
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
一関第一高等学校附属中学校の中学1・2年生で、英単語を覚えて教科書の本文を読めても、初めて見る長文では設問の根拠を見つけられない、表の数値や筆者の意見を取り違える、理由を説明する問題で失点する場合は、読む速さより事実・推測・結論を分けて根拠に戻る練習が重要です。慶英会では、観察記録、資料比較、架空の実験、案内文、アンケート、意見文の6英文36問を独自作成しました。全文和訳、全解答と根拠、14日間の復習計画付きで公開します。ここで使う人物・数字・行事・調査結果はすべて架空であり、学校の実際の定期考査や探究課題を再現したものではありません。
最初に結論です。「単語の意味は分かるのに長文問題が合わない」という状態では、主張と事実の混同、否定・条件・数量の見落とし、本文にない推測を足してしまうことが主な原因になります。一問ごとに問いの種類を確かめ、本文の根拠となる英文に戻る練習が効果的です。学校指定教材の学習を優先し、本記事は補強したい技能の演習としてご利用ください。
初見長文の根拠読解で意味は分かるのに、自分で英文を書くと語順や動詞の形で失点する場合:一関第一高等学校附属中学校のモジュール英語・文法独自48問(時制・語順・書き換え・誤り訂正と解説)をご活用ください。学校の実際の授業や定期考査の出題を再現したものではありません。
一関第一高附属中のモジュール学習・高志探究Jrと英文読解
岩手県立一関第一高等学校の附属中学校の特色(公式)には、言語能力の育成、レポート作成・プレゼンテーション、国語・数学・英語のモジュールによる時間増、増加分を発展的な問題・課題に充てる方針が掲載されています。学校公式サイトには年間の英語時数モデルも掲載されていますが、これを2026年度の全学年の確定時間割・定期テストの範囲とみなすことはできません。
また、一関第一高等学校・附属中学校SSH公式の活動紹介は、附属中学校の「高志探究Jr」で一関地域の事物や事象を調査・巡検し、探究の方法を学ぶと説明しています。これは地域調査と探究の教育方針についての情報であり、すべての中学生が英語で探究レポートを提出する義務があることを示すものではありません。
本記事は「資料を読む→事実を確かめる→根拠を示して説明する」という探究活動にも通じる考え方を、初見英文の読解に応用するための自主学習教材です。同校の実際の指定教科書・NEW TREASUREの採否・考査範囲・出題形式は未確認であり、断定しません。学校が配布した教材や最新の連絡を優先してください。
英文長文が読めない原因を四つに分けて改善する
原因1:主語・動詞より単語を追う。 読み慣れない英文でも、主語と述語を捉えると「誰が何をしたか」が分かります。Sota said “Maybe …” とあれば、発言の内容は颯太の推測で、客観的に確定した事実とは限りません。読むときは動作の主語に印を付けます。
原因2:数字・時刻・比較の対象を見ない。 12羽と8羽、40点と52点、第2金曜とその前の水曜など、数字は何を数えたのかまで確認します。数値だけ正しく覚えても、対象や条件が違えば答えは変わります。
原因3:観察した結果と理由の予想を同列に扱う。 The plants were nine centimeters tall. は数値の記述ですが、That happened because … は原因についての説明です。文章の中で理由が未検証なら、勝手に確定した結論へ変えないようにします。
原因4:一部の例から全体を断定する。 40人のアンケート結果を学校全員の傾向として使うことはできません。英語の all / most / some / among / only といった表現は、誰について述べているかを限定します。
この36問の取り組み方|必ず根拠の英文まで戻る
- 設問の疑問詞を読み、問われているのが数・日時・人物・理由・主張・条件のどれかを確かめる。
- 初見英文を一読して、主語・動詞、数字、否定、but / however / if などに印を付ける。
- 設問への答えを考え、判断した根拠となる英文を具体的に探す。
- 全文和訳と解説を照合し、本文にない推測を答えに書いていないか確認する。
- 翌日に和訳を隠して再挑戦し、間違えた問題だけを復習表にまとめる。
中学1年生は数字・曜日・主語・基本の過去形を中心に、中学2年生は比較・原因・例外・根拠と結論の限界まで進めると取り組みやすくなります。学習済みでない文法がある場合は和訳を使い、未習の内容をすべて解けないからといって現在の学力を低く評価する必要はありません。
独自英文6題36問|英文・全文和訳・全解答
英文1|観察記録|数えた事実と理由の推測
ここでは、川辺にいる鳥の数を観察する架空の調査を通じて、記録と推測を分けます。学校の実際の調査地点や測定値とは関係ありません。
英文(慶英会独自作成)
