慶英会 トップへ

英検1級英文要約の受動態・能動態を使い分ける|行為者を残す・省く独自30問

慶英会塾長のプロフィール写真

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介

最大1か月完全無料体験・学習相談(Web)|公式LINEで相談|料金・無料体験の条件

英検1級の英文要約では、原文の主語を毎回繰り返す必要はありませんが、誰が行ったのかが重要な情報なら消してはいけません。能動態と受動態は情報の焦点を変える方法で、受動態にすれば必ず短くなるわけではありません。行為者が重要なときは、能動態を残すほか、受動態にby+行為者を付ける方法もあります。独自30問で練習します。

課題:各英文について、①行為者を残す自然な形、②行為者を省く場合の形、③どの文脈なら省略できるかを示してください。受動形が不自然・あいまいになる場合は、能動態を残して理由を説明します。30文はいずれも単純過去なので、受動態ではwas/were+過去分詞を使い、単複・数量・修飾語・出来事の意味を保ちます。文脈のない単文だけでは、省略の可否や最適な態は一つに決まりません。以下の省略形は条件付きの例で、原文と常に同じ情報量になるわけではありません。

4つの短い基本例は構文の説明用です。30問の入力からnew、revised、数量などを削る指示ではありません。全30問の解答では各入力の情報を確認します。参考語数は空白区切りで、project-basedや2,000は各1語とした比較用の値です。

受動態に向く場面

  • 動作を受けるものや結果を、文の話題として先に示したい。
  • 行為者が文脈上明らか、または要約の要点ではない。どちらの場合も、省いて重要情報を失わないことが条件。
  • 同じ行為者の繰り返しを減らせるが、参照先と責任主体の理解は保てる。

能動態を残す場面

  • 政府・企業・研究者など、誰が判断したかが論点。
  • 責任主体が重要。
  • 原因と行為者の関係を説明する必要がある。
  • 行為者が重要な場合も、by+行為者を残す受動態は可能。原文の能動態と比べ、焦点・自然さ・語数で選ぶ。

独自30問

  1. Researchers found a significant difference between the groups.
  2. The government introduced a new safety standard.
  3. Companies adopted flexible working arrangements.
  4. Researchers conducted a survey of 2,000 residents.
  5. The city expanded public transportation services.
  6. The committee approved the revised proposal.
  7. The university launched a new internship program.
  8. The government increased funding for preventive care.
  9. Researchers identified several causes of the problem.
  10. The museum reduced admission fees.
  11. The organization introduced an online application system.
  12. Companies invested in employee training.
  13. The city built new cycling routes.
  14. The researchers repeated the experiment.
  15. The government revised the regulation.
  16. The school introduced project-based learning.
  17. The company changed its supplier.
  18. The city planted thousands of trees.
  19. The government expanded digital public services.
  20. The committee rejected the original plan.
  21. Researchers discovered a previously unknown pattern.
  22. The organization launched a public awareness campaign.
  23. The university increased career counseling.
  24. The city introduced congestion charges.
  25. The government preserved several historic buildings.
  26. The company reduced unnecessary meetings.
  27. Researchers observed lower error rates.
  28. The library added digital resources.
  29. The school reduced homework.
  30. The government established new guidelines.

受動形の短い基本例(行為者を省ける文脈)

  • Researchers found a significant difference. → A significant difference was found.
  • The government introduced a safety standard. → A safety standard was introduced.
  • The city expanded public transportation. → Public transportation was expanded.
  • The committee approved the proposal. → The proposal was approved.

