甲陽学院中学校で中1・中2の英語の成績が下がったときは、週6時間の英語授業で扱った教材・返却答案から、予習不足なのか、語彙・文法が定着していないのか、英作文・長文の応用ができないのかを先に判断してください。学校公式の教育方針は、国語・数学・英語を学年に専従する2名の教員が指導し、毎日の予習復習と平常授業の理解を重視すると明記しています。一律の補習制度は設けないものの、担当教師の判断による個別指導はあり得るため、質問ができない学校という意味ではありません。公式教育課程表で英語は中1・中2とも週6時間。部活動は原則、定期考査の1週間前から終了まで練習が禁止されます。本記事では、これらの学校固有の条件を踏まえ、答案の失点原因を見分ける独自診断10問・全解答、毎日の予習復習、考査3週間前からの実行計画を示します。使用英語教材・過去問の具体的な出題や配点は学校公式資料から確定できないため、本人の教材・最新配布資料を優先します。(2026年10月11日確認)
学校公式情報から整理する「甲陽の英語で困ったとき」の判断表
| 確認事項 | 甲陽学院公式情報 | 中1・中2の家庭での対応 |
|---|---|---|
| 英語の授業 | 中1・中2とも外国語は週6時間、中3は週5時間 | 週末のまとめ学習だけに頼らず、当日の理解確認を毎日実施する |
| クラス編成 | 中1から原則平等編成。習熟度別授業は実施しない | クラス順位だけでなく、本人の答案の失点原因と教材の理解を追う |
| 学習支援 | 制度としての補習は置かないが、担当教師による個別指導などはあり得る | 授業・答案の疑問点を特定して担当教員に質問する |
| 定期考査の位置 | 年間主要行事には5・10月の中間考査、7・12・3月の期末考査を掲載 | 実際の当該年度の日程・範囲表を確認し、3週間前から計画を逆算する |
| クラブ活動 | 最終下校17時、考査1週間前から終了までと日曜は原則として練習禁止 | 部活期間に基礎の積み残しを減らし、考査前の1週間を総復習へ充てる |
学校公式一次情報:教育の特色/中学校教育課程表/年間主要行事。これらは一般公開されている学校の制度・学習方針であり、考査問題の出題範囲や教材採用を保証するものではありません。
「補習がないから塾必須」は誤解|まず相談する順番
甲陽学院は日々の予習復習を重視し、一般的な補習制度を設けないと説明しています。しかし担当教員の判断で個別指導等を行う場合はあるため、学校の支援を利用できないという意味ではありません。英語が不安なときの順番は、①本人に今週の分からない例文を3つ選んでもらう、②どの文法や語の使い方が分からないか質問文にする、③学校の教員に確認する、④翌日と3日後に同じ文法の類題を自力で解く、⑤これでも繰り返し失点する場合に外部指導を検討する、です。学校の補習制度の有無だけで塾が必要と断定してはいけません。
独自診断10問|甲陽の中1・中2に必要な語順・文法・読解を見直す
以下は慶英会作成の練習問題で、甲陽学院の過去問や教材の本文を転載したものではありません。学年の既習事項だけを選び、解答を隠して解いてください。答えを選べても、理由と語順を説明できない問題があればその単元に戻ります。
- 正しい語を選ぶ:The teacher ( give / gives ) us helpful advice.
- 誤りを直す:My brother doesn’t knows the answer.
- 並べ替える: ( how / to the station / get / can / I / ? )
- 疑問文にする:The students finished their projects yesterday.
- 空所に適切な動詞形を書く:We enjoyed ( play ) chess after class.
- 「この川はあの川より長いです。」を比較級を用いて英訳する。
- 現在完了の経験を表す英文を1つ選ぶ:A. I went to Nara last Sunday. / B. I have been to Nara three times.
- 意味を理解して答える:Ryo took the train instead of the bus because he wanted to arrive earlier. Why did Ryo take the train?
- 3文で書く:Which subject do you find interesting? ①答え、②理由、③具体例を英語で示す。
- 英文を読んでYes/Noで答える:The library was closed, so the students studied at home. Did the students study in the library?
