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英検準1級の英文要約|制度の変更前後を整理する3長文24問【全訳・模範3本】

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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制度の変更を扱う英文要約では、「以前の仕組み」「今回変える点」「対象と条件」「変わらない点」「利点と懸念」を整理してから、60〜70語にまとめます。検討中の変更を実施済みにしたり、一部の対象を全員へ広げたりすると、短く自然な英文でも原文の意味から離れます。

このページでは、慶英会の独自3英文・確認24問・模範要約3本を使い、変更の範囲と進行段階を保つ練習を行います。学校図書館、市民講座、スポーツ施設という異なる場面で、残すべき情報を選びましょう。本文・模範要約には全文和訳を付けています。

以下の学校・施設・制度は、学習用に設定した架空の事例です。本文・設問・模範要約は慶英会独自の教材で、英検協会の公式過去問ではありません。確認24問は要約前の読み取り練習です。各本文の8問を解いた後、その英文全体を60〜70語で要約してください。

教材主題確認問題・模範例
A|学校図書館貸出期間の延長と、対象・予約の条件8問・64語
B|市民講座先着順から抽選へ変える未採用の案8問・68語
C|スポーツ施設一部の利用枠を配分し直す試行8問・66語

英検準1級の英文要約は60〜70語で練習する

準1級の英文要約では、本文を自分の言葉で60〜70語にまとめる指示が示されています。英検協会は2025年度第1回から、英文要約の指示を語数範囲が明確に分かる表現へ変更しています。本教材でも、3本の完成要約をすべて60〜70語に収めています。

公式資料:英文要約の指示文変更に関する案内/2026年度第2回準1級問題冊子。実際の試験では、受験時の問題冊子の指示に従ってください。

読むときに分ける5項目

確認する項目読むときの問い本文の手掛かり
変更前以前は誰が、どの手続きで利用できたかpreviously / until recently / currently
変更後・変更案何を変えたか、何を変えようとしているかhas begun / is now offered / is considering
対象と条件全員か一部か、どの条件を満たす必要があるかsome / approved / if / would have to
変わらない点料金、定員、責任、上限などのうち何が残るかremain / still / have not changed
効果と課題期待される利点、確認済みの結果、未確認の点は何かsupporters believe / records show / does not show

この教材の使い方

  1. 最初に本文を通読し、制度の目的を日本語で一文にまとめます。この段階で全文を逐語訳する必要はありません。
  2. 次に、実施済み・試行中・検討中を確認します。動詞の形だけで判断せず、提案が採用されたかを述べる結末まで読みます。
  3. 各本文の8問に答え、「誰に適用されるか」「何が残るか」「何がまだ分からないか」を確認します。間違えた箇所は、答えだけでなく根拠の表現を確認してください。
  4. 和訳・解答・模範例を閉じ、本文全体を60〜70語で要約します。指定語数に収めた後、主語・対象範囲・条件・進行段階が変わっていないか照合します。
  5. 模範要約と語順が異なっても、重要な情報と関係が保たれていれば適切な別解になり得ます。本文にない成功・失敗・因果関係を加えないことが大切です。

英文A|学校図書館の貸出期間を条件付きで延長する

慶英会独自英文・193語。通読後に8問へ答え、最後に本文全体を60〜70語で要約してください。

[1] Until recently, a secondary school required all students to return library books within two weeks. It has now begun a trial allowing an additional two weeks for books needed for approved research projects. A teacher must confirm the connection to a project, and an extension is unavailable if another student has already reserved the book. Borrowers remain responsible for meeting their revised deadlines.

[2] Supporters believe the change could help students investigate complicated topics without interrupting their reading. Students would also make fewer visits simply to return and borrow the same book again. Teachers argue that access to a source over a longer period may encourage learners to compare arguments carefully instead of selecting quotations in a hurry.

[3] However, critics note that checking requests creates extra work for teachers and library staff. They also question whether students reading independently should receive the same flexibility. Although existing reservations block an extension, a book could be requested after the longer loan has been approved. This may leave another reader waiting. The school plans to review demand and overdue returns before deciding whether to continue the arrangement. It has not concluded that longer loans improve academic results.

