中高一貫校の高1・高2で、学校の英語の選択授業では発表や多読が中心なのに、志望大学では英文和訳や日本語での説明が求められる、といった違いが起きる場合があります。このとき学校の授業が無意味なのではなく、学校の履修・評価と大学独自の出題形式の目的が違う可能性があります。学校の必須課題を守りながら、実際の入試で必要な技能との『不足分』だけを見つけて補うことが合理的です。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
対象:高1・高2で学校の英語選択授業や進学コースと、志望大学・学部の英語の出題形式が一致しないと感じる生徒と保護者。本文の事例・日程・教材の難度は慶英会が作成した教育用モデルです。学校固有の評価・合格や成績上昇を保証するものではありません。
結論と学習の優先順位
志望大学・学部・方式の公式要項と過去問を確認し、『学校で既に学んでいる技能』『学校では練習が少ない技能』『未習の内容』の3つを整理します。学校の授業形式を独断で変更したり、出席や提出を省略したりせず、大学の出題条件と本人の初見答案に基づいて追加の課題を選びます。
| 学校での主な学習(例) | 大学で必要かもしれない形式 | 不足を補う課題 |
|---|---|---|
| 英語の発表・議論 | 説明を読む・英語で意見を述べる | 論理と根拠を別形式へ使う |
| 学校の多読・読解 | 精密な英文和訳・根拠説明 | 構文の主節・修飾を確認 |
| 学校の英作文 | 日本語要約や指定テーマのWriting | 実際の条件で答案を作る |
| 英検の資格学習 | 大学独自の英語形式 | 外部検定利用の要件を確認 |
| 学校の選択授業 | 正式な履修・評価条件 | 必須の課題を守る |
高校の英語科目の狙いと大学の出題を分ける
英語コミュニケーションや論理・表現などの科目名だけで大学入試の全ての技能が網羅されるとは限りません。学校のシラバスと正式な課題内容を確認し、大学の公式過去問で指定される解答形式と照合します。
例えば授業のプレゼンで正確に話せても、初見の長文を日本語で要約する形式には追加の練習が必要な場合があります。両方の技能を対立させず、共通部分を使います。
学校の学びを別形式へ転用する
英語の発表で主張と理由を構成した経験は、大学の自由英作文にも活用できる場合があります。ただし指定語数・設問条件・時間などが異なるため、公式形式に合う自力の答案で確認してください。
多読で身につけた内容理解は、英文和訳で求められる語順・時制・文構造の精密さとは同じではありません。学校の課題の範囲で習得した力を土台に、特に不足する形式だけ練習します。
選択授業を変える前に学校の履修条件を確認する
学校のコース変更・選択科目には履修年次や申込時期などの条件がある場合があります。実際の制度は学校の正式な説明に従うべきであり、大学の入試形式だけを理由に独断で授業を省略することはできません。
学校の進路担当と、必要な英語の技能をどこで学べるか相談することは有用です。利用できる学校の補習・課題や外部の必要な支援を比較します。
高1と高2で不足形式の扱いを変える
高1では志望先が未定でも初見読解・文構造・理由付きのWritingを維持し、高2で具体的な大学候補が定まったら、実際の過去問の要求に合わせて重点を調整できます。英検の資格取得や学校成績を別の評価として記録することも大切です。
大学・学部・方式・出願年度によって英検の利用条件や独自試験の有無が異なるため、最新の正式資料を確認してください。
慶英会独自英文・全文和訳
At school, Haruka enjoyed giving short presentations in English. She could speak confidently about familiar topics and explain her reasons. Later, she became interested in a university program that used written explanations in its English examination. When she tried a sample question, she understood the passage but could not organize a clear written answer in the required form. Her teacher helped her separate the skills she already had from the answer format she still needed to practice. Haruka continued her school presentations and added one short written task each week. She did not treat the school class as useless; she used it as a foundation.
全文和訳:ハルカは学校で短い英語発表を行うのが好きでした。身近な話題について自信を持って話し、理由も説明できました。その後、英語試験で記述説明を求める大学の学部に興味を持ちました。例題を試すと文章は理解できましたが、指定形式で明確な答案を構成できませんでした。先生は既に持つ技能と、まだ練習が必要な答案形式を分けるよう助けました。ハルカは学校の発表を続けながら、週に一度短い記述課題を追加しました。学校の授業を無意味とみなさず、土台として利用したのです。
独自20問|判断8問・英文8問・読解4問
設問は慶英会が独自作成したもので、公式英検過去問・教科書本文の転載ではありません。英作文は自然で同じ意味の別解を認めます。解答を閉じてから復習・説明してください。
Part A:学習戦略・進路の判断(問1〜8)
- 問1 学校の発表は得意。大学の日本語要約も必ず得意?
