
監修:慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。古河中等教育学校の2027年度入試を県公式募集要項と学校の2026年度英語研修記録から整理し、受検前と入学後の学習を明確に分けて説明します。
2027年度の古河中等教育学校入試は、募集定員105人、2027年1月9日(土)の適性検査Ⅰ・Ⅱと集団面接です。選抜の総合点は250点で、適性検査Ⅰ100点+Ⅱ100点+調査書30点+面接20点。同じ茨城県の並木中等(調査書25点+面接25点)、勝田中等(調査書20点+面接30点)とは配点が異なります。
2026年度は志願者201人・受検者199人・定員105人で、受検倍率1.90倍でした。これは2027年度の倍率ではありません。Web出願の登録は2026年10月9日〜11月20日、小学校への調査書発行依頼は原則11月13日まで、郵送書類は12月1〜3日に必着です。試験日の前に『入力・調査書・指定日配達』の工程を一つずつ終えましょう。
入学後の英語教育で特徴的なのは、2026年度の学校公式記録にある中学2年次の英語スキルアップ研修です。9月8〜9日に外国人講師との英語中心の活動を行い、空港・機内のロールプレイや買い物・レストランでの短劇などに取り組んでいます。また4月28日に中2のTGG研修を実施した記録もあります。ただし、これらを2027年度新中1の初年度必須課題だと断定しないでください。
2027年度の募集105人・2026年度受検倍率1.90倍
| 項目 | 確認結果 | 資料の年度 |
|---|---|---|
| 募集定員 | 105人 | 2027年度県募集要項 |
| 2027年度検査日 | 2027年1月9日(土) | 2027年度県募集要項 |
| 2026年度志願者 | 201人 | 2026年度の実績 |
| 2026年度受検者 | 199人 | 2026年度の実績 |
| 2026年度受検倍率 | 1.90倍 | 199÷105の表示 |
| 2027年度志願者数 | 未確定 | 新年度の発表を待つ |
県教育委員会は志願者数と実際の受検者数を別々に公表しています。201人÷105人の志願倍率と、199人÷105人の受検倍率を混同すると『前年倍率』が媒体によって異なって見えます。この記事の1.90倍は実際に試験を受けた199人を分子とする受検倍率です。2027年度に倍率がどう変わるかの予測値ではありません。
配点250点の内訳|古河中等は調査書30点・面接20点
| 評価要素 | 配点 | 家庭で意識したいこと |
|---|---|---|
| 適性検査Ⅰ | 100点 | 小学での知識を使い考えを組み立てる |
| 適性検査Ⅱ | 100点 | 文章や資料から根拠を示す |
| 調査書 | 30点 | 小学校での学習と活動を正式に記録 |
| 面接 | 20点 | 学ぶ意欲、6年間の学校生活への適性等 |
| 合計 | 250点 | 各要素を学校別に統合 |
この配点は茨城県教育委員会の2027年度実施要項にある13校の配点表で確認できます。古河中等の面接は25点でも30点でもなく20点。単に『県立中等教育学校は250点』とだけ覚えると学校ごとの違いを落としてしまいます。
面接は5人程度を一組として約20分の集団面接です。小学生のうちから流暢な長い説明を暗記するよりも、相手の質問に答え、短い理由を一つ付けられるか、自分の経験が話と一致しているかを確かめましょう。
出願日程と必要書類|12月1〜3日必着は厳守
| 工程 | 期間・時期 | 注意 |
|---|---|---|
| 出願に関する案内等の交付 | 2026年10月9日〜原則11月13日 | 学校から資料を入手 |
| Web出願・手数料納付 | 10月9日〜11月20日 | オンラインの入力と納付 |
| 調査書の発行依頼 | 原則11月13日まで | 小学校で約2週間必要 |
| 必要書類の郵送 | 12月1〜3日必着 | 簡易書留の配達日指定郵便 |
| 受検票の発行通知 | 12月10日以降 | メールと印刷手順を確認 |
| 適性検査・集団面接 | 2027年1月9日 | 午前8時40分集合 |
| 合格者発表 | 1月21日9時〜24時 | インターネットで確認 |
| 入学確約書の提出 | 1月21日・22日 | 指定時間内に手続き |
郵送は普通郵便や単なる消印有効ではありません。県の要項では、出願書類を簡易書留の配達日指定郵便で出し、12月1・2・3日に志望校へ必ず届くようにします。学校に直接持参する方法は認められていません。差し出しが遅れると配達日の指定ができない可能性があるため、郵便局で先に相談しましょう。
2027年度の志願理由書は約200字で本人が入力し、調査書は在籍する小学校が作成します。家庭では本人の書類と小学校作成の封印済み書類を混同せず、正式な封筒・証明写真・通知用切手も手引きに従って確認してください。県外から転居予定の場合は別途提出書類があります。
検査日1月9日の時間割|適性検査は45分×2
| 時刻 | 内容 | 学習・持参の注意 |
|---|---|---|
| 8:40 | 集合 | 移動計画を確認 |
| 9:30〜10:15 | 適性検査Ⅰ(45分) | 条件の読み落としを防ぐ |
| 10:45〜11:30 | 適性検査Ⅱ(45分) | 本文の根拠と自分の考えを区別 |
| 11:45〜12:30 | 昼休み | 昼食・上履きを各自持参 |
| 午後 | 集団面接 | 学校の指定する時間で実施 |
適性検査Ⅰは小学校で学んだ内容から考える力・判断する力・課題発見の力を、Ⅱは文章・資料からの読解・分析・表現力などをみると県が説明しています。過去問題の丸暗記では新しい課題に対応しにくいため、表やグラフの値を読み、なぜその答えが妥当かを言葉で説明する練習が重要です。
古河中等教育学校の特色|6年間の学びと中2英語研修
