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英検準1級Writing模試【第61セット】雨水花壇と都市型浸水の対策|要約60〜70語・英作文120〜150語【全訳・独自20問】

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

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英検準1級Writing・無料模擬演習(第61セット)。雨水花壇(rain garden)は街の雨水を受け止める植栽スペースですが、設置しただけで洪水被害をなくせるわけではありません。測定結果、豪雨時の限界、保守費と街路の使いやすさを読み分け、効果を過大に述べない要約と条件付きの意見論述を練習します。 慶英会が制作した英文要約1題・意見英作文1題・読解12問・書換8問(計22課題)を、全英文の日本語訳・模範解答・根拠・書換解説とともに公開します。

英検公式の準1級ではWritingに英文要約と意見英作文があり、Reading・Writingの試験時間は合わせて90分です(日本英語検定協会・準1級の試験内容)。要約は60〜70語に収める指定で、意見英作文は120〜150語です(2025年度以降の英文要約指示)。ここにある制度・調査結果・人数などはすべて学習用の架空設定であり、英検協会の過去問や実際の学校・自治体での成果ではありません。

解く前の確認|実施されたこと・検討中のことを分ける

準1級のWritingで重要なのは、難しい単語を詰め込むことよりも、本文を正確に理解し、主張と反対条件を保つことです。第一段落は『目的・観測された利点』、第二段落は『実際の課題と対策』、第三段落は『拡大前の確認・結論』という構造を見つけてください。「報告された改善」「検証された効果」「予定されている調査」は別物です。

時間配分の自主練習例:原文の構造把握5分、英文要約10分、意見英作文15分、語数と文法の見直し5分。これは慶英会が自主学習用に設定した目安であり、公式の各問題の制限時間ではありません。

Task A|英文要約問題(60〜70語)

次の慶英会オリジナル英文3段落を読み、重要事項を英語60〜70語で要約してください。テーマは都市の雨水花壇を試験的に設置する浸水対策です。

Paragraph 1. A fictional city installed small rain gardens beside several roads where water often collected after storms. These planted areas were designed to receive runoff from nearby pavement and allow some of it to enter the soil. City workers measured how quickly water disappeared from the road surface during ordinary rainfall. Early observations suggested that the selected streets became less flooded after moderate showers. Residents also welcomed the additional plants, which improved the appearance of neglected corners.

Paragraph 2. However, the gardens did not solve every problem. During unusually heavy rainfall, water still overflowed onto some roads. Leaves and litter sometimes blocked the inlets, while poorly chosen plants required more maintenance than expected. A few residents worried that the new planting beds narrowed walking space. In response, the city adjusted drainage entrances, planned regular inspections, and moved one bed to make the sidewalk wider. Engineers cautioned that gardens had to work alongside existing drains rather than replace them.

Paragraph 3. Before expanding the program, officials planned to compare performance across different rainfall conditions and examine maintenance expenses. They would also ask pedestrians whether the revised streets remained accessible. The city emphasized that improvements during moderate showers were encouraging but could not prove protection during extreme storms. Future decisions would depend on measured results and the continued ability to maintain the gardens.

要約前メモ:主な目的を1つ、発生した問題を2つ、導入した対策を2つ、拡大前の評価を2つ抽出してください。本文にない成功率や金額を加えてはいけません。

Task B|意見英作文(120〜150語)

TOPIC: Should cities invest in rain gardens to manage stormwater?

POINTS: Environment / Safety / Costs / Accessibility

TOPICに賛成または反対を示し、上記POINTSから異なる二つを使い、序論・二つの根拠・結論の流れで書いてください。初めに反対意見を一つ想定し、条件を付けることでより説得力のある文章にします。

本文理解・情報精度チェック(独自12問)

問1. 雨水花壇を設置した場所はどこか。

問2. 花壇が想定する水の動きは。

問3. 市が当初測定した対象は何か。

問4. 初期の改善が認められた雨の条件は。

問5. 豪雨で起きた問題は何か。

問6. 排水入口を詰まらせたものは。

問7. 維持管理で予想外だったことは。

問8. 歩行者に関する懸念は何か。

問9. 市が具体的に修正したことを二つ。

問10. 技術者は既存の排水設備を廃止すべきと言ったか。

問11. 拡大前の評価対象は何か。

問12. 中程度の雨で改善したなら豪雨でも必ず安全か。

語法・文法書換(独自8問)

問13. These planted areas were designed to receive runoff. の were designed to の意味は。

問14. Some streets became less flooded. の less の働きは。

問15. Water still overflowed during heavy storms. を although 節に変換。

問16. Workers measured the water level. を受動態へ。

問17. The city planned to compare costs. の planned を別表現に。

問18. 既存の排水設備を置き換えてはならない。を英訳。

問19. different rainfall conditions の different の働きは。

問20. Maintenance costs must be considered. を能動態に。

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友だち追加後、学年・教材・困っていることと「学習相談希望(ブログ・記事中盤)」をお送りください。LINEを開くだけでは受付は完了しません。LINEを利用できない方はメールでの学習相談も可能です。料金・無料体験の期間と条件はコース・料金・無料体験のご案内でご確認ください。

