学校の単語帳と英検の単語帳を、毎日それぞれ最初から覚え直す必要はありません。まず学校の小テスト・提出範囲を確認し、英検側では「学校で学んだ語」「知っているが別の意味や使い方がある語」「まだ学んでいない語」を分けます。同じ意味・同じ使い方まで自力で分かる語は、英検側で長く繰り返す時間を減らし、不足する語義・語法・音声・英作文へ時間を回しましょう。ただし、学校の指定課題や提出条件は、家庭の判断で省略せず指示に従います。
この記事は、中高一貫校の中1・中2を中心に、学校用と英検用の2冊を抱え「どちらも終わらない」「単語テストはできるが英検の長文で止まる」と困っている生徒・保護者向けの整理法です。冊数や教材名だけで十分かどうかを決めず、実際の英文で何ができるかを確認します。2冊の役割分担、重複語の仕分け、1週間の配分例、独自24問と全解答・和訳を掲載します。計画と例題は慶英会独自の提案で、学校の指定課題や英検の実際の出題を再現したものではありません。
先に確認したいところへ:2冊の役割 / 仕分けの手順 / 週間計画 / 独自24問 / 全解答・解説。単語帳を何周するかという復習間隔の問題は、英検単語帳の復習サイクルで扱っています。本記事では、学校用と英検用が重なる場合の使い分けに絞ります。
2冊必要かは、学校の指定と英検で不足する内容から決める
学校指定の単語帳には、授業・小テスト・定期テストにつながる役割があります。一方、英検用の語彙教材は、受験級に合わせて学ぶ語句を整理するために使います。目的に重なりがあっても、掲載語、語義、例文、音声、確認方法が同じとは限りません。学校用を使っているだけで英検の語彙準備がすべて済むとも、英検用を終えれば学校のテスト範囲を確認しなくてよいとも言えません。
学校の教材がすでに指定されているなら、最初にするのは新しい教材の購入ではなく、手元の2冊と直近の答案を並べることです。英検用を持っていない場合も、まず公式の公開問題で不足を確かめます。知らない単語が一つあっただけで別の1冊を増やすより、読めなかった理由が単語なのか、文構造なのか、設問の取り違えなのかを確認した方が、必要な教材を絞りやすくなります。
| 確認するもの | 学校用の役割 | 英検側で補うこと |
|---|---|---|
| 直近の小テスト範囲 | 指定された意味・つづり・例文を確認 | 同じ語の別の意味・組み合わせを確かめる |
| 学校の長文・授業ノート | 文脈の中で語句を理解する | 初見の話題や別の文章でも意味を取る |
| 音声教材 | 学校の指定に従って聞く・音読する | 文字を見ずに語句を認識できるか確かめる |
| 英作文・スピーキング | 授業で扱った表現を自分で使う | 設問に合う内容を、使える語で説明する |
英検協会の3級の試験内容を見ると、語句を選ぶ問題のほか、読解・Writing・Listening・面接があります。準2級の試験内容も確認し、語彙教材だけに学習を集めすぎていないか点検してください。単語帳は大切な道具ですが、一冊の進捗をそのまま全技能の準備状況とは扱いません。
同じ単語でも「もう覚えた」とは限らない
例えば、schoolという綴りを見て「学校」と答えられることと、school suppliesを読んで「学用品」というまとまりを理解することは別の確認です。bookも「本」という名詞だけでなく、book a roomのような動詞の使い方があります。英検用の単語帳に既習語が多く見えても、掲載された意味や組み合わせまで同じかを見ないと、減らしてよい復習と必要な復習を取り違えます。
反対に、学校でも英検でも同じ語義・同じ使い方を自力で説明できる語なら、両方の教材で毎回同じ長さの時間をかける必要はありません。学校の指定課題は終えた上で、家庭で追加する復習を短くするという考え方です。復習を減らした語も、翌日や週末の短い確認に戻して、忘れていたら学習対象へ戻します。完全に覚えたと決めつけて、以後一切見ない運用にはしません。
| 状態 | 確認例 | 扱い |
|---|---|---|
| 同じ語義で分かる | borrow a bookを見て意味と使い方を説明できる | 短く再確認し、重複する作業時間を減らす |
| 別の語義が不明 | bookは分かるがbook a seatで止まる | 新しい語義を例文と一緒に学ぶ |
| 意味は分かるが書けない | necessaryを読めるがつづれない | 必要な範囲で書く・思い出す練習を加える |
| 単語単体なら分かる | interestedは分かるがinterested inを使えない | 前置詞まで含めて短文で確認する |
| 音だけでは分からない | 文字を見れば分かるが音声で認識できない | 音声と綴りを対応させ、文字なしでも確認する |
20語だけ比べ、3つに仕分ける