全10問の解答・解説
- 1. gives。The teacherが三人称単数なので、現在形はgives。
- 2. My brother doesn’t know the answer.。doesn’tの後は動詞原形。
- 3. How can I get to the station?。疑問詞+can+主語+動詞原形。
- 4. Did the students finish their projects yesterday?。過去の疑問文ではdid+動詞原形。
- 5. playing。enjoyの目的語に動名詞を使う。
- 6. This river is longer than that one.。thanと比較級longer。This river is longer than that river.も可。
- 7. B。have been toは経験、went … last Sundayは過去の特定時点。
- 8. Because he wanted to arrive earlier.。because以下に理由がある。
- 9. 例:I find science interesting. I like it because I enjoy experiments. For example, I recently learned how plants grow.。答え・理由・具体例が対応すれば他の解答も可。
- 10. No, they didn’t.。図書館が閉まっていたため、家で学習した。
失点の振り分け:1〜4で誤るなら主語・時制・助動詞と語順、5〜7なら動名詞・比較・現在完了、8・10なら英文中の原因と結果、9なら自分の意見を根拠と例で支える英作文へ戻ります。翌日と3日後に、名詞や動詞を替えた同じ構文の新しい英文でも解けるか確かめましょう。問題の構成や合格点は学校の実際の考査とは関係ありません。
甲陽学院の年間行事を踏まえた「定期考査3週間前」学習工程
21〜15日前:学校の範囲表または進行中の授業内容を確認。使っている教材の表紙、授業ノート、ワーク、返却答案を揃え、語彙・語順・文法・読解・英作文の誤答を分類。毎日10〜20分、指定教材の例文を見ないで書く。14〜8日前:誤答の多い2分野に集中し、同じ文法の別問題へ応用。理解できない例文を具体化して担当教師へ質問。7日前〜当日:学校公式方針ではクラブ練習が原則禁止となる期間なので、その時間を学校課題と誤答再テストへ配分。答えを見ず、時間を決めて解けるか検証。前日は睡眠を優先。これは家庭向けの計画例で、学校の授業・考査日程やクラブの個別判断を置き換えるものではありません。
甲陽学院中学校の公式カリキュラムで確認できること
公式の教育課程表によると、外国語の授業時数は週あたり中1が6時間、中2が6時間、中3が5時間です。これは学校が公開している教育課程上の時数であり、授業内容や使用教材の詳細を示す数字ではありません。公式の教育方針では、国語・数学・英語について当該学年に専従する2名の教員によるきめ細かな指導を掲げています。さらに、学年ごとのクラス編成は原則平等編成で、習熟度別授業を行わない旨も説明されています。「上位クラスに上がるために何点が必要」といった前提で学習計画を立てるのではなく、現在の授業内容と本人の理解度を基準に考えましょう。
学校の補習制度と外部学習の位置づけ
甲陽学院の公式「教育の特色」は、平常授業を確実に理解することを重視するため、補習の制度を設けていないと案内しています。長期休暇中も原則補習は行わず、自主性・計画性を高める方針です。ただし、担当教師の判断による個別指導等はあり得ると説明しています。つまり、成績が下がったときに一律の補習を期待するのではなく、まず授業担当教員へ質問し、どこを復習すべきか具体的に確認することが重要です。学校の方針を「質問できない」「個別の対応が全くない」と読み替えてはいけません。外部の個別指導は学校の授業を置き換えるものではなく、自分だけでは解消しにくい弱点の診断や家庭学習の実行支援として位置づけることが合理的です。
中1で最優先したい英語の基礎
