
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。興南中学校の中学1・2年生と保護者向けに、学校のチェックテストや読解で『単語は分かるのに選択肢を外す』『数字を取り違える』『根拠を説明できない』という悩みを整理します。
無料体験・学習相談はこちら。今の教科書・学校ワーク・返却答案をもとに、どの読解力を優先して直すか相談できます。
結論:中高一貫校の英語長文では、英文を日本語へ訳すだけでは正答できない問題があります。日時変更、数値と割合、主張と根拠、実験の条件などを正しく整理し、設問に必要な一文を探し出す力が重要です。興南中学校の公式6ヵ年コースでは、Fノートによる学習・生活の振り返り、チェックテスト補習、土曜講座での演習などが紹介されています。これらを利用する際も、学校の正式な試験問題や採点基準は断定せず、『どの種類の読み違いが残ったか』から復習することを提案します。本記事では慶英会が独自制作した4長文48問と全解答・根拠、全文和訳、14日間の復習方法を公開します。英文・人物・数字・行事・実験はすべて架空で、興南中学校の実際の定期テストや内部情報を再現していません。
興南中学校の6ヵ年計画と初見長文の復習
興南学園「中学からの6ヵ年コース」は、中1からのFノート活用を通して学習時間や生活の振り返りを行い、学校の教育課程を6年間の視点で説明しています。学校公式「よくあるご質問」では、中学校の課外にチェックテストの補習があり、土曜講座は主に英語・数学・国語の演習力を育てると紹介しています。これらは学校の公表情報ですが、何曜日にどの教科書のどの英文が出題されるかを示すものではありません。
沖縄県教科書供給株式会社の2026年度中学校教科書採択表には、興南中の英語1・2年の発行者として東京書籍が記載されています。出版社のNEW HORIZON(令和7年度版)案内と照合する際も、実際のLesson進度・学校から配布されたワーク・試験範囲を優先してください。今回の英文は出版社の本文・挿絵・問題の転載ではなく、すべて慶英会の創作文です。
英語が読めない原因を四つに分ける
- 語形と語彙:過去形・現在完了・接続詞の意味が理解できず、時間軸を取り違える。
- 情報の対応:水曜と木曜、応募者と参加者、希望調査と実際の成果など、二つの数字を混ぜる。
- 主張と根拠:誰が意見を述べたかは分かっても、その理由がデータに裏づけられているかを確認できない。
- 結論の範囲:観察された差だけで、原因や『全員に最適』といった一般化まで断定してしまう。
はじめに、返却答案で自分が間違えた設問の種類を確認します。知らない単語が多ければ学校ワークの語彙へ戻り、単語は分かるのに数字で失点するなら、英文中の曜日・数量・人物を表にして整理します。主張を読み違える場合は、I think、because、however、butなどの接続表現に注目しましょう。正答した問題も『どの英文が根拠か』を一文で指摘できない場合は、単なる偶然の正解だった可能性があります。
独自4長文48問の解き方
一題12問ずつ、最初は約15〜20分を目安に自力で解きます。本文全体を先に日本語へ訳す必要はありません。題名から文章の目的をつかみ、設問が求める人物・日付・割合・理由を選びます。答え合わせの際に本文中の根拠を指し示し、誤答を①見落とし②情報混同③算数の計算④推測のし過ぎ⑤英作文の語順に分類してください。学校の授業で未習の表現が多い場合は、保護者や講師と相談して難度を調整します。
4長文は、それぞれ①図書交換会の予定変更、②地域活動の希望調査と参加率、③動画とポスターの伝え方の比較、④植物の観察実験を題材にしています。授業のまなVIVAなど学校の探究活動を英語で実施しているという意味ではなく、日常の情報を論理的に読む練習です。表現力や数値の読解が大切という学習提案と、学校固有のカリキュラム・実際の成績評価は分けています。
慶英会オリジナル4長文48問|問題編
第1題|架空の図書交換会の案内を読む(問1〜12)
定期テストで案内文を読むときは、最初に『当初の予定』『変更後の日時』『返却期限』を分けます。数字の母数や時点が混ざると、文法は分かっていても設問で失点します。ここでは参加者の実在しない完全な創作文を使います。
オリジナル英文:
At a fictional junior high school, the library organized an English book exchange. Students had donated thirty-six books: fourteen science books, twelve stories, and ten travel books. On Tuesday, visitors borrowed nine science books, six stories, and five travel books. The exchange was first planned for Wednesday at 3:20 p.m. However, the room was needed for a school meeting, so the event was moved to Thursday at 4:00 p.m. Emi wrote a notice about the new time and asked students to return the borrowed books by the following Monday. Some students said science books were the most popular because more science books were borrowed. Emi replied, “That may be true for this event, but we displayed science books near the entrance. We cannot know what every student prefers from these numbers alone.”