Aoi and Sota visited a small river near their town on a Saturday morning. They counted twelve birds near the bridge at nine o’clock. At ten, they counted only eight birds in the same place. Sota said, “Maybe some birds moved to the forest because many people came to the river.” Aoi wrote the idea in her notebook, but she did not call it a fact. They did not count the number of visitors or follow the birds. Aoi suggested visiting the same place again next week. “If we count birds at the same times, we may learn more,” she said. They agreed to record the weather as well.
全文和訳
葵と颯太は土曜日の朝、町の近くの小さな川へ行きました。9時には橋の近くで12羽の鳥を数えました。10時には同じ場所で8羽しか数えませんでした。颯太は「川にたくさんの人が来たので、何羽かが森へ移ったのかもしれない」と言いました。葵はその考えをノートに書きましたが、事実とは呼びませんでした。二人は訪問者の数を数えず、鳥の移動も追跡していませんでした。葵は翌週もう一度同じ場所を訪れることを提案しました。「同じ時間に鳥を数えれば、もっと分かるかもしれない」と言いました。二人は天気も記録することに同意しました。
理解確認問題・問1〜6
- 問1.9時と10時に数えた鳥の数を、それぞれ答えなさい。
- 問2.10時の鳥の数は9時より何羽少ないですか。
- 問3.颯太は、鳥が減った理由として何を推測しましたか。
- 問4.二人が実際には数えていなかったものを一つ答えなさい。
- 問5.葵は、次回の調査で何を同じにしようと提案しましたか。
- 問6.「人が来たので鳥が森へ移った」は、観察済みの事実ですか、仮説ですか。理由も答えなさい。
解答と根拠の解説
- 問1.9時は12羽、10時は8羽。twelve birds at nine と eight birds at ten を対応させます。
- 問2.4羽。12-8=4で、二つの時刻における数の差を求めます。
- 問3.人が川に来たので鳥が森へ移ったかもしれない、という推測。Maybe に注目します。
- 問4.訪問者の人数。They did not count the number of visitors。鳥の移動も追跡していません。
- 問5.同じ場所で同じ時間に数えること。the same place again と at the same times を確認します。
- 問6.仮説です。訪問者数を数えず、鳥の移動も追っていないため因果関係が確かめられていません。
復習の着眼点:Maybe、may、suggested は確定していない推測や提案を示します。中1は「いつ・いくつ」を正確に読み、中2は観察記録から言えることと言えないことを二文で説明してください。
英文2|古い資料と新しい資料|出典の年を確認する
資料によって数字が違うとき、古い方を単純に間違いとせず、いつの情報なのかを区別します。以下の博物館・冊子・模型数はすべて架空です。
英文(慶英会独自作成)
A city museum prepared an exhibition about old houses. The student team found a guidebook printed twelve years ago. It said that the museum had forty models of houses. Later, the team checked the museum’s new website and found a different number: fifty-two. “The old book is not useless,” said Haru. “It tells us what the museum had at that time.” Mei agreed. She suggested writing the year beside each number. They also wanted to ask the museum staff whether some models were added or replaced. Their report would explain the difference, not hide it. They planned to make a small table with the source and year of each number.
