
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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英検準1級の一次試験で「最後の英作文まで終わらない」「長文に時間を使いすぎる」ときは、試験の90分を6つの作業へ先に割り当て、模試で超過する箇所を数値で確認することが有効です。英検協会の現行形式は、リーディング31問(短文語句空所補充18問、長文空所補充6問、内容一致7問)とライティング2題(英文要約・意見英作文)で90分です。リスニング約30分は別枠です。英検協会の準1級公式試験内容に基づいて整理しています。
この記事では慶英会独自の90分配分3パターン、時間超過時の優先順位、時間判断12ケースと全解説、7項目の最終チェック、14日間の実戦練習を無料で公開します。試験の各大問に公式の固定制限時間があるわけではありません。以下の数字は個別指導で利用できるよう設計した練習用の目安であり、合格点・得点配分を保証するものではありません。
目次:公式形式と90分/配分3パターン/時間切れを避ける判断12問/ライティングの時間管理/模試14日練習/FAQ。
準1級要約の追加練習:英文要約の60〜70語調整・独自6題。重要情報を落とさず指定語数にまとめる方法を確認できます。
学習の続編:英検準1級無料教材29本と復習順。語彙・長文・要約・意見英作文・聴解・二次面接の独自問題を、苦手分野から選んでください。
英検準1級の追加教材:意見英作文の構成を練習するTOPIC24題。TOPICに答える立場と理由2つを独立して説明する練習に進めます。
英検準1級の追加教材:長文読解の構文30文と解答。本文の理解と初見問題での再現性を確認できます。
学習の続編:実戦の90分に公式過去問3回分を使う方法。ここで確認した苦手分野を別の教材・初見問題で練習しましょう。
英検準1級・関連無料教材:CSE合格基準1792・512と判定12問。弱点を確認したうえで練習へ進めます。
英検準1級・一次試験90分の公式内訳
- リーディング:短文語句空所補充18問・長文の語句空所補充6問・長文内容一致7問=合計31問。
- ライティング:英文要約1題(60〜70語)と意見英作文1題(120〜150語)。意見英作文ではその年度の指示に従ってTOPICやPOINTSを扱う。
- 時間:リーディング・ライティングの合計で90分。リスニング約30分はこの90分の時間配分には入れない。
- 重要:協会が各パートへ11分、23分などと定めているわけではないため、以下の分数は練習用モデル。
読解問題数の31問とライティング2題を、同じ「1問1分」などの単純配分で扱うのは適切ではありません。要約では原文の要点選択・英語への言い換え・語数確認があり、意見英作文では理由2つの設計が必要です。一方で、短文語彙1問に長文と同じ時間を使うと、英作文のための時間が不足します。
90分の時間配分3パターン|すべて合計90分
以下は学習状況に応じて出発点にする3案です。英検協会の公式配分ではなく、慶英会の練習用モデルです。正確な時計でそれぞれのセクションの所要時間を測り、合計を90分に保ったまま調整してください。
1. 標準型|すべての技能が同程度
- 短文語句空所補充18問:11分
- 長文語句空所補充6問:12分
- 長文内容一致7問:23分
- 英文要約1題:18分
- 意見英作文1題:21分
- 見直し・解答欄の確認:5分
合計90分。長文を省略せず、2つのライティング課題も完成させる。最初の練習ではこの配分を基準にし、実際の所要時間を計測する。
2. 読解に時間がかかる型
- 短文語句空所補充18問:12分
- 長文語句空所補充6問:15分
- 長文内容一致7問:28分
- 英文要約1題:15分
- 意見英作文1題:16分
- 見直し・解答欄の確認:4分
合計90分。長文へ時間を厚めに配分する代わりに英作文は事前に構成の型を作って練習する。要約15分・意見16分が厳しい場合は配分を再調整する。
3. ライティングに時間がかかる型
- 短文語句空所補充18問:9分
- 長文語句空所補充6問:10分
- 長文内容一致7問:19分
- 英文要約1題:23分
- 意見英作文1題:25分
- 見直し・解答欄の確認:4分
合計90分。要約・意見英作文に48分を確保する。読解の時間短縮が得点に悪影響なら、まず短文の語彙と構文を改善する。
どの配分を選ぶべきか|数字で判断する
