玉川学園中学部(東京都町田市)の7年生・8年生(日本の中学1・2年生に相当)で、「英語の授業についていけない」「習熟度別クラスで何を勉強すればよいか分からない」「学校の放課後フォローやルーブリックを家庭学習にどう生かせばよいか」とお悩みの生徒様・保護者様へ。最初にすべきことは、英検の級や他の生徒との比較で焦ることではなく、本人の英語コース・シラバス・評価ルーブリック・直近の答案をそろえ、どの技能の何ができていないかを具体的にすることです。玉川学園の公式Q&Aは、英語を3段階の習熟度別コースで編成していると説明しています。また一貫カリキュラムの一部を途中入学で補う必要がある場合は、一定期間の放課後学習や個別指導でフォローすると案内しています。本記事では学校公式制度と家庭で行う自主学習を区別し、基礎・発展別の復習法、独自英語12問と解答、7日・14日間の学習計画を解説します。
玉川学園中学部の英語は3段階の習熟度別コース
玉川学園公式「中学部・高等部Q&A」では、小学校で英語を学んでいない生徒から英検3級以上の力を持つ生徒、帰国生などまで学べるよう、基礎基本・発展的な学習・英語力の高い生徒向けの3段階で編成すると説明しています。
ただし「英検3級以上」は英語力の異なる生徒の例示であり、すべてのコースの厳密な判定条件を示したものとは限りません。英検の級だけから本人の所属コース・昇降条件・成績基準を推測せず、本人のコースと授業目標を学校の最新案内で確認してください。
7年生・8年生と日本の中1・中2の対応
玉川学園では7年生が中学1年生、8年生が中学2年生に相当します。同じ学年でも英語の学習歴や所属コースによって扱う内容が異なる場合があります。他の生徒の教材や課題量と比較するより、本人に配布されたシラバス・ワーク・期限と、授業で求められる到達目標を優先しましょう。
途中入学で学習内容に差がある場合は学校へ確認
公式Q&Aは、7年生または10年生から入学した場合、一貫カリキュラムの中で先行している一部の内容を、一定期間の放課後学習や個別指導でフォローすると説明しています。中1でつまずいたら、英語の基礎不足なのか、入学前に扱った単元との差なのかを切り分けます。具体的な対象・期間・科目・利用条件は学校へ確認してください。
最初にそろえる4つの資料
- シラバス:学期に学ぶ内容、到達目標、提出期限を確認する。
- 授業のルーブリック:読む・書く・聞く・話す活動で、どのような成果が求められるか確認する。
- 返却答案・小テスト:得点だけでなく、どの語句・文法・根拠・英文の形で失点したか記録する。
- 学校教材:現在使用中の教科書、ワーク、配布プリントと試験範囲をそろえる。
公式カリキュラムでは、毎年シラバスを発行し、学習計画を立てて目標を意識すること、ルーブリックを全学的に取り入れていることを説明しています。ただし、全員に同一の採点表があると断定せず、本人に実際に配布されたシラバスと評価表を使ってください。
基礎基本コース:単語と短文を自力で再現する
基礎基本から学ぶ場合、新しい教材を大量に増やす前に、学校で扱った単語と短い例文を正確に読める・意味を説明できる・自力で書けるか確認します。単語は①英語を見て意味が分かる、②音読できる、③日本語から綴れる、④英文の中で使える、の段階を分けて練習します。筆記形式の小テストがある場合、英単語を見て意味を答えるだけでは不十分です。
文法では主語と動詞の対応を確認します。例えば「She plays tennis.」を疑問文にすると「Does she play tennis?」となり、doesの後ろは動詞の原形です。正解を読んで終わらず、主語をIやTheyへ変えた文を自力で作れるか確認してください。
発展的なコース:難語だけでなく根拠と正確さを確認
発展的な英文を読める生徒でも、設問の根拠を見つけられない、代名詞の指示先を取り違える、英作文で時制や語順を誤るといった課題は起こります。長文の大意をつかむ力と、本文の根拠を示して答える力を分けて確認しましょう。
- 語彙:単語を知らないのか、単語を知っていても構文が読めないのか区別する。
- 読解:質問が求める情報を確認し、根拠となる本文を指摘する。
- 英作文:主張・理由・具体例をつなぎ、主語・動詞・時制・綴りを見直す。