最初から2冊の全ページを比較表へ写すと、整理自体が大きな宿題になります。まず今週の学校範囲から20語を選び、英検側では目次・索引や確認したい範囲を使って、重なる語を少しだけ探します。20語は作業を始めるための例で、正しい語数という意味ではありません。学校範囲が少ない日は10語でも構いません。
A:同じ意味・使い方まで分かる、B:見たことはあるが不足がある、C:まだ学んでいないの三つに分けます。「英単語を見て日本語を言えた」だけではAにせず、その教材の短い例文で意味を取れるかまで確認します。英作文で使う語なら、必要に応じて英語を隠して短い文を作ります。分からない部分が見つかった語は失敗として消すのではなく、Bに置いて練習内容を決めます。
例えば学校範囲20語のうち、英検側と同じ使い方まで分かった語が8語、別の語義・語法を補いたい語が5語、英検側で新しく確認する語が7語だったとします。翌日の家庭復習は「20語を同じ回数書く」ではなく、Aの8語を短く確認し、Bの5語は例文、Cの7語は基本の意味・発音から始めるよう変えられます。この数字は説明用の仮定で、生徒の実例や合格基準ではありません。
語彙の冊数を減らすこと自体が目的ではありません。「分かっている語を二度長くなぞって、分からない語へ進めない」という状態を減らすのが目的です。分類に迷うならBに置き、短い例文で確かめます。仕分けをきれいに仕上げるために勉強を止めず、同じ日に1文でも読んだり書いたりするところへ戻してください。
学校の小テスト前と英検前で、追加する復習を変える
学校の小テストが明日で、英検はまだ先なら、まず学校範囲で何を答える必要があるか確認します。英検側は、重なっている語の短い例文や、前日に間違えた語の再確認に絞れます。逆に学校範囲がひと通り終わり、英検の初見長文で語彙が原因の停止が続くなら、英検側の不足語と読解への時間を増やす方法を考えます。
次は、学校英語を含む語彙学習に平日20分、休日30分を使える場合の例です。週の合計は20分×5日+30分×2日=160分です。このほかに読解・Writing・Listeningなどの時間が必要かを確かめます。160分で英検対策全体が十分になるという表ではありません。睡眠や学校の提出物を削って、この配分へ無理に合わせる必要もありません。
| 曜日 | 配分例 | 終わったか確かめるもの |
|---|---|---|
| 月 | 学校12分+重複の確認8分 | 20語をA・B・Cに分ける |
| 火 | 学校12分+英検の不足語8分 | Bの語で短文を2つ読む |
| 水 | 学校12分+英検の不足語8分 | Cの語を音と意味で確認する |
| 木 | 学校12分+前日の再確認8分 | 英語を隠して1文作る |
| 金 | 学校12分+英検の不足語8分 | 今週の不明語を短く再テストする |
| 土 | 学校10分+英検の文脈練習20分 | 短い初見文で使い方を確認する |
| 日 | 学校10分+仕分け直し20分 | 来週に残す語と終了できる作業を決める |
学校の試験前は学校側の比重を上げ、英検側は短い維持練習へ変更します。すべての曜日に新出語を増やす必要はなく、疲れた日は前に学んだ3語と1文だけを確かめても構いません。時間が確保できない状態が続くなら、教材を増やす前に学校・英検の日程と学習量を見直しましょう。平日15分の分割練習も、短い時間の使い道を考える参考になります。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
中高一貫校の英語・定期テスト・英検の学習状況を整理し、必要な復習の優先順位を考えたい方は、無料体験・学習相談のご案内をご確認ください。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当講師は、お申し込み時にご案内します。
友だち追加後、学年・教材・困っていることと「学習相談希望(ブログ・記事中盤)」をお送りください。LINEを開くだけでは受付は完了しません。LINEを利用できない方はメールでの学習相談も可能です。料金・無料体験の期間と条件はコース・料金・無料体験のご案内でご確認ください。
学校の単語帳の範囲と英検の苦手問題を一緒に整理したい場合は、学年、目標級、使用教材、次の小テスト日を分かる範囲でお知らせください。教材全体を公開・転載する必要はありません。相談時に、必要な範囲や確認方法をご案内します。
中1・中2・中3で確認のしかたを変える
中1で英語を本格的に学び始めた段階なら、英語の音・綴り・基本の語順を合わせて確認します。日本語訳だけを速く言えても、I likesのような文が続くなら、語彙数を増やすだけでは解決しません。学校で扱っている主語・動詞の形と、新しい語を組み合わせる短文を作りましょう。読むと分かるが書くと止まる場合は、つづりや文の形を別に確かめます。