- 語彙で時間を超過:不明語を追い続けているなら、短文語彙の意味・語法と暫定選択のルールを再訓練。
- 長文が遅い:1文をすべて日本語訳するのか、段落の主張・逆接・根拠から読むのかを見直す。
- 要約が遅い:原文を読んでから自由作文を始めるのではなく、話題・理由・問題点などの論点メモを先に作る。
- 意見英作文が遅い:理由2つの具体化に詰まる場合は、TOPICへの立場・POINTSの選択・因果の展開を普段から練習する。
- 見直しがゼロ:各大問で数分ずつ過剰に使っていないかを調べ、少なくとも解答欄確認に戻れる余地を設ける。
最終的な配分は、本人の強み・弱み・その回の難易度によって変わります。例えば読解に厚く時間を使うときでも、英文要約の内容や英作文の理由が未完成にならない配分かを確認してください。
判断12問|時間が足りない場面への具体的な対応
以下の12ケースは慶英会が独自に作成した「時間管理の判断問題」です。英検協会の公式問題ではありません。いずれも時間上限と答案の品質を両立する場面を想定しています。自分ならどう動くかを考えてから解答を確認してください。
- 問1:短文語句空所補充が15問までで13分経過。残り3問に知らない語が多い。
- 問2:長文の段落が難しく、空所補充の選択肢を4分眺めたまま。
- 問3:内容一致の問題で選択肢に本文と同じ語が多い。
- 問4:英文要約で利点だけを書き、しかし原文には重要な課題もある。
- 問5:要約が73語で、60〜70語の指定から外れている。
- 問6:要約が58語で、中心的な結論が抜けている。
- 問7:意見英作文の導入で40語を使ったため、理由2つが短くなる。
- 問8:意見英作文で2つのPOINTSを選んだが、どちらも「便利だから」で終わる。
- 問9:英作文で凝った表現を使ったが、TOPICの問いに答えていない。
- 問10:残り10分で意見英作文の理由2が途中。
- 問11:長文が予想より早く終わり、余った6分がある。
- 問12:模試の正解率は高いが、毎回90分を超える。
判断12問の解答と理由
- 問1の対応:不明語1つに長時間を使わず、一度暫定解答して印を付ける。読解と英作文の時間確保を優先。 理由:語彙問題は全体の一部。判断できる問題を先に確定する。
- 問2の対応:空欄直前・直後の逆接や指示語に戻る。時間上限を設け、決まらなければ印を付けて次へ。 理由:難語より文章構造に根拠を求める。
- 問3の対応:同じ語の有無ではなく、主語・時制・条件が一致するか検証する。 理由:過剰な一般化や意味の逆転を除外する。
- 問4の対応:本文が中心的に示す制約や対比を残す。語数調整は内容決定後に行う。 理由:要約は原文の重要な論理を保つ。
- 問5の対応:重複した修飾語や細部の例を削り、原因・対比など重要情報は維持する。 理由:語数を削って意味を変えるのは避ける。
- 問6の対応:ただ語を足すのでなく、原文の結論や制約を正確に加える。 理由:形式条件と内容の双方を満たす。
- 問7の対応:導入は立場を明瞭に示すだけにして圧縮し、理由の説明へ語数を振り向ける。 理由:本文の論証が中心。
- 問8の対応:理由1は費用、理由2は教育など異なる作用で具体化し、主張との関連を示す。 理由:同義反復を論拠2つと数えない。
- 問9の対応:まず賛否の主張をTOPICへ戻す。難しい語彙の修正より内容の適合が優先。 理由:採点で内容適合が重要。
- 問10の対応:結論・理由2・語数と解答欄を優先し、装飾的な表現追加を後回しにする。 理由:答案が未完成のまま終わることを避ける。
- 問11の対応:不安な語彙問題へ無条件に戻るのではなく、英作文のTOPIC・語数・論理・文法を点検する。 理由:見直しは期待改善が大きい箇所から。
- 問12の対応:正答率と所要時間を一緒に記録し、超過が語彙・長文・要約・意見のどこで起きるかを分解する。 理由:時間制約下での再現性を測る。
ライティングで時間がなくなる人へ|要約と意見英作文を分離
英文要約:中心的な主張・利点・制約・対策など、実際の文章の論理に沿って重要情報を先に決めます。何でも「利点→欠点」の型に当てはめず、原因→結果型なら因果を保存します。準1級の英文要約60〜70語・独自4題で論点を整理し、時間を計りながら書きましょう。
意見英作文:最初にTOPICへ答える立場を確定し、指定されたPOINTSのうち2つを用いるよう指示されている場合はそれぞれの理由を独立させます。難しい語彙を多く使うより、理由・根拠・対象を明確にすることが重要です。120〜150語の意見英作文・独自4題で理由を組み立てる練習をします。