- 発話:長い英文を暗唱するだけでなく、質問に合う短い答えを返す。
難度の高いコースでも、基礎を復習する必要がないわけではありません。一方、基本文法が安定している生徒は簡単な問題ばかり反復せず、学校の到達目標に合わせて読解・記述・発表へ進めます。
帰国生・英語力の高い生徒は会話と筆記を分けて点検
日常会話が自然でも、筆記テストやルーブリックに沿った英作文で課題が出る場合があります。意見に根拠を添える、読み手が分かる順序で説明する、指定された文法・語彙を正確に使うなど、評価される活動に沿って練習します。英語で話す力を必要以上に基礎問題だけに閉じ込めず、本人の課題に合う練習を選んでください。
ELF教員・ネイティブ教員との授業を日常の英語へ
学校公式Q&Aは、ネイティブスピーカーの専任講師に加え、ELF(English as a Lingua Franca)の教員が指導すると紹介しています。ELFは、異なる母語を持つ人同士が意思疎通するための共通語としての英語です。発話練習では、相手に伝えたい内容を短く表現し、聞き取れなければ丁寧に確認する力を伸ばしましょう。
- Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか。)
- What does this word mean?(この単語はどういう意味ですか。)
- I think so because …(……なので、そう思います。)
- Could you explain the first step?(最初の手順を説明していただけますか。)
ルーブリックを家庭学習の行動に変える
ルーブリックは、課題の成果をどの観点で評価するかを確認するための基準です。本人の課題に実際に使われている評価表が配布されていれば、表現をそのまま読み、次の行動に変換しましょう。例えば「理由を示して意見を述べる」が求められるなら、I think …だけで終えず、becauseで理由を加え、必要に応じて具体例を一文足します。
- 内容:質問に答えているか、主張と理由がずれていないか。
- 構成:結論・理由・具体例を読み手が理解できる順に並べたか。
- 英語表現:授業で習った文法と語彙を適切に使ったか。
- 伝達:読み手・聞き手に必要な情報が伝わるか。
これらは家庭で評価表を読み解くための一般例で、玉川学園がすべての英語課題に用いる公式評価項目を再現したものではありません。実際に配布されたルーブリックを優先してください。
独自英語12問:語彙・文法・読解・英作文の自主診断
以下は慶英会が作成した自主練習教材です。玉川学園の定期試験、配布プリント、習熟度別コースの判定問題ではありません。まだ学校で習っていない内容は採点対象から外してください。
問1〜6:単語と基本文法
- 問1:「図書館」を英語で書きなさい。
- 問2:「毎週」を英語2語で書きなさい。
- 問3:She (like / likes) English books. 正しい方を選びなさい。
- 問4:誤りを直しなさい:He doesn’t plays tennis.
- 問5:疑問文にしなさい:You study English after school.
- 問6:誤りを直しなさい:They was busy yesterday.
問7〜12:短文読解・英語表現
短文:Last Saturday, Mei wanted to visit a library with her friend. However, the library was closed for a school event. They decided to go to a small bookstore nearby instead. Mei found a book about animals and read the first page. She wanted to borrow the book, so she asked the shop assistant if she could take it home. The assistant explained that customers could buy the book but could not borrow it.