Task A|英文3段落の全文和訳と読み方

第1段落の全文和訳:架空の市は、雨の後に水がたまりやすい道路の脇に小さな雨水花壇を設置した。花壇は近くの舗装面からの雨水を受け、土壌に一部を浸透させるためのものだった。市職員は通常の雨のとき路面の水がなくなるまでの速さを計測した。初期の観察では中程度の雨の後の冠水が減ったとみられ、住民は放置されていた街角の景観改善も歓迎した。

第2段落の全文和訳:しかし、すべての問題が解決したわけではない。非常に強い雨では一部の道路に水があふれた。落ち葉やごみが入口をふさぎ、植物の選び方によって維持の手間が予想以上にかかった。歩行スペースが狭くなるとの懸念もあった。市は排水口を調整して定期点検を計画し、歩道が広くなるよう花壇を一つ移した。技術者は既存の排水設備を置き換えるのではなく、それと併用すべきだと注意した。

第3段落の全文和訳:事業の拡大前には異なる雨の強さごとの性能、維持費、歩行者が利用しやすいかを比較する予定だった。市は中程度の雨での改善は有望だが、極端な豪雨への防護を証明するものではないと強調した。今後は測定結果と継続的な維持管理能力に基づいて判断するとした。

文章構造の詳解:1段落は制度導入と一部の初期的な変化、2段落は想定と異なる問題と具体的な修正、3段落は効果を確かめる評価項目と運用判断です。三つを『導入→問題→対策・条件付き判断』と抽象化すれば、60〜70語の範囲で大意を落としにくくなります。要約に個人的な意見を書き加えず、時制と断定の程度を原文に合わせます。

Task A|英文要約の模範解答(61語)

A city tested rain gardens beside roads to absorb runoff, and early observations suggested less flooding after moderate showers. However, heavy storms still caused overflow, while blocked inlets, maintenance needs, and narrow sidewalks created problems. Officials adjusted the designs and planned inspections. Before expansion, they would compare results under different rainfall conditions, costs, and accessibility rather than assume universal flood protection.

模範要約の日本語訳:市は道路脇で雨水花壇を試し、中程度の雨では冠水が減った可能性があった。しかし豪雨ではあふれ、入口の詰まり、管理負担、歩道の狭さが課題になった。市は設計を調整し点検を計画した。拡大前には、あらゆる豪雨に効くと決めつけず、雨量別の効果、費用、歩行のしやすさを評価する。

なぜこの形になるのか:冒頭で制度と目的を示し、However / Yet などの対比語が示す問題点を落とさず、対策と今後の評価を最後にまとめています。独自の要約は模範と同じ語順でなくても構いませんが、第三段落の『今後調べる予定』を『すでに証明した』に変えると本文に忠実でなくなります。

自己採点の観点:内容=目的・利点・問題・対応を過不足なく含むか。構成=一貫した順序になっているか。語彙=重要語を意味の近い語に置き換えられているか。文法=単複・時制・冠詞が整っているか。語数=60〜70語であるか。これは学習用の確認手順で、協会の公式採点ではありません。

Task B|意見英作文の模範解答(132語)

序論:I think cities should invest in rain gardens as one part of a broader stormwater strategy. Roads covered with pavement often leave little space for rainwater to enter the ground, and small planted areas may help manage runoff.

理由①:First, rain gardens can provide environmental benefits while making streets more attractive. If local conditions are suitable, plants and soil may absorb some water during ordinary rainfall. Cities should still measure results rather than promise that the gardens will prevent every flood.

理由②・結論:Second, well-designed gardens can improve public spaces without requiring major changes to entire roads. However, officials must keep sidewalks accessible and inspect inlets after storms. Maintenance costs should be considered before a project expands. For these reasons, I support carefully tested rain gardens that complement existing drainage systems instead of replacing them.

第1段落の日本語訳:都市は雨水対策全体の一部分として雨水花壇に投資すべきだと考える。舗装された道路は雨水が地中に入る場所が少なく、小規模な植栽が流出水を受けるのに役立つ場合がある。

第2段落の日本語訳:第一に、雨水花壇は街の景観を良くしながら環境面の利点をもたらせる。地域条件が合えば通常の雨で水の一部を土壌が吸収する。しかし市は必ず測定し、あらゆる浸水を防ぐとは約束すべきでない。

第3段落の日本語訳:第二に、適切に設計すれば道路全体を大幅に変更せずに公共空間を改善できる。ただし歩道の使いやすさを守り、雨の後に入口を点検すべきだ。拡大前には維持費も考慮する必要がある。既存排水設備を置き換えるのでなく補完する雨水花壇を試すことに賛成する。