全30問の解答・和訳・行為者を残す条件

問1 Researchers found a significant difference between the groups.
原文の和訳:研究者たちは、グループ間に重要な差を見つけた。
行為者を残す受動形の例:A significant difference between the groups was found by researchers.
その和訳:グループ間に重要な差が研究者たちによって見つけられた。
行為者を省く受動形の例(条件付き):A significant difference between the groups was found.
省略形の和訳:グループ間に重要な差が見つかった。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:研究者による発見であることや、他の立場の主張との対比が重要ならResearchersを残します。
省略できる条件:同じ研究を報告する段落で行為者が既に明らかで、群間の差そのものが要点の場合に限りby researchersを省けます。
文法・時制の理由:foundはfindの過去分詞も同形です。主語A significant differenceは単数なのでwas found。between the groupsを残します。
意味を保つ注意:significantだけから統計検定の実施を断定せず、『重要な差』など文脈に合う訳にします。統計的な意味が原文で確認できる場合には『有意な差』も可です。
参考語数:原文8語/行為者保持の解答10語/条件付き省略形8語。

問2 The government introduced a new safety standard.
原文の和訳:政府は新しい安全基準を導入した。
行為者を残す受動形の例:A new safety standard was introduced by the government.
その和訳:新たな安全基準が政府によって導入された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):A new safety standard was introduced.
省略形の和訳:新たな安全基準が導入された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:政府の政策判断・責任を要約する場合はthe governmentを残します。
省略できる条件:導入主体が文脈で一意に分かり、新しい基準の導入自体が要点なら省略できます。
文法・時制の理由:a new safety standardは単数なのでwas introduced。newを落とすと新規性が消えます。
意味を保つ注意:introducedは導入したという過去の出来事です。現在の施行状態や効果までは追加しません。
参考語数:原文7語/行為者保持の解答9語/条件付き省略形6語。

問3 Companies adopted flexible working arrangements.
原文の和訳:企業は柔軟な勤務形態を採用した。
行為者を残す受動形の例:Flexible working arrangements were adopted by companies.
その和訳:柔軟な働き方が企業によって採用された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Flexible working arrangements were adopted.
省略形の和訳:柔軟な働き方が採用された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:企業の対応を政府や従業員の対応と対比する場合はCompaniesを残します。
省略できる条件:対象の企業群がすでに明らかで、採用された働き方の仕組みが要点なら省略できます。
文法・時制の理由:flexible working arrangementsは複数なのでwere adopted。Companiesにないtheやallを勝手に足しません。
意味を保つ注意:flexible working arrangementsを在宅勤務だけに限定しません。柔軟な勤務形態には複数の内容があり得ます。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形5語。

問4 Researchers conducted a survey of 2,000 residents.
原文の和訳:研究者たちは住民2,000人を対象に調査を実施した。
行為者を残す受動形の例:A survey of 2,000 residents was conducted by researchers.
その和訳:住民2,000人を対象とする調査が研究者らによって実施された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):A survey of 2,000 residents was conducted.
省略形の和訳:住民2,000人を対象とする調査が実施された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:誰が調査を実施したかが信頼性や責任の論点ならResearchersを残します。
省略できる条件:当該研究の説明の中で調査主体が明らかで、調査対象・規模が要点なら省略できます。
文法・時制の理由:a surveyが主語の中心で単数なのでwas conducted。of 2,000 residentsという対象と人数を保持します。
意味を保つ注意:2,000人全員が回答した、無作為抽出だった、などは原文からは追加できません。
参考語数:原文7語/行為者保持の解答9語/条件付き省略形7語。

問5 The city expanded public transportation services.
原文の和訳:市は公共交通サービスを拡充した。
行為者を残す受動形の例:Public transportation services were expanded by the city.
その和訳:公共交通サービスが市によって拡充された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Public transportation services were expanded.
省略形の和訳:公共交通サービスが拡充された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:市の政策・財政上の判断が論点ならthe cityを残します。
省略できる条件:どの市の施策かが文脈で明らかで、交通サービスの拡充自体を述べる場合に省略できます。
文法・時制の理由:public transportation servicesは複数なのでwere expanded。servicesを残し、過去形を保ちます。
意味を保つ注意:新線建設・増便・運行時間延長のどれを行ったかは指定されていません。特定の施策に狭めません。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形5語。

