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英検1級のsustainability・resilience|持続可能性とレジリエンスを読む独自24問・長文2題

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sustainability(持続可能性)は、活動の便益を将来にも続けられる条件に、resilience(レジリエンス)は、支障に耐え、必要な機能を保ち、適応・回復する力に注目します。英検1級の英文では、両者を別々の箱へ振り分けるより、「平常時の効率」「障害時の継続」「回復後の運営」「誰に届くか」を分けると、筆者の評価を読み取りやすくなります。

慶英会では、独自短文16問と長文2題8問、計24問を用意しました。全英文の和訳、全96選択肢の訳と正誤理由を掲載しています。用語を知っていても、予備の設備数を成果とみなしたり、一時的な再開を長期の継続可能性へ広げたりする誤読を、本文の根拠へ戻って直す教材です。

短文・長文・選択肢は慶英会独自の演習です。団体・地域・試験運用・評価結果は学習用の架空設定で、実在する調査結果や英検公式過去問の転載ではありません。正式な出題形式は日本英語検定協会の1級試験内容で確認できます。

sustainabilityとresilienceの違い|重なる目標を、同じ意味にしない

国連環境計画(UNEP)が説明する持続可能な開発では、今の世代の必要を満たす際に、将来の世代が自らの必要を満たす力を損なわないことを重視します。経済・社会・環境を併せて考えるため、sustainableを単に「安い」「環境に関係する」と訳すだけでは不十分です。出典:UNEPの持続可能な開発に関するFAQ。

国連防災機関(UNDRR)のresilienceの定義は、危険の影響に抵抗し、吸収し、適応・変容・回復する能力を含み、重要な基本構造や機能の維持・復元にも触れています。したがって、本教材では「以前と全く同じ姿に戻す力」だけには限定しません。場所や方法を変えて、必要な機能を保つ場合も考えます。出典:UNDRRのResilienceの定義。

語・観点この教材で確かめること英文を読む際の問い
sustainability
持続可能性
便益と、それを支える資源・人・費用・環境への影響を長期で考える。Can it continue without undermining future needs?
将来の必要を損なわず続けられるか。
resilience
レジリエンス
支障の中で必要な機能を保つことや、適応・回復する力。Which function is maintained or recovered, and under what conditions?
どの条件で何の機能が保たれ、回復したか。
efficiency
効率
投入する時間・労力・エネルギーなどに対して、どれだけ有用な成果を得るか。Efficiency in ordinary conditions, or during disruption?
平常時の効率か、支障がある条件での効率か。
redundancy
冗長性・予備
通常の最小限を超える構成や代替手段が、障害時にどの機能を支えるか。Can the alternative operate when the main route fails?
主な経路が使えないとき、代わりが動くか。

efficiencyの一般的な語義はCambridge Dictionaryで、工学におけるredundancyはIEEE Technology Navigatorで確認できます。予備には保管・更新・訓練などの負担が伴い得るため、その数だけで価値は決まりません。以下の演習では、本文が指定した機能と条件を使って判断します。

redundancyは文脈で意味が変わります。語句の無駄な重複を指す場合も、設備の予備・冗長化を指す場合もあります。英国英語では人員整理による解雇にも使われます。例えばbuild redundancy into a systemとtake voluntary redundancyを、同じ「不要」の一語だけで処理しないようにしましょう。出典:Cambridge Dictionaryのredundancy。

四つの確認|いつ・何を・何に頼り・誰へ届けるか

  • 時間:平常時の成果か、障害の最中か、回復直後か、長期の運営かを分けます。a brief interruptionとa prolonged disruptionは同じ検証条件ではありません。
  • 機能:建物や機械が戻ったのか、利用者へ必要なサービスが届いたのかを確かめます。施設の数は、サービスの継続を直接示すとは限りません。
  • 依存:予備と主系統が、同じ電源・通信・人員・倉庫などに頼っていないかを見ます。会社や建物が複数あることと、別々に機能できることを分けます。
  • 対象:全体の平均が改善していても、特定の地域や人が取り残されていないかを確認します。who can actually use the serviceという問いを残します。

英検1級の内容一致では、正解に難しい用語が入っているかより、元の文章が確かめた範囲を保っているかを見てください。「予備を設置した」→「機能した」、「一部で機能した」→「全体で使える」、「数週間続いた」→「長期に維持できる」という変換が、どの語で起きているかを探します。

独自短文16問|直接言えることと、まだ確かめていないこと

各英文を読み、設問に最も適切な答えをA〜Dから一つ選んでください。正解を決める前に、根拠となる表現と、本文が評価した時間・機能・対象を短く書き留めます。解答は4問ずつ開けます。

問1〜4

問1

In its ordinary operations, the service now delivers the same number of parcels using less fuel. Its performance during prolonged disruptions has not been studied.

What does the report directly support?

  • A. An observed reduction in the time needed to recover from interruptions.
  • B. Evidence that the new service maintains deliveries when fuel supplies are interrupted.
  • C. Improved fuel efficiency under the operating conditions described.
  • D. A comparison showing that backup vehicles are no longer needed.

問2

The station has two pumps, but both depend on the same electrical connection. When that connection fails, neither pump can operate.

Which vulnerability is demonstrated?

  • A. The additional pump does not remove their shared dependence on one connection.
  • B. The second pump reduces the amount of electricity available to the first.
  • C. The two pumps have already been shown to fail independently.
  • D. Restoring one pump would also repair the shared electrical connection.

問3

The network's average recovery time fell, yet several remote communities remained without service for longer than before. The report presented only the network-wide average.

Which aspect of the reported change in recovery is obscured by the average?

  • A. Whether the network's average recovery time was calculated at all.
  • B. Whether remote communities received a faster service before the interruption.
  • C. Whether restoration costs were distributed evenly between contractors.
  • D. How the change in recovery was distributed among different communities.

問4

After its original venue became unusable, the organisation resumed essential classes in several smaller spaces. It also changed its scheduling to avoid relying on a single building.

What aspect of resilience does this illustrate?

