
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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英検準1級の長文語句空所補充は、単語の意味だけでなく「前の文に対して逆接か、原因か、条件か」を正確に読むことが重要です。慶英会独自の6問×3セット=18問を公開します。資料公開、防災情報、学校の宿題という異なる話題で、本文→選択肢→解答根拠→誤答理由→日本語内容確認まで一貫して学べます。
日本英語検定協会の準1級試験内容では長文語句空所補充は6問、説明文・評論文などを扱います。本記事は1セット6問を3セット繰り返す独自練習教材であり、公式の過去問・公式模試とは異なります。
解き方|空欄の前後を読んで論理を説明する
- 空欄が接続詞・副詞か、動詞・形容詞かを確かめる。
- 前の文が根拠、次の文が結論なのか、対立する情報なのか判断する。
- 選択肢の品詞と文法(avoid+ing、in case+節など)を確認する。
- 正解だけでなく、残り3つが不正解になる理由を説明する。
- 最後に段落別の日本語を読み、筆者の結論が強くなりすぎていないか確認する。
独自セット1|地域資料のデジタル公開と説明の正確さ(約172語)
このセットでは[1]〜[6]の6空欄に答えてください。答えを見る前に本文全体を読みましょう。
英文第1段落
A fictional regional archive began putting historical photographs online. The collection attracted a large audience within a few weeks. [1] ___, staff warned that many views did not prove that every caption was accurate. Several descriptions had been written decades earlier without reliable supporting documents. Rather than guessing, researchers asked volunteers to [2] ___ the dates by consulting original records.
英文第2段落
Volunteers documented how each source had been checked [3] ___ future readers could understand the limits of the evidence. The archive could release every photograph at once, or [4] ___ publication of uncertain items until further checks were finished. The staff selected the second approach for damaged records. They also introduced a standardized record for each image, making the review more [5] ___ to colleagues who had not taken part.
英文第3段落
By the end of the trial, some descriptions had been corrected. Nevertheless, the team avoided [6] ___ that all dates were now established. The director said the new website would be useful only if visitors could distinguish verified facts from unresolved questions.
4択6問
Q1[1]
- Therefore
- Similarly
- However
- For example
Q2[2]
- verify
- postpone
- invent
- distribute
Q3[3]
- although
- unless
- despite
- so that
Q4[4]
- translate
- delay
- measure
- reject
Q5[5]
- expensive
- transparent
- private
- temporary
Q6[6]
- claim
- to claim
- claimed
- claiming
全6問の正解・誤選択肢の詳しい理由
Q1 正解C:However(しかし)。閲覧者増と説明の正確性の未確認を逆接で結ぶ。Thereforeなら閲覧増が不正確さの原因となる不自然な論理。Similarlyは類似、For exampleは例示。
Q2 正解A:verify(検証する)。原記録を調べて日付を検証する。inventは創作で趣旨に反し、postponeやdistributeも対象datesの確認という文脈に合わない。
Q3 正解D:so that(〜できるように)。未来の読者が証拠の限界を理解できるようにという目的。althoughは譲歩、unlessは条件、despiteは名詞句を要求する。
Q4 正解B:delay(延期する)。until further checks were finishedが延期の期限を示す。画像自体を翻訳・測定・却下する意味にはならない。
Q5 正解B:transparent(透明で追跡可能な)。外部の同僚にも検証手順が分かるtransparent。privateは非公開で逆方向、他の二語は透明性を説明しない。
Q6 正解D:claiming(主張すること)。avoid+動名詞の語法。『全日付を確定済みと主張する』ことを避けたという意味で、claimingが文法・内容とも適切。
段落別の日本語内容
第1段落:架空の地域資料館が歴史写真をオンライン公開すると、閲覧者は増えた。しかし閲覧数が多いことは、全ての説明が正確だという証明にはならなかった。古い説明文には出典がなく、研究者はボランティアに原資料から日付を確認するよう求めた。
第2段落:検証の方法を記録し、後から読む人が証拠の限界を理解できるようにした。すぐに全公開する方法もあったが、不確かな資料の公開を確認後まで延期した。標準化した記録は参加していない同僚にも判断の経緯を分かりやすくした。
第3段落:一部の説明は訂正されたが、全ての日付が確定したと主張することは避けた。確定した事実と未解決の問題を区別できることが、ウェブサイトの価値だと考えた。
語句の位置を変えたら何が違う?