問6 The committee approved the revised proposal.
原文の和訳:委員会は修正案を承認した。
行為者を残す受動形の例:The revised proposal was approved by the committee.
その和訳:修正された提案が委員会によって承認された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):The revised proposal was approved.
省略形の和訳:修正された提案が承認された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:委員会が承認したという判断・権限が重要ならthe committeeを残します。
省略できる条件:審議主体が明らかで、修正案が承認された結果を中心に述べる場合に省略できます。
文法・時制の理由:the revised proposalは単数なのでwas approved。revisedは案の修正済みという性質、approvedは今回の承認を表します。
意味を保つ注意:原案ではなく修正案が承認されています。revisedを落とすと比較に必要な情報を失う可能性があります。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形5語。

問7 The university launched a new internship program.
原文の和訳:大学は新しいインターンシップ制度を開始した。
行為者を残す受動形の例:A new internship program was launched by the university.
その和訳:新しいインターンシップ制度が大学によって開始された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):A new internship program was launched.
省略形の和訳:新しいインターンシップ制度が開始された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:大学が実施した取り組みであることが要点ならthe universityを残します。
省略できる条件:その大学の取り組みが続く段落で、新しい実習制度の開始が要点なら省略できます。
文法・時制の理由:a new internship programは単数なのでwas launched。newを保持します。
意味を保つ注意:launchedは開始したという意味です。参加人数・有給かどうか・成功したかは追加しません。
参考語数:原文7語/行為者保持の解答9語/条件付き省略形6語。

問8 The government increased funding for preventive care.
原文の和訳:政府は予防医療への資金を増額した。
行為者を残す受動形の例:Funding for preventive care was increased by the government.
その和訳:予防医療への資金が政府によって増額された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Funding for preventive care was increased.
省略形の和訳:予防医療への資金が増額された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:政府による資金配分・支出の判断が重要ならthe governmentを残します。
省略できる条件:政府の施策と分かっており、予防的ケアへの資金増額が中心なら省略できます。
文法・時制の理由:fundingは不可算で単数扱いなのでwas increased。for preventive careという使途を残します。
意味を保つ注意:増えたのはfundingです。実際の診療件数や予防効果が増えたとは言い換えません。
参考語数:原文7語/行為者保持の解答9語/条件付き省略形6語。

問9 Researchers identified several causes of the problem.
原文の和訳:研究者たちは、その問題のいくつかの原因を特定した。
行為者を残す受動形の例:Several causes of the problem were identified by researchers.
その和訳:その問題のいくつかの原因が研究者らによって特定された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Several causes of the problem were identified.
省略形の和訳:その問題のいくつかの原因が特定された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:原因を特定した主体やその判断の根拠が重要ならResearchersを残します。
省略できる条件:同じ研究の結果を述べており、特定された原因が中心なら省略できます。
文法・時制の理由:several causesは複数なのでwere identified。severalとof the problemを残します。
意味を保つ注意:severalは複数のいくつかを示し、全原因を解明したという意味にはしません。
参考語数:原文7語/行為者保持の解答9語/条件付き省略形7語。

問10 The museum reduced admission fees.
原文の和訳:博物館は入館料を引き下げた。
行為者を残す受動形の例:Admission fees were reduced by the museum.
その和訳:入館料が博物館によって引き下げられた。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Admission fees were reduced.
省略形の和訳:入館料が引き下げられた。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:博物館の料金判断・運営方針が論点ならthe museumを残します。
省略できる条件:当該博物館の話であることが明らかで、入館料の引下げが中心なら省略できます。
文法・時制の理由:admission feesは複数なのでwere reduced。reducedの過去分詞も同形です。
意味を保つ注意:料金の引下げと無料化は同じではありません。来館者数が増えたという結果も追加しません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問11 The organization introduced an online application system.
原文の和訳:その団体はオンライン申請システムを導入した。
行為者を残す受動形の例:An online application system was introduced by the organization.
その和訳:オンライン申請システムがその組織によって導入された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):An online application system was introduced.
省略形の和訳:オンライン申請システムが導入された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:団体が採用した手続きの変更が論点ならthe organizationを残します。
省略できる条件:どの団体かが既に分かり、オンライン申請システムの導入に焦点を置く場合に省略できます。
文法・時制の理由:an online application systemは単数なのでwas introduced。onlineとapplicationを保持します。
意味を保つ注意:導入したことと、紙の申請を廃止したことは別です。オンラインのみになったとは断定しません。
参考語数:原文7語/行為者保持の解答9語/条件付き省略形6語。