古河中等教育学校の学校公式6年間の指導計画には各教科の構成と探究的な活動の考え方が紹介されています。中学校と高校を一体として考える中等教育学校ですが、前期課程の授業・後期課程の高度な科目を同じ時期の授業と混同してはいけません。
2026年4月28日、中学2年次を対象とするTGG語学研修が学校公式に報告されました。講師1人に生徒8人の活動や、一日の英語プログラムの様子が紹介されています。また9月8・9日の中2スキルアップ研修は、外国人講師が各グループにつき、原則英語で活動したという記録があります。両者は2026年度中2の具体例であり、2027年度入学生の毎年の実施日が確定したという意味ではありません。
空港・機内でのロールプレイ、買い物・レストランを題材にした短劇は、単語だけではなく相手の話を聞き、状況に合う質問を出して答える練習につながります。入学後の英語が苦手な場合は、発表や活動の準備だけでなく、学校教材の語彙・疑問文・時制・読解も並行して確かめましょう。
受検前の8週間|適性検査・面接を優先する学習
| 期間 | 家庭で行うこと | できたかを確認 |
|---|---|---|
| 1〜2週目 | 過去問題や練習問題の条件を読む | 軸・単位・指定文字数を見落とさない |
| 3〜4週目 | 読解と資料から理由を短く記述 | 根拠を説明できる |
| 5〜6週目 | 45分セットの初見問題に挑戦 | 時間配分・空欄・誤答を分類 |
| 7週目 | 志望理由と面接回答を本人の言葉で整理 | 問いに合う説明ができる |
| 8週目 | 新規教材を増やさず誤答修正と生活準備 | 受検票・会場・体調を整える |
この8週間は慶英会が制作した家庭向けモデルで、学校から指定される学習計画ではありません。例えば図表の読み取りで失点している場合は、記述を増やす前に軸・単位・比較対象を確かめる習慣を重視します。面接では架空の体験や賞歴を話さず、これまでの学習や経験から説明できる材料を選びましょう。
古河中等の英語授業や研修に不安がある場合:英語スキルアップ研修の表現だけを先取りするより、学校の授業と定期考査で失点した文法・読解・英作文を確認することが重要です。慶英会の無料学習相談・最大1か月完全無料体験で個々の学習課題をご相談いただけます。
入学後の英語|英検よりまず中1の授業進度に接続
古河中等の中2研修を将来的に意識して英語の会話を練習することは有益ですが、入学直後から長い英語のスピーチや高度な語彙を優先する必要はありません。まずbe動詞・一般動詞、疑問文、過去形の基本を自力で書き、短い英文を読んでWho・When・Whyに答えられるようにします。
学校の2027年度新入生が使う教材・範囲を確認せずにNEW TREASURE(ニュートレジャー)など特定教材の採用を断定してはいけません。合格後に学校から指定される教材と学習計画を優先してください。現在の中1・中2向けには古河中等の英語・定期テストとスキルアップ研修対策も公開しています。
【慶英会独自24問】新中1英語と将来の会話活動の準備
以下は古河中等教育学校の入試問題、学校の定期テスト問題、英検本番問題ではなく慶英会の独自制作です。出題内容を予測するものでもありません。基本文法と日常会話、短文読解・英作文を使って現在の学習の弱点を確かめます。
A|文法・語順(1〜8)
| No. | 練習問題 | 答えと解説 |
|---|---|---|
| 1 | I (am / are) a student. | am:Iに合うbe動詞 |
| 2 | She (like / likes) English. | likes:三単現 |
| 3 | Does he (speak / speaks) English? | speak:doesの後は原形 |
| 4 | They (was / were) happy yesterday. | were:複数主語の過去 |
| 5 | We can (go / goes) together. | go:canの後は原形 |
| 6 | 『私は英語が好きです』を英語で。 | I like English. |
| 7 | 『彼は昨日家にいました』を英語で。 | He was at home yesterday. |
| 8 | 語順:what / you / do / want / ? | What do you want? |
B|買い物・旅行の会話(9〜14)
| No. | 場面 | 模範例 |
|---|---|---|
| 9 | 『これをもう一度言ってください』を英語で。 | Could you say that again, please? |
| 10 | 『これはいくらですか』を英語で。 | How much is this? |
| 11 | 『駅はどこですか』を英語で。 | Where is the station? |
| 12 | 『私は水が欲しいです』を英語で。 | I would like some water. |
| 13 | 『この商品を見てもいいですか』を英語で。 | Can I look at this item? |
| 14 | 『助けてくれてありがとうございます』を英語で。 | Thank you for helping me. |
C|オリジナル短文読解(15〜20)
創作英文:On Sunday, Yui and her brother visited a small shop. Yui wanted to buy a gift for her friend. She looked at two notebooks. The blue notebook cost three hundred yen, and the green one cost four hundred yen. Yui chose the blue notebook because her friend liked blue. After shopping, they ate lunch at a restaurant.
