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中高一貫校の英語定期テストで問題文を読み間違える中1・中2へ|設問の指示・否定語・根拠を確認する21問

24〜36分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

中高一貫校の中1・中2が英語の定期テストで「本文は読めたのに設問を読み違えて失点した」と感じるとき、単に「もっと注意しよう」と言うだけでは同じミスが続きます。対策は、①問題の指示、②疑問詞や否定語、③本文の根拠、④選択肢の条件を順に確かめることです。例えば「適切でないものを選ぶ」を「正しいものを選ぶ」と取り違える場合と、What・Whenを読み違える場合では、必要な練習が異なります。まず返却答案の誤答を4種類に分類し、問題が何を求めているかを短い日本語に言い換えてから、根拠となる英文を探す練習をします。この記事では中1・中2が家庭で使える確認表と、独自の設問診断12問、根拠付きの英文読解9問、10日間の定着計画をまとめました。教材名や学校固有の試験形式を推測せず、実際の学校の範囲表と返却答案を優先します。

結論|「読む力」と「指示に従って答える力」を分けて確かめる

英語の問題で失点しても、必ずしも英文そのものが読めないとは限りません。例えば「最も適切なものを選びなさい」「内容と一致しないものを一つ」などの指示を逆に読んでいる場合は設問処理の誤りです。一方、否定文の意味を取り違えているなら英文理解の修正が必要です。

誤答の種類具体例まず行う練習
日本語の設問指示を読み違える「誤っているもの」を正しいものと勘違い選ぶ・選ばない条件を印で確認
英語の疑問詞を取り違えるWhenに場所で答えるWhen=時、Where=場所を区別
否定・比較・数量条件を見落とすnot、only、more than、less thanを読み落とす条件語を囲み、意味を確認
本文と選択肢を混同する一部の語句が一致するだけで選ぶ本文の根拠を一文で示す

文部科学省・国立教育政策研究所の資料との関係

文部科学省「中学校学習指導要領解説 外国語編」では、英語の「読むこと」に、日常的・社会的な話題の文章から必要な情報を読み取ることや概要・要点を捉えることが示されています。また、国立教育政策研究所の2026年度全国学力・学習状況調査では、中学校英語の「読むこと、書くこと」の調査問題や解説資料が公開されています。どちらも英文を根拠に必要な情報を読み取る重要性を考える際の公的資料です。ただし、この記事の問題はそれらを転載したものではなく、慶英会の独自作成です。

参照:中学校学習指導要領解説・外国語編、2026年度全国学力・学習状況調査「調査問題・正答例・解説資料」。これらの資料は中高一貫校の定期考査の出題内容を示すものではありません。

返却答案を使った「4色ではなく4項目」の失点チェック

  • 指示:正しいもの・誤っているもの・最も適切なもの・複数回答など、選択条件を理解したか。
  • 疑問詞:What・Who・Where・When・Why・Howなどが何を尋ねているか分かったか。
  • 条件:not・never・only・before・after・more thanなどを読み落としていないか。
  • 根拠:正しい選択肢の根拠になる本文の語句や一文を示せるか。

ノートに全問を写し直す必要はありません。誤答した設問の横に「指示/疑問詞/条件/根拠」のうち該当項目を書き、翌日に別の問題で同じ誤りが起きないか確かめます。複数の原因があるなら複数記録して構いません。

解く前にする「3回の短い確認」

手順チェックする言葉その場での動作
1.指示を読む「正しい/誤っている/一つ/すべて」選び方の条件に線を引く
2.質問を読むWhat・When・Why・How/not/before必要な情報を日本語で一言にする
3.本文と照合する該当する人物・時・数量・出来事根拠の英文を確認してから選ぶ

時間制限が厳しい考査では、すべての英文を何度も読み直すのではなく、条件語を瞬時に確かめる習慣を作ります。時間が足りない原因が単語の知識不足なら、確認だけでなく語彙の復習も必要です。

独自ミニ診断12問|問題の指示と条件を読み取る

以下は慶英会が独自に作成した設問理解の演習です。学校・全国学力調査・英検の実際の出題問題を転載したものではありません。まず「何を答える指示か」を判断してください。