速く書くことだけが目的ではありません。語数が足りず、話題と違う内容の英文では試験に適した答案になりません。数回の模試を通じて「理由を2つ出す所要時間」「文法確認に必要な時間」を計測し、本人の再現可能な時間配分へ調整します。
最後の5分で確認したい7項目
- 1. 短文:不明語を長く考えすぎず、一度選択した後で戻る印を付けたか。
- 2. 長文空所:前後文の論理・指示語・接続表現を確認したか。
- 3. 内容一致:選択肢の数量・条件・主語・否定を本文の根拠と照合したか。
- 4. 要約:60〜70語に収まり、原文の重要な対比・因果を残したか。
- 5. 意見:120〜150語の目安、TOPICへの答え、POINTS2つ、理由の展開を点検したか。
- 6. 英作文:主語・動詞一致、冠詞、数、時制、接続語を優先して修正したか。
- 7. 全体:解答欄のずれ、空欄、設問番号違いがないか。
「必ずこの7項目を5分で実施できる」という意味ではありません。見直す時間が短い場合は、採点に大きく影響する可能性のあるTOPICずれ、解答欄の空欄、重大な意味の逆転から優先します。
14日間の実戦練習|時間配分を自分のものにする
- 1日目:公式の出題構成を確認し、3つの配分案から1つを選択。
- 2〜3日目:短文語彙18問相当の練習を時間を計って実施。誤答原因を語彙・文脈・判断時間に分ける。
- 4〜5日目:長文空所補充と内容一致を分けて計測。時間のかかる文章構造を把握。
- 6〜7日目:英文要約の独自教材と公式過去問を用い、制限時間内で語数・内容を両立させる。
- 8〜9日目:意見英作文のTOPIC・POINTSの選択と理由2つの構成を制限時間内で反復。
- 10日目:時間配分を修正し、強みと弱みを反映した新しい90分案を作る。
- 11〜12日目:英検協会の公式過去問で初見の読解・要約・英作文を90分で通し練習。
- 13日目:超過した大問に戻り、語彙・読解・文章設計の原因を修正。
- 14日目:再び90分で通し、総所要時間・答案完成率・正答根拠・自己修正を比較。
Part別の独自無料教材|時間配分と得点力を同時に改善する
- 短文語句空所補充|独自18問・誤選択肢54語と解答
- 長文空所補充6問+内容一致7問|独自英文4本
- 英文要約60〜70語|独自4題・模範解答
- 意見英作文120〜150語|独自4題・添削12問
- リスニングが聞き取れない原因4つ|独自24問・21日計画
英検準1級の一次試験の時間に関するFAQ
英検準1級のリーディング・ライティングは合計何分ですか?
現在の協会公式情報では合計90分です。リスニング約30分は別に実施されます。
各パートの公式な制限時間は決まっていますか?
公式が示すのは筆記全体90分であり、このページで示す11分・23分などは慶英会の自主練習用配分です。各問題の指示や試験監督者の案内が優先されます。
語彙問題と長文はどちらから始めるべきですか?
強みと試験の運用上の指示によって変わります。まず問題冊子の順序で模試を実施し、時間超過の原因が分かった後に取り組む順番を再検討する方法が現実的です。
ライティングを速くするコツは?
書く前にTOPICへの答えと2理由を確定すること。英文要約なら原文の重要情報を先に抽出し、意見英作文なら理由の因果を組み立てます。誤った英文を速く書くことが目的ではありません。
90分で最後まで解ければ合格ですか?
それだけでは合格を保証できません。時間管理は答案を完成させるための条件の一つです。読解の正答根拠や英作文の内容・構成・語彙・文法の質も確認してください。
慶英会の英検準1級・学校英語の個別対策
英検準1級で時間が足りない原因は、語彙の判断、長文の構文理解、英文要約の情報選択、意見英作文の論証設計に分かれます。慶英会では答案・所要時間・誤答の種類をもとに、学年や学校英語との両立を考えた優先順位を検討します。最大1か月完全無料体験・学習相談はこちら。
参考にした主な公式情報
- 日本英語検定協会「準1級の試験内容」:90分・読解31問・英作文2題・リスニング構成
- 日本英語検定協会「準1級の過去問・試験内容」:最新年度の公式問題冊子
- 日本英語検定協会「Grade Pre-1」:語数と試験全体の構成
最終確認日:2026年10月26日。時間配分3案、判断問題12件、学習計画は慶英会独自の学習用提案です。英検協会の公式配分・採点基準ではありません。

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