  • A. Recovery measured by restoring the organisation's original physical layout.
  • B. Recovery of essential functions through adaptation in how they are delivered.
  • C. Proof that the new arrangement has lower long-term costs than the old one.
  • D. Evidence that the original interruption had been prevented.
問1〜4の解答・全訳・全16択の理由を開く

問1|正解 C

英文の和訳:平常時の運営では、そのサービスは同じ数の荷物を、より少ない燃料で配送するようになった。長期間の中断時にどのような能力を発揮するかは調べられていない。

設問訳:この報告が直接裏付けるのは何か。

Aの訳:中断からの回復に必要な時間が短くなったという観測結果。
不正解:回復時間は調べていません。平常時の燃料使用を、障害後の実測結果へ置き換えています。

Bの訳:燃料供給が途絶えても、新しいサービスが配送を維持するという証拠。
不正解:燃料が少なくて済むことと、供給の中断時にも配送できることは別です。後者を示す記録はありません。

Cの訳:記述された運営条件での燃料効率の改善。
正解:同じ配送件数に使う燃料が減ったことが根拠です。平常時という条件を保っており、未調査の中断時には広げていません。

Dの訳:予備車両が不要になったことを示す比較。
不正解:車両の予備は比較していません。燃料効率の改善から、予備の必要性まで結論づけることはできません。

問2|正解 A

英文の和訳:その施設にはポンプが2台あるが、どちらも同じ電力接続に依存している。その接続が故障すると、どちらのポンプも動かない。

設問訳:どのような弱点が示されているか。

Aの訳:ポンプを増やしても、1本の接続への共通の依存はなくならない。
正解:2台という数より、両方が同じ原因で停止する関係が重要です。shared dependenceがboth depend on the sameを言い換えています。

Bの訳:2台目のポンプが、1台目の使える電力量を減らす。
不正解:接続への依存は示されていますが、電力の取り合いや供給量の不足は述べられていません。

Cの訳:2台のポンプが、それぞれ独立して故障することが確認されている。
不正解:独立した故障ではなく、共有する接続の故障で両方が動かなくなる例です。原因の関係が逆です。

Dの訳:片方のポンプを復旧すれば、共有する電力接続も修理される。
不正解:ポンプ本体と接続は別の要素です。ポンプの復旧が接続の修理になるという仕組みはありません。

問3|正解 D

英文の和訳:ネットワーク全体の平均復旧時間は短くなったが、いくつかの遠隔地域では、以前より長くサービスを利用できなかった。報告にはネットワーク全体の平均だけが示された。

設問訳:報告された復旧状況の変化のうち、平均値によって見えにくくなるのはどの側面か。

Aの訳:そもそもネットワークの平均復旧時間が計算されたかどうか。
不正解:平均が短くなったことと、その値を報告したことは明示されています。計算の有無が論点ではありません。

Bの訳:遠隔地域が中断前には、より速いサービスを受けていたかどうか。
不正解:中断前の通信速度などではなく、復旧までの時間が一部地域で長くなったことが問題です。

Cの訳:復旧費用が業者間で均等に配分されたかどうか。
不正解:業者や費用の分配は登場しません。住民がサービスを再び利用できるまでの地域差に注目します。

Dの訳:復旧状況の変化が、各地域にどう分布していたか。
正解:全体の平均改善と、遠隔地域の悪化は両立します。平均を全地域の改善へ拡大して読まないことが要点です。

問4|正解 B

英文の和訳:元の会場が使えなくなった後、その団体は複数の小さな場所で重要な講座を再開した。また、一つの建物に依存しないよう日程の組み方も変えた。

設問訳:これはレジリエンスのどの側面を示すか。

Aの訳:団体の元の物理的な配置を復元することによって測る回復。
不正解:元の配置を復元したのではなく、別の場所へ分散しています。建物の形と、教育という機能を区別します。

Bの訳:提供方法を適応させることによる、重要な機能の回復。
正解:講座の再開が機能の回復、会場や日程の変更が提供方法の適応に対応します。両者を一緒に捉えた説明です。

Cの訳:新しい仕組みの長期費用が、元の仕組みより低いという証明。
不正解:再開できたことは分かりますが、費用の比較はありません。回復の例を長期費用の結論へ変えています。

Dの訳:元の中断が未然に防がれていたという証拠。
不正解:使えなくなった後の対応です。被害の予防と、被害後の再開という時点が逆になっています。

問5〜8

問5

The spare machine was never needed to replace the main machine during ordinary operations in the review period. It remained available to take over if the main machine failed, and staff regularly practised switching between them.

Which conclusion is justified?

  • A. Not having to deploy the spare in ordinary operations shows that the switching practice had no operational purpose.
  • B. Its standby role cannot be assessed solely by counting deployments in ordinary operations.
  • C. It increased the main machine's output throughout the review period.
  • D. Regular practice established how the machines would perform during a prolonged fuel shortage.

問6

The buyer contracted with three suppliers to reduce dependence on one firm. A review found that all three kept their goods in the same warehouse.

Why might the three contracts provide less protection than expected?

  • A. The suppliers have agreed to charge the same prices at the shared warehouse.
  • B. The additional contracts have already reduced the amount of stock available.
  • C. The buyer had contracted with the firms only after the warehouse was damaged.
  • D. A disruption at the shared warehouse could interrupt all three sources.

問7

The backup system reduced the number of interruptions in a trial. The proposal, however, provides no budget for maintaining it or training replacement staff after the first year.

Which issue remains unresolved?

  • A. Whether the capability demonstrated in the trial can be sustained over time.
  • B. Whether the trial actually reduced the frequency of interruptions.
  • C. Whether replacement staff were responsible for the original interruptions.
  • D. Whether maintenance spending should be counted as evidence of recovery speed.

問8

Volunteers kept the service running during an emergency by working extra hours. Several said they could not continue at that pace once their regular commitments resumed.

Which summary preserves the main qualification?

  • A. The volunteers' regular commitments had prevented the service from operating during the emergency.
  • B. The service's continuation showed that additional permanent staffing was unnecessary.
  • C. The emergency response worked, but its workload could not simply be assumed to be sustainable.
  • D. The volunteers opposed resuming their regular commitments until the original building reopened.
問5〜8の解答・全訳・全16択の理由を開く

問5|正解 B

英文の和訳:確認期間の通常運転では、予備の機械が主機の代わりに稼働する必要は一度もなかった。主機が故障した場合に代わって稼働できる状態を保ち、職員は定期的に切り替えの練習をしていた。

設問訳:どの結論が妥当か。

Aの訳:通常運転で予備を投入する必要がなかったことは、切り替えの訓練に運用上の目的がなかったことを示す。
不正解:訓練の目的は故障時の切り替えです。通常運転で代替を必要としなかったことと、備えの目的がないことは異なります。

Bの訳:待機する役割は、通常運転で投入した回数だけでは評価できない。
正解:通常運転で投入されない期間にも、切り替え可能な状態を用意しています。通常運転での投入回数と、必要時に果たせる機能を分けています。

Cの訳:確認期間中を通じ、主機の生産量を増やした。
不正解:主機と同時に生産したとは書かれていません。待機中の機械を、平常時の追加生産力へ読み替えています。

Dの訳:定期的な訓練によって、長期の燃料不足時の性能が確認された。
不正解:練習したのは機械の切り替えです。燃料不足という別の条件まで検証したとは言えません。

問6|正解 D

英文の和訳:買い手は、一つの企業への依存を減らすため、3社と契約した。調査の結果、3社とも同じ倉庫に商品を保管していると分かった。

設問訳:3社との契約が、期待ほどの備えにならない可能性があるのはなぜか。

Aの訳:供給業者が、共有倉庫で同じ価格を付けることに合意したから。
不正解:同じ倉庫を使うことは示されていますが、価格の合意はありません。供給が続くかという論点を価格設定へ変えています。