- 問1 寄贈された本は全部で何冊ですか。
- 問2 寄贈された物語の本は何冊ですか。
- 問3 火曜日に借りられた本は合計何冊ですか。
- 問4 借りられた本のうち科学の本は何%ですか。
- 問5 交換会は当初何曜日の予定でしたか。
- 問6 変更後の開催曜日と時刻を答えてください。
- 問7 日時が変更された理由は何ですか。
- 問8 借りた本の返却期限はいつですか。
- 問9 寄贈数が最少だった本の種類は何ですか。
- 問10 火曜日に最も多く借りられた本の種類は何ですか。
- 問11 エミが『全員の好みは分からない』とした理由は何ですか。
- 問12 変更後の時刻を知らせる英語の案内文を1文で書いてください。
第2題|希望調査・登録者・実参加者を区別する(問13〜24)
アンケートで『人気の活動』を調べた人数と、実際にイベントへ参加した人数は別です。割合を計算する前に、分母が誰なのかを確かめます。この課題の活動・地域・人数は興南中学校の正式な探究資料ではありません。
オリジナル英文:
At an imaginary community center, forty households answered a survey about weekend activities. Sixteen preferred planting trees, twelve preferred a beach cleanup, and twelve wanted information about recycling. A week later, the center held two events. Twenty people registered for the cleanup, but fifteen attended. Ten people registered for planting, and nine attended. The cleanup had more participants, but the planting event had a higher attendance rate. Jun told the team, “We should not use attendance alone to decide which idea the whole community likes best. The number of registrations was different, and not every household answered our survey.” The team planned to publish both the survey results and event attendance separately.
- 問13 アンケートに回答したのは何世帯ですか。
- 問14 植樹を希望した世帯の割合は何%ですか。
- 問15 海岸清掃とリサイクル情報の希望数はどのような関係ですか。
- 問16 清掃イベントへ実際に参加したのは何人ですか。
- 問17 清掃イベントの参加率は何%ですか。
- 問18 植樹イベントの参加率は何%ですか。
- 問19 実際の参加人数が多かったのはどちらの活動ですか。
- 問20 登録者に対する参加率が高かったのはどちらですか。
- 問21 参加人数だけで地域全体の好みを判断できない理由を二つ述べてください。
- 問22 希望調査では植樹は海岸清掃より何世帯多かったですか。
- 問23 『地域の全世帯が植樹を希望した』と言えますか。
- 問24 チームが別々に公表すると決めた情報は何ですか。
この2題を解いている途中で数字の混同が続く場合は、母数を明示してから計算してください。第1題の45%は貸出全20冊のうち科学9冊、第2題の75%は清掃登録者20人のうち実参加15人です。同じ数字『20』でも何を分母にしたのかが異なります。単なる四則計算ではなく、英文の『何人中の何人か』を読む力が必要です。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
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第3題|異なる意見を読み、根拠と反証を区別する(問25〜36)
『誰がどの案を主張したか』に加え、その理由がデータで確認されたのかを読み分けます。数字の比較だけで結論を出せない理由を本文から説明できるようにする、主張と証拠の独自長文です。
オリジナル英文:
Two students at a fictional school discussed how to explain a local history project. Mio said, “Short videos will be easier for students to understand.” She had not tested that idea yet. Ryo suggested posters because visitors could read them at their own speed. They agreed to try both formats. Ten visitors saw a video, and ten different visitors read a poster. Six video viewers answered the key question correctly, while eight poster readers answered it correctly. Mio said, “The poster group did better in this small test, but the two groups had different students. Their reading levels may not have been the same.” Ryo agreed. They planned another test with students who had similar reading levels. They would also ask each group what was confusing before choosing the final format.
