
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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結論:島根大学教育学部附属義務教育学校後期課程の第7・8学年が英語で数値資料を読むときは、「何人を調査したか」「割合の分母は何か」「増減を何と比較するか」「本文の結果と推測は違うか」の4点を確認する必要があります。学校の特設教科「未来創造科」では地域課題の調査や表現を学びます。本記事はその学びに着想を得て、架空の町の人口表、図書室の曜日別人数、案内表示の理解度から、慶英会独自の英語資料読解34問と英作文6問・全40問を作成しました。正答と検算、和訳、14日間の復習法を収録しています。実際の学校のテスト・生徒の調査・島根県の人口統計ではありません。
対象は島根県松江市の島根大学教育学部附属義務教育学校後期課程の7・8年生(中1・中2相当)と保護者です。学校公式『未来創造科』は令和8年度の全体計画を掲載し、地域社会の課題を見つけ、問いを立て、試行錯誤し成果を表現する学びを紹介しています。これを英語の家庭学習へ応用するもので、学校が全員に英語での統計発表を義務付けているという意味ではありません。
学校公式の学習事例と英語の資料読解を区別する
学校公式『7年未来ガイダンス!』(2026年5月25日)によると、7年生は「住みたいまちプロジェクト」の説明を受け、島根県の人口減少、65歳以上人口の割合などのデータを用いた地域課題の理解に取り組みました。同じ記事では公民館訪問に向けた学習も紹介されています。これは学校が公表した事実ですが、以下の架空町の数字は学校や自治体のデータとは無関係です。
学校公式『探究レクチャー!』(2025年7月1日)では、7年生の公民館訪問、8年生の職場訪問を前に、why・how・比較・もしもなどの視点から問いを深める過年度の学習が紹介されています。今回の独自教材では英語のWhat、How many、Whyを区別し、情報が不足している問いは答えを推測しないようにします。2025年度の活動が2026年度もすべて同じ方法で実施されると断定しません。
数値資料で特に多い4つの間違い
人数と割合の混同。250人は分母が1000人なら25%、500人なら50%です。同じ人数でも割合は異なります。英語のWhat percentage …?とHow many people …?は別の質問です。表の見出しを先に確認してください。
パーセントポイントの誤用。25%から30%への変化は5パーセントポイント上昇であって、割合が相対的に5%増えたという意味ではありません。割合の差と増加率を混同しないことが大切です。
比較条件の読み落とし。more than 60には60そのものを含みません。at least 60なら60を含みます。曜日別の表では数字だけ覚えていると、比較の条件を見落とします。
結果を原因と誤認。案内板を改善した後に正解した人が多くなっても、実施日や回答者が違えば、絵の追加だけが原因とは言えません。英語でWe found …とWe think …を区別し、原因が不明ならWe need more information.と表現します。
7年生と8年生で学習をどう変えるか
7年生は数字、現在形・過去形、be動詞、基本的な疑問詞を優先します。How many …?に対して人数で答える練習をした後、2016年と2026年の差を一文にまとめます。未習の比較級を無理に先取りする必要はありません。
8年生では、学校で既習なら比較級・最上級、because、but、to不定詞などを使い、資料の変化を理由付きで説明します。数値の違いを説明できても原因が分からない場合、「理由はまだ確定できない」と英語で表現することも重要です。
学校の英語教材や定期テスト範囲が優先です。今回の資料をすべて解くことを宿題の代わりにせず、本人が間違えた疑問詞・割合・英文法から必要な問題だけ選んでください。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
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慶英会オリジナル40問|資料読解と英作文
Aは架空町の人口12問、Bは架空の図書室12問、Cは架空の地域センター10問、Dは短い英作文6問です。資料と本文は慶英会が創作しており、公式統計でも学校の内部試験でもありません。解答を見ずに取り組み、後半で根拠と計算を確認してください。
A.架空町Green Valleyの人口表(問1〜12)
2016年の総人口は1000人、65歳以上は250人。2026年の総人口は900人、65歳以上は270人とします。実際の島根県・松江市の人口ではありません。
| Year | Residents | Aged 65 or older |
|---|---|---|
| 2016 | 1,000 | 250 |
| 2026 | 900 | 270 |
問1.How many people lived in the town in 2016?
問2.How many people lived there in 2026?
問3.How many residents did the town lose?
問4.How many were aged 65 or older in 2016?
問5.How many were aged 65 or older in 2026?
問6.How many more people were 65 or older in 2026?
問7.What percentage were 65 or older in 2016?
