日本大学の2027年度一般選抜で英検のスコアを使う場合、英検CSE2.0の1,980・2,142・2,304を基準にしつつ、A個別・AN共通日程・N全学統一のどの方式か、どの学部かを必ず確認してください。日本大学公式ではA個別方式の英語100点満点への換算が、同じCSE2,304以上でも文理学部95点・理工学部90点・生産工学部100点など学部によって異なります。一方、AN共通日程とN全学統一ではCSE1,980以上が70点、2,142以上が80点、2,304以上が90点に換算されます。したがって「CSE1,980なら全学部で70点」「英検2級さえ取れば満点」という理解は正しくありません。現行2027年度の仕組みは中高一貫校の中1・中2が大学を受ける時期の制度を保証しないため、今は学校の単語・英文法・読解・英作文を定着させて英検4技能を伸ばすことが重要です。本記事では公式学部別換算表、独自20問・全解答、14日間復習計画を説明します。
結論:英検CSE1980は一つの基準だが、全学部で同じ点数にはならない
日本大学の2027年度公式入試ガイドは、英検CSE2.0のスコアについて1980以上、2142以上、2304以上を換算基準として掲載しています。AN共通日程方式とN全学統一方式では、それぞれ1980以上を70点、2142以上を80点、2304以上を90点に換算する表が示されています。一方、A個別方式は学部ごとに換算点が異なり、同じCSE2304以上でも95点、90点、100点などになります。英検2級に合格しているかどうかだけで一律に何点と判断してはいけません。
日本大学2027年度のA個別方式:学部ごとに換算点が異なる
日本大学公式サイトのA個別方式の統一換算基準表によると、対象学部で使うスコア基準は、英検CSE1980以上・2142以上・2304以上です。各段階の換算点は次の通りで、記載は低い基準から高い基準の順です。
文理学部:1980以上は65点、2142以上は80点、2304以上は95点。理工学部:70点、80点、90点。生産工学部(第1期・第2期):90点、95点、100点。松戸歯学部(第1期・第2期):80点、90点、100点。生物資源科学部(第1期・第2期):70点、80点、90点。薬学部:70点、80点、90点。いずれも英語100点満点の換算表に対応します。
例えば英検CSE2142の受験生を考えると、A個別方式の文理学部では80点、理工学部でも80点ですが、生産工学部では95点、松戸歯学部では90点になります。これは2027年度の公式表を使った比較例です。同じ英語資格でも学部ごとに評価が変わるため、学部名と入試方式の両方を確認する必要があります。
AN共通日程方式とN全学統一方式の換算
大学公式のAN共通日程方式・N全学統一方式の表では、英検CSE1980以上を70点、2142以上を80点、2304以上を90点に換算する基準が掲載されています。A個別方式の学部別換算表と混同しないようにしましょう。英検だけでなくTEAP、GTEC、IELTS、TOEFL iBTなども大学が指定する基準で利用できます。なお、英語の得点換算を利用できるか、他の試験科目が何かは学部・方式の正式な科目表を見て確認します。
2027年度から外部英語検定利用が新たに導入される学部
日本大学公式ガイドの一般選抜一覧では、「★」の記号について2027年度から新規導入と説明しています。該当するのは、AN共通日程方式の法学部、経済学部、商学部、国際関係学部、危機管理学部、スポーツ科学部、短期大学部(ビジネス教養)です。年度変更がある分野なので、2026年度以前の記事に書かれた『利用不可』という説明をそのまま受け取ると、出願の機会を見落とすおそれがあります。ただし、学部・学科・期ごとの詳細は正式要項で確認してください。
TOEFL iBTは受験日によって基準が異なる
日本大学公式表では、TOEFL iBTについて2026年1月20日以前に実施した試験と、2026年1月21日以降に実施した試験の基準が分けられています。前者では42以上、57以上、72以上、後者では3以上、3.5以上、4以上の基準が掲載されています。異なるスコア体系を混ぜて比較してはいけません。英検以外の資格を活用するときも、成績の取得時期、利用可能なテスト形態、提出書類が大学の条件に合うか確認しましょう。
英語が換算できても『英語1科目だけで合格』ではない
英語資格が得点換算できることと、大学入試の必要科目数は別の条件です。学部によって国語、数学、理科などの受験を求める方式があります。大学公式サイトも学部ごとの試験科目詳細ページを用意しています。英語の換算点が高くても、それだけで合格を保証するわけではありません。特に中1・中2では志望学部が変わる可能性があるため、英語以外の基礎学力も維持することが重要です。
英検合格級よりCSEスコアを確認すべき理由
大学入試でCSEを利用する場合、同じ英検2級を受験した生徒でもスコアが異なり、大学の換算区分が変わる可能性があります。英検2級合格という名称だけを見て『日本大学では80点』などと断定することはできません。成績表でCSEの値を確認し、大学が指定する利用対象試験、4技能の取り扱い、受験時期、証明書の提出条件を調べます。英検不合格の成績について大学がどの範囲で利用を認めるかは、正式要項を確認して判断してください。
中高一貫校の中1・中2が将来の入試に向けて取り組むこと
中1:英単語と基本文法を学校の授業に合わせて定着させる
