
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。塾長プロフィール
週1テスト・PETと学校の学習目標を分け、英語の弱点を具体的に確認する独自教材を紹介します。
九州国際大学付属中学校の中学1・2年生が、週1テストでは正答できるのに学期末のPETや英文の意見表明でつまずく場合は、基本英文を再現する技能と、複数の情報を読み取って自分の意見を述べる技能を分けて練習しましょう。同校公式『学習指導』は、英語・数学で中学1年生の2学期から「求む」「究む」の二つの学習スタイルを設定すると説明し、「求む」は基礎から応用への理解、「究む」は社会問題などについて考え、意見をまとめる英語4技能の運用を目指すとしています。また週1テスト、学期末PETなどの学習制度も案内しています。本記事では学校のクラス編成試験や実際の定期テストを再現せず、慶英会オリジナルの基本文法10問・初見読解10問・資料の読み取り10問・根拠付き英作文10問と全解答で、本人の学習課題を切り分けます。
結論|「求む」「究む」は優劣の名称ではなく、学び方の重点を理解する
学校公式の説明では、二つのコースはいずれも基礎的な理解と英語の活用を重視しています。「求む」だから発展的な英作文は不要、「究む」なら中1の基本文法は確認しなくてよい、という単純な区分ではありません。どちらの学習を選ぶ場合も、主語と動詞、時制、疑問文、単語の意味を正しく使えなければ、文章理解や意見表明は不安定になります。まず本人の答案で繰り返し出る誤りを確認しましょう。
- 基礎の再現:英文法のルールを見ずに短い英文で使えるか。
- 累積の定着:今週の範囲だけでなく以前習った項目にも対応できるか。
- 読解:初めて読む英文で出来事の順番、理由、人物を取り違えないか。
- 資料の検討:数字の根拠、対象人数、言えること・言えないことを区別できるか。
- 意見表明:立場を明確にし、根拠と理由を短い英文で示せるか。
九州国際大学付属中学校の学校公式情報で確認できること
同校公式『学習指導』では、中1の2学期から英語・数学で学び方に合わせた「求む」「究む」を導入すると説明しています。「求む」は基礎を重視し、学んだ内容を応用できる状態を目指します。「究む」は社会的課題を含めた多角的な考察と、意見の表明・要約を通じた英語4技能の伸長を目指します。公開ページには個別の選考基準・各クラスの配点や今年度の教材版までは記載されていません。
週1テストは前の週の学習内容を確認し、PETは学期末に5教科の学力を見直す機会として紹介されています。両者の試験範囲や内容は同一と断定できません。なお、学習状況に応じて補講や宿題を利用する方針も記載されていますが、特定の点数を下回ると必ず外部塾が必要になるという意味ではありません。学校の支援を先に活用し、その後も同じ誤りが残るか確認するとよいでしょう。
週1テストで正解できても学期末に忘れるのはなぜか
週1テストの指定範囲が短ければ、直前に単語や例文を覚えて正解できる場合があります。しかし数週間前に学んだ現在形・過去形・比較の文法が混ざると、動詞をどの形にするか判断が必要になります。短い範囲の記憶を確認することと、複数単元の知識を使い分けることでは必要な練習が違います。学校の実際の範囲は学年の配布資料が最優先です。
家庭では、今週のテストで間違えた英文を翌日再度書き、3日後に主語と時制を替え、翌週に別の問題として解くと理解が確認できます。正答数だけではなく「同じルールを新しい文でも使えたか」を記録します。本人の基礎が十分なら、英文の理由を英語で説明したり、資料の読み取りへ進んだりするとよいでしょう。
中1向け|基礎から応用へ、まず助動詞と時制の規則を正確に
中1で be動詞と一般動詞を混同すると、EPCの発表でも筆記でも自信を失いやすくなります。現在形で She studies English. と書けるなら、Does she study English? と疑問文にし、Yesterday, she studied English. と過去形へ変えます。1文の変化を見て規則を説明できるかが重要です。まだ未習の範囲なら、学校で習った項目に戻って練習してください。
単語カードを見て意味が分かることと、日本語から白紙で英文を書けることも別の技能です。週1テストに向けて勉強した後、同じ語を別の文に入れて使えれば、暗記を実際の運用へつなげられます。学年やクラス名から本人が使っている特定の教科書や進度を断定しないことが重要です。
中2向け|基礎の再現を維持しながら意見と理由を加える
中2では、基本文法が定着している生徒は、I think … because … の形を使って自分の意見を説明します。ただし同じ理由を言い換えて二つ並べるだけでは説得力が高まりません。例えば「単語を例文で覚えるべきか」という論点なら「単語の使い方が分かる」「文法を同時に確認できる」といった、作用の異なる理由を検討します。
相手が違う意見を持つ場合には I understand your point, but … と一部を認めてから考えを述べる練習ができます。分からない数字を根拠として使ったり、自分の予想を学校の調査結果であるかのように述べたりしないようにします。これらは学校が実際に指定する課題ではなく、慶英会が作成した自主練習です。
慶英会独自40問|基礎・読解・資料・意見を別々に診断
