NEW TREASURE Stage 3 Lesson 8 名詞節の勉強法|whether・if・疑問詞節と練習36問|慶應卒・英検1級塾長が解説

36〜53分

監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)

NEW TREASURE(ニュートレジャー)Third Edition Stage 3 Lesson 8では、疑問詞に導かれた名詞節の復習から、if/whetherに導かれる名詞節、It〜that …の形式主語構文へ進みます。中高一貫校の英語では「Where does he live?」という直接疑問文は書けても、「I don’t know where he lives.」にすると疑問文の語順を残しがちです。またI don’t know whether to go.のwhetherをifへ無条件に置き換えると、文法的に不自然な形になる場合があります。本記事は名詞節が主語・目的語などの働きをする仕組みを整理し、選択・訂正・書き換え・英作文36問で定期テスト対策を行う独自教材です。教科書の版や学校の試験範囲表を優先してください。

最初に結論:名詞節は文の中で「〜ということ・〜かどうか・何を〜か」を表す

  • 疑問詞+主語+動詞:I know where he lives.(彼がどこに住んでいるか知っている)。
  • whether / if+主語+動詞:I don’t know whether she will join us.(彼女が参加するかどうか分からない)。
  • that+主語+動詞:We believe that he is honest.(彼は正直だと信じている)。
  • 形式主語It:It is true that she won the contest.(彼女がコンテストに優勝したのは事実だ)。

節の内部には普通、主語と動詞があります。I wonder where she lives.のwhere she lives全体はwonderの内容を表す名詞節です。「Where does she live?」という直接疑問文の形を、そのままwonderの後へ置くのは誤りです。

直接疑問文と疑問詞名詞節:語順の違い

直接疑問文はWhere does Ken live?(ケンはどこに住んでいますか)。これを文の一部に入れると、I know where Ken lives.(ケンがどこに住むか知っている)です。doesは消え、Ken livesと通常の肯定文の語順に戻ります。What did she buy? → I don’t know what she bought.。Didを残してwhat did she buyにしないようにします。

疑問詞自体が主語なら、もともと倒置しない

Who broke the window?(誰が窓を割った?)→ I don’t know who broke the window.(誰が窓を割ったのか分からない)。この場合who自体が主語なので、直接疑問文でもdidは不要です。すべての疑問詞節を「疑問詞+別の主語+動詞」に当てはめず、疑問詞が主語か目的語かを確認します。

whetherとif:『〜かどうか』を導く

I don’t know if he will come. / I don’t know whether he will come.(彼が来るかどうか分からない)。know、wonder、askなどの後では、ifとwhetherの両方が使える文脈があります。I asked her whether she liked classical music.(クラシック音楽が好きかどうか尋ねた)も自然です。ただし、二者択一や書き言葉ではwhetherが好まれやすく、すべての環境で互換というわけではありません。

【2026年10月時点:Z会公式の訂正情報】Z会はStage 3 Teacher’s Manualについて、2026年10月更新の訂正情報を公開しています。Lesson 8の授業資料や解答を確認する場合は、Z会の教材訂正一覧から最新版の案内をご確認ください。なお、I wonder whether she agrees with the plan.(彼女が現時点で賛成しているか気になる)と、I wonder whether she will agree with the plan.(今後賛成するか気になる)の時制の違いは、ここでの独自説明例です。公式教材の訂正内容を転載したものではありません。

whetherでなければならない/whetherが自然な3つの場面

  • 前置詞の後:It depends on whether the train is delayed.(列車が遅れるかどうか次第だ)。学校文法ではon if …を避ける。
  • whether+to不定詞:I don’t know whether to stay or leave.(残るか出るか分からない)。if to stayとはしない。
  • 名詞節が文頭の主語:Whether he will join us is unclear.(彼が参加するかどうかは不明だ)。標準的な学校英語では文頭のIf he will join us is unclearを避ける。

〈whether … or not〉は『〜かどうか』を明示しやすい表現です。例:I can’t decide whether to go or not.。or notを必ず書かなければならないわけではありませんが、二択の意味が明瞭になることがあります。

ifの2種類:「もし〜なら」と「〜かどうか」

If it rains, we will stay home.(もし雨が降れば、家にいる)は条件の副詞節です。I don’t know if it will rain.(雨が降るかどうか分からない)はknowの目的語となる名詞節です。前者は未来の条件を表すif節で現在形を用いるのが基本ですが、後者の『〜かどうか』ではwillを使えます。ifの意味を先に判定するだけで時制の誤りを減らせます。

thatで導かれる名詞節:『〜ということ』

I think that she is right.(彼女は正しいと思う)。that she is rightがthinkの内容を表します。thatは文脈によって省略でき、I think she is right.とも言えます。名詞節thatの後は、原則として主語+動詞の普通の語順です。I think that is she rightのように疑問文の語順にしないでください。