  • 1.「次の英文と内容が一致しないものを一つ選びなさい」。正しい選択肢を選ぶのか、異なる選択肢を選ぶのか。
  • 2.「正しいものをすべて選びなさい」。解答はいくつと決められているか。
  • 3.「英語4語以上で答えなさい」。3語の答えは条件を満たすか。
  • 4.「本文中の語句を用いて答えなさい」。本文にない自作の同義語で答えてよいと断定できるか。
  • 5.「理由を日本語で説明しなさい」。英語だけで答えるべきか。
  • 6.「下線部が指す内容を日本語で答えなさい」。必要なのは単語の品詞か指示対象か。
  • 7.”When did Aya arrive?” は時・場所・理由のどれを尋ねるか。
  • 8.”Where did Aya arrive?” は時・場所・理由のどれを尋ねるか。
  • 9.”Why did Aya stay home?” は時・場所・理由のどれを尋ねるか。
  • 10.”Which statement is NOT true?” は正しい文と正しくない文のどちらを選ぶか。
  • 11.”Which student arrived earlier?” で調べるのは名前だけか、到着時刻の前後関係か。
  • 12.”How many books did he buy?” に答えるとき、必要な情報は数量か購入場所か。

12問の解答と根拠

  • 1.本文の内容と一致しない選択肢を一つ選びます。
  • 2.一つと決められていません。条件に合うものをすべて選びます。
  • 3.満たしません。4語以上が必要です。
  • 4.本文中の語句を使う指示なので、自作の同義語を自由に使えるとは言えません。
  • 5.日本語で理由を説明します。理由そのものの根拠も必要です。
  • 6.下線部が何を指すか、具体的な内容を答えます。
  • 7.時です。Whenは「いつ」を尋ねます。
  • 8.場所です。Whereは「どこで・どこへ」を尋ねます。
  • 9.理由です。Whyは「なぜ」を尋ねます。
  • 10.正しくない文を選びます。NOTを見落とさないことが重要です。
  • 11.到着時刻の前後関係です。earlierは「より早く」を意味します。
  • 12.数量です。How manyは可算名詞の数を尋ねます。

短い英文から根拠を探す|独自読解9問

次の3つの英文と設問も、慶英会の完全オリジナル問題です。学校の既習範囲に合わせ、習っていない表現は教師や辞書で確認しながら使用してください。正解の理由を本文の一文と対応させることが重要です。

英文A|通学手段と否定語

Mina usually walks to school, but last Friday she went by bus because it rained.

  • A1.How did Mina go to school last Friday?
  • A2.Which is NOT true? (a) She usually walks to school. (b) She took a bus last Friday. (c) She went by bus because it rained. (d) She walked to school last Friday.
  • A3.Why did she go by bus last Friday?

英文Aの解答・根拠

  • A1.By bus.。「last Friday」と「went by bus」を対応させます。
  • A2.(d)。通常は歩きますが、先週金曜日は雨のためバスを使ったと書かれています。「NOT true」が鍵です。
  • A3.Because it rained.。理由を示すbecause以下が根拠です。

英文B|曜日を取り違えない

Ken studied science on Monday. On Tuesday, he practiced soccer. He will visit his grandmother on Sunday.

  • B1.What did Ken do on Tuesday?
  • B2.When will Ken visit his grandmother?
  • B3.Did Ken study science on Tuesday?

英文Bの解答・根拠

  • B1.He practiced soccer.。Tuesdayの文を探します。
  • B2.On Sunday.。will visitとSundayを対応させます。
  • B3.No, he didn’t.。scienceを勉強したのはMondayであり、Tuesdayではありません。

英文C|曜日・時刻・閉館を区別

The new library closes at five on weekdays, but at four on Saturdays. It is closed on Sundays.

  • C1.What time does the library close on Saturdays?
  • C2.Is the library open on Sundays?
  • C3.What time does the library close on weekdays?