確認問題A1〜A8

A1

変更前の貸出期間は何週間ですか。また、試行中に条件を満たして延長できた場合、合計で最長何週間になりますか。

A2

延長の対象となる本と、延長に必要な条件を答えてください。

A3

制度の変更後も、借りた生徒に残る責任は何ですか。

A4

支持者が期待する利点を二つ挙げてください。それらは、すでに確認された学業成績の改善ですか。

A5

自主的に読書をする生徒について、批判者はどのような疑問を示していますか。

A6

すでに予約の入っている本は延長できないのに、別の読者が待たされる可能性が残るのはなぜですか。

A7

「学校は延長制度を正式に継続すると決め、成績向上も確認した」という要約は適切ですか。二つの誤りを説明してください。

A8

延長の対象・条件と、返却期限を守る責任を、英語1〜2文で説明してください。

要約課題:この英文全体の主な内容を、自分の言葉を使い、英語60〜70語でまとめてください。自分の意見を追加せず、制度の段階・対象・条件を保ちます。

英文Aの全文和訳を開く

[1] 最近まで、ある中等学校では、全ての生徒に図書館の本を2週間以内に返却するよう求めていた。現在は、承認された調べ学習に必要な本について、さらに2週間の延長を認める試行を始めている。教員がその本と課題との関連を確認しなければならず、別の生徒がすでにその本を予約している場合は延長できない。借りた生徒には、変更後の返却期限を守る責任が引き続きある。

[2] 支持者は、この変更によって、生徒が読書を中断せずに複雑なテーマを調べやすくなる可能性があると考えている。また、本を一度返し、同じ本を借り直すためだけに図書館へ行く回数も少なくなるだろう。教員たちは、資料をより長く使えるようになれば、急いで引用を選ぶのではなく、主張を注意深く比較する姿勢が促されるかもしれないと述べている。

[3] しかし批判者は、申請の確認によって教員や図書館職員の仕事が増えると指摘している。また、課題とは別に自分で読書をする生徒にも同じ柔軟性を認めるべきではないかと疑問を呈している。すでに予約が入っている場合は延長できないが、長期の貸出が承認された後で、その本を別の生徒が希望する可能性はある。その場合、別の読者が待たされるかもしれない。学校は、この仕組みの継続を決める前に、需要と期限を過ぎた返却を調べる予定である。長期間貸し出すことで成績が向上するとの結論には至っていない。

英文Aの8問の解答・根拠を開く

A1の解答

解答例:変更前は2週間以内。延長が認められた場合は、さらに2週間が加わり、合計で最長4週間です。

根拠と解説:第1段落のwithin two weeksとan additional two weeksを組み合わせます。additionalは「追加の」なので、変更後も合計2週間という意味ではありません。全員が自動的に4週間になるわけではない点も確認します。

A2の解答

解答例:承認された調べ学習に必要な本が対象です。教員が課題との関連を確認し、別の生徒による予約がすでに入っていないことが必要です。

根拠と解説:books needed for approved research projectsが対象、A teacher must confirmが確認の条件です。an extension is unavailable if another student has already reserved the bookは、予約がある場合の除外条件です。

A3の解答

解答例:変更後の返却期限を守って返却する責任です。

根拠と解説:Borrowers remain responsible for meeting their revised deadlines.が根拠です。remainは責任が引き続き存在することを、revisedは期限自体が変更されたことを表しています。期限がなくなったとは書かれていません。

A4の解答

解答例:読書を中断せずに複雑なテーマを調べたり、主張を丁寧に比較したりしやすくなることと、同じ本を借り直すための来館が減ることです。学業成績の改善が確認されたという記述ではありません。

根拠と解説:Supporters believe、could help、may encourageは期待される効果を示します。最後には学業成績が向上するとの結論に至っていないと明記されています。

A5の解答

解答例:課題とは別に自分で読書をする生徒にも、同じような貸出期間の柔軟性を認めるべきではないかという疑問です。

根拠と解説:whether students reading independently should receive the same flexibilityが根拠です。自主的な読書を禁止する提案や、その生徒の成績が低いという説明ではありません。

A6の解答

解答例:延長が承認された後で、別の生徒がその本を希望する場合があるためです。

根拠と解説:after the longer loan has been approvedが決め手です。延長を判断する時点の予約と、承認後に入る利用希望を分けます。「予約を確認するので待ち時間は必ずなくなる」とはまとめられません。

A7の解答

解答例:適切ではありません。継続するかは需要と返却状況を調べてから決める予定であり、成績向上の結論も出ていません。

根拠と解説:before deciding whether to continueとIt has not concluded that …を残します。試行を始めた事実と、正式な継続決定や学習効果の確認は別の情報です。

A8の解答

解答例:During the trial, books needed for approved projects can be kept longer if a teacher confirms their relevance and nobody else has already reserved them. Borrowers must still meet the revised return deadlines.