問12 Companies invested in employee training.
原文の和訳:企業は従業員研修に投資した。
推奨解答(行為者を残す能動態):Companies invested in employee training.
その和訳:企業は従業員研修に投資した。
参考:行為者を残す受動形:Employee training was invested in by companies.(従業員研修に企業によって投資が行われた。)
参考形の扱い:文法上可能だが、この文脈では不自然。受動形は参考にとどめ、能動態を推奨。
参考:行為者を省く受動形(下記条件付き):Employee training was invested in.
省略形の和訳:従業員研修に投資が行われた。
能動・受動の選択:この単文では元の能動形を推奨します。受動形は文法上の可能性と自然さを分けて検討します。
行為者を残す条件:原文のCompanies invested in employee training.を推奨します。企業が投資したことを自然に明示でき、前置詞受動の重さを避けられます。
省略できる条件:employee trainingが既に話題で、誰が投資したかが重要でない文脈では前置詞受動も文法上は考えられますが、通常の要約では能動形が明快です。
文法・時制の理由:invest inではemployee trainingは前置詞inの目的語です。受動形を使う場合もinを残し、was invested inとします。was investedだけにはしません。
意味を保つ注意:『直接目的語がないから受動化は絶対不可』とはしません。投資の額や資金・時間の内訳は不明です。主語を消すためにthe governmentなど別の主体を作りません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答5語/条件付き省略形5語/参考の行為者保持受動形7語。

問13 The city built new cycling routes.
原文の和訳:市は新しい自転車用ルートを整備した。
行為者を残す受動形の例:New cycling routes were built by the city.
その和訳:新しい自転車用ルートが市によって整備された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):New cycling routes were built.
省略形の和訳:新しい自転車用ルートが整備された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:市が整備した政策や責任が重要ならthe cityを残します。
省略できる条件:どの市の整備かが明らかで、新しい自転車ルートが中心なら省略できます。
文法・時制の理由:new cycling routesは複数なのでwere built。builtはbuildの過去分詞です。
意味を保つ注意:newと複数のroutesを保持します。保護された専用レーン、距離や安全性の改善までは原文にありません。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形5語。

問14 The researchers repeated the experiment.
原文の和訳:その研究者たちは、その実験を再実施した。
行為者を残す受動形の例:The experiment was repeated by the researchers.
その和訳:その実験が、その研究者たちによって再実施された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):The experiment was repeated.
省略形の和訳:その実験が再実施された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:実験を再実施した特定の研究者たちが重要ならthe researchersを残します。
省略できる条件:当該研究者の実験という文脈で、再実施した事実が中心なら省略できます。
文法・時制の理由:the experimentは単数なのでwas repeated。the researchersのtheを保持すると、文脈で特定された研究者という情報を残せます。
意味を保つ注意:実験を繰り返したことと、同じ結果が再現されたこと・成功したことは別です。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問15 The government revised the regulation.
原文の和訳:政府はその規則を改定した。
行為者を残す受動形の例:The regulation was revised by the government.
その和訳:その規則が政府によって改定された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):The regulation was revised.
省略形の和訳:その規則が改定された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:政府の規制改定・責任が論点ならthe governmentを残します。
省略できる条件:政府の対応と分かっており、規則の改定そのものが中心なら省略できます。
文法・時制の理由:the regulationは単数なのでwas revised。過去の改定を示します。
意味を保つ注意:revisedだけでは厳格化か緩和かは決まりません。改定の方向を勝手に補いません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問16 The school introduced project-based learning.
原文の和訳:学校はプロジェクト型学習を導入した。
行為者を残す受動形の例:Project-based learning was introduced by the school.
その和訳:プロジェクト型学習が学校によって導入された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Project-based learning was introduced.
省略形の和訳:プロジェクト型学習が導入された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:学校の教育方針や判断が重要ならthe schoolを残します。
省略できる条件:その学校の授業改革と明らかで、プロジェクト型学習の導入に焦点を置く場合に省略できます。
文法・時制の理由:project-based learningは不可算で単数扱いなのでwas introduced。
意味を保つ注意:導入と全面移行は違います。全授業が変わった、学力が向上したなどの情報は追加しません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問17 The company changed its supplier.
原文の和訳:その会社は仕入先を変更した。
推奨解答(行為者を残す能動態):The company changed its supplier.
その和訳:その会社は仕入先を変更した。
参考:行為者を残す受動形:The company’s supplier was changed by the company.(その会社の仕入先が、その会社によって変更された。)
参考形の扱い:文法上可能だが、繰り返しが重く語義も曖昧になりうるため能動態を推奨。
参考:行為者を省く受動形(下記条件付き):The company’s supplier was changed.
省略形の和訳:その会社の仕入先が変更された。
能動・受動の選択:この単文では元の能動形を推奨します。受動形は文法上の可能性と自然さを分けて検討します。
行為者を残す条件:原文のThe company changed its supplier.を推奨します。itsがthe companyを指す関係と、仕入先を変更したという意味が明確です。
省略できる条件:仕入先が既に特定され、行為者を省いても会社との関係や変更の意味が失われない文脈に限ります。単文だけで省略を必須にはしません。
文法・時制の理由:受動形ではitsの指示対象を明確にする必要があります。所有者である会社と、変更を行った主体が同じことも保ちます。
意味を保つ注意:changedは文脈次第で変更の内容に幅があります。『別の仕入先に切り替えた』と確認できる場合だけreplaced等への言い換えを使い、理由や新しい仕入先名を補いません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答5語/条件付き省略形5語/参考の行為者保持受動形8語。