Bの訳:追加の契約によって、使える在庫量がすでに減ったから。
不正解:在庫の量が減ったという結果は述べられていません。契約数と、保管拠点が共通であることが本文の情報です。

Cの訳:買い手が、倉庫が損傷した後に初めて各社と契約したから。
不正解:損傷が起きたという事実も、その後に契約したという順序もありません。想定すべきリスクを、過去の出来事へ変えています。

Dの訳:共有倉庫での支障が、3社すべてからの供給を止め得るから。
正解:企業が別でも、同じ拠点に依存しています。供給元の社数と、障害時に独立して機能するかを分ける必要があります。

問7|正解 A

英文の和訳:予備システムは試験運用で中断の回数を減らした。しかし提案では、最初の1年以降に保守を行ったり、後任の職員を訓練したりする予算が用意されていない。

設問訳:どの問題が未解決のままか。

Aの訳:試験運用で示された能力を、長期にわたり維持できるかどうか。
正解:効果が出たという結果と、その能力を支える保守・訓練の継続条件を分けます。初年の成果だけでは後年まで確かめられません。

Bの訳:試験運用が実際に中断の頻度を減らしたかどうか。
不正解:中断を減らしたこと自体は最初の文にあります。未解決なのはその後の継続条件です。

Cの訳:後任の職員が、元の中断の原因だったかどうか。
不正解:後任者は将来の訓練対象です。障害の原因だったという話にはなっていません。

Dの訳:保守支出を、回復速度の証拠として数えるべきかどうか。
不正解:支出は能力維持の条件であり、復旧の速さそのものを測った記録ではありません。目的と証拠を入れ替えています。

問8|正解 C

英文の和訳:緊急時、ボランティアは追加の時間を働き、サービスを動かし続けた。数人は、普段の仕事や用事が再開すれば、そのペースを続けることはできないと述べた。

設問訳:主要な留保を保っている要約はどれか。

Aの訳:ボランティアの普段の用事が、緊急時のサービス運営を妨げていた。
不正解:緊急時には動かし続けたと書かれています。将来続けにくいという話を、すでに運営を妨げたという結果へ変えています。

Bの訳:サービスが続いたことから、恒常的な人員の追加は不要だと分かった。
不正解:緊急時の追加労働を、そのまま通常の人員体制に置き換えられるとは示していません。

Cの訳:緊急対応は機能したが、その仕事量が持続可能だとは簡単に仮定できなかった。
正解:実際の成果を認めたまま、続ける条件への留保も残しています。働いた人の負担を評価に含める読み方です。

Dの訳:ボランティアは元の建物が再開するまで、普段の用事に戻ることに反対した。
不正解:建物の再開や本人の反対は書かれていません。継続の難しさを、別の希望や条件へ変更しています。

問9〜12

問9

The network continued to function during a brief interruption at one site. The assessment did not simulate a longer interruption affecting several sites simultaneously.

Which additional disruption scenario remains untested?

  • A. Whether the network could function during the brief interruption described.
  • B. Whether one site had been included in the assessment.
  • C. Whether shorter interruptions are more costly than longer ones.
  • D. How the network would respond to the more extensive disruption described.

問10

During the same disturbance, System A maintained its normal service level. System B temporarily lost some capacity but restored that capacity soon afterward.

Which comparison accurately describes the two systems?

  • A. System B avoided the initial loss of service that affected System A.
  • B. System A maintained service, while System B demonstrated recovery after a temporary reduction.
  • C. System A's long-term costs were lower because it required no recovery period.
  • D. System B's recovery proves that it would outperform System A during a different disturbance.

問11

The headquarters reopened before local deliveries resumed. The recovery plan defined its essential function as getting materials to schools, not merely reopening offices.

Which measure is most directly aligned with that function?

  • A. The date on which the headquarters first admitted employees.
  • B. The number of desks restored to their previous positions.
  • C. The extent to which schools received the materials they needed.
  • D. The number of public announcements celebrating the reopening.

問12

The rebuilding grant covers construction but not future operation. The council has yet to identify resources for staffing, maintenance, and access support.

Which interpretation is most defensible?

  • A. Funding the physical reconstruction does not by itself establish the service's long-term viability.
  • B. The council has already concluded that the completed building will remain unused.
  • C. Future access support is included in the construction grant.
  • D. The construction timetable can be used to determine future staffing requirements.
問9〜12の解答・全訳・全16択の理由を開く

問9|正解 D

英文の和訳:一つの拠点で短い中断が起きている間も、ネットワークは機能し続けた。この評価では、複数の拠点に同時に影響する、より長い中断は模擬しなかった。

設問訳:追加の支障の場面として、まだ試されていないのはどれか。

Aの訳:記述された短い中断の間に、ネットワークが機能できるかどうか。
不正解:その条件で機能したことが、今回得られた結果です。未検証の条件と区別します。

Bの訳:評価に一つの拠点が含まれていたかどうか。
不正解:一つの拠点での中断を評価したと明記されています。対象が一つもなかったわけではありません。

Cの訳:短い中断のほうが、長い中断より費用が高いかどうか。
不正解:費用の大小はこの評価の問いではありません。本文が挙げた未検証条件は、長さと同時に影響する拠点数です。

Dの訳:記述された、より広範囲の支障にネットワークがどう対応するか。
正解:短い単独拠点の停止から、長期かつ複数拠点の同時停止へ一般化できません。検証範囲を保つ選択肢です。

問10|正解 B

英文の和訳:同じ支障が起きた際、システムAは通常のサービス水準を維持した。システムBは一時的に能力の一部を失ったが、その後まもなく回復した。

設問訳:二つのシステムを正確に比較しているのはどれか。

Aの訳:システムBは、システムAで起きた初期のサービス低下を回避した。
不正解:AとBの状況が逆です。低下しなかったのはAで、一時的に低下したのがBです。

Bの訳:システムAはサービスを維持し、システムBは一時的な低下の後の回復を示した。
正解:支障がある間の維持と、いったん低下した後の回復を区別しています。どちらが長期的に優れるかまでは加えていません。

Cの訳:回復期間が不要だったため、システムAの長期費用は低かった。
不正解:サービス水準から、設置費用・運用費用などの比較はできません。性能の一面を費用全体へ変換しています。

Dの訳:Bが回復したことは、別の支障の際にもAを上回ることを証明する。
不正解:今回と別の支障は評価していません。一度の回復を、未検証の条件での比較結果に広げています。