根拠と解説:approved projectsで対象を、if以下で条件を、must stillで残る責任を示しています。直前の文にbooksがあるため、their relevanceとreserved themの指示先も明確です。

英文Aの情報整理表を開く
原文の情報要約での扱い判断の理由
貸出期間を延ばす試行主題として残す単なる図書館紹介ではなく、貸出ルールの変更が中心です。
承認された課題・教員確認・既存予約なし短い句で残す条件を落とすと、全ての生徒・全ての本に適用される制度へ変わります。
2週間にさらに2週間を追加文脈に応じて圧縮できる本モデルはlonger loansで期間の延長を示し、対象と条件に語数を使っています。
丁寧な読書・借り直しの減少利点としてまとめる引用を急いで選ぶという例まで全て書く必要はありません。
確認作業・扱いの違い・ほかの読者の待ち時間懸念をまとめて残す便利さだけの要約にしないための主要情報です。
継続は未決定・学業効果は未確認結末の判断として残す試行を成功済みの恒久制度に変えないために必要です。
英文Aの模範要約・和訳・解説を開く

模範要約:64語(英文本体を空白区切りで計数)

A school is testing longer loans for unreserved project books with teacher approval and return deadlines. Supporters expect more careful reading and fewer repeated loans. Critics, however, question the extra administrative work and unequal treatment of independent readers, while other borrowers could face delays. The school will review demand and overdue returns before deciding whether to continue; improved academic performance has not been established.

模範要約の全文和訳

ある学校が、教員の承認と返却期限を条件として、予約の入っていない課題用の本の貸出期間を延ばす試行を行っている。支持者は、丁寧な読書と借り直す回数の減少を期待している。しかし批判者は、事務作業の増加や自主的に読書をする生徒との扱いの違いを問題視しており、ほかの利用者も待たされる可能性がある。学校は継続を決める前に需要と期限を過ぎた返却を調べる予定であり、学業成績の向上は確認されていない。

残した情報と言い換えの理由

  • 冒頭のis testingで試行中であることを明示しています。has permanently changedなどの表現を使うと、継続が未決定という結末と合わなくなります。
  • unreserved project booksとwith teacher approvalで、対象と条件を圧縮しました。longer loansだけでは、全ての本の貸出期間が変わったようにも読めるため、限定を添えています。
  • Supporters expectとCritics … questionで、利点を期待する立場と懸念を示す立場を分けました。more careful readingは学習過程の期待であり、成績向上の確認へ置き換えていません。
  • 最後のhas not been establishedは「確認されていない」です。「効果がないと証明された」という意味ではありません。未確認と否定的な結論を区別してください。

意味を変えた短文を直す

誤った例|意味を変えてしまった要約の一部:The school now lets all students keep any book for four weeks, and the longer loans have improved their grades.

誤った例の和訳:学校は今、全ての生徒がどんな本でも4週間借りられるようにしており、貸出期間の延長によって成績が上がった。

英文Aの誤りと修正例を開く

修正例:During the trial, books for approved projects can be kept longer with teacher confirmation if nobody else has already reserved them. Academic benefits remain unproven.

和訳:試行中は、承認された課題用の本について、ほかの生徒による予約がすでになければ、教員の確認を受けて長く借りることができる。学業上の効果はまだ確認されていない。

解説:all studentsとany bookによる対象の拡大を修正し、trialと条件を戻しました。have improved their gradesという実証済みの断定も、remain unprovenへ変更しています。この修正例は要約の一部を直す短文であり、60〜70語の完成答案ではありません。

英文B|市民講座の申込を先着順から抽選へ変える案

慶英会独自英文・190語。通読後に8問へ答え、最後に本文全体を60〜70語で要約してください。

[1] A community center currently fills its adult courses in the order applications arrive. Popular classes sometimes become full soon after online registration opens. The center is considering a different system for courses with more applicants than places. Applications would be accepted online or by telephone during a fixed period, after which places would be allocated by lottery. Courses with sufficient space would not need a lottery.