問18 The city planted thousands of trees.
原文の和訳:市は数千本の木を植えた。
行為者を残す受動形の例:Thousands of trees were planted by the city.
その和訳:数千本の木が市によって植えられた。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Thousands of trees were planted.
省略形の和訳:数千本の木が植えられた。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:市の植樹事業・責任が論点ならthe cityを残します。
省略できる条件:当該市の取り組みが明らかで、植えた木の規模が中心なら省略できます。
文法・時制の理由:thousands of treesは複数なのでwere planted。thousands ofという概数を保持します。
意味を保つ注意:正確に2,000本などと数を決めません。植えた木がすべて育ったという結果も追加しません。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形5語。

問19 The government expanded digital public services.
原文の和訳:政府はデジタル公共サービスを拡充した。
行為者を残す受動形の例:Digital public services were expanded by the government.
その和訳:デジタル公共サービスが政府によって拡充された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Digital public services were expanded.
省略形の和訳:デジタル公共サービスが拡充された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:政府による行政サービスの拡充が論点ならthe governmentを残します。
省略できる条件:政府の施策と明らかで、デジタル公共サービスの拡充が中心なら省略できます。
文法・時制の理由:digital public servicesは複数なのでwere expanded。digitalとpublicを保持します。
意味を保つ注意:拡充が内容・対象地域・利用可能範囲のどれを指すかは不明です。完全オンライン化とはしません。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形5語。

問20 The committee rejected the original plan.
原文の和訳:委員会は当初の計画を却下した。
行為者を残す受動形の例:The original plan was rejected by the committee.
その和訳:当初の計画が委員会によって却下された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):The original plan was rejected.
省略形の和訳:当初の計画が却下された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:委員会の意思決定が重要ならthe committeeを残します。
省略できる条件:審議主体が明らかで、原案の却下を中心に伝える場合に省略できます。
文法・時制の理由:the original planは単数なのでwas rejected。originalを保持します。
意味を保つ注意:原案の却下は、修正案の承認や計画全体の永久中止を意味しません。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形5語。