問11|正解 C

英文の和訳:本部は、地域への配送が再開するより先に再開した。復旧計画では、重要な機能を、単に事務所を開けることではなく、学校へ教材を届けることと定めていた。

設問訳:その機能に最も直接対応する指標はどれか。

Aの訳:本部が最初に職員を入れた日。
不正解:建物の再開を示しますが、教材が学校へ届いたこととは一致しません。計画が区別した二つの事柄です。

Bの訳:以前の位置へ戻された机の数。
不正解:事務所の設備の回復は、学校への配送という重要な機能を直接測りません。

Cの訳:学校が必要な教材を受け取れた程度。
正解:重要な機能が、必要な相手への教材の提供であるためです。施設の状態ではなく、その機能の成果を確認します。

Dの訳:再開を祝って公表された発表の数。
不正解:広報の量は、届けるべき相手へ届いたかを示す指標ではありません。宣言と実際の利用を区別します。

問12|正解 A

英文の和訳:再建の補助金は建設費を賄うが、将来の運営費は賄わない。議会は、人員配置、保守、利用支援のための資源をまだ確保できる見通しを示していない。

設問訳:最も根拠のある解釈はどれか。

Aの訳:物理的な再建の資金を確保しても、それだけでサービスの長期的な継続可能性は確かめられない。
正解:建設と、その後の運営は別の支出・体制です。建物を造れるという情報を、サービスを続けられることへ広げていません。

Bの訳:議会は、完成した建物が使われないままになるとすでに結論づけた。
不正解:資源の見通しがまだ示されていないことは、使われないと決定したことではありません。未確定を失敗の確定へ変えています。

Cの訳:将来の利用支援は、建設補助金に含まれている。
不正解:補助金は将来の運営を賄わないと述べています。対象外の費用を対象内へ入れています。

Dの訳:建設の日程を使えば、将来必要な人員を決定できる。
不正解:工事の時期と、運営に必要な人員・資源を同一視しています。その決定方法は本文にありません。

問13〜16

問13

Managers compared ordinary operating costs with the losses caused by interrupted service. They considered a modest reserve rather than treating spare capacity as either inherently wasteful or automatically desirable.

What is the managers' approach?

  • A. Measuring resilience exclusively by the amount of unused capacity.
  • B. Choosing the lowest daily cost before examining the consequences of interruptions.
  • C. Evaluating reserve capacity in relation to its costs and the function it could protect.
  • D. Interpreting interruption losses as the cost of maintaining the reserve itself.

問14

The facility was rebuilt in its previous form. The review warns that the feature which made it vulnerable to flooding was also reproduced.

What distinction is the review making?

  • A. Restoring a previous structure and correcting a weakness that could affect it again.
  • B. Rebuilding the facility and changing its function to a different public service.
  • C. Preserving the original appearance and proving that the next flood will be more severe.
  • D. Completing reconstruction and establishing that no service has yet resumed.

問15

Under the proposed arrangement, the central office would retain power during an outage by diverting a limited backup supply from local branches. The assessment considered only the central office.

What is missing from the assessment?

  • A. A count of how many rooms the central office contains.
  • B. The consequences of reallocating the supply for services at local branches.
  • C. Evidence that the central office had already lost its backup supply.
  • D. A comparison showing that the branches normally use no electricity.

問16

The committee would support expansion if maintenance could be funded, essential services could continue during disruptions, and groups with limited access were included in the evaluation.

Which statement preserves the committee's position?

  • A. Expansion has been approved because maintenance funding has already been secured.
  • B. The committee wants access issues examined only after expansion is complete.
  • C. Maintaining normal operations is sufficient, even if access during disruptions remains unclear.
  • D. Support depends on meeting operational, longer-term, and access-related conditions.
問13〜16の解答・全訳・全16択の理由を開く

問13|正解 C

英文の和訳:管理者は、平常時の運営費と、サービス中断による損失を比較した。予備の能力を、本質的に無駄だとも自動的に望ましいとも扱わず、適度な予備を検討した。

設問訳:管理者の考え方はどれか。

Aの訳:使われていない能力の量だけでレジリエンスを測ること。
不正解:予備の量を自動的な価値とせず、費用や中断の損失と比較しています。

Bの訳:中断の影響を調べる前に、日々の費用が最低の案を選ぶこと。
不正解:二つの費用を比較したうえで検討しており、平常時の費用だけで先に決めたのではありません。

Cの訳:予備能力の費用と、それによって守れる機能との関係を評価すること。
正解:平常時の負担と、中断を抑える価値の両方を扱う比較です。予備に一律の善悪を付けていません。

Dの訳:中断による損失を、予備の維持費そのものだと解釈すること。
不正解:比較している別々の費用を一つにしています。予備を置く費用と、止まった場合の損失は区別が必要です。

問14|正解 A

英文の和訳:その施設は、以前と同じ形で再建された。調査報告は、洪水の影響を受けやすくしていた特徴も再現されてしまったと警告している。

設問訳:報告は、何と何を区別しているか。

Aの訳:以前の構造を復元することと、再び影響し得る弱点を改善すること。
正解:再建は達成していても、弱点の改善は別に確認する必要があります。元へ戻したことを将来のリスク低下と同一視しません。

Bの訳:施設を再建することと、用途を別の公共サービスへ変更すること。
不正解:本文は用途の変更を提案していません。問題にしたのは、洪水に弱い特徴が残ったことです。

Cの訳:元の外観を保つことと、次の洪水がより深刻になると証明すること。
不正解:次の洪水の強さを予測した文ではありません。施設側の弱点と、外部の事象の強さを入れ替えています。

Dの訳:再建を終えることと、サービスがまだ再開していないと確認すること。
不正解:再開の有無は記述されていません。施設の弱点への指摘を、サービスが停止中という別の結論へ変えています。

問15|正解 B

英文の和訳:提案された仕組みでは、停電時に、限られた予備電力を地域の支部から本部へ回すことで、本部は電力を保つことになる。評価は本部だけを対象としていた。

設問訳:その評価に欠けているものは何か。

Aの訳:本部にある部屋数の集計。
不正解:部屋数より、電力を移すことによって他の拠点が受ける影響が未評価です。

Bの訳:電力の再配分が、地域の支部のサービスに与える影響。
正解:本部の継続だけを評価すると、電力を移される側の支部の損失が見えません。評価対象の境界を広げる必要があります。

Cの訳:本部が予備電力をすでに失ったという証拠。
不正解:提案が実施済みか、すでに電力を失ったかは述べていません。将来の配置を過去の出来事へ変えています。

Dの訳:支部は普段、電力を使っていないと示す比較。
不正解:支部が電力を使わないという前提はありません。そこから電力を回すため、その影響を確認する必要があります。