- 問7:Why couldn’t Mei visit the library? 英語で答えなさい。
- 問8:Where did Mei and her friend go instead? 英語で答えなさい。
- 問9:What was the book about? 英語で答えなさい。
- 問10:Why did Mei talk to the shop assistant? 英語で答えなさい。
- 問11:「私は昨日、英語を勉強しました」を英語で書きなさい。
- 問12:Do you think reading books is useful? に英語で意見と理由を1〜2文で答えなさい。
12問の解答・解説
- 問1:library。意味だけでなく綴りも確認する。
- 問2:every week。2語で書く。
- 問3:likes。主語Sheは三人称単数。
- 問4:He doesn’t play tennis. doesn’tの後ろは動詞原形。
- 問5:Do you study English after school? Do+主語+動詞原形。
- 問6:They were busy yesterday. Theyに対応する過去のbe動詞はwere。
- 問7:Because the library was closed for a school event. 最初の2文が根拠。
- 問8:They went to a small bookstore nearby. insteadは代わりの行動を示す。
- 問9:It was about animals. 本の内容を問う設問。
- 問10:Because she wanted to know if she could take the book home. 貸出しを頼めるか尋ねた点が根拠。
- 問11:I studied English yesterday. yesterdayに合わせて過去形。
- 問12:例:Yes, I do. Books help me learn new things. 意見と理由が対応していれば別解可。
問1・2は語彙と綴り、問3〜6は基本文法、問7〜10は本文から根拠を探す力、問11・12は英文を自力で作る力を確認します。12問の点数から学校のコース判定や定期考査の得点を予測することはできません。
答案の失点を5つに分類する
- 語彙:意味が分からない、または綴りが書けない。
- 文法・語順:主語に合う動詞、疑問文・否定文、時制を誤る。
- 読解:代名詞の指示先、修飾語句、接続関係を取り違える。
- 英作文:主語・動詞や理由の文を正しく構成できない。
- リスニング・発話:音が聞き取れないのか、意味が分からないのか、質問への応答が難しいのか分ける。
誤答に分類ラベルを付けるだけでも、次の勉強が具体的になります。語彙なら日本語から英語へ綴る再テスト、文法なら主語や時制を変えた類題、読解なら本文の根拠を示す練習を選びます。なぜ間違えたか説明できない問題は、教科担当へ質問する候補です。
放課後フォローや教科担当への質問を効果的に使う
玉川学園公式カリキュラムは、7〜9年生の授業を専門教室で行い、各教室に教科の専任教員が常駐して質問に対応できる環境を紹介しています。途中入学者に対する放課後学習・個別指導も公式Q&Aで案内されています。具体的な時間帯・対象・内容は学校の案内に従ってください。
質問するときは「英語が分かりません」だけでなく、「主語と動詞がどれか分からない」「Doesの後ろが原形になる理由を知りたい」「本文のどこが答えの根拠か分からない」と、止まった箇所を一つ示します。説明を受けたらその場で解き直し、翌日も答えを見ずにできるか確認しましょう。
7日間の家庭学習モデル
- 1日目:英語コース・シラバス・ルーブリック・直近の答案とワークをそろえる。
- 2日目:語彙・文法・読解・英作文・Listeningから失点が多い一つを選ぶ。
- 3日目:学校ワークから誤答を3〜5問選び、解答を見ずに解き直す。
- 4日目:自力で解けなかった問題を質問にし、授業担当や学校支援へ相談する。
- 5日目:説明を受けた問題を主語・時制・語句を変えた類題で解き直す。
- 6日目:ルーブリックを見直し、次の課題で変える行動を一つ決める。
- 7日目:最初に間違えた問題を再テストし、進歩と残る課題を記録する。
これは慶英会が提案する家庭学習モデルであり、玉川学園の公式課題や放課後指導の日程ではありません。宿題・自由研究・試験が重なる週は学校の課題を優先し、問題数を調整してください。
定期考査14日前からの家庭学習計画
- 14〜11日前:範囲表・シラバス・提出物を整理し、苦手単元を3つ以内に絞る。
- 10〜8日前:語彙と基本文法を学校教材で再テストし、翌日も自力で再現できるか確認。
- 7〜5日前:読解は根拠を示す、英作文は主張と理由を正確に書く練習をする。