- 問25 最初に短い動画を提案したのは誰ですか。
- 問26 ミオが動画を提案した理由は何ですか。
- 問27 リョウがポスターを提案した理由は何ですか。
- 問28 2人が合意した実験の内容は何ですか。
- 問29 動画を見た人のうち正しく答えた割合は何%ですか。
- 問30 ポスターを読んだ人のうち正しく答えた割合は何%ですか。
- 問31 両群の正答率の差は何ポイントですか。
- 問32 『ポスターが必ず優れている』と証明できるでしょうか。
- 問33 比較の公平性を下げる可能性のある条件は何ですか。
- 問34 次回はどのような参加者を選ぶ予定ですか。
- 問35 次回の比較方法を提案する英語1文を書いてください。
- 問36 ミオは最初の案を検証せず押し通そうとしましたか。
第4題|観察結果から言えること・言えないこと(問37〜48)
観察値が異なるとき、その差の原因を一つに決めつけていないかを確認します。理科的な条件の違いを英語で読み、読解の『根拠』と『推測』を区別します。植物と観察値は慶英会の架空教材であり、興南中学校の研究結果ではありません。
オリジナル英文:
Students at a fictional school compared two small garden beds for one week. Bed A received 200 milliliters of water every day, while Bed B received 100 milliliters. The plants in Bed A grew seven centimeters, and those in Bed B grew five centimeters. At first, a student wrote, “More water made the plants grow faster.” However, the group checked the conditions again. Bed A had six hours of sunlight each day, but Bed B had only three. They had not controlled the amount of sunlight, so the result could not show that water alone caused the difference. Their teacher asked them to design another experiment with equal sunlight and similar soil while changing only the amount of water. The students also planned to repeat the test more than once.
- 問37 観察した花壇はいくつですか。
- 問38 花壇Aに与えた水は1日何mLですか。
- 問39 花壇Bに与えた水は1日何mLですか。
- 問40 1週間で花壇Aの植物は何cm成長しましたか。
- 問41 花壇AとBの成長の差は何cmですか。
- 問42 花壇AとBの日照時間はそれぞれ何時間ですか。
- 問43 水が多いから成長したと断定できないのはなぜですか。
- 問44 次の実験でそろえるべき条件を二つ挙げてください。
- 問45 『7cm』という数字は最初の植物の高さですか、1週間の成長量ですか。
- 問46 観察から直接言えることを英語1文で書いてください。
- 問47 次の実験で変える条件は何ですか。
- 問48 実験を複数回繰り返す予定なのはなぜですか。
全48問の解答・根拠・解説
第1題|架空の図書交換会の案内を読む(問1〜12)の解答
- 問1 36冊 根拠と説明:thirty-six booksが直接の根拠。
- 問2 12冊 根拠と説明:twelve storiesを確認。
- 問3 20冊 根拠と説明:9+6+5=20。寄贈36冊と混同しない。
- 問4 45% 根拠と説明:9÷20×100=45%。
- 問5 Wednesday(水曜日)。 根拠と説明:first planned for Wednesdayが根拠。
- 問6 Thursday at 4:00 p.m.(木曜日午後4時)。 根拠と説明:moved to Thursday at 4:00 p.m.が変更後。
- 問7 部屋が学校の会議に必要になったため。 根拠と説明:the room was needed for a school meeting。
- 問8 the following Monday(翌週月曜日)。 根拠と説明:asked students to return … by the following Monday。
- 問9 travel books(旅行の本)。 根拠と説明:旅行10冊は物語12・科学14より少ない。
- 問10 science books(科学の本)。 根拠と説明:貸出9冊が6冊、5冊を上回る。