問16|正解 D

英文の和訳:委員会は、保守の資金を用意でき、支障が起きても重要なサービスを継続でき、利用に制約のある集団も評価の対象に含められるなら、拡大を支持するという立場だった。

設問訳:委員会の立場を保つ説明はどれか。

Aの訳:保守資金がすでに確保されたため、拡大が承認された。
不正解:条件付きの支持を承認済みに変え、資金の確保も確認済みとして加えています。

Bの訳:委員会は、拡大が完了した後に限って利用上の問題を調べたい。
不正解:利用に制約のある集団を評価に含めることが支持の条件です。確認を後回しにする提案ではありません。

Cの訳:支障時の利用が不明でも、平常時の運営を保てれば十分である。
不正解:本文は中断時にも重要なサービスを継続できることを条件にしています。平常時だけへ評価を狭めています。

Dの訳:支持は、運営・長期の継続・利用機会に関する条件を満たすことにかかっている。
正解:三つの条件をまとめ、ifの関係も維持しています。すでに条件を満たしたという情報は加えていません。

短文で迷った箇所は、正解の記号だけでなく「本文のどの条件を消したか」「何と何を取り違えたか」まで整理しましょう。学校英語と英検の答案を基に復習の順番を相談したい場合は、最大1か月完全無料体験・学習相談をご利用いただけます。

長文A|教材配送の予備拠点は、なぜ同時に止まったのか

More Depots, the Same Dependency(411語)。各問について、正答だけでなく本文の根拠となる段落も決めてから解答を開いてください。

第1段落
An educational printing cooperative supplied workbooks to schools across a fictional region. For years, it had concentrated its stock in one distribution centre. Consolidation reduced storage costs and made routine dispatches easier to coordinate. When managers proposed retaining small reserves at two additional depots, some members objected that unused books and warehouse space represented inefficiency. Others treated the mere existence of three locations as sufficient evidence that deliveries would withstand disruption. A review challenged both interpretations.

第2段落
The reviewers first defined the function that mattered: schools needed to receive essential materials within an acceptable period. Preserving every feature of the existing distribution system was not the objective. The extra depots could provide useful alternatives if one building became inaccessible, but all three depended on the same online ordering platform. During a simulated platform failure, staff could locate the books yet could not confirm which schools needed them. Physical dispersion had not removed this common dependency.

第3段落
The cooperative then tested a limited manual procedure. Selected schools submitted requests through a separate telephone arrangement, while depot staff used regularly updated local lists to record dispatches. The trial enabled some urgent orders to be completed. It did not demonstrate that the entire regional workload could be managed this way, and the reviewers resisted presenting it as such. They recommended testing how the procedure handled conflicting requests and whether staff at each depot could use it without assistance from headquarters.

第4段落
Maintaining the arrangement also had costs. Local records needed updating, new staff required practice, and stored editions could become obsolete. Those obligations would persist during periods without an interruption. The review therefore compared the resources required for preparedness with the educational losses that delayed materials could cause. It did not classify every reserve as waste, but neither did it recommend unlimited duplication. A resource that protected no important function would require a different justification from one that kept essential deliveries moving.

第5段落
The board approved further testing before a wider rollout. Its final recommendation combined targeted reserves, alternative procedures, and a budget for maintaining both. Ordinary efficiency remained relevant, but it was assessed alongside performance under disruption. The cooperative would record who received materials, how long interruptions lasted, and which shared dependencies remained. The success of a resilience measure would be judged by the service it protected, rather than by a photograph of additional warehouses. Its longer-term value would also depend on whether the organisation could maintain the capability without diverting excessive resources from its educational purpose.

問17

Why did the reviewers question the significance of the three depots?

  • A. The extra locations had increased the ordinary cost of dispatching every workbook.
  • B. The locations shared a dependency that could prevent them from completing deliveries.
  • C. The schools' need for printed materials had declined after the stock was dispersed.
  • D. The staff could not determine where the cooperative's books were stored.

問18

What did the limited manual trial demonstrate?

  • A. Each depot could handle conflicting requests without assistance from headquarters.
  • B. Regularly updated local lists were unnecessary once telephone requests became available.
  • C. The cooperative could replace its entire online workload with the tested procedure.
  • D. Some urgent deliveries could be supported through an alternative procedure.

問19

What is the purpose of comparing preparedness costs with educational losses?

  • A. To assess whether particular reserves and procedures justify the resources they require.
  • B. To treat every stored edition as an educational loss even when it remains useful.
  • C. To determine the budget solely from the costs recorded during previous interruptions.
  • D. To establish that routine dispatching efficiency should no longer affect decisions.

問20

Which recommendation best reflects the board's final position?

  • A. Expand the depot network first, then use the number of buildings to evaluate service continuity.
  • B. Retain the original system because the manual procedure did not establish full regional capacity.
  • C. Test targeted alternatives and provide for their upkeep while measuring the deliveries they protect.
  • D. Make the manual system permanent once urgent orders have been completed in a single trial.
長文Aの全文和訳を開く

第1段落訳:ある教材印刷協同組合が、架空の地域の学校にワークブックを供給していた。長年、在庫は一つの配送センターに集約されていた。集約によって保管費用が下がり、通常の発送も調整しやすくなった。管理者が別の2拠点に少量の予備在庫を置くことを提案すると、使われていない本や倉庫の空間は非効率だと反対する組合員がいた。一方、3か所あるというだけで、支障が起きても配送が続く十分な証拠だと考える人もいた。調査では、両方の解釈が問い直された。

第2段落訳:調査担当者はまず、重要な機能を定めた。学校が許容できる期間内に、必要な教材を受け取ることである。既存の配送体制のあらゆる特徴をそのまま残すことが目的ではなかった。一つの建物へ立ち入れなくなれば、追加の拠点は有用な代替手段となり得る。しかし3拠点とも、同じオンライン発注基盤に依存していた。その基盤の停止を模擬すると、職員は本の場所を把握できても、どの学校が必要としているかを確認できなかった。物理的に分散させても、この共通の依存はなくなっていなかった。

第3段落訳:そこで協同組合は、範囲を限った手作業の手順を試した。選ばれた学校は別系統の電話の仕組みで依頼を送り、拠点の職員は定期更新された手元の一覧を使って発送を記録した。この試行では、いくつかの緊急の注文を処理できた。しかし地域全体の業務量をこの方法で扱えると実証したわけではなく、調査担当者はそのように発表することに反対した。依頼が競合した場合の対応と、本部の支援なしに各拠点の職員がその手順を使えるかを試すよう勧めた。

