PROGRESS IN ENGLISH 21(プログレス21)REVISED BOOK 5 Lesson 2の出版社公式の主要文法は「代名詞」です。代名詞はI・you・he・sheだけではありません。I lost my pen, so I bought a new one.(ペンをなくしたので新しいものを買った)のone、I lost my pen, but I found it.(なくしたペンを見つけた)のit、The weather in Tokyo is warmer than that in Sapporo.(東京の天候は札幌の天候より暖かい)のthat、each・every・either・neither・anotherなど、多くの英作文・読解に関係します。学校の定期テストで得点を落としやすいのは、主格・目的格・所有格の混同、再帰代名詞の誤用、代名詞の単複の不一致、代名詞が指す内容を読み違えることです。本記事では公式資料で確認できる学習領域を出発点に、重要事項の整理、間違えやすい例文、独自40問と全解答、定期テスト7日前からの復習法をまとめます。
出版社公式情報:REVISED BOOK 5 Lesson 2は「代名詞」
株式会社エデック公式商品ページでは、PROGRESS IN ENGLISH 21 BOOK 5は2018年春にREVISEDへ改訂され、テーマはCHARACTER & BEAUTY、TEXTは217ページです。全8Lessonの主要文法一覧にLesson 1「名詞」、Lesson 2「代名詞」、Lesson 3「形容詞、関係詞節」、Lesson 4「比較表現」と掲載されています。WORKBOOKは88ページで、TEXTに対応するライティング用問題集です。
この記事で扱う各種代名詞は「代名詞」という範囲に関連する一般英文法です。出版社の公式ページはLesson 2の細かな設問や、学校別の学習順序まで保証するものではありません。学校のTEXT・WORKBOOK・授業プリント・考査範囲表を照合し、学校が指定した例文を優先しましょう。REVISED版と改訂前のBOOK 5は混用できない点にも注意してください。
最初に確認する人称代名詞の5つの形
I/my/me/mine/myself、you/your/you/yours/yourself、he/his/him/his/himself、she/her/her/hers/herself、we/our/us/ours/ourselves、they/their/them/theirs/themselvesを基本として復習します。
I like him.ではIは主語、himは目的語です。This is her book.のherは名詞bookにかかる所有格、This book is hers.のhersは所有代名詞です。所有格と所有代名詞は後ろに名詞を置くかどうかが違います。
主格と目的格:動詞と前置詞の後ろに注意
She called me.(彼女は私に電話をしました)、I spoke to him.(彼に話しました)では、目的語の位置にme・himを置きます。She called I.やI spoke to he.とはしません。
My brother and I went to the park.では主語としてIを用い、The teacher helped my brother and me.では目的語としてmeです。二人以上をandでつなぐ場合にも文中の役割で判断しましょう。
所有格と所有代名詞:myとmineの違い
That is my bag.とThat bag is mine.は近い意味ですが、myはbagを修飾するのでmy bag、mineは名詞句の代わりになるのでmine bagとは書きません。
their/theirs、our/ours、her/hersも同じ規則です。itsは所有格ですが、通常独立した所有代名詞として使う形はありません。itsとit’s(it is/it has)を混同しないようにします。
再帰代名詞:myself・yourself・themselves
Ken hurt himself.(健は自分自身を傷つけた)、She introduced herself.(彼女は自己紹介をした)のように、動作の主体と対象が同じとき再帰代名詞を使います。
I made this cake myself.(このケーキを自分で作りました)では、再帰代名詞が「自分で」という強調です。I made this cake me.とはしません。主語と一致する形を選びましょう。
by oneselfとfor oneselfを混同しない
I finished the project by myself.は『一人で完成させた』、Think for yourself.は『自分で考えなさい』です。by oneselfは独力・単独を表すことが多く、for oneselfは自分自身のために、あるいは自分で判断する意味があります。
yourself・yourselvesは相手が一人か複数かで変わります。Help yourself.(自由に取ってください)は定型的な表現です。複数の相手ならHelp yourselves.となります。
each otherとone another:互いに
The two friends helped each other.(二人の友人は互いに助け合った)、The members talked to one another.(メンバー同士は互いに話し合った)という表現です。
each otherは伝統的には二人、one anotherは三人以上という説明がありますが、実際の現代英語では重なりがあります。学校の指定ルールと文脈を確認しましょう。
itとone:同じ物か同じ種類の別物か
I lost my pen, but I found it.ではitはなくしたそのペンです。一方I lost my pen, so I bought a new one.ではoneは同じ種類の別のペンです。
Do you have a red pen? Yes, I have one.とYes, I have it.では、相手が特定の一本を指しているかによって意味が異なります。和訳より先に、代名詞の指す対象を特定してください。
oneとones:単数と複数
I like the blue shirt, but I prefer the white one.ではoneはshirtの代わりです。These shoes are old. I need new ones.では複数のshoesを受けるのでonesを使います。