[2] Supporters say the proposal would give residents who cannot apply immediately a fairer opportunity to join. Telephone applications could also help people who are uncomfortable using online forms. The center would know how many people wanted each course before allocating places, information that might guide future planning. However, the proposed change would not create additional teaching spaces.

[3] Critics argue that a lottery would not automatically give priority to residents with urgent learning needs. Selected applicants would have to confirm attendance, but cancellations received late could still leave seats empty. Staff would therefore need an effective waiting list. The center has proposed a small trial and is inviting comments. It has not yet adopted the new system or promised that everyone will obtain a place.

確認問題B1〜B8

B1

現在は、どの順番で受講者を受け付けていますか。変更案で抽選を行うのは、どのような講座ですか。

B2

変更案に含まれる二つの申込方法と、受講者を決める時期を答えてください。

B3

すぐには申し込めない人にとって、どのような利点が期待されていますか。

B4

申込方式を変えることで、受講できる総人数も増えると書かれていますか。

B5

急いで学ぶ必要がある住民について、批判者は何を問題にしていますか。

B6

当選者に確認を求めても、空席が残る可能性があるのはなぜですか。対応として何が必要だと述べられていますか。

B7

抽選制度はすでに採用されていますか。現時点でセンターが行っていることを答えてください。

B8

抽選案の適用範囲と、当選後に残る手続きを、英語1文で説明してください。

要約課題:この英文全体の主な内容を、自分の言葉を使い、英語60〜70語でまとめてください。自分の意見を追加せず、制度の段階・対象・条件を保ちます。

英文Bの全文和訳を開く

[1] ある地域センターでは現在、成人向け講座の受講者を、申込が届いた順に受け付けている。人気の講座は、オンラインの申込受付が始まってすぐに定員に達する場合がある。センターは、申込者が定員を上回る講座について、別の仕組みを検討している。一定の期間内にオンラインまたは電話で申込を受け付け、その後、抽選で受講者を決める方式である。十分な空きがある講座では抽選は必要ない。

[2] 支持者は、この案によって、すぐには申し込めない住民にも、より公平な受講の機会が与えられるだろうと述べている。電話による申込は、オンラインフォームを使うことに不安を感じる人の助けにもなるかもしれない。センターは受講者を決める前に、各講座を希望する人の数を把握でき、その情報を将来の運営計画に生かせる可能性がある。ただし、この変更案によって追加の受講枠が生まれるわけではない。

[3] 批判者は、抽選にしても、急いで学ぶ必要がある住民が自動的に優先されるわけではないと主張している。当選者は出席する意思を確認する必要があるが、取消しの連絡が遅ければ空席が残る可能性はある。そのため、職員には有効なキャンセル待ちの仕組みが必要となる。センターは小規模な試行を提案し、意見を募集している。新制度をまだ採用しておらず、全員が受講できると約束したわけでもない。

英文Bの8問の解答・根拠を開く

B1の解答

解答例:現在は申込が届いた順です。変更案では、申込者が受講枠を上回る講座で抽選を行います。

根拠と解説:in the order applications arriveが現行の先着順、courses with more applicants than placesが抽選の対象です。「人気があるらしい」という印象ではなく、申込者数と定員の関係で対象を判断します。

B2の解答

解答例:オンラインまたは電話で一定期間内に申し込み、その受付期間が終わった後に抽選で受講者を決めます。

根拠と解説:during a fixed periodとafter whichをつなげて読みます。申し込んだ直後に個別に抽選する方式ではありません。電話は当選後の連絡方法としてだけ書かれているわけでもありません。

B3の解答

解答例:受付開始直後に申し込めなくても、期間内に申し込めば抽選の対象となり、より公平な受講機会を得られることです。

根拠と解説:residents who cannot apply immediatelyとa fairer opportunityが根拠です。機会を公平にするという期待であり、その人全員の当選を保証する記述ではありません。

B4の解答

解答例:いいえ。変更案そのものによって追加の受講枠が生まれるわけではありません。

根拠と解説:would not create additional teaching spacesを確認します。申込者の選び方を変えることと、教室・講師・定員を増やすことは別です。公平性の改善を収容力の拡大へ置き換えないようにします。

B5の解答

解答例:抽選では、学ぶ必要性が高い住民が自動的に優先されるとは限らないことです。

根拠と解説:would not automatically give priorityが根拠です。全員に抽選機会を与える公平性と、必要性に応じて優先する仕組みは同じではありません。

