中高一貫校の英語で関係詞・分詞・現在完了・複雑な長文に進んだとき、単元名を見ただけでは『どの前学年の文法が必要か』分からない場合があります。例えばThe book that Ken bought is useful.で主節の動詞isを見失うなら、関係代名詞の名称だけを覚えるより、主節の主語と動詞の対応へ戻ることが役立ちます。6年間の英文法を孤立した暗記項目ではなく、前提となる文の構造から整理しましょう。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
対象:中1〜高2で学校の英文法が難しくなり、どの学年のどの基礎へ戻ればよいか分からない生徒と保護者。本記事の学校・生徒・試験の条件は慶英会の独自の教育用例であり、学校の正式な制度や英検の合否・得点を保証するものではありません。
結論|現在の課題を誤認しない
復習の順番は『①主語と動詞・否定疑問②時制・助動詞③接続詞と節④修飾する関係詞・分詞⑤複数の節を含む長文』などの前提関係で考えます。全員がこの順序で学ぶという意味ではなく、今の学校の単元でどこが理解できないかを初見文で確かめ、その不足する前提だけへ戻ります。
| 今の課題 | 見直す前提 | 独自例文 |
|---|---|---|
| 三単現・疑問文 | 主語と動詞・助動詞 | Does she read books? |
| 時制の選択 | 現在・過去・完了の意味 | She has finished her work. |
| 接続詞と節 | 主節・従属節の区別 | If it rains, we will stay home. |
| 関係詞・分詞修飾 | 主節と修飾の働き | The book that he bought is new. |
| 複雑な英文解釈 | 節・語順・論理 | Although it rained, we went out. |
長い英文で迷ったら主節を見つける
The book that Ken bought is useful.という文の主節はThe book is useful.で、boughtは関係節の中の動詞です。主節が見えない場合は語彙を増やす前に、誰・何について、どの動詞が中心かを確認する方法が有効です。
学校の授業のLessonや採用版が異なるため、文法の学年別配置を一律に断定しません。
時制は形だけでなく時間の意味を確認する
She visited Kyoto last year.は過去の事実、She has visited Kyoto twice.は現在までの経験です。have+過去分詞の形を覚えていても、過去の一時点だけを示す表現との違いが理解できないなら、時間表現へ戻ります。
学校が指定する英文の意味と時制の条件を優先して、学習を進めてください。
条件節・関係節は目的を分けて読む
If it rains, we will stay home.のif節は条件を表し、The boy who lives next door is my friend.のwho節はboyを修飾します。どちらも節があるから同じ意味というわけではありません。文章で何の役割を持つかを説明することが重要です。
長文で節を取り違える場合は短い二文へ分けてから元の文章へ戻ります。
6年間で『戻る単元』を最小化する
中1・中2の基本語順が不安定でも、全学年のワークを一から全部やり直す必要があるとは限りません。現在の学校の初見の英文を解き、誤りを構文・時制・節の働きへ分類して最も基礎の一項目だけ戻ります。
英検の受験級へも基礎の文法はつながりますが、級別のReading・Writing・Listening・Speakingは正式な形式で別に確認する必要があります。
独自英文・全文和訳
When Daichi began reading longer English passages, he thought that every difficult sentence required a new grammar rule. One day, he could not find the main verb in a sentence about a book that his class had borrowed. His teacher separated the sentence into the main clause and a relative clause. Daichi saw that the main verb was not inside the description of the book. Later, he compared a sentence about visiting Kyoto last year with one about having visited it twice. He learned to check both sentence structure and time expressions. Instead of reviewing every old textbook, he returned to the specific grammar points he needed.
全文和訳:ダイチが長い英語長文を読み始めたとき、難しい文には毎回新しい文法規則が必要だと考えていました。ある日、クラスが借りた本についての文で主節の動詞を見つけられませんでした。先生は主節と関係節へ分けて説明しました。ダイチは本を修飾する部分の外に主節の動詞があると分かりました。その後、昨年京都へ行った文と、京都へ二度行った経験を表す文を比較しました。文構造と時間表現の両方を確認するようになり、古い教科書を全部やり直すのではなく必要な文法へ戻りました。
本文と20問は慶英会の独自教材です。出版社の本文・学校の非公開問題・英検の公式過去問は転載していません。教材音声は付属していないため、文字での理解をListeningの成果と扱いません。
独自20問|判断8問・英文法8問・読解4問
最初に自力で回答し、学校の正式な条件、英文法の根拠、本文の事実を分けて確認してください。英作文では自然で意味の合う別解も正解になり得ます。
Part A|学校・英検の学習判断(問1〜8)
- 問1 関係詞の長文で主節が見えない。最初に戻る文法は?