- 問11 科学の本が入口近くに置かれ、展示場所が選択に影響した可能性があるため。 根拠と説明:貸出件数は観察結果であり、全員の好みを証明しない。
- 問12 The book exchange will start at four on Thursday. 根拠と説明:変更後の事実に合い、will startの語順も正しい。別解可。
第2題|希望調査・登録者・実参加者を区別する(問13〜24)の解答
- 問13 40世帯 根拠と説明:forty householdsが根拠。
- 問14 40% 根拠と説明:16÷40×100=40%。
- 問15 同数で、それぞれ12世帯。 根拠と説明:both twelve。
- 問16 15人 根拠と説明:登録20、実参加15を区別。
- 問17 75% 根拠と説明:15÷20×100=75%。
- 問18 90% 根拠と説明:9÷10×100=90%。
- 問19 海岸清掃。 根拠と説明:清掃15人、植樹9人。
- 問20 植樹。 根拠と説明:植樹90%、清掃75%。
- 問21 登録人数が異なり、全世帯がアンケートに答えたわけではないため。 根拠と説明:Junの説明二つが直接の根拠。
- 問22 4世帯 根拠と説明:16-12=4。
- 問23 言えない。 根拠と説明:回答は40世帯で、そのうち植樹を希望したのは16世帯。
- 問24 希望調査の結果とイベントの実参加人数。 根拠と説明:survey results and event attendance separately。
第3題|異なる意見を読み、根拠と反証を区別する(問25〜36)の解答
- 問25 Mio(ミオ)。 根拠と説明:Mio said, Short videos …。
- 問26 生徒が理解しやすいと考えたため。 根拠と説明:事前に試した事実はまだない。
- 問27 来場者が自分の速度で読めるため。 根拠と説明:could read them at their own speed。
- 問28 動画とポスターの両方を試すこと。 根拠と説明:They agreed to try both formats。
- 問29 60% 根拠と説明:6÷10×100=60%。
- 問30 80% 根拠と説明:8÷10×100=80%。
- 問31 20ポイント 根拠と説明:80%-60%=20ポイント。
- 問32 証明できない。 根拠と説明:異なる参加者集団で、読解力の条件がそろっていない可能性がある。
- 問33 2群の生徒の読解力の違い。 根拠と説明:reading levels may not have been the same。
- 問34 読解力が似ている生徒。 根拠と説明:students who had similar reading levels。
- 問35 They should compare students with similar reading levels. 根拠と説明:should+原形compare、similarを使用。別解可。
- 問36 いいえ。両方を試し、条件をそろえた再検証に合意した。 根拠と説明:両方を試し、次回の比較にも取り組む流れ。
第4題|観察結果から言えること・言えないこと(問37〜48)の解答
- 問37 2つ 根拠と説明:two small garden beds。
- 問38 200mL 根拠と説明:200 milliliters every day。
- 問39 100mL 根拠と説明:100 milliliters。
- 問40 7cm 根拠と説明:grew seven centimeters。
- 問41 2cm 根拠と説明:7-5=2。
- 問42 Aが6時間、Bが3時間。 根拠と説明:six hoursとthree。
- 問43 日照時間も異なっていたため。 根拠と説明:水量と日照時間が同時に変化している。
- 問44 日照時間と土の条件。 根拠と説明:equal sunlight and similar soilが根拠。
- 問45 1週間の成長量。 根拠と説明:grew seven centimetersは増えた量。
- 問46 In this test, the plants in Bed A grew two centimeters more than those in Bed B. 根拠と説明:原因の断定を避け、観察された差だけ示す。
- 問47 水の量だけ。 根拠と説明:changing only the amount of water。
- 問48 一回だけの偶然の結果を避け、結論の確かさを調べるため。 根拠と説明:repeat the test more than onceで再現性を検討する。
全文和訳|図書交換・地域活動・意見比較・観察
第1題の和訳