中2で既習語が増えてきたら、動詞と一緒に使う前置詞や、名詞の数などに目を向けます。interested in、borrow A from B、lend A to Bのように、まとまりの中で意味と関係をつかみます。学校の小テストに向けた練習と英検の読解に向けた練習を、同じ短文でつなぐこともできます。学校の指定例文をそのまま試験答案へ無理に入れるのではなく、問いに合う形で使えるかが大切です。
中3や上位級を目指す生徒は、抽象的な語の意味を日本語一語で固定しすぎないようにします。supportなら「支える」という訳を覚えた上で、support an opinionやsupport local familiesのように何を支えるかまで読みます。英検協会の各級の目安は受験級を考える入口ですが、学校の学年や単語帳の冊数だけで自動的に級を対応させるものではありません。
独自24問|重複語を、文の中で使える語へ変える
以下は学校の教材・英検公式問題から転載していない独自演習です。3級・準2級への学習を意識しつつ、語義・語法・文脈を分けて確認します。本番と同じ問題数・形式の模試ではなく、受験級の合否判定にも使いません。最初は解答を見ず、分からなかった箇所に印を付けてください。
問1 学校と英検の両方で見たbookを「本」とだけ覚えていました。Please book a seat online. のbookの意味は何ですか。
問2 The students carried light bags. と The room has enough light. のlightの意味をそれぞれ答えてください。
問3 The school will hold a meeting on Friday. のholdを「手に持つ」と訳してよいですか。文に合う意味を答えてください。
問4 The ticket costs ten dollars. のcostsは「費用」という名詞ですか。文の中での働きと意味を答えてください。
問5 She is interested ( ) science. に入る前置詞を答えてください。
問6 I borrowed this dictionary ( ) my friend. に入る前置詞を答えてください。
問7 「ケンは妹にペンを貸しました」を、Ken / lent / a pen / to / his sisterを使って英文にしてください。
問8 「昨日、宿題を終えました」をI finished ( ) my homework yesterday. と表すとき、空欄にdoをどう変えて入れますか。
問9 This bag is too heavy for me to carry. の意味を答えてください。heavyだけを訳して終わらないようにします。
問10 We have little time, so we should leave now. のlittle timeは「時間が十分にある」という意味ですか。文全体を訳してください。
問11 The shop was closed, so we went to another one. のoneが指す種類のものを答えてください。
問12 You can use the room if you book it in advance. の条件は何ですか。bookの意味も含めて答えてください。
【独自英文A】The school shop sells notebooks. Mina wanted to buy one, but she had no cash. Her friend lent her two hundred yen. Mina bought a notebook for one hundred and fifty yen and returned the remaining fifty yen immediately. She will give her friend the other one hundred and fifty yen on Friday.
問13 Minaは何を買おうとしましたか。
問14 英文AでMinaにお金を貸したのは誰ですか。
問15 英文Aで、その場で返した金額と、金曜に返す予定の金額を答えてください。
問16 英文Aのreturnedを「戻ってきた」と訳してよいですか。ここで何を返したか説明してください。
【独自英文B】Our reading club used to meet in Room 3. Next month, it will move to the library because the room needs repairs. Members should bring their own books. The library can provide chairs, but it cannot lend books during the meeting. Students must return any books they have already borrowed before the meeting begins.
