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中高一貫校の英語テスト範囲が直前まで分からない!発表前・発表後の21日間対策

29〜43分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

中高一貫校の中1・中2の保護者様から、「次の英語の定期テスト範囲がまだ分からない」「範囲表が出てからでは学校ワークが終わらない」「NEW TREASUREのどこまで復習すべきか迷う」といった相談があります。試験範囲の正式発表前でも、やみくもに教材を先取りする必要はありません。今週までに授業で扱った英単語・文法・本文と、学校から指定された提出課題を整理し、解答を見ずに解けるかを確認しておくことが有効です。

範囲表が発表されたら、学校が正式に指定する教材・ページ・出題条件を優先し、準備していた内容と差分を確認します。学校によって試験範囲の告知時期、配布方法、テストに含まれる初見問題やリスニングの扱いは異なります。『まだ発表されていない=何も準備できない』とは限らない一方、推測で特定単元の出題を保証することもできません。本記事は、範囲確定前後の2段階で家庭学習を進める具体策を説明します。

範囲表が未発表でも最初に確認したい5つのこと

  • 学校の正式な考査日程と範囲表の配布・掲示方法
  • 直近の授業で実際に扱った教科書・ワーク・プリントの位置
  • 学校から指定された提出物と締切
  • 小テストで繰り返している誤答
  • 英語以外の教科、部活動、通学時間を含む学習可能な時間

『今までの授業で扱った範囲』はあくまで復習の起点です。次の試験に必ず出るという意味ではありません。考査範囲は正式な学校の案内に従い、事前の準備は無駄になりにくい基礎の定着へ集中させます。

なぜ範囲表が出る前に勉強を始めにくいのか

1.終わりが見えず、着手する単元を決められない

範囲が未確定のまま『教科書を全部勉強して』と言われても、本人には何を達成すればよいか分かりにくいものです。まず『昨日の授業の語順を確認する』『先週の単語テストの誤答を5語解き直す』など、一回で終えられる課題へ分けます。

2.学校の教材が複数ある

教科書、文法ワーク、単語帳、教師作成プリントなど、復習に使う資料が複数あると、優先順位が不明確になりがちです。学校からの必須課題は最優先とし、追加教材を増やす前に使用中の教材を把握します。

3.授業進度が速く、前学年の復習に時間がかかる

中高一貫校の学習進度は一律ではありません。新しい文法を解けない理由が以前の基本文法にある場合もあります。まず現在の誤答と関係する基礎へ戻り、必要以上に全範囲をやり直さないようにします。

4.前回の点数だけで学習内容を決めている

英語の点数が下がったとき、問題の難易度や出題形式の変化も考えられます。点数だけから『単語不足』などと決めつけず、返却答案や小テストの失点の種類を確かめましょう。

範囲発表前に取り組みやすい3本柱

柱1:学校の直近2週間の単語・基本表現

学校が実際に扱った単語と例文を対象に、意味が分かるか、必要ならつづりを書けるかを区別します。学校の小テストが記述式なら、単語帳を眺めるだけではなく日本語を見て英語を書けるか確認します。

柱2:新しい文法の前提となる基本事項

現在の学校ワークで誤答した箇所に着目します。たとえば疑問文の語順で誤るなら、肯定文の主語と動詞の関係から確認します。新しい文法を先取りするより、すでに習った内容を自力で使えることが優先となる場合があります。

柱3:学校から出ている提出課題

提出期限と指定された取り組み方を守ります。単に答えを埋めるのではなく、解説を読んだあとに正解を隠し、誤答した問題をもう一度解けるか確認します。学校の指示に反して課題を省略しないよう注意が必要です。

範囲表が出た当日にすべき4つの作業

  • 対象となる教科書・ワーク・プリント・単語帳を正式な範囲表に沿って照合
  • 既に復習した部分と未着手部分を分ける
  • 提出物の締切・再テスト・授業内評価の案内を再確認
  • 残り日数に合わせて、語彙・文法・読解・英作文の学習時間を調整