英文Cの解答・根拠

  • C1.At four.。Saturdaysの時刻はfourです。
  • C2.No, it isn’t.。It is closed on Sundays.が根拠です。
  • C3.At five.。weekdaysとfiveの対応を確認します。

本文の内容は理解できても、A2のNOTやB3のTuesday、C2のclosedを見落とすと正答が逆転します。「正しい根拠を探す」だけでなく「別の日付や時刻を消去する」ことも有効です。

10日間の復習計画|新しい問題を増やすより見落としを減らす

日程練習内容確認項目
1〜2日目返却済み答案から誤答を10問抽出し、4項目に分類主な失点原因を把握
3〜4日目設問の指示や疑問詞の12問を練習要求される回答形式を間違えない
5〜6日目英文A・B・Cで根拠に下線を引いて解く時・理由・否定を区別
7〜8日目学校教科書とプリントで同じ手順を適用学校の試験形式でも再現
9〜10日目初めて見る類題を時間を測って解き、初日と比較同じ読み違いの再発を確認

この計画は学校指定の10日間プログラムではなく、定着の確認例です。正答率の向上を保証するものではありません。読み違いが減らない場合は、問題文を急いで読んでいるのか、英文の語彙・文法自体が理解できていないのかを再診断してください。

NEW TREASURE・PROGRESSなど学校教材の対策

中高一貫校でNEW TREASUREやPROGRESSなどを使用する場合も、設問の指示と本文根拠を確認する方針は共通します。ただし、学校ごとに採用教材、版、Stage、Lesson、読解・和文英訳の配点は異なります。学校配布の範囲表と返却答案を最優先にし、同じ形式の問題で見落としが続いているかを確認してください。特定の学校でどの教材が使われているかを推測で断定しません。

単語・文法が不安定な場合は「問題文の読み直し」だけでは足りない

疑問詞の意味自体が分からない、本文の主語と動詞を見つけられない、否定文の意味を逆に読む場合は、設問処理だけでは改善しません。学校の既習範囲で主語・動詞・時制を短文から復習し、英文を日本語で説明できるかも確認してください。読むことが難しい場合には、まず学校の基本文法へ戻ります。

保護者が家庭で確認できる3つの質問

  • 「この問題は何を選ぶように言っている?」と尋ね、指示を言い換えられるか確認する。
  • 「本文のどの英語が根拠?」と尋ね、該当する箇所を示せるか確認する。
  • 「間違えた理由は、指示・疑問詞・条件・根拠のどれ?」と尋ね、次の対策を本人と決める。

「注意力がないから間違えた」などと性格の問題にしないことが大切です。返却答案を見ながら、具体的な一つの手順を直していきましょう。

慶英会の学校別定期テスト対策

慶英会では中高一貫校の英語教材・学校プリント・小テスト・定期考査答案に対応したオンライン個別指導を行っています。「英文が読めない」のか「設問の条件を取り違えた」のかを分け、語彙・文法・読解・英作文に必要な練習を組み立てます。失点を「うっかりミス」で終わらせず、学校の次の考査で何を確認すべきか相談したい保護者様は、慶英会公式サイトの最大1か月無料体験・学習相談をご覧ください。

よくある質問

本文を読めるのに選択肢だけ間違えるのはなぜですか?

問題の指示、否定語、設問の条件、本文の根拠のいずれかを見落としていることがあります。学校の返却答案で失点原因を区別してください。

英語のテストでは設問を最初に読むべきですか?

出題形式によって最適な順番は異なります。ただし、選択肢を比較する前に「何を答えるか」という条件を正確に確認することは重要です。

毎日何問を解けば読み違いが直りますか?

一律の問題数はありません。短い問題で条件を正しく捉え、正解の根拠を示し、別の類題で再発を確かめることを優先してください。

中1・中2で英検の読解にも役立ちますか?

英語の疑問詞・否定語・本文根拠を確認する手順は、英検の読解にも応用できます。ただし、各級の問題形式や時間配分に合わせた追加の練習が必要です。

参考資料・確認日

情報確認日:2026年10月11日。本文の診断問題12問・オリジナル英文3題と設問9問・10日間計画は慶英会が独自作成したものです。公的機関の調査問題や特定校の試験問題を転載・再現するものではありません。

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