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関西学院高等部の読書科に備える|資料の数字が違うときの比較と保留12課題【慶應卒・英検1級塾長の慶英会】

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関西学院高等部の読書科や調べ学習で、二つの資料の数字が違ったとき、「どちらかを消せばよい」「新しいほうを選べばよい」と急いでいませんか。まず何を一つと数えたか、誰を対象にしたか、同じ出来事を扱っているかをそろえます。それでも食い違う場合は、勝手に平均や多数決で決着させず、未解決として残します。

本記事では架空の英語資料3組・計6資料を読み、独自12課題と全解説、全文訳、比較メモの完成例を用意しました。日本語の調べ学習にも使える資料比較を、短い英文で練習する任意の家庭用教材です。実在の学校の調査結果や提出課題ではありません。

関西学院高等部の読書科と、この教材の位置づけ

関西学院高等部公式「Education」は、独自の読書科について、本人の関心から探究テーマを設定し、蔵書や多様な資料で問いを深め、3年次に論文と発表へまとめる学びを説明しています。確認日:2026年11月3日。

この説明から、全員の読書科で英語資料が必須、特定の比較表が提出物、以下の問いが採点対象とは判断しません。学校の課題・引用形式・使用できる資料や翻訳ツールの指示を優先してください。学校公認・提携教材ではなく、読書科の論文を代作するものでもありません。

比べる前の三つの欄:数え方・対象・根拠

数え方:人数、延べ回数、件数のどれか。同じ人を複数回数えるか。
対象:どの集団、期間、場所を調べたか。全員か、一部の参加者か。
根拠:元の記録が確認できるか。訂正や違いの説明があるか。

出典名と発信日も記録します。ただし「日付が新しいので正しい」「公的な名前なので誤りはない」とは決めません。今回は告知の更新を探す課題ではなく、定義や対象が異なる数値と、同じ条件なのに解消できない不一致を分けます。

資料A:来館30回と18人は矛盾するか

以下の団体・場所・日付・調査・数字はすべて学習用の創作です。実在する学校や図書館の利用実績ではありません。各組は同じ架空の年について記述しています。実際に人を数えたり、個人情報を集めたりする必要はありません。

A1:架空のOak Room受付記録、6月4日作成
On June 3, we recorded 30 visits to Oak Room. We counted each entry as one visit, including return visits by the same person.
全文訳:6月3日、私たちはオークルームへの来訪を30回記録しました。同じ人が再び来た場合も含め、入室のたびに1回と数えました。

A2:同じ部屋の利用者集計、6月4日作成
Eighteen different people entered Oak Room on June 3. We counted each person only once, even if they entered more than once.
全文訳:6月3日、18人の異なる人がオークルームに入りました。複数回入室していても、一人につき一度だけ数えました。

比較メモ完成例:対象の部屋と日は同じだが、A1は延べ入室回数、A2は実人数。30と18を等しい数字にそろえる必要はない。30−18=12は各人の初回入室を除いた追加入室回数であり、「12人が再来した」とは限らない。一人が何回も戻った可能性もある。

資料B:50%と80%から、学校全体の好みは決まるか

B1:架空のLinden School調査、6月5日作成
We asked 40 students from several classes which they preferred: reading alone or reading with a partner. Twenty chose reading with a partner. This was not a survey of all students at the school.
全文訳:私たちは複数の学級の40人に、一人で読むこととペアで読むことのどちらを好むか尋ねました。20人がペアで読むことを選びました。これは学校の全生徒を対象とした調査ではありませんでした。

B2:同じ学校のReading Club調査、6月5日作成
We asked 15 members of the Reading Club the same question. Twelve chose reading with a partner. We do not know how many of these members also answered the other survey.
全文訳:私たちは読書クラブの部員15人に同じ質問をしました。12人がペアで読むことを選びました。この部員のうち何人がもう一方の調査にも回答したかは分かりません。

比較メモ完成例:B1は20/40=50%、B2は12/15=80%だが、対象集団が異なる。学校全体の割合の変化を示す比較ではない。回答者が重複している可能性があり、32/55として一つの調査に足すこともできない。クラブ参加が好みの原因だとも、この資料だけでは分からない。

資料C:同じ条件で24人と28人なら、どちらを採用するか

C1:架空のRiver Workshop受付担当の要約、6月11日作成
At the June 10 workshop in River Hall, 24 participants attended. We counted each participant once and did not include staff.
全文訳:6月10日にリバーホールで開かれたワークショップには24人の参加者が出席しました。参加者一人につき一度だけ数え、スタッフは含めませんでした。

C2:同じ会の運営担当の要約、6月11日作成
At the June 10 workshop in River Hall, 28 participants attended. We counted each participant once and did not include staff.
全文訳:6月10日にリバーホールで開かれたワークショップには28人の参加者が出席しました。参加者一人につき一度だけ数え、スタッフは含めませんでした。

この教材で渡されている追加条件:元の受付票・集計表はなく、どちらの要約にも訂正はありません。同じ会・日・会場・参加者の数え方を示していますが、なぜ4人違うのか説明はありません。

