中高一貫校では英語の進度が速いと感じて、次のLessonを何ページも予習する生徒がいます。しかし長く予習しても授業の質問に答えられない場合、単に予習量が不足しているとは限りません。未習の単元へ進みすぎている、既習の語順が不安定、学校の予習課題の指定内容とずれている、といった可能性を分けて確認しましょう。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
対象:中1〜高2で英語の予習や先取りを長時間続けても授業で理解しづらく、学校成績と英検対策の両立に困る生徒・保護者。本文の生徒・家庭・学校は教材用に設定した架空事例です。学校の正式な評価規定・英検の合格・進路の選抜結果を保証するものではありません。
結論|優先順位と判断表
まず学校の正式な予習指示を確保し、『次の授業で必要な単語』『既習の文法の前提』『授業で質問したい内容』へ短く整理します。学校が指定した範囲を無視して自由な先取りへ集中しないことが重要です。予習時間そのものより、翌日の授業で新しい英文を自力で理解できたか、数日後に別の文で使えたかを確認してください。
| 予習の工程 | 確認したい情報 | 授業後の再現力 |
|---|---|---|
| 学校の指定 | 正式な教材・ページ・期限 | 指定課題を完成 |
| 未習語の確認 | 品詞と文脈上の意味 | 別文で使用 |
| 既習の前提 | 主語・動詞・時制・関係詞 | 短い別の新問 |
| 予習中の疑問 | 分からない一文を具体化 | 授業で確認 |
| 英検の追加学習 | 級別形式と現状の不足 | 学校の予習と競合しない |
予習を長くする前に、正式な学校の要求を読む
学校が予習として単語の意味・本文の音読・指定ワークなどを求めることがあります。まずその条件を確認し、学校が求めていない課題を増やす前に、次の授業で扱われる主語・動詞の関係を理解できるか確かめます。
学校の指示のないときに先取りする場合でも、今の学校課題と未定着の文法を省略してよいという意味ではありません。
『まだ習っていない』と『習ったが使えない』を区別する
高校の長い関係節が未習なら導入が必要ですが、中学で習った主節の動詞を新しい文で見失う場合は復習が必要です。例えばThe report that our team prepared was useful.では主節はThe report was useful.です。
未習の内容を分からないだけで『忘れた』と判断せず、授業でどこまで扱ったかを確認しましょう。
予習を質問作りへ変える
すべての内容を先に理解しきることを目指す代わりに、次の授業でどの語や文型を先生に確認したいかを一文にします。答えを写す前に自分でどこまで説明できるか残せば、授業で理解が深まったかも確認できます。
分からない一文を聞くときは学校が認める正式な方法を利用してください。
中1〜高2で先取りと復習の比率を更新する
中1は基本語順・現在形、中2・中3は複雑な文章・初見英作文、高1・高2は論理的なReadingやWritingなど、必要な前提は変化します。学年だけで予習量を固定せず、学校の次単元に必要な不足を短く回収しながら進みます。
英検を受験する場合は級別の正式形式と4技能の不足を確認し、学校予習の時間をすべて検定教材に置き換えないようにします。
オリジナル英文と全文和訳
Riku spent a long time preparing for his English lessons. He often tried to read several chapters ahead, but he could not explain a new sentence when the teacher asked him a question. One day, his teacher asked him to identify the main verb in a short sentence with a relative clause. Riku realized that he had forgotten how the main clause worked. He changed his preparation. Before class, he checked the assigned vocabulary, reviewed one necessary grammar rule, and wrote one question. After class, he practiced the same structure in a different sentence. His preparation became shorter and more useful.
全文和訳:リクは英語の授業の予習に長い時間を使い、数章先まで読もうとしていました。しかし先生に質問されると新しい文を説明できませんでした。先生は関係節を含む短い文の主節の動詞を見つけるよう求めました。リクは主節の構造を忘れていたと気付きました。予習を変え、授業前に指定語彙を確認し、必要な文法を一つ復習し、質問を一つ書きました。授業後には別の文で同じ構造を練習しました。予習時間は短くなりましたが、より役立つようになりました。
英文と以下の設問は慶英会の独自教材であり、公式英検過去問・学校の教科書本文を転載していません。音声は付属しないため、文字理解をListeningとして計上しないでください。
独自20問|学習判断8問・英語表現8問・読解4問
解答を見る前に本人の答えを書き、英語は文法の理由と和訳、判断問題は学校の正式情報や本人の答案との整合性を確認してください。英作文には意味が合う自然な別解もあります。
Part A|学校・家庭の判断(問1〜8)
- 問1 長く予習したのに授業で分からない。必ず予習時間不足?
