Cambridge Lower Secondary English as a Second Language(ESL・科目コード0876)のReadingが苦手な中1・中2では、英文の全単語を訳す前に「何を尋ねられているか→本文の根拠となる語句→答えられる範囲」を確認する練習が有効です。Cambridge International公式は0876をReading、Writing、Use of English、Listening、Speakingの5領域で構成し、家庭で英語以外の言語を話す生徒を主な対象としています。公式Lower Secondaryパンフレットの24〜25ページではStage 7は文脈から意味を推測する、Stage 8は支援を受けて一部の暗示された意味を理解する、Stage 9はより少ない支援で推測や含意理解に取り組む進歩の例が示されています。これは日本の中1・中2・中3を自動的にStage 7・8・9へ振り分ける制度ではありません。学校の採用コード・Stage・返却答案を確認したうえで、本文にない内容まで答えてしまう推論の誤りを減らしましょう。本記事には慶英会が書き下ろした3つの英文と30問・全解答、段階別の対策、14日間の復習モデルを掲載します。
最初に結論|Readingで失点する原因は4種類に分ける
| 失点の型 | 答案や読み方の例 | 最初に行う学習 |
|---|---|---|
| ①語彙・文脈 | 知らない語が一つあると文章全体を諦める | 前後の説明・言い換え・対比から意味を限定する |
| ②主語・構文 | but / because / although、代名詞の指示対象を読み違える | 節・接続詞・主語を簡単に図解する |
| ③明示情報の確認 | 日時・人数・変更前後の予定を混同する | 本文の該当箇所へ線を引いて答える |
| ④推論の飛躍 | 本文にない人物の動機・全員の行動まで決めつける | 根拠と推測を区別し「書いていない」を認める |
Readingの短答問題では、長い和訳よりも設問に直接答えることが優先されます。学校によって記述・選択・要約の形式や部分点の規定は異なりますので、必ず先生の指示と採点済みの答案を先に確認してください。
Cambridge ESL(0876)とは|English(0861)との違い
Cambridgeの公式ヘルプでは、Lower Secondary English(0861)とEnglish as a Second Language(0876)は別の評価であり、測定する知識・技能が異なると明記しています。0876はESL、0861はEnglishの課程です。英語が得意な帰国生だから自動的に0861、国内の中学生だから必ず0876という単純な分類ではなく、在籍校が採用しているcurriculum code(科目コード)と使用教材・授業を確認してください。
| 比較点 | 0876:English as a Second Language | 0861:English |
|---|---|---|
| 主な学習者像 | 家庭では英語以外の言語を使用する学習者など | 英語を第一言語として使う学習者など |
| 学習の領域 | Reading/Writing/Use of English/Listening/Speaking | Reading/Writing/Speaking/Listening |
| 評価と課題 | ESLとして設定した目標に基づく | 別の到達目標・評価 |
| 家庭で最初に確認 | 0876のStage・採用教材・範囲表 | 0861のStage・採用教材・範囲表 |
Stage 7・8・9のReading目標|公式パンフレットで示される進歩
Cambridge Lower Secondary公式パンフレット24〜25ページのReading欄に示されるのは次の学習目標の例です。学校による学年配置・教える順序・細かなテスト問題の全文を保証するものではありません。
| Stage | 公式に示される目標例(日本語要約) | 家庭でできる具体的な練習 |
|---|---|---|
| Stage 7 | 短文・長文で、少ない支援または支援なしに文脈から意味を推測する | 知らない語の前後2文を読み、根拠語と推定語義を書く |
| Stage 8 | 文脈での語義推測に加え、支援を受けながら一部の暗示的意味を理解する | 登場人物の発言・行動から読み取れることを本文の根拠と組にする |
| Stage 9 | 文脈推測・一部の含意理解を、少ない支援または支援なしで行う | 説明文全体の対比・目的を結び、書かれていない結論を避ける |
例えばwiltedという未知語は、その直後に葉が垂れていて水が足りないと説明があるとき「しおれた」に近いと推定できます。これに対しMaya was reluctant …なら、気持ちが直接日本語で書かれていなくても、何を避けようとしていたかが説明されています。この二つは、単純な単語暗記と別の能力を使う練習です。
Stageと日本の学年を機械的に対応させない
Cambridge公式の0876科目案内はLower Secondaryを主として11〜14歳程度の学習者向けと説明し、カリキュラムは各校の状況へ組み込める形式です。日本国内の一貫校・インターナショナルスクールがStage 7を何年生に設定するかは、学校側の進度・編成によります。中1でもStage 8の教材を扱うことがあり、学年名だけで教材を選ぶのは不正確です。
方法1|未知語は品詞・周辺説明・対比の順で推測する
- ①未知語の品詞を予測する:looked wiltedならlookedの後は状態を表す語と考えられる。
- ②同じ文のコロン・ダッシュ・言い換えを探す:葉が垂れ下がり水不足だという説明を読む。
- ③反対の状況を探す:dryとwatered、plannedとbutなどの対比から方向を限定する。
- ④推測した意味を文に入れて自然か確認し、辞書・先生の説明で答え合わせをする。
未知語をすべて推測で済ませるのは適切ではありません。繰り返し出る頻出語、設問理解に必須の語は意味・品詞・用法を覚え、本文の根拠へ戻って定着させます。
方法2|本文にある事実(fact)と合理的な推論(inference)を分ける
| 判定 | 答えの扱い | 具体例 |
|---|---|---|
| 本文に明記 | 該当語句を引用・言い換える | After six weeksと書かれていれば6週間後 |
| 本文の複数情報から推論 | 必ず根拠を二つ程度提示する | 気付かない人がいた→ポスターを作った理由 |