全文和訳
市立博物館は古い家の展示会を準備しました。生徒チームは12年前に印刷された案内冊子を見つけました。そこには博物館に家の模型が40点あると書かれていました。その後、チームが博物館の新しいウェブサイトを見ると、違う数である52点を見つけました。「古い本が役に立たないわけではありません。あの当時、博物館に何があったかを教えてくれるのです」と晴は言いました。芽衣も同意し、各数値の横に年を書くことを提案しました。二人は模型が追加されたのか入れ替えられたのか、職員にも質問したいと考えました。報告書ではその違いを隠さずに説明する予定です。数値ごとに出典と年を示す小さな表を作ろうとしました。
理解確認問題・問7〜12
- 問7.古い案内冊子は何年前に印刷されましたか。
- 問8.古い冊子に記された模型の数はいくつですか。
- 問9.新しいウェブサイトに示された模型の数はいくつですか。
- 問10.新旧の数値の差はいくつですか。
- 問11.芽衣は、各数値の横に何を書くことを提案しましたか。
- 問12.チームは、模型が増えたと断定していますか。理由を答えなさい。
解答と根拠の解説
- 問7.12年前。printed twelve years ago が根拠です。
- 問8.40点。forty models of houses と書かれています。
- 問9.52点。a different number: fifty-two が根拠です。
- 問10.12点。52-40=12。ただし増加の原因までは計算からは分かりません。
- 問11.年。writing the year beside each number の beside は「~の横に」です。
- 問12.断定していません。追加か入れ替えかを職員に尋ねる予定で、原因は未確認です。
復習の着眼点:新しい数字だけを抜き出すと、過去の記録の意味を見失います。資料の出典と年月を並べると、情報の新旧を説明できます。英語の長文では at that time、later、whether に着目して読みましょう。
英文3|豆の生育実験|比較条件と結論の限界
英語で理科の説明を読む練習です。植物の種類、明るさ、水の条件、数値は教材のために設定した架空の実験で、学校の実習を再現したものではありません。
英文(慶英会独自作成)
Three students grew beans for ten days. Group A got a little water every morning and stayed by a bright window. Group B got more water and stayed by the same window. Group C got the same amount of water as Group A, but it stayed in a darker room. After ten days, the plants in Group A were eight centimeters tall, Group B’s plants were nine centimeters tall, and Group C’s plants were five centimeters tall. The students wanted to say that more water always makes plants grow faster. Their teacher asked, “Did you test other amounts of water and several kinds of plants?” They had not. The group changed its conclusion: in this short test, Group B’s plants were the tallest.
全文和訳
3人の生徒が10日間豆を育てました。Aグループは毎朝少量の水を与え、明るい窓辺に置きました。Bグループはより多くの水を与え、同じ窓辺に置きました。CグループはAと同量の水を与えましたが、もっと暗い部屋に置きました。10日後、Aの植物は8センチ、Bは9センチ、Cは5センチになりました。生徒たちは「水を増やせば植物はいつでも早く育つ」と言いたくなりました。先生は「ほかの水の量や、いくつもの種類の植物も試しましたか」と尋ねました。生徒たちは試していませんでした。グループは結論を「この短い実験ではBの植物が最も背が高かった」と修正しました。
理解確認問題・問13〜18
- 問13.植物を育てた期間は何日間ですか。
- 問14.A・B・Cの植物の高さを、それぞれ答えなさい。
- 問15.AとBで違っていた主な条件は何ですか。
- 問16.AとCで違っていた主な条件は何ですか。
- 問17.先生が確認したかった未実施の調査を二つ答えなさい。
- 問18.最後の結論が「水が多いほどいつでも育つ」より正確なのはなぜですか。
解答と根拠の解説
- 問13.10日間。for ten days が根拠です。
- 問14.Aは8センチ、Bは9センチ、Cは5センチ。eight / nine / five を対応させます。
- 問15.与えた水の量。Aは a little、Bは more water で、窓辺は同じです。
- 問16.部屋の明るさ。Cは a darker room にあり、水の量はAと同じです。
- 問17.水の量をさらに変えた実験と、複数種類の植物の実験。other amounts of water / several kinds of plants。
- 問18.観察結果を今回の10日間の範囲に限定しているからです。「いつでも」の一般化は検証されていません。
復習の着眼点:条件が異なる実験結果を一列に並べただけで因果関係を断定しないことが重要です。Bが9センチで最多だった事実と、なぜそうなったかという説明は別です。中2は比較級と過去形を復習し、A got less water than B. のように書き直してみましょう。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
中高一貫校の英語・定期テスト・英検の学習状況を整理し、必要な復習の優先順位を考えたい方は、無料体験・学習相談のご案内をご確認ください。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当講師は、お申し込み時にご案内します。