上の空欄は一文だけで決めず、前後の主張を読んでください。文脈に現れる仮説・未確認の数値・予防的な行動などを、確定した成果と混同しないことが重要です。
独自セット2|大雨時の情報提供と受信確認(約165語)
このセットでは[7]〜[12]の6空欄に答えてください。答えを見る前に本文全体を読みましょう。
英文第1段落
A fictional town tested a new system for sending flood warnings to households. Mobile messages were fast, but they could not reach everyone. To include people without reliable phone access, officials [7] ___ paper notices at community centers. The town also worked with local organizations that could share urgent information in person.
英文第2段落
Although the online system had sent thousands of alerts, staff could not [8] ___ how many households had actually read them. Volunteers prepared an alternative meeting place [9] ___ the primary shelter became inaccessible during severe weather. The council reminded residents that sending an alert and ensuring that its instructions were understood were [10] ___ tasks.
英文第3段落
After the first exercise, the team reviewed feedback to [11] ___ gaps in its communication procedures. Several residents reported receiving alerts too late, while others could not read small text on their devices. [12] ___ the next survey showed favorable feedback, officials would still check accessibility, delivery speed, and the needs of residents who did not respond.
4択6問
Q7[7]
- distributed
- postponed
- estimated
- concealed
Q8[8]
- remove
- appoint
- verify
- overlook
Q9[9]
- in spite of
- because of
- such as
- in case
Q10[10]
- identical
- distinct
- optional
- temporary
Q11[11]
- imitate
- postpone
- identify
- conceal
Q12[12]
- Even if
- Because of
- In spite
- In order
全6問の正解・誤選択肢の詳しい理由
Q7 正解A:distributed(配布した)。paper notices at community centersとつながる配布したdistributed。postponeは延期、estimateは推計、concealは隠す。
Q8 正解C:verify(確認する)。実際に読んだ世帯数を『確認する』。送信件数から理解を保証できないという本文の論理。
Q9 正解D:in case(〜する場合に備えて)。主避難所が使えなくなる場合に備え、事前に別の場所を準備した。in spite of・because of・such asの後は名詞句が必要。
Q10 正解B:distinct(異なる)。送信と理解の確認は異なる作業。identicalは同一で反対。
Q11 正解C:identify(特定する)。feedbackを使い手順の抜け・障壁を特定するidentify gaps。
Q12 正解A:Even if(たとえ〜でも)。調査が好評でも追加確認は必要という譲歩。Even if+節の構造。他の選択肢は文法的にも不自然。
段落別の日本語内容
第1段落:架空の町は洪水警報を携帯端末で配信したが、通信環境のない住民にも届けるため、地域施設へ紙の通知を配布した。
第2段落:何千件送信されても読んだ家庭数は確認できず、主要避難所が使えなくなる場合に備え代替場所を準備した。送信と、指示が理解されたことの確認は別の仕事である。
第3段落:演習後は、通知が遅れた人や文字が見にくかった人の声から伝達上の問題を洗い出した。次回の調査が好評でも、使いやすさ・速さ・未回答者の必要を調べる方針を維持した。
語句の位置を変えたら何が違う?
上の空欄は一文だけで決めず、前後の主張を読んでください。文脈に現れる仮説・未確認の数値・予防的な行動などを、確定した成果と混同しないことが重要です。
独自セット3|オンライン宿題と学習の公平性(約155語)
このセットでは[13]〜[18]の6空欄に答えてください。答えを見る前に本文全体を読みましょう。
英文第1段落
A fictional school introduced a website that allowed students to submit homework online. Teachers expected it to reduce lost assignments. [13] ___, some families lacked stable internet access, making submission difficult. The school therefore introduced a paper alternative [14] ___ every student could hand in work without depending on a single technology.
英文第2段落
Teachers then asked not only whether homework had been submitted but also [15] ___ students received useful feedback. They explained that higher numbers of online submissions did not necessarily mean learning had [16] ___. Several families also struggled to deliver paper assignments during office hours, [17] ___ staff arranged a secure drop-off box at a community center.
英文第3段落
After the trial, the number of recorded submissions increased. Still, administrators decided to [18] ___ the pilot for another term before changing the policy permanently. They planned to compare the quality of feedback, access for families, and teachers’ workloads rather than relying on submission totals alone.