形式主語It+that節:長い主語を後ろに置く

It is important that you understand the rules.(ルールを理解することは大切です)。It was surprising that she won the prize.(彼女が賞を取ったのは驚きでした)。ここでItは、後ろのthat節に相当する内容を受ける形式主語です。That she won the prize was surprising.と書くこともできますが、It was surprising that …の方が自然な場面が多くあります。

It … that と It … to doを混同しない

It is important to read carefully.(注意深く読むことが大切)。It is important that you read carefully.(あなたが注意深く読むことが大切)。前者はto不定詞、後者は主語youと動詞readがあるthat節です。『誰が何をするか』を明示したい場合はthat節が便利です。英作文では指定された構文に従いましょう。

関係代名詞whatと疑問詞whatの名詞節を区別

What he said made me happy.(彼が言ったことが私を幸せにした)は関係代名詞whatを含む名詞句相当の表現です。I don’t know what he said.なら『彼が何を言ったか分からない』という間接疑問として読むのが普通です。どちらも名詞として働きますが、意味と構造の由来は異なります。Stage 3 Lesson 6の関係代名詞whatと練習36問を参照し、Lesson 8の疑問詞節と関連付けて理解しましょう。

学校の定期テストで多い誤り6例

  • 誤:I know where does he live. → 正:I know where he lives.
  • 誤:I don’t know if to wait. → 正:I don’t know whether to wait.
  • 学校英語の推奨形:It depends on whether he comes.(on ifも口語では見られるが、前置詞の後の『〜かどうか』は学校英作文・改まった文章ではwhetherを使う)。
  • 誤:If he will come is uncertain. → 正:Whether he will come is uncertain.
  • 誤:I think that is she right. → 正:I think that she is right.
  • 誤:It is surprising she won that.〔that節にする〕→ 正:It is surprising that she won.(文の意味に応じて目的語を補うこともある)。

【前提知識を確認|間接疑問文と名詞節】Stage 2のDo you know where she lives?ではwhere she livesがknowの目的語になる名詞節です。Stage 3では、この語順に加えて、whether節が主語になる形や、whether to+動詞の原形、that節を扱います。疑問詞の後でdo/doesを残してしまう場合は、Stage 2の間接疑問文・語順練習30問を復習してから、名詞節の発展問題へ進みましょう。

演習A|適切な接続語・疑問詞を選ぶ【1〜9】

  1. I don’t know (if / because) he will come tomorrow.〔来るかどうか〕
  2. (Whether / If) she will agree is unclear.〔名詞節が文頭の主語〕
  3. It depends on (whether / because) the train arrives on time.〔〜かどうか〕
  4. I wonder (whether / because) we should leave early.〔〜かどうか〕
  5. Tell me (what / that) you bought.〔買ったものが何か〕
  6. It is true (that / what) she is studying abroad.
  7. I don’t know (whether / that) to join the event.
  8. Do you know (where / that) she lives?〔住む場所〕
  9. I can’t tell (if / because) they have finished the task.〔完了したかどうか〕

演習A|解答・理由

  1. if:『〜かどうか』という名詞節。
  2. Whether:文頭で名詞節が主語。
  3. whether:前置詞onの後。
  4. whether:wonderの内容。
  5. what:何を買ったか。
  6. that:事実の内容を表すthat節。
  7. whether:whether to不定詞。
  8. where:住む場所を問う。
  9. if:終えたかどうか分からない。

演習B|誤文訂正【10〜18】

  1. I wonder does he know the answer.〔答えを知っているかどうか〕
  2. I don’t know where does she work.
  3. It depends on that he passes the exam.〔『彼が試験に合格するかどうか次第だ』という意味の正しい文に訂正〕
  4. If he will come is uncertain.〔名詞節を主語に〕
  5. She doesn’t know if to stay or leave.
  6. I believe that is he honest.
  7. Can you tell me what did she buy?
  8. It is strange what he didn’t call us.〔彼が電話しなかったことが奇妙だ〕
  9. I don’t know if the teacher will comes.