oneは可算名詞の単数、onesは複数の可算名詞を受けるのが基本です。不可算名詞waterなどを受ける場合には、同じようにoneで置き換えられるとは限りません。
thatとthose:前に出た名詞句を比較する
The weather in Tokyo is warmer than that in Sapporo.ではthatはweatherを受けます。The buildings here are older than those in the city center.ではthoseは複数のbuildingsを受けます。
that・thoseは比較の対象を明確にする場合に便利ですが、thatが指示代名詞として『あれ』を意味する用法とは区別しましょう。比較の英文では何と何を比べているかが重要です。
this・that・these・thoseの距離と数
This book is interesting./These books are interesting.、That student is new./Those students are new.のように、対象までの距離と単複を表せます。
This are …、These is …としないように、指示代名詞・名詞・be動詞の数を一致させます。これらは後ろに名詞を伴う場合は限定詞としても働きます。
another・the other・others・the others
I have two pencils. One is red, and the other is blue.では二本のうち残り一本をthe otherで表します。I need another pencil.では追加の別の一本を求めています。
Some students like soccer; others like tennis.のothersは別の生徒たちを指します。the othersは文脈で特定された残りの全員・全部を指す場合に用います。単数か複数か、全体の範囲が決まっているかを確認します。
both・either・neither:二者の関係
Both of the answers are correct.(二つの答えはどちらも正しい)、Either answer is acceptable.(どちらの答えでもよい)、Neither answer is correct.(どちらの答えも正しくない)を比較します。
eitherとneitherは単数名詞を直接修飾する場合、通常単数扱いです。Neither of the answers is correct.が学校文法での基本ですが、実際には複数一致が見られることもあります。学校指定の形式を優先しましょう。
all・each・every・none:範囲と一致
All students need practice.(全生徒に練習が必要です)、Each student has a notebook.(生徒一人ひとりがノートを持っています)、Every student is ready.(全生徒が準備できています)のように、数量の捉え方が違います。
each・everyの後ろに可算名詞を置く場合は、基本的に単数形です。none of the studentsは文脈により単数・複数一致が見られます。学校問題では指定と標準的な用法を確認してください。
someone・anyone・no one・everyone
Someone is waiting outside.(誰かが外で待っています)、Is anyone here?(誰かいますか)、No one knows the answer.(誰も答えを知りません)、Everyone is ready.(全員準備ができています)のように使います。
someone・everyoneなどは通常、文法上単数として扱います。Everyone are …ではなくEveryone is …が基本です。性別を限定しない単数の人を指すとき、代名詞としてthey/theirを用いる表現も一般的です。
something・anything・nothing:形容詞の位置
I need something cold to drink.(何か冷たい飲み物が必要です)、Is there anything interesting?(何か面白いものはありますか)のように、形容詞はsomething・anythingなどの後ろに置きます。
I need cold something.という語順は標準的な学校英文法では不自然です。nothing new、someone specialなどでも同じ語順を確認してください。
noneとno one:人と物の扱い
None of the books was useful.(どの本も役に立たなかった)、No one answered the question.(誰も質問に答えなかった)という違いがあります。noneは人・物の両方に使える一方、no oneは人を指します。
none of …はその後ろの名詞句や意味によって動詞の数が変わる場合があります。No oneは基本的に単数扱いです。
形式主語it:本当の主語は後ろにある
It is important to get enough sleep.(十分に眠ることは重要です)では形式主語itが文頭にあり、to get enough sleepが意味上の主語です。
It is surprising that he won.ではthat節が意味上の主語に当たります。このitは直前に出た物を指す代名詞とは異なり、特定の物体を表していません。
形式目的語it:find it+形容詞+to不定詞
I find it difficult to understand this sentence.(この文を理解するのは難しいと感じます)のitは形式目的語です。to understand this sentenceが実質的な内容です。
I think it important to study daily.のような構文もあります。読解ではitが何を受けているかを確認し、形式的なitなら後ろの不定詞・that節を探しましょう。
itを使う天候・時間・距離の表現
It is raining.、It is six o’clock.、It is five kilometers from here to the station.などのitは、特定の名詞を指さず、天候・時間・距離を表す構文に現れます。
前に出た名詞を指すitと、非人称のitを区別するのが大切です。What time is it?という疑問文ではitが何を指すかを無理に名詞へ置き換えないようにしましょう。
指示対象を追う読解:代名詞の前後を読む