- 4〜3日前:返却答案の誤答と類題を解き直し、まだ自力でできない問題を質問する。
- 2〜1日前:提出物と繰り返す誤答を中心に最終確認し、未習の難問を増やさない。
この計画は自主学習の一例で、学校の正式な試験日・範囲・配点ではありません。学校のシラバスと範囲表に合わせて調整します。
英検の級と習熟度別コースは別に考える
玉川学園公式Q&Aは3段階の習熟度別コースを案内し、カリキュラムは英検などの検定への挑戦を奨励しています。ただし、今回確認した資料から英検の級が習熟度別コースや進級を一律に決める基準とは確認できません。英検受験時はReading・Listening・Writing・Speakingの課題を分析し、学校の授業目標と分けて計画します。級別形式は日本英語検定協会公式で確認してください。
一般クラスとIBクラスを混同しない
学校公式「クラス設定」は、学習指導要領に基づく教育課程とIBプログラムの2つを編成していると説明しています。6〜12年生を対象とするIBクラスでは、多くの授業を英語で行うと案内されています。一般クラスの3段階習熟度別授業と、IBクラスの英語による教科指導は同一ではありません。本人の教育課程を確認し、他のクラスの授業内容をそのまま当てはめないでください。
NEW TREASUREの採用や試験範囲は本人の教材で確認する
今回確認した玉川学園の公式Q&A・カリキュラム・クラス設定から、2026年度の7・8年生全員がNEW TREASUREの特定Stage・Editionを使用していると確定することはできません。学校から実際に配布された教科書・副教材の名称・版・範囲表を優先し、採用を確認する前に教材を購入しないようにしましょう。
保護者様が週1回確認する4項目
- 本人の英語コース・教材と今週の学習目標が分かっているか。
- シラバス・ルーブリックで求められる課題を理解し、期限どおり進められているか。
- 返却答案で最も多い失点原因を本人が説明できるか。
- 学校の質問・放課後フォローを利用し、説明を受けた問題を翌日に自力で解けたか。
よくある質問
玉川学園中学部の英語は習熟度別ですか?
学校公式Q&Aでは3段階の習熟度別コースを案内しています。本人の判定条件・変更時期は学校の最新案内で確認してください。
英検3級を取得していないと発展コースに入れませんか?
公式Q&Aは英検3級以上を英語力の異なる生徒の例として挙げていますが、一律の所属条件とは断定できません。正式な基準は学校へ確認してください。
7年生から入学して英語についていけない場合、学校のフォローはありますか?
公式Q&Aは、一貫カリキュラムで先行している一部の内容を、一定期間の放課後学習や個別指導でフォローすると案内しています。対象内容・期間・利用条件は学校へ確認してください。
ルーブリックは英語の点数表ですか?
ルーブリックは学習成果をどの観点で見るかを示す評価基準です。点数表と同じとは限らないため、本人の課題で実際に配布された評価表の意味を確認してください。
玉川学園はNEW TREASUREを採用していますか?
今回参照した学校公式資料から全員採用を確認できません。本人が使う教材の現物と学校の指示を優先してください。
学校のフォロー後も定期テストが伸びない場合は?
支援回数だけでなく、同じ問題を答えを見ずに再現できるかを確認します。失点が語彙・文法・読解・作文・Listeningのどこにあるか整理し、復習する単元を絞ってください。
学校の支援と家庭復習だけでは課題を整理できないときは慶英会へ
慶英会では、玉川学園中学部を含む中高一貫校の中1・中2について、学校のシラバス・教材・返却答案・英作文・英検の結果をもとに課題を整理し、オンライン個別指導と毎日のLINE学習サポートを行っています。玉川学園の習熟度別コースや放課後フォローを運営・代替するものではなく、学校と公式提携しているという意味でもありません。授業で理解できていない箇所が残る、説明を受けても翌日に自力で解けない、英語の課題と定期テストの優先順位を家庭だけで決めにくい場合、学校教材と答案をもとに最初に直すべき課題からご相談いただけます。学習相談・最大1か月の無料体験は慶英会公式サイトをご確認ください。
学校の公式参考情報
- 玉川学園公式|Q&A(3段階習熟度別・途中入学者のフォロー・ELF教員)
- 玉川学園公式|カリキュラム(シラバス・ルーブリック・教科専任教員)
- 玉川学園公式|クラス設定(一般教育課程とIBクラス)
- 日本英語検定協会公式|英検情報
学校制度の確認日:2026年10月11日。習熟度別コース・途中入学者のフォロー・シラバス・ルーブリック・IBクラスの記述は公式ページで確認できる範囲に限っています。独自英語12問・解答・7日および14日間の計画は慶英会作成の自主学習教材であり、玉川学園の公式試験・指定課題・コース判定基準ではありません。