- 問2 学校での選択授業が大学入試と違う。学校の提出を省略してよい?
- 問3 大学の必要な英文和訳の配点が不明。推測で計画を作ってよい?
- 問4 発表で主張と理由を説明できる。別の形式へ利用する方法は?
- 問5 学校で多読はできるが文の主節が見えない。何を追加?
- 問6 選択授業を変更したいとき、まず誰に確認?
- 問7 英検2級の合格級だけで大学の独自試験を解けると判断できる?
- 問8 高2で志望大学が決まった。次月の計画はどうする?
Part B:英文法・語法・和訳(問9〜16)
- 問9 次を和訳:Haruka continued giving presentations while practicing writing.
- 問10 『その大学は短い記述答案を求めます』を英語に。
- 問11 適語:She decided (to practice / practicing) a new format.
- 問12 次の文を否定文に:The class was useful.
- 問13 空所:The report (that / who) she read was new.
- 問14 『学校の学習は無駄ではありません』を英語に。
- 問15 正しい文へ:If she will finish early, she will write a summary.
- 問16 『この問題は前の問題より難しい』を英語に。
Part C:本文の内容理解(問17〜20)
- 問17 ハルカが学校で得意だった活動は?
- 問18 大学の試験の例題で苦手だったことは?
- 問19 先生が区別するよう助けた二つのものは?
- 問20 ハルカが追加した毎週の学習は?
全20問の正答と詳しい解説
問1:保証できません。指定された形式で初見の答案を作れるか別に確認します。
問2:学校の必須条件を守り、大学で不足する技能だけ追加練習します。
問3:大学・学部・方式・年度の正式要項と公表問題を確認します。
問4:同じ主張・根拠を、指定条件に沿った短い英作文へ書き換えます。
問5:短い初見文でS・Vと修飾の範囲を丁寧に確認する精読です。
問6:学校の進路担当・英語担当と正式な履修変更条件を確認します。
問7:できません。大学が求める答案形式と本人の現在の初見力を確かめます。
問8:正式な過去問で不足形式を特定し、学校の授業と両立する追加練習へ絞ります。
問9:『ハルカは書く練習をしながら発表を続けました』。continue doingとwhile doingの形です。
問10:解答例:The university requires a short written answer. require+名詞、writtenは過去分詞の形容詞的用法です。
問11:to practice。『新しい形式を練習すると決めました』。decide to doです。
問12:The class was not useful. be動詞wasの後にnotを置きます。『授業は役に立たなかった』。
問13:that。『彼女が読んだ報告は初めてのものでした』。先行詞reportは物です。
問14:解答例:Learning at school is not useless. 動名詞Learning at schoolを主語にします。
問15:If she finishes early, she will write a summary. 未来条件のif節は現在形です。
問16:解答例:This question is more difficult than the previous one. thanを伴う比較級です。
問17:英語の短いプレゼンテーションです。
問18:指定形式で明確な記述答案を構成することです。
問19:すでに持つ技能と、まだ練習が必要な答案形式です。
問20:週1回の短い記述課題です。学校の発表は継続しました。
4週間の実践計画
- 第1週:在籍校の正式な英語科目・課題と、志望大学候補の出題形式を確認する。
- 第2週:学校で既にできる技能と、大学形式で不足する技能を初見答案で分類する。
- 第3週:不足形式に対応した短い英文和訳・要約・Writingなどを一つ追加する。
- 第4週:学校の提出・成績を守りながら、別の初見問題で追加練習の成果を検証する。
FAQ|よくある質問
学校の英語選択授業と大学の英語は一致するべき?
内容が異なる場合もあり、学校の正式な履修条件と志望大学の出題要件を比較します。
学校の英語発表が得意なら大学受験対策は不要?
試験の形式によります。読解・和訳・記述が必要な場合には別の練習が必要です。
高校の選択科目を変更できる?
在籍校ごとに規定が異なります。正式な申込・履修条件を確認してください。
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英検については日本英語検定協会のCan-doリストと現行の試験内容をご参照ください。学校・大学の履修科目、英語の成績評価、大学入試の出願方式は在籍校と各大学の最新公式資料を優先してください。
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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する