| 本文にないこと | 答えを作らない | ポスターを全員が見た・質問が増えた原因が確定した等 |
CambridgeのReadingで必要なのは、文章の内容と矛盾しないことだけでなく、質問に対して十分な根拠を示すことです。根拠が見つからなければ読み直し、本文にない情報を一般知識で付け足さない練習をしましょう。
方法3|it・they・them・thisの指示語は単数複数と意味で決める
代名詞の直前にある名詞なら必ず正解というわけではありません。例えばtheyが直前の一人ではなく複数の生徒を指すこともあります。①単数・複数の一致、②前後の動作の意味、③話題の継続を確認します。後半の独自問題ではthemの指す「画像」「書いた三文」などを本文と照らして確かめます。
方法4|案内文(non-fiction)は変更前後・対象・条件を整理する
英語のイベント案内では、originally(当初)、but(しかし)、still(変更なし)、must(義務)、under 12(12歳未満)、limited to(上限)など、細部を取り違えると答えが逆になります。時間・料金・会場・例外条件を小さな表へ書き換えてから解くと、情報の対応を確認しやすくなります。
オリジナル英文3本・全30問|Cambridge ESL Readingの弱点診断
以下は慶英会が独自に作成した英文・設問・解答です。Cambridge Internationalの非公開問題・Checkpoint過去問・出版社の掲載文の転載ではありません。難易度や配点が公式0876問題と一致するという主張もしていません。Stage 7〜9のReadingで必要な技能を、身近な話題の英文を使って診断する家庭用教材です。
独自英文A|学校のガーデンづくり(10問:語彙と文脈)
Reading Text A: Last spring, students at Hillview School noticed an unused area behind the library. The ground was dry, and a few plants looked wilted: their leaves were hanging down because they had not received enough water. The students wanted to create a small garden. At first, they planned to grow flowers, but a science teacher suggested herbs that could be used in cooking lessons. The students agreed. Every Wednesday, a different group watered the garden and recorded changes in a notebook. After six weeks, the herbs were growing well. The students put up a sign asking visitors not to pick the leaves without permission. Some visitors still walked past the garden without noticing it. So the group made a colourful poster for the library entrance. The following week, more students stopped to look at the plants. The project showed the group that good information can help people pay attention to something they might otherwise miss.
- A1|生徒が学校で使われていない場所を見つけたのはどこですか。英語で答える。
- A2|wiltedが意味する植物の状態を日本語で説明する。
- A3|当初、生徒は何を育てる計画でしたか。英語で答える。
- A4|実際に育てるものが変わった理由は何ですか。日本語で答える。
- A5|生徒は何曜日に植物に水をやりましたか。英語で答える。
- A6|ハーブがよく育っていたと明記されているのは何週間後ですか。
- A7|The students agreed.のagreedは何への同意ですか。
- A8|なぜ図書館入口にポスターを作ったと考えられますか。本文の事実を一つ示す。
- A9|本文の主題として最適なのは「庭づくりだけ」「情報の伝え方も重要」のどちらですか。
- A10|「全校生徒がポスターを見た」と結論できるか。理由も答える。
独自英文B|地域センターの案内(10問:日時と条件)
Reading Text B: Riverside Community Centre – Saturday Activities. The photography workshop was originally planned for 10:00 a.m., but it has been rescheduled to 11:30 a.m. because the teacher will arrive later than expected. Students who registered for that workshop do not need to register again. The recycling talk will still begin at 10:00 a.m. in Room B. It is free, but seats are limited to 25 people. The cooking class starts at 1:00 p.m. and costs £4 for ingredients. Please bring a reusable container to take your food home. The centre closes at 4:00 p.m. Children under 12 must attend activities with an adult. If you cannot come, please email us by Friday evening so that another student can take your place.