友だち追加後、学年・教材・困っていることと「学習相談希望(ブログ・記事中盤)」をお送りください。LINEを開くだけでは受付は完了しません。LINEを利用できない方はメールでの学習相談も可能です。料金・無料体験の期間と条件はコース・料金・無料体験のご案内でご確認ください。
文章の意味は分かるのに答案が合わない場合は、英単語だけでなく「どこを根拠に答えたか」「本文にない推測を加えたか」「計算と英語のどちらで間違えたか」を確認してください。学校の教材と返却答案を使って苦手な種類を整理する場合は、上記の慶英会学習相談案内をご確認いただけます。
英文4|展示会のお知らせ|通常の期限と例外
案内文を読む問題では、開催日時と申込期限を取り違えないことが肝心です。以下の行事・会場・日付はすべて架空の設定です。
英文(慶英会独自作成)
The community center will hold a small photo exhibition next month. Students may bring up to three photos about life in their town. They must write a title and two English sentences for each photo. The center accepts photos until the second Friday of the month. However, students who need help printing them should bring their files by Wednesday of that week. The exhibition will open on the third Saturday at ten in the morning. If the center closes because of bad weather, the staff will announce a new date on its website. Visitors can ask the student photographers questions, but they must ask permission before posting any photos of people online.
全文和訳
地域センターでは来月、小さな写真展を開催します。生徒は地元の暮らしを題材にした写真を最大3枚持ち込めます。各写真には題名と二つの英文が必要です。センターは第2金曜日まで写真を受け付けます。ただし、印刷の助けが必要な生徒はその週の水曜日までにファイルを持参しなければなりません。展示は第3土曜日の午前10時に始まります。悪天候でセンターが閉館したら、職員が新しい日程をウェブサイトで知らせます。訪問者は撮影した生徒に質問できますが、人物が写った写真をオンラインに投稿する前には許可を求めなければなりません。
理解確認問題・問19〜24
- 問19.一人が持ち込める写真は最大何枚ですか。
- 問20.各写真には英語の文章が何文必要ですか。
- 問21.通常の写真受付期限は何回目の金曜日ですか。
- 問22.印刷の助けが必要な生徒はいつまでにファイルを持って行きますか。
- 問23.展示開始は何回目の土曜日、何時ですか。
- 問24.悪天候で閉館した場合、新日程はどこで告知されますか。
解答と根拠の解説
- 問19.3枚。up to three photos の up to は「最大」です。
- 問20.2文。two English sentences for each photo。
- 問21.第2金曜日。the second Friday of the month。
- 問22.その週の水曜日。by Wednesday of that week。通常より早い締切です。
- 問23.第3土曜日、午前10時。on the third Saturday at ten in the morning。
- 問24.地域センターのウェブサイト。announce a new date on its website。代替日は未定です。
復習の着眼点:However を見落とすと、印刷支援が必要な場合の早い期限を読み落とします。if は条件を示すので、悪天候時の新日程を現時点の確定日として読まないようにします。
英文5|英単語の覚え方のアンケート|回答者と全体の違い
アンケートを読むときには「最も多かった」と「過半数」を混同しないことが大切です。次のクラブの40人は架空の回答者で、実在校の調査結果ではありません。
英文(慶英会独自作成)
A school club asked forty volunteers how they like to learn new English words. Eighteen said they prefer writing words on paper. Fourteen chose practice with a digital app, and eight chose reading short stories. Emi made a graph and wrote, “Most students in our school like writing on paper.” Her friend Taku pointed out a problem. “We asked only volunteers from our club event, not all the students,” he said. Emi changed her sentence to, “Among the forty volunteers we asked, writing on paper was the most common choice.” They planned to ask students from different grades before making a wider claim. The graph did not show which method helped students remember words best.