範囲の一部がまだ授業で扱われていない場合は、学校の説明に従って判断します。試験範囲に含まれるかどうか分からないときは、担当教員へ質問しましょう。特定の学校で採用している教材や独自制度について憶測で判断しないことが重要です。

範囲表に『初見問題あり』と書かれていたら

学校によっては、授業で扱った本文とは違う英文の読解や、習った文法を使う新しい英作文が出題される場合があります。これは同じ英文を暗記する勉強だけでは対応が難しいことを意味します。ただし具体的な形式は学校の考査案内や過去の問題から確認してください。

授業で扱った文法を使う短い初見英文や類題を練習し、設問の根拠を探せるか、主語や動詞の形を変えて英文を書けるか確認しましょう。練習問題は学校の出題に合わせて選ぶことが大切です。

NEW TREASURE(ニュートレジャー)の場合

NEW TREASUREを使用する学校もありますが、中高一貫校すべてが採用しているわけではありません。また、教材の版やStage、学校の授業で扱ったLessonは個別に確認が必要です。『学校名だけで採用教材を断定しない』『教科書のすべてのページが試験範囲とは決めつけない』という原則が重要です。

教材を使う場合は本文の理解、学校が指定した語彙、文法の運用、実際の小テストで問われる表現を整理します。Workbookや別冊教材が必須の学校もありますが、その扱いは必ず正式な指示を優先します。

中1では基本の語順と学校課題を優先

中1では英語の既習歴に個人差があります。範囲が分からないからと英検の難しい問題集を進めるより、現在の学校の単元を理解し、be動詞・一般動詞、疑問文、語順など必要な基本を確かめましょう。

中学受験を終えたばかりで学習習慣を作っている生徒の場合、保護者様が最初だけ教材の場所や締切を一緒に確認し、次第に本人が予定を管理する方法が考えられます。

中2では前学年の穴を含めて診断

中2では学校の新しい単元と以前の文法がつながり、前提知識の不足によって勉強が進まないことがあります。現在の英作文でどの語順や動詞の形を誤るかを確認し、関連する基礎へ戻ります。

学校の進度に合わせることは重要ですが、初めから広い範囲を一律に復習し直すより、学校ワークの誤答を手掛かりに単元を絞る方が負担を管理しやすくなります。

中3では高校課程への接続と校内規程も確認

中3では進級や内部進学について学校独自の条件がある場合があります。範囲表が未発表であることや一度の試験の点数だけで進級・内部進学の可否を判断できません。学校の正式な評価・補習・進級条件を確認しましょう。

範囲表が出る前の「確定・暫定・対象外」整理表

範囲未発表で最も避けたいのは、「前回試験の続きがすべて出るはず」と思い込むことです。学校の正式な資料がない段階では、試験に出ると確認できた事項と、出題は不明だが復習しておく価値の高い事項を分けます。以下は家庭学習のための独自整理方法であり、学校の正式な出題予告ではありません。

  • 確定:学校がすでに正式に配布した小テスト・提出課題・試験日程・指示がある部分。まず期日を守り、理解できているか確認する。
  • 暫定:直近の授業で習った語彙・文法・英文や、前回の小テストで繰り返した誤答。出題保証はないが、将来の学習にも役立つ基礎のため先に定着させる。
  • 未確認:次のLessonまで出るか、リスニング・初見長文があるか、英作文の配点、提出物の試験範囲など。本人の推測で決めず、学校の案内を待って確認する。
  • 現段階では追加しない:学校で未習の難しい教材・過去の資料から作った根拠のない予想範囲・類似問題集の大量購入。

例として、授業でLesson 5の途中まで進んでいる場合、Lesson 5全体が試験範囲とは限りません。実際に扱った箇所を学び直しながら、学校指定の範囲表が出た時点で復習対象を更新します。