第4段落訳:この仕組みを維持するにも費用がかかった。各拠点の記録の更新、新任職員の練習が必要で、保管している版が古くなることもあった。こうした負担は、中断が起きない期間にも続く。そのため調査では、備えに必要な資源と、教材の遅配が引き起こし得る教育上の損失を比較した。すべての予備を無駄に分類したわけではないが、際限のない重複も勧めていない。重要な機能を何も守らない資源には、必要な配送を動かし続ける資源とは異なる正当化が必要となる。

第5段落訳:理事会は、広く導入する前に追加試験を行うことを承認した。最終提言は、対象を絞った予備在庫、代替手順、両方を維持する予算を組み合わせたものだった。平常時の効率も引き続き重要だが、支障が起きた場合の働きと併せて評価する。協同組合は、誰が教材を受け取り、中断がどれほど続き、どの共通の依存先が残っているかを記録する。レジリエンスを高める施策の成否は、追加倉庫の写真ではなく、それが守ったサービスによって判断する。その長期的な価値は、教育という目的から過度に資源を奪わず、その能力を維持できるかにも左右される。

問17〜20の解答・全16択の訳と根拠を開く

問17|正解 B

設問訳:調査担当者は、なぜ3拠点あることの意味を問い直したか。

本文の根拠:第2段落のall three depended on the same online ordering platformと、停止を模擬した結果。建物の分散と、注文処理の独立性が一致していません。

Aの訳:追加の拠点によって、すべてのワークブックの通常の発送費が増えていた。
不正解:予備の維持費は後で検討しますが、全教材の発送費が増えたという実測はありません。問題の中心は共通の依存先です。

Bの訳:複数の拠点が、配送の実行を妨げ得る共通の依存先を持っていた。
正解:本はあっても、共有する発注基盤が止まると届け先の需要を確認できません。拠点数を成果と同一視しない説明です。

Cの訳:在庫が分散された後、学校の印刷教材に対する需要が減っていた。
不正解:需要の減少は述べられていません。どの学校が必要としているか確認できないことを、必要性自体が減ったことへ変えています。

Dの訳:職員は、協同組合の本がどこに保管されているか判断できなかった。
不正解:本の場所は把握できたと明記されています。locate the booksとconfirm which schools needed themの対比が根拠です。

問18|正解 D

設問訳:範囲を限った手作業の試行は、何を実証したか。

本文の根拠:第3段落のsome urgent ordersと、地域全体の業務量には広げられないという後続文を併せて読みます。

Aの訳:各拠点が、本部の支援なしに競合する依頼へ対応できること。
不正解:それは今後試すよう勧めた内容です。追加検証の対象を、すでに示された成果へ置き換えています。

Bの訳:電話で依頼できれば、定期更新した各拠点の一覧は不要であること。
不正解:手作業の方法では電話と一覧を併用しています。二つの手段の一方が他方を不要にしたという関係はありません。

Cの訳:試した手順によって、協同組合のオンライン業務全体を置き換えられること。
不正解:本文が明確に留保した範囲です。一部の緊急注文を地域全体の処理能力へ広げています。

Dの訳:代替手順によって、いくつかの緊急配送を進められること。
正解:試行で確かめられた範囲を正確に保っています。someとalternativeが、成果の対象と方法を示します。

問19|正解 A

設問訳:備えの費用と教育上の損失を比較する目的は何か。

本文の根拠:第4段落。予備を一律に無駄とも望ましいともせず、どの機能を守るかと必要な資源を照らし合わせています。

Aの訳:個々の予備や手順が、必要とする資源に見合うかを評価するため。
正解:平常時にも続く更新・訓練などの負担と、遅配による損失の抑制を比較しています。具体的な備えごとの検討です。

Bの訳:まだ役立つ場合でも、保管しているすべての版を教育上の損失として扱うため。
不正解:古くなる可能性は維持費側の論点です。教育上の損失は教材が遅れる場合の影響として述べられ、すべての保管物と同じではありません。

Cの訳:過去の中断時に記録した費用だけで、予算を決めるため。
不正解:備えの継続費用も比較に含めています。また、損失は起こり得る影響として述べており、過去の実測だけに限定していません。

Dの訳:通常の発送の効率は、もはや判断に関わるべきではないと確定するため。
不正解:最終段落で、平常時の効率も引き続き重要だと明記されています。評価項目を増やすことを、既存項目の廃止に変えています。

問20|正解 C

設問訳:理事会の最終的な立場に最も合う提案はどれか。

本文の根拠:最終段落のfurther testing before a wider rolloutと、targeted reserves・alternative procedures・a budgetの組み合わせ。

Aの訳:先に配送拠点を増やし、その後、建物数でサービスの継続性を評価する。
不正解:広い導入の前に追加試験を行います。また、建物数ではなく誰に何が届いたかを測る立場なので、順序と指標が違います。

Bの訳:手作業の手順で地域全体の処理能力が示されなかったので、元の体制を維持する。
不正解:追加検証が必要であることを、元の体制へ戻す結論に変えています。理事会は対象を絞った予備と代替手順を組み合わせます。

Cの訳:対象を絞った代替手段を試し、維持の手当ても行いながら、守られた配送を測る。
正解:追加試験、維持予算、重要なサービスを基準にした評価という三点を保っています。

Dの訳:一度の試行で緊急注文を処理できれば、手作業のシステムを恒久化する。
不正解:一部の試行結果を十分な根拠とせず、追加検証を求めています。暫定的な成功と、恒久運用の判断を混同しています。

長文B|農産物の出荷再開と、続けられる回復の違い

Recovery Beyond the Packing Centre(425語)。各問について、正答だけでなく本文の根拠となる段落も決めてから解答を開いてください。

第1段落
A severe storm closed the main packing centre of a produce cooperative in a fictional rural district. Within weeks, staff and volunteers had moved sorting and dispatching activities to covered spaces offered by several farms. When the volume shipped approached its previous level, some members described the response as a complete recovery. Others insisted that recovery could occur only when the original centre reopened. An evaluation group found that both positions overlooked important questions.

第2段落
The group's starting point was the cooperative's purpose: enabling members to prepare their crops and get them to buyers. Restoring that function did not necessarily require reproducing the previous arrangement. Some temporary collection points were more convenient for nearby growers. Smaller producers without their own trucks, however, found other locations harder to reach, and shortened receiving hours excluded some members. A return to the previous shipping volume could therefore conceal a change in whose produce reached the market.

第3段落
The rapid response also depended on working conditions that were difficult to maintain. Volunteers moved equipment between farms, and staff spent additional hours coordinating unfamiliar sites. Their efforts were valuable, but several warned that the workload could not continue once their ordinary commitments resumed. A low recorded operating cost was therefore an incomplete account of the resources being used. The evaluation asked whether the new arrangement could remain workable without relying on prolonged unpaid effort from the same small group.