B6の解答

解答例:取消しの連絡が遅い場合、枠を使い切れない可能性があるためです。有効なキャンセル待ちの仕組みが必要だと述べられています。

根拠と解説:but cancellations received late could still leave seats emptyが、確認手続きの限界を示します。confirm attendanceを導入すれば欠席や取消しが完全になくなる、とは読めません。

B7の解答

解答例:まだ採用されていません。小規模な試行を提案し、意見を募集しています。

根拠と解説:is considering、has proposed、has not yet adoptedをまとめます。提案したこと自体は実施済みの行動ですが、提案された新制度が実施されたことにはなりません。

B8の解答

解答例:The proposed lottery would apply only to oversubscribed courses, and successful applicants would still have to confirm attendance.

根拠と解説:proposedとwouldで案の段階を保ち、only to oversubscribed coursesで対象を限定しています。would still have toにより、当選するだけで全ての手続きが終わるわけではないことも伝えています。

英文Bの情報整理表を開く
原文の情報要約での扱い判断の理由
先着順から抽選への変更案主題として残す現在の仕組みと検討中の仕組みを区別する中心情報です。
定員を超える申込がある講座だけ範囲を残す全講座で必ず抽選する案に変えないために必要です。
オンライン・電話による申込方法を短くまとめる申込の速さやオンライン利用への不安に対応する説明につながります。
受講機会の公平さ支持者の期待として残す全員の受講保証や、学習成果の保証へ強めないようにします。
定員は増えない・当選後の確認が必要残る制約として残す申込方式の変更で解決しない問題を示しています。
優先順位・遅い取消し・未採用懸念と進行段階を残す公平性の利点だけで要約を終えないための情報です。
英文Bの模範要約・和訳・解説を開く

模範要約:68語(英文本体を空白区切りで計数)

A community center is considering lotteries for oversubscribed courses instead of allocating places by application order. Applications would be accepted online or by telephone. Supporters expect fairer access for residents unable to apply immediately. Capacity would remain unchanged, and selected applicants would need to confirm attendance. Critics warn that urgent learners would receive no automatic priority and late cancellations could waste places. The proposal has not been adopted.

模範要約の全文和訳

ある地域センターが、定員を超える申込がある講座について、申込順で受講者を決める代わりに抽選を行うことを検討している。申込はオンラインまたは電話で受け付ける予定である。支持者は、すぐには申し込めない住民にとって受講機会がより公平になると期待している。定員は変わらず、選ばれた申込者は出席する意思を確認する必要がある。批判者は、急いで学ぶ必要がある人が自動的に優先されるわけではなく、遅い取消しによって枠が無駄になるおそれがあると警告している。この提案はまだ採用されていない。

残した情報と言い換えの理由

  • is consideringで検討中であることを示し、最後のhas not been adoptedでも採用前の段階を保っています。現在完了形があるだけで制度の導入が終わったと判断せず、何をhas proposedしたのか、何をhas not adoptedなのかを区別します。
  • oversubscribedは「定員を超える申込がある」という意味です。本文のcourses with more applicants than placesを短く言い換え、全講座が対象になる誤読を防いでいます。
  • fairer accessとCapacity would remain unchangedを並べ、機会の公平性と定員を分けました。申込方法が改善しても、利用できる席の数が増えるとは限りません。
  • would need to confirm attendanceには当選後の手続きが残っています。語数を削るためにこの条件を消すと、抽選で選ばれれば席の利用が確定するという不正確なまとめになり得ます。

意味を変えた短文を直す

誤った例|意味を変えてしまった要約の一部:The community center has replaced its application system with a lottery, guaranteeing places to people who need the courses most.

誤った例の和訳:地域センターは申込制度を抽選へ置き換え、講座を最も必要としている人に受講枠を保証している。

英文Bの誤りと修正例を開く

修正例:The center is considering lotteries for oversubscribed courses, but applicants with urgent learning needs would not automatically receive priority or be guaranteed places.