- 問2 The book that Ken bought is useful.の主節の動詞は?
- 問3 Does she reads books?を直すには?
- 問4 She visited Kyoto last year.はどの時制?
- 問5 She has visited Kyoto twice.は現在完了の何の用法?
- 問6 If it rains, …のif節は何を表す?
- 問7 The boy who lives next door …のwho節は?
- 問8 関係詞を間違えたら全ての前学年を最初からやり直す?
Part B|文法・和訳・英作文(問9〜16)
- 問9 主節の動詞:The boy who lives next door is my friend.
- 問10 和訳:She has visited Kyoto twice.
- 問11 訂正:Does your sister studies English?
- 問12 空所:If it (rains / will rain), we will stay home.
- 問13 和訳:Although it was cold, they went outside.
- 問14 空所:The book (who / that) he bought was useful.
- 問15 『彼が昨日書いた手紙は長かった』を英語に。
- 問16 和訳:The teacher explained why the tense had changed.
Part C|独自英文の読解(問17〜20)
- 問17 ダイチが最初に考えていた誤解は?
- 問18 先生が長文をどう分けて説明した?
- 問19 ダイチが比較した二つの時制の例は?
- 問20 最終的な復習の方針は?
全20問の正答と詳しい解説
問1:主語・動詞と主節・修飾節の区別です。
問2:isです。boughtは関係節の動詞です。
問3:Does she read books?。doesの後は動詞原形です。
問4:過去形です。特定の過去時点の出来事を表します。
問5:経験です。現在までの訪問経験です。
問6:条件です。未来の条件を表すif節は現在形を用います。
問7:boyを修飾する関係節です。
問8:不足する前提を初見の短文で特定し、必要な部分に戻ります。
問9:is。who lives next doorはboyを修飾します。
問10:『彼女は京都へ二度行ったことがあります』。現在完了の経験です。
問11:Does your sister study English?。doesの後は原形です。
問12:rains。未来を表す条件のif節には現在形です。
問13:『寒かったけれど彼らは外へ出ました』。althoughは逆接です。
問14:that。先行詞bookは物です。
問15:解答例:The letter that he wrote yesterday was long. 関係節と主節の動詞を区別します。
問16:『先生は時制が変わっていた理由を説明しました』。whyの間接疑問と過去完了です。
問17:難しい文には毎回新しい文法規則が必要だという考えです。
問18:主節と関係節です。
問19:昨年京都へ行った過去形と二度行った現在完了の経験です。
問20:前学年の全教材ではなく必要な文法だけへ戻ることです。
4週間の学習・検証計画
- 第1週:学校で間違えた長文を主節・修飾・時制へ分類する。
- 第2週:主語・動詞と疑問文の前提を初見の短文で確認する。
- 第3週:時制と関係節の違いを別の初見文章へ使う。
- 第4週:学校の次の単元・英検級別の出題形式へ転用する。
FAQ|よくある質問
関係代名詞が難しい場合、中1文法まで戻る必要がありますか?
主節の構造が不安定なら必要な前提へ戻りますが、全範囲をやり直す必要はありません。
現在完了は形を覚えれば十分ですか?
時間表現・意味・学校の設問条件も確認する必要があります。
6年間の全英文法を同じ順番で習う学校ばかりですか?
学校の進度・教材が異なるため、正式なシラバスと本人の不足を優先してください。
公式情報と関連教材
英検の級別の現行出題形式は日本英語検定協会の公式案内、技能別目標はCan-doリストを参照してください。学校の教材・筆記方式・採点・出題条件は在籍校の正式な最新資料を優先してください。
関連教材:前学年の文法を忘れたときの再テスト/英語の授業が速すぎる場合の学習計画。
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