- B11|写真ワークショップの変更後の開始時刻は?
- B12|写真ワークショップの時間が変更された理由は?
- B13|すでに写真ワークショップへ登録した生徒は登録し直す必要がありますか。
- B14|10:00 a.m.に始まるのは何の活動ですか。英語で答える。
- B15|recycling talkの会場はどこですか。英語で答える。
- B16|recycling talkに入れる人数の上限は?
- B17|料理教室の材料費はいくらですか。
- B18|料理教室には何を持参するよう求められていますか。
- B19|11歳の子どもが一人で参加してよいか。根拠も答える。
- B20|rescheduledの意味を、この案内の文脈で説明する。
独自英文C|発表当日のトラブル(10問:含意と根拠)
Reading Text C: Maya and Ken had prepared a short talk about saving electricity. On the morning of their presentation, Maya discovered that the computer in their classroom was not working. She looked at their slides and sighed. Ken suggested reading the slides from his phone, but Maya knew that the people at the back of the room would not be able to see the pictures. She was reluctant to give the talk without them because the pictures showed their research clearly. Ken then found the large sheets of paper they had used while planning. Together they drew two simple charts and wrote three key facts on the paper. Their teacher gave them five extra minutes to prepare. During the talk, Maya pointed to the charts while Ken explained the numbers. The audience asked more questions than usual. After class, Maya said, “I still prefer using slides, but today I learned that we can explain an idea in more than one way.”
- C21|発表テーマは何でしたか。英語で答える。
- C22|当日、教室で何が起こりましたか。
- C23|Kenが最初に提案した代替手段は?
- C24|MayaがKenの最初の案に問題があると考えた理由は?
- C25|reluctantの気持ちとして最適なのは「進んでやりたい」「気が進まない」のどちらですか。
- C26|them(without them)は何を指しますか。
- C27|二人は紙に何を描き、何を書きましたか。
- C28|先生は何分追加で準備時間を与えましたか。
- C29|Mayaが発表後に学んだことを日本語で説明する。
- C30|「聞き手は普段より多く質問した」は書かれていますか。その理由も書かれていますか。
A1〜A10|英文Aの全解答と根拠
- A1: Behind the library. 解説:第1文のan unused area behind the libraryが根拠。
- A2: 水が足りず葉がしおれて垂れ下がっている状態。 解説:コロンの後にtheir leaves were hanging down because …と説明がある。
- A3: Flowers. 解説:At first, they planned to grow flowers.が根拠。
- A4: 理科の先生が料理の授業に使えるハーブを提案したから。 解説:but a science teacher suggested herbs that could be used in cooking lessonsが根拠。
- A5: Wednesday. 解説:Every Wednesdayとある。
- A6: 6週間後。 解説:After six weeksが根拠。
- A7: 花ではなく、料理に使えるハーブを育てるという先生の提案。 解説:直前に先生の提案がある。意味のつながりから判断する。
- A8: 庭に気付かず通り過ぎる人がいたので、存在を知らせて関心を高めるため。 解説:Some visitors still walked past … without noticing it とSo the group made … posterの因果関係。
- A9: 情報の伝え方も重要。 解説:最終文でgood information can help people pay attentionと明示。
- A10: できない。ポスター後に立ち止まる生徒が増えたとは書かれているが、全員が見たとは書かれていない。 解説:more students stopped to look at the plantsは全員ではない。
B11〜B20|英文Bの全解答と根拠
- B11: 11:30 a.m. 解説:rescheduled to 11:30 a.m.が根拠。
- B12: 先生が予想より遅く到着するため。 解説:because the teacher will arrive later than expected。
- B13: ありません。 解説:do not need to register againと明示。
- B14: The recycling talk. 解説:will still begin at 10:00 a.m.という変更されない活動。
- B15: Room B. 解説:in Room B。
- B16: 25人。 解説:seats are limited to 25 people。
- B17: £4。 解説:costs £4 for ingredients。
- B18: 再利用できる容器。 解説:bring a reusable container。
- B19: いいえ。12歳未満は大人と一緒に参加する必要がある。 解説:Children under 12 must attend activities with an adult。