比較メモ完成例:条件を読みそろえても24人と28人の不一致が残る。現時点で正確な参加者数を確定しない。26人と平均したり、詳しそうな担当を選んだりしない。次に確認すべきものは、同じ会の元の受付記録と集計手順、訂正の有無。これは確認計画であり、本教材では問い合わせの送信や実在人物の記録取得を求めない。

保留を英語で説明する完成例

The two summaries give different numbers for the same workshop. Both say that staff were excluded and each participant was counted once. We cannot confirm the exact number without checking the original records.
全文訳:二つの要約は同じワークショップについて異なる人数を示しています。どちらもスタッフを除き、参加者一人につき一度だけ数えたと述べています。元の記録を確認しなければ、正確な人数を確定できません。

「分かりません」で終わるのでなく、何は一致し、何が不一致で、何を追加確認すべきかを残すのが重要です。どちらかの作成者がうそをついたと決めつける根拠もありません。

独自12課題:比較できることと保留すること

問1 A1の30とA2の18は、それぞれ何を数えた数字ですか。

問2 Aの二つは数字が違うだけで矛盾するといえますか。

問3 30−18=12だから、再び来た人は12人だったと断定できますか。

問4 Aを一文で説明するなら「18人による延べ30回の入室」とまとめてよいですか。

問5 B1とB2のペア読みを選んだ割合を、それぞれ求めてください。

問6 50%から80%へ学校全体の好みが変わったといえますか。

問7 B1とB2を足して「55人中32人が選んだ」と集計してよいですか。

問8 B2から「クラブに入るとペア読みを好きになる」と因果関係を説明できますか。

問9 C1とC2で一致している条件を三つ以上挙げてください。

問10 Cの人数を26人として論文に記載してよいですか。

問11 Cの不一致を解消するため、次に確認したい資料や項目を二つ挙げてください。

問12 Cについて、資料が食い違い正確な人数は未確認であることを短い英語で書いてください。

12課題の全解答・解説

解答1 A1は入室の延べ回数、A2は異なる利用者の実人数です。同じ人の再入室を数えるかが異なります。

解答2 数字だけでは矛盾しません。18人が合計30回入室することは可能です。単位と定義を付けて記録します。

解答3 断定できません。12は追加の入室回数です。複数回戻った同じ人が含まれ得るので、再来者数とは別です。

解答4 この二つの記録が同じ日の同じ部屋を対象としている条件ではまとめられます。ただし個々の人の来訪回数までは分かりません。

解答5 B1は20÷40=50%、B2は12÷15=80%です。数字には対象集団と回答者数も添えます。

解答6 いえません。同じ全校集団の前後調査ではありません。複数学級の一部とクラブ部員という異なる対象です。

解答7 できません。回答者の重複が未確認なので二重計上の恐れがあります。二つの調査を分けて記載します。

解答8 説明できません。好みがクラブ参加に先立っていた可能性などを区別できず、この調査は因果関係を確定しません。

解答9 同じ6月10日の会、River Hall、出席した参加者、一人一回、スタッフ除外が一致しています。人数だけが不一致で、元記録は与えられていません。

解答10 いけません。二つの要約の平均が実際の参加者数になる根拠はありません。元資料の不一致を明示して人数の確定を保留します。

解答11 例:同じ会の受付原記録、集計の対象・手順、訂正の有無。確認に当たって個人名など不要な情報を集めず、人数や集計方法に必要な範囲に限定します。本教材は確認計画だけです。

解答12 例:The summaries give different numbers. We cannot confirm the exact number yet.(要約は異なる人数を示しています。まだ正確な人数を確定できません。)不一致と未確認を示せば別解可です。

保護者様の問い返しと、三段階の学習順

まずAだけを読み「30の単位は?18の単位は?」と本人に説明してもらいます。次にBで、計算の正しさと比較の妥当性を分けます。最後にCで「どちらが正しい?」と急がず、「何が同じで、何がまだ分からない?」と問い返します。

翌日は解説を隠し、A・B・Cをそれぞれ「定義の違い」「対象の違い」「未解決の不一致」と説明します。学校課題で資料を使う場合は、出典名・日付・対象・数え方・分かったこと・未確認事項を本人のメモに残し、指定の引用方法へ整えます。新しい資料で同じ判断ができるかは別途確認が必要です。

次の英語学習と相談

出典主体と告知の訂正関係を基礎から確認する場合は、出典・日付・訂正を読む独自教材へ進めます。このリンク先は別校の公式方針を背景にした教材で、関西学院の指定課題ではありません。

無料英語教材一覧から、本人が必要とする読解や作文を選べます。本記事の6資料・全訳・比較メモ・12課題は無料で完結しています。専用PDF・音声は未制作です。

英文の対象範囲や数え方を読み取れない、確認できたことを英語で表せない場合は、下の公式LINEまたはお問い合わせフォームへ学年と困る工程をお知らせください。慶英会の英語学習相談への導線であり、読書科の研究内容の専門指導、論文代作、学校評価の保証、無制限の論文添削を約束するものではありません。学校の非公開資料や個人情報を無断で送る必要はありません。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する