範囲表が配布された日:30分で優先順位を入れ替える実務手順

  • 0〜5分:配布元・対象教科・考査日・教科書・ページ・プリント・提出期限を確認し、写真または紙で一元管理する。
  • 5〜10分:「既に復習済み」「まだ解いていない」「解いたが不正解」の3つに分ける。範囲外と確定した未着手部分には、その試験のための時間を使わない。
  • 10〜20分:学校ワーク・指定プリントの未完了を先に片付け、文法・英作文・語彙の誤答を確認。出題形式の指定があるなら、その形式に合わせる。
  • 20〜30分:翌日以降の学習時間に合わせ、未完了の必須課題→誤答再テスト→初見形式の確認、の順に計画を修正する。

範囲表に『Lesson 3〜5』とある場合でも、教科書本文、学校ワーク、単語帳、授業プリントの対象が同一かどうかは別です。資料ごとに指定範囲を確認してください。学校から修正連絡があった場合は、最新版を優先します。

【独自練習】正式範囲未発表でも確かめられる基本英文10問

学校固有の予想問題ではなく、中1・中2の基礎確認のために慶英会が作成した練習問題です。学校で未習の文法は飛ばし、授業で扱った内容に近い問題だけ選んでください。

  • 1: My sister ( study / studies ) English every day.
  • 2: He goes to school by train. を疑問文にする。
  • 3: They ( was / were ) in the classroom yesterday.
  • 4: She can speaks English. 誤りを直す。
  • 5: 「私たちは先週、新しい本を買いました」を英語にする。
  • 6: Ken is playing tennis now. を否定文にする。
  • 7: I went to the park ( to meet / meet ) my friend.
  • 8: This bag is ( heavy / heavier ) than that one.
  • 9: Rina stayed home because she was sick. Why did Rina stay home? 英語で答える。
  • 10: 「私は週末に読書をするのが好きです」を英語にする。

解答:1 studies(三人称単数現在)。2 Does he go to school by train?(Doesの後は原形)。3 were(Theyの過去のbe動詞)。4 She can speak English.(canの後は原形)。5 We bought a new book last week.(buyの過去形bought)。6 Ken is not playing tennis now.(進行形の否定)。7 to meet(目的を表す不定詞)。8 heavier(thanがある比較級)。9 Because she was sick.(理由を示すbecause以下)。10 I like reading books on weekends.(like to read books on weekends も可)。

誤答の処方:1〜6で間違える場合は語順・動詞の形・時制を優先。7〜8は該当する構文、9は理由の読み取り、10は英文を自分で組み立てる練習を行います。これらの問題で正解しても、実際のテストの点数を保証するものではありません。

範囲表が出るのが試験5日前・3日前だったとき

公開済みの学校の指定範囲があるなら、その試験では『学校指定教材の未完了をなくす』ことを先に行い、残り時間で誤答を初見の類題にして再テストします。短期間で新しい参考書を増やす優先度は低くなります。試験が3日前なら、試験3日前の英作文・語順演習36問も必要部分だけ利用できます。

授業で使う教材が多すぎて優先順位を決められない場合は、中高一貫校の複数教材を整理する方法を参照してください。本記事は『範囲表がまだない時点でどう動くか』に焦点を絞っています。

21日間の学習例:範囲が出る前と後を分ける

1〜7日目:直近の授業内容を定着させる

学校の最近の小テストとワークを使って、誤答した単語と文法を選びます。一回で取り組む課題を小さくし、解説を隠して自力で解けるか確認します。学校の提出物を優先します。

8〜14日目:これまでの誤答を混ぜて復習する

直近の単元に加えて、前回間違えた問題を少数混ぜます。学校の範囲が発表されたら、この時点で予定を変更します。未発表の段階では出題を予想しすぎないようにします。

15〜18日目:正式な範囲を照合して不足を埋める

範囲表にある教科書・ワーク・プリント・単語帳を確認し、未着手の部分から取り組みます。この時点で未発表のままなら、学校へ確認したうえで、今まで扱った内容の学習を続けます。