Aya saw a cat near the station. It was hungry.のitは直前のcatを指します。The school changed its rules. This surprised many students.のthisは、校則を変更したという前の文全体を指します。
長文読解では代名詞の前の一語だけを探すのではなく、数・意味・文脈が合っているか確認します。特にthis・that・itが文全体の内容を受ける場合は、段落の意味を整理しましょう。
関係代名詞who・which・thatとは別に考える
The boy who lives here is Ken.のwhoは関係詞節を導く関係代名詞です。Who is there?のwhoは疑問代名詞です。同じ形でも文中の役割が異なります。
BOOK 5 Lesson 3の主要項目には「形容詞、関係詞節」があるため、Lesson 2の代名詞を復習した後に先行詞・関係代名詞へつなげると理解が進みます。ただし各学校の授業順序を優先してください。
定期テストで多い7つの誤り
①This book is my.→This book is mine.。②I made the cake me.→I made the cake myself.。③I lost my pen and bought a new it.→a new one。④Every students are ready.→Every student is ready.。⑤I need cold something.→I need something cold.。⑥Neither answer are correct.→Neither answer is correct.。⑦I find difficult to understand this sentence.→I find it difficult to understand this sentence.。
間違えた答案を『格』『所有』『再帰』『同種の置き換え』『単複』『形容詞の語順』『形式目的語』へ分類すると、単なる暗記ミスと文の構造の理解不足を分けられます。
オリジナル定期テスト練習40問
以下の40問は出版社のTEXT・WORKBOOKや学校の教材問題を転載していない独自の問題です。第1部は格・所有・再帰、第2部はone・it・that・不定代名詞、第3部は誤文訂正と形式主語・目的語、第4部は和文英訳です。学校の試験範囲に含まれる分野から優先して解いてください。
第1部:人称代名詞・所有・再帰(1〜10)
1. (She/Her) called me yesterday.
2. I spoke to (he/him).
3. This is (my/mine) bag.
4. This bag is (my/mine).
5. The teacher helped Ken and (I/me).
6. Ken hurt (him/himself).
7. I made this cake (me/myself).
8. The children enjoyed (themselves/themself).
9. The dog wagged (its/it’s) tail.
10. Those books are (their/theirs).
第2部:one・it・that・不定代名詞(11〜20)
11. I lost my pen but found (it/one).(同じペン)
12. I lost my pen, so I bought a new (it/one).
13. These shoes are old. I need new (one/ones).
14. The weather in Tokyo is warmer than (that/those) in Sapporo.
15. The buildings here are older than (that/those) in the city center.
16. I have two bags. One is black, and (the other/another) is white.
17. (Both/Either) answers are correct.(両方)
18. (Neither/Both) answer is correct.(どちらも正しくない)
19. (Every/All) student has a notebook.
20. I need something (cold/coldly) to drink.
第3部:誤文訂正・形式it(21〜30)
21. This book is my.(訂正)
22. I made the cake me.(訂正)
23. I bought a new it after losing my pen.(訂正)
24. Every students are ready.(訂正)
25. Neither answer are correct.(訂正)
26. I need cold something.(訂正)
27. Everyone are here.(訂正)
28. I find difficult to read this book.(形式目的語itを使い訂正)
29. (It/That) is important to get enough sleep.(形式主語)
30. (It/He) is five kilometers from here to the station.
第4部:日本語から英作文(31〜40)
31. 彼女は昨日私に電話をしました。
32. そのかばんは私のものです。
33. 私はこのケーキを自分で作りました。
34. 健は自分自身を傷つけました。
35. ペンをなくしたので、新しいものを一本買いました。
36. 私にはかばんが二つあります。一つは黒く、もう一つは白いです。
37. どちらの答えも正しくありません。
38. 全員準備ができています。
39. 十分に眠ることは重要です。
40. 私はこの文を理解するのは難しいと感じます。
40問の解答と解説
第1部(1〜10)
1. She
2. him
3. my
4. mine
5. me
6. himself
7. myself
8. themselves
9. its
10. theirs
第2部(11〜20)
11. it
12. one
13. ones
14. that
15. those
16. the other
17. Both
18. Neither
19. Every
20. cold
第3部(21〜30)
