足立学園中学校の中学1・2年生で、英語の単語や文法は覚えているのに、発表で自分の意見を説明できない、聞き手から質問されると言葉が出ないとお困りの保護者様へ。まず大切なのは、難しい英語を暗記することではなく、「何を伝えるかを決める」「根拠を整理する」「習った文法で短い英文にする」「相手の質問を聞いて答える」という順序で練習することです。足立学園中学校の公式「中学の主な科目」では、英語の目標として、資料を根拠にテーマを英語で論理的に伝える力を挙げ、PowerPointを使った個人・グループの研究発表と英語による質疑応答、Thesis writing・Discussion・Debateの基礎技術の習得を掲げています。
ただし、これらは中学校の英語科全体の教育方針であり、中1・中2の全員が同一の時期に論文執筆や討論を課されると示すものではありません。実際の発表課題や評価方法は担当教員の案内を優先しましょう。また、プレゼンテーションが得意でも定期考査の語彙・読解・英作文は別に確認する必要があります。本記事では学校公式情報に基づき、発表の準備と筆記の英語学習を両立する方法を詳しく整理します。
学校公式の英語教育方針|発表と質疑応答だけが英語の評価ではない
| 公式情報 | 内容 | 家庭学習へのつなげ方 |
|---|---|---|
| 英語の到達目標 | 資料を根拠にテーマを英語で丁寧・論理的に伝える | 主張と根拠を分けて書く |
| 発表・質疑応答 | PowerPointによる個人・グループ発表と英語の質疑応答 | 別の質問にも短く答える練習 |
| Thesis writing / Discussion / Debate | 基礎技術の習得を目指す | 論点・根拠・意見を分けて準備 |
| 英語の単位数 | 中1は5、中2・中3は6 | 単位数から各学年の試験範囲や配点は推測しない |
| 中1・中2の重点 | 基礎力養成期と学校公式が説明 | 単語・基本文法を安定させて発表へ応用 |
出典:足立学園中学校「中学の主な科目」、同「中高一貫教育6年間」。学校の指導方針と個別学年の課題・評価規則は別です。現在の授業資料を優先してください。
足立学園中学校が掲げる英語の到達目標
学校公式の「中学の主な科目」では、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を伸ばすことに加え、調べた資料を根拠にして相手へ丁寧かつ論理的に伝える力、英語を使って問題解決に取り組む探究力を重視しています。
単語の暗記だけで終わらず、英文を読んで理解したことを自分の言葉へ変え、相手とやり取りできる力が目標です。ただし学校の教育方針と、個々の授業の課題・出題内容は区別して考えましょう。
PowerPointによる研究発表と質疑応答
学校公式は、PowerPointを用いた個人・グループ研究の発表と、英語による質疑応答をできるようにする取り組みを掲げています。スライドを作る力だけではなく、調べた内容を理解して説明し、追加の質問へ答える力が必要になります。
まず学校から指定されたテーマと評価項目を確認しましょう。正式なテーマ、スライド枚数、発表時間、学年別の提出期限は公式の教科紹介だけでは確認できません。
中1は短い英文の正確さを優先する
中1の段階では、主語と動詞を含む短い英文を正しく作ることから始めます。例えば一般的な練習例としてThis place is famous.やMany people visit it.などがあります。
自分で理解していない長文を暗記するより、語彙の意味と語順を説明できる一文を増やしてください。これらは練習用の英文で、学校が実際に指定した研究課題や出題問題ではありません。
中2は主張と理由を組み立てる
中2では学校で習った表現の範囲で、自分の主張、理由、具体例を順序立てて説明する練習を増やします。理由を述べる接続表現を使う際には、文と文の意味がつながっているかを確認しましょう。
まず日本語で「自分の意見は何か」「その根拠は何か」を整理し、既習の英語に置き換えます。語彙を難しくすることより、聞き手に理解できる順番にすることが重要です。
Thesis writingは何を意味するのか
学校の公式教科紹介はThesis writingを「論文執筆」と表記し、その基礎的技術の習得を目標に含めています。ただし、この紹介から学校独自の語数、段落数、採点基準や中1・中2の正式な課題を特定することはできません。
家庭学習では、最初に調べた事実を整理し、何を主張する文章なのか明確にする練習が役立ちます。そのうえで意見、根拠、説明を短い英文でつなげてみましょう。