全文和訳
ある学校のクラブが40人の希望者に、新しい英単語をどのように覚えたいか尋ねました。18人は紙に書く方法、14人はデジタルアプリでの練習、8人は短い物語を読む方法を選びました。恵美はグラフを作り「この学校のほとんどの生徒は紙に書く方法が好きだ」と書きました。友人の拓は問題点を指摘しました。「尋ねたのはクラブの行事に来た希望者だけで、学校の全生徒ではない」と言いました。恵美は文を「質問した40人の希望者の中では、紙に書く方法が最も多く選ばれた」に修正しました。二人はもっと広い結論を出す前に、異なる学年の生徒にも尋ねる予定です。グラフは、どの方法が記憶に最も効果的だったかは示していません。
理解確認問題・問25〜30
- 問25.回答したのは何人ですか。
- 問26.紙、アプリ、短い物語を選んだ人数をそれぞれ答えなさい。
- 問27.紙を選んだ回答者は全体の何%ですか。
- 問28.恵美が最初に書いた文の問題点は何ですか。
- 問29.恵美が修正した文には、どのような限定が加わりましたか。
- 問30.どの学習方法が最も効果的だったかは、このアンケートから分かりますか。
解答と根拠の解説
- 問25.40人。forty volunteers で、全校生徒ではありません。
- 問26.紙18人、アプリ14人、短い物語8人。18+14+8=40。
- 問27.45%。18÷40×100=45。最も人数が多い選択肢でも過半数ではありません。
- 問28.クラブの行事で回答した希望者の結果を学校全員へ一般化したことです。
- 問29.「質問した40人の希望者の中では」という対象の限定。Among the forty volunteers we asked。
- 問30.分かりません。質問は好みであり、記憶への実際の効果は測定していないためです。
復習の着眼点:最多(most common)と過半数(more than half)は違います。40人の半数は20人であり、18人はそれより少ないという点を数値で確認します。中1は数と選択肢、中2は母集団と結論の射程を考えてください。
英文6|読書コーナー改善の提案|主張と根拠
意見文では、筆者の主張を最後まで読んで根拠や条件を捉えます。下の読書コーナーは架空の設定で、学校の現行校則や委員会の意見ではありません。
英文(慶英会独自作成)
Our class wants to make the school reading corner easier to use. Some students say the corner is too noisy during lunch. Others say it is quiet enough and that more rules are not needed. I think we should first collect information before choosing a rule. We can ask students when they usually visit the corner and count how many people use it at different times. We should also ask teachers about the room’s safety rules. If many students need a quiet place at lunch, we could try a ten-minute quiet period for one week. After the trial, we can ask students whether the corner became easier to use. A single complaint is important, but it is not enough to show what every student needs.