和訳:センターは、定員を超える申込がある講座で抽選を行うことを検討しているが、急いで学ぶ必要がある申込者が自動的に優先されたり、受講枠を保証されたりするわけではない。

解説:has replacedをis consideringへ直し、未採用の段階を戻しました。対象をoversubscribed coursesに絞り、guaranteeingという保証も削除しています。この修正例は要約の一部であり、60〜70語の完成答案ではありません。

英文C|スポーツ施設の利用枠をクラブと個人で配分する

慶英会独自英文・187語。通読後に8問へ答え、最後に本文全体を60〜70語で要約してください。

[1] A sports center has changed how some evening court time is distributed. Previously, registered clubs could reserve the same hours for an entire term, leaving few evening opportunities for residents who did not belong to a club. During a trial lasting six weeks, part of this time is now offered as individual bookings. Fees and the total number of available hours have not changed, and clubs retain their remaining regular sessions. Individual users must still reserve a court before attending.

[2] Supporters welcome the opportunity to play without committing to club membership. They argue that occasional players and people with changing work schedules may find individual bookings more practical. Early records show that more separate households have booked courts during the trial. This suggests broader use of the booking system, although it does not show whether the wider community is exercising more.

[3] Critics warn that clubs may struggle to arrange reliable team practice when some regular sessions disappear. Residents who can check availability frequently may also obtain more convenient times. Managers will compare attendance, cancellations, and feedback from both club and individual users before deciding on future allocations.

確認問題C1〜C8

C1

変更前、登録クラブにはどのような予約方法が認められていましたか。それはクラブに所属しない住民にどう関係していましたか。

C2

試行で個人予約へ回されたのは、夜間の全利用枠ですか。それとも一部ですか。

C3

料金と、施設全体として利用できる時間数はどうなりましたか。

C4

個人利用者に残る手続きと、クラブに残る利用機会を答えてください。

C5

支持者は、どのような人にとって個人予約が使いやすいと考えていますか。

C6

初期の記録で分かったことと、そこからは分からないことを一つずつ答えてください。

C7

批判者が示す懸念を二つ挙げてください。

C8

予約記録で確認された変化と、その証拠の限界を英語1文で説明してください。

要約課題:この英文全体の主な内容を、自分の言葉を使い、英語60〜70語でまとめてください。自分の意見を追加せず、制度の段階・対象・条件を保ちます。

英文Cの全文和訳を開く

[1] あるスポーツセンターが、夜間のコート利用時間の一部について配分方法を変更した。以前は、登録されたクラブが一つの期を通じて同じ時間帯を予約できたため、クラブに所属しない住民が夜間に利用できる機会は少なかった。6週間の試行中は、その時間帯の一部が個人による予約に回されている。利用料金と利用できる総時間は変わらず、クラブは残りの定期利用枠を維持している。個人利用者も、引き続き利用前にコートを予約しなければならない。

[2] 支持者は、クラブへの加入を前提とせずにプレーできる機会を歓迎している。ときどきプレーする人や勤務予定が変わりやすい人には、個人予約の方が使いやすい可能性があると主張している。初期の記録では、試行中にコートを予約した異なる世帯の数が増えている。これは予約制度の利用が広がったことを示唆するが、地域全体で運動が増えたかどうかを示すものではない。

[3] 批判者は、定期利用枠の一部がなくなると、クラブが安定したチーム練習を組むのに苦労するかもしれないと警告している。また、頻繁に空き状況を確認できる住民の方が、都合のよい時間帯を確保しやすい可能性がある。管理者は今後の配分を決める前に、実際の利用、取消し、クラブと個人利用者の双方からの意見を比較する予定である。

英文Cの8問の解答・根拠を開く

C1の解答

解答例:クラブは一つの期を通じて同じ時間帯を予約できました。そのため、クラブに所属しない住民が夜間に利用できる機会は少なくなっていました。

根拠と解説:reserve the same hours for an entire termとleaving few evening opportunitiesをつなげます。クラブ以外の住民が施設の全ての利用を禁止されていた、という記述ではありません。

C2の解答

解答例:一部です。

根拠と解説:some evening court timeとpart of this timeが根拠です。第1段落にはクラブが残りの定期利用枠を維持しているとも書かれているため、全クラブ枠の廃止とは読めません。

C3の解答

解答例:どちらも変わっていません。

根拠と解説:Fees and the total number of available hours have not changed.を確認します。利用枠の配分を変えることと、無料化や営業時間の拡大は別です。

C4の解答

解答例:個人利用者は利用前のコート予約が必要です。クラブは、個人予約へ回されなかった残りの定期利用枠を維持しています。

根拠と解説:must still reserveとretain their remaining regular sessionsが根拠です。stillとremainingは、変更後も残る内容を見つける手がかりです。