論点整理:指定POINTSは Environment / Safety / Costs / Accessibility です。モデルはこの中から重複しない二つの観点を選び、それぞれを『理由→具体的な状況→実施上の条件』に展開しています。異なる立場も認められます。反対の答案を書く場合でも、ある立場の一部に理があることを認めた上で、費用・安全・公平性などの懸念を適切に比較しましょう。

本文理解12問|全正答と根拠

問1の解答:豪雨の後に雨水がたまりやすい道路の脇。

問2の解答:舗装面から流れる雨水の一部を土壌に浸透させること。

問3の解答:通常の降雨時に路面の水が引く速さ。

問4の解答:中程度の雨(moderate showers)。豪雨とは区別する。

問5の解答:一部の路面へ雨水があふれたこと。

問6の解答:落ち葉やごみ。

問7の解答:選定した植物の一部で想定以上の保守作業が必要になった。

問8の解答:花壇によって歩道の通行幅が狭くなること。

問9の解答:排水入口の調整、定期点検計画、花壇の移設から二つ。

問10の解答:いいえ。併用すべきだと述べている。

問11の解答:雨量別の性能、維持費、歩道のアクセシビリティ。

問12の解答:いいえ。条件の違う測定結果を一般化できない。

英文書換8問|全解答と詳しい構文解説

問13の正答:『流出水を受けるよう設計された』。 解説:設計意図を表し、必ず成功したとは述べていない。

問14の正答:比較の程度を示し『冠水の程度がより小さくなった』。 解説:完全になくなったという意味ではない。

問15の正答:Although rain gardens were installed, water still overflowed during heavy storms. 解説:譲歩節で設置と限界を対比する。

問16の正答:The water level was measured by workers. 解説:過去形受動態。

問17の正答:The city intended to compare costs. 解説:完了した評価に変えない。

問18の正答:Rain gardens should not replace existing drainage systems. 解説:should not + 動詞原形。

問19の正答:形容詞として conditions を修飾する。 解説:雨量条件の幅を示している。

問20の正答:Officials must consider maintenance costs. 解説:must の後は動詞原形、受動態との主従に注意。

得点差を生む準1級重要語彙・6語

runoff:地表を流れる雨水など。rainfall(降水)と区別。

inlet:水が入る入口、取水・流入口。

overflow:あふれること/あふれる。

infiltration:土壌などへの浸透。

accessibility:利用しやすさ、障壁の少なさ。

complement:補完する。replace『取り替える』との対比が重要。

自己添削|特に注意したい3つの減点要因

1.意味の強さを勝手に変える:may / could / suggested / reported / planned は『必ず』『証明された』『既に終了した』と同じ意味ではありません。要約ではモダリティを保ち、意見英作文でも自分の主張の強さを適切に調整します。

2.POINTSが二つに見えて実際には同じ理由:例として『便利だから利用される』『使いやすいから利用者が増える』はほぼ同じ論点です。受益者・効果・費用・安全など評価する対象を変え、二つの理由が独立しているか確認します。

3.具体例を一般的な事実として断定:創作本文の数値や報告は実在する研究結果ではありません。模範答案で例を置くことはできますが、確認されていない統計を実データとして示すことは避けましょう。

翌日・3日後・7日後の復習

翌日は模範を見ずに英文要約を60〜70語で再作成し、目的→問題→対応→評価の順序を維持できるか点検します。3日後は意見英作文を反対の立場で書き、POINTSを二つ選び直します。7日後は時間を測って要約と英作文を通しで解き、語数と文法を自己点検した後、英検協会が公開する公式過去問で本番形式を確認しましょう。

よくある質問

雨水花壇だけで都市型水害を防げるのですか。

本文では防げるとは主張していません。中程度の雨での限定的な観察結果と、豪雨時の限界の両方を押さえる教材です。

要約でどの時制を使いますか。

設置と観察は過去形、行政担当者が今後調べる予定は planned to / would を使い分けます。試行結果と将来の判断を混同しないことが重要です。

英作文で反対の立場も成立しますか。

はい。CostsとAccessibilityを軸に、歩道を狭めたり保守の人手が確保できなかったりする地域では既存設備の整備を優先すべきだと論じられます。

次の無料教材・学習相談

英検準1級の無料問題集・技能別一覧では、語彙・長文・英文要約・意見英作文・リスニング・二次面接の学習順序を確認できます。英作文のPOINTSの選び方は準1級意見英作文120〜150語の独自教材一覧へ進んでください。

英検準1級の英作文添削と学校英語・NEW TREASUREの両立については、慶英会の最大1か月無料体験・学習相談をご利用ください。英検対策だけでなく、英文法・長文読解の基礎で詰まっている場合も学習状況に応じて進め方を相談できます。

参考にした公式情報・独自問題について

日本英語検定協会|準1級試験内容・形式、日本英語検定協会|英文要約の指示文(2025年度以降)。本教材の英文、問題、模範解答、和訳、設定された制度や調査は慶英会オリジナルです。公式過去問・学校の実際の課題や発表・実際の行政事例ではありません。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する