全文和訳
私たちのクラスは学校の読書コーナーをもっと使いやすくしたいと考えています。昼食中は騒がしすぎるという生徒もいれば、十分静かで新しい規則は必要ないという生徒もいます。筆者は、規則を決める前にまず情報を集めるべきだと考えています。生徒がいつ読書コーナーを訪れるかを尋ね、時間帯ごとの利用者数を数えられます。また部屋の安全に関する規則を先生に確認すべきです。もし多くの生徒が昼食時に静かな場所を必要とするなら、1週間だけ10分間の静かな時間を試すことができます。試行後には、読書コーナーが使いやすくなったかを生徒に尋ねられます。一人の不満も大切ですが、それだけでは全生徒の必要を示すには不十分です。
理解確認問題・問31〜36
- 問31.読書コーナーについて挙がった二つの異なる意見を答えなさい。
- 問32.筆者は新しい規則を決める前に何をすべきだと考えていますか。
- 問33.利用者についてどの二種類の情報を集める予定ですか。
- 問34.静かな時間はどんな条件で試す提案ですか。
- 問35.試行期間と、一回の静かな時間の長さを答えなさい。
- 問36.筆者が「一人の不満だけでは足りない」と述べる理由を説明しなさい。
解答と根拠の解説
- 問31.昼食中は騒がしすぎるという意見と、十分静かで新しい規則は不要という意見。Some … Others … に着目します。
- 問32.情報を集めること。collect information before choosing a rule。
- 問33.訪れる時間帯と、時間帯ごとの利用者数。when … visit / how many people … at different times。
- 問34.昼食時に静かな場所が必要な生徒が多い場合。If many students need … が根拠です。
- 問35.1週間の試行で、静かな時間は10分間。a ten-minute quiet period for one week。
- 問36.一人の声は大切でも、全生徒の要望を代表するとは限らないため。not enough to show what every student needs。
復習の着眼点:主張を I think …、対比を Some … Others …、条件を If … のように整理しましょう。本文に書かれているのは提案であり、実際に新しい規則が決まった事実ではありません。
36問の答え合わせ|丸付けだけでは定着しない
問1~6で数えた事実と仮説を混同していたら、maybe / may / did not などを整理します。問7~12で新旧資料を取り違えたら、資料の発行年とその情報が何を表すかを表にします。問13~18で実験条件を混同したら、A・B・Cの明るさ・水量・背丈を別の行で整理します。問19~24では期限と例外、問25~30では割合と回答者の範囲、問31~36では意見・理由・条件を確認してください。
正解した設問でも、なぜその答えになるかを本文中の一文で示せない場合は偶然当たっている可能性があります。解答を書き写すのではなく、根拠となる英語を声に出し、翌日、同じ問いを和訳なしで答えてみましょう。実際の学校のテスト配点を推定した教材ではないため、36問中何点なら合格という判定は設けません。
計算問題では、数学的な誤りと英語で数値を取り出す誤りを分けます。例えば紙に書く方法を選んだのは40人中18人なので45%です。本文から18と40を正しく拾えていて割り算だけを間違えたのなら、英語の聞き取り・読み取りはできています。何の人数かを誤解していたなら英語読解が課題です。
中1は基本文、中2は根拠と条件の説明を目標に
中1の目標:英文1・2・4から始め、動作の主語、数、曜日、時刻、否定文を正確に把握します。意味を覚えることより「どの英文が答えの根拠か」を指させることを目指してください。過去形や比較級が未習の場合、先に和訳で理解して構いません。
中2の目標:英文3・5・6を中心に、比較、条件、意見と根拠、結論の範囲を整理します。The chart shows … but it does not show … や We need more information before … のように、分かること・分からないことを自分の二文で表現する練習へ進めます。
同じ教材を使う場合でも、学年、学校の進度、語彙の定着度によって必要な復習は異なります。一関第一高等学校附属中学校の教員が今回の題材を定期考査で出題するという意味ではありません。
