中高一貫校で英語を多く使う授業についていけないとき、話された単語が全部分からないのか、知っている単語が音になると聞き取れないのか、授業の課題条件を見落としているのかを分けて確認しましょう。英語中心の授業であっても、日本語での補足や書面の案内の運用は学校ごとに異なります。指示を正確に理解することは学校成績だけでなく、英検のListeningやSpeakingにも通じる基礎になります。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
対象:中1〜高2で英語中心の授業が始まり、先生の指示や課題条件を聞き取れず困る生徒と保護者。記事の英文・人物・予定は慶英会のオリジナル教育用モデルであり、学校固有の規則・成績の保証を意味しません。
最初の結論と判断表
まず授業で頻出する指示の『何を・いつまでに・どの形式で』を整理します。意味の分からない表現があれば学校で質問し、理解できる語が音になると聞き取れない場合は利用可能な音声付き教材で確認します。教師が言った言葉を想像で補うより、配布資料と正規の説明で条件を確かめます。
| 困っている場面 | 確認すること | 再現課題 |
|---|---|---|
| 教師の指示 | 課題・数量・提出日 | 指示を一文で言い換える |
| 聞き返しができない | 意味確認と丁寧な質問 | Could you repeat that?を使う |
| 本文は読めるが音が分からない | 語彙理解と音認識を分ける | 正規音声を先に聞く |
| 英検との接続 | 公式の級別Listening・Speaking | 学校の4技能との差を確認 |
最初に教室の『指示英語』を理解する
英語中心の授業ではListen carefully、Work in pairs、Underline the reasonなど、作業を指示する表現が使われることがあります。これらの意味と具体的な行動を理解できると、学習内容を知る前に課題の条件を間違えることを減らせます。
指示の意味を推測したまま進めず、学校の書面・掲示・担当教員の説明で確認しましょう。学校で実際に用いられる指示は学校や授業によって異なります。
分からないときに使う丁寧な質問を準備する
Could you say that again?(もう一度言っていただけますか)、What does this word mean?(この語は何という意味ですか)、Do we have to write two reasons?(理由を二つ書く必要がありますか)など、授業の進行に必要な短い問いは覚えておく価値があります。
質問すること自体を失敗と考えず、『どの条件が分からないか』を具体的に伝えます。中1では短い聞き返し、高1・高2では根拠や論理についての質問へと発展できます。
リスニングの不足を文字理解と切り分ける
先生の指示の英文を文字で見れば理解できる場合は、音の連結や速さ、語の認識が課題かもしれません。文字でも意味が分からないなら語彙・文法の理解へ戻ります。いずれも実際に使える正規の音声付き教材を用い、音を聞いた最初の理解を記録しましょう。
音源のない短い英文を音読することも発音練習になりますが、それだけで初見のListeningができたとは記録しないでください。英検の公式形式とは課題の長さや求める反応が異なる場合があることも確認します。
中学から高校への移行では発言・発表の条件にも注意する
中学段階の短い指示を聞く力から、高校で相手の意見に理由を付けて応答する力へ発展することがあります。学校の授業では正確な発言だけでなく、課題の規定や発表の時間、質問の回数なども守る必要があります。
英検へ接続するときには級のListening・Speakingの出題形式を公式で確認し、学校の授業で慣れたやり取りをそのまま検定で通用すると決めつけないことが重要です。
慶英会独自英文と全文和訳
In an English lesson, the teacher told the class, ‘Work with a partner and write two reasons for your answer.’ Ken understood the topic but missed the number of reasons. He wrote only one sentence and thought the task was complete. After class, he checked the written instructions and noticed the word ‘two.’ The next day, he asked, ‘Do we need two reasons or two examples?’ The teacher explained that two reasons were required. Ken started checking numbers, deadlines, and action words in every task. He felt more confident because he could ask about the part he did not understand.
全文和訳:英語の授業で先生は『ペアになり、答えに理由を二つ書きなさい』と指示しました。ケンは話題は理解しましたが理由の数を聞き逃しました。一文だけ書いて課題は終わりだと思いました。授業後に書面の指示を確認しtwoという語に気付きました。翌日『理由が二つ必要ですか、それとも例が二つ必要ですか』と質問しました。先生は理由が二つ必要だと説明しました。ケンは毎回、数字・期限・行動を表す語を確認するようになりました。分からない部分を質問できるため、自信もつきました。
本文と演習は慶英会の独自作成です。採用教科書本文・公式英検過去問の転載ではありません。音声を付属していない英文をListening教材として扱わないでください。
独自20問|学習判断8問・英文法8問・読解4問
Part A:学習計画の判断(問1〜8)
- 問1 英語授業の指示が分からない。『英語力全部が不足』と断定する?