問17 来月の会合場所と、変更の理由を答えてください。
問18 英文Bで、会員が自分で持参するものと、図書館が用意できるものを答えてください。
問19 英文Bでは、会合中に図書館の本を借りられますか。根拠も示してください。
問20 英文Bで、すでに借りている本はいつまでに返す必要がありますか。
問21 学校範囲の20語中、英検側と同じ使い方まで分かる語が8語、語法を補いたい語が5語、新しく学ぶ語が7語でした。翌日、全20語へ同じ時間をかける代わりに、どのように分けますか。
問22 平日20分を5日、休日30分を2日の語彙学習は合計何分ですか。これだけで英検の全技能の準備が十分と言えますか。
問23 単語テストではsupportを「支援する」と答えられましたが、英作文で使えません。次に行う練習を一つ具体的に答えてください。
問24 学校の指定課題は「全語を1回ずつ書く」です。重複語だと分かった語を、提出課題から無断で削ってよいですか。家庭で減らせる作業との違いを答えてください。
24問の全解答・詳しい解説・全文和訳
問1:「予約する」です。bookはこの文では動詞で、a seatを目的語にしています。「オンラインで席を予約してください」という意味です。bookを既習扱いにするときも、英検用教材に掲載された語義を確認しましょう。
問2:最初は「軽い」、二つ目は名詞の「光・明かり」です。第一文は「生徒たちは軽いかばんを運びました」、第二文は「その部屋には十分な明かりがあります」。light bagsではbagsを説明し、enough lightでは光の量を述べています。
問3:「開催する」です。「学校は金曜日に会議を開きます」。holdの意味を単語単体で決めず、a meetingと組み合わせます。「学校が金曜日に会議を手に持つ」では文の意味が通りません。
問4:動詞で「値段が〜である、〜かかる」です。「そのチケットは10ドルです」。主語The ticketについて値段を述べています。costは名詞にもなりますが、この文ではcostsが文の述語となり、単数の主語に合わせた形です。
問5:inです。「彼女は科学に興味があります」。be interested inまでをまとまりで確認します。interestedだけの日本語訳を覚えた後に、何に興味があるかを表す形を補います。
問6:fromです。「友達からこの辞書を借りました」。borrow A from Bで「BからAを借りる」です。誰の物が誰へ動いたかを考えると、次のlendとの違いも整理できます。
問7:Ken lent a pen to his sister. 「ケンは妹にペンを貸しました」。lendの過去形はlentです。Ken lent his sister a pen. という語順も使えますが、指定されたtoを使う問題では最初の形にします。
問8:doingです。I finished doing my homework yesterday. 「昨日、宿題を終えました」。finishの後で行為を述べる場合は動名詞を使います。finished to doにしないよう、finish doingという形と意味を一緒に確かめます。
問9:「このかばんは重すぎて、持ち運べません」という意味です。for meは「自分にとって」、to carryはどんな行動が難しいかを表します。heavyの意味が分かっていても、too … to … の関係を落とすと、文全体を読み違えます。
問10:十分にあるとは言っていません。「時間がほとんどないので、今出発した方がよいです」。littleはこの文で、時間が少ないという意味です。so以下の行動と合わせると、今出発する理由が分かります。
問11:別の店です。「その店は閉まっていたので、別の店へ行きました」。oneは同じ店そのものではなく、shopという種類のものを受けています。単語の意味と、前後の文とのつながりを確認します。
問12:前もってその部屋を予約することです。「前もって予約すれば、その部屋を使えます」。if以下が利用の条件で、bookは「予約する」、in advanceは「前もって」です。使えるという部分だけを読んで予約条件を省かないようにします。
問13:ノートを1冊買おうとしました。buy oneのoneは、前のnotebooksを受けます。wanted toは希望で、その後に実際に買った内容も続きます。
問14:Minaの友達です。Her friend lent her two hundred yen. が根拠です。Minaが友達へ200円を貸したのではありません。lendの主語と、お金を受け取ったherを区別します。
問15:その場で50円、金曜に150円です。200円を借り、150円を買い物に使い、残りの50円をすぐ返しています。50+150=200円となり、借りた金額と一致します。返す予定の150円を、すでに返したと読まないことが大切です。
問16:「返した」です。残った50円を友達へ返しました。returnedの後ろにthe remaining fifty yenという返した物が続きます。returnには「戻る」と「返す」の使い方があるため、ここでは後ろの語も見て判断します。
問17:図書館です。以前の会合場所であるRoom 3に修理が必要だからです。will moveが来月の変更、because以下が理由です。used to meetは以前の習慣を表しており、来月もRoom 3という意味ではありません。
問18:持参するものは自分の本、図書館が用意できるものは椅子です。their own booksとprovide chairsを区別します。図書館で会合をするからといって、会合中に本も借りられるとは限りません。
問19:借りられません。it cannot lend books during the meetingが根拠です。「貸せない」の主語は図書館です。図書館が貸せないことを、会員側の「借りられない」に言い換えても、同じ状況を表せます。