14日間の具体的な復習手順
- 1日目:英文1を読み、問1~6に答える。観察した事実と推測を別の色で示す。
- 2日目:英文1の数値と時刻を英文一文で説明し、疑問文と否定文を読み直す。
- 3日目:英文2を読み、問7~12に答える。古い資料と新しい資料の年・数値を表にする。
- 4日目:英文2の模型が変化した原因について、本文では何が未確認か説明する。
- 5日目:英文3を読み、問13~18に答える。A・B・Cの実験条件を整理する。
- 6日目:英文1~3の誤答を解き直し、本文で根拠の一文を探す。
- 7日目:英文4を読み、問19~24に答える。通常の期限・例外・開催日を分ける。
- 8日目:however / if / by / until の使い方を確認し、例文を書き換える。
- 9日目:英文5を読み、問25~30に答える。40人の回答数の合計と割合を検算する。
- 10日目:アンケートの回答者と全校生徒が違う理由を説明する。
- 11日目:英文6を読み、問31~36に答える。意見・事実・条件・提案に分ける。
- 12日目:英文6から自分が賛成・反対する意見を選び、理由を英語で二文書く。
- 13日目:苦手な二つの英文を、和訳を見ずに読み直す。誤答の原因を一つずつ整理する。
- 14日目:36問の誤答を再確認し、学校で習った語彙・文型の復習に優先順位を付ける。
毎日10~20分程度を目安にし、学校課題の負担に応じて日程を延ばして構いません。最初から高得点を取ることより、文章から根拠を自分で見つけられることを目標にします。
保護者が確認する際の三つの着眼点
正解より根拠:解答が合っていても、どの英文から判断したのか尋ねます。英語が得意でない保護者も、本文と和訳を照合すれば数字・日時・結論を確認できます。
学校の課題と自主学習を混同しない:学校が指定した教材、テスト範囲、提出日、教員のコメントを優先します。今回の架空の英文を学校公式資料や過去問として扱わず、定期テストの出題予想にも使用しません。
苦手を分解する:単語が読めない、文法が分からない、数字を見落とす、理由を推測する、英作文で正しく書けないなどの原因によって対策は異なります。間違えた問題をただ解き直すだけでなく、原因を一言書くと復習効率が高まります。
よくある質問
Q.一関第一高等学校附属中学校の実際のテスト問題を使っていますか?
いいえ。全6英文36問は慶英会による独自演習です。学校の未公開資料、定期考査・過去問、実際の高志探究Jrの提出課題を転載したり再現したりしていません。
Q.高志探究Jrでは英語のレポート提出が必要ですか?
学校SSHの公式情報は地域の調査・巡検と探究の学びを説明していますが、全員に英語でのレポート提出が義務付けられていることは確認できません。実際の指示は学校にご確認ください。
Q.NEW TREASUREを使用している学校ですか?
今回の学校公式情報だけでは、全生徒の英語教科書・副教材にNEW TREASUREを採用していると確認できません。使用教材名は学校配布物で確認し、教材に応じた復習を優先してください。
Q.和訳を全部覚えれば初見長文を解けるようになりますか?
和訳は理解を点検するために使いますが、暗記だけでは別の英文に応用しにくくなります。根拠に線を引き、同じ意味を別の言い方で説明できるかを確認します。
Q.中1には難しすぎませんか?
英文によって難易度が異なります。中1はまず数字と日時・主語・基本文に集中し、未習文法は和訳を参照します。中2はその先の理由や調査方法・条件を説明する問題に挑戦してください。
関連する一関第一高附属中の学習教材
英語の基本文法や定期テストの失点分析は一関第一高等学校附属中学校の英語・定期テスト対策、モジュール学習を家庭の復習につなげる考え方はモジュール時数モデルと独自32問、文章を読んだ後で英語の発表・質問に挑戦する場合は高志タイムの英語発表・独自36問を参考にしてください。本記事はそれらと異なり、初見英文の根拠読解に集中します。
参考にした主な公式情報
学校公式情報の確認日:2026年10月29日。学校サイト掲載の教育課程モデルは2026年度の各学年の確定時間割・教材を保証しません。本文の登場人物・行事・資料・アンケート・数値はすべて慶英会独自の架空設定であり、学校の実際の考査や探究課題・英検公式問題を予測・転載したものではありません。
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