- 問2 教師がtwo reasonsと言ったが聞き逃した。何をする?
- 問3 文字なら理解できるが音声だと分からない。最初に確認するのは?
- 問4 授業で分からない箇所を質問する英語の例は?
- 問5 学校の指示の例文を10回音読すればListeningは確認済み?
- 問6 中1で英語のみの授業なら英検準1級の課題をするべき?
- 問7 高1の授業で意見に二つの理由が必要。何を優先?
- 問8 英語中心の授業と英検Listeningは全く同じ?
Part B:英文法と和訳(問9〜16)
- 問9 The teacher asked us (to write / writing) two reasons. 適語と和訳は?
- 問10 Could you (repeat / repeated) that, please? 適語と訳は?
- 問11 Ken (missed / misses) the number yesterday. 適語と訳は?
- 問12 The instruction (that / who) he read was clear. 適語と訳は?
- 問13 If he (checks / will check) the paper, he will find the number. 適語と訳は?
- 問14 He has practiced speaking (for / since) three months. 適語と訳は?
- 問15 The second task was (more difficult / most difficult) than the first. 適語と訳は?
- 問16 The instructions were (written / wrote) by the teacher. 適語と訳は?
Part C:独自英文の理解(問17〜20)
- 問17 ケンが聞き逃した情報は?
- 問18 授業後に見つけた語は何?
- 問19 翌日ケンが先生に確認したことは?
- 問20 ケンが次から指示で確認するようになった三つの情報は?
全20問の正答・詳しい解説
問1:できません。語彙・音声認識・課題条件のどこで困るかを分けて確認します。
問2:書面の指示があれば確認し、分からなければ教師へ理由の数を尋ねます。
問3:実際の音源での聞き取りと、台本を読んだ理解の差です。
問4:Could you repeat that? など、丁寧に聞き返す表現が使えます。
問5:いいえ。初めて聞く音声を理解する力は別に測ります。
問6:学年や授業の使用言語だけで上位級を選ばず、本人の4技能に合う目標を確認します。
問7:課題の条件を正確に理解し、意見・理由を文法的に正しく書きます。
問8:違う形式があり得るため、英検協会の公式出題内容を確認します。
問9:to write。『先生は私たちに理由を二つ書くよう求めました』。ask+人+to不定詞です。
問10:repeat。『もう一度言っていただけますか』。助動詞couldの後は原形です。
問11:missed。『ケンは昨日その数を聞き逃しました』。yesterdayの過去形です。
問12:that。『彼が読んだ指示は明確でした』。物を修飾します。
問13:checks。『用紙を確かめれば数が分かるでしょう』。条件節は現在形です。
問14:for。『彼は3か月間話す練習をしています』。期間を示します。
問15:more difficult。『二つ目の課題は最初より難しかった』。thanの比較級です。
問16:written。『指示は先生によって書かれました』。受動態の過去分詞です。
問17:理由を二つ書くという数量条件です。
問18:twoです。
問19:二つ必要なのは理由か例か、という点です。
問20:数字・期限・行動を表す語です。
4週間で実行する
- 第1週:学校の英語指示で頻出する数量・期限・行動語を確認する。
- 第2週:分からない条件を丁寧に質問する短い英文を自力で作る。
- 第3週:実際に利用できる音声付き教材で文字理解と聞き取りを区別する。
- 第4週:授業で課題条件を正しく把握できたか確認し、英検のListening・Speakingとの違いを整理する。
よくある質問
英語だけで進む授業で日本語の質問はできませんか?
学校のルールによって異なるため、担当教員へ質問の方法を確認してください。
All English授業が苦手なら英検も難しい?
授業の指示理解と英検の級別形式は同じではありません。技能を別に確かめます。
教師の英語をすべて聞き取る必要がある?
課題に必要な内容・条件を正確に把握することから始め、分からない箇所を確認する習慣が大切です。
公式情報・関連学習教材
英検の級別到達目標・現行の出題形式は日本英語検定協会「英検Can-doリスト」と公式「過去問・試験内容」で確認してください。学校の評価規定・授業の使用言語・採用教材と版は在籍校の配布物や正式案内を優先します。
関連する慶英会の無料教材:学校英語と英検をつなぐ6年間ロードマップ/英語4技能に差があるときの配分。
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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する