問21 Researchers discovered a previously unknown pattern.
原文の和訳:研究者たちは、それまで知られていなかったパターンを発見した。
行為者を残す受動形の例:A previously unknown pattern was discovered by researchers.
その和訳:それまで知られていなかったパターンが研究者らによって発見された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):A previously unknown pattern was discovered.
省略形の和訳:それまで知られていなかったパターンが発見された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:研究者による発見という情報が重要ならResearchersを残します。
省略できる条件:同じ研究を説明する段落で、未知だったパターンの発見が要点なら省略できます。
文法・時制の理由:a previously unknown patternは単数なのでwas discovered。previously unknownという発見前の状態を保持します。
意味を保つ注意:その分野全体で初めてだったのか、研究者たちにとって未知だったのかは文脈で判断します。世界初と勝手に断定しません。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形6語。

問22 The organization launched a public awareness campaign.
原文の和訳:その団体は啓発キャンペーンを開始した。
行為者を残す受動形の例:A public awareness campaign was launched by the organization.
その和訳:啓発キャンペーンがその組織によって開始された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):A public awareness campaign was launched.
省略形の和訳:啓発キャンペーンが開始された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:団体が開始した活動・責任が重要ならthe organizationを残します。
省略できる条件:どの団体の活動かが明らかで、啓発キャンペーンの開始を中心に述べる場合に省略できます。
文法・時制の理由:a public awareness campaignは単数なのでwas launched。
意味を保つ注意:public awarenessは人々への啓発を表します。publicから政府主催と推測せず、開始と効果を区別します。
参考語数:原文7語/行為者保持の解答9語/条件付き省略形6語。

問23 The university increased career counseling.
原文の和訳:大学はキャリアカウンセリングを増やした。
行為者を残す受動形の例:Career counseling was increased by the university.
その和訳:キャリアカウンセリングが大学によって増やされた。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Career counseling was increased.
省略形の和訳:キャリアカウンセリングが増やされた。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:大学が相談を増やしたことが重要ならthe universityを残します。
省略できる条件:当該大学の支援策と明らかで、キャリア相談の拡充に焦点を置く場合に省略できます。
文法・時制の理由:career counselingは不可算で単数扱いなのでwas increased。能動形のままでも成立します。
意味を保つ注意:増加した側面は原文で特定されていません。相談員数・予約枠数・予算の増加のいずれかに限定しません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問24 The city introduced congestion charges.
原文の和訳:市は混雑課金を導入した。
行為者を残す受動形の例:Congestion charges were introduced by the city.
その和訳:混雑課金が市によって導入された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Congestion charges were introduced.
省略形の和訳:混雑課金が導入された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:市による課金政策・判断が重要ならthe cityを残します。
省略できる条件:当該市の政策と明らかで、混雑課金の導入が中心なら省略できます。
文法・時制の理由:congestion chargesは複数なのでwere introduced。
意味を保つ注意:導入した事実は課金額・対象区域・渋滞が減ったという効果までは示しません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問25 The government preserved several historic buildings.
原文の和訳:政府はいくつかの歴史的建造物を保全した。
行為者を残す受動形の例:Several historic buildings were preserved by the government.
その和訳:いくつかの歴史的建造物が政府によって保全された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Several historic buildings were preserved.
省略形の和訳:いくつかの歴史的建造物が保全された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:政府の保全活動や責任が重要ならthe governmentを残します。
省略できる条件:政府の取り組みと分かっており、複数の歴史的建物が保全されたことが中心なら省略できます。
文法・時制の理由:several historic buildingsは複数なのでwere preserved。severalとhistoricを保持します。
意味を保つ注意:preservedを新築した・全面修復したなどに変えません。どの保全手段を使ったかは原文にありません。
参考語数:原文6語/行為者保持の解答8語/条件付き省略形5語。