Discussionは暗記した英文を読むだけではない
Discussionは相手の意見を聞いて考えを交換する活動です。事前に英文を書いておくことは助けになりますが、相手の発話を理解して答える練習も必要です。
自分の意見を一文で述べ、相手の考えを聞き、必要なら質問するという短いやり取りから始めます。学校で実際に使う進行方法やルールは授業担当者の指示に従ってください。
Debateでは理由と反論を区別する
Debateの準備では、自分の立場を示すことと、その立場を支える根拠を示すことを分けて考えます。相手の意見を否定するだけでなく、なぜ別の見方が成り立つのかを落ち着いて説明することが必要です。
英語がまだ苦手な生徒様は、いきなり長い反論を作る必要はありません。短い文で主張と理由を説明し、相手の理由を聞いて理解できたか確認しましょう。
調べた情報の根拠を確認する
研究発表では、インターネットで見つけた英文をそのままコピーするのではなく、情報の意味と出典を理解することが重要です。公的機関、学校、研究機関などの一次情報を優先し、いつ発表された情報かを確認しましょう。
英文の意味が不明な場合は、単語の意味だけでなく文全体を確認してから資料に使います。引用する場合には出典を示し、学校の課題ルールに従ってください。
スライドの文字を増やしすぎない
スライドに長文を並べても、本人が内容を理解して説明できなければ発表の力は伸びにくくなります。伝える要点を絞り、資料は内容を補助するものとして使いましょう。
発表で話す順番を決めたら、一つの要点につき短い英文を作って音読します。見出しだけを見て説明できるか確かめれば、原稿を丸暗記する学習から少しずつ離れられます。
英語の質疑応答で止まる三つの原因
英語で質問されて答えられない場合、音声を聞き取れない、質問の意味を理解できない、意味は分かるが答える英文を作れない、という三つを区別します。
文字で見れば意味が分かるなら音声練習が中心になります。文字でも意味が分からなければ語彙や文法に戻りましょう。意味は分かるのに答えられないなら、短い英文を自力で書いてから声に出す練習が役立ちます。
質問の種類に応じて答えを変える
WhatやWhereの質問には事実を、Whyの質問には理由を求められる場合があります。しかし疑問詞だけで決めつけず、質問全体の意味と時制を確認しましょう。
一般的な練習では、同じ発表テーマに対して「何を調べたか」「なぜ選んだか」「何が分かったか」と質問を変えて練習します。これは学校の実際の質疑応答を再現するものではありません。
分からない質問は聞き返して確認する
英会話では、質問が一度で理解できない場面があります。一般的な表現のCould you say that again?やCould you speak more slowly?などを覚えておくと、必要なときに確認できます。
ただし試験・発表のルールによって許される対応は異なります。学校の指示に従い、聞き返して理解できた語句は発表後に復習してください。
発表原稿の文法をチェックする
発表の内容がまとまったら、主語と動詞、時制、語順、冠詞、前置詞など、学校で既習の文法を確認します。特に人や物について説明する文では、主語の変化に伴う動詞の形に注意しましょう。
音読だけで終わらず、重要な英文を答えなしで書けるか確かめることで、定期考査の英作文にもつながります。
発音の練習は意味のまとまりごとに
英文を速く読むことが、必ずしも伝わる発表につながるわけではありません。内容の区切りを意識して、重要な語を聞き取りやすく伝えることが重要です。
学校で扱った音声教材があれば、文字と音を照合してから音読しましょう。録音する場合は本人の同意を得て、学校の録音ルールも確認してください。
発表ができても定期考査の筆記は別に必要
学校の定期考査では、指定された教材の語彙、文法、読解、英作文、聞き取りなどを復習する必要があります。発表原稿が読めても、知らない文を自分で書けない場合があります。
学校の出題範囲表を優先し、誤答を単語・語順・読解・作文などへ分けて復習しましょう。英語の研究発表が得意であることと、筆記試験で安定して得点できることは同じではありません。
中1の定期テストが低い場合の最初の対策
まず返却答案を確認し、単語の意味と綴り、be動詞と一般動詞、疑問文と否定文、基本的な読解のどこで間違えたか整理しましょう。
選択肢があれば正解できるが、英作文では書けない場合は、学校の重要例文を答えなしで再現する練習が必要です。知らない単語を増やす前に、学校で習った基本語を使える状態にしてください。
中2の定期テストが低い場合の見直し方