以下は慶英会のオリジナル問題です。「求む」「究む」の正式なテスト、編成基準、実際の授業での課題を予測・転載するものではありません。問題1〜10は基礎文法、11〜20は二つのオリジナル英文の読解、21〜30は架空の20人アンケートの読み取り、31〜40は意見と理由の表現です。本人が学校で学んでいない単元は飛ばし、実際の範囲表と教員の指示を優先してください。
第1部|基本英文法の正確さ(1〜10)
問題1:She (study) English every day. の正しい動詞形を書く。
問題2:Did he (go / went) to the library yesterday? を正しく書く。
問題3:There (is / are) three chairs in the room. を正しく書く。
問題4:They (was / were) at school last Friday. を正しく書く。
問題5:I (don’t / doesn’t) like this weather. を正しく書く。
問題6:Can you (open / opens) the window? を正しく書く。
問題7:She bought (a / an) umbrella. を正しく書く。
問題8:We enjoyed (play / playing) tennis. を正しく書く。
問題9:My sister is (tall / taller) than me. を正しく書く。
問題10:I have to (finish / finished) my homework. を正しく書く。
第2部|初見英文と根拠を読む(11〜20)
独自読解A|週の小さな復習計画
1. On Monday, Mika practiced eight new English words.
2. She could spell five of them without looking at her notebook.
3. On Wednesday, she practiced the remaining three words and wrote short sentences.
4. By Friday, she could spell all eight words.
5. However, when she wrote a story about yesterday, she used go instead of went.
6. She realized that knowing words and using grammar correctly were different skills.
問題11:How many new words did Mika practice?
問題12:How many words could she spell without her notebook on Monday?
問題13:How many words did she focus on Wednesday?
問題14:What grammar mistake did she make?
問題15:What did she learn?
独自読解A|週の小さな復習計画の全訳
1. 月曜日、ミカは新しい英単語を8語練習しました。
2. ノートを見ずに5語つづることができました。
3. 水曜日には残り3語を練習し、短い文を書きました。
4. 金曜日までに8語すべてをつづれるようになりました。
5. しかし昨日の話を書くとき、went ではなく go を使ってしまいました。
6. 単語を知っていることと文法を正しく使うことは別の技能だと気付きました。
独自読解B|放課後の展示に向けた準備
1. Ken and Rina prepared a short English explanation for a school exhibition.
2. Ken wrote the first version, but it had too many long sentences.
3. Rina suggested dividing the explanation into three parts: the question, the example, and the conclusion.
4. They checked which statements came from their own observations and which were only guesses.
5. After rewriting it, they asked two classmates to read the explanation.
6. One classmate understood the main point, but the other asked for a clearer example.
7. The team decided to add one picture and a shorter sentence.
問題16:What were Ken and Rina preparing?
問題17:What was wrong with the first version?
問題18:What three parts did Rina suggest?
問題19:How many classmates read the revised explanation?
問題20:What did the team decide to add?