- B20: 予定された時刻を変更した(時間を組み直した)。 解説:originally planned for 10:00とto 11:30の対比。
C21〜C30|英文Cの全解答と根拠
- C21: Saving electricity. 解説:冒頭にa short talk about saving electricity。
- C22: コンピューターが動かなくなった。 解説:the computer in their classroom was not working。
- C23: 自分の携帯電話からスライドを読むこと。 解説:reading the slides from his phone。
- C24: 教室後方の人には携帯電話の写真が見えないから。 解説:people at the back of the room would not be able to see the pictures。
- C25: 気が進まない。 解説:Mayaは写真なしで話すのを嫌がったため。was reluctant to give the talk without them。
- C26: the pictures(写真・画像)。 解説:直前のpicturesを指し、without themも画像がない状態を説明。
- C27: 簡単なグラフを二つ描き、重要な事実を三つ書いた。 解説:drew two simple charts and wrote three key facts。
- C28: 5分。 解説:gave them five extra minutes。
- C29: 一つの考えはスライド以外にも複数の方法で説明できること。 解説:最後の発言more than one way。
- C30: 質問が普段より多かったことは書かれているが、その理由は明記されていない。 解説:The audience asked more questions than usualは事実。ただし原因は推測不可。
30問の結果を分析|できなかった技能から戻る
| 問題 | 測っている力 | 間違えた後の学習 |
|---|---|---|
| A1〜A6 | 本文に書かれた場所・時期・事実、語彙 | 事実の位置を本文に線引きし、周辺文を和訳 |
| A7〜A10 | 提案の指示対象、因果、主題、過剰な一般化 | because・but・soと根拠2つを整理 |
| B11〜B20 | 時刻の変更、対象・人数・料金・語義 | 表に情報を転記し条件が適切か確認 |
| C21〜C24 | 主題と出来事・代替案・事実の根拠 | 時間順に事実を並べる |
| C25〜C30 | 感情語・指示語・含意と未記載の区別 | 台詞・行動・代名詞の候補を確認 |
単純な合計点だけでなく、間違えた問題番号と根拠を記録しましょう。例えば「事実確認8問は正確だが暗示的意味を問うC25で止まった」なら、読書量を闇雲に増やす前に、人物の言動と語句の結び付きを確認する方が効果的です。この30問からCambridgeの到達レベル・正式スコアを換算することはできません。
Cambridge Progression TestsとCheckpointは別|2026年の変更も確認
CambridgeのAssessment公式案内では、Progression TestsとLower Secondary Checkpointを異なる評価機会として紹介しています。Progression Testsは学習の進歩を測る学校向けの資料として利用され、CheckpointはLower Secondary段階の外部評価です。所属校が0876を使っていても、すべての生徒が必ずCheckpointを受検するとは限りません。
Cambridgeの2026年Checkpoint変更案内によると、2026年から実施回と時間割の扱いが更新され、試験は正式な時間割に載った日に実施する運用となっています。個々の学校の中間・期末考査の日程がCambridge Checkpointと同じになるわけではありません。試験の有無・選択科目・実施時期は学校に確認してください。
0876の公式教材は学校ごとに異なる|出版社の本を一律に必修としない
Cambridge公式のLower Secondary教材一覧は認定教材を紹介する一方、「学校が特定の出版教材を使う義務はない」と明記しています。書名がCambridgeであっても在籍校の教科書と決まっているわけではありません。学校の教科書、Readingの配布文、学校の評価シート、採用Stageを優先し、必要な部分にのみ独自演習を足しましょう。
14日間のReading復習モデル|学校テストと両立する
| 日程 | 学習する内容 | 確認する到達点 |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 学校のReading答案を語彙・事実・推論・指示語に分類 | 本人が何で失点するか分かる |
| 3〜4日目 | 学校の既習語彙・文法と英文Aを復習 | 知らない語の根拠を本文から示せる |
| 5〜6日目 | 英文Aの主語・接続語・理由を確認 | so・but・becauseで因果を説明 |
| 7日目 | A1〜A10の誤答を答えなしで再テスト | 表現が少し変わっても答えられる |
| 8〜9日目 | 英文Bの条件・時刻・上限を表にする | 変更前後の情報を正確に区別 |
| 10日目 | 学校の文法テスト・Use of Englishを復習 | 長文の文構造が理解できる |
| 11〜12日目 | 英文Cの出来事・含意・指示語を解く | 事実と推論を明確に分ける |
| 13日目 | 学校の本番形式に合わせた時間制限を設ける | 読み切れない原因を確認 |
| 14日目 | 30問の誤答だけ再テスト、改善点を記録 | 次の学校課題へ優先順位を付ける |
この計画は慶英会の自主学習用であり、Cambridgeまたは所属校が定めた公式授業スケジュールではありません。学校のテストが迫っているときは、学校配布のテキスト・提出物・評価形式を優先し、この教材から必要な設問だけ選んでください。
CambridgeのReadingと英検は同じ試験ではない
Cambridge Lower Secondary ESL(0876)のReading対策と英検の長文対策は、英文を理解し設問の根拠を探す技能に共通点があります。しかし、評価領域、設問形式、語彙・出題範囲、成績の判定方法は別です。英検の級をCambridge Stage 7・8・9と直接置き換えたり、この独自30問の正答率を英検の合格率へ換算したりしないでください。