| No. | 問い | 解答と根拠 |
|---|---|---|
| 15 | When did Yui go shopping? | On Sunday.:第一文 |
| 16 | Who went with Yui? | Her brother.:第一文 |
| 17 | What did she want to buy? | A gift for her friend.:第二文 |
| 18 | How many notebooks did she look at? | Two.:第三文 |
| 19 | How much was the blue notebook? | Three hundred yen.:第四文 |
| 20 | Why did she choose the blue notebook? | Because her friend liked blue.:第五文 |
D|会話につながる英作文(21〜24)
| No. | 課題 | 模範例 |
|---|---|---|
| 21 | 『私は英語をもっと学びたいです』を英語で。 | I want to learn more English. |
| 22 | 『昨日友達と買い物をしました』を英語で。 | I went shopping with my friend yesterday. |
| 23 | 『この本は面白いと思います』を英語で。 | I think this book is interesting. |
| 24 | 『英語で質問してもいいですか』を英語で。 | May I ask a question in English? |
英作文には意味の通る別解もあります。独自問題の正答率を入学者選抜250点や学校の定期テストの得点に換算することはできません。まず基本語順を理解してから、短い質問と返答を声に出す練習へ進みましょう。
合格後6週間で取り組む英語学習モデル
| 週 | 重点 | 到達の目安 |
|---|---|---|
| 第1週 | 上の24問を解いて弱点を整理 | 語彙・文法・読解に分類 |
| 第2週 | be動詞と一般動詞の短文 | 書いて再現 |
| 第3週 | 疑問文と基本会話 | 聞いて答えられる |
| 第4週 | 短い英文の読解 | 本文から根拠を示す |
| 第5週 | 旅行・買い物の二人会話を作る | 短い質問・応答を続ける |
| 第6週 | 別の英文で文法・会話を再テスト | 暗記だけに頼らない |
中学の定期テストでつまずいた場合は、学校の答案と範囲表を単語・文法・読解・英作文・Listeningに分け、誤答が多いところを優先して復習します。保護者が学校の実際の教材を確認せずに、研修の活動テーマだけを反復するのは効率がよいとは限りません。
FAQ|古河中等2027年度入試・英語
2027年度の定員は105人ですか?
はい。茨城県教育委員会が公表した令和9年度募集要項で105人とされています。
前年倍率は1.91倍と1.90倍のどちらですか?
2026年度は志願者201人÷105人で約1.91倍、受検者199人÷105人で約1.90倍です。分子が違うため両者を区別します。
並木中等と選考配点は同じですか?
合計250点でも調査書・面接の内訳は違います。古河は30点・20点、並木は25点・25点です。
中2のTGG研修は2027年入学生全員に必須ですか?
2026年度中2の実施は学校公式の記録で確認できますが、2027年度入学生の将来の実施時期や対象について現時点で断定できません。
英語に自信がなくても受検できますか?
2027年度の県立中等教育学校入試要項には独立した英語筆記試験は示されていません。ただし入学後の学校英語の基礎は必要です。
NEW TREASUREを使いますか?
新年度の正式な学校配布教材を確認してください。採用を裏付けないまま使用を断定しません。
古河中等の中1・中2英語をオンラインで学び直す
慶英会では全国の中高一貫校・中等教育学校に通う生徒を対象に、学校の教材・授業進度・定期テストの返却答案に合わせて英語のオンライン個別指導を行います。英語スキルアップ研修の会話で言葉が出ない場合も、短い疑問文や基本の会話を練習しながら、学校の語彙・文法を疎かにしない方法を提案します。
慶英会は古河中等教育学校と提携しておらず、非公開の試験問題を保有しているという意味ではありません。無料体験は最大1か月で、対象、回数、担当講師、空き状況を個別にご案内します。

監修:慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。学校と県の公式情報を基に、独自演習の範囲を区別して解説しています。
参考にした主な公式情報
茨城県教育委員会「令和9年度県立中学校及び県立中等教育学校入学者選抜実施要項」:募集105人、配点・出願・選抜検査。
茨城県教育委員会「2027年度選抜日程」、「2026年度受検者数等」:志願者・受検者・倍率。
古河中等教育学校公式「2026年度学校生活の記録」:中2英語スキルアップ研修、TGG研修、1年次の探究。「6年間の指導計画」:学年別の教育内容。
資料確認日:2026年10月16日。本文の8週間・6週間の家庭学習案、独自英語24問、面接指導の提案は慶英会の制作であり、学校公式の入試問題や指定教材ではありません。