中2の英文が理解できない場合、現在の単元だけではなく、中1で習った文法の不足が原因となっていることがあります。今の問題で止まった箇所に必要な範囲だけ戻りましょう。
過去形や助動詞、疑問詞など、学校で既習の内容を短い文で確認し、現在の教材へ戻って解き直します。基礎を確認することは、発表の際に英文を即座に作る力にもつながります。
学校の英語の追試・補習を活用する
足立学園公式の英語教育紹介は、授業の理解を確認する小テストや追試・補習などの学習支援を案内しています。分からない英文がある場合は、どの教材の何番が理解できないのか具体的に示しましょう。
学校の支援制度の参加条件や実施方法は学年によって異なる可能性があります。発表の課題と文法の失点を分けて相談すると、改善する内容を絞りやすくなります。
英検対策は公式形式を別途確認する
英検は級によってリーディング、リスニング、ライティング、二次面接などが異なります。英語で質疑応答する経験は話す力の基礎になりますが、英検の面接と学校の研究発表は同じ形式とは限りません。
受検級の日本英語検定協会公式過去問を使い、必要な語彙と形式を確認しましょう。検定対策に偏って学校の定期考査や提出物が遅れないように調整してください。
発表前の三週間の学習計画
約三週間前には学校から指定されたテーマと提出期限を確認し、信頼できる資料を探します。約二週間前には主張と根拠を整理して短い英文を作り、文法を確認します。約一週間前には原稿を見ずに要点を伝え、質問の順番を変えて答える練習をしましょう。
これは家庭での一般的な準備モデルです。学校が定める発表日、原稿の条件、グループでの役割分担を必ず優先してください。
発表後は言えなかった英語を再利用する
発表後には、伝えられた内容、伝えられなかった内容、質問に答えられなかった内容を整理しましょう。言えなかった英文を一つ選び、学校で学習した文法に沿って書き直します。
翌日、その文を何も見ずに言えるか、書けるかを確認します。発表を行事として終えるのではなく、次の授業の英作文や会話で使える表現へ変えることが重要です。
保護者様が確認したいこと
保護者様は、①学校から指定された発表課題と評価方法、②本人が調べた事実の意味を説明できるか、③根拠を示して意見を話せるか、④質問へ短い英文で答えられるか、⑤定期考査の語彙・文法・英作文が遅れていないかを確認してください。
発表原稿を暗記できたかだけでなく、何を伝えようとしているかを本人が理解していることが大切です。
慶英会オリジナル20問|発表・質疑応答・筆記の英語を確認
以下は慶英会の独自練習で、足立学園中学校の実際のプレゼン課題・定期考査・Discussion・Debateの校内問題を転載・再現したものではありません。現在の授業で未習の文法は除き、学校の範囲表と返却答案を優先してください。
- 「私はこのテーマが重要だと思います」を英語にする。
- 「なぜなら、この問題は多くの人に影響するからです」を英語にする。
- 「この資料は私の意見を支えています」を英語にする。
- What is your main point? に英語一文で答える。
- Why do you think so? に英語一文で答える。
- Could you explain your idea again? は何を求める質問か、日本語で答える。
- 質問が聞き取れないとき丁寧にもう一度尋ねる英文を書く。
- She (study / studies) English every day. 正しい語を選ぶ。
- Does Ken (agree / agrees) with you? 正しい語を選ぶ。
- I (am / do) interested in science. 正しい語を選ぶ。
- We (discuss / discussed) the topic yesterday. 正しい語を選ぶ。
- He wants (to improve / improving) his presentation. 正しい語句を選ぶ。
- 「私は調査結果を発表しました」を英語にする。
- 「私はその意見に賛成です」を英語にする。
- 「私たちは異なる考えを尊重すべきです」を英語にする。
- 「その資料によると、利用者が増えています」を英語にする。
- 短文:Aki found that many students walked to school. She suggested adding more bicycle racks. What did Aki find?
- 同じ短文:What did Aki suggest?