- 問2 次のLessonをどこまで予習するべき?
- 問3 The report that our team prepared was useful.の主節の動詞は?
- 問4 未習の構文を知らない場合と習った語順を再現できない場合は同じ?
- 問5 予習中に質問を一つ作る意味は?
- 問6 授業で分かったあとは何をする?
- 問7 英検が近いので学校の予習をすべて省略してよい?
- 問8 学年が上がったら同じ予習量を続けるべき?
Part B|英文法・英作文・和訳(問9〜16)
- 問9 主節の動詞:The report that our team prepared was useful.
- 問10 『授業前に質問を一つ準備します』を英語に。
- 問11 空所:Riku spent a long time (reading / to read) ahead.
- 問12 和訳:He could not explain the sentence although he had read it.
- 問13 『必要な文法だけを復習します』を英語に。
- 問14 空所:The chapter (that / who) he read was difficult.
- 問15 英訳:『授業後に別の英文で確認しました』。
- 問16 和訳:His preparation became shorter but more useful.
Part C|独自英文の読解(問17〜20)
- 問17 リクは予習で何をしようとしていた?
- 問18 先生がリクへ確認を求めたものは?
- 問19 予習前に確認するよう変えた三つの内容は?
- 問20 新しい予習法でどんな変化があった?
全20問の正答と詳しい解説
問1:必ずではありません。指定範囲・既習の前提・未習単元を区別します。
問2:学校の正式な指示と本人の現在の理解から決めます。
問3:wasです。preparedは関係節内の動詞です。
問4:違います。前者は導入、後者は既習の復習が必要です。
問5:本人が理解できない箇所を授業で確認できるようにするためです。
問6:別の主語・語彙を使った新しい文で再現する練習です。
問7:学校の必須課題を守り、英検の追加量を調整します。
問8:学校の進度と本人の誤答に応じて方法・量を調整します。
問9:was。『私たちの班が準備した報告書は役立ちました』。preparedは関係節内です。
問10:解答例:I will prepare one question before class. before classは授業前です。
問11:reading。spend time doingの構造です。
問12:『その文を読んでいたにもかかわらず、説明できませんでした』。althoughは逆接です。
問13:解答例:I will review only the grammar I need. grammarを修飾する関係節です。
問14:that。物のchapterを修飾します。
問15:解答例:I checked it with a different English sentence after class. after classは授業後です。
問16:『彼の予習は短くなりましたが、より役立つものになりました』。butが対比します。
問17:数章先まで読むことです。
問18:関係節を含む文の主節の動詞です。
問19:指定語彙・必要な文法一つ・質問一つです。
問20:予習時間が短くなり、授業とその後の再現に役立つようになりました。
4週間の実行計画
- 第1週:学校の予習指示と本人の既習・未習の文法を確認する。
- 第2週:次の授業に必要な語彙・文法・質問だけへ予習を絞る。
- 第3週:授業で確認した内容を新しい英文で再現し、誤答を直す。
- 第4週:授業・定期考査・英検の現在の不足に合わせ予習量を更新する。
FAQ|よくある質問
英語の予習は先のLessonをたくさん読めばよい?
学校の正式な課題と必要な前提によるため、長い時間をかけるだけでは不十分な場合があります。
学校で未習の単元が読めないと遅れている?
未習と未定着を分け、授業で必要な説明と復習を確認してください。
英検の先取りと学校の予習は同じ?
共有できる文法はありますが、学校の指定課題と英検の級別形式は別に確認します。
公式情報と次の無料教材
英検の級別形式・技能目標は日本英語検定協会の公式試験内容とCan-doリストで確認してください。学校の評価・提出・探究のルールは在籍校の正式な資料を優先してください。
関連する慶英会教材:予習した文法を授業・復習へ移す方法/前学年の英文法を忘れたときの復習。
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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する