問8.What percentage were 65 or older in 2026?
問9.How many percentage points did the percentage change?
問10.How many were younger than 65 in 2016?
問11.How many were younger than 65 in 2026?
問12.Can the numbers alone explain why the population decreased?
B.架空の図書室Riverside Libraryの来館者(問13〜24)
月48人、火60人、水45人、木75人、金72人とします。合計・平均と曜日別の比較を考えます。
| Day | Visitors |
|---|---|
| Monday | 48 |
| Tuesday | 60 |
| Wednesday | 45 |
| Thursday | 75 |
| Friday | 72 |
問13.How many people visited on Monday?
問14.Which day had the fewest visitors?
問15.Which day had the most visitors?
問16.How many people came on Friday?
問17.What was the total for five days?
問18.What was the average per day?
問19.How many more visitors came on Thursday than Wednesday?
問20.How many more came on Tuesday than Monday?
問21.How many fewer came on Friday than Thursday?
問22.What percentage of the total came on Tuesday?
問23.Which days had more than 60 visitors?
問24.Can the table explain the reason for Thursday being busiest?
C.架空のセンターで案内板を比較する(問25〜34)
オリジナル英文:A community center in a fictional town asked forty visitors to choose the service they wanted most. Eighteen chose an online guide, fourteen wanted quiet seats, and eight wanted longer weekend hours. Later, the volunteers tested two signs on different days. Twelve of twenty visitors understood the text-only sign. Sixteen of another twenty visitors understood the sign with short text and pictures. They were pleased but did not say that pictures alone caused the difference. The visitors and days were different, so they decided to collect more data.
問25.How many people took part in the preference survey?
問26.How many people wanted an online guide?
問27.How many wanted more quiet seats?
問28.How many wanted longer weekend hours?
問29.How many people tested each sign?
問30.How many understood the text-only sign?
問31.How many understood the sign with pictures?
問32.How many more understood the second sign?
問33.What percentage understood the second sign?
問34.Can the study prove that pictures alone helped?
D.表の情報を英語で説明する(問35〜40)
問35.架空の町の人口が1000人から900人へ減ったことを英語2文で説明。
問36.65歳以上の割合が25%から30%へ変化したことを英語で説明。
問37.図書室の最も多い曜日と少ない曜日を2文で説明。
問38.曜日別の人数から原因は分からないことを英語で示す。
問39.二つの案内板の理解者が12人・16人だったことを2文で説明。
問40.追加データを集める提案を英語2文で書く。
全40問の解答・計算と英語の根拠
Aの解答(問1〜12)
問1:1,000 people. 2016年の総人口は1000人。
問2:900 people. 2026年の総人口は900人。
問3:100 residents. 1000−900=100人減。
問4:250 people. 2016年の65歳以上250人。
問5:270 people. 2026年の65歳以上270人。
問6:20 more people. 270−250=20人。
問7:25%. 250÷1000=25%。
問8:30%. 270÷900=30%。
問9:Five percentage points. 30%−25%=5ポイント。
問10:750 people. 1000−250=750人。
問11:630 people. 900−270=630人。
問12:No, they cannot. 原因を示す資料がない。
総人口差は1000−900=100人減、65歳以上の人数は270−250=20人増です。2016年250÷1000=25%、2026年270÷900=30%、割合は5ポイント上昇しています。総人口が減っても65歳以上人数が増えることは矛盾ではありません。原因はこの表からは分かりません。
Bの解答(問13〜24)
問13:48. 月曜48人。
問14:Wednesday. 水曜45人で最少。