C5の解答

解答例:ときどきプレーする人や、勤務予定が変わりやすい人です。

根拠と解説:occasional playersとpeople with changing work schedulesが具体的な対象です。クラブに加入して定期的に参加する仕組みとの違いが、利点の説明になっています。

C6の解答

解答例:予約した異なる世帯の数が増えたことは分かっています。一方、地域全体で運動が増えたかどうかは分かりません。

根拠と解説:have booked courtsは予約の記録です。does not show whether the wider community is exercising moreは、その記録から言えることの限界です。予約したこと、実際に利用したこと、運動量が増えたことを分けます。

C7の解答

解答例:クラブが安定したチーム練習を組みにくくなることと、頻繁に空き状況を確認できる住民が都合のよい時間を取りやすくなることです。

根拠と解説:チーム練習への影響と、個人予約の中で生じ得る利用機会の偏りを区別します。クラブ枠を一部開放するだけで、あらゆる利用者間の公平性が確保されたとは言えません。

C8の解答

解答例:More households have booked courts during the trial, but this does not establish that the wider community is exercising more.

根拠と解説:but以下で、確認された予約の増加から、地域全体の運動増加へ結論を広げないようにしています。does not establishは「そうだと確認する根拠にはならない」であり、運動が減ったという主張ではありません。

英文Cの情報整理表を開く
原文の情報要約での扱い判断の理由
クラブ枠の一部を個人予約へ回す試行主題として残すsomeとtrialを残し、全面廃止や恒久変更にしないために必要です。
料金・総利用時間は不変変わらない点として残す無料化や営業時間の拡大という事実を加えないための情報です。
クラブの残りの定期枠短く残すクラブ活動そのものがなくなったとの誤解を防ぎます。
予約した世帯が増加確認された結果として残す期待や予測だけではなく、本文に示された記録です。
地域全体の運動増加は不明証拠の限界として残す予約の増加を健康・運動の効果へ広げないために重要です。
練習への影響・空き確認の差・今後の評価懸念と次の判断としてまとめるどの利用者にも利益があるとの単純化を避けます。
英文Cの模範要約・和訳・解説を開く

模範要約:66語(英文本体を空白区切りで計数)

A sports center is testing the transfer of some club court hours to individual bookings, without changing fees or total availability. Clubs retain other regular sessions. Supporters see greater flexibility, and more households have made reservations. However, increased exercise remains unconfirmed. Critics warn of disrupted team practice and advantages for people who monitor availability frequently. Managers will assess attendance, cancellations, and feedback before deciding future allocations.

模範要約の全文和訳

あるスポーツセンターが、料金や総利用可能時間を変えずに、クラブ用のコート時間の一部を個人予約へ移す試行を行っている。クラブはほかの定期利用枠を維持している。支持者は柔軟性が高まると考えており、予約をした世帯も増えている。ただし、運動の増加は未確認である。批判者は、チーム練習への支障と、頻繁に空き状況を確認する人が有利になることを懸念している。管理者は今後の配分を決める前に、実際の利用、取消し、意見を評価する予定である。

残した情報と言い換えの理由

  • some club court hoursとClubs retain other regular sessionsの両方によって、変更が一部に限られることを示しました。club activities have endedのような全面廃止の説明にはしていません。
  • without changing fees or total availabilityで、料金と総利用可能時間が不変であることをまとめています。配分方法の変更と、提供量の拡大を分けています。
  • more households have made reservationsは確認された記録です。その直後にincreased exercise remains unconfirmedを置き、予約数だけでは運動の増加を判断できないという限界を示しました。
  • 最後はwill assess … before decidingで、今後の配分判断を示しています。試行が始まっていることと、その後の制度がすでに確定していることは同じではありません。

意味を変えた短文を直す

誤った例|意味を変えてしまった要約の一部:The sports center has stopped club activities and made all evening courts free, so the whole community now exercises more.

誤った例の和訳:スポーツセンターはクラブ活動を中止して全ての夜間コートを無料化したため、地域全体の運動量が増えた。

英文Cの誤りと修正例を開く

修正例:During the trial, only some club court hours are offered for individual booking. Fees remain unchanged, and increased exercise across the community has not been established.