中1の英語では、単語を見て意味が分かることと、日本語から自分で正確につづれることを分けて確認してください。文法では、主語と動詞の関係、be動詞と一般動詞、否定文・疑問文の語順、時制といった基本的な仕組みを自力で説明できるかが重要です。ただし、これらは一般的な英語学習上の基礎事項であり、甲陽学院中学校の特定学期の出題範囲を示すものではありません。実際の授業ノートや配布プリントの例文を選び、①意味を確認、②語順を説明、③英文を見ずに書く、④語句や人称を変えて別の文を作る、という順に練習しましょう。
中2で英語の点数が下がった場合の診断
中2で成績不振が続く場合、直近の単元だけでなく、中1の基礎がどの程度定着しているかを調べます。過去2回程度のテスト答案、授業プリント、宿題で間違えた問題を集め、語彙、つづり、英文法、読解、英作文、時間配分などに分類してください。例えば長文で失点していても、根本原因が語彙不足なのか、文構造を読み取れないのかによって対策は異なります。「問題をもっと解く」だけで改善しない場合は、原因に戻る必要があります。学校の進度に追いつくための学習と、積み残した基礎を取り戻す学習を並行させ、無理のない週間計画に落とし込みます。
予習の手順:すべてを完璧に解こうとしない
予習では、次回の授業範囲を確認し、知らない単語と理解できない文を特定することを優先します。分からない箇所を印で残し、授業で質問できる状態にしておけば、時間を無制限にかけずに準備できます。英文を読む際は、まず主語と動詞を見つけ、分かる部分から意味を組み立てます。複雑な文を完全に和訳できなくても、何が分からないかを整理することが予習の価値です。学校から指定された予習方法がある場合はそれを優先し、独自に大量の問題を増やす必要はありません。
復習の手順:当日・数日後・週末の3段階
授業当日は、理解が曖昧だった例文と教員から説明を受けた事項を短時間で確認します。数日後には答えを隠して同じ内容を再現し、週末にはその週に間違えた問題をまとめて解き直します。授業中は理解したつもりでも、時間がたつと再現できないことがあります。定着の判断はノートを読み返した回数ではなく、ヒントなしで正解できるかで行います。具体的な復習間隔は家庭で調整するための提案であり、学校が指定した日程ではありません。
英単語を忘れる場合の改善策
英単語は、英語を見て日本語が言えるだけでなく、日本語を見て英語を正確に書けるかを分けてチェックします。単語を10個選んだら、発音と意味を確かめ、何も見ずに書き、翌日もう一度確認します。つづりの誤りが多い場合は発音との対応や語の形を見直し、似た語を取り違える場合は短い例文に入れて区別します。学校の単語テストがどの形式なのかを確認し、その出題形式に合わせて練習してください。使っていない単語集を新たに何冊も購入するより、学校で扱う語彙を確実に使えるようにすることが先決です。
英文法は「説明できる・書ける・使える」まで
文法問題の答えを暗記しても、語句が変わると解けない場合があります。例えば時制の復習では「なぜこの動詞の形になるのか」を説明し、そのルールを使って別の三文を書きます。次に日本語の意味から英文を再現し、最後に音読して使い方を確認しましょう。誤答があったときは、正解を赤字で写して終えるのではなく、間違いの原因を一行で書きます。文法規則が理解できていないのか、単語のつづりが出てこないのかを分けることで、次の復習を選びやすくなります。
長文読解で苦戦するときの読み方
長文の理解が止まる場合は、文を適切な長さに区切り、主語・動詞・修飾の関係を確認します。知らない語をすべて暗記する前に、文章全体の話題、段落ごとの要点、設問が尋ねる情報を整理しましょう。解説を読んで内容が理解できても、初見の英文で同じ読み方ができなければ改善したとは限りません。復習後は少し時間を置き、似た構造の別の英文で理解度を確認します。読解に十分な時間が取れないときは、学校教材の一段落を正確に読むことから始めても構いません。
定期考査3週間前からの計画例
公式の年間主要行事には中間考査・期末考査の予定が示されています。ただし、実際の日程、範囲、問題形式は年度や学年によって変わるため、必ず学校からの案内を確認してください。考査3週間前には試験範囲と教材を整理し、単語・文法・本文理解の未習得箇所を洗い出します。2週間前には間違えた問題を中心に英作文・読解などの再演習を行い、1週間前には時間を測って解答し、残った誤答に集中します。このモデルは学校が指定する試験準備方法ではありません。考査直前に新しい参考書へ手を広げず、学校の授業で扱った内容を確実に再現することを優先します。
