中高一貫校の英語定期テストでは、直前に問題集を何ページも解けばよいとは限りません。教科書本文、学校独自プリント、文法、語句、英作文、読解などのうち、実際に学校から指定された範囲を確認します。以下は地域に固有の出題傾向ではなく、学校の範囲に合わせて調整する一般的な学習例です。本記事では、テスト7日前からの現実的な学習計画と、最後の総点検に使える慶英会独自40問を掲載します。
結論:7日前は「範囲の棚卸し」、3日前から「書いて解く」、前日は「ミスだけ」に絞る
テスト前に最も避けたいのは、勉強するものを毎日変えてしまうことです。最初に範囲を分解し、単語・文法・本文・英作文・読解の5つに整理します。7日前に全体を見て、5〜4日前に理解、3〜2日前に自力で解き、前日は誤答だけを確認する流れにすると、時間を使う場所が明確になります。
7日前〜前日の学習計画
- 7日前:テスト範囲を一覧化。授業ノート・教科書・プリント・ワークを並べ、未理解箇所に印を付ける。
- 6日前:単語・熟語を確認。意味だけでなく、つづりと品詞を確認する。
- 5日前:文法の基本問題を解く。説明できない項目を絞る。
- 4日前:教科書本文を音読し、主語・動詞・重要表現を確認する。
- 3日前:日本語から英語へ書く。見ながらではなく白紙で再現する。
- 2日前:初見の英文と総合問題を時間を計って解く。
- 前日:間違えた問題だけを再演習。新しい教材へ手を広げない。
40問総点検
A 語句・文法(1〜20)
- He (go / goes) to school every day.
- I (am / do) studying now.
- We (visited / visit) Kyoto last year.
- She has (finish / finished) her homework.
- You must (to study / study) harder.
- My sister is good (at / on) tennis.
- This book is (interesting / interested).
- I have lived here (for / since) three years.
- There (is / are) two books on the desk.
- He is taller (then / than) his brother.
- I want (play / to play) tennis.
- She enjoys (read / reading) books.
- The man (who / which) lives next door is a doctor.
- English (speaks / is spoken) in many countries.
- If it rains, I (will stay / stayed) home.
- My mother made me (clean / to clean) my room.
- I have never (see / seen) that movie.
- We need (many / much) books.
- He asked me (where I lived / where did I live).
- She was tired, (but / so) she continued studying. —— 「彼女は疲れていましたが、勉強を続けました」という意味になる語を選びなさい。
B 英作文(21〜30)
- 私は毎朝英語を音読します。
- 私は昨日、学校で友達に会いました。
- 彼女は三年間英語を勉強しています。
- あなたは英語の本を読んだことがありますか。
- 私たちは明日その問題について話します。
- 彼は忙しいので、今日は来ません。
- 私が昨日買った本は面白いです。
- 英語は多くの国で使われています。
- 私はもっと速く英語を読めるようになりたいです。
- テストの前に、間違えた問題をもう一度解きます。
C 読解・内容理解(31〜40)
Passage: Mika’s class started a small project about local parks. Each student chose one park and collected information about its plants, paths, and users. Mika first wanted to make a poster with many pictures. Her teacher suggested adding short explanations so that visitors could understand the information quickly. Mika changed her plan and wrote three simple sentences for each picture. When the class presented the posters, several students said that the short explanations helped them notice details.
- What was the class project about?
- What did each student choose?
- What information did they collect?
- What did Mika want to use at first?
- What did the teacher suggest?
- Why did Mika change her plan?
- How many sentences did she write for each picture?
- What happened when the class presented the posters?
- What helped the students notice details?
- What is one lesson from Mika’s project?
解答
1〜20は選択理由と完成文の和訳、21〜30は英作文の解答例、31〜40は本文根拠付きの解答です。英作文は日本語の設問が意味の照合に使えます。意味・条件を保つ別解も認めます。
1:goes。He は三人称単数なので現在形に -s を付けます。訳:彼は毎日学校に行きます。
2:am。現在進行形は be動詞+動詞の-ing形です。訳:私は今、勉強しています。do studying にはしません。
3:visited。last year に合わせて過去形を使います。訳:私たちは去年、京都を訪れました。
4:finished。現在完了は has+過去分詞です。訳:彼女は宿題を終えました。finish は原形です。
5:study。助動詞 must の後は原形で、to は付けません。訳:あなたはもっと一生懸命勉強しなければなりません。
6:at。be good at は「~が得意だ」です。訳:私の姉/妹はテニスが得意です。年長・年少は英文だけでは不明です。
7:interesting。本が興味を起こさせるので interesting。「興味を持っている」という状態は interested です。訳:この本は面白いです。
8:for。three years は期間なので for。「いつから」という起点には since を使います。訳:私はここに3年間住んでいます。
9:are。後ろの two books が複数なので are を使います。訳:机の上に本が2冊あります。
10:than。比較級 taller の比較対象を示す語です。then は「その時/それから」です。訳:彼は兄/弟より背が高いです。
11:to play。want の後に動作を置くときは to不定詞です。訳:私はテニスをしたいです。
12:reading。enjoy は動名詞を目的語に取ります。訳:彼女は本を読むことを楽しんでいます。
13:who。先行詞 the man は人で、関係詞が lives の主語になります。訳:隣に住んでいる男性は医者です。
14:is spoken。英語は話される対象なので受動態にします。訳:英語は多くの国で話されています。