和訳:試行中は、クラブ用のコート時間の一部だけが個人予約に回されている。料金は変わらず、地域全体で運動が増えたとは確認されていない。

解説:allをonly someへ修正し、無料化という本文にない情報を取り除きました。運動が増えたという断定も、確認されていないという原文の範囲へ戻しています。この修正例は要約の一部であり、60〜70語の完成答案ではありません。

書き終えた後の見直し|語数の前に意味の範囲を確認する

1.制度の段階を一語で説明する

Aは試行中、Bは検討中で未採用、Cは一部の配分を変えて試行中です。自分の要約の動詞がこの段階と一致するか確認します。本文にhas proposedがあっても、「提案が行われた」という意味であり、提案内容の実施まで意味しません。

2.all・some・onlyを確認する

Aは承認された課題用の本、Bは定員を超える申込がある講座、Cはクラブ枠の一部が対象です。短くする際は、対象を示す名詞を残し、限定をそれに近づけます。The system changed.だけでは、何がどこまで変わったかが不明確になります。

3.変わらない点を残す

貸出期間が延びても返却期限はあります。抽選案でも定員は増えず、当選後の確認が必要です。施設の枠を配分し直しても料金や総時間は変わりません。変更点だけを書いた答案では、制度の実態を広く捉えすぎることがあります。

4.期待と記録を分ける

Aの丁寧な読書やBの公平な受講機会は、支持者が期待する利点です。Cの予約した世帯の増加は、本文に示された記録です。ただし、それぞれ成績向上、全員の受講、地域全体の運動増加まで確認されたわけではありません。

5.語数を調整する

70語を超えた場合は、引用を急いで選ぶといった具体例や、同じ内容を繰り返す箇所から圧縮します。対象範囲、条件、未採用という段階を先に削らないようにしてください。60語未満なら、本文の主要な懸念や残る制約が落ちていないかを点検します。

4日間の復習例

日取り組む内容
1日目Aの8問を解き、対象・条件・残る責任を確認して64語モデルと比較する。
2日目Bの8問を解き、現在の制度と未採用の案を分けて68語モデルと比較する。
3日目Cの8問を解き、一部変更と全面変更、予約と運動の増加を分けて66語モデルと比較する。
4日目3題のうち一つを、模範例を見ずに再要約する。初回と語順を変えても同じ意味を保てるか確認する。

よくある質問

変更前の制度は、必ず詳しく書く必要がありますか。

変更の意味が伝わる分だけ残します。Bでは先着順から抽選へ変えることが中心なので、application orderとlotteriesの比較が役立ちます。Aではlonger loansで期間の延長を示し、延長できる本の条件を優先するまとめ方もできます。本文全体で何が中心かを判断してください。

数字は全て要約に残すべきですか。

全てを残す必要はありません。Aのモデルは2週間・追加2週間をlonger loansにまとめています。ただし、数字を削った結果、対象範囲や結論が変わる場合は残します。語数調整の判断は、数字であるかどうかだけでは決まりません。

wouldがあれば、全てまだ実施されていない話ですか。

wouldだけでは決められません。Aは試行が始まっていますが、その中で期待される利点にwouldが使われています。Bはis consideringとhas not yet adoptedにより未採用だと分かります。段落全体と結末を合わせて進行段階を確認します。

改善効果が未確認なら、効果がなかったと書いてよいですか。

書けません。未確認は、効果があるともないとも結論づけていない状態です。Aの学業成績とCの地域全体の運動について、原文は確認できる範囲を限定しています。has not been establishedやremains unconfirmedで、その限界を保ちます。

模範要約と同じ単語や構文にそろえる必要がありますか。

重要な情報と論理関係が保たれた自然な英文であれば、表現は異なって構いません。慶英会の模範例は、対象・条件・進行段階・利点・懸念を残す一例です。モデルに近づけるために、自分の正確な英文を不自然な言い換えへ変える必要はありません。

次に進む教材と学習相談

慶英会への学習相談では、「本文は読めるが要約が長くなる」「変更の条件を落としてしまう」「60〜70語にすると利点か懸念が抜ける」など、困っている点をお知らせください。英検準1級対策の相談は、お問い合わせフォームから受け付けています。

教材と公式情報について

本ページの英文・確認問題・模範要約・訳・解説は慶英会独自の教材です。3つの制度は学習用の架空の設定であり、実在する学校や自治体の制度案内ではありません。模範要約は主要な情報を残す一例です。試験全体の構成は日本英語検定協会「準1級の試験内容」でご確認ください。公式情報確認・公開:2026年11月1日。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する