NEW TREASURE Stage 3 Lesson 6 関係代名詞whose・whatの勉強法|非制限用法と練習36問|慶應卒・英検1級塾長が解説

35〜53分

監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)

NEW TREASURE(ニュートレジャー)Third Edition Stage 3 Lesson 6の関係代名詞では、Stage 2で習ったwho・which・thatの主格・目的格を土台に、所有格whose、先行詞を含むwhat、制限用法と非制限用法を学びます。「the girl whose bag was stolen」は理解できても、「What he said was true.」を疑問文だと誤認したり、コンマの後にthatを入れたりすると、整序・書き換え・読解で失点します。本記事では、文の中で関係代名詞が果たす役割を確認し、独自練習36問・全問解答・7日間の復習法をまとめました。Lesson番号はZ会の2026年版Third Edition公式カタログに基づきます。学校の試験範囲表と教材の版を優先してください。

【2026年10月時点:Stage 3 Workbookの訂正情報】Z会は『NEW TREASURE Third Edition Stage 3 Workbook』について、2026年10月更新の訂正情報を公式ページで案内しています。授業プリント・問題集の答え合わせをする際は、Z会の教材内容の訂正一覧からStage 3 Workbookの最新版訂正情報を確認してください。訂正対象の刷・設問・解答は学校配布物と照合し、旧版の説明をそのまま転用しないことが重要です。本記事の練習36問は独自作成で、Z会Workbookの問題や解答を転載していません。

結論:whoseは「〜の」、whatは「〜すること/もの」、コンマは補足情報

  • whose+名詞:I know a girl whose father is a doctor.(父親が医師の女の子を知っている)。whoseはgirlとfatherの所有関係をつなぐ。
  • what+主語+動詞:What he said was true.(彼が言ったことは本当だった)。what自体に「〜すること/もの」という先行詞相当の意味を含む。
  • 制限用法:My brother who lives in Osaka is a teacher.(大阪に住んでいる兄/弟)。どの兄弟かを区別する説明になり得る。
  • 非制限用法:My brother, who lives in Osaka, is a teacher.(私の兄弟は教師で、ちなみに大阪に住んでいる)。コンマで補足する。

コンマの有無だけで全ての意味が機械的に決まるわけではありません。実際の文脈で先行詞がすでに特定されているか、関係詞節が特定のために必要かを考えます。

whoseの仕組み:先行詞が人でも物でも使う

I met a student whose mother teaches science.(母親が理科を教える生徒に会った)。whoseの後にはmotherという名詞があり、「その生徒の母親」という所有関係を示しています。a house whose roof was damaged(屋根が傷んだ家)のように、物を先行詞とするwhoseも可能です。人にしか使えないという覚え方は誤りです。

先行詞が人の場合、a student whose name I forgot(名前を忘れてしまった生徒)のように、whose nameという名詞句全体が関係詞節の目的語になります。直後に必ずbe動詞が来るとは限りません。

whoseとwho・whom・which・thatの違い

  • a girl who speaks English:whoが関係詞節の主語。
  • a girl whom I met:whomがmeetの目的語(who/thatも可能な文脈がある)。
  • a girl whose bag is red:whoseがbagを限定する所有格。
  • a book which I read:whichがreadの目的語。

whoとwhoseは日本語で「誰」「誰の」と訳せても、関係詞節の内部で働きが違います。the boy who father …は誤りで、the boy whose father …を使います。

関係代名詞what:先行詞を別に置かない

What I need is some rest.(私に必要なのは休息だ)。what I need全体が文の主語です。I understood what she meant.(彼女の言わんとすることを理解した)。what she meantはunderstoodの目的語です。whatは、基本的な用法ではthe thing(s) thatに近い意味をまとめて表すため、直前にthe thingを追加して「the thing what …」としません。

This is what I wanted.(これが私が欲しかったものです)。This is the book that I wanted.(これは私が欲しかった本です)。前者のwhatは先行詞を含みますが、後者のthatはbookという先行詞を受けます。同じ内容を別の形で表していることに気付きましょう。

関係代名詞whatと疑問詞what:意味と文の役割で区別

What you said surprised me.(あなたが言ったことは私を驚かせた)は関係代名詞whatの用法です。I don’t know what you said.は、文脈によって「あなたが何を言ったか分からない」という間接疑問としても読めます。同じ語順でも意味が異なる場合があるため、「whatの後は主語+動詞」という形だけで分類しないでください。

非制限用法:コンマを付けて情報を補う

My aunt, who lives in Kyoto, is a writer.(叔母は作家で、京都に住んでいます)。Kyoto, which is an old city, attracts many visitors.(京都は古い都市で、多くの人を引き付けます)。このコンマ付き関係詞節は、すでに特定された人や地名について補足しています。制限用法の中で一般的なthatは、通常この非制限用法では用いません。My aunt, that …とは書かないようにします。