問26 The company reduced unnecessary meetings.
原文の和訳:その会社は不要な会議を減らした。
行為者を残す受動形の例:Unnecessary meetings were reduced by the company.
その和訳:不要な会議がその会社によって減らされた。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Unnecessary meetings were reduced.
省略形の和訳:不要な会議が減らされた。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:会社による業務改善の判断が論点ならthe companyを残します。
省略できる条件:その会社の取り組みと明らかで、不要な会議の削減が要点なら省略できます。
文法・時制の理由:unnecessary meetingsは複数なのでwere reduced。unnecessaryという限定を残します。
意味を保つ注意:減らしたのは不要な会議です。すべての会議をなくした、会議時間が何時間短くなったなどにはしません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問27 Researchers observed lower error rates.
原文の和訳:研究者たちは、より低い誤り率を観察した。
行為者を残す受動形の例:Lower error rates were observed by researchers.
その和訳:より低い誤り率が研究者らによって観察された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Lower error rates were observed.
省略形の和訳:より低い誤り率が観察された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:誰が観察したかや観察結果の位置付けが重要ならResearchersを残します。
省略できる条件:同じ研究の報告で、比較上より低い誤り率が観察されたことが中心なら省略できます。
文法・時制の理由:lower error ratesは複数なのでwere observed。lowerという比較とobservedという観察の枠組みを保持します。
意味を保つ注意:比較対象は単文にはありません。『誤り率が低下した』は時系列の変化を加える可能性があり、『研究者が誤りを減らした』は因果を追加するので避けます。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形5語。

問28 The library added digital resources.
原文の和訳:図書館はデジタル資料を追加した。
行為者を残す受動形の例:Digital resources were added by the library.
その和訳:デジタル資料が図書館によって追加された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Digital resources were added.
省略形の和訳:デジタル資料が追加された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:図書館が資料を追加した方針や対応が重要ならthe libraryを残します。
省略できる条件:その図書館の資料整備と明らかで、デジタル資料の追加が要点なら省略できます。
文法・時制の理由:digital resourcesは複数なのでwere added。
意味を保つ注意:resourcesの内容は未指定です。電子書籍だけと限定したり、紙の資料を廃止したとしたりしません。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

問29 The school reduced homework.
原文の和訳:学校は宿題を減らした。
行為者を残す受動形の例:Homework was reduced by the school.
その和訳:宿題が学校によって減らされた。
行為者を省く受動形の例(条件付き):Homework was reduced.
省略形の和訳:宿題が減らされた。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:学校の宿題方針が論点ならthe schoolを残します。
省略できる条件:当該学校の取り組みと明らかで、宿題の削減が中心なら省略できます。
文法・時制の理由:homeworkは不可算で単数扱いなのでwas reduced。homeworksにはしません。
意味を保つ注意:宿題を減らしたことは完全になくしたことではありません。具体的な量・頻度・理由は加えません。
参考語数:原文4語/行為者保持の解答6語/条件付き省略形3語。

問30 The government established new guidelines.
原文の和訳:政府は新しい指針を策定した。
行為者を残す受動形の例:New guidelines were established by the government.
その和訳:新しい指針が政府によって策定された。
行為者を省く受動形の例(条件付き):New guidelines were established.
省略形の和訳:新しい指針が策定された。
能動・受動の選択:文脈がなく受動化の必要がなければ、元の能動形も有効です。対象・結果を話題にしたい場合に受動形を検討します。
行為者を残す条件:政府による指針策定・責任が重要ならthe governmentを残します。
省略できる条件:政府の施策と分かっており、新しい指針が設けられたことが要点なら省略できます。
文法・時制の理由:new guidelinesは複数なのでwere established。newを保持します。
意味を保つ注意:guidelinesを法律・強制規則と決めつけません。策定されたことと遵守されたことも区別します。
参考語数:原文5語/行為者保持の解答7語/条件付き省略形4語。

一方で「The government introduced the policy because residents requested it.」なら、政府と住民の関係が重要です。「The policy was introduced.」だけにすると、誰が、なぜ動いたのかが消えてしまいます。行為者と理由を残す受動形なら「The policy was introduced by the government because residents requested it.」とも書けます。能動態か受動態かだけでなく、必要な情報が残っているかを確認し、短さより情報価値を優先してください。

英検1級の英文要約は1題の記述式で、公式の現行試験では90〜110語の範囲が示されています。語数調整のために受動態を使う場合も、原文の主張と行為者の重要度を確認してください。

英検1級の試験内容(英検公式)

慶英会の無料体験・学習相談はこちら

参考にした主な公式情報

  • 公益財団法人 日本英語検定協会「1級の試験内容」
  • 公益財団法人 日本英語検定協会「各級の審査基準」