よくある質問
Q. Cambridge ESLの0876は中1・中2のどちらに相当しますか?
どちらとも一律には決まりません。Lower SecondaryのStage 7〜9は学校の採用・進度に応じて使われるため、現在の学年と採用Stageの両方を確認します。
Q. Stage 7ではimplied meaning(行間の意味)を読まなくてよいですか?
公式パンフレットのReading目標例では、Stage 7で文脈からの語義推測を掲げ、Stage 8・9の例では一部の含意理解も説明しています。ただしこれは各StageのReading目標の一例であり、学校のStage 7で推論問題を一切出さないという意味ではありません。
Q. Checkpointは全員必須ですか?
Cambridgeは複数の評価方法を提供しています。学校の採用状況、本人が参加する外部評価の有無・実施回を確認してください。
Q. 0876の教科書はCambridgeから指定された1冊だけですか?
いいえ。Cambridge公式は認定教材を紹介していますが、特定の出版教材の採用を学校へ義務づけていません。校内の実際の教材を確認します。
Q. 英文の内容が読めるのに選択問題だけ間違えるのはなぜ?
選択肢の一部は本文と一致しても、「全員」「必ず」「原因」など断定の範囲が本文を超えることがあります。本文の該当箇所と選択肢の語を一対一に照合し、設問が聞いていないことを答えていないか確認してください。
Q. Cambridge ESL Readingに英検準2級の単語帳は必要ですか?
学年やStageだけでは決められません。まず学校のVocabulary list・授業の本文・返却答案で意味を取り違えた語を優先し、必要に応じて追加教材を検討します。
中高一貫校・インターナショナルスクールのReadingでお悩みの保護者様へ
慶英会では中高一貫校の中1・中2を中心に、学校の返却答案や英文教材を使って、語彙・英文構造・設問の読み違い・根拠の選択を分類するオンライン個別英語指導を行っています。Cambridge ESL(0876)を採用する学校の場合も、実際のStage・学校指定教材・Readingのテスト形式を確認したうえで、本人が「何となく選んだ」答えを本文の根拠で説明できるよう練習内容を組み立てます。学校の文法面を補いたい場合はUse of Englishの関連記事、音声理解と区別したい場合はListeningの関連記事をご覧ください。無料体験と指導内容は慶英会公式サイトでご案内しています。慶英会はCambridge Internationalの認定・提携機関としての立場でこの記事を掲載するものではありません。
参考資料|Cambridge公式一次情報(2026年10月確認)
- Cambridge International|Lower Secondary ESL 0876の公式カリキュラム
- Cambridge International|Lower Secondaryパンフレット・Stage 7〜9のReading目標例(PDF・24〜25ページ)
- Cambridge公式ヘルプ|0861 Englishと0876 ESLの違い
- Cambridge International|認定教材と学校の採用自由度
- Cambridge International|Progression TestsとCheckpoint
- Cambridge International|2026年Checkpoint変更案内
最終情報確認:2026年10月12日。Cambridge公式が示す枠組み・Stageの目標例・外部評価と、慶英会の家庭用オリジナル英文3本・30問・解答・14日間計画は区別しています。各校の具体的な試験範囲、採用教材、配点や進度は所属校の公式資料を優先してください。