問15:Thursday. 木曜75人で最多。
問16:72. 金曜72人。
問17:300. 48+60+45+75+72=300。
問18:60. 300÷5=60。
問19:30. 75−45=30。
問20:12. 60−48=12。
問21:Three. 75−72=3。
問22:20%. 60÷300=20%。
問23:Thursday and Friday. 75と72。火曜60は含まない。
問24:No. 人数表だけでは理由不明。
合計は48+60+45+75+72=300、平均は300÷5=60です。木曜75と水曜45の差は30、火曜60と月曜48の差は12、木曜75と金曜72の差は3です。more thanは基準と同数を含まず、火曜日60人は該当しません。
Cの全文和訳・解答(問25〜34)
架空の町の地域センターで、40人の訪問者に最も望むサービスを一つ選んでもらうと、18人はオンライン案内、14人は静かな座席、8人は週末の開館時間延長を希望しました。その後、別々の日に二種類の案内板を試しました。文字だけの案内板では20人中12人、短い文章と絵が付いた案内板では別の20人中16人が内容を理解しました。ボランティアは喜びましたが、絵だけが改善の理由だったとは断定しませんでした。訪問者と実施日が違うため、さらにデータを集めることにしたのです。
問25:Forty. 希望調査40人。
問26:Eighteen. オンライン案内18人。
問27:Fourteen. 静かな席14人。
問28:Eight. 週末延長8人。合計40人。
問29:Twenty. それぞれ別の20人。
問30:Twelve. 最初は12人。
問31:Sixteen. 2回目は16人。
問32:Four more. 16−12=4人。
問33:80%. 16÷20=80%。
問34:No. The visitors and days were different. 比較条件が違い、原因の特定はできない。
最初の理解率は12÷20=60%、2回目は16÷20=80%、差は20パーセントポイントです。人数の差だけでなく、条件が違うことを最後に述べている点が大切です。「結果が良かった」と「絵だけの効果が証明された」は別の主張です。
Dの英作文例と文法解説(問35〜40)
問35の例:The town had 1,000 residents in 2016. It had 900 in 2026. 年と人数を対応させる。
問36の例:The share of residents aged 65 or older increased from 25% to 30%. from A to Bを用いる。
問37の例:Thursday had the most visitors, with 75. Wednesday had the fewest, with 45. most/fewestを正しく使う。
問38の例:The table shows visitor counts, but it does not explain the reasons. 事実と理由の留保を区別する。
問39の例:Twelve visitors understood the first sign. Sixteen understood the second sign. 異なる実施回の人数を区別する。
問40の例:We should collect more data. We should test the signs with similar groups. should+原形、比較の条件をそろえる。
14日間の家庭学習と再現テスト
1〜3日目:Aの12問から既習のものを選び、割合の分母と時間表現を確認します。英文で2016年の出来事を述べる場合、過去形の動詞を使います。数字だけを暗記せず、別の数字へ変更した場合にも割合を計算してください。
4〜7日目:Bの曜日表で比較級・最上級とHow manyを確認します。What percentageとHow many peopleの違いを、自分の言葉で説明できるか確かめます。
8〜10日目:Cの英文を読み、案内板の理解率と実施条件が違うことを説明します。本文にない原因を推測して書かず、根拠の一文を指せるかを確認します。
11〜14日目:Dの英作文を解答を隠して書きます。学校で使う英文法と似た問題があれば、その単元の誤答も修正します。定期考査直前は学校課題を先に終えてください。
保護者が確認したい学習の課題
数値が分からない場合でも原因は同じとは限りません。How manyが読めないなら疑問詞、割合が計算できないなら算数・数学の割合、計算はできても原因を断定してしまうなら英文の論理の理解が課題です。失点の理由を分けることで追加する問題の量を最小限にできます。
学校の未来創造科で作った実際の成果物や他の生徒の情報は、許可なく外部へ公開しないでください。本記事の英文・人数はすべて架空であり、学校の授業・英語の定期試験に同じ課題があるという主張ではありません。
よくある質問
Q.この町の人口表は島根県の公式数値ですか? A.いいえ。架空の町の数字です。実際の地域統計とは区別してください。
Q.未来創造科では英語発表が必修ですか? A.確認した資料には探究・発表の目標がありますが、7・8年生全員の英語発表が必修とは確認できていません。
Q.7年生でも全40問を解く必要がありますか? A.ありません。習っていない比較級などは飛ばし、人数と疑問詞から取り組んでください。
Q.40問の正答数で学校の英語テストの点数を推定できますか? A.できません。学校の正式な試験問題や採点基準ではなく独自練習です。
参考にした主な公式情報
島根大学附属学校園『未来創造科』:令和8年度の全体計画、探究・提案・発信の目標。
島根大学附属義務教育学校『7年未来ガイダンス!』2026年5月25日:人口減少や65歳以上人口割合のデータから地域を学んだ学校の記録。
島根大学附属義務教育学校『探究レクチャー!』2025年7月1日:7・8年生がwhy・how・比較を用いて問いを深めた過年度の記録。
資料確認日:2026年10月29日。本文の架空の人口表・曜日別人数・案内板実験・40問・全解答は慶英会の独自創作で、学校の正式な課題・試験・実測データではありません。
関連記事・学習相談
島根大学附属義務教育学校の学校英語対策、7年生の公民館訪問・質問40問、8年生の職場訪問・英語要約40問も活用できます。
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