非制限用法のwhich:前の内容全体を受けることもある

He missed the last train, which made him upset.(彼は終電に乗り遅れ、そのことが彼を落ち込ませた)。このwhichは直前のtrainそのものではなく、「終電を逃した」という前の節の内容全体を受けています。The train, which was late, arrived at ten.のwhichはtrainを説明しており、同じwhichでも受ける範囲が違います。

コンマがある場合のthat・関係代名詞省略に注意

The man whom I met yesterday is my teacher.では目的格whomを省略してThe man I met yesterday …とも書けます。しかしMy teacher, whom I met yesterday, was kind.という非制限用法では、関係代名詞を基本的に省略しません。コンマの後でthatに置き換えることも通常できません。学校の試験では「コンマと名詞の特定」の両方を確認します。

学校の答案で起きやすい6つの誤り

  • 誤:The boy who mother is a doctor → 正:The boy whose mother is a doctor.
  • 誤:The house who roof is red → 正:The house whose roof is red.
  • 誤:This is the thing what I bought → 正:This is what I bought.
  • 誤:What I met yesterday was kind → 正:The person whom I met yesterday was kind.(先行詞が人であることを明示)。
  • 誤:My father, that teaches math, is kind → 正:My father, who teaches math, is kind.
  • 誤:She passed the exam, what made us happy → 正:She passed the exam, which made us happy.

【前提知識を確認|関係詞の基本から発展へ】Stage 2で学ぶThe girl who lives next door is my friend.は、whoが直前の名詞the girlを説明します。Stage 3では、The girl whose brother lives next door is my friend.のような所有関係や、This is what I needed.のように先行詞の意味を含むwhatへ進みます。Stage 2の関係代名詞・目的格の演習が不安な場合は、who・whichと文の欠けた要素を確認してから本記事に取り組みましょう。

演習A|who・whose・what・whichから選ぶ【1〜9】

  1. This is a student (who / whose) sister is in my class.
  2. I know a woman (whose / which) dog is very friendly.
  3. (What / That) he needs is more time.
  4. This is (what / which) I bought yesterday.〔先行詞を置かない〕
  5. My grandfather, (who / that) is seventy, goes walking every morning.
  6. The blue house, (which / that) is near the river, belongs to Ken.
  7. This is (what / whose) I saw through the window.〔先行詞を置かず「これが私が見たものだ」と述べる〕
  8. I met an artist (whose / who) paintings are famous.
  9. She missed the bus, (which / that) made her late.

演習A|解答と判定根拠

  1. whose:studentのsisterという所有関係。
  2. whose:dogの飼い主。
  3. What:『彼に必要なもの』が主語。
  4. what:先行詞を含むwhat。
  5. who:コンマ付き非制限用法。
  6. which:コンマ付き非制限用法。
  7. what:This is what I saw through the window.(これが窓越しに私が見たものだ)。what自体が先行詞の意味を含むので、前にthe thingを補わない。
  8. whose:paintingsという名詞を限定。
  9. which:バスを逃したという前の内容全体を受ける。

演習B|文の書き換えと2文結合【10〜18】

  1. I know the girl. Her brother plays tennis.〔whoseで結合〕
  2. This is a house. Its windows are blue.〔whoseで結合〕
  3. I need the thing that you bought.〔whatを使って書き換え〕
  4. This is the thing that I wanted.〔whatを使って書き換え〕
  5. Kyoto is famous for old temples. Kyoto attracts visitors.〔Kyoto, which …という形で結合〕
  6. My uncle lives in Sapporo. He is a doctor.〔My uncle, who …という形で結合〕
  7. She lost her passport. This caused a problem.〔whichで前文内容を補足〕
  8. I have a friend. His father works abroad.〔whoseで結合〕
  9. The man is my teacher. I met him yesterday.〔目的格whomで結合〕

演習B|模範解答と構造

  1. I know the girl whose brother plays tennis.
  2. This is a house whose windows are blue.
  3. I need what you bought.(一般的にはthe thingを削除する)。
  4. This is what I wanted.
  5. Kyoto, which is famous for old temples, attracts visitors.
  6. My uncle, who lives in Sapporo, is a doctor.
  7. She lost her passport, which caused a problem.
  8. I have a friend whose father works abroad.
  9. The man whom I met yesterday is my teacher.(目的格who/thatも文脈によって可能)。

演習C|誤文訂正【19〜27】

  1. The student who father works here is my friend.
  2. I like the house who windows face the sea.
  3. This is the thing what I needed.
  4. My teacher, that is from Canada, speaks French.
  5. He passed the test, what surprised us.
  6. The girl whose she won the race is my sister.〔主格の関係代名詞で〕
  7. The book, that was very old, was interesting.〔非制限用法〕
  8. I couldn’t understand what did he say.〔名詞節の平叙文語順へ〕
  9. She knows a boy whom father is a pilot.

