ等の概要)。
尚絅学院中学校「2026年9月10日オープンキャンパス報告」(同年7月のハワイ研修について中3生5名が報告)。
尚絅学院中学校「2025年9月11日オープンキャンパス報告」(2025年度中3全員参加のハワイ研修)。
情報確認日:2026年10月28日。学校の最新条件や渡航先は当年度の正式資料を優先してください。創作データ、演習36問、解説と14日間の学習モデルは慶英会による独自教材です。
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慶英会 塾長は慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・定期テスト・英検を支援するオンライン個別指導塾の指導責任者です。学校の教材と実際の誤答を確認し、文法・読解・英作文のどこに学習の課題があるか整理できます。尚絅学院中学校の公式・提携先ではなく、未公開の学校教材を保有するものではありません。
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