4択6問
Q13[13]
- Consequently
- Similarly
- However
- For instance
Q14[14]
- so that
- even if
- unless
- although
Q15[15]
- whose
- whether
- which
- because
Q16[16]
- competed
- disappeared
- refused
- improved
Q17[17]
- unless
- so
- although
- whether
Q18[18]
- conceal
- reject
- extend
- approve
全6問の正解・誤選択肢の詳しい理由
Q13 正解C:However(しかし)。オンライン導入の期待と、通信がない家庭の不利を対比するHowever。Consequentlyは因果、Similarlyは類似、For instanceは例示。
Q14 正解A:so that(〜できるように)。全員が単一技術に依存せず提出できるようにする目的。so that S could doの構造。
Q15 正解B:whether(〜かどうか)。asked not only whether … but also whether … が並列。提出とフィードバックの二つのYes/No事項を確認。
Q16 正解D:improved(改善した)。オンライン提出数と学習成果の改善を区別する。had improvedの過去完了も自然。
Q17 正解B:so(そのため)。届けにくいという問題から、投函箱を用意するという結果。独立した節をsoで接続。
Q18 正解C:extend(延長する)。for another termが試行の期間延長を表す。既に試行中でありextendが適切。
段落別の日本語内容
第1段落:架空の学校は宿題をオンライン提出できる仕組みを導入したが、ネットが不安定な家庭もあるため紙で提出する方法も設けた。
第2段落:提出の有無だけでなく、役立つフィードバックが届いたかも確認した。オンライン提出数の増加だけでは学習が改善したとは限らず、窓口の時間帯に紙を届けにくい家庭のため地域施設に投函箱を設けた。
第3段落:試行で提出件数は増えたが、恒久的な方針変更の前にもう一学期間延長して、フィードバックの質、利用環境、教員の負担を比較した。
語句の位置を変えたら何が違う?
上の空欄は一文だけで決めず、前後の主張を読んでください。文脈に現れる仮説・未確認の数値・予防的な行動などを、確定した成果と混同しないことが重要です。
実戦用の復習|逆接・目的・条件を見分ける
逆接:閲覧数・提出件数・送信件数が増えても、内容の正確さ・理解の改善・受信の確認まで示すわけではありません。HoweverやNeverthelessは、数量が増えたという事実と結論の限界を結びます。
目的:so thatは、その後の行為が実現するように準備したという意味です。記録を残したからといって、すべての読者が理解したとは限りません。
条件:in caseは事前の備え、even ifは仮定しても結論が維持される譲歩です。目的の文と条件の文は、文章全体の判断に異なる役割を持ちます。
語法:avoid claiming、verify the dates、identify gaps、extend the pilotなどは英検準1級の語彙・英作文にも役立つ自然な組み合わせです。覚えた後は元の文とは別の短文でも使ってください。
7日間の復習方法
- 1日目:セット1の6問を解き根拠をマークする
- 2日目:セット1の誤答3つずつの意味を確認する
- 3日目:セット2の6問を解いて理由を説明する
- 4日目:セット3の6問を解く
- 5日目:全18問を選択肢なしで解き直す
- 6日目:各セットの結論を英語2文で書く
- 7日目:英検協会の公式過去問で初見の6問を解く
よくある質問
これは準1級の公式長文空所補充問題ですか?
いいえ。公式は6問ですが、本記事は慶英会が制作した6問セットを3題収録した追加演習です。問題文や選択肢は公式過去問の転載ではありません。
選択肢を見てすぐに判断してよいですか?
まず空欄の品詞と前後の論理関係を予測してください。見覚えのある単語を機械的に選ぶと、逆接・目的・限定を読み違えます。
18問全問正解なら英検準1級に合格できますか?
合否は判断できません。準1級では長文内容一致や短文語句空所補充、英文要約、意見英作文なども出題されます。CSEスコアに換算する独自模試ではありません。
次の慶英会無料教材・無料体験
短文語句空所補充18問×2セット/条件と譲歩in case・even if32問/限定・推量の意味40問。
慶英会では中高一貫校の英語と英検準1級の語彙・文脈・読解をつなぎ、解答の根拠を個別に確認しています。最大1か月完全無料体験・学習相談はこちら。
参考にした公式情報
日本英語検定協会|準1級の試験内容/日本英語検定協会|準1級過去問。2026年10月28日確認。本文3題・18問と解答は慶英会独自作成です。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する
慶英会の準1級・追加演習:段落の背景・方法・結果・限界を読む36問。問題と本文根拠を照合し、独自の解説で復習してください。