独自読解B|放課後の展示に向けた準備の全訳
1. ケンとリナは学校の展示に向け、短い英語の説明文を準備しました。
2. ケンが初稿を書きましたが、長い文が多すぎました。
3. リナは説明を問い・例・結論の三つに分けることを提案しました。
4. 二人は観察から得た記述と、単なる推測を区別しました。
5. 書き直した後、二人の同級生に読んでもらいました。
6. 一人は要点を理解しましたが、もう一人はより明確な例を求めました。
7. チームは写真を一つと短い英文を加えることにしました。
第3部|架空アンケートを読み取る(21〜30)
慶英会が作った架空データ:20人の生徒が、英単語の勉強で最もよく使う方法を三つの選択肢から一つ選んだと仮定します。単語カード9人、例文で覚える7人、音声練習4人。合計20人で重複なしとします。これは九州国際大学付属中学校の実際の調査・生徒データではありません。また、選択人数は学習効果の比較データでもありません。
問題21:架空の調査に参加した人数を答える。
問題22:最も多く選ばれた方法を英語で答える。
問題23:例文で覚える方法を選んだ人数を答える。
問題24:単語カードと例文の人数差を答える。
問題25:単語カードを選んだ割合を答える。
問題26:音声練習を選んだ割合を答える。
問題27:例文練習の割合を答える。
問題28:この結果から『学校の全生徒の45%が単語カードを選ぶ』と断言できるか。
問題29:『この練習例では9人がカードを選んだ』と英文で述べる。
問題30:数字の違いだけで一番効果的な勉強法を決められるか。英文で答える。
第4部|理由と根拠を述べる英作文(31〜40)
問題31:『英単語を例文で覚えることには利点があると思う』と理由を付けて言う。
問題32:『週1テストに向けて前日だけでなく翌週も復習するべき』と理由付きで書く。
問題33:『間違いを記録することが役に立つ』と理由付きで述べる。
問題34:『分からないことは先生に質問したい』と英語で丁寧に述べる。
問題35:『資料の数字を確かめてから結論を出そう』と提案する。
問題36:『あなたの意見は分かりますが、別の例も考えましょう』と述べる。
問題37:『一つの方法が全員に合うとは限りません』と英語で書く。
問題38:『根拠が足りないので、より多くの情報が必要です』と書く。
問題39:『まず短い文を書き、次に理由を加えよう』と提案する。
問題40:『資料を読んだ結果、考えが変わりました』と過去形で書く。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。塾長プロフィール
基礎文法の再現と意見表明の違いを学校の答案に照らし、必要な学習から取り組む相談ができます。
全40問の模範解答・和訳と要点解説
第1部は動詞の形・疑問文・比較級などの正確さ、第2部は本文を根拠に答えたか、第3部は算術と推論、第4部は意味の通る英作文と理由のつながりを評価します。第3部の人数は9+7+4=20、割合は45+35+20=100%であることを確認済みです。表現問題は文法的に適切な自然な別解も認められます。
解答1〜10|文法
解答1:She studies English every day.
解説:she の習慣なので study → studies。
解答2:Did he go to the library yesterday?
解説:Did の後は動詞の原形 go。
解答3:There are three chairs in the room.
解説:複数の chairs に合わせ are。
解答4:They were at school last Friday.
解説:複数主語 they の過去形は were。
解答5:I don’t like this weather.
解説:主語 I には don’t。
解答6:Can you open the window?
解説:can の後は動詞原形。
解答7:She bought an umbrella.
解説:umbrella は母音で始まる音なので an。
解答8:We enjoyed playing tennis.
解説:enjoy の後は動名詞 playing。
解答9:My sister is taller than me.
解説:than が比較の手がかり。
解答10:I have to finish my homework.
解説:have to の後は原形 finish。
解答11〜15|独自読解A|週の小さな復習計画
解答11:Eight.
根拠:第1文の eight。
解答12:Five.
根拠:第2文の five。
解答13:Three.
根拠:8−5=3で本文第3文とも一致。
解答14:She used go instead of went in a past story.
根拠:第5文の go instead of went。
解答15:Knowing words and using grammar correctly are different skills.
根拠:第6文の教訓。
解答16〜20|独自読解B|放課後の展示に向けた準備
解答16:A short English explanation for an exhibition.
根拠:第1文が目的を示す。
解答17:It had too many long sentences.
根拠:第2文の too many long sentences。
解答18:The question, the example, and the conclusion.
根拠:第3文の三要素。
解答19:Two.
根拠:第5文の two classmates。
解答20:One picture and a shorter sentence.
根拠:第7文に加えたものを列挙。
解答21〜30|架空データの読み取り
解答21:Twenty students.
解説:練習用の合計20人。実際の学校調査ではない。
解答22:Word cards.
解説:9人で最多。
解答23:Seven.
解説:7人。
解答24:Two students.
解説:9−7=2。
解答25:Forty-five percent.
解説:9÷20×100=45%。
解答26:Twenty percent.
解説:4÷20×100=20%。
解答27:Thirty-five percent.
解説:7÷20×100=35%。
解答28:No, we cannot.
解説:架空の小規模データを全生徒へ一般化できない。
解答29:In this practice example, nine students chose word cards.
解説:実在の調査ではないことを明確にする。
解答30:No. These numbers show choices, not learning results.
解説:方法の選択人数は学習成果を示さない。
解答31〜40|意見・理由
解答31:I think learning words in sentences is useful because we can see how they are used.
解説:語の使い方を文脈で知るという理由。
解答32:I think we should review again the next week because we may forget words over time.
解説:時間がたつと忘れる可能性に着目。
解答33:Recording mistakes is useful because it shows what we need to practice.
解説:何を練習すべきか分かるという理由。
解答34:I would like to ask my teacher when I do not understand something.
解説:would like to + 原形。
解答35:Let’s check the numbers before reaching a conclusion.
解説:before + 動名詞 reaching。
解答36:I understand your opinion, but let’s consider another example.