問20:会合が始まる前です。before the meeting beginsが期限を表します。会合中に返せばよいのではありません。already borrowedは、すでに借りている本という意味です。
問21:例えば、8語は短い再確認、5語は不足する語法と例文、7語は基本の意味・発音の確認へ分けます。分類だけで終わらず、翌日どの文を読める・使えるようにするか決めます。学校の提出条件を省略するという意味ではありません。
問22:160分です。20×5+30×2=160。これは語彙学習の配分例なので、読解・Writing・Listening・Speakingなどの準備が十分かは別に確かめます。合計時間だけで合格を判断しません。
問23:例えばI support this idea because it can help students. と短い文を作り、「何を支持するか」と理由を説明します。「この考えは生徒の役に立つので支持します」という意味です。難しい話題を無理に選ぶ必要はなく、問いに合う文で使えるかを確かめます。
問24:無断で削りません。学校への提出課題は指定に従い、変更が必要なら先生へ確認します。家庭で任意に追加していた「同じ語を何度も写す」時間は、理解状況に合わせて短くできます。課題の履行と、任意の復習量の調整を分けて考えます。
英文A・全文和訳:学校の売店ではノートを売っています。ミナは1冊買いたかったのですが、現金を持っていませんでした。友達が200円貸してくれました。ミナは150円でノートを買い、残った50円をすぐに返しました。金曜日に、友達へ残りの150円を返す予定です。
英文B・全文和訳:読書クラブは以前、3番教室で集まっていました。教室に修理が必要なので、来月は図書館へ移ります。会員は自分の本を持参してください。図書館は椅子を用意できますが、会合中に本を貸し出すことはできません。すでに借りている本があれば、会合が始まる前に返さなければなりません。
間違えた番号から、次の練習を決める
問1〜4で止まった場合は、多義語を扱います。新しい語を追加する前に、知っている語が文の中でどんな働きをしているか確認しましょう。問5〜8なら、前置詞や動詞の後ろに続く形が課題です。単語カードの表裏だけでなく、短文を一つ作ってから翌日に思い出せるか確かめます。
問9〜12で失点した場合は、語彙を知っていても条件・程度・指示内容を落としていないか確認します。語彙教材を増やしても、tooやifなどを読み飛ばす癖が残ると同じ失点が起きます。問13〜20で止まった場合は、貸す・借りる・返すという方向、時刻や予定の区別を、本文の根拠まで戻って直します。
問21〜24で迷った場合は、英語力だけでなく学習の組み立て方を見直します。「2冊とも進まない」を本人の意欲だけの問題にせず、重複部分へ長く時間を使っていないか、学校の期限と英検の日程が見えているかを確認しましょう。今週減らす作業を一つ、残す練習を一つ決めると、翌日の学習を始めやすくなります。
保護者が英語を教えられなくても確認できること
保護者が全単語の意味や発音を採点する必要はありません。「この語は学校と英検で同じ意味だった?」「見たことがあるけれど分からなかった使い方はどれ?」「明日はどの1文を見ずに言ってみる?」と、本人に確認した内容を説明してもらいましょう。説明が難しければ、理解が止まったページや問題番号を一つ残せば十分です。
避けたいのは、学校用が終わっていないのに英検用も同じ量を追加し、進まないから第三の教材を増やす流れです。教材変更が有効な場合もありますが、まず既存教材のどこで止まったかを確かめます。意味は分かるのに文章で使えないなら、単語数より語法や文構造へ練習を移す必要があります。
よくある質問
学校の単語帳1冊だけで英検に対応できますか?
受験級、掲載内容、現在の力によって異なります。学校用だけで不足が少ない場合もありますが、公式の公開問題で読解・Writing・Listeningなどを確かめてから判断します。学校の教材名だけで十分・不十分を決めません。
英検用の単語帳を買うなら、学校用はやめてもよいですか?
学校の指定教材や課題は継続して確認します。英検用は不足を補う道具として位置づけ、家庭で任意に行う重複復習を調整します。学校の小テスト範囲や提出条件を満たせなくなる減らし方は避けましょう。
2冊を1冊のノートへ全部まとめた方がよいですか?
全語を書き写す必要はありません。迷った語義、間違えた前置詞、次に思い出したい1文など、必要な箇所だけを残す方法があります。ノートを作る時間が増えて、実際に読む・聞く・書く時間が減っていないか確認します。
単語の意味を言えたら、つづりは後回しでよいですか?
練習の目的で変わります。読解では文中の意味を取れるか、書く課題では必要な語を自力でつづれるかを確かめます。書けない語をすべて同じ回数写すのではなく、間違える部分を確かめ、隠して書いてから正しい形へ戻します。
教材を整理しても両立できない場合は?
学校範囲、目標級、予定、現在の答案を一緒に確認します。語彙不足か、文法・読解・答案作成の不足かによって支援が変わります。無料体験・学習相談では、教材を増やす前の優先順位も相談できます。料金・無料体験の条件を確認の上、ご連絡ください。
参考にした主な公式情報
日本英語検定協会|各級の目安
日本英語検定協会|過去問・試験内容
日本英語検定協会|3級の試験内容
日本英語検定協会|準2級の試験内容
公式情報の確認日:2026年11月3日。2冊の仕分け・週間配分・英文・24問・解答例は慶英会独自の学習提案です。教材の掲載語や学校の課題条件は、使用している版と学校の指示を確認してください。

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