架空の中学校で図書室が英語の本の交換会を企画しました。寄贈された36冊の内訳は、科学14冊、物語12冊、旅行10冊です。火曜日、来場者は科学9冊、物語6冊、旅行5冊を借りました。当初は水曜日の午後3時20分に開催する予定でしたが、部屋が学校の会議に必要になったため、木曜日の午後4時に変更されました。エミは新しい時刻を知らせる案内を書き、借りた本は翌週月曜日までに返却するよう伝えました。科学の本の貸出が最も多いので最も人気があると言う生徒もいましたが、エミは科学の本が入口近くに展示されていたことを指摘し、この数字だけでは全生徒の好みは分からないと説明しました。
第2題の和訳
架空の地域センターで40世帯が週末の活動についてのアンケートに回答しました。植樹16、海岸清掃12、リサイクル情報12を希望しました。1週間後、清掃には20人が登録し15人が参加、植樹には10人が登録し9人が参加しました。清掃の参加人数は多い一方、登録者に対する参加率は植樹の方が高くなりました。ジュンは、登録者数が異なり、地域のすべての世帯がアンケートに答えたわけではないため、参加人数だけで地域全体の好みを決めるべきではないと述べました。チームは希望調査と実際の参加記録を分けて公表する計画です。
第3題の和訳
架空の学校で2人の生徒が地域史の探究結果の伝え方を話し合いました。ミオは短い動画の方が理解しやすいと主張しましたが、まだ試していませんでした。リョウは、自分の速度で読めるという理由でポスターを提案しました。10人ずつ別々の来場者で試したところ、動画を見た10人のうち6人、ポスターを読んだ10人のうち8人が中心の質問に正解しました。ミオは、小規模な試行ではポスター側の成績がよかったものの、2群の生徒が異なり読解力も同じとは限らないと指摘しました。2人は読解力が似た参加者で再試行し、何が分かりにくかったか尋ねることにしました。
第4題の和訳
架空の学校で2つの花壇を1週間比較しました。花壇Aは毎日200mL、Bは100mLの水を与えられ、植物の成長はAが7cm、Bが5cmでした。生徒は最初『水が多いから速く成長した』と書きましたが、Aには1日6時間、Bには3時間しか日光が当たっていませんでした。水の量と日照時間が同時に異なっていたため、水だけが成長差の原因とは断定できません。先生は日照時間と土の条件をそろえ、水量だけを変えた試行を提案しました。生徒たちは複数回繰り返す予定です。
答え合わせの後に直すべき四つの典型的な失点
日時の修正:英文のfirst planned for Wednesdayを見つけても、howeverとmoved toの後に変更後の時刻があります。試験で最も必要なのは設問が『当初』と『変更後』のどちらを尋ねているかを読むことです。問5と問6を取り違えた場合は、予定変更の英文を自分で一文作ってみましょう。たとえばThe meeting was moved from Tuesday to Friday.と書ければ、移動元・移動先を明確にする練習になります。
割合と分母:問16の清掃参加率は登録20人に対して実参加15人なので75%です。問17の植樹は10人登録・9人参加で90%です。一方、希望調査は40世帯が回答した別の情報です。『清掃の参加人数が多い』と『植樹の参加率が高い』は両方正しいので、何を比較しているのかを日本語でも説明してください。
主張と試行:問25〜36の動画・ポスターの話では、ミオとリョウの意見の違いに加え、どの部分が調査前の予想、どの部分が試行後の結果かを区別します。10人ずつの正答率は60%と80%ですが、参加者の読解力がそろっていない以上、表示方法だけが原因とするのは早計です。『この試行ではポスター側の正答率が高かった』と表現するのが正確です。
原因を一つに決めつけない:植物の観察では、花壇Aが2cm多く成長したことは事実です。しかし水量が倍であるのと同時に日照時間も倍のため、『水だけの効果』は確定できません。本文が示す観察結果と、追加の統制実験で確かめたい仮説を分けて読みます。これは英語力だけでなく、説明文の論理を読み取る練習です。
Fノートに残す14日間の長文復習
- 1〜2日目:第1題を解き、当初日時・変更日時・理由・期限を表に整理。根拠となる英語を一文で示す。
- 3〜4日目:第2題の希望数・登録数・実参加数を色分け。分母を文章で説明してから割合を計算。
- 5〜6日目:第3題の主張者、理由、試行結果、比較上の問題を分離し、英語一文にまとめる。
- 7日目:ここまでの36問の誤答を再演習。正答だけでなく理由を短い日本語と英語で説明。
- 8〜9日目:第4題の実験条件・測定値・未統制要因を確認。観察と推測を混同しない英文を作る。
- 10〜11日目:4長文のうち苦手だった2題を初見に近い状態で読み直し、設問の根拠の位置を示す。
- 12〜13日目:学校の実際の教材や返却答案で同じ種類の誤りを直す。提出期限と学校の指示を優先。
- 14日目:残った失点原因を二つまでに絞り、翌週の学習計画に反映する。単語・文法に戻る場合もためらわない。