解説:but で異なる視点につなげる。
解答37:One method may not work for everyone.
解説:may not で慎重な主張。
解答38:We need more information because we do not have enough evidence.
解説:理由の節を because でつなぐ。
解答39:Let’s write a short sentence first and then add a reason.
解説:first and then の順序。
解答40:I changed my opinion after reading the information.
解説:changed は過去形。after の後は動名詞 reading。
解き直しで成績の原因を判断する方法
問題1〜10で失点が多い場合、発展的な意見英作文へ進む前に、中1の基本文法に戻ります。問題11〜20の読解で失点するなら、主語が変わった文、日時、理由に下線を引き、どの英文を根拠に答えたかを記録してください。第3部で割合は計算できても、架空の数字から学校全体の結論を導いてしまう場合には、資料の対象と根拠の限界を理解する練習が必要です。
第4部の意見英作文では、長さだけで上達を判断しません。短くても主張・理由・具体例がつながっているかを確認します。学校で配られた実際のPETや週1テストの答案と本記事を照らし、同じ種類の誤りがあるかを見れば、家庭で追加すべき練習が絞れます。
14日間の学習モデル|週ごとの確認と累積復習をつなぐ
- 1〜3日目:問題1〜10を解き、誤った文法だけを学校ノートから復習する。
- 4〜6日目:短い読解Aを解き、主語・動詞と時制を確認する。翌日、根拠を隠して再答する。
- 7〜9日目:読解Bを解き、観察と推測を区別する。長い英文は意味のまとまりに分ける。
- 10〜11日目:架空データの割合と対象人数を確かめ、根拠の限界を一文で説明する。
- 12〜13日目:意見英作文を1日数題、短い理由付きで書く。学校で未習の構文は避ける。
- 14日目:問題1〜40の誤答を再テスト。学校の直近答案と照合して優先項目を決める。
この14日計画は慶英会の自主学習例で、九州国際大学付属中学校が指定したテスト前の予定ではありません。学校の週1テスト、PET、定期テストの実際の範囲と提出物を優先して調整してください。短い時間しか取れない日は、最も多い誤りを2〜3題に絞って再演習する方法でも構いません。
保護者が見ておくとよい資料
家庭では、所属クラス名だけで学力を決めつけず、実際の学校の範囲表、授業のワーク、週1テストの答案、学期末の確認テスト、提出状況を確認してください。英語の点数が落ちた場合も、まず学校の授業内で補習・質問の機会があるかを確認し、それでも改善しない部分の学習支援を検討しましょう。学校が公表していないクラス変更や成績判定の基準を外部から断定しないことが大切です。
よくある質問
Q. 「求む」「究む」は英検級やテスト点数で機械的に決まりますか
学校公式の一般公開ページでは、具体的な選抜点・受検級・変更基準までは確認できません。学年の担当教員や学校の正式な案内を確認してください。本記事の問題でクラス適性を判定することはできません。
Q. 「求む」の生徒は発展英作文を勉強しなくてよいですか
そのような意味ではありません。基礎から応用へ学ぶ方針であり、基本文法が定着すれば、理由を英語で述べる練習も必要に応じて取り入れられます。逆に「究む」でも基本文法の復習は重要です。
Q. 週1テストとPETは同じ準備で十分ですか
学校公式では役割と実施周期が異なる取り組みとして紹介されています。学校が示す範囲・科目・配点を確認したうえで、直近範囲の復習と既習事項の累積確認を分けて準備することが適切です。
Q. 2026年度の中1がどの英語教科書を使っているか分かりますか
この教材は具体的な教科書や副教材の採用を断定していません。学校で配布された現物と2026年度の検定教科書採択情報を別に確認し、現在の学習範囲で問題を選んでください。
Q. 英語で意見が言えない場合、どこから復習しますか
まず一文で主張できるか、because で理由をつなげるかを確認します。語順が崩れるなら基本英文法へ、理由が思いつかないなら日本語で主張の範囲と具体例を整理します。その後、学校の既習単元で短い意見英作文を作ります。
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- 九州国際大学付属中学校EPCの中1暗唱・中2スキットと独自30問:発表活動・会話と英文法の練習。
参考にした主な公式情報
- 九州国際大学付属中学校|学習指導(「求む」「究む」の教育方針、週1テスト、PET、2026年10月29日確認)
本文の40問・架空アンケート・英文・解答・14日間モデルは慶英会が独自制作しました。学校公式のクラス分け試験・週1テスト・PET・教科書の出題内容を転載・復元・予測したものではありません。年度・学年によって異なる運用は学校の最新資料を確認してください。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。塾長プロフィール
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