演習C|修正文・間違いの原因

  1. The student whose father works here is my friend.:whose+father。
  2. I like the house whose windows face the sea.:物の所有関係にもwhose。
  3. This is what I needed.:whatに先行詞を重ねない。
  4. My teacher, who is from Canada, speaks French.:非制限用法ではwho。
  5. He passed the test, which surprised us.:前の内容を受けるwhich。
  6. The girl who won the race is my sister.:主格whoを使いsheを重ねない。
  7. The book, which was very old, was interesting.:コンマの後はwhich。
  8. I couldn’t understand what he said.:間接疑問なら主語+動詞の語順。
  9. She knows a boy whose father is a pilot.:whose+father。

演習D|日本語から英作文【28〜36】

  1. 「母親が医師の女の子を私は知っています」〔whose〕
  2. 「これが私が必要としていたものです」〔what〕
  3. 「彼が言ったことは本当でした」〔whatを主語に〕
  4. 「私の叔母は京都に住んでいて、作家です」〔非制限用法who〕
  5. 「私が訪れた建物は屋根が赤かった」〔whoseを使う〕
  6. 「彼女は電車に乗り遅れ、そのことが彼女を困らせました」〔whichで前の文を受ける〕
  7. 「彼が欲しいものを私は知っています」〔whatを目的語に〕
  8. 「私の父は英語を教えていて、とても親切です」〔コンマ+who〕
  9. 「その生徒は、父親が海外で働いていて、英語が得意です」〔whose〕

演習D|模範解答

  1. I know a girl whose mother is a doctor.
  2. This is what I needed.
  3. What he said was true.
  4. My aunt, who lives in Kyoto, is a writer.
  5. I visited the building whose roof was red.(whose roofで建物の屋根の色を説明)。
  6. She missed the train, which caused her trouble.
  7. I know what he wants.
  8. My father, who teaches English, is very kind.
  9. The student whose father works abroad is good at English.

英語として自然で、問題で指定した関係代名詞と所有・補足の関係が保たれれば別解を認めます。

自分で誤答を診断する3つの質問

  • 先行詞はすでにある?:ない場合、whatで『〜すること/もの』を表せるか検討。
  • 名詞と名詞の所有関係がある?:a girl whose motherなどwhose+名詞の形になっているか。
  • コンマはある?:補足説明ならthatや関係代名詞の省略が適切か確認。

中高一貫校・定期考査7日前の復習計画

  1. 7日前:Stage 2のwho/which/thatの主格・目的格を短文で確認。
  2. 6日前:whose+名詞の英作文10文。
  3. 5日前:what=the thing(s) thatの書き換え10文。
  4. 4日前:コンマ付きwho/whichとthatの制限を確認。
  5. 3日前:前文全体を受けるwhich、whatの名詞節との違いを対比。
  6. 2日前:独自36問を解き、所有・先行詞・コンマ・語順に誤答を分類。
  7. 前日:英作文を再テストし、関係詞節の役割を説明できるか確認。

保護者からよくある質問

Q. whoseは人だけに使いますか? A. いいえ。a house whose roof …のように物の所有関係にも使います。

Q. whatの前にthe thingを置いてもよいですか? A. 標準的な関係代名詞whatの用法では先行詞を別に付けません。the thing that …かwhat …のどちらかにします。

Q. コンマが付く関係詞節は省略できますか? A. 非制限用法では関係詞節そのものを取り去れば主要情報は残りますが、その節内の関係代名詞を目的格だからと通常省略することはできません。

まとめ:whose・what・コンマの3点から関係詞を見抜く

Stage 3 Lesson 6はwho/whichを単に増やす単元ではありません。名詞の所有関係を表すwhose、先行詞を含むwhat、すでに特定された名詞へ情報を追加する非制限用法を、文の意味と構造で選ぶ力が必要です。36問のうち誤答したものを主語・動詞・名詞を変えて再度英作文し、初見文でも役割を説明できるようにしましょう。

NEW TREASURE Stage 3の関係詞や中高一貫校の英語定期考査で苦戦している場合は、慶英会のオンライン個別指導・最大1か月無料体験をご確認ください。学校で指定された教材の進度と答案を踏まえて優先単元を選びます。

参考にした主な公式情報

監修:慶英会 塾長。本記事の英文例文、独自練習36問、模範解答は独自作成であり、Z会教材の本文や問題集の転載ではありません。


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