演習B|修正文と誤答原因

  1. I wonder whether he knows the answer. / I wonder if he knows the answer.:名詞節内はhe knows。
  2. I don’t know where she works.:where+主語+動詞。
  3. It depends on whether he passes the exam.:前置詞onの後に『〜かどうか』を置くときは、学校英作文ではwhetherを使う。
  4. Whether he will come is uncertain.:主語のwhether節。
  5. She doesn’t know whether to stay or leave.:whether to+原形。
  6. I believe that he is honest.:that節はhe is。
  7. Can you tell me what she bought?:didを取り除きboughtにする。
  8. It is strange that he didn’t call us.:事実の内容を導くthat。
  9. I don’t know if the teacher will come.:will+原形。

演習C|2文を結合・書き換え【19〜27】

  1. Will she join us? I don’t know.〔whetherを使い結合〕
  2. What did he say? Can you tell me?〔whatの名詞節を用いる〕
  3. Where does he live? I wonder.〔whereを用いて結合〕
  4. Why was she absent? Nobody knows.〔whyを用いて結合〕
  5. The exam is difficult. That is true.〔It is true that …に〕
  6. He will pass the exam. I believe that.〔I believe that …に〕
  7. Should we wait? We can’t decide.〔whetherを用いて結合〕
  8. Will the train be late? That is uncertain.〔Whether … is uncertain.に〕
  9. Which train should we take? She doesn’t know.〔whichを用いて結合〕

演習C|模範解答

  1. I don’t know whether she will join us.
  2. Can you tell me what he said?
  3. I wonder where he lives.
  4. Nobody knows why she was absent.
  5. It is true that the exam is difficult.
  6. I believe that he will pass the exam.
  7. We can’t decide whether we should wait. / We can’t decide whether to wait.
  8. Whether the train will be late is uncertain.
  9. She doesn’t know which train we should take.

疑問詞節の中は原則として主語+動詞。疑問文の語順を残さないことが重要です。

演習D|日本語から英作文【28〜36】

  1. 「彼女がいつ帰宅するか分かりません」
  2. 「彼が来るかどうか分かりません」〔whether〕
  3. 「どの本を買うべきか、私は決められません」〔which〕
  4. 「私たちが参加するかどうかはまだ不明です」〔Whetherから始める〕
  5. 「電車が遅れるかどうかによります」〔depends on whether〕
  6. 「彼女がコンテストに勝ったことは驚きでした」〔It was … that〕
  7. 「ルールを理解することは重要です」〔It is … thatと主語you〕
  8. 「私は彼が正直だと信じています」〔that節〕
  9. 「残るべきか出発すべきか分かりません」〔whether to〕

演習D|模範解答

  1. I don’t know when she will come home.
  2. I don’t know whether he will come.
  3. I can’t decide which book I should buy.
  4. Whether we will participate is still unclear.
  5. It depends on whether the train is delayed.
  6. It was surprising that she won the contest.
  7. It is important that you understand the rules.
  8. I believe that he is honest.
  9. I don’t know whether to stay or leave.

英文の自然さ、指定構文、主語と動詞の一致を確認します。

診断:誤答を4種類に分ける

  • 語順:where does he liveをそのまま目的語に入れない。where he livesに戻す。
  • whetherの使用位置:前置詞の後、文頭の主語、whether toの形を覚える。
  • ifの意味:条件の『もし』か、名詞節の『〜かどうか』かを日本語で判定する。
  • 形式主語It:thatの後に主語+動詞が揃っているか確認する。

中高一貫校のテスト7日前からの復習

  1. 7日前:直接疑問文と疑問詞名詞節を5組比較する。
  2. 6日前:if・whetherが交換できる場所を例文で確認。
  3. 5日前:前置詞+whether、Whether+主語+動詞、whether toの各3文。
  4. 4日前:that節と形式主語It+that節を短文で英作文。
  5. 3日前:条件ifと名詞節ifを和訳で見分ける。
  6. 2日前:独自36問を解き、語順・接続語・形式主語の失点を分類する。
  7. 前日:日本語だけ見て英作文し、名詞節に下線を引く。

保護者向けFAQ

Q. ifとwhetherは同じ意味ですか? A. 『〜かどうか』を表す場合は重なることがありますが、前置詞の後やwhether to不定詞などの環境ではwhetherが必要です。

Q. 直接疑問文と名詞節の語順はどう違いますか? A. Where does he live?という直接疑問をI know …の中に入れる場合は、I know where he lives.と普通の語順になります。

Q. thatは必ず書きますか? A. thinkなどの後の名詞節thatは省略されることもあります。ただし出題指示が『thatを使う』なら省略しないでください。

まとめ:名詞節の役割を決めてから接続語・語順を選ぶ

Stage 3 Lesson 8ではwhether/ifという語の意味だけでなく、名詞節が主語・目的語などのどの働きをしているかが重要です。疑問詞名詞節では語順を普通の文の順に戻し、whether toや前置詞の後のwhetherを区別し、形式主語It+that節では節の内容を見抜きましょう。36問で誤答した英文を、別の主語や疑問詞に変えて翌日再演習することを推奨します。

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参考にした主な公式情報

監修:慶英会 塾長。例文と独自練習36問・模範解答は本記事のために作成したもので、教科書・学校のテスト・Z会文法問題集からの転載ではありません。


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