結論:NEW TREASUREで同じ問題を何度も間違えるときは、問題数を増やす前に「なぜ間違えたか」を分類します。おすすめは、知識不足・想起失敗・使い方の判断ミス・読み違いの4分類です。原因が分かれば、暗記、再生、文構造確認、読解のどこに時間を使うべきかが明確になります。
「間違えた」という結果だけでは次の勉強が決まらない
例えば過去形の問題を間違えたとしても、過去形そのものを知らないとは限りません。語彙が分からなかった、選択肢を見て急いで決めた、主語と動詞の関係を見落とした、問題文を読み違えたなど、原因は複数あります。
同じ原因を修正しないまま大量の問題を解けば、勉強時間だけが増えます。
4分類① 知識不足
文法や語句をそもそも知らなかった場合です。例えば「borrowとlendの違いを知らない」など、教材を見れば理解できる状態です。
対策は長時間の演習ではなく、正しい知識を短時間で確認してから、すぐに1〜3問で使うことです。
4分類② 想起失敗
解説を見れば「ああ、そうだった」と分かるのに、自力では出てこない場合です。これは再生練習の不足です。
ノートを読み返すより、日本語や設問だけを見て答えを言う練習に切り替えます。数分後と翌日にもう一度思い出せるか確認してください。
4分類③ 使い方の判断ミス
文法知識はあるのに、どの形を使うべきか判断できないケースです。時制、助動詞、比較、受動態、不定詞などで起こります。
この場合は正解だけを暗記せず、「何が判断材料だったか」を言語化します。時間、状態、主語、前後の語句などに注目し、同じ考え方を使う別問題へ移ります。
4分類④ 読み違い
英文そのものは理解できても、設問や条件を読み落とすケースです。Read問題や英作文の条件問題で特に注意します。
「何を答えよと言っているか」「何語で答えるか」「本文のどこが根拠か」を先に確認する習慣を作ります。
誤答ログは1問につき1行で十分
長い反省文は不要です。例えば「Lesson 4・比較・③判断ミス・than以下の比較対象を見落とした」と1行で残します。次の復習では、この1行だけを見て同じタイプの問題を解きます。
大切なのはノートをきれいに作ることではなく、次の行動が決まることです。
同じ問題が3回続けて間違うとき
3回続けて間違える場合は、問題を繰り返す前に一段下の前提へ戻ります。例えば関係代名詞の問題で毎回失敗するなら、主節と修飾節の構造、先行詞、代名詞の役割から確認します。
「もっと難しい問題」を追加するのではなく、「どこで理解が途切れているか」を探す方が効率的です。
テスト後の15分復習
- 5分:間違いを4分類
- 5分:代表的な3問を解き直す
- 5分:次回までに直す項目を1〜3個だけ決める
この15分をテスト当日か翌日に行うと、次回の学習計画が具体的になります。
無料教材の使い方
慶英会の記事は、量を増やすためではなく弱点を特定するために使います。NEW TREASURE Stage・文法別学習ガイドから該当分野を選び、誤答と同じ型を数問解いたら、初見の問題へ移ってください。
よくある質問
間違えた問題は何回解けばいい?
回数を固定するより、原因が消えたかで判断します。答えを覚えた場合は、条件を変えた類題へ移ります。
正解した問題も分類する?
毎回は不要です。迷った問題や、正解したが理由を説明できない問題を重点的に分類します。
学習相談:学校名、学年、Stage・Lesson、最近のテストで困った問題などを慶英会Web相談フォームからお知らせください。