中1は英語の語順、基本的な時制、疑問文、否定文などを学び、学校の小テストや定期テストで理解を確認します。英検の級を早く上げようとしても、学校本文を正確に理解できなければ応用問題に対応しにくくなります。最初は学校の英文を音読し、意味を説明し、同じ文法を使って自分の短い英文を作れるようにしましょう。
中2:初見長文と英作文の弱点を切り分ける
中2では教科書本文の暗記だけでなく、初めて見る英文を読み、主張や理由を説明する練習を取り入れます。英作文の失点は、単語不足、語順、時制、設問の読み違いなど原因別に整理しましょう。英検の勉強をする場合は、学校の定期テストと共通する知識を優先的に復習し、学校の英語学習に遅れが出ないように調整してください。
中3:英検の級と技能別スコアを使って学習を点検する
英検を受験したら、級の合否だけでなくCSEスコアと読む・聞く・書く・話す各技能の成績を確認します。不得意な技能があれば、上位級の演習を増やす前に必要な基礎を補います。中学時代のスコアは学習成果ですが、将来大学出願に使える時期や条件は変わる場合があるため、大学入試のための受験時期は高校で再検討しましょう。
高校:学部ごとの試験科目と英語資格の換算を比較する
高校で志望学部が具体化したら、A個別・AN共通日程・N全学統一などの方式を確認し、英語資格の換算点、受験が必要な他科目、試験日程、必要書類を一覧にします。日本大学のように同じ資格が学部によって別の点数になる場合もあるため、試験名称だけでなく学部名まで合わせて調べることが重要です。
中1・中2向け14日間の英語学習改善法
1〜3日目は学校の定期テスト答案を確認し、単語、文法、読解、リスニング、英作文の失点を分類します。4〜7日目は間違いの多い文法項目を学校の教材で復習し、短い初見英文を読みます。8〜11日目は短い文章の音声を聞き、意味を確認して音読します。12〜14日目は同程度の難度の別問題を使い、正答率と理解度が改善したか確認します。日程はあくまで学習の目安であり、学校の課題や習熟度によって調整してください。
日本大学の2027年度換算点|CSE1,980・2,142・2,304を学部別に比較
| 2027年度のCSE | A個別:文理学部 | A個別:理工学部 | A個別:生産工学部 | AN・N方式 |
|---|---|---|---|---|
| CSE2,304以上 | 95点 | 90点 | 100点 | 90点 |
| CSE2,142〜2,303 | 80点 | 80点 | 95点 | 80点 |
| CSE1,980〜2,141 | 65点 | 70点 | 90点 | 70点 |
| CSE1,980未満 | この表の換算基準には達しない | 同左 | 同左 | 同左 |
出典:日本大学「外部の英語資格・検定試験スコア利用可能な選抜」2027年度換算表。一般選抜A個別方式の学部別配点は、文理学部・理工学部・生産工学部の例です。松戸歯学部・生物資源科学部・薬学部などにも別の換算表があり、すべて同一ではありません。AN共通日程とN全学統一方式ではCSE2,304以上が90点、2,142以上が80点、1,980以上が70点。外部検定が使える学部・方式の範囲と当年度の正式な出願条件を必ず確認してください。2027年度の制度は現在中学生の将来の募集要項ではありません。
中1中2向けオリジナル20問|英語の基礎と英検換算の読み方
慶英会の独自問題です。実際の中高一貫校の定期考査・英検・日本大学の入試問題を転載または再現したものではありません。問1〜8は文法、9〜12は英作文、13〜16は初見読解、17〜20は2027年度の大学公式基準を確認する問題です。中1で未習の単元は除外し、大学の制度問題は2027年度の情報として扱ってください。
- 問1 He (study / studies) English every day. 正しい語を選ぶ。
- 問2 Does she (like / likes) reading? 正しい語を選ぶ。
- 問3 We (go / went) to the library yesterday. 正しい語を選ぶ。
- 問4 The students (is / are) studying now. 正しい語を選ぶ。
- 問5 I can (read / reads) this book. 正しい語を選ぶ。
- 問6 I want (to improve / improving) my English. 正しい語句を選ぶ。
- 問7 She is (write / writing) an email now. 正しい語を選ぶ。
- 問8 This book is (more interesting / most interesting) than that one. 正しい語句を選ぶ。
- 問9 「私は毎日英語を勉強します」を英語にする。
- 問10 「彼女は昨日本を読みました」を英語にする。
- 問11 「なぜあなたは英語を勉強するのですか」を英語にする。
- 問12 「私は英語力を伸ばしたいです」を英語にする。
- 問13 独自英文:Mai joined an English club on Monday. On Tuesday, she practiced a presentation. On Wednesday, she wrote an email. On Thursday, she read a story with her teacher. When did Mai join the club?