- 同じ短文:Why might bicycle racks help students? 英語一文で答える。
- 「私は質問に答える前に少し考えたいです」を英語にする。
20問の全解答と確認ポイント
| 問 | 解答例 | 学習ポイント |
|---|---|---|
| 1 | I think this topic is important. | 意見 |
| 2 | Because this issue affects many people. | 理由 |
| 3 | This information supports my opinion. | 根拠 |
| 4 | My main point is that students need more time to read. | 別解可 |
| 5 | Because I think the evidence supports my idea. | 別解可 |
| 6 | 考えをもう一度説明してほしいという質問。 | 確認 |
| 7 | Could you say that again, please? | 聞き返し |
| 8 | studies | 三単現 |
| 9 | agree | Doesの後は原形 |
| 10 | am | be interested in |
| 11 | discussed | yesterdayと過去形 |
| 12 | to improve | want to+原形 |
| 13 | I presented the results of my research. | present+目的語 |
| 14 | I agree with that opinion. | agree with |
| 15 | We should respect different ideas. | should+原形 |
| 16 | According to the information, the number of users is increasing. | 情報源を示す |
| 17 | Many students walked to school. | 本文の事実 |
| 18 | She suggested adding more bicycle racks. | 本文の提案 |
| 19 | They may make it easier to park bicycles. | 別解可 |
| 20 | I would like to think for a moment before answering the question. | 丁寧な時間確保 |
4・5・19番は本人の内容に応じた正しい別解が可能です。発表原稿を丸暗記しても質問の聞かれ方が変わると答えられない場合があります。疑問詞に合わせて短く答え、根拠となる情報を示す練習を優先してください。
定期考査とプレゼンを両立する3週間計画
| 期間 | 発表・質疑応答 | 学校英語 |
|---|---|---|
| 第1週 | テーマ・主張・根拠を整理し短い原稿を作る | 範囲表と返却答案から単語・文法の弱点を分類 |
| 第2週 | 原稿を見ずに説明し、想定質問へ一文で答える | 学校ワークで時制・語順・英作文を再演習 |
| 第3週 | 録音と質疑応答で改善点を絞り、情報源を確認 | 初見読解と記述問題を解き、誤答だけ再テスト |
これは慶英会の学習例で、学校の公式スケジュールや採点基準ではありません。提出物・試験範囲・担当教員の指示を優先してください。
よくある質問
Q. 足立学園中学校は英語の研究発表を重視していますか? A. 公式の教科紹介はPowerPointによる個人・グループの研究発表と、英語の質疑応答を目指すと説明しています。
Q. 中1から英語の論文を必ず書きますか? A. 公式ページはThesis writingの基礎を目標に挙げていますが、学年別の義務課題や語数は確認できません。
Q. DiscussionやDebateの練習は必要ですか? A. 学校の教育方針に含まれます。実際の授業範囲に合わせ、短い意見と理由の説明から練習するとよいでしょう。
Q. NEW TREASUREを採用していますか? A. 今回確認した公式の教科紹介から指定教科書名は特定できません。学校配布教材を確認してください。
Q. 英検の勉強だけで発表へ対応できますか? A. 共通する英語力はありますが、資料の調査、発表、質疑応答は別途準備が必要です。
足立学園中学校の英語にお悩みの保護者様へ
慶英会では中高一貫校に通う中学1・2年生を中心に、学校指定の教材と定期考査の答案、英作文・英検の課題に合わせたオンライン個別指導を行っています。英語の発表で言葉が出ない、調べた内容を英語にできない、学校の文法や読解で失点する場合に、復習の優先順位を整理します。
授業に加えて毎日のLINE学習サポートと最大1か月の無料体験をご案内しています。
※慶英会は足立学園中学校・高等学校と公式提携していません。
学校・試験団体の公式参考資料
足立学園中学校・高等学校「中学の主な科目」:https://www.adachigakuen-jh.ed.jp/adachi-education/eachsubject-junior.html 足立学園中学校・高等学校「グローバル教育」:https://www.adachigakuen-jh.ed.jp/adachi-education/global-education.html 足立学園中学校・高等学校「中学の年間行事」:https://www.adachigakuen-jh.ed.jp/school/event/junior-event.html 日本英語検定協会「試験内容」:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/
情報確認日:2026年10月11日。教科の目標と実際の学年別課題は区別し、家庭学習例は一般的な提案として記載しています。