第4段落
These findings did not establish that reopening the old centre was the wrong choice. Nor did they prove that a dispersed operation would be better in every respect. The original site offered specialised sorting equipment that other locations lacked. At the same time, returning there without reviewing access and future maintenance could recreate earlier weaknesses. The group recommended comparing feasible combinations of sites, staffing arrangements, and collection services. The aim was to preserve the cooperative's valuable function while changing features that excluded producers or placed unreasonable demands on those providing the service.

第5段落
The board consequently separated the immediate recovery report from the longer-term plan. The first would record which shipments had resumed and whose crops were actually being handled. The second would examine staffing, building upkeep, energy use, transport requirements, and the distribution of costs. Growers and staff would help evaluate the options before a permanent arrangement was selected. Resilience was not reduced to reopening a particular building, and sustainability was not inferred from a few successful weeks. The task was to turn an effective emergency response into an arrangement that could support continued access without concealing the burdens on which it depended.

問21

Why was the total shipping volume insufficient for evaluating recovery?

  • A. The shipments from temporary locations had not actually reached buyers.
  • B. The evaluators considered the original building more important than growers' access.
  • C. The same total could conceal different changes in growers' access to the service.
  • D. Temporary sites offered the same specialised sorting equipment as the original centre.

問22

What concern is raised about the low recorded operating cost?

  • A. It did not fully capture the additional effort on which the emergency arrangement depended.
  • B. It showed that staff had reduced the time needed to coordinate unfamiliar sites.
  • C. It was calculated only after volunteers had returned to their ordinary commitments.
  • D. It established that keeping the original centre closed was financially preferable.

問23

What role does the reference to specialised sorting equipment play?

  • A. It explains why access to the original centre had previously been equal across producers.
  • B. It explains why the temporary sites were selected for permanent use before the evaluation.
  • C. It provides sufficient evidence to choose a permanent arrangement without consulting growers.
  • D. It identifies a benefit of the original site that should remain part of the comparison.

問24

How does the final paragraph relate immediate recovery to sustainability?

  • A. It treats the restored shipping volume as sufficient evidence that the current workload can continue.
  • B. It recognises restored operations while requiring a separate examination of the conditions for continuing them.
  • C. It postpones assessment of whose crops are handled until a permanent arrangement has been selected.
  • D. It uses the distribution of costs to replace the assessment of restored shipments and growers' access.
長文Bの全文和訳を開く

第1段落訳:激しい嵐により、架空の農村地域にある農産物協同組合の主要な梱包・出荷施設が閉鎖された。数週間のうちに、職員とボランティアは選別や発送の作業を、複数の農場が提供した屋根のある場所へ移した。出荷量が以前の水準に近づくと、この対応を完全な回復と呼ぶ組合員もいた。一方、元の施設が再開して初めて回復が実現する、と主張する人もいた。評価を担当するグループは、両方の立場が重要な問いを見落としていると判断した。

第2段落訳:評価グループの出発点は、組合の目的だった。組合員が農産物を出荷できる状態に整え、買い手へ届けられるようにすることである。その機能を回復させるために、必ずしも以前の仕組みを再現する必要はなかった。一部の臨時集荷地点は、近くの生産者には便利だった。しかし、自分のトラックを持たない小規模の生産者には、行きにくくなった場所もあり、受入時間の短縮により利用できない組合員もいた。そのため、以前の出荷量に戻ったという数字が、誰の農産物が市場へ届いたかという変化を隠すこともあり得た。

第3段落訳:迅速な対応は、維持しにくい働き方にも依存していた。ボランティアが農場間で機材を運び、職員は不慣れな拠点を調整するため、追加の時間をかけていた。その努力は価値があったが、何人かは、通常の仕事や用事に戻れば、その仕事量を続けられないと警告した。したがって、記録上の運営費が安いというだけでは、使われている資源を十分に説明していなかった。評価では、同じ少人数のグループによる長期の無償労働に頼らず、新しい仕組みを実行可能な状態に保てるかを尋ねた。

第4段落訳:これらの発見によって、元の施設を再開することが間違いだと確定したわけではない。分散した運営のほうが、あらゆる点で優れると証明したわけでもなかった。元の拠点には、他の場所にない専門の選別設備があった。同時に、利用のしやすさや将来の保守を見直さずに戻れば、以前の弱点を再現するおそれがあった。評価グループは、場所、人員体制、集荷サービスについて、実現可能な組み合わせを比較するよう勧めた。目的は、組合の価値ある機能を残しながら、生産者を利用から締め出したり、サービスを提供する人に無理な負担をかけたりした特徴を変えることだった。

第5段落訳:そこで理事会は、当面の回復についての報告と、より長期の計画を分けた。前者では、どの出荷が再開し、誰の農産物が実際に扱われているかを記録する。後者では、人員配置、建物の維持、エネルギー使用、輸送の必要性、費用の分担を調べる。恒久的な体制を選ぶ前に、生産者と職員も選択肢の評価に参加する。レジリエンスを、ある建物を再び開くことだけへ狭めず、数週間の成功から持続可能性を推論しなかった。課題は、効果的だった緊急対応を、その対応が依存していた負担を隠すことなく、利用の継続を支える仕組みへ変えることだった。

問21〜24の解答・全16択の訳と根拠を開く

問21|正解 C

設問訳:出荷総量だけでは、なぜ回復の評価が不十分だったか。

本文の根拠:第2段落。新しい集荷地点や受入時間によって、利用しやすくなった生産者と利用しにくくなった生産者がいます。

Aの訳:臨時拠点からの出荷が、実際には買い手へ届いていなかったから。
不正解:出荷先に届かなかったという問題は述べられていません。問われているのは、誰の農産物が出荷できたかの違いです。

Bの訳:評価担当者が、生産者の利用機会より元の建物を重視したから。
不正解:出発点は農産物を整え、買い手へ届ける機能です。評価担当者と、元の施設への復帰を求める人の立場を取り違えています。

Cの訳:同じ総量でも、生産者がサービスを利用できる程度の異なる変化を隠し得るから。
正解:出荷量が以前に近づいても、それを利用した生産者の内訳は変わり得ます。集計値と利用者ごとの状況を分けています。

Dの訳:臨時拠点に、元の施設と同じ専門の選別設備があったから。
不正解:第4段落は、他拠点にはない専門設備が元の施設にあると述べます。設備の関係が逆で、総量が不十分な理由にもなっていません。

問22|正解 A

設問訳:記録上の運営費が安いことについて、どのような懸念が示されているか。

本文の根拠:第3段落。記録された支出だけでは、ボランティアや職員が追加で投入した時間・労力が十分に見えません。

Aの訳:緊急の仕組みが依存していた追加の労力を、十分に捉えていなかった。
正解:low recorded costとresources being usedの対比です。記録上の安さを、そのまま負担の少なさとは読めません。