部活動と勉強時間を両立する
甲陽学院の公式案内では、部活動への全員加入を奨励し、最終下校時刻は17時、定期考査1週間前から終了まで原則として練習を禁止すると説明しています。活動の詳細には例外や変更があり得るため、最新の校内連絡を優先してください。家庭学習時間が限られる日は、長時間の机上学習を目標にするより、英単語10分、授業復習10分、誤答の再解答10分など短い単位に分ける方法があります。週末に理解度を点検し、特に苦手な内容の復習枠を翌週へ回すと、学習時間を無理に増やしすぎずに済みます。
英検対策と学校英語の優先順位
英検3級・準2級・2級などの取得を目指す場合も、学校英語の理解が安定しているかが重要です。英検には学校の試験と異なる形式のリスニングやライティングなどもあるため、学校で不足する技能だけを追加すると効率的です。考査直前は学校範囲を優先し、考査後に英検対策へ時間を割く設計も考えられます。受験級は学年だけで決めず、本人の模擬問題の結果や学習時間をもとに選びます。英検の出題内容や日程は日本英語検定協会の公式案内で確認しましょう。
保護者様が確認したい三つの指標
保護者様は点数だけを見るのではなく、第一に授業内容を本人が説明できるか、第二に誤答の原因を言語化できるか、第三に前週の誤答を自力で解き直せるかを確認してください。努力量は多いのに成績が伸びない場合、勉強時間の不足ではなく学習方法の問題かもしれません。日々の宿題・予習・復習の実施状況と、答案の変化を一緒に確認することで、支援すべき内容を具体的にできます。学校の自律的な学習方針を尊重しつつ、家庭では本人が計画を立て、結果を振り返る過程をサポートすることが重要です。
よくある質問
甲陽学院中学校は習熟度別クラスですか?
公式案内では、中1から高3まで原則として平等編成とし、習熟度別授業を行わないと説明しています。ただし高校の一部科目には進路対応の選択制少人数授業があります。
英語の授業は週何時間ありますか?
公式教育課程表では、中1・中2の外国語はそれぞれ週6時間、中3は週5時間と示されています。現年度の運用については学校の時間割もご確認ください。
補習はありますか?
学校は一般的な補習制度を設けない方針を示す一方、担当教員の判断で個別指導等を実施する場合があると説明しています。
NEW TREASUREを使っていますか?
今回確認した公式資料では、特定の学年について採用を明示する記載を確認できませんでした。教材名や版は学校の配布物を優先してください。
塾は必要ですか?
必須ではありません。授業理解と日々の復習が機能している場合は学校学習を中心に進められます。継続して弱点が解消しない場合には、個別の学習支援を検討する余地があります。
学校教材に合わせた個別指導を検討する場合
甲陽学院中学校で「授業を受けると分かるのに、考査では英作文が書けない」「中1の基礎が中2の読解に響いている」「予習復習を続けても同じミスを繰り返す」といった課題がある場合、現在の教科書・副教材の表紙、直近2回の考査答案と範囲表、誤答の多い単元を整理することが第一歩です。まず学校の教員に質問し、家庭で翌日・3日後の再テストができる仕組みを検討してください。それでも一人では原因特定や学習管理が難しい場合に、慶英会では中高一貫校向けのオンライン個別指導と毎日のLINE学習サポートをご案内しています。慶英会公式サイトで無料相談・最大1か月の無料体験の詳細を見る。慶英会は甲陽学院の公式提携塾ではありません。無料体験の内容・条件は公式サイトの最新案内をご確認ください。
参考にした主な公式情報
- 甲陽学院公式|中学校の教育の特色(予習復習・補習・学年専従教員・クラブ活動)
- 甲陽学院公式|中学校教育課程表(外国語の週授業数)
- 甲陽学院公式|年間主要行事(中間・期末考査の時期)
- 甲陽学院公式|学校規定(3学期制・週6日制など)
- 日本英語検定協会|英検公式情報
公式情報最終確認日:2026年10月11日。学校独自制度・教育課程は学校公式情報を根拠とし、独自診断問題と学習計画は慶英会が作成した提案です。2026年度の特定の教材名・定期考査の配点や設問は、一般公開された学校公式ページだけでは確認できません。進度・採用教材・考査日程や個別の対応条件は学校が示す最新情報を優先してください。