- 問14 同じ英文:What did she practice on Tuesday?
- 問15 同じ英文:What did she write on Wednesday?
- 問16 同じ英文:Who read a story with Mai on Thursday?
- 問17 日本大学2027年度AN方式で英検CSEが2,142なら何点に換算されるか。
- 問18 日本大学2027年度A個別方式で英検CSEが2,142なら、文理学部と生産工学部ではそれぞれ何点か。
- 問19 日本大学2027年度で英検CSEが2,304以上なら、A個別文理学部とN方式の換算点はどう異なるか。
- 問20 英検CSEが2,145の場合、日本大学2027年度AN方式と神田外語大学2027年度一般入試では、それぞれどの換算区分に該当するか。
20問の全解答|英語力とCSE換算を区別して理解
| 問 | 解答例 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | studies | 三単現の現在形。 |
| 2 | like | Doesの後は原形。 |
| 3 | went | yesterdayと過去形。 |
| 4 | are | 複数主語の現在進行形。 |
| 5 | read | canの後は原形。 |
| 6 | to improve | want to+原形。 |
| 7 | writing | be+ing。 |
| 8 | more interesting | thanがあるため比較級。 |
| 9 | I study English every day. | 現在の習慣。 |
| 10 | She read a book yesterday. | readの過去形は綴りは同じで発音が異なる。 |
| 11 | Why do you study English? | Why+do+主語+原形。 |
| 12 | I want to improve my English. | want to+原形。 |
| 13 | On Monday. | joined … on Mondayが根拠。 |
| 14 | A presentation. | practiced a presentationが根拠。 |
| 15 | An email. | wrote an emailが根拠。 |
| 16 | Her teacher. | with her teacherが根拠。 |
| 17 | 80点。 | AN方式のCSE2,142以上は80点。 |
| 18 | 文理学部80点、生産工学部95点。 | A個別方式では学部により換算が異なる。 |
| 19 | A個別文理学部95点、N方式90点。 | 同じCSE2,304以上でも方式によって異なる。 |
| 20 | 日本大学AN方式は80点、神田外語大学一般入試は7割換算の140点。 | 日大はCSE2,142以上が中位基準、神田外語大は2,150未満が7割区分。2027年度資料限定。 |
問17〜19は日本大学2027年度公式換算表、問20はさらに神田外語大学2027年度公式換算表に基づく学習問題です。日大はCSE2,142が区分の境界ですが、神田外語大では2,150が8割区分の境界となります。入試の換算点は当該方式に出願するための条件の一部であり、この20問の成績が大学合格を予測するものではありません。中1・中2は学校での基礎英語と英検4技能を継続して学びます。
よくある質問
Q.2027年度の日本大学では英検CSE1980があれば70点ですか?
AN共通日程方式・N全学統一方式の公式換算表では、1980以上で70点の基準が掲載されています。しかしA個別方式では文理学部が65点、理工学部が70点、生産工学部が90点など学部によって異なります。
Q.英検2級に合格していればどの学部でも受験できますか?
英検2級という級名だけでは判断できません。利用対象となる方式、CSEスコアの基準、他科目、出願資格、成績証明の提出条件を確認してください。
Q.英語資格があれば数学や国語は勉強しなくてよいですか?
いいえ。資格を英語科目の得点に換算できても、志望する学部・方式で別の科目が必要な場合があります。中学生は進路変更に備え、他教科も継続して学ぶことが重要です。
Q.中1で取得した英検2級を高3の大学入試でも使えますか?
英検の合格記録と大学が受け付ける成績の取得期間は別です。数年後の入試制度がどうなるかは現時点で確定できないため、高校段階で受験年度の正式要項を必ず確認してください。
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参考にした主な公式情報
日本大学|外部の英語資格・検定試験スコア利用可能な選抜(2027年度の学部別換算表・新規導入学部)
最終情報確認日:2026年10月14日。日本大学2027年度「外部の英語資格・検定試験スコア利用可能な選抜」の学部・方式ごとの換算表を照合しています。2027年度の学部・方式別の基準が現在中学1・2年生の大学入試時にも適用されるとは限りません。具体的な学部・学科の募集要項、外部資格の利用条件・証明書・入試科目は将来の受験年度に改めて確認してください。英語20問は慶英会独自の学習用教材です。