15:will stay。未来の条件に対する行動を表します。if節は現在形 rains です。訳:雨が降ったら、私は家にいます。
16:clean。能動態の使役動詞 make は make+人+動詞の原形です。訳:母は私に自分の部屋を掃除させました。
17:seen。現在完了 have の後は過去分詞です。訳:私はその映画を一度も見たことがありません。
18:many。books は数えられる名詞の複数形なので many。much は通常、数えられない名詞に使います。訳:私たちはたくさんの本が必要です。
19:where I lived。間接疑問は疑問詞+主語+動詞の語順で、where did I live と疑問文語順にはしません。訳:彼は私がどこに住んでいるか尋ねました。
20:but。設問で指定した「疲れていたが」という逆接を表します。訳:彼女は疲れていましたが、勉強を続けました。so を選ぶと「疲れていたので」と理由・結果の関係になり、指定された意味と異なります。
21:I read English aloud every morning. — 習慣なので現在形。aloud は「声に出して」で、音読という意味を保持します。
22:I met my friend at school yesterday. — meet の過去形 met を使います。友達の人数が未指定なので my friends も文脈により可能です。
23:She has studied English for three years. — 現在までの継続と期間 for three years を表します。She has been studying English for three years. も可能です。
24:Have you ever read an English book? — 現在完了の経験を尋ねる疑問文です。ever は「これまでに」です。
25:We will talk about the problem tomorrow. — 未来の行動を will+原形で表し、about が話題を示します。
26:He will not come today because he is busy. — 来ないという結果と、忙しいという理由を because で結びます。
27:The book that I bought yesterday is interesting. — that節が the book を説明し、主節の is interesting がその本の評価です。
28:English is used in many countries. — 日本語の「使われる」を used で保持します。spoken は「話される」で、書いて使うことなどまで含む used より意味が狭くなります。
29:I want to be able to read English faster. — 「読めるようになりたい」を want to be able to read、より速くを faster で表します。
30:I will redo the questions I got wrong before the test. — redo は「もう一度取り組む」、I got wrong は questions を説明します。「間違えた問題」を対象として保持します。I will do the questions I got wrong again before the test. も可能です。
31:It was about local parks.(地域の公園についてです。)最初の文の a small project about local parks が根拠です。
32:Each student chose one park.(生徒はそれぞれ公園を1か所選びました。)Each student と one park を対応させます。
33:They collected information about the park’s plants, paths, and users.(公園の植物、園路、利用者についての情報を集めました。)本文の3項目をすべて挙げます。
34:She wanted to use many pictures.(たくさんの写真を使いたいと思いました。)make a poster with many pictures が根拠です。
35:The teacher suggested adding short explanations.(短い説明を加えることを提案しました。)suggested adding が提案の内容です。
36:She changed her plan to help visitors understand the information quickly.(見る人が情報をすぐ理解できるようにするためです。)先生の提案に続いて計画を変えており、その目的は so that 以下で説明されています。
37:She wrote three simple sentences for each picture.(写真ごとに簡単な文を3つ書きました。)three と for each picture を両方保持します。
38:Several students said that the short explanations helped them notice details.(何人かの生徒が、短い説明のおかげで細かな点に気づけたと言いました。)発表時に起きたことを全文で答えます。
39:The short explanations did.(短い説明です。)helped them notice details の主語を答えます。
40:One lesson is that adding short, clear explanations can help people notice details.(短く分かりやすい説明を添えると、見る人が細かな点に気づきやすくなることです。)教訓を問うため別解も認めますが、本文の説明追加と観察の変化を根拠にします。写真は不要だ、全員の成績が上がる、といった本文にない一般化はしません。
Passage 全訳:ミカのクラスは、地域の公園についての小さな調査活動を始めました。生徒はそれぞれ公園を1か所選び、その植物、園路、利用者についての情報を集めました。ミカは最初、写真をたくさん使ったポスターを作りたいと思っていました。先生は、見る人が情報をすぐに理解できるように、短い説明を加えることを提案しました。ミカは計画を変え、写真ごとに簡単な文を3つ書きました。クラスでポスターを発表したとき、何人かの生徒が、短い説明のおかげで細かな点に気づけたと言いました。
テスト前に点数が伸びない人が確認する3つ
1つ目は「見れば分かる」を「何も見ずに書ける」へ変えられているか。 英作文や語句問題では、理解しただけでは得点できません。2つ目は、間違いの原因を分類しているか。 語彙、文法、読み違い、書き間違いを分けると復習効率が上がります。3つ目は、学校教材から離れすぎていないか。 独自問題は弱点発見に使い、最終確認は学校のテスト範囲へ戻します。
千葉・栃木・群馬の中高一貫校で教材が難しいと感じたら
中高一貫校では、一般的な中学校より授業進度が速かったり、教科書以外のプリント・問題集・副教材を併用したりする学校があります。そのため「中2の英語ならこの範囲」と一律に決めるのではなく、実際の学校のテスト範囲を起点に学習します。NEW TREASUREを使っている場合も、Stage・Lesson、学校の進度、出題形式を確認してから必要な演習を選ぶことが大切です。
FAQ
テスト7日前からでも間に合いますか?
範囲と現在の理解度によります。ただし、残り日数が少ないほど「全部やる」のではなく、得点に直結する範囲を特定することが重要です。まず学校のテスト範囲を確認し、失点が多い分野から着手します。
ワークを何周すればよいですか?
周回数だけを目標にする必要はありません。1周目で理解、2周目で自力再現、3周目以降は誤答だけ、というように目的を変える方が効率的です。
定期テスト対策を、学校の教材と現在の答案から組み立てたい方へ。 慶英会では、中高一貫校の英語・NEW TREASURE・英検を個別に整理しています。Web相談フォームから、学校名・学年・教材・テスト範囲を分かる範囲でお知らせください。