21. This book is mine.
22. I made the cake myself.
23. I bought a new one after losing my pen.
24. Every student is ready.
25. Neither answer is correct.
26. I need something cold.
27. Everyone is here.
28. I find it difficult to read this book.
29. It
30. It
第4部(31〜40)
31. She called me yesterday.
32. That bag is mine.
33. I made this cake myself.
34. Ken hurt himself.
35. I lost my pen, so I bought a new one.
36. I have two bags. One is black, and the other is white.
37. Neither answer is correct.
38. Everyone is ready.
39. It is important to get enough sleep.
40. I find it difficult to understand this sentence.
1〜10は文中での主語・目的語・所有・再帰の形を確認します。11〜15はit/one/ones/that/thoseの指示対象と数の違いが中心です。16〜20では、二つのうち残りの一つを表すthe other、both/neither、every+単数名詞、something+形容詞という語順を確認します。第3部では形式主語itと形式目的語itを区別します。英作文には文脈に応じた自然な別解もありますが、学校の指定された語句・文法・採点条件を優先してください。
学習でつまずいたときの診断方法
①代名詞が指すものが分からないときは、その前の文から候補を探し、単数・複数と意味が一致するか確認します。②itとoneを間違えるときは、実際に同じ品物か同種の別物かを図にします。③mine/my、hers/herを混同するなら、その後ろに名詞があるかを確かめます。④everyone・each・neitherで動詞の形を誤る場合は、主語の中心が単数扱いかを確認します。
代名詞の理解は関係詞や長文読解にもつながります。まず二文の短い英文で指示関係を確認し、次に学校のREAD本文でthis・that・it・theyの指す内容を書き込む練習に進みましょう。
TEXT・WORKBOOK・音声教材を使う復習手順
学校のTEXTとWORKBOOKの範囲を照合したら、代名詞が出る例文に印を付け、指している人物・物・内容を余白へ書きます。対応WORKBOOKでは語形の選択と英作文を手書きで練習し、解答の根拠を一行で説明できるようにします。
出版社はBOOK 5用に会話・新出単語・文法例文・READなどを収録した音声アプリを案内しています。学校で指定されている場合は、代名詞がどこにアクセントを置かれ、どの人物を指すかに注意して音読しましょう。
定期テスト7日前からの学習計画
7日前は考査範囲表とTEXT・WORKBOOKを照合します。6日前に人称代名詞・所有格・再帰代名詞、5日前にit/one/that/those、4日前にanother/the other/both/either/neither、3日前にeveryone・something・形式主語itを確認します。2日前には独自40問と学校の誤答問題を解き直し、前日は学校指定の例文を日本語から英文へ再現します。
保護者様によくある質問
Q.itとoneはどう違いますか?
itは原則として話題に出ている特定の物、oneは同じ種類の別の一つを指します。I found it.とI bought a new one.で比較すると理解しやすくなります。
Q.oneとonesの違いは?
oneは単数の可算名詞、onesは複数の可算名詞を受けます。a new one/new onesを対にして練習してください。
Q.everyoneは複数扱いですか?
意味は『全員』ですが、文法上は通常単数扱いです。Everyone is ready.が基本です。
Q.関係代名詞もLesson 2で学びますか?
出版社の主要文法一覧ではLesson 2が『代名詞』、Lesson 3が『形容詞、関係詞節』と区分されています。実際の授業や試験でどこまで扱うかは学校の指示を優先してください。
Q.BOOK 5が難しい場合はどの学年の文法へ戻りますか?
間違え方によって異なります。主格・目的格・所有格が曖昧なら初期の人称代名詞へ戻り、one・itや不定代名詞が難しいなら名詞の単複と指示語の基本を復習します。
PROGRESS 21の学校進度に合わせたオンライン英語個別指導
慶英会では、中高一貫校の指定教材・授業進度・定期テスト範囲に合わせたオンライン英語個別指導を行っています。代名詞を使う英作文や長文読解で失点する場合は、学校の答案を基に指示対象、語形、単複、文型を分類し、必要な既習事項へ戻って復習します。最大1か月無料体験の詳細は慶英会公式サイトをご確認ください。
参考にした主な公式情報
株式会社エデック「PROGRESS IN ENGLISH 21 REVISED BOOK 5」(2018年春改訂、教材仕様、全8Lessonの文法項目一覧、Lesson 2「代名詞」、WORKBOOK・音声教材・版の注意点)
情報確認日:2026年10月11日。本記事の例文と独自練習40問は一般英文法に基づき作成したものです。出版社のTEXT・WORKBOOKや学校教材の本文・設問は転載していません。学校の試験範囲・採点条件は各校の最新資料を優先してください。