この14日間は慶英会が提案する家庭学習モデルであり、興南中学校の正式なFノート記入要件ではありません。Fノートには学校が指定する記入内容や先生からの指示を優先し、ここで示すような『原因別の復習』を参考にしてください。チェックテストや土曜講座で扱ったことを翌日自力で説明できるか、という観点を生活の範囲で無理なく取り入れます。
保護者が確認する三つの質問
第一に、本人が読解の設問と英文のどの部分が対応するかを説明できるか。第二に、計算・語彙・文法・推測のどこで失点しているか。第三に、同じ種類の誤りが翌週も残るかを確認します。答えを見てその場で理解した気になる場合は、本文を閉じて『何人中何人か』『誰が何を主張したか』を一文で伝えられるか試す方法が役立ちます。
中1はまず文章の時制、基本的な語順、数字を正確に読むところから始めて構いません。中2では複数の条件が同時に変わったときに結論を限定する、意見と根拠を英語で説明するなどを追加できます。学校内の学力差や習熟度は本文だけで判断できません。既習・未習の範囲を調べ、解けない問題を無理に採点しないようにしてください。
興南中学校の他の学習記事との使い分け
今回の独自4長文48問は『初見英文を読む・設問の根拠を示す・数字と結論を区別する』練習に特化しています。中2から中3へ進む前の文法の書き換え・穴埋めを優先する場合は興南中学校の中2文法総点検48問、学校の補習・土曜講座を調べる場合は興南中学校のチェックテスト・土曜講座ガイド、毎日の記録に落とす場合はFノートの英語復習ガイドを使ってください。既存記事の問題と同じ内容を繰り返さず、苦手な技能を選べるよう分けています。
長文読解の練習を終えたら、定期考査の準備では学校の既習範囲・返却答案・提出課題を優先します。2026年11月の期末に向けて文法・読解・英作文を一度に整理したい場合は、興南中学校の2026年11月期末英語対策|チェックテスト・土曜講座・Fノートと独自32問を参照してください。こちらも慶英会の独自演習であり、学校の実際の試験範囲や過去問を示すものではありません。
よくある質問
興南中学校の長文テストには図表や実験が出ますか
この記事で示した図書交換・アンケート・動画比較・植物観察は、慶英会が独自に作った教材です。実際に興南中学校の定期考査でこれらが出題されるという学校内部情報や確証はありません。学校の指定範囲・返却答案・担当教員の指示を優先してください。
すべての英文を和訳してから解くべきですか
必ずしもそうではありません。設問が時刻を聞いているなら、まず日時と変更表現を探します。理由の説明ならbecauseやbut、その前後の文を確認します。ただし基本語彙・文法が分からず読み進められない場合は、学校教材へ戻ることが先です。
読解はできるのに記述答案で失点します
本文の根拠を理解できても、英語で書く際に主語・動詞や比較構文、時制を誤る場合があります。そのときは本文を丸写しするのではなく、問12・問35・問46のような短い英作文を自分の言葉で再構成してみてください。学校の解答条件に合わない表現は採点基準に沿って直します。
学校英語と英検の長文は同じ勉強でよいですか
基本的な語彙、指示語、根拠の探し方には共通点がありますが、英検は級ごとに文章量・設問形式・時間が異なります。学校の定期テスト範囲を優先したうえで、英検の公式形式を別途練習してください。今回の48問は英検公式問題や学校の過去問の代替ではありません。
慶英会で相談できること|中高一貫校の学校英語と初見読解
慶英会では、興南中学校のように中高6年間を見据えた学校へ通う中学1・2年生の英語について、学校教材・定期試験の返却答案・現在の目標をもとに、語彙、文法、長文、英作文、英検の優先順位を整理します。『長文の単語は分かるが根拠を見落とす』『チェックテストで同じ失点を続ける』『中3の先取り前に英語の穴を埋めたい』といった悩みを具体的に相談できます。担当講師や受付状況、体験の条件は最新の案内に従ってご案内します。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。塾長の経歴・指導方針。最大1か月完全無料体験の対象・回数・時間・担当者はお申し込み時にご確認ください。
無料体験・学習相談はこちら。学校名・学年・使用教材・困っている設問形式を伝えるところから始められます。
参考にした主な公式情報
- 興南学園「中学からの6ヵ年コース」:Fノート、6ヵ年の学習方針。
- 興南学園「よくあるご質問」:チェックテスト補習と土曜講座。
- 興南学園「2026年度 学校行事予定表」:中学校の考査・学校行事の情報源。詳細は最新案内を優先。
- 沖縄県教科書供給株式会社「令和8年度中学校教科書採択表」:興南中の英語1・2年の発行者。
- 東京書籍「令和7年度版 NEW HORIZON」:検定英語教科書の案内。
公表情報の確認日:2026年10月29日。この記事の英文・数字・架空の学校・会話・実験・48問・解説・和訳・14日間計画は慶英会の創作であり、興南中学校の試験・授業プリント・採点ルーブリック・校内活動の再現ではありません。学校や出版社が監修・推薦するものでもありません。