Bの訳:不慣れな拠点の調整に、職員が必要とする時間を減らしたと示していた。
不正解:本文はadditional hoursと述べています。追加でかかった時間を短縮した成果へ入れ替えています。

Cの訳:ボランティアが普段の仕事や用事に戻った後に限って、計算されたものだった。
不正解:その時期に計算したとは書かれていません。今後戻れば続けられないという留保を、計算時点の事実に変えています。

Dの訳:元の施設を閉鎖し続けるほうが、費用面で望ましいと確定した。
不正解:記録上の費用が不完全だと指摘しています。再開と閉鎖のどちらが望ましいかを確定したのではありません。

問23|正解 D

設問訳:専門の選別設備への言及には、どのような役割があるか。

本文の根拠:第4段落。元の施設には利点があるため、分散案が全面的に優れると即断せず、実現可能な組み合わせを比べます。

Aの訳:元の施設では、以前、生産者間の利用機会が平等だった理由を説明する。
不正解:以前の利用機会が平等だったとは述べていません。以前から利用を妨げていた特徴も見直す対象です。

Bの訳:評価前に、臨時拠点が恒久利用のために選ばれた理由を説明する。
不正解:恒久体制は評価後に選びます。元の施設の設備を、臨時拠点の選定理由へ入れ替え、時点も変更しています。

Cの訳:生産者に意見を求めず、恒久体制を選ぶのに十分な証拠を提供する。
不正解:恒久体制の選択前に、生産者と職員が評価に参加します。元の拠点の利点を、比較・協議を省く理由へ変えています。

Dの訳:比較の中に残すべき、元の拠点の利点を示す。
正解:分散には利用上の利点があり得る一方、元の施設にも固有の利点があります。一つの問題点だけで選択を決めないための情報です。

問24|正解 B

設問訳:最終段落は、当面の回復と持続可能性をどのように関係づけているか。

本文の根拠:immediate recovery reportとlonger-term planを分け、短期の出荷再開を長期に続けられることの証拠として扱っていません。

Aの訳:出荷量の回復を、現在の仕事量を続けられるという十分な証拠として扱う。
不正解:数週間の成功から持続可能性を推論していないと明示されています。短期の成果を長期の保証へ変えています。

Bの訳:業務の再開を認めつつ、それを続ける条件について別途検討するよう求める。
正解:回復の成果を否定せず、人員・維持・資源・費用分担を追加で確認する関係です。二つの目的は対立する分類ではありません。

Cの訳:恒久体制を選ぶまで、誰の農産物が扱われているかの評価を延期する。
不正解:当面の回復報告で、実際に誰の農産物が扱われているかを記録します。長期計画を待って初めて確認するのではありません。

Dの訳:費用の分担を使い、再開した出荷や生産者の利用機会の評価を置き換える。
不正解:短期の回復報告と長期計画の両方が必要です。費用を調べることを、機能や利用を調べなくなることへ変えています。

要約・英作文への応用|評価対象と条件を残す

長文Aを要約するとき、The cooperative became resilient by opening more depots. と書くと、本文が問題視した「拠点が増えた=強くなった」という推論を繰り返してしまいます。倉庫の分散だけでは共有する発注基盤への依存をなくせず、代替手順にも試験と維持が必要だった、という関係を残してください。

言い換えの例:The review found that additional depots still shared a critical dependency, so it recommended testing alternative procedures and providing resources to maintain them.
和訳:調査では、追加の配送拠点にも重要な共通の依存先が残っていると分かったため、代替手順を試し、それを維持する資源を用意するよう勧めた。

長文Bでは、再開を失敗と呼ぶ必要はありません。成功した緊急対応を認めたうえで、利用できない人や過重な仕事量という残る問題を保ちます。The emergency arrangements restored much of the dispatch service, but their long-term viability remained uncertain.(緊急の仕組みで出荷サービスの多くが回復したが、その長期的な継続可能性はなお不確かだった。)なら、短期の成果と長期の留保を分けられます。

意見英作文では「予備を増やすべきだ」の一文で止めず、守りたい機能、失われる可能性、予備の運営条件を一つずつ説明します。例えば、A backup arrangement is valuable when it can preserve an essential service and can be maintained in practice.(予備の仕組みは、重要なサービスを守り、実際に維持できるときに価値を持つ。)という文なら、設備の保有と継続的な能力を区別できます。ここでの英文は、理由や要約の一部を組み立てるための短い例です。

復習する点該当例解き直す際に確かめること
時間の取り違え問1・7・8・9・12・18・24平常時、試行時、回復直後、長期のどこまで確かめたか。
数と機能の取り違え問2・5・6・11・17・20予備が存在することと、実際に必要な機能を果たすこと。
対象の取り違え問3・15・21全体の平均や一部拠点の成果から、他の人・地域へ広げていないか。
負担の見落とし問7・8・13・19・22保守、更新、訓練、追加労働など、成果を支える条件。
二者択一への変更問4・10・14・16・23・24一方の利点を認めることが、他方の全面否定になっていないか。
  • 1日目:短文1〜8を解き、誤答した選択肢のどこが本文と違うかを日本語で一文にする。
  • 2日目:短文9〜16を解き、時間・機能・依存・対象のどれを読み違えたかを分類する。前日の問題は解答を閉じて解き直す。
  • 3日目:長文Aを解き、第2・第3段落から「設置」と「検証」の違いを説明する。
  • 4日目:長文Bを解き、当面の回復と長期計画を別々の一文にまとめる。その後、初見の公式過去問で同じ確認方法を試す。

よくある質問

resilienceは「元どおりに戻る力」と覚えればよいですか?

出発点の訳としては役立ちますが、それだけで読むと、機能を守るための適応や仕組みの変更を見落とします。長文Bでは、元の建物へ戻ることだけを回復と決めず、生産者が出荷サービスを利用できるかを確かめています。「以前と同じ形」「以前の機能」「改善された機能」を分け、本文がどれを評価しているかを見てください。

持続可能性とレジリエンスは、どちらか一方に分類する概念ですか?

同じ施策を両方の観点から検討できます。例えば、代替手順が中断時の配送を支えていても、更新や訓練の負担を長期に維持できるかは別に確かめます。反対に、平常時に無理なく続く仕組みでも、特定の障害への備えが十分かは本文の証拠次第です。設問では「何に直接関係するか」と「それ以外も証明したか」を区別します。

予備を用意する話は、効率を下げるという結論になりますか?

比較の条件によります。平常時の保管費だけを比べるのか、中断したときの損失や維持すべき機能も含めるのかで、見る対象が変わります。長文Aは、予備の維持費を無視せず、その予備が守る配送とも比較しています。efficientやresilientという形容詞だけで判断せず、何を投入し、どの条件で、どの成果を得たかを確認しましょう。

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