19〜21日目:学校の形式で自力確認する

学校の記述・選択・読解・英作文等の出題形式を参考に、解説なしで答えられるか確かめます。試験日程によって日数は調整し、睡眠や学校の通常課題を犠牲にしないようにします。この21日間は学習計画の一例であり、成績改善を保証するものではありません。

保護者様の関わり方:毎日指示するより週に一度整理

範囲表の発表前は、保護者様も不安になり、教材を増やしたり長い復習を命じたりしがちです。しかし、一度に全部を終えようとすると学習を始めにくくなる場合があります。まずは週に一度、学校の締切と現在の誤答を本人と確認しましょう。

『今週学校で習った文法は何?』『前回の小テストで書けなかった語はどれ?』『範囲表は学校のどこに出る?』といった具体的な質問なら、本人が答えやすくなります。

学校の先生へ確認したい質問

  • 次の英語の考査範囲は、いつどのような方法で案内されますか
  • 学校が正式に指定した教材と提出物は何ですか
  • 現在の授業までの内容で、優先して復習した方がよい単元はありますか
  • 初見読解や英作文など、考査の出題形式について案内がありますか
  • 範囲表が見つからない場合、どこで確認できますか

範囲の確定前に学校へ過度な予想を求めるより、案内方法と現在の授業内容を確認する姿勢が大切です。学校ごとに進度や試験制度は異なります。

塾は範囲表がなくても指導できる?

学校の正式な範囲表がなくても、現在の教科書・学校ワーク・小テスト・配布プリントから、本人の基礎的な理解を確認することはできます。ただし、何が考査に出るかを断定することはできません。塾には『範囲未確定の間は、どの教材で何を定着させるか』『発表後に指導内容をどう更新するか』を確認しましょう。

学校範囲と無関係な難しい問題集を大量に追加するのではなく、今の学校課題で誤答している語彙と文法を優先すると、本人の負担が増えすぎることを防ぎやすくなります。

よくある質問

Q. 範囲表が出るまでテスト勉強は始められませんか?

A. 始められます。現在までに授業で習った語彙・文法、学校の提出課題、返却小テストの誤答は、範囲確定前から確認できます。

Q. NEW TREASUREは今のLessonまで全部暗記すべきですか?

A. 学校の正式な範囲と出題形式によります。教材名だけで丸暗記が必要と判断せず、語彙・本文理解・文法運用を分けて確認しましょう。

Q. 範囲表の発表が遅い学校に問い合わせてもよいですか?

A. まず学校が通常案内する日時や方法を確認し、見つからない場合は担当教員に問い合わせることができます。

Q. 英検の勉強はテスト範囲が決まるまで進めてもよいですか?

A. 学校の必須課題と試験日程に支障がなければ両立を考えられます。ただし学校の英語に理解不足がある場合、まず直近の単元を優先しましょう。

Q. 範囲表が配られたのに子どもが見せません。どうすればよいですか?

A. 責める前に、学校の配布方法と本人の保管状況を確認してください。学校が保護者向けに提供する正規の閲覧方法があるか確認することもできます。

中高一貫校の英語テスト対策で悩む保護者様へ

慶英会では中高一貫校の英語・定期テスト・NEW TREASUREなどの学校教材・英検に対応するオンライン個別指導を行っています。範囲表が未発表の場合も、学校の教材やワーク、返却小テストを共有できる範囲で確認し、学習上の課題を整理できます。

学校の英語テスト範囲が直前まで決まらない、教材が多く優先順位が分からない、学校の進度に合わせた個別指導を探している場合は、慶英会公式サイトの最大1か月完全無料体験をご確認ください。

参考にした主な公式情報

情報確認日:2026年10月11日。試験範囲の発表時期・方法、採用教材、出題形式、提出物や進級条